JP5837452B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、金属材料からなる車両ルーフのルーフ面に搭載されるアンテナ装置に関する。
従来より、金属材料からなる車両ルーフのルーフ面に搭載されるアンテナ装置(いわゆる車両用ルーフアンテナ装置)が供されている。
特開2011−250108号公報
一般的に、車両ルーフのルーフ面は緩やかな凸面形状に湾曲している場合が多い。そのため、車両ルーフのルーフ面に搭載されるアンテナ装置では、ルーフ面の後方に取り付けられる場合、アンテナ装置の前方にルーフ面の凸面部が障害物として存在することになる。その結果、車両前方の利得を確保することが困難になるという課題がある。特に動作周波数帯域がGHz帯である高周波では、直進性が高く、距離によって減衰し易いという特性があるので、GHz帯の高周波を受信するアンテナ装置では、車両前方の利得を確保することが特に重要となる。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、金属材料からなる車両ルーフのルーフ面に搭載される場合において、ルーフ面が凸面形状であることによる影響を低減しつつ、車両前方の利得を適切に確保することができるアンテナ装置を提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、金属材料からなる車両ルーフのルーフ面に沿う地板の地板面から垂直方向に所定距離を存して設けられ、地板の地板面に対して垂直方向又は垂直と同等の関係にある平面を有する平面形状のアンテナグランドと、アンテナグランドの一の所定部位に基端部が接続され、その基端部から先端部に向かうにしたがって当該アンテナグランドから離れるように設けられた一のアンテナエレメントと、アンテナグランドの一の所定部位とは異なる他の所定部位に基端部が接続され、その基端部から先端部に向かうにしたがって当該アンテナグランドから離れるように設けられた他のアンテナエレメントと、を備えた。
これにより、一のアンテナエレメントと他のアンテナエレメントとを、車両ルーフのルーフ面に沿う地板の地板面から垂直方向に所定距離を存するアンテナグランドに設けたので、ルーフ面が凸面形状に湾曲していたとしても、そのルーフ面の凸面部が障害物となることはない。よって、ルーフ面が凸面形状であることによる影響を低減することができ、その結果、一のアンテナエレメント及び他のアンテナエレメントから車両前方への見通し(前方視界)を良好に確保することができ、車両前方の利得を適切に確保することができる。この場合、請求項2に記載した発明のように、一のアンテナエレメントと他のアンテナエレメントとを、ダイバーシティ受信するように設けることで、車両前方の利得をより適切に確保することができる。
本発明の第1の実施形態を示す縦断正面図 水平面(X−Y平面)の指向性を示す図 電界分布を示す図 本発明の第2の実施形態を示す図1相当図 図2相当図 本発明の第3の実施形態を示す図1相当図
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図1乃至図3を参照して説明する。アンテナ装置1は、金属材料からなる車両ルーフ2のルーフ面2aに搭載可能ないわゆる車両用ルーフアンテナ装置であり、例えば5.9[GHz]帯を動作周波数帯域とする車々間通信システムで用いられる。アンテナ装置1において、筐体3は、車両走行時の空気抵抗を極力低減することを目的とし、又は外観デザイン上の理由により、車両前方から車両後方にかけて流線形を有する形状(いわゆるシャークフィン形状)に形成されている。
地板4は、略長方形をなす平面形状であり、例えば金属板により構成される。アンテナ装置1が車両ルーフ2のルーフ面2aに搭載された状態では、地板4は車両ルーフ2のルーフ面2aに沿う。地板4の上面部である地板面4aには例えば樹脂からなる平面形状の基板5が略垂直(垂直に近い状態も含む)に立設されている。基板5は筐体3の形状に沿っている。基板5の一方側(片側)の面5aにはアンテナグランド6が導体パターン(導体膜)により形成されていると共に、アンテナグランド6と地板4とを電気的に接続する(導通する)接続部7が導体パターンにより形成されている。即ち、アンテナグランド6は、地板4の地板面4aから所定間隔を存して形成されており、接続部7により地板4と同電位となっている。尚、アンテナグランド6は、垂直方向及び水平方向の双方にある程度の幅を有する矩形状に形成されている。
アンテナグランド6の上端部6aには、垂直偏波を送受信する直線形状のモノポール型のアンテナエレメント8(一のアンテナエレメントに相当)の基端部8aが電気的に接続されている。アンテナエレメント8は、その基端部8aから先端部8bに向かうにしたがってアンテナグランド6から略垂直方向に離れるように接続されている。アンテナエレメント8の長さ(エレメント長)は、電気的に「1/4」波長であり、例えば5.9[GHz]帯の電波の波長に対して「1/4」を乗じ、更に基板5の材質の比誘電率による波長短縮率を乗じた長さである。又、アンテナエレメント8の基端部8aにはアンテナエレメント8に電力を供給する給電点9が設けられている。尚、給電点9がアンテナエレメント8から離れて設けられる構成であれば、給電点9とアンテナエレメント8の基端部8aとがマイクロストリップラインにより接続されていても良い。給電点9は、例えば同軸ケーブル10の内部導体がアンテナエレメント8の基端部8aに接続され、同軸ケーブル10の外部導体がアンテナグランド6に接続されることで構成される。アンテナエレメント8は、地板面4aから基端部8aまでの高さが約40[mm]となる位置に設けられている。
同様に、アンテナグランド6の下端部6bには、垂直偏波を送受信する直線形状のモノポール型のアンテナエレメント11(他のアンテナエレメントに相当)の基端部11aが電気的に接続されている。アンテナエレメント11は、その基端部11aから先端部11bに向かうにしたがってアンテナグランド6から略垂直方向に離れるように接続されている。アンテナエレメント11の長さ(エレメント長)も、電気的に「1/4」波長であり、例えば5.9[GHz]帯の電波の波長に対して「1/4」を乗じ、更に基板5の材質の比誘電率による波長短縮率を乗じた長さである。又、アンテナエレメント11の基端部11aにはアンテナエレメント11に電力を供給する給電点12が設けられている。尚、給電点12がアンテナエレメント11から離れて設けられる構成であれば、給電点12とアンテナエレメント11の基端部11aとがマイクロストリップラインにより接続されていても良い。給電点12は、例えば同軸ケーブル13の内部導体がアンテナエレメント11の基端部11aに接続され、同軸ケーブル13の外部導体がアンテナグランド6に接続されることで構成される。アンテナエレメント11は、地板面4aから基端部11aまでの高さが約20[mm]となる位置に設けられている。
アンテナエレメント8及び11のそれぞれの軸は、アンテナグランド6の中心部6cから水平方向にずれている。アンテナグランド6の水平方向の幅は、例えば5.9[GHz]帯の電波の波長に対して「1/4」を乗じ、更に基板5の材質の比誘電率による波長短縮率を乗じた長さよりも広いことが望ましい。又、給電点9及び12同士の間隔は、空間ダイバーシティとしてのアンテナエレメント8及び11同士の相関を抑制するように、例えば5.9[GHz]帯の電波の波長に対して「1/2」を乗じ、更に基板5の材質の比誘電率による波長短縮率を乗じた長さよりも広いことが望ましい。更に、アンテナエレメント11と同軸ケーブル13との間隔は、同軸ケーブル13の反射器としての作用を抑制するように、例えば5.9[GHz]帯の電波の波長に対して「1/4」を乗じ、更に基板5の材質の比誘電率による波長短縮率を乗じた長さよりも広いことが望ましい。尚、地板面4aからアンテナグランド6までの所定距離は、例えば筐体3のサイズ、ルーフ面2aの傾斜、アンテナエレメント8及び11に要求される感度等を考慮して決定すれば良い。
図1に示した構成におけるアンテナエレメント8及び11の水平面(X−Y平面)の指向性をシミュレーションした結果は図2に示す通りである。ここでは、比較対象としてアンテナエレメントの基端部が地板面に直接接続されている構成を従来構成とし(図示せず)、凸面形状に湾曲したルーフ面2aの後方に搭載された場合を想定している。アンテナグランド6の上側に設けられたアンテナエレメント8の車両前方の利得は、−3.8[dBi](図2(a)参照)であり、従来構成のアンテナエレメントの車両前方の利得である−6.9[dBi](図2(c)参照)よりも、3[dB]程度増加している。又、アンテナグランド6の下側に設けられたアンテナエレメント11の車両前方の利得は、−6.0[dBi](図2(b)参照)であり、従来構成のアンテナエレメントの車両前方の利得である−6.9[dBi]よりも、1[dB]程度増加している。
従来構成のアンテナ装置では、アンテナエレメントが地板面に直接接続されているので、凸面形状に湾曲したルーフ面2aに搭載された場合に、アンテナエレメントから車両前方への見通しが凸面部により遮られる。又、アンテナエレメントとルーフ面2aとの距離が近いので、ルーフ面2aからの反射波の影響を受け、図3(b)に示すように、電界パターン(図3(b)中「Q」にて示す)が上方に傾くようになる。これに対して、本実施形態のアンテナ装置1では、アンテナエレメント8及び11が地板面4aから所定間隔を存してアンテナグランド6に接続されている、即ち、ルーフ面2aから所定間隔を存して設けられているので、凸面形状に湾曲したルーフ面2aに搭載された場合でも、アンテナエレメント8及び11から車両前方への見通しが凸面部により遮られることはない。又、アンテナエレメント8及び11とルーフ面2とがある程度離れているので、ルーフ面2aからの反射波の影響を受け難く、図3(a)に示すように、電界パターン(図3(a)中「P」にて示す)が上方に傾くことはなく水平方向となる。その結果、車両前方の利得が確保される。
以上に説明したように第1の実施形態によれば、アンテナ装置1において、アンテナグランド6を地板4の地板面4aから垂直方向に所定距離を存して設け、ダイバーシティ受信するアンテナエレメント8及び11をアンテナグランド6に設けた。これにより、地板4の地板面4aが車両ルーフ2のルーフ面2aに沿うようにアンテナ装置1がルーフ面2aの後方に搭載された場合に、ルーフ面2aが凸面形状に湾曲していたとしても、そのルーフ面2aの凸面部が障害物となることはなく、ルーフ面2aが凸面形状であることによる影響を低減することができる。よって、アンテナエレメント8及び11から車両前方への見通し(前方視界)を良好に確保することができ、車両前方の利得を適切に確保することができる。又、アンテナエレメント8及び11により空間ダイバーシティ受信するので、感度を高めることができる。
アンテナグランド6を地板4と同電位としたので、アンテナエレメント8及び11にて受信した信号をそのまま地板4側の電子回路部品(無線機等)に伝送することができ、信号を容易に伝送することができる。アンテナエレメント11と同軸ケーブル13との間隔を、例えば5.9[GHz]帯の電波の波長に対して「1/4」を乗じ、更に基板5の材質の比誘電率による波長短縮率を乗じた長さよりも広くすることで、同軸ケーブル13が反射器として作用することを回避することができる。アンテナグランド6の水平方向の幅を、例えば5.9[GHz]帯の電波の波長に対して「1/4」を乗じ、更に基板5の材質の比誘電率による波長短縮率を乗じた長さよりも広くすることで、電流経路を増加することができ、広帯域化することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について、図4及び図5を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第2の実施形態は、モノポール型のアンテナエレメントのアンテナグランドに対する位置が第1の実施形態とは異なる。第1の実施形態は、アンテナエレメント8及び11がアンテナグランド6の中心部6cから見て斜め方向に設けられており、即ち、上側のアンテナエレメント8の軸と、アンテナグランド6の中心部6cと、下側のアンテナエレメント11の軸とが同一直線上に並ばない構成であるが、第2の実施形態は、上側のアンテナエレメントの軸と、アンテナグランドの中心部と、下側のアンテナエレメント11の軸とが同一直線上に並ぶ構成である。
アンテナ装置21において、アンテナグランド22は、第1の実施形態で説明したアンテナグランド6よりも全体的に地板4側に近付いた部位に形成されており(図1に示すH1>図4に示すH2)、接続部23により地板4と同電位となっている。アンテナグランド22の上端部22aには、垂直偏波を送受信する直線形状のモノポール型のアンテナエレメント24が接続されている。アンテナエレメント24も、その基端部24aから先端部24bに向かうにしたがってアンテナグランド22から略垂直方向に離れるように接続されている。又、アンテナエレメント24の基端部24aには給電点25が設けられており、給電点25には同軸ケーブル26が接続されている。
同様に、アンテナグランド22の下端部22bには、垂直偏波を送受信する直線形状のモノポール型のアンテナエレメント27が接続されている。アンテナエレメント27も、その基端部27aから先端部27bに向かうにしたがってアンテナグランド22から略垂直方向に離れるように接続されている。又、アンテナエレメント27の基端部27aには給電点28が設けられており、給電点28には同軸ケーブル29が接続されている。
この場合、アンテナエレメント24及び27のそれぞれの軸は、アンテナグランド22の中心部22cから水平方向にずれていない。即ち、アンテナエレメント24の軸と、アンテナエレメント27の軸と、アンテナグランド22の中心部22aとが地板4の地板面4aに対して略垂直な同一直線上となるように設けられている。
図4に示した構成におけるアンテナエレメント8及び11の水平面(X−Y平面)の指向性をシミュレーションした結果は図5に示す通りである。図1に示した第1の実施形態の構成では、アンテナエレメント8及び11のそれぞれの軸がアンテナグランド6の中心部6cから水平方向にずれていることで、偏波面が斜め方向になり、感度が著しく低下する点(ヌル点)が発生する。これに対して、図4に示した第2の実施形態の構成では、アンテナエレメント24及び27のそれぞれの軸がアンテナグランド22の中心部22cから水平方向にずれていないことで、偏波面が斜め方向にならず、感度が著しく低下する点は発生しない。
第2の実施形態も、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。又、アンテナエレメント24の軸と、アンテナエレメント27の軸と、アンテナグランド22の中心部22aとを地板4の地板面4aに対して略垂直な同一直線上となるように設けたので、偏波面が斜め方向にならず、無指向とすることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について、図6を参照して説明する。尚、上記した第1の実施形態と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。第1の実施形態は、アンテナエレメント8及び11の双方がアンテナグランド6に対して垂直方向に設けられている構成であるが、第3の実施形態は、2本のアンテナエレメントのうち一方がアンテナグランドに対して垂直方向に設けられ、他方がアンテナグランドに対して水平方向に設けられている構成である。
アンテナ装置31において、基板32は、第1の実施形態で説明した基板5よりも全体的に幅広な形状で形成されており、その基板32の一方側(片側)の面32aにはアンテナグランド33が導体パターンにより形成されていると共に、アンテナグランド33と地板4とを電気的に接続する接続部34が導体パターンにより形成されている。
アンテナグランド33の上端部33aには、第2の実施形態で説明したアンテナエレメント24が接続されている。アンテナエレメント24の基端部24aには給電点25が設けられており、給電点25には同軸ケーブル26が接続されている。又、アンテナグランド33の側端部33には、水平偏波を送受信する直線形状のモノポール型のアンテナエレメント35が接続されている。アンテナエレメント35は、その基端部35aから先端部35bに向かうにしたがってアンテナグランド33から略水平方向に離れるように接続されている。又、アンテナエレメント35の基端部35aには給電点36が設けられており、給電点36には同軸ケーブル37が接続されている。
第3の実施形態も、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。又、アンテナエレメント24及び35により偏波ダイバーシティ受信するので、垂直偏波と水平偏波との双方に対応することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
アンテナグランドと地板とを同電位としない構成であっても良い。
基板が多層基板により構成され、ダイバーシティ受信する複数のアンテナエレメントが同一多層基板の異なる層に形成されていても良い。又、基板がある程度の湾曲が可能なフレキシブル性を有する基板であったり、表面に電子部品等を実装可能な基板であったりしても良い。即ち、複数のアンテナエレメントを形成可能な基板であれば、どのような基板であっても良い。同様に、基板が立設する地板も完全な平面でなくても良く、基板に形成されたアンテナエレメントのアンテナグランドとして機能する限り、ある程度の湾曲等があっても良い。
アンテナエレメントが金属板等で構成されていても良い。
第3の実施形態において、水平偏波を送受信するアンテナエレメントとして、低姿勢な逆L形状のアンテナエレメントを採用しても良い。
図面中、1はアンテナ装置、2は車両ルーフ、2aはルーフ面、4は地板、4aは地板面、6はアンテナグランド、8はモノポール型のアンテナエレメント(一のアンテナエレメント)、8aは基端部、8bは先端部、11はモノポール型のアンテナエレメント(他のアンテナエレメント)、11aは基端部、11bは先端部である。

Claims (7)

  1. 車両ルーフ(2)のルーフ面(2a)に搭載されるアンテナ装置において、
    前記ルーフ面(2a)に沿う地板(4)と、
    前記地板(4)の地板面(4a)から垂直方向に所定距離を存して設けられ、前記地板(4)の地板面(4a)に対して垂直方向又は垂直と同等の関係にある平面を有する平面形状のアンテナグランド(6)と、
    前記アンテナグランド(6)の一の所定部位に基端部(8a)が接続され、その基端部(8a)から先端部(8b)に向かうにしたがって当該アンテナグランド(6)から離れるように設けられた一のアンテナエレメント(8)と、
    前記アンテナグランド(6)の前記一の所定部位とは異なる他の所定部位に基端部(11a)が接続され、その基端部(11a)から先端部(11b)に向かうにしたがって当該アンテナグランド(6)から離れるように設けられた他のアンテナエレメント(11)と、を備えたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 請求項1に記載したアンテナ装置において、
    前記一のアンテナエレメント(8)と前記他のアンテナエレメント(11)とを、ダイバーシティ受信するように設けたことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項1又は2に記載したアンテナ装置において、
    前記アンテナグランド(6)を、前記地板(4)と同電位としたことを特徴とするアンテナ装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載したアンテナ装置において、
    前記アンテナエレメント(8、11)を、同軸ケーブル(10、13)を介して給電されるようにし、
    前記アンテナエレメント(8、11)と前記同軸ケーブル(10、13)との間隔を、前記アンテナエレメント(8、11)が送受信する電波の波長に対して「1/4」を乗じた値以上にしたことを特徴とするアンテナ装置。
  5. 請求項2乃至4の何れかに記載したアンテナ装置において、
    前記一のアンテナエレメント(8)と前記他のアンテナエレメント(11)とを、それらの軸が前記地板(4)の地板面(4a)に対して垂直方向又は垂直と同等の関係にある方向を向くように設け、空間ダイバーシティ受信するように設けたことを特徴とするアンテナ装置。
  6. 請求項5に記載したアンテナ装置において、
    前記一のアンテナエレメント(24)と前記他のアンテナエレメント(27)とを、それらの軸と前記アンテナグランド(6)の中心部(6c)とが同一直線上となるように設けたことを特徴とするアンテナ装置。
  7. 請求項2乃至4の何れかに記載したアンテナ装置において、
    前記一のアンテナエレメント(24)と前記他のアンテナエレメント(35)とを、一方の軸が前記地板(4)の地板面(4a)に対して垂直方向又は垂直と同等の関係にある方向を向くように設けると共に、他方の軸が前記地板(4)の地板面(4a)に対して水平方向又は水平と同等の関係にある方向を向くように設け、偏波ダイバーシティ受信するように設けたことを特徴とするアンテナ装置。
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