JP5838987B2 - 通信装置 - Google Patents
通信装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5838987B2 JP5838987B2 JP2013068623A JP2013068623A JP5838987B2 JP 5838987 B2 JP5838987 B2 JP 5838987B2 JP 2013068623 A JP2013068623 A JP 2013068623A JP 2013068623 A JP2013068623 A JP 2013068623A JP 5838987 B2 JP5838987 B2 JP 5838987B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- mode
- state
- mfp
- communication device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W4/00—Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
- H04W4/80—Services using short range communication, e.g. near-field communication [NFC], radio-frequency identification [RFID] or low energy communication
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Description
(通信システム2の構成;図1)
図1に示すように、通信システム2は、AP(Access Pointの略)6と、PC(Personal Computerの略)8と、多機能機(以下では「MFP(Multi-Function Peripheralの略)」と呼ぶ)10と、携帯端末50、80と、認証カード100と、を備える。MFP10と携帯端末50、80と認証カード100とは、それぞれ、NFC規格の通信方式(即ちNFC方式)の通信を実行可能である。近距離無線通信は、NFC方式に従った無線通信である。本実施例では、ISO/IEC21481又はISO/IEC18092の国際標準規格に基づいて、NFC方式の無線通信が実行される。
MFP10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、スキャン実行部18と、無線LANインターフェース(以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する)20と、NFCI/F22と、制御部24と、を備える。操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をMFP10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。スキャン実行部18は、CCD、CIS等のスキャン機構である。
次に、NFC方式の通信について説明する。以下では、NFC方式の通信を実行可能な機器(MFP10、携帯端末50、80、認証カード100等)のことを「NFC機器」と呼ぶ。また、以下では、ReaderモードとWriterモードを合わせて、「R/Wモード」と簡単に記載することがある。
次に、WFDについて説明する。WFDは、Wi−Fi Allianceによって策定された規格である。WFDは、Wi−Fi Allianceによって作成された「Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P) Technical Specification Version1.1」に記述されている。
携帯端末50は、例えば、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、ノートPC、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置等の可搬型の端末である。携帯端末80は、携帯端末50と同様の構成を有する。携帯端末50は、操作部52と、表示部54と、無線LANI/F56と、NFCI/F58と、制御部60と、を備える。操作部52は、複数のキーを備える。表示部54は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。変形例では、携帯端末50は、操作部52と表示部54の両方の機能を有するタッチパネルを有していてもよい。
認証カード100は、PC8のユーザに与えられているカードである。上述したように、認証カード100は、NFC規格のカードであって、CEモードを利用可能であるが、P2Pモード及びR/Wモードを利用不可能である。本実施例の通信システム2では、MFP10が、AP6とPC8とを含む無線ネットワークに属している場合、MFP10は、AP6を介してPC8から印刷ジョブを受信する。印刷ジョブには、印刷データが含まれている。MFP10は、PC6から印刷ジョブを受信しても、認証カード100を用いた認証が成功するまでは、印刷を開始しない。認証カード100は、MFP10で認証を行うための認証データ(例えばユーザIDとパスワード)を記憶している。後で図9を参照して説明するように、PC8のユーザは、PC8からMFP10に印刷ジョブを送信した後に、認証カード100をMFP10に近づける。MFP10は、認証カード100から、認証データ(例えばユーザIDとパスワード)を受信して、認証処理を実行する。MFP10は、認証が成功すると、印刷を開始する。これにより、PC8のユーザは、MFP10の近くに存在する際に、印刷物を取得することができる。即ち、第三者に印刷物が持ち去られるのを抑制することができる。
続いて、NFC機器によって実行されるPoll動作及びListen動作について説明する。例えば、MFP10では、CPU30が、プログラムに従ってPoll動作及びListen動作を実行するのではなく、NFCI/F22が、Poll動作及びListen動作を実行する。Poll動作は、ポーリング信号を送信して、ポーリング信号に対するレスポンス信号を受信する動作である。また、Listen動作は、ポーリング信号を受信して、ポーリング信号に対するレスポンス信号を送信する動作である。
PC8は、無線LANI/F(即ちWFD及び通常Wi−Fi用のインターフェース)を備えるが、NFCI/Fを備えていない。従って、PC8は、無線LANを利用して、MFP10と通信を実行可能であるが、NFC方式の無線通信を実行不可能である。PC8は、MFP10に機能(例えば印刷機能、スキャン機能等)を実行させるためのドライバプログラムを備える。なお、ドライバプログラムは、通常、MFP10と共に出荷されるメディアからPC8にインストールされる。ただし、変形例では、ドライバプログラムは、MFP10のベンダによって提供されるサーバからPC8にインストールされてもよい。
AP6は、WFD方式のG/O状態の機器ではなく、無線アクセスポイント又は無線LANルータと呼ばれる通常のAPである。AP6は、複数個の機器と通常Wi−Fi接続を確立することができる。これにより、AP6と複数個の機器とを含む通常Wi−Fiネットワークが構築される。AP6は、通常Wi−Fiネットワークに属している複数個の機器のうちの1個の機器からデータを受信して、複数個の機器のうちの他の1個の機器に当該データを送信する。即ち、AP6は、通常Wi−Fiネットワークに属する一対の機器の間の通信を中継する。
次いで、図2を参照して、MFP10のCPU30がプログラムに従って実行する通信処理の内容を説明する。MFP10の電源がONされると、CPU30は、図2の通信処理を開始する。CPU30は、通信処理を開始すると、S10、S12、S14、S16、S18の各判断を順次実行する。
次いで、図3を参照して、MFP10のCPU30が実行するCEモード処理(図2のS36)の内容を説明する。CEモード処理は、CEモードで動作するMFP10のCPU30が実行する処理である。CEモード処理が開始されると、CPU30は、S50及びS54の監視を実行する。
次いで、図4を参照して、MFP10のCPU30が実行するWriterモード処理(図2のS40)の内容を説明する。Writerモード処理は、Writerモードで動作するMFP10のCPU30が実行する処理である。Writerモード処理が開始されると、CPU30は、S70及びS76の監視を実行する。
次いで、図5を参照して、MFP10のCPU30が実行するReaderモード処理(図2のS44)の内容を説明する。Readerモード処理は、Readerモードで動作するMFP10のCPU30が実行する処理である。Readerモード処理が開始されると、CPU30は、S90及びS98の監視を実行する。
次いで、図6を参照して、MFP10のCPU30が実行するP2Pモード処理(図2のS22、図3のS62、図4のS80、図5のS102)の内容を説明する。P2Pモード処理は、P2Pモードで動作するMFP10のCPU30が実行する処理である。P2Pモード処理が開始されると、CPU30は、S110の監視を実行する。
通信相手がネットワークに属している場合、まず、通信相手は、MFP10に対して、特定の機能の実行を要求する実行要求と、自身が属するネットワーク(無線LAN又はWFDネットワーク)の無線設定(SSID、BSSID)と、を送信する。ただし、上述したように、通信相手は、既にMFP10に実行要求を送信している場合(図3のS56でYES、S58でYES)には、改めてMFP10に実行要求を送信しない。CPU30は、実行要求と、通信相手が属するネットワークの無線設定と、を受信する。この場合、通信相手が属するネットワークの無線設定が、通信相手の「ネットワーク情報」である。
通信相手がネットワークに属していない場合、まず、通信相手は、MFP10に対して、特定の機能の実行を要求する実行要求と、自身がネットワークに属していないことを示す情報と、を送信する。ただし、この場合も、通信相手は、既にMFP10に実行要求を送信している場合(図3のS56でYES、S58でYES)には、改めてMFP10に実行要求を送信しない。CPU30は、実行要求と、通信相手がネットワークに属していないことを示す情報と、を受信する。この場合、通信相手がネットワークに属していないことを示す情報が、通信相手の「ネットワーク情報」である。
図7を参照して、MFP10がCEモードで動作する場合に、MFP10と携帯端末50、80との間で実行される通信の例について説明する。図7では、CEモードで動作するMFP10とReaderモードで動作する携帯端末50との間で通信が行われる例、及び、CEモードで動作するMFP10とP2Pモードで動作する携帯端末80との間で通信が行われる例について説明する。
図8を参照して、MFP10がWriterモードで動作する場合に、MFP10と認証カード100、携帯端末80との間で実行される通信の例について説明する。図8では、Writerモードで動作するMFP10とCEモードで動作する認証カード100との間で通信が行われる例、及び、Writerモードで動作するMFP10とP2Pモードで動作する携帯端末80との間で通信が行われる例について説明する。
図9を参照して、MFP10がReaderモードで動作する場合に、MFP10と認証カード100、携帯端末80との間で実行される通信の例について説明する。図9では、Readerモードで動作するMFP10とCEモードで動作する認証カード100との間で通信が行われる例、及び、Readerモードで動作するMFP10とP2Pモードで動作する携帯端末80との間で通信が行われる例について説明する。
図10を参照して、MFP10がP2Pモードで動作する場合に、P2Pモードで動作する携帯端末50との間で実行される通信の例について説明する。
図2を参照して説明したように、本実施例では、MFP10は、URL(サポートページURL、消耗品ページURL、又は、アプリダウンロードURL)が外部に送信されるべき状態(装置エラーが発生している場合、消耗品エラーが発生している場合、又は、アプリ供給モードが設定されている場合)であると判断される場合(図2のS10でYES、S12でYES、又は、S14でYES)に、MFP10をCEモードで動作させる(S24、S28、又は、S32)。図7に示すように、CEモードで動作するMFP10と、Readerモードで動作する携帯端末50との間でMFP10(CE)−携帯端末50(R)の通信リンクが確立される場合(図3のS50でYES)、MFP10のNFCI/F22は、MFP10(CE)−携帯端末50(R)の通信リンクを利用して、URLを携帯端末に送信する。一方、MFP10は、URLが外部に送信されるべき状態でないと判断される場合、(図2のS10でNO、S12でNO、S14でNO)、MFP10を、CEモード以外の動作モード(P2Pモード、Writerモード、又は、Readerモード)で動作させる(S20、S38、S42)。MFP10は、動作モードに応じた処理を実行する(図7〜図10参照)。即ち、本実施例のMFP10は、MFP10の状態が、URLが外部に送信されるべき状態であると判断されるか否かに応じて、適切な動作モードで動作し得る。その結果、MFP10は、外部装置(携帯端末50、80、認証カード100)との間で適切な通信を実行し得る。従って、本実施例のMFP10は、MFP10の状態に応じて適切に動作し得る。
MFP10が「通信装置」の一例である。携帯端末50、80が「第1の外部装置」、「第3の外部装置」、「第4の外部装置」の一例である。携帯端末50、80、認証カード100が「第2の外部装置」の一例である。P2Pモード、Readerモード、Writerモードが「第1のモード」の一例である。P2Pモード、CEモードが「第2のモード」の一例である。URL(サポートページURL、消耗品ページURL、アプリダウンロードURLのいずれか)が「特定のデータ」の一例である。実行要求、携帯端末50(80)のネットワーク情報、及び、MFP10が送信する無線設定又は変更不要情報が「第1のデータ」の一例である。認証データ(図9参照)が「第2のデータ」の一例である。書き込みデータ(図8参照)が「第3のデータ」の一例である。装置エラーが発生している状態(図2のS10でYES)、消耗品エラーが発生している状態(図2のS12でYES)、アプリURL供給モードが設定されている状態(図2のS14でYES)が「第1の状態」の一例である。印刷ジョブが存在する状態(図2のS18でYES)が「第2の状態」の一例である。書き込みジョブが存在する状態(図2のS16でYES)が「第3の状態」の一例である。MFP10(CE)−携帯端末50(R)(図7参照)の通信リンクが「第1種の通信リンク」の一例である。MFP10(P2P)−携帯端末50(P2P)の通信リンク(図10参照)、MFP10(R)―認証カード(CE)の通信リンク(図9参照)、MFP(W)−携帯端末(CE)の通信リンク(図8参照)が「第2種の通信リンク」の一例である。MFP10(P2P)−携帯端末80(P2P)の通信リンク(図9、図8参照)が「第3種の通信リンク」の一例である。MFP10(CE)−携帯端末80(W)の通信リンク(図7参照)が「第4種の通信リンク」の一例である。MFP10(P2P)−携帯端末50(P2P)の通信リンク(図7参照)が「第5種の通信リンク」の一例である。図6のS110でYESの場合が「第1の場合」の一例である。図5のS90でYESの場合が「第2の場合」の一例である。図4のS70でYESの場合が「第3の場合」の一例である。
Claims (10)
- 通信装置であって、
NFC(Near Field Communicationの略)規格に従った通信方式であるNFC方式で通信を実行するためのNFCインターフェースと、
制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記通信装置の状態が、前記通信装置に予め記憶されている特定のデータが外部に送信されるべき第1の状態であるか否かを判断する第1の判断部と、
前記通信装置の状態が前記第1の状態であると判断される場合に、前記通信装置の動作モードを前記NFC規格のCE(Card Emulationの略)モードに設定し、前記通信装置の状態が前記第1の状態でないと判断される場合に、前記通信装置の動作モードを前記CEモードとは異なる前記NFC規格の第1のモードに設定するモード設定部と、
前記通信装置の動作モードが前記CEモードに設定されている状態で、前記通信装置と第1の外部装置との間に第1種の通信リンクが確立される場合に、前記第1種の通信リンクを利用して、前記特定のデータを前記第1の外部装置に送信する送信部であって、前記第1種の通信リンクは、前記通信装置が前記CEモードで動作すると共に、前記第1の外部装置が前記NFC規格のReaderモードで動作して、前記NFCインターフェースを介してデータ通信が実行されるべき通信リンクである、前記送信部と、
前記通信装置の動作モードが前記第1のモードに設定されている状態で、前記通信装置と第2の外部装置との間に第2種の通信リンクが確立される場合に、前記第2種の通信リンクを利用して、前記特定のデータとは異なる通信対象のデータを前記第2の外部装置と通信する第1の通信制御部であって、前記第2種の通信リンクは、前記通信装置が前記第1のモードで動作すると共に、前記第2の外部装置が前記NFC規格の第2のモードで動作して、前記NFCインターフェースを介してデータ通信が実行されるべき通信リンクである、前記第1の通信制御部と、
を備える通信装置。 - 前記モード設定部は、前記通信装置の状態が前記第1の状態でないと判断される場合に、前記通信装置の動作モードを、前記第1のモードである前記NFC規格のP2P(Peer to Peerの略)モードに設定し、
前記第1の通信制御部は、前記通信装置の動作モードが前記P2Pモードに設定されている状態で、前記通信装置と前記第2の外部装置との間に前記第2種の通信リンクが確立される第1の場合に、前記第2種の通信リンクを利用して、前記通信対象のデータとして第1のデータの双方向通信を前記第2の外部装置と実行し、
前記第1の場合に、前記第2種の通信リンクは、前記通信装置が前記P2Pモードで動作すると共に、前記第2の外部装置が前記P2Pモードで動作して、前記NFCインターフェースを介してデータ通信が実行されるべき通信リンクである、請求項1に記載の通信装置。 - 前記制御部は、さらに、
前記通信装置の状態が前記第1の状態とは異なる第2の状態であるか否かを判断する第2の判断部であって、前記第2の状態は、第2のデータが外部から受信されるべき状態である、前記第2の判断部を備え、
前記モード設定部は、前記通信装置の状態が前記第1の状態でないと判断され、かつ、前記通信装置の状態が前記第2の状態であると判断される場合に、前記通信装置の動作モードを前記NFC規格のReaderモードに設定し、
前記第1の通信制御部は、前記通信装置の動作モードが前記Readerモードに設定されている状態で、前記通信装置と前記第2の外部装置との間に前記第2種の通信リンクが確立される第2の場合に、前記第2種の通信リンクを利用して、前記第2の外部装置から前記通信対象のデータとして前記第2のデータを受信し、
前記第2の場合に、前記第2種の通信リンクは、前記通信装置が前記Readerモードで動作すると共に、前記第2の外部装置が前記CEモードで動作して、前記NFCインターフェースを介してデータ通信が実行されるべき通信リンクである、請求項1又は2に記載の通信装置。 - 前記制御部は、さらに、
前記通信装置の動作モードが前記Readerモードに設定されている状態で、前記NFCインターフェースの通信範囲内に、前記NFC規格のP2P(Peer to Peerの略)モードで動作する第3の外部装置が存在することが検出される場合に、前記通信装置の動作モードを前記Readerモードから前記P2Pモードに変更する変更部と、
前記通信装置の動作モードが前記Readerモードから前記P2Pモードに変更された後に、前記通信装置と前記第3の外部装置との間に第3種の通信リンクが確立される場合に、前記第3種の通信リンクを利用して、双方向通信を前記第3の外部装置と実行する第2の通信制御部と、を備え、
前記第3種の通信リンクは、前記通信装置が前記P2Pモードで動作すると共に、前記第3の外部装置が前記P2Pモードで動作して、前記NFCインターフェースを介してデータ通信が実行されるべき通信リンクである、請求項3に記載の通信装置。 - 前記制御部は、さらに、
前記通信装置の状態が前記第1の状態とは異なる第3の状態であるか否かを判断する第3の判断部であって、前記第3の状態は、前記通信装置によって取得される第3のデータが外部に送信されるべき状態である、前記第3の判断部を備え、
前記モード設定部は、前記通信装置の状態が前記第1の状態でないと判断され、かつ、前記通信装置の状態が前記第3の状態であると判断される場合に、前記通信装置の動作モードを前記NFC規格のWriterモードに設定し、
前記第1の通信制御部は、前記通信装置の動作モードが前記Writerモードに設定されている状態で、前記通信装置と前記第2の外部装置との間に前記第2種の通信リンクが確立される第3の場合に、前記第2種の通信リンクを利用して、前記通信対象のデータとして前記第3のデータを前記第2の外部装置に送信し、
前記第3の場合に、前記第2種の通信リンクは、前記通信装置が前記Writerモードで動作すると共に、前記第2の外部装置が前記CEモードで動作して、前記NFCインターフェースを介してデータ通信が実行されるべき通信リンクである、請求項1から4のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記制御部は、さらに、
前記通信装置の動作モードが前記Writerモードに設定されている状態で、前記NFCインターフェースの通信範囲内に、前記NFC規格のP2P(Peer to Peerの略)モードで動作する第3の外部装置が存在することが検出される場合に、前記通信装置の動作モードを前記Writerモードから前記P2Pモードに変更する変更部と、
前記通信装置の動作モードが前記Writerモードから前記P2Pモードに変更された後に、前記通信装置と前記第3の外部装置との間に第3種の通信リンクが確立される場合に、前記第3種の通信リンクを利用して、双方向通信を前記第3の外部装置と実行する第2の通信制御部と、を備え、
前記第3種の通信リンクは、前記通信装置が前記P2Pモードで動作すると共に、前記第3の外部装置が前記P2Pモードで動作して、前記NFCインターフェースを介してデータ通信が実行されるべき通信リンクである、請求項5に記載の通信装置。 - 前記制御部は、さらに、
前記通信装置の動作モードが前記CEモードに設定されている状態で、前記通信装置と第4の外部装置との間に第4種の通信リンクが確立される場合に、前記第4種の通信リンクを利用して、前記第4の外部装置から、特定の機能を前記通信装置に実行させるための要求を受信する受信部であって、前記第4種の通信リンクは、前記通信装置が前記CEモードで動作すると共に、前記第4の外部装置が前記NFC規格のWriterモードで動作して、前記NFCインターフェースを介してデータ通信が実行されるべき通信リンクである、前記受信部と、
前記第4の外部装置から前記要求が受信される場合に、前記通信装置の動作モードを前記CEモードから前記P2Pモードに変更する変更部と、
前記通信装置の動作モードが前記CEモードから前記P2Pモードに変更された後に、前記通信装置と前記第4の外部装置との間に第5種の通信リンクが確立される場合に、前記第5種の通信リンクを利用して、双方向通信を前記第4の外部装置と実行する第3の通信制御部と、
を備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記第1の状態は、前記通信装置が少なくとも1つの機能を実行不可能であるエラー状態を含み、
前記特定のデータは、前記エラー状態を解消させるための手法を示すウェブページの位置情報を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の通信装置。 - 前記第1の状態は、特定のアプリケーションプログラムを外部装置にダウンロードさせるべき状態を含み、
前記特定のデータは、前記外部装置が前記特定のアプリケーションをダウンロードするための位置情報を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載の通信装置。 - 通信装置のためのコンピュータプログラムであって、
前記通信装置は、
NFC(Near Field Communicationの略)規格に従った通信方式であるNFC方式で通信を実行するためのNFCインターフェースを備え、
前記コンピュータプログラムは、前記通信装置に搭載されるコンピュータに、以下の各ステップ、即ち、
前記通信装置の状態が、前記通信装置に予め記憶されている特定のデータが外部に送信されるべき第1の状態であるか否かを判断する第1の判断ステップと、
前記通信装置の状態が前記第1の状態であると判断される場合に、前記通信装置の動作モードを前記NFC規格のCE(Card Emulationの略)モードに設定し、前記通信装置の状態が前記第1の状態でないと判断される場合に、前記通信装置の動作モードを前記CEモードとは異なる前記NFC規格の第1のモードに設定するモード設定ステップと、
前記通信装置の動作モードが前記CEモードに設定されている状態で、前記通信装置と第1の外部装置との間に第1種の通信リンクが確立される場合に、前記第1種の通信リンクを利用して、前記特定のデータを前記第1の外部装置に送信する送信ステップであって、前記第1種の通信リンクは、前記通信装置が前記CEモードで動作すると共に、前記第1の外部装置が前記NFC規格のReaderモードで動作して、前記NFCインターフェースを介してデータ通信が実行されるべき通信リンクである、前記送信ステップと、
前記通信装置の動作モードが前記第1のモードに設定されている状態で、前記通信装置と第2の外部装置との間に第2種の通信リンクが確立される場合に、前記第2種の通信リンクを利用して、前記特定のデータとは異なる通信対象のデータを前記第2の外部装置と通信する第1の通信制御ステップであって、前記第2種の通信リンクは、前記通信装置が前記第1のモードで動作すると共に、前記第2の外部装置が前記NFC規格の第2のモードで動作して、前記NFCインターフェースを介してデータ通信が実行されるべき通信リンクである、前記第1の通信制御ステップと、
を実行させるコンピュータプログラム。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013068623A JP5838987B2 (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | 通信装置 |
US14/228,425 US9294870B2 (en) | 2013-03-28 | 2014-03-28 | Communication device and non-transitory computer-readable recording medium |
US15/066,053 US9712954B2 (en) | 2013-03-28 | 2016-03-10 | Communication device and non-transitory computer-readable recording medium |
US15/623,725 US10003914B2 (en) | 2013-03-28 | 2017-06-15 | Communication device and non-transitory computer-readable recording medium |
US15/997,041 US10419913B2 (en) | 2013-03-28 | 2018-06-04 | Communication device and non-transitory computer-readable recording medium |
US16/401,709 US10582362B2 (en) | 2013-03-28 | 2019-05-02 | Communication device and non-transitory computer-readable recording medium |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013068623A JP5838987B2 (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | 通信装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015221108A Division JP6032341B2 (ja) | 2015-11-11 | 2015-11-11 | 通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014192821A JP2014192821A (ja) | 2014-10-06 |
JP5838987B2 true JP5838987B2 (ja) | 2016-01-06 |
Family
ID=51838694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013068623A Active JP5838987B2 (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-28 | 通信装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (5) | US9294870B2 (ja) |
JP (1) | JP5838987B2 (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9826079B2 (en) * | 2015-03-26 | 2017-11-21 | Aharon Henry ELGRISSY | Multifunction peripheral device with interchangeable connectors and casts for mobile devices |
JP5900228B2 (ja) * | 2012-08-06 | 2016-04-06 | ブラザー工業株式会社 | 通信装置 |
JP5838987B2 (ja) | 2013-03-28 | 2016-01-06 | ブラザー工業株式会社 | 通信装置 |
JP6242241B2 (ja) * | 2013-04-26 | 2017-12-06 | キヤノン株式会社 | 印刷装置、通信装置、及びプログラム |
JP6335437B2 (ja) | 2013-04-26 | 2018-05-30 | キヤノン株式会社 | 通信装置、通信方法およびプログラム |
JP2015126491A (ja) | 2013-12-27 | 2015-07-06 | ブラザー工業株式会社 | 通信装置 |
JP6360316B2 (ja) * | 2014-02-06 | 2018-07-18 | キヤノン株式会社 | 通信装置、その制御方法、及びプログラム |
JP5980258B2 (ja) * | 2014-03-11 | 2016-08-31 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム |
JP2016010117A (ja) * | 2014-06-26 | 2016-01-18 | カシオ計算機株式会社 | 無線通信装置、無線通信システム、無線通信方法、及びプログラム |
JP6401523B2 (ja) | 2014-07-04 | 2018-10-10 | キヤノン株式会社 | 通信装置及び端末装置及びそれらの制御方法及びプログラム、並びに、ネットワーク処理システム |
JP2016091083A (ja) * | 2014-10-30 | 2016-05-23 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷制御装置、印刷制御方法及びプログラム |
JP6570260B2 (ja) | 2015-02-13 | 2019-09-04 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置、プログラム、及びシステム |
JP6724338B2 (ja) | 2015-10-30 | 2020-07-15 | ブラザー工業株式会社 | 通信機器 |
JP6398962B2 (ja) * | 2015-12-08 | 2018-10-03 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置及びプログラム |
WO2017110731A1 (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント | 周波数帯決定装置、ヘッドマウントディスプレイ、周波数帯決定方法及びプログラム |
JP6743634B2 (ja) | 2016-09-30 | 2020-08-19 | ブラザー工業株式会社 | 通信装置及び端末装置 |
JP6798226B2 (ja) * | 2016-09-30 | 2020-12-09 | ブラザー工業株式会社 | 通信装置 |
JP6776779B2 (ja) * | 2016-09-30 | 2020-10-28 | ブラザー工業株式会社 | 通信装置 |
JP2018099824A (ja) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置及びプログラム |
JP6970507B2 (ja) * | 2017-01-20 | 2021-11-24 | キヤノン株式会社 | 給電装置およびその制御方法、プログラム |
US10257838B2 (en) * | 2017-05-19 | 2019-04-09 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Standardized commands for coverage modes in a wireless communications system |
JP2019036923A (ja) * | 2017-08-21 | 2019-03-07 | キヤノン株式会社 | 情報処理装置、プログラム及び制御方法 |
JP7110670B2 (ja) | 2018-03-29 | 2022-08-02 | ブラザー工業株式会社 | 端末装置のためのコンピュータプログラムと端末装置 |
EP4361791A1 (en) * | 2021-09-07 | 2024-05-01 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Electronic device for controlling at least one external device, and operating method therefor |
Family Cites Families (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005059496A (ja) | 2003-08-19 | 2005-03-10 | Seiko Epson Corp | 情報管理システムおよびこれに用いる装置 |
JP2009037566A (ja) | 2007-08-03 | 2009-02-19 | Ricoh Co Ltd | 情報処理システム、情報処理装置、携帯端末装置、情報処理方法および情報処理プログラム |
JP2009147896A (ja) | 2007-09-12 | 2009-07-02 | Ricoh Co Ltd | 情報処理システム、情報処理装置、情報通信方法、および情報処理装置で実行されるプログラム。 |
JP4405569B1 (ja) | 2008-07-23 | 2010-01-27 | 株式会社東芝 | 電子機器および通信制御方法 |
JP5240170B2 (ja) * | 2009-03-18 | 2013-07-17 | 株式会社リコー | 画像形成装置、プログラムおよび情報処理システム |
JP2011044092A (ja) | 2009-08-24 | 2011-03-03 | Ricoh Co Ltd | 通信システム、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム |
JP5418090B2 (ja) | 2009-09-10 | 2014-02-19 | 株式会社リコー | 非接触通信デバイス、情報処理装置及び情報管理サーバ |
EP2592760B1 (en) | 2010-07-07 | 2015-10-14 | Panasonic Intellectual Property Corporation of America | Communication device and communication method |
US8886124B2 (en) | 2010-07-12 | 2014-11-11 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Communication device and communication method |
EP2739116B1 (en) | 2011-07-25 | 2018-11-21 | LG Electronics Inc. | Electronic device and operating method thereof |
CN102291493B (zh) | 2011-08-25 | 2012-10-03 | 华为终端有限公司 | 移动终端的应用参数配置方法、相关装置以及*** |
JP6135055B2 (ja) | 2011-09-16 | 2017-05-31 | 株式会社リコー | 情報提供装置、伝送システムおよびプログラム |
US9119160B2 (en) * | 2011-09-30 | 2015-08-25 | Broadcom Corporation | Optimization of NFC tag for different battery levels |
US8855557B2 (en) * | 2012-01-27 | 2014-10-07 | Blackberry Limited | Mobile communications device providing enhanced near field communication (NFC) mode switching features and related methods |
JP6066575B2 (ja) | 2012-03-05 | 2017-01-25 | キヤノン株式会社 | 印刷装置、印刷システム、および制御方法 |
JP5962146B2 (ja) | 2012-03-30 | 2016-08-03 | ブラザー工業株式会社 | 通信装置 |
JP6019675B2 (ja) | 2012-03-30 | 2016-11-02 | ブラザー工業株式会社 | 機能実行装置 |
JP6019676B2 (ja) | 2012-03-30 | 2016-11-02 | ブラザー工業株式会社 | 通信装置 |
KR20140079195A (ko) | 2012-12-18 | 2014-06-26 | 삼성전자주식회사 | 근거리 무선 통신(nfc) 기능을 지원하는 화상형성장치 및 화상형성장치에서 nfc 디바이스의 인증을 수행하는 방법 |
JP2014149666A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Brother Ind Ltd | 携帯端末、画像記録装置、これらを含む画像記録システム、及び、プログラム。 |
JP5838987B2 (ja) | 2013-03-28 | 2016-01-06 | ブラザー工業株式会社 | 通信装置 |
EP2802086A1 (en) * | 2013-05-07 | 2014-11-12 | Nxp B.V. | NFC architecture |
US9071971B2 (en) * | 2013-07-24 | 2015-06-30 | Cellco Partnership | Adaptive and context based NFC access control filtering |
JP2015126491A (ja) | 2013-12-27 | 2015-07-06 | ブラザー工業株式会社 | 通信装置 |
-
2013
- 2013-03-28 JP JP2013068623A patent/JP5838987B2/ja active Active
-
2014
- 2014-03-28 US US14/228,425 patent/US9294870B2/en active Active
-
2016
- 2016-03-10 US US15/066,053 patent/US9712954B2/en active Active
-
2017
- 2017-06-15 US US15/623,725 patent/US10003914B2/en active Active
-
2018
- 2018-06-04 US US15/997,041 patent/US10419913B2/en active Active
-
2019
- 2019-05-02 US US16/401,709 patent/US10582362B2/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20140349577A1 (en) | 2014-11-27 |
US10419913B2 (en) | 2019-09-17 |
US9712954B2 (en) | 2017-07-18 |
US10582362B2 (en) | 2020-03-03 |
JP2014192821A (ja) | 2014-10-06 |
US20170289747A1 (en) | 2017-10-05 |
US20180288596A1 (en) | 2018-10-04 |
US20190261151A1 (en) | 2019-08-22 |
US9294870B2 (en) | 2016-03-22 |
US10003914B2 (en) | 2018-06-19 |
US20160192124A1 (en) | 2016-06-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5838987B2 (ja) | 通信装置 | |
JP6123416B2 (ja) | 通信装置 | |
US20210111757A1 (en) | Communication Device | |
JP5900228B2 (ja) | 通信装置 | |
JP6019675B2 (ja) | 機能実行装置 | |
JP5958161B2 (ja) | 通信装置 | |
JP2015070518A (ja) | 通信装置 | |
JP5900226B2 (ja) | 通信装置 | |
JP6476661B2 (ja) | 通信機器 | |
JP6237860B2 (ja) | 通信装置 | |
JP6032341B2 (ja) | 通信装置 | |
JP6508291B2 (ja) | 通信装置 | |
JP6337984B2 (ja) | 通信装置 | |
JP6168201B2 (ja) | 通信装置 | |
JP6406364B2 (ja) | 通信装置 | |
JP6070880B2 (ja) | 通信装置 | |
JP7456470B2 (ja) | 通信機器 | |
JP6638786B2 (ja) | 通信機器 | |
JP6414283B2 (ja) | 通信装置 | |
JP6304323B2 (ja) | 機能実行装置 | |
JP2019110549A (ja) | 通信機器 | |
JP2018142317A (ja) | 機能実行装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150323 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150710 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150721 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151013 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151026 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5838987 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |