JP5833873B2 - 包装機におけるシール用ロール圧着装置 - Google Patents
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Description
この発明の目的は、上記課題を解決することであり、加熱された包装材の重合わせ部分を圧着する圧着ローラを備える形式の製袋充填包装機のセンターシール装置であって、圧着ローラの包装材に対する圧力調整が、操作部から設定可能であるとともに、製品兼用(包装材の種類や物品替え)がある場合でも圧力調整作業をすることなく且つ機械毎にばらつくことなく設定可能であって、更に、包装材のセンターシール部位に侵入した微小な製品カスのカミ込みやフィルムの重合わせ部分のずれに起因したセンターシールの包装不良を、別途のセンサなどの検出手段を要することなく確実に検出ことができるシール用ロール圧着装置を提供することである。
また、前記運動変換機構は、前記一方の圧着ローラを支持し且つ前記包装機の固定フレームにスライド可能に取り付けられている第1ローラ支持体、他方の前記圧着ローラを支持し且つ前記包装機の固定フレームに取り付けられている第2ローラ支持体、及び前記サーボモータの回転出力部と前記第1ローラ支持体との間を連結するリンク機構を備えることができる。サーボモータの回転出力がリンク機構を介して第1ローラ支持体に伝達され、第1ローラ支持体が固定フレームに対してスライドするので、第1ローラ支持体によって支持される一方の圧着ローラが他方の圧着ローラに対して開閉する。
また、前記圧着ローラは、滑らかな圧着用の円筒周面を備えることができる。圧着ローラの表面にシール目等の凹凸を設けないことで、包装材の変形に起因する検出精度の低下を回避することができる。
更に、この包装機におけるシール用ロール圧着装置は、略筒状に曲成された帯状包装材の両側縁部を重ね合わせた重合わせ部分にセンターシールを施すことで筒状包装材が形成され、前記筒状包装材の内部に包装をすべき製品が充填され、前記製品の前後で前記筒状包装材にエンドシールを施すことでピロー包装を行う横型製袋充填包装機又は縦型製袋充填包装機において、前記圧着ローラを、加熱された前記重合わせ部分を圧着して前記センターシールを形成するために、前記重合わせ部分が間に通される二つの圧着ローラとするように適用することができる。
本発明は、また、フィルム搬送のための駆動源を持たないセンターシール方式であるところの、バーヒータと圧着ローラとを備えたセンターシール装置のシール用圧着装置に関しており、シール圧力調整及び包装不良検出を精度良く行うことができる。圧着ローラ自体においても、シール目がない、或いはロール径を小さくして慣性力を小さくしてあるので、異物侵入や包装材異常の時の応答が良いという利点がある。
(1)一方のローラ(右側圧着ローラ32)を固定し、片側のローラ(右側圧着ローラ31)のみの開閉としているので、開閉用サーボモータ33において、異物が侵入したときの回転出力軸56の変化量(回転偏移量)が大きく取れる。したがって、検出精度が高く、微小な製品カスのカミ込みや、包装フィルムの圧着ローラ31,32からの離脱などの包装不良に起因する微小な変化をも検出することができる。
(2)圧着ローラ31の径を最小限に抑えてあるので、慣性力が小さく、微小な製品カスのカミ込みやフィルムの圧着ロールからの離脱などの包装不良に起因する微小な変化に対してもレスポンス(スライド軸53方向の移動)が速いので検出精度が高い。
(3)圧着ローラ31,32にはシール目を設けないで(シール目は別途後段に目付ローラ43を設けてある)、金属製のフラットな圧着面を備えている。圧着ローラ31,32同士を包装フィルムに接触させているので、包装フィルムの挟圧時の弾性変形がなく、シール目があるときのようにシール目同士の噛み合い精度に左右されることがないので、微小な製品力スや厚さの薄い包装フィルムの逸脱等についても、検出精度を高くした検出ができる。なお、検出精度は多少低下するが、圧着ロールの片側がゴムローラでも可能である。
3 紙送りロール
3a 駆動側ローラ 3b 従動側ローラ
4 サーボモータ 4a ベルト伝動装置
5 製筒器 6 センターシール装置
7 エンドシーラ 7a カッタ
8 送込みコンベア 9 制御部
10 紙引きローラ部
11,12 ローラ 13 紙引き用サーボモータ
20 バーヒータ部
21,22 ヒータバー 23 開閉用サーボモータ
30 圧着ローラ部
31,32 圧着ローラ 33 開閉用サーボモータ
40 目付ローラ部
41,42 目付けローラ 43 駆動用サーボモータ
50 固定フレーム 51 運動変換機構
52 取付け板 53,53 スライド軸
54 スライド部材 55 ストッパ
56 回転出力軸 57 リンク
58a,58b リンクアーム
59a,59b 枢軸
Fr フィルムロール Fw ウェブ状包装フィルム
Ft 筒状包装フィルム Fe,Fe 両側縁部
P 製品 Bp ピロー包装体
Claims (5)
- 包装材にシールを施すべき部分を挟んで対向配置される二つの圧着ローラ、前記圧着ローラを開閉駆動する駆動源としてのサーボモータ、前記サーボモータの回転出力を前記圧着ローラの開閉動作に変換する運動変換機構、及び前記包装材の移送に応じて前記圧着ローラに前記開閉動作をさせるため、前記サーボモータの回転を制御する制御部を備え、
前記運動変換機構は、前記圧着ローラが前記閉じ動作において占める閉じ位置と前記圧着ローラが開く所定の開き位置との間に対応する前記サーボモータの所定回転範囲の出力を、一方のみの前記圧着ローラを開閉する片側開閉に変換し、
前記制御部は、前記片側開閉をする前記一方の圧着ローラの閉じ動作中に、前記圧着ローラ間の隙間が拡大又は減少することによって生じる前記サーボモータにおける回転量の変動又はトルクの変動に基づいて、前記圧着ローラ間において異物の噛込み又は包装材の異常を検出することを特徴とする包装機におけるシール用ロール圧着装置。 - 前記包装材の移送は前記シールを施すべき部分を挟んで移送する紙引きローラによって行われており、前記制御部は、前記紙引きローラの開閉に連動して前記圧着ローラを開閉させることを特徴とする請求項1に記載の包装機におけるシール用ロール圧着装置。
- 前記運動変換機構は、前記一方の圧着ローラを支持し且つ前記包装機の固定フレームにスライド可能に取り付けられている第1ローラ支持体、他方の前記圧着ローラを支持し且つ前記包装機の固定フレームに取り付けられている第2ローラ支持体、及び前記サーボモータの回転出力部と前記第1ローラ支持体との間を連結するリンク機構を備えていることを特徴とする請求項2に記載の包装機におけるシール用ロール圧着装置。
- 前記圧着ローラは、滑らかな圧着用の円筒周面を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の包装機におけるシール用ロール圧着装置。
- 略筒状に曲成された帯状包装材の両側縁部を重ね合わせた重合わせ部分にセンターシールを施すことで筒状包装材が形成され、前記筒状包装材の内部に包装をすべき製品が充填され、前記製品の前後で前記筒状包装材にエンドシールを施すことでピロー包装を行う横型製袋充填包装機又は縦型製袋充填包装機において、前記圧着ローラを、加熱された前記重合わせ部分を圧着して前記センターシールを形成するために、前記重合わせ部分が間に通される二つの圧着ローラとするように適用されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の包装機におけるシール用ロール圧着装置。
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