JP5834866B2 - 画像処理装置、画像生成方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像生成方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、二次元バーコードを処理する装置および方法などに関する。
近年、QR(Quick Response)コードなどの二次元バーコードが普及している。チラシ、パンフレット、および書籍などの様々な印刷物にQRコードが印刷されている。
QRコードには、一部分が汚れたり破損したりしても正確に読取りができるように、誤り訂正符号が含まれている。
また、破損してしまったバーコードを修復する技術が提案されている。特許文献1に記載される方法によると、符号画像が形成されたシートを読み取ることで得られた、読取画像内の符号画像から元情報を抽出した際の誤り検出率が所定値以上であるか判断する。そして、所定値以上であると判断された場合、抽出された元情報から符号画像を再生して、読取画像内の符号画像に置換える。
そのほか、次の技術が提案されている。特許文献2には、二次元バーコードに画像を挿入する技術が提案されている。また、特許文献3には、2つの二次元バーコードを重ねて1つの二次元バーコードを生成する技術が提案されている。
特開2009−151700号公報 特開2007−331884号公報 特開2008−171130号公報
ところで、既存のドキュメントに二次元バーコードを付けることがある。二次元バーコードを付ける位置によっては、ドキュメントの中のオブジェクトの一部と重なってしまうことがある。
上述の通り、誤り訂正符号を有する二次元バーコードが実用化されている。よって、二次元バーコードがオブジェクトの一部と重なっても、二次元バーコードを読み取ることができる場合がある。しかし、重なり方によっては、誤り訂正符号を用いても二次元バーコードを読み取ることができない場合がある。特許文献1〜3に記載される技術を用いても、この問題を解決することはできない。
本発明は、このような問題点に鑑み、ある画像への二次元バーコードの付加を従来よりも好適に行うことを目的とする。
本発明の一形態に係る画像処理装置は、1つまたは複数のオブジェクトを含む第一の画像に自らの向きを特定するためのシンボルを含む二次元バーコードを重ねることによって第二の画像を生成する画像処理装置であって、前記二次元バーコードを重ねる所定の位置に前記1つまたは複数のオブジェクトのうちのいずれかが存在する場合に、当該所定の位置に当該二次元バーコードを重ねても当該二次元バーコードを解析することができるか否かを判別する、解析可否判別手段と、前記二次元バーコードを解析することができないと前記解析可否判別手段によって判別された場合に、前記1つまたは複数のオブジェクトのうちの前記所定の位置に存在するオブジェクトに重なる部分を残しつつ、前記二次元バーコードを回転させ、縮小し、もしくは当該オブジェクトとの相対的な位置を変更しまたは当該オブジェクトを縮小して前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する、画像生成手段と、前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれかに重なるか否かを判定する判定手段と、を有し、前記画像生成手段は、前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれかにに重なると前記判定手段によって判定された場合は、前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれにも重ならないように前記二次元バーコードを前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する。
好ましくは、前記解析可否判別手段は、前記所定の位置に前記二次元バーコードを重ねた状態をシミュレーションし解析することによって、当該二次元バーコードを解析することができるか否かを判別する。
または、前記画像生成手段は、前記二次元バーコードを、前記部分の面積が小さくなるように前記相対的な位置を変更して前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する。
または、前記解析可否判別手段は、前記二次元バーコードの全体の面積に対する前記部分の面積の割合である重複部分割合および当該二次元バーコードの誤り訂正率に基づいて、当該二次元バーコードを解析することができるか否かを判別する。
または、前記画像生成手段は、前記二次元バーコードを、前記重複部分割合が前記誤り訂正率未満になるように前記相対的な位置を変更して前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する。
または、前記画像生成手段は、前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれにも重ならないように前記二次元バーコードを回転させ、いずれの角度で回転させても重なる場合はさらに当該二次元バーコードを縮小しまたは移動させ、前記二次元バーコードを前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する。
または、前記画像生成手段は、前記二次元バーコードの四方を前記1つまたは複数のオブジェクトによって囲まれている場合は、前記二次元バーコードを縮小し前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する。
本発明の他の一形態に係る画像処理装置は、1つまたは複数のオブジェクトを含む第一の画像に自らの向きを特定するためのシンボルを含む二次元バーコードを重ねることによって第二の画像を生成する画像処理装置であって、前記二次元バーコードを重ねる所定の位置に前記1つまたは複数のオブジェクトのうちのいずれかが存在する場合に、当該所定の位置に当該二次元バーコードを重ねても当該二次元バーコードを解析することができるか否かを判別する、解析可否判別手段と、前記二次元バーコードを解析することができないと前記解析可否判別手段によって判別された場合に、前記1つまたは複数のオブジェクトのうちの前記所定の位置に存在するオブジェクトに重なる部分を残しつつ、前記二次元バーコードを回転させ、縮小し、もしくは当該オブジェクトとの相対的な位置を変更しまたは当該オブジェクトを縮小して前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する、画像生成手段と、を有し、前記画像生成手段は、前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれにも重ならないように前記二次元バーコードを回転させ、いずれの角度で回転させても重なる場合はさらに当該二次元バーコードを縮小しまたは移動させ、当該二次元バーコードを前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する
本発明によると、ある画像への二次元バーコードの付加を従来よりも好適に行うことができる。
画像形成装置を含むネットワークシステムの全体的な構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 第一の実施形態における画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 原稿画像、重畳用画像、および仮合成画像の例を示す図である。 二次元バーコードの位置の変更の処理の例を説明するための図である。 第一の実施形態における画像の合成の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 第二の実施形態における画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 第二の実施形態における二次元バーコードの位置の変更の処理の例を説明するための図である。 第二の実施形態における画像の合成の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 二次元バーコードの調整の処理の変形例を説明するための図である。 二次元バーコードをオブジェクトが横断した例を示す図である。 二次元バーコードの調整の処理の変形例を説明するための図である。 二次元バーコードの調整の処理の変形例を説明するための図である。 二次元バーコードの調整の処理の変形例を説明するための図である。 二次元バーコードの移動可能な範囲の例を説明するための図である。 二次元バーコードの移動可能な範囲のない状況の例を示す図である。 二次元バーコードの調整の処理の変形例を説明するための図である。 シンボル調整処理の流れの例を説明するフローチャートである。 移動縮小処理の流れの例を説明するフローチャートである。 二次元バーコードを移動させまたは複数の小さい二次元バーコードに分割する例を示す図である。
〔第一の実施形態〕
図1は、画像形成装置1を含むネットワークシステムの全体的な構成の例を示す図である。図2は、画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図である。図3は、第一の実施形態における画像形成装置1の機能的構成の例を示す図である。
図1において、画像形成装置1は、一般にMFP(Multi Function Peripherals)または複合機などと呼ばれる装置であって、コピー、PCプリント、ファックス、スキャナー、およびドキュメントサーバなどの機能を集約した装置である。
PCプリント機能は、パーソナルコンピューターなどの端末装置から画像データを受信し画像を用紙に印刷する機能である。「ネットワークプリンタ機能」または「ネットワークプリンティング機能」などと呼ばれることもある。
ドキュメントサーバ機能は、ユーザごとに「個人ボックス」または「ボックス」などと呼ばれる、パーソナルコンピューターにおけるフォルダまたはディレクトリなどに相当する記憶領域を設け、管理する機能である。「ボックス機能」と呼ばれることもある。ユーザは、自分のボックスに画像データなどをファイル単位で保存しておくことができる。
画像形成装置1は、通信回線NWを介して端末装置2などの装置と通信を行うことができる。
画像形成装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、大容量記憶装置10d、スキャンユニット10e、印刷ユニット10f、ネットワークインタフェース10g、操作パネル10h、ファクシミリユニット10i、画像処理回路10j、および自動原稿送り装置10kなどによって構成される。
ネットワークインタフェース10gは、通信回線NWを介して端末装置2などの装置を相手にTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルで通信を行う。ネットワークインタフェース10gとして、例えばNIC(Network Interface Card)が用いられる。
操作パネル10hは、キー入力部およびタッチパネルディスプレイなどによって構成される。
キー入力部は、いわゆるハードウェアキーであって、テンキー、スタートキー、ストップキー、およびファンクションキーなどによって構成される。
タッチパネルディスプレイには、ユーザに対してメッセージまたは指示を与えるための画面、ユーザが所望する処理の種類および処理条件を入力するための画面、およびCPU10aなどで実行された処理の結果を示す画面などが表示される。ユーザは、これらの画面を見ながらキー入力部またはタッチパネルディスプレイを操作することによって、画像形成装置1に対して情報および指令を入力することができる。
画像処理回路10jは、画像データを加工することによって画像処理を行う。画像処理回路10jは、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはFPGA(Field Programmable Gate Array)などによって構成することができる。
自動原稿送り装置10kは、ADF(Auto Document Feeder)であって、原稿給紙トレイにセットされた原稿を1枚ずつスキャンユニット10eのプラテンガラス上の所定の位置へ搬送し、スキャンユニット10eによる原稿の読取り後に原稿排紙トレイへ原稿を排出する。
スキャンユニット10eは、プラテンガラスの上にセットされた原稿に記されている写真、文字、絵、図表などからなる画像を読み取って画像データを生成する。
ファクシミリユニット10iは、公衆電話回線を介してファックス端末との間でG3などのプロトコルで画像データをやり取りするための装置である。
印刷ユニット10fは、スキャンユニット10eによって読み取られた画像のほか、端末装置2またはファックス端末などから受信した画像データに示される画像を用紙に印刷する。
ROM10cまたは大容量記憶装置10dには、上述の各機能を実現するためのオペレーティングシステムおよびミドルウェアなどのソフトウェアがインストールされている。
さらに、ROM10cまたは大容量記憶装置10dには、文字列、イラスト、または図表などのオブジェクトを含む画像(以下、「ドキュメント画像」と記載する。)を、二次元バーコードを付して印刷するためのソフトウェア1SWが、インストールされている。
ソフトウェア1SWによると、図3に示すドキュメント取得部101、二次元バーコード取得部102、画像仮合成部103、第一の二次元バーコード解析部104、および好適合成画像生成部105などが実現される。これらの機能によると、二次元バーコードがドキュメント画像の中のオブジェクトに重なる場合であっても、二次元バーコードの位置をあまり変えることなく印刷物を生成することができる。
これらのソフトウェアを構成するソフトウェアモジュールは、必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。
図1に戻って、端末装置2は、画像形成装置1による印刷などのサービスを受けるためのクライアントである。端末装置2には、画像形成装置1を制御するためのドライバなどがインストールされている。端末装置2として、パーソナルコンピューター、スマートフォン、またはPDA(Personal Digital Assistant)などが用いられる。
図4は、原稿画像51、重畳用画像52、および仮合成画像53の例を示す図である。図5は、二次元バーコード52Nの位置の変更の処理の例を説明するための図である。
次に、図3に示す画像形成装置1の各部による印刷物の生成の処理を、図4〜図5を参照しながら説明する。
ドキュメント取得部101は、印刷の対象であるドキュメント画像の画像データ61を、例えば次のように取得する。
ユーザは、ドキュメント画像が記された用紙を用意する。そして、所定のコマンドを画像形成装置1に入力する。
すると、ドキュメント取得部101は、この用紙の原稿面(読取面)をスキャンユニット10eにスキャンさせ画像データを生成させる。そして、この画像データを画像データ61として取得する。以下、原稿画像51の画像データ61がドキュメント取得部101によって得られた場合を例に説明する。原稿画像51は、図4(A)に示すように、複数のオブジェクト51Jからなるドキュメント画像である。また、原稿画像51には、オブジェクト51Jの配置されていない領域がある。
二次元バーコード取得部102は、原稿画像51とともに用紙に印刷する二次元バーコードの画像データ62を取得する。取得する方法は、ドキュメント取得部101による画像データ61の取得の方法と基本的に同様である。
つまり、ユーザは、二次元バーコードが記された用紙を用意する。そして、所定のコマンドを画像形成装置1に入力する。
すると、二次元バーコード取得部102は、この用紙の原稿面をスキャンユニット10eにスキャンさせ画像データを生成させる。そして、この画像データを画像データ62として取得する。以下、重畳用画像52の画像データ62が二次元バーコード取得部102によって得られた場合を例に説明する。重畳用画像52は、図4(B)に示すように、二次元バーコード52Nを含む画像である。二次元バーコード52N以外の部分の画素は、透過GIF(Graphics Interchange Format)などで用いられる、いわゆる透明色の画素である。透過率は100%である。また、二次元バーコード52Nは、黒色のセルおよび無色のセルによって構成される。無色のセルも、透明色の画素からなる。透過率は100%である。以下、二次元バーコードとしてQR(Quick Response)コードが用いられる場合を例に、説明する。QRコードは、登録商標である。
原稿画像51および重畳用画像52は、ともに矩形である。また、原稿画像51の縦の長さと重畳用画像52の縦の長さは等しく、原稿画像51の横の長さと重畳用画像52の横の長さも等しい。
画像仮合成部103は、画像データ61および画像データ62に基づいて図4(C)のように原稿画像51に重畳用画像52をぴったり重ねた合成画像の画像データを生成する。この合成画像が用紙に印刷されるか否かは、この時点では決まっていない。つまり、この合成画像は、シミュレーションされた仮のものである。以下、この合成画像を「仮合成画像53」と記載する。また、仮合成画像53の画像データを「画像データ63」と記載する。
第一の二次元バーコード解析部104は、画像データ63に基づいて仮合成画像53の中から二次元バーコード52Nを検出する。そして、二次元バーコード52Nを解析することによって、二次元バーコード52Nに示される文字列を判別する。この処理は、QRコードを解析する既存のソフトウェア(いわゆる、QRコードリーダ)を用いて行うことができる。
具体的には、第一の二次元バーコード解析部104は、仮合成画像53の中から3つの位置検出パターン(「切出しシンボル」と呼ばれることもある。)を検索する。そして、3つの位置検出パターンの1つずつを角に含む矩形の領域の画像を二次元バーコード52Nとして検出する。そして、二次元バーコード52Nを解析する。
しかし、図4(C)に示すように、原稿画像51の中のいずれかのオブジェクト51Jに二次元バーコード52Nの一部分が重なっている場合がある。この場合は、二次元バーコード52Nの解析を行っても文字列を判別できないことがある。
文字列を判別できた場合は、画像データ63が印刷の指令とともに印刷ユニット10fへ送出される。そして、画像データ63に基づいて印刷ユニット10fによって仮合成画像53が用紙に印刷される。
一方、文字列を判別できなかった場合は、判別可能な状態の二次元バーコード52Nを含む合成画像を得るための処理が、好適合成画像生成部105によって行われる。以下、二次元バーコード52Nと重なったオブジェクト51Jを「オブジェクト51JN」と記載する。
好適合成画像生成部105は、二次元バーコード位置変更部301および第二の二次元バーコード解析部302によって構成される。
二次元バーコード位置変更部301は、二次元バーコード52Nとオブジェクト51JNと重なる面積が小さくなるように二次元バーコード52Nの位置を変更した合成画像の画像データを生成し直す。例えば、図5(A)に示すように、二次元バーコード52Nの左下の部分がオブジェクト51JNの右上の部分に重なっている場合は、図5(B)に示すように、二次元バーコード52Nを右方向および上方向へ所定の画素数(例えば、それぞれ3画素ずつ)移動させた合成画像の画像データを生成し直す。ただし、重なりの面積がなるべくゼロにならないように二次元バーコード52Nを移動させる。以下、生成し直した合成画像を「合成画像54」と記載し、合成画像54の画像データを「画像データ64」と記載する。
第二の二次元バーコード解析部302は、画像データ64に基づいて合成画像54の中から二次元バーコード52Nを検出する。そして、二次元バーコード52Nを解析することによって、二次元バーコード52Nに示される文字列を判別する。これらの処理の方法は、第一の二次元バーコード解析部104における処理の方法と同様である。
文字列を判別できた場合は、最新の画像データ64が印刷ユニット10fへ送出される。そして、画像データ64に基づいて印刷ユニット10fによって合成画像54が用紙に印刷される。
一方、文字列を判別できなかった場合は、二次元バーコード位置変更部301は、図5(C)に示すように、二次元バーコード52Nの位置をさらに所定の画素数だけ移動させることによってオブジェクト51JNとの重なりの面積を小さくして、画像データ64を生成し直す。第二の二次元バーコード解析部302は、最新の画像データ64に基づいて、最新の合成画像54の中から二次元バーコード52Nを検出し、文字列の判別を試みる。判別に成功するまで徐々に二次元バーコード52Nの位置を変更し、画像データ64を生成し直す。そして、判別に成功した場合は、最新の画像データ64に基づいて最新の合成画像54が印刷ユニット10fによって印刷される。
図6は、第一の実施形態における画像の合成の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、第一の実施形態における画像形成装置1の全体的な処理の流れを、原稿画像51に重畳用画像52を重ね合わせた合成画像を印刷する場合を例に、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
画像形成装置1は、スキャンユニット10eによって、原稿画像51の画像データ61を取得するとともに(#701)、重畳用画像52の画像データ62を取得する(#702)。
画像形成装置1は、原稿画像51に重畳用画像52を重ねることによって仮合成画像53の画像データ63を生成する(#703)。そして、仮合成画像53の中から二次元バーコード52Nを検出し解析することによって、二次元バーコード52Nに示される文字列の判別を試みる(#704)。
判別することができた場合は(#705でYes)、画像形成装置1は、二次元バーコード52Nの位置を変更することなく仮合成画像53を用紙に印刷する(#709)。
一方、判別することができなかった場合は(#705でNo)、画像形成装置1は、図5で説明したように、二次元バーコード52Nを、これと重ねっているオブジェクト51J(つまり、オブジェクト51JN)との重なりの面積が小さくなるように移動させて合成画像54を生成する(#706)。そして、合成画像54の中から二次元バーコード52Nを検出し解析することによって、二次元バーコード52Nに示される文字列の判別を試みる(#707)。それでも判別することができなかった場合は(#708でNo)、二次元バーコード52Nの文字列の判別が成功するまで、二次元バーコード52Nをオブジェクト51JNから所定の距離ずつ離して合成画像54を生成する処理および解析の処理を繰り返す(#706、#707)。そして、判別することができた際の合成画像54を用紙に印刷する(#709)。
〔第二の実施形態〕
図7は、第二の実施形態における画像形成装置1の機能的構成の例を示す図である。図8は、第二の実施形態における二次元バーコード52Nの位置の変更の処理の例を説明するための図である。
第一の実施形態では、仮合成画像53または合成画像54を求め、仮合成画像53の中の二次元バーコード52Nに示される文字列の判別を試みた。そして、判別することができた場合に、この仮合成画像53または合成画像54を好適であるものとみなして用紙に印刷した。第二の実施形態では、文字列の判別の可否のチェック以外の方法で好適であるか否かをチェックする。
画像形成装置1のハードウェアの構成は、第一の実施形態の場合と同様で、図2に示した通りである。ただし、ROM10cまたは大容量記憶装置10dには、ソフトウェア1SWの代わりにソフトウェア1SW2がインストールされている。
ソフトウェア1SW2によると、図7に示すドキュメント取得部121、二次元バーコード取得部122、画像仮合成部123、破損率算出部124、誤り訂正率検出部125、解析可否判別部126、および好適合成画像生成部127などが実現される。
以下、ドキュメント取得部121ないし好適合成画像生成部127による印刷物の生成の処理を、図8などを参照しながら説明する。第一の実施形態と重複する点については、説明を省略する。
ドキュメント取得部121、二次元バーコード取得部122、および画像仮合成部123は、第一の実施形態のドキュメント取得部101、二次元バーコード取得部102、および画像仮合成部103(図3参照)と同様の処理を行う。つまり、ドキュメント取得部121は、原稿画像51(図4参照)の画像データ61を取得する処理を行う。二次元バーコード取得部122は、重畳用画像52の画像データ62を取得する処理を行う。画像仮合成部123は、仮合成画像53の画像データ63を生成する処理を行う。
ところで、仮合成画像53の中の二次元バーコード52Nは、いずれかのオブジェクト51Jの上に重なることによって破損(欠損)してしまうことがある。図4および図5の例のようにオブジェクト51JNに重なることによって破損することが、ある。
破損率算出部124は、仮合成画像53の中の二次元バーコード52Nの、オブジェクト51Jに重なったことによってした割合を、次のように算出する。以下、この割合を「破損率Rk」と記載する。
破損率算出部124は、3つの位置検出パターンを検索することによって、仮合成画像53の中から二次元バーコード52Nを抽出する。そして、二次元バーコード52Nの全体の面積Szを求める。なお、面積Szは、重畳用画像52から求めることもできる。
さらに、破損率算出部124は、二次元バーコード52Nとオブジェクト51JNとが重なっている部分53Cの面積Scを求める。面積Scは、仮合成画像53の中から両者の重なっている部分53Cを検出することによって求めることができる(図8(A)参照)。または、原稿画像51におけるオブジェクト51JNの占める領域および位置と重畳用画像52における二次元バーコード52Nの占める領域および位置とを算出し、両領域を両位置に基づいて重ねることによっても、求めることができる。
そして、破損率算出部124は、次の(1)式によって破損率Rkを算出する。
破損率Rk=面積Sc/面積Sz …… (1)
誤り訂正率検出部125は、二次元バーコード52Nの特定の位置のセルを解析することによって誤り訂正率Raを検出する。なお、一般にQRコードには、誤り訂正率として幾つかの誤り訂正レベルが示されている。よって、誤り訂正率検出部125は、誤り訂正レベルを検出することによって、誤り訂正率を検出することができる。
解析可否判別部126は、仮合成画像53の中の二次元バーコード52Nが文字列の判別が可能なものであるか否かを、破損率算出部124によって算出された破損率Rkおよび誤り訂正率検出部125によって検出された誤り訂正率Raに基づいて判別する。具体的には、図8に示すように、破損率Rkが誤り訂正率Ra未満であれば、文字列の判別が可能であると、判別する。誤り訂正率Raが破損率Rk未満であれば、文字列の判別が不能であると、判別する。破損率Rkと誤り訂正率Raとが同率である場合は、文字列の判別が可能であると判別してもよいし不能であると判別してもよい。どちらにするかは、予め決めておけばよい。
または、解析可否判別部126は、二次元バーコード52Nの解析の確実性を高めるために判別の基準を高めてもよい。例えば、次の(2)式を満たす場合は文字列の判別が可能であると判別し、満たさない場合は不能であると判別してもよい。
Ra≧α・Rk+β …… (2)
ただし、「α」は、1以上の係数である。「β」は、0以上の数である。
文字列の判別が可能であると解析可否判別部126によって判別された場合は、画像データ63が印刷の指令とともに印刷ユニット10fへ送出される。そして、画像データ63に基づいて印刷ユニット10fによって仮合成画像53が用紙に印刷される。つまり、図8(B)に示すように、二次元バーコード52Nの位置は、変更しない。
一方、文字列の判別が不能であると解析可否判別部126によって判別された場合は、文字列の判別が可能な状態である二次元バーコード52Nを含む合成画像を得るための処理が、好適合成画像生成部127によって行われる。
好適合成画像生成部127は、破損率Rkが誤り訂正率Ra未満になりまたは(2)式を満たす際の二次元バーコード52Nとオブジェクト51JNとの重なる部分53Cの面積を算出する。そして、部分53Cの面積が算出した面積以下になるように二次元バーコード52Nの位置を図8(C)のように変更して、合成画像の画像データを生成し直す。位置の変更の仕方は第一の実施形態と同様である。以下、生成し直した合成画像を「合成画像55」と記載し、合成画像55の画像データを「画像データ65」と記載する。
そして、画像データ65が印刷の指令とともに印刷ユニット10fへ送出され、画像データ65に基づいて印刷ユニット10fによって合成画像55が用紙に印刷される。
図9は、第二の実施形態における画像の合成の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、第二の実施形態における画像形成装置1の全体的な処理の流れを、原稿画像51に重畳用画像52を重ね合わせた合成画像を印刷する場合を例に、図9に示すフローチャートを参照しながら説明する。
画像形成装置1は、第一の実施形態のステップ#701〜#703と同様に、原稿画像51の画像データ61および重畳用画像52の画像データ62を取得し、仮合成画像53の画像データ63を生成する(#711〜#713)。
画像形成装置1は、誤り訂正率Raを検出するとともに(#714)、破損率Rkを算出する(#715)。そして、仮合成画像53の中の二次元バーコード52Nが文字の判別の可能なものであるか否かを、誤り訂正率Raおよび破損率Rkに基づいて判別する(#716)。
文字の判別の可能なものである場合は(#717でYes)、画像形成装置1は、仮合成画像53を用紙に印刷する(#719)。
一方、文字の判別の可能なものでない場合は(#717でNo)、画像形成装置1は、二次元バーコード52Nが文字の判別の可能なものになるように二次元バーコード52Nの位置を変更することによって(図8(C)参照)、合成画像54の画像データ64を生成する(#718)。そして、合成画像54を用紙に印刷する(#719)。
なお、破損率Rkがゼロである場合は、ステップ#716〜#718の処理をスキップし、仮合成画像53を印刷してもよい(#719)。また、ステップ#714よりも先に破損率Rkを算出し(#715)、破損率Rkがゼロであれば、ステップ#714をもスキップしてもよい。
〔変形例〕
<1> 位置検出パターンがオブジェクトと重なる場合の第一の対応策
図10は、二次元バーコード52Nの調整の処理の変形例を説明するための図である。図11は、二次元バーコード52Nをオブジェクト51JNが横断した例を示す図である。
第一の実施形態および第二の実施形態では、仮合成画像53の中の二次元バーコード52Nの3つの位置検出パターンを検索する場合を例に説明した。つまり、第一の実施形態および第二の実施形態では、二次元バーコード52Nの一部分がオブジェクト51JNに重なるものの、位置検出パターンは1つもオブジェクト51JNに重ならなかった。しかし、3つの位置検出パターンのうちの少なくとも1つがオブジェクト51JNに重なってしまうことがある。この場合は、仮合成画像53から二次元バーコード52Nを正しく検出することができないことがある。
そこで、画像形成装置1は、位置検出パターンが1つもオブジェクト51JNと重ならないように次の処理を行う。
画像形成装置1は、図10(A)に示すように二次元バーコード52Nの少なくとも1つの位置検出パターン52Npがオブジェクト51JNと重なる場合は、位置検出パターン52Npを、位置検出パターン52Npの真ん中を中心に図10(B)に示すように時計回りに90度させて、仮合成画像53の画像データ63を生成し直す。それでもなお少なくとも1つの位置検出パターン52Npがオブジェクト51JNと重なる場合は、図10(C)に示すようにさらに時計回りに90度させて、仮合成画像53の画像データ63を生成し直す。図10(C)の例では、位置検出パターン52Npが1つもオブジェクト51JNと重ならないので、第一の二次元バーコード解析部104(図3参照)および破損率算出部124(図7参照)は、この時点の画像データ63を用いて処理を実行する。もしも、時計回りに90度、2回、回転させてもなお少なくとも1つの位置検出パターン52Npがオブジェクト51JNと重なる場合は、さらに時計回りに90度、回転させて仮合成画像53の画像データ63を生成し直す。
なお、図11のようにオブジェクト51JNが二次元バーコード52Nの中央を横断する場合があるが、横断しまたは縦断する場合であっても3つの位置検出パターン52Npのいずれもオブジェクト51JNに重ならない場合は、第一の実施形態または第二の実施形態の方法で合成画像を生成することができる。
<2> 位置検出パターンがオブジェクトと重なる場合の第二の対応策
図12は、二次元バーコード52Nの調整の処理の変形例を説明するための図である。
上述の<1>の方法では好適な仮合成画像53が得られない場合、つまり、二次元バーコード52Nを時計回りに90度、180度、そして270度回転させても少なくともいずれか1つの位置検出パターン52Npがオブジェクト51JNと重なる場合は、画像形成装置1は、次の方法によって、仮合成画像53の画像データ63を生成する。
例えば、図12(A)に示すように、2つ以上の位置検出パターン52Npがオブジェクト51JNと重なる場合は、画像形成装置1は、図12(B)に示すようにオブジェクト51JNの外側へ向かって、位置検出パターン52Npが1つも重ならない位置まで二次元バーコード52Nを移動させて、仮合成画像53の画像データ63を生成し直す。または、オブジェクト51JNの外側へ向かって、オブジェクト51JNと隣り合う位置まで二次元バーコード52Nを移動させて、仮合成画像53の画像データ63を生成し直す。
または、画像形成装置1は、図12(C)に示すように、二次元バーコード52Nを2×2に4等分した1つの部分のみがオブジェクト51JNに重なる位置まで、二次元バーコード52Nを移動させる。そして、図12(D)に示すように、上述の<1>の方法で(図10参照)3つの位置検出パターンの1つもオブジェクト51JNと重ならないようになるまで二次元バーコード52Nを回転させて、仮合成画像53の画像データ63を生成し直す。
<3> 位置検出パターンがオブジェクトと重なる場合の第三の対応策
図13は、二次元バーコード52Nの調整の処理の変形例を説明するための図である。
上述の<1>の方法では好適な仮合成画像53が得られない場合は、次の方法によって仮合成画像53の画像データ63を生成してもよい。
例えば、図13(A)に示すように少なくとも1つの位置検出パターン52Npがオブジェクト51JNの上方の部分と重なる場合は、画像形成装置1は、図13(B)のように二次元バーコード52Nを上方に向かって縮小させて、仮合成画像53の画像データ63を生成し直す。
ただし、合成画像の印刷物をスキャンする読取装置の読取解像度に対応するように、二次元バーコード52Nを縮小する。つまり、この読取装置の読取りの最小単位が2ドットである場合は、1つのセルの大きさが2ドット以上になるように二次元バーコード52Nを縮小する。QRコードは一般に4ドット以上が推奨されているので、1つのセルの大きさが4ドット以上になるように二次元バーコード52Nを縮小するのが好ましい。もちろん、この読取装置の読取りの最小単位が1ドットであるならば、1つのセルの大きさを1ドットにまで縮小しても構わない。
<4> 位置検出パターンがオブジェクトと重なる場合の第四の対応策
図14は、二次元バーコード52Nの調整の処理の変形例を説明するための図である。
上述の<1>の方法では好適な仮合成画像53が得られない場合は、次の方法によって仮合成画像53の画像データ63を生成してもよい。
1つの位置検出パターン52Npのみがオブジェクト51JNに重ならない場合は、画像形成装置1は、この位置検出パターン52Npの方向へ二次元バーコード52Nを移動させて、仮合成画像53の画像データ63を生成し直す。例えば、図14(A)に示すように左上の位置検出パターン52Npのみがオブジェクト51JNに重なっていない場合は、図14(B)のように3つの位置検出パターン52Npが現れる位置まで左上の方向へ二次元バーコード52Nを移動させて、仮合成画像53の画像データ63を生成し直す。
<5> 二次元バーコードの移動の範囲
図15は、二次元バーコード52Nの移動可能な範囲の例を説明するための図である。
第一の実施形態および第二の実施形態のほか上述の<1>、<2>、および<4>の各対応策によると、二次元バーコード52Nをいずれかの方向に移動させて、仮合成画像53の画像データ63を生成し直した。しかし、例えば図15(A)に矢印で示すように、移動する方向に他のオブジェクト51Jが存在することがある。そこで、画像形成装置1は、二次元バーコード52Nの移動可能な範囲を、図15(B)に二点鎖線で示すように、他のオブジェクト51Jの直前までの範囲に限定する。
複数の方向へ移動させることができる場合は、予め決められた方向へ優先的に移動させてもよいし、方向をランダムに選択し移動させてもよい。
合成画像54の画像データ64、65を生成する場合および生成し直す場合も同様に、二次元バーコード52Nの移動可能な範囲を限定すればよい。
なお、移動可能な範囲として、ユーザが指定した範囲を用いてもよい。または、特定の仕様に基づいて移動可能な範囲を設定してもよい。
<6> 二次元バーコードの移動が不能な場合の第一の対応策
図16は、二次元バーコード52Nの移動可能な範囲のない状況の例を示す図である。
図16に示すように、二次元バーコード52Nがオブジェクト51JNに重なるだけでなく周囲を他の1つまたは複数のオブジェクト51Jに近接して囲われる場合がある。この場合は、二次元バーコード52Nの移動可能な範囲がほとんどない。
そこで、画像形成装置1は、移動可能な範囲がない場合および移動可能な範囲で二次元バーコード52Nを移動させて仮合成画像53の画像データ63を生成し直しても好適な結果が得られない場合は、次のように処理を行えばよい。
画像形成装置1は、上述の<3>の方法で二次元バーコード52Nを、縮小させてから適宜、移動させ、仮合成画像53の画像データ63を生成し直す。
または、画像形成装置1は、誤り訂正レベルを高くすることによって誤り訂正率を上げて、二次元バーコード52Nを生成し直し、仮合成画像53の画像データ63を生成し直す。
二次元バーコード52Nの再生成は、次のように行うことができる。画像形成装置1は、二次元バーコード52Nに示される文字列および誤り訂正レベルを画像データ62に基づいて判別する。そして、判別した誤り訂正レベルよりも高い誤り訂正レベルで、判別した文字列を示す二次元バーコード52Nを生成し直す。
合成画像54の画像データ64、65を生成する場合および生成し直す場合も、誤り訂正率を上げる方法を用いることができる。
<7> 二次元バーコードの移動が不能な場合の第二の対応策
図17は、二次元バーコード52Nの調整の処理の変形例を説明するための図である。
移動可能な範囲がない場合および移動可能な範囲で二次元バーコード52Nを移動させて仮合成画像53の画像データ63を生成し直しても好適な結果が得られない場合は、画像形成装置1は、次のようにオブジェクト51JNに対して処理を行ってもよい。
例えば図17(A)に示すように二次元バーコード52Nがオブジェクト51JNに重なっている場合に、画像形成装置1は、二次元バーコード52Nではなく図17(B)に示すようにオブジェクト51JNを移動させて、仮合成画像53の画像データ63を生成し直してもよい。
または、図17(C)に示すようにオブジェクト51JNを縮小させて、仮合成画像53の画像データ63を生成し直してもよい。なお、上述の<3>の通り、図17(D)に示すように二次元バーコード52Nを縮小させても構わない。
図18は、シンボル調整処理の流れの例を説明するフローチャートである。図19は、移動縮小処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、上述の対応策を適用した場合の画像形成装置1の全体的な処理の流れを、図18に示すフローチャートなどを参照しながら説明する。
画像形成装置1は、図6のステップ#701〜703および図9のステップ#711〜713で説明した通り、原稿画像51の画像データ61および重畳用画像52の画像データ62を取得し、仮合成画像53の画像データ63を生成する。第一の実施形態および第二の実施形態では、仮合成画像53の中の二次元バーコード52Nの3つの位置検出パターン52Npのいずれもオブジェクト51Jに重ならない場合について説明したが、少なくとも1つが重なる場合がある。
そこで、画像形成装置1は、ステップ#703または#713の処理の際つまり仮合成画像53を求める際に、位置検出パターン52Npが1つもオブジェクト51Jに重ならないように調整する処理(シンボル調整処理)を行う。シンボル調整処理は、図18のフローチャートに示す手順で行われる。
画像形成装置1は、オブジェクト51Jに重なる部分が二次元バーコード52Nに含まれており、かつ、3つの位置検出パターン52Npのうちの1つのみがオブジェクト51Jに重なる場合は(図18の#721でYes、#722でYes、#723でYes)、二次元バーコード52Nを回転させることによって、3つの位置検出パターン52Npのいずれもオブジェクト51Jに重ならないようにする(#724)。
しかし、回転させても、いずれかの位置検出パターン52Npがオブジェクト51Jに重なる場合は(#725でYes)、画像形成装置1は、移動縮小処理を実行する(#726)。
また、3つの位置検出パターン52Npのうちの2つ以上がオブジェクト51Jに重なる場合も(#721でYes、#722でYes、#723でNo)、移動縮小処理を実行する(#726)。
移動縮小処理は、図19のフローチャートに示す手順で行われる。画像形成装置1は、二次元バーコード52Nの周囲のオブジェクト51Jを検索する(#731)。上下左右のすべての方向にオブジェクト51Jがある場合は(#732でYes)、二次元バーコード52Nを縮小する(#735)。これにより、移動可能な領域が確保することができるので、縮小した二次元バーコード52Nを、位置検出パターン52Npが1つもオブジェクト51Jに重ならないように適宜、移動させる。
一方、移動可能な方向がある場合は(#732でNo)、画像形成装置1は、その方向へ二次元バーコード52Nを移動させる(#733)。この際に、位置検出パターン52Npが1つもオブジェクト51Jに重ならないようになるまで、適宜、移動の方向を変える。それでもなお、いずれかの位置検出パターン52Npがオブジェクト51Jに重なる場合は(#734でYes)、二次元バーコード52Nを縮小する(#735)。そして、縮小した二次元バーコード52Nを、位置検出パターン52Npが1つもオブジェクト51Jに重ならないように適宜、移動させる。
シンボル調整処理が完了したら、画像形成装置1は、図6のステップ#704〜#709の処理または図9のステップ#714〜#719の処理を実行する。
しかし、ステップ#706または#718において、二次元バーコード52Nを文字列の判別が可能なように合成画像54、55を求めることができない場合がある。この場合は、画像形成装置1は、二次元バーコード52Nを縮小して、合成画像54、55を求め直す。または、二次元バーコード52Nの誤り訂正レベルを上げて、合成画像54、55を求め直す。
図20は、二次元バーコード52Nを移動させまたは複数の小さい二次元バーコードに分割する例を示す図である。
上述の実施形態および変形例によると、ドキュメント画像への二次元バーコードの付加を従来よりも好適に行うことができる。しかも、二次元バーコードから離れたスペースへ移動させたり(図20(A)、(B)参照)、サイズの小さい複数の二次元バーコードに分けたりするのではなく(図20(A)、(C)参照)、できるだけ元の位置に近いまま二次元バーコードを移動させ、回転させ、または縮小させる。よって、ユーザが最初に意図したレイアウトをあまり損なうことなく二次元バーコードを付加することができる。
上述の実施形態および変形例によると、原稿画像51および重畳用画像52を、用紙をスキャンすることによって取得した。しかし、端末装置2からこれらの画像データを受信することによって取得しても構わない。また、合成画像を、用紙に印刷することによって出力したが、合成画像の画像データを他の装置へ送信しまたはリムーバブルディスプレイなどに記録することによって出力してもよい。
上述の実施形態および変形例では、図3および図6に示す各機能を、プログラムをCPU10aで実行することによって実現したが、画像処理回路10jのみによって実現してもよい。
上述の実施形態および変形例では、破損率Rkを、オブジェクト51JNを内接する矩形の領域と二次元バーコード52Nとの重なる面積の、二次元バーコード52N全体の面積に対する割合を算出することによって求めたが、オブジェクト51JNの有色の画素によって識別不能になるセルの個数の、二次元バーコード52N全体のセルの個数に対する割合を算出することによって求めてもよい。
上述の実施形態および変形例では、二次元バーコード52Nを適宜、回転させ、縮小し、または移動させたが、予め設定されている制限に応じて、一部の編集を行わないようにしてもよい。例えば、二次元バーコードのサイズが固定である旨の設定がなされている場合は、縮小を行わず、回転および移動によって二次元バーコード52Nを調整すればよい。
上述の実施形態および変形例では、二次元バーコード52NとしてQRコードを例に挙げたが、他の規格の二次元バーコードを用いる場合にも本発明を適用することができる。
その他、画像形成装置1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、原稿画像51または重畳用画像52の構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 画像形成装置(画像処理装置)
104 第一の二次元バーコード解析部(解析可否判別手段)
105 好適合成画像生成部(画像生成手段)
124 破損率算出部(解析可否判別手段)
125 誤り訂正率検出部(解析可否判別手段)
126 解析可否判別部(解析可否判別手段)
127 好適合成画像生成部(画像生成手段)
51 原稿画像(第一の画像)
51J オブジェクト
51JN オブジェクト
52N 二次元バーコード
52Np 位置検出パターン(シンボル)
54 合成画像(第二の画像)

Claims (12)

  1. 1つまたは複数のオブジェクトを含む第一の画像に自らの向きを特定するためのシンボルを含む二次元バーコードを重ねることによって第二の画像を生成する画像処理装置であって、
    前記二次元バーコードを重ねる所定の位置に前記1つまたは複数のオブジェクトのうちのいずれかが存在する場合に、当該所定の位置に当該二次元バーコードを重ねても当該二次元バーコードを解析することができるか否かを判別する、解析可否判別手段と、
    前記二次元バーコードを解析することができないと前記解析可否判別手段によって判別された場合に、前記1つまたは複数のオブジェクトのうちの前記所定の位置に存在するオブジェクトに重なる部分を残しつつ、前記二次元バーコードを回転させ、縮小し、もしくは当該オブジェクトとの相対的な位置を変更しまたは当該オブジェクトを縮小して前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する、画像生成手段と、
    前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれかに重なるか否かを判定する判定手段と、
    を有し、
    前記画像生成手段は、前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれかにに重なると前記判定手段によって判定された場合は、前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれにも重ならないように前記二次元バーコードを前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記解析可否判別手段は、前記所定の位置に前記二次元バーコードを重ねた状態をシミュレーションし解析することによって、当該二次元バーコードを解析することができるか否かを判別する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像生成手段は、前記二次元バーコードを、前記部分の面積が小さくなるように前記相対的な位置を変更して前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する、
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記解析可否判別手段は、前記二次元バーコードの全体の面積に対する前記部分の面積の割合である重複部分割合および当該二次元バーコードの誤り訂正率に基づいて、当該二次元バーコードを解析することができるか否かを判別する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像生成手段は、前記二次元バーコードを、前記重複部分割合が前記誤り訂正率未満になるように前記相対的な位置を変更して前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する、
    請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像生成手段は、前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれにも重ならないように前記二次元バーコードを回転させ、いずれの角度で回転させても重なる場合はさらに当該二次元バーコードを縮小しまたは移動させ、前記二次元バーコードを前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する、
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 1つまたは複数のオブジェクトを含む第一の画像に自らの向きを特定するためのシンボルを含む二次元バーコードを重ねることによって第二の画像を生成する画像処理装置であって、
    前記二次元バーコードを重ねる所定の位置に前記1つまたは複数のオブジェクトのうちのいずれかが存在する場合に、当該所定の位置に当該二次元バーコードを重ねても当該二次元バーコードを解析することができるか否かを判別する、解析可否判別手段と、
    前記二次元バーコードを解析することができないと前記解析可否判別手段によって判別された場合に、前記1つまたは複数のオブジェクトのうちの前記所定の位置に存在するオブジェクトに重なる部分を残しつつ、前記二次元バーコードを回転させ、縮小し、もしくは当該オブジェクトとの相対的な位置を変更しまたは当該オブジェクトを縮小して前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する、画像生成手段と、
    を有し
    前記画像生成手段は、前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれにも重ならないように前記二次元バーコードを回転させ、いずれの角度で回転させても重なる場合はさらに当該二次元バーコードを縮小しまたは移動させ、当該二次元バーコードを前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  8. 前記画像生成手段は、前記二次元バーコードの四方を前記1つまたは複数のオブジェクトによって囲まれている場合は、前記二次元バーコードを縮小し前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する、
    請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 1つまたは複数のオブジェクトを含む第一の画像に自らの向きを特定するためのシンボルを含む二次元バーコードを重ねることによって第二の画像を生成する画像生成方法であって、
    前記二次元バーコードを重ねる所定の位置に前記1つまたは複数のオブジェクトのうちのいずれかが存在する場合に、当該所定の位置に当該二次元バーコードを重ねても当該二次元バーコードを解析することができるか否かを判別し、
    前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれかに重なるか否かを判定し、
    前記二次元バーコードを解析することができないと判別した場合に、前記1つまたは複数のオブジェクトのうちの前記所定の位置に存在するオブジェクトに重なる部分を残しつつ、前記二次元バーコードを回転させ、縮小し、もしくは当該オブジェクトとの相対的な位置を変更しまたは当該オブジェクトを縮小し、かつ、前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれかに重なると判定した場合に、前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれにも重ならないように、当該二次元バーコードを前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する、
    ことを特徴とする画像生成方法。
  10. 1つまたは複数のオブジェクトを含む第一の画像に自らの向きを特定するためのシンボルを含む二次元バーコードを重ねることによって第二の画像を生成する画像生成方法であって、
    前記二次元バーコードを重ねる所定の位置に前記1つまたは複数のオブジェクトのうちのいずれかが存在する場合に、当該所定の位置に当該二次元バーコードを重ねても当該二次元バーコードを解析することができるか否かを判別し、
    前記二次元バーコードを解析することができないと判別した場合に、前記1つまたは複数のオブジェクトのうちの前記所定の位置に存在するオブジェクトに重なる部分を残しつつ、前記二次元バーコードを回転させ、縮小し、もしくは当該オブジェクトとの相対的な位置を変更しまたは当該オブジェクトを縮小し、かつ、前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれにも重ならないように当該二次元バーコードを回転させ、いずれの角度で回転させても重なる場合はさらに当該二次元バーコードを縮小しまたは移動させて、当該二次元バーコードを前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する、
    ことを特徴とする画像生成方法。
  11. 1つまたは複数のオブジェクトを含む第一の画像に自らの向きを特定するためのシンボルを含む二次元バーコードを重ねることによって第二の画像を生成するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記二次元バーコードを重ねる所定の位置に前記1つまたは複数のオブジェクトのうちのいずれかが存在する場合に、当該所定の位置に当該二次元バーコードを重ねても当該二次元バーコードを解析することができるか否かを判別する処理を前記コンピュータに実行させ、
    前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれかに重なるか否かを判定する処理を前記コンピュータに実行させ、
    前記二次元バーコードを解析することができないと判別した場合に、前記1つまたは複数のオブジェクトのうちの前記所定の位置に存在するオブジェクトに重なる部分を残しつつ、前記二次元バーコードを回転させ、縮小し、もしくは当該オブジェクトとの相対的な位置を変更しまたは当該オブジェクトを縮小し、かつ、前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれかに重なると判定した場合に、前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれにも重ならないように、当該二次元バーコードを前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する処理を、前記コンピュータに実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  12. 1つまたは複数のオブジェクトを含む第一の画像に自らの向きを特定するためのシンボルを含む二次元バーコードを重ねることによって第二の画像を生成するコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記二次元バーコードを重ねる所定の位置に前記1つまたは複数のオブジェクトのうちのいずれかが存在する場合に、当該所定の位置に当該二次元バーコードを重ねても当該二次元バーコードを解析することができるか否かを判別する処理を前記コンピュータに実行させ、
    前記二次元バーコードを解析することができないと判別した場合に、前記1つまたは複数のオブジェクトのうちの前記所定の位置に存在するオブジェクトに重なる部分を残しつつ、前記二次元バーコードを回転させ、縮小し、もしくは当該オブジェクトとの相対的な位置を変更しまたは当該オブジェクトを縮小し、かつ、前記シンボルが前記1つまたは複数のオブジェクトのいずれにも重ならないように当該二次元バーコードを回転させ、いずれの角度で回転させても重なる場合はさらに当該二次元バーコードを縮小しまたは移動させて、当該二次元バーコードを前記第一の画像に重ねることによって、前記第二の画像を生成する処理を、前記コンピュータに実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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