JP5847025B2 - 歩行経路推薦装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、現在位置から目的位置までの経路探索を行う歩行経路推薦装置、方法及びプログラムに関する。
近年、携帯端末の多くは、例えばGPS(Global Positioning System)測位手段により現在位置情報を取得して、この取得した現在位置情報を地図データ上に表示するナビゲーション用アプリケーションがインストールされている(例えば特許文献1を参照)。また、ユーザが目的位置の情報を入力すると、現在位置から目的位置までの経路探索を行ってユーザに提示する技術(例えば特許文献2を参照)や、目的位置までに到着する時刻を推定してユーザに提示する技術(例えば特許文献3参照)も提案されている。
特許第4842588号公報 特許第4751845号公報 特許第3569484号公報
ところが、上記した従来の技術は何れもユーザの体調については考慮していない。このため、特に現在位置から目的位置までの経路探索を行う場合、ユーザの歩行状況は疲労の度合いにより変化し、しかもこの疲労の度合いは障害の有無や年齢、性別等により様々であるため、単に距離の長短だけで経路を探索したのではユーザにとって最適な経路を提示することは困難である。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、ユーザに対しその体調まで考慮してより適切な歩行経路を推薦できるようにした歩行経路推薦装置、方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の第1の観点は、ユーザの歩行動作の加速度を計測し、その計測結果を表す加速度データをもとに当該ユーザの歩行動作の特徴を表す歩容情報を算出する。そして、目的地情報が入力されると、位置計測手段により計測されたユーザの現在位置データと上記入力された目的地情報をもとに地図情報データベースを検索して複数の歩行経路候補を生成し、この生成された複数の歩行経路候補の中から、上記算出された歩容情報に基づいて当該ユーザに適した歩行経路を選択し、この選択された歩行経路を歩行経路の推薦情報として上記ユーザに提示する
また、歩行経路を選択する際に、上記計測された位置データと上記地図情報データベースをもとに第1の計測位置から第2の計測位置までの区間における標高差を計算すると共に、上記第1の計測位置から上記第2の計測位置までの区間における上記ユーザの歩容情報の変化を計算する。そして、上記計算された標高差と上記計算された歩容情報の変化に基づいて上記ユーザの状態変化を判断し、ユーザの状態が一定以上変化したと判断された場合に経路変更の要求を出力する。さらに、上記計測された位置データと上記入力された目的地を表す情報とをもとに、上記地図情報データベースを検索して上記第2の計測位置から上記目的地までの区間における歩行経路候補を複数生成し、上記経路変更の要求が出力された場合に、上記生成された複数の歩行経路候補の中から上記ユーザの状態変化に適した歩行経路を選択するようにしたものである。
したがって、この発明の第1の観点によれば、ユーザの歩行動作の加速度をもとに歩容情報が算出され、現在位置から目的位置までの間に設定可能な複数の歩行経路候補の中から、上記算出された歩容情報をもとに歩行経路が選択され、ユーザに提示される。このため、ユーザの歩容の変化となって現れる疲労の度合いを考慮して、より適切な歩行経路をユーザに提示することができる。
また第1の観点によれば、加速度及び現在位置の計測から推薦すべき歩行経路の選択とその提示処理までの一連の処理が全て1個の歩行経路推薦装置内で行われる。このため、当該歩行経路推薦装置の全機能をユーザの携帯端末に持たせることで、サーバ装置などに頼ることなく常に携帯端末が独立して適切な歩行経路を選択し提示することができる。
上記歩行経路を選択する際には、上記計算された歩容情報の変化が第1のしきい値を超え、かつ上記計算された標高差が第2のしきい値以下の場合に、上記生成された複数の歩行経路候補の中から標高差が第3のしきい値以下の歩行経路を選択するように処理するとよい。
このようにすると、ユーザがこれまで歩行してきた区間における歩容情報の変化に加え、当該区間の標高差も考慮して適切な歩行経路が選択される。このため、例えばユーザが標高差の少ない平坦な道を歩行してきたにもかかわらず、歩容情報の1つである歩行テンポがしきい値以上遅くなった場合には、歩行者が疲労しているものと見なし、次の目的地までの区間では距離は増えても標高差の少ない歩行経路を選択すると云った処理を行うことができる。
すなわちこの発明によれば、ユーザに対しその体調を考慮してより適切な歩行経路を推薦できるようにした歩行経路推薦装置、方法及びプログラムを提供することができる。
この発明の一実施形態に係る歩行経路推薦装置の全体構成を示す図。 図1に示した歩行経路推薦装置の携帯端末の機能構成を示すブロック図。 図1に示した歩行経路推薦装置のサーバ装置の機能構成を示すブロック図。 図3に示したサーバ装置の歩容変化計算部による処理手順と処理内容を示すフローチャート。 図3に示したサーバ装置の推薦経路計算部による処理手順と処理内容を示すフローチャート。 図5に示した推薦経路計算処理手順のうち推薦経路比較処理の一例を説明するための図。 図3に示した推薦経路計算処理により選択された推薦歩行経路の表示例を示す図。 図3に示した推薦経路計算処理による推薦歩行経路の変更例を示す図。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
[一実施形態]
(構成)
図1は、この発明の一実施形態に係わる歩行経路推薦装置の全体構成を示す図である。この歩行経路推薦装置は、計測対象となるユーザUが所持する携帯端末UTと、サーバ装置SVとを具備し、これらの携帯端末UTとサーバ装置SVとの間でネットワークNWを介してデータ通信を可能にしたものである。
なお、ネットワークNWは、例えばインターネットに代表されるIP(Internet Protocol)網と、このIP網に対しアクセスするための複数のアクセス網とから構成される。アクセス網としては、3G等の携帯電話網や無線LAN(Local Area Network)等が用いられる。
ところで、上記携帯端末UTは以下のような機能を備えている。図2はその機能構成を示すブロック図である。
携帯端末UTは例えばスマートホンからなり、制御ユニット1と、記憶ユニット2と、無線ユニット3を備え、さらに加速度センサ4と、GPS受信機5と、入力デバイス6及び表示デバイス7を備えている。無線ユニット3は、ネットワークNWが備える基地局に接続され、この基地局からIP網を介してサーバ装置SVとの間でデータ通信を行う。入力デバイス6は、例えばタッチパネル式の入力装置からなり、メールの送受信やWebアクセス等に係る操作を受け付けると共に、この実施形態では歩行目的地の入力を受け付けるために使用される。表示デバイス7は、例えば液晶又は有機ELを用いたもので、各種メニューやメール、Webデータの表示に加え、この実施形態ではサーバ装置SVから送信された歩行経路の推薦情報を表示するために用いられる。
加速度センサ4は三軸加速度センサからなり、一定の計測周期で三軸それぞれの加速度を計測してその計測信号をディジタル化したのち制御ユニット1へ出力する。GPS受信機5は、図示しない複数のGPS衛星からそれぞれ送信されるGPS信号を受信し、この受信したGPS信号をディジタル化したのち制御ユニット1へ出力する。
記憶ユニット2は、NAND型フラッシュメモリ等の随時書込み読出しが可能な不揮発性メモリを用いたもので、この発明の一実施形態を実現する上で必要な記憶領域として、加速度データ記憶部21と、歩容データ記憶部22と、位置データ記憶部23を備えている。加速度データ記憶部21は、後述する加速度計測部11により得られる加速度データを記憶するために用いられる。歩容データ記憶部22は、後述する歩容計算部12により計算された歩容データを記憶するために用いられる。位置データ記憶部23は、後述する位置計測部13により計算された自端末の位置データを記憶するために用いられる。
制御ユニット1は中央処理ユニット(CPU)を有し、この発明の一実施形態を実現するために必要な制御機能として、加速度計側部11と、歩容計算部12と、位置計測部13と、計測データ送信制御部14と、目的地情報設定制御部15と、推薦経路表示制御部16を備えている。これらの制御機能部は図示しないプログラムメモリに格納されたアプリケーション・プログラムを上記CPUに実行させることにより実現される。
加速度計側部11は、一定の計測周期で上記加速度センサ4から三軸それぞれの加速度検出データを取り込み、この取り込んだ加速度データをその計測時刻を表す情報と関連付けて記憶ユニット2の加速度データ記憶部21に格納する処理を行う。上記計測周期は、例えば20msec、つまりサンプリングレート50Hzの時間間隔で、予め設定した単位計測期間(10秒間)に渡り連続的に計測するように設定される。
歩容計算部12は、上記加速度データ記憶部21に記憶された加速度データをもとに、ユーザUの歩行動作の特徴を表す歩容データを算出する。そして、この算出された歩容データを単位計測期間の日時を表す情報と関連付けて歩容データ記憶部22に格納する処理を行う。
なお、歩容データは、例えばx軸、y軸およびz軸方向のそれぞれの加速度計測値に対し、高速フーリエ変換による周波数解析、自己相関解析、RMS(Root Mean Square)値の算出、積分値の算出の各処理を行うことによって算出される。ただし、これらの処理以外にも歩容の特徴を定量的に表すための算出処理があれば、上記処理に加えるか或いは代えてもよい。
また、ユーザUの歩行中の体の動きを的確に計測するには、加速度センサ4はユーザUの体の重心、例えば腰部に装着することが望ましいが、歩容を算出可能であれば腰部に限ることなく他の位置に取り付けてもよい。
位置計測部13は、一定の時間間隔で、上記GPS受信機5により受信されたGPS信号をもとに緯度及び経度により表される位置データをそれぞれ算出する。そして、この算出された位置データをその計測時刻を表す情報と関連付けて上記位置データ記憶部23に格納する処理を行う。
計測データ送信部14は、定期的又は任意のタイミングで上記歩容データ記憶部22及び位置データ記憶部23からそれぞれ未送信の歩容データ及び位置データを読み出し、この読み出された歩容データ及び位置データを無線ユニット3からサーバ装置SVへ送信する処理を行う。なお、歩容データと位置データは、上記単位計測期間ごとにサーバ装置SVへ送信するようにしてもよい。
目的地情報設定制御部15は、入力デバイス6において、ユーザUの入力操作により歩行目的地を表す情報、例えば地名や施設名、住所が入力されたときに、この目的地情報を入力デバイス6から取り込んで、無線ユニット3からサーバ装置SVへ送信する処理を行う。
推薦経路表示制御部16は、サーバ装置SVから送信された歩行経路の推薦情報が無線ユニット3により受信された場合に、この受信された歩行経路の推薦情報を表示デバイス7に表示させる処理を行う。
一方、サーバ装置SVは以下のような機能を備えている。図3はその構成を示す機能ブロック図である。
すなわち、サーバ装置SVは、制御ユニット8と、記憶ユニット9と、通信ユニット10を備えている。通信ユニット10は、ネットワークNWを介して携帯端末UTとの間でデータ通信を行う。
記憶ユニット9は、HDD等の大容量の記憶装置を備えたもので、この発明の一実施形態を実施するために必要な記憶領域として、計測データ記憶部91と、標高情報データベース(標高情報DB)92と、地図情報データベース(地図情報DB)93を備えている。計測データ記憶部91は、後述する計測データ受信処理部81により受信された歩容データ及び位置データを記憶するために使用される。標高情報DB92には、位置データ(緯度経度)に関連付けてその地点の標高を表すデータが記憶されている。地図情報DB93には緯度経度に関連付けて地図データが記憶されている。
制御ユニット8はコンピュータからなり、この発明の一実施形態を実施するために必要な制御機能として、計測データ受信処理部81と、歩容変化計算部82と、推薦経路計算部83と、推薦経路送信制御部84を備えている。これらの制御機能は、何れも図示しないプログラムメモリに格納されたアプリケーション・プログラムを上記コンピュータに実行させることにより実現される。
計測データ受信処理部81は、携帯端末UTから計測データが送信されるごとに、この計測データを通信ユニット10を介して受信し、この受信された計測データに含まれる歩容データ及び高度差データを、送信元の携帯端末UT又はその所持者であるユーザUの識別情報(端末ID又はユーザID)と関連付けて、計測データ記憶部91に格納する処理を行う。
歩容変化計算部82は、単位計測期間ごとに以下の処理を行う機能を有する。
(1) 上記計測データ記憶部91から該当期間におけるユーザの歩容データを読み込み、この読み込んだ歩容データをもとに歩容の変化量を計算する処理。歩容の変化量は、蓄積されたデータを線形微分することにより算出してもよいし、該当期間の開始時刻と終了時刻との差分を用いる等の手法を用いて算出してもよい。
(2) (1) により計算された歩容の変化量を予め設定した第1の閾値と比較し、第1の閾値を超える歩容の変化が発生したか否かを判定する処理。
(3) (2) の判定の結果、第1の閾値を超える歩容の変化が発生したと判定された場合に、上記計測データ記憶部91から該当期間におけるユーザの位置データ履歴を読み込み、この読込んだ位置データ履歴をもとに標高情報DB92から当該位置における標高データを読み込む。そして、この読み込んだ標高データをもとに、上記計測期間にユーザが移動した区間における標高差を計算する処理。
(4) (3) により計算された標高差を予め設定した第2の閾値と比較し、標高差が第2の閾値を超えているか否かを判定する処理。
推薦経路計算部83は、上記歩容変化計算部82により、第1の閾値を超える歩容の変化が発生したと判定され、かつ標高差が第1の閾値を超えていないと判定された場合に、ユーザから入力された目的地をもとに、現在位置から当該目的地までの区間の歩行に推奨する歩行経路を選択する処理を行う。この選択処理は、地図情報DB93から複数の歩行経路の候補を抽出し、この抽出された複数の歩行経路候補間で、その距離と標高差を比較することにより行う。
推薦経路送信制御部84は、上記推薦経路計算部83により選択された歩行経路をユーザUに推薦するための情報を生成し、この生成された推薦情報をユーザUの携帯端末UTに向け通信ユニット10から送信する処理を行う。この歩行経路の推薦情報は、地図情報DB93から読み出した該当エリアの地図データ上に現在位置と目的地との間を結ぶルートパターンを重畳したものからなる。
(動作)
次に、以上のように構成された装置の動作を説明する。
携帯端末UTでは、歩容情報の計測動作が以下のように実行される。すなわち、携帯端末UTでは、ユーザUの歩行中に加速度計側部11が起動され、この加速度計測部11の制御の下で、加速度センサ4から一定の周期(例えば20msec)で三軸それぞれの加速度検出データが取り込まれ、この取り込まれた三軸それぞれの加速度データが計測時刻を表す情報と関連付けられて加速度データ記憶部21に順次格納される。この加速度データの取得・蓄積処理は、予め設定された単位計測期間(例えば10秒間)が経過するまで繰り返し実行される。
上記単位計測期間分の加速度データが取得されると、携帯端末UTでは続いて歩容計算部12が起動され、この歩容計算部12により歩容を算出するための計算処理が以下のように行われる。すなわち、上記加速度データ記憶部21から計測時刻ごとにx軸、y軸およびz軸方向のそれぞれの加速度計測値が読み出され、この読み出された加速度計測値に対し高速フーリエ変換による周波数解析、自己相関解析、RMS(Root Mean Square)値の算出、積分値の算出等のデータ解析処理が実行される。そして、この解析処理により得られた歩容データは歩容データ記憶部22に保存される。なお、この歩容データの算出処理例は、山田実他、「体幹感加速度由来歩容指標による歩容異常の評価」、理学療法学 第33巻第1号 14〜21頁 2006年等の文献に詳しく記載されている。
また携帯端末UTでは、上記加速度の計測処理と並行して、位置計測部13の制御の下で以下のように端末の現在位置の計測処理が行われる。すなわち、一定の時間間隔でGPS受信機5から制御ユニット1にGPS受信信号が取り込まれ、このGPS受信信号をもとに端末UTの現在位置を表す緯度経度が計算される。そして、この計算された緯度経度が計測時刻と共に位置データとして位置データ記憶部23に順次記憶される。
そして、予め設定した一定期間分の歩容データ及び位置データがそれぞれ歩容データ記憶部22及び位置データ記憶部23に蓄積されると、携帯端末UTでは計測データ送信制御部14の制御の下で、上記歩容データ記憶部22及び位置データ記憶部23から上記一定期間分の歩容データ及び位置データが読み出され、この読み出された一定期間分の歩容データ及び位置データが計測データとして無線ユニット3からサーバ装置SVへ送信される。
以後同様に携帯端末UTでは、ユーザUの歩行期間中に、上記述べた加速度計測処理、歩容計算処理及び位置計測処理が繰り返し行われる。
一方、サーバ装置SVでは以下のような処理が実行される。
すなわち、サーバ装置SVでは携帯端末UTから歩容情報が送信されると、計測データ受信処理部81の制御の下で、上記計測データの受信処理が行われる。そしてこの受信され計測データが、送信元の携帯端末UTの端末ID又はその所持者であるユーザUのユーザIDと関連付けられて計測データ記憶部91に格納される。
さて、上記計測データ記憶部91に、予め設定した単位計測時間分の計測データが蓄積されたとする。そうすると、サーバ装置SVでは歩容変化計算部82により以下のような処理が行われる。図4はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
すなわち、ステップS11において歩容データ及び位置データの蓄積処理が行われている最中に、上記単位計測時間が経過したことがステップS12で検出されると、ステップS13において、計測データ記憶部91から上記単位計測期間におけるユーザの歩容データが読み込まれ、この読み込まれた歩容データを線形微分するか、又は上記一定期間の開始時刻と終了時刻における歩容データの差分を計算することにより、上記歩容データの変化量が計算される。そして、ステップS14において、上記計算された歩容の変化量が第1の閾値と比較され、これにより第1の閾値を超える歩容の変化が発生したか否かが判定される。
上記判定の結果、第1の閾値を超える歩容の変化が発生したと判定されたとする。そうすると、ステップS15において上記計測データ記憶部91から該当期間におけるユーザの位置データ履歴が読み出され、この読み出された位置データ履歴をもとに標高情報DB92から当該位置における標高データが読み込まれる。そして、この読み込まれた標高データをもとに、上記単位計測期間にユーザが移動した区間における標高差が計算される。そして、ステップS16において上記計算された標高差が第2の閾値と比較され、これにより標高差が第2の閾値を超えているか否かが判定される。
上記ステップS16による判定の結果、標高差が第2の閾値を超えていたとすると、上記した第1の閾値を超えるような歩容の変化は、歩行経路の高低差が大きかったことが原因であると判断され、そのままステップS11に戻る。すなわち、ユーザUの体調に際立った変化はないと判断され、引き続き歩容データ及び位置データの取得・蓄積処理が行われる。
一方、上記ステップS16による判定の結果、標高差が第2の閾値を超えていなかったとすると、ユーザUは平坦な経路を歩行したにもかかわらず歩容が大きく変化したことになり、ユーザUは疲れた可能性が高いと判断される。この場合、歩容変化計算部82ではステップS17により経路変更の要求が生成され、この要求が推薦経路計算部83に通知される。
上記経路変更の要求が通知されると推薦経路計算部83では、以下のように歩行経路の推薦処理が行われる。図5はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
すなわち、上記経路変更要求の通知をステップS21で検出すると、推薦経路計算部83では先ずステップS22において、携帯端末UTから現在位置データと次の目的地を表す情報を取得する処理が行われる。なお、目的地を表す情報は、携帯端末UTにおいてユーザUが入力デバイス6において入力した情報であり、携帯端末UTから目的地情報設定制御部15の制御の下で送られる。
次にステップS23において、地図情報DB93から上記取得された携帯端末UTの現在位置と目的地を含む地図データが読み出され、さらにステップS24において標高情報DB92から上記読み出した地図データの各地の標高情報が読み出される。地図データには、道路情報やその距離情報が含まれている。続いてステップS25において、上記取得された現在位置から目的地までの歩行経路の候補が、歩行距離に基づいて複数抽出される。そしてステップS26において、上記抽出された複数の歩行経路の候補が相互に比較され、これらの中から推奨する歩行経路が1つ選択される。
この歩行経路候補の比較処理は、例えば以下のように行われる。図6はその処理内容を説明するための図である。
すなわち、いま仮に、現在位置Sから目的地Dまでの間に、AおよびBという異なる経由地を通過するSAD、SBDという2つの歩行経路候補があるとする。そして、これらの歩行経路候補それぞれの距離を、SA=a、SB=b、AD=c、BD=dとし、また経路A上で最も高い標高をΔH、経路B上で最も高い標高をΔhとし、さらに(a+c)<(b+d)であり、現在は経路Aが推薦されてユーザUに提示されているものとする。
この状態で、ユーザが現在地Sに到着する前に、歩容変化計算部82から推薦経路計算部83に対し経路変更要求が通知されたとすると、推薦経路計算部83では次の計算式により経路間の比較が行われる。
If (((a+c)*ΔH−(b+d)*Δh)>α)
then (changeroute (AtoB))
すなわち、現在推奨している歩行経路と比較対象の歩行経路において、歩行経路の長さと標高の積が比較され、その差が一定の閾値αを越えた場合に、推薦経路を比較対象の経路に変更される。
以上のように推薦歩行経路が変更されると、サーバSVではステップS27により推薦経路送信制御部84が起動され、この推薦経路送信制御部84の制御の下で、上記推薦経路計算部83により変更された歩行経路をユーザUに推薦するための情報が生成される。そして、この生成された歩行経路の推薦情報がユーザUの携帯端末UTに向け通信ユニット10から送信される。
携帯端末UTでは、上記サーバ装置SVから歩行経路の推薦情報が送られると、推薦経路表示制御部16の制御の下で、上記推薦情報が表示デバイス7に表示される。歩行経路の推薦情報は、地図データ上に現在地(スタート)と目的地(ゴール)との間を結ぶルートパターンを重ねて表示したものからなる。なお、歩行経路の推薦情報が受信された場合に、携帯端末UTにおいてアラーム機能やバイブレーション機能を使用して、ユーザUに推薦歩行経路が変更されたことを報知するようにしてもよい。
図7は、経路変更が必要ない場合の歩行経路の推薦情報の表示例を示すものである。一方図8は、経路変更が必要と判断された場合の推薦歩行経路を変更前の経路と対比して示したもので、(a)は変更前の推薦歩行経路(推薦ルート)を、(b)は変更後の推薦歩行経路(推薦ルート)をそれぞれ示している。この例では、変更前の推薦ルートは、距離は短いが途中の標高差が多いルートであり、一方変更後の推薦ルートは、距離は長いが途中の標高差が少ないルートである。
以上詳述したように一実施形態では、携帯端末UTにおいて、ユーザUの歩行動作の加速度を計測し、その計測結果を表す加速度データをもとに当該ユーザUの歩行動作の特徴を表す歩容データを算出する。またそれと共に、上記ユーザUの現在位置を計測してその計測結果を表す位置データを取得し、この位置データと上記歩容データを携帯端末UTからサーバ装置SVへ送信する。これに対しサーバ装置SVでは、携帯端末UTから目的地の情報が送られると、上記位置データと当該目的地の情報とをもとに地図情報DB93を検索して複数の歩行経路候補を生成し、この生成された複数の歩行経路候補の中から、上記受信された歩容データに基づいてユーザUに適した歩行経路を選択し、この選択された歩行経路を推薦情報として携帯端末UTへ送信し表示デバイス7に表示するようにしている。
したがって、ユーザUの歩行動作の加速度をもとに歩容データが算出され、現在位置から目的地までの間に設定可能な複数の歩行経路候補の中から、上記算出された歩容データをもとに歩行経路が選択され、ユーザUに提示される。このため、ユーザUの歩容の変化となって現れる疲労の度合いを考慮して、より適切な歩行経路をユーザUに提示することが可能となる。
また、携帯端末UTからサーバ装置SVへユーザUの歩容データ、位置データ及び目的地情報が転送され、これらの情報及びデータをもとにサーバ装置SVにおいて適切な歩行経路の選択処理が行われる。このため、携帯端末UTには地図情報DB93とこの地図情報DB93から歩行経路を生成する処理機能を設ける必要がなくなり、これにより携帯端末UTのメモリ容量の削減と、処理負荷の軽減を図ることが可能となる。
[他の実施形態]
前記実施形態では、加速度及び現在位置の計測から推薦すべき歩行経路の選択とその提示処理までの一連の歩行経路推薦処理を携帯端末UTとサーバ装置SVとで分担して処理するようにした。しかし、これに限定されるものではなく、上記一連の歩行経路推薦処理を携帯端末UTにおいて全て実行するようにしてもよい。このようにすると、サーバ装置SVに頼ることなく、携帯端末UTが独立して歩行経路を推薦し提示することができる。これは、例えば携帯端末UTがネットワークNWの無線通信エリア外に存在する場合や、無線通信エリア内であっても通信環境が劣化している状況下であっても、ユーザに対し最適な歩行経路を提示することができる。
また、携帯端末UTには加速度及び位置の計測機能とその計測データの送信機能のみを設け、サーバ装置SVにおいて上記携帯端末UTから送られた加速度データ及び位置データをもとに歩容データ等の算出を行うようにしてもよい。
その他、携帯端末の種類とその構成、サーバ装置の構成とその処理内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
U…ユーザ、UT…ユーザ端末、NW…ネットワーク、SV…サーバ装置、1,8…制御ユニット、2,9…記憶ユニット、3…無線ユニット、4…加速度センサ、5…GPS受信機、6…入力デバイス、7…表示デバイス、10…通信ユニット、11…加速度計測部、12…歩容計算部、13…位置計測部、14…計測データ送信制御部、15…目的地情報設定制御部、16…推薦経路表示制御部、21…加速度データ記憶部、22…歩容データ記憶部、23…位置データ記憶部、81…計測データ受信制御部、82…歩容変化計算部、83…推薦経路計算部、84…推薦経路送信制御部、91…計測データ記憶部、92…標高情報データベース、93…地図情報データベース。

Claims (5)

  1. ユーザの歩行動作の加速度を計測してその計測結果を表す加速度データを得る加速度計測と、
    前記加速度計測により得られた加速度データをもとに、前記ユーザの歩行動作の特徴を表す歩容情報を算出する歩容計算手段と、
    前記ユーザの現在位置を計測してその計測結果を表す位置データを得る位置計測手段と、
    前記ユーザによる目的地を表す情報の入力を受け付ける入力と、
    前記ユーザの歩行エリアを少なくとも含む地図情報を記憶する地図情報データベースと、
    前記位置計測手段により得られた位置データと、前記入力により入力された目的地を表す情報とをもとに、前記地図情報データベースを検索して複数の歩行経路候補を生成し、この生成された複数の歩行経路候補の中から、前記歩容計算手段により算出された歩容情報に基づいて前記ユーザに適した歩行経路を選択する歩行経路選択手段と、
    前記選択された歩行経路を前記ユーザに提示する提示
    を具備し、
    前記歩行経路選択手段は、
    前記計測された位置データと前記地図情報データベースをもとに、第1の計測位置から第2の計測位置までの区間における標高差を計算する標高計算手段と、
    前記第1の計測位置から前記第2の計測位置までの区間における前記ユーザの歩容情報の変化を計算する手段と、
    前記計算された標高差と、前記計算された歩容情報の変化に基づいて、前記ユーザの状態変化を判断し、ユーザの状態が一定以上変化したと判断された場合に経路変更の要求を出力する経路変更要求手段と、
    前記計測された位置データと前記入力された目的地を表す情報とをもとに、前記地図情報データベースを検索して前記第2の計測位置から前記目的地までの区間における歩行経路候補を複数生成する手段と、
    前記経路変更の要求が出力された場合に、前記生成された複数の歩行経路候補の中から前記ユーザの状態変化に適した歩行経路を選択する選択手段と
    を有することを特徴とする歩行経路推薦装置。
  2. 前記経路変更要求手段は、前記生成された複数の歩行計路候補の各々についてその長さと標高とを反映した評価値を計算し、この計算された各評価値を比較してその差が予め設定された第3のしきい値を超えた場合に、前記評価値の小さい歩行経路を選択することを特徴とする請求項1記載の歩行経路推薦装置。
  3. 歩行経路推薦装置が実行する歩行経路推薦方法であって、
    ユーザの歩行動作の加速度を計測してその計測結果を表す加速度データを得る過程と、
    前記得られた加速度データをもとに、前記ユーザの歩行動作の特徴を表す歩容情報を算出する過程と、
    前記ユーザの現在位置を計測してその計測結果を表す位置データを得る過程と、
    前記ユーザによる目的地を表す情報の入力を受け付ける過程と、
    前記得られた位置データと前記入力された目的地を表す情報とをもとに地図情報データベースを検索して複数の歩行経路候補を生成し、この生成された複数の歩行経路候補の中から、前記算出された歩容情報に基づいて前記ユーザに適した歩行経路を選択する過程と、
    前記選択された歩行経路を前記ユーザに提示する過程と
    を具備し、
    前記歩行経路を選択する過程は、
    前記計測された位置データと前記地図情報データベースをもとに、第1の計測位置から第2の計測位置までの区間における標高差を計算する過程と、
    前記第1の計測位置から前記第2の計測位置までの区間における前記ユーザの歩容情報の変化を計算する過程と、
    前記計算された標高差と、前記計算された歩容情報の変化に基づいて、前記ユーザの状態変化を判断し、ユーザの状態が一定以上変化したと判断された場合に経路変更の要求を出力する過程と、
    前記計測された位置データと前記入力された目的地を表す情報とをもとに、前記地図情報データベースを検索して前記第2の計測位置から前記目的地までの区間における歩行経路候補を複数生成する過程と、
    前記経路変更の要求が出力された場合に、前記生成された複数の歩行経路候補の中から前記ユーザの状態変化に適した歩行経路を選択する過程と
    を有することを特徴とすることを特徴とする歩行経路推薦方法。
  4. 前記経路変更の要求を出力する過程は、前記生成された複数の歩行計路候補の各々についてその長さと標高とを反映した評価値を計算し、この計算された各評価値を比較してその差が予め設定された第3のしきい値を超えた場合に、前記評価値の小さい歩行経路を選択することを特徴とする請求項3記載の歩行経路推薦方法。
  5. 請求項1または2に記載の歩行経路推薦装置が具備する各手段の処理を、当該歩行経路推薦装置が備えるコンピュータに実行させるプログラム。
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