JP5827118B2 - リクライニング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、外部にスプリングが設けられたリクライニング装置に関する。
リクライニング装置は、非操作時には、スプリングによりロック状態となるように付勢されている。
このスプリングは、リクライニング装置の内部に内蔵されている。しかし、小型のリクライニング装置では、外部に設けられているものもある。スプリングが外部に設けられているタイプのリクライニング装置では、スプリングの脱落を抑え、異物やリクライニング装置をシートに溶接で取り付ける際のスパッタがリクライニング装置内へ進入し、ロック不良が発生するのを防止するために、スプリングカバーが設けられる(例えば特許文献1参照)。
特許第4032806号
特許文献1に記載された構成のリクライニング装置のスプリングカバーは、リクライニング装置に設けられた2つの突部に係合させて位置決めを行う構造なので、位置決めに手間がかかる問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、位置決めが容易なスプリングカバーを有するリクライニング装置を提供することにある。
上記課題を解決する本願発明は、 シートバック側の部材、シートクッション側の部材のうちのどちらか一方の部材に取り付けられる第1部材と、該第1部材に積層され、前記第1部材に対して相対回転可能で、前記シートバック側の部材、前記シートクッション側の部材のうちの他方の部材に取り付けられる第2部材と、前記第1部材第2部材の相対回転を禁止するロック状態、あるいは前記相対回転を許可するアンロック状態とするロック機構と、前記相対回転の軸上に配置され、前記第1部材の外部に露出した外部露出面から外部に突出する突出部を有し、回転することにより前記ロック機構のロック状態、アンロック状態を切り替える操作部材と、少なくとも一部が外部に露出するように前記第1部材に配置され、一端部が前記第1部材に係止され、他端部が前記操作部材の突出部に係止され、前記ロック機構がロック状態になるように前記操作部材を付勢するスプリングと、前記第1部材の外部露出面に設けられ、前記スプリングを覆うスプリングカバーと、を有し、前記スプリングカバーは、前記第1部材の外部露出面と交差する立壁部を有し、前記第1部材の外部露出面には、前記スプリングカバーの立壁部の外面と当接可能で、前記シートバック側の部材、前記シートクッション側の部材のうちのどちらか一方の部材に形成された取り付け用の穴に係合する取り付け用突部が形成され、前記スプリングカバーの立壁部には、少なくとも1つの前記取り付け用突部に当接し、前記第1部材の外部露出面上での一方の方向の回転を規制する第1回転規制面,他方の方向の回転を規制する第2回転規制面が形成されていることを特徴とするリクライニング装置である。
本願発明によれば、前記スプリングカバーは、前記第1部材の外部露出面と交差する立壁部を有し、前記第1部材の外部露出面には、前記スプリングカバーの立壁部の外面と当接可能で、前記シートバック側の部材、前記シートクッション側の部材のうちのどちらか一方の部材に形成された取り付け用の穴に係合する取り付け用突部が形成され、前記スプリングカバーの立壁部には、少なくとも1つの前記取り付け用突部に当接し、前記第1部材の外部露出面上での一方の方向の回転を規制する第1回転規制面,他方の方向の回転を規制する第2回転規制面が形成されていることにより、第1回転規制面、第2回転規制面を少なくとも1つの前記取り付け用突部に係合させるだけで、スプリングカバーの第1部材の外部露出面上の回転方向の位置決めが行われるので、位置決めが容易である。
実施形態の発明部分を説明する図で、図2のI方向矢視図ある。 実施形態のリクライニング装置の分解斜視図である。 図1の切断線III−IIIでの端面を示す図である。 図3の切断線IV−IVでの端面を示す図である。 図3の切断線V−Vでの端面を示す図である。 図1の切断線VI−VIでの端面を示す図である。 図1のスプリングカバーの正面図である。 図7の切断線VIII−VIIIである。 図7の右側面図である。
次に図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
図1−図6を用いて、本実施形態のリクライニング装置の全体構成を説明する。図1は実施形態の発明部分を説明する図で、図2のI方向矢視図、図2は実施形態のリクライニング装置の分解斜視図、図3は図1の切断線III−IIIでの端面を示す図、図4は図3の切断線IV−IVでの端面を示す図、図5は図3の切断線V−Vでの端面を示す図、図6は図1の切断線VI−VIでの端面を示す図である。
これらの図において、シートバック側に設けられるラチェット(第2部材)21は、円板状の板材をプレスにより半抜加工し、一方の面が開放面となった有底円筒状となっている。こ のラチェット21の内筒面には、円周方向全域に沿って内歯23が形成されている。また、底部21aの中心には、貫通した穴21bが形成されている。
シートクッション側に設けられるベースプレート(第1部材)25も、円板状の板材をプレスにより半抜加工し、一方の面が開放面となった有底円筒状となっている。この有底円筒の底部25aの径は、ラチェット21の外径より若干大きく設定されている。そして、底部25aに、ラチェット21が嵌め込まれ、ベースプレート25とラチェット21とは、軸0を中心に相対回転可能となっている。また、ベースプレート25の中心には、貫通した穴25bが形成されている。また、ラチェット21の底部21aには、ベースプレート25と反対方向に突出し、シートバック側部材1に形成された取り付け用の穴1a(図3,図6参照)に係合する4つの取り付け用突部21dが形成されている。即ち、これら取り付け用突部21dは、ラチェット(第2部材)21の外部露出面上に形成されている。
そして、ラチェット21の外周部と、ベースプレート25の外周部とは、リング状の外周リング27により挟持され、ラチェット21とベースプレート25とは、相対回転の軸(O)方向に分離されることなく、相対回転可能に保持されている。
ラチェット21の底部21aとベースプレート25の底部25aとが形成する空間には、回転カム(第1カム)31が配置される。回転カム31の中心には、非円形(小判形)の貫通穴31aが形成されている。
ベースプレート25には、回転カム31の外側に位置するように、3つのポール33が配置される。このポール33には、内歯23と噛合可能な外歯57を有している。
そして、ベースプレート25の底部25aには、ラチェット21方向に突出し、各ポール33を相対回転の半径方向に案内するガイド25cが形成されている。よって、各ポール33は、相対回転の半径方向に移動可能となっている。更に、ベースプレート25の底部21aには、ラチェット21と反対方向に突出し、シートクッション側部材3に形成された取り付け用の穴3a(図3、図6参照)に係合する2つの取り付け用突部25dと1つの取り付け用突部25eとが形成されている。即ち、これら取り付け用突部25d、25eは、ベースプレート(第1部材)25の外部露出面上に形成されている。
取り付け用突部25d、取り付け用突部25eは、いずれも円環を異なる半径で分割した形状で、取り付け用突部25eは、内側の円弧と半径との角部がカットされ、後述する第1ストッパ面25h、第2ストッパ面25iが形成されている。
また、ポール33と回転カム31とガイド25cの間には、カム(第2カム)34が配置されている。
ポール33の外歯57が形成された面と反対側には、相対回転の半径方向と交差する方向に延出する凹部33cと、フック部33aとが形成されている。
一方、回転カム31の周部には、各ポール33の凹部33cに進入可能な3つのフック部31bが形成されている。また、ポール33の外歯57が形成された面と反対側の面には、カム34が当接可能なロック面33bが形成されている。このロック面33bは、相対回転の半径方向と交差し、カム34により押されると、ポール33をガイド25cに押しつける力と、外歯57が内歯23に噛合する方向(相対回転の半径方向)にポール33を移動させる力とが発生する面に設定されている。
更に、ポール33のフック部33aには、回転カム31のフック部31b以外の部分に形成されたカム当接部31cが当接可能な回転カム当接部33dが形成されている。
そして、回転カム31が一方の方向(図3において反時計方向)に回転すると、回転カム31のフック部31bがカム34を押接し、カム34はガイド25cとポール33のロック面33bを押接し、ポール33を相対回転の軸から離れる方向に移動させ、ポール33の外歯57がラチェット21の内歯23に噛合するロック位置となる。
この時、回転カム31のカム当接部31cと、ポール33の回転カム当接部33dとの間には、隙間が発生している。
本形態例では、ラチェット21の内歯23より底部21a側の内筒面に形成された円周方向に沿った3つの円弧状のガイド71と、各ポール33のラチェット21の底部21aとの対向面上に半抜き加工により形成された突部73とからなるロック解除保持機構が設けられている。
そして、各ポール33の突部73が、円弧状のガイド71に当接すると、ポール33は、外歯57とラチェット21の内歯23との噛合が解除されたロック解除位置に保持されるようになっている。
回転カム31の非円形の貫通穴31aには、断面形状が非円形(小判形)で、回転カム31と一体となって回転する操作部材77が嵌合している。操作部材77は両端面が開放面となった筒状で、外周面には、外周面の周方向全域に、操作部材77の半径方向に張り出し、ラチェット21の底部21aに当接して、操作部材77がラチェット21の底部21aに対してどの方向にも傾くのを禁止するつば部75が形成されている。本実施形態のつば部77は、操作部材77の外周面の周方向の全域にわたって形成された1つの連続したつばで構成した。
更に、操作部材77は、ベースプレート25の貫通した穴25bから外部に露出するような高さに設定されている。
ベースプレート25の外部露出面上であって、取り付け用突起25eよりベースプレート25の中心側には、2つのスプリング係止用突部25f、25gが形成されている(図5参照)。
そして、取り付け用突部25d、25eが形成されるベースプレート25の外部露出面上には、長尺のバネ板材を渦巻き状に加工したスパイラルスプリング79が配置される。このスパイラルスプリング79の内端部79aは、操作部材77に巻き付けられて係止され、外端部はベースプレート25の2つあるスプリング係止用突部25f、25gのうちの一方のスプリング係止用突部25fに係止されている。そして、スパイラルスプリング79の付勢力により、回転カム31を介して、ポール33はロック位置方向に付勢されている。
本実施形態のリクライニング装置は、図3、図6に示すように、操作部材77に操作ハンドル等で駆動されるシャフト91が取り付けられる。シャフト91の断面形状は、操作部材77の穴に嵌合可能な非円形状で、嵌合することにより、操作部材77と一体となって回転するように設定されている。
更に、ベースプレート25の外部露出面には、スパイラルスプリング79を覆うスプリングカバー101が設けられる。
ここで、図1−図3、図5−図9を用いて、スプリングカバー101を説明する。
スプリングカバー101は、ベースプレート25の外部露出面と交差する(本実施形態ではベースプレート25の外部露出面と直交)立壁部101aと、立壁部101aの先端から折曲し、ベースプレート(第1部材)25の外部露出面と平行な天部101bとを有している。そして、天部101bには、操作操作部材77の端面と対向する穴101cが形成されている。そして、穴101cを介してシャフト91がスプリングカバー101内に挿入され、操作部材77の内周部(穴)77cに嵌合している。本実施形態では、シャフト91に、スプリングカバー101の天部101bの穴101cの周部に外部から当接するつば部91cが形成さている。
スプリングカバー101の天部101bのベースプレート25の2つのスプリング係止用突部25fと対向する箇所には、スプリングカバー101の内部に向かって突出し、スプリング係止用突部25fに係止されたスパイラルスプリング79の端部が当接可能な突部101dが形成されている。
一方、ベースプレート25の取り付け用突部25eには、内側の円弧と半径との角部がカットされ、スプリングカバー101の立壁部101aと対向し、相対回転の軸を中心とする回転方向と交差する第1ストッパ面25h、第2ストッパ面25iが形成されている。
スプリングカバー101の立壁部の101aには、取り付け用突部25eの第1ストッパ面25hに当接し、ベースプレート(第1部材)25の外部露出面上での一方の方向の回転を規制する第1回転規制面101eが形成されている。また、取り付け用突部25eの第2ストッパ面25iに当接し、ベースプレート(第1部材)25の外部露出面上での他方の方向の回転を規制する第2回転規制面101fが形成されている。
また、前述したスプリング係止用突部25f、25gは、スプリングカバー101の内部に位置し、第1回転規制面101e、第2回転規制面101fに対向する突部としても機能する。
本実施形態の第1回転規制面101e、第2回転規制面101fは、スプリングカバー101のベースプレート25の外部露出面上での回転方向と交差する平面である。
また、スプリングカバー101の立壁部101aには、シートバック側部材1の取り付け用穴1aを介して、シートバック側部材1のベースプレート(第1部材)25と対向する裏面に対向する2つのベロ部101gと、ベロ部101hとが形成されている。
ここで、本実施形態のリクライニング装置の作動を説明する。
図4に示すように、回転カム31に操作力を加えていない場合は、スパイラルスプリング79の付勢力により、回転カム31は一方の方向(図において反時計方向)に回転し、回転カム31のフック部31bがカム34を介して、ポール33のロック面33bを押接している。ポール33のロック面33bが押されると外歯57が内歯23に噛合する方向(相対回転の半径方向)にポール33を移動させる力が発生し、ポール33の外歯57がラチェット21の内歯23に噛合するロック位置となる。よって、ラチェット21とベースプレート25との相対回転は禁止され、シートバックはシートクッションに対して回転ができない状態(ロック状態)にある。
スパイラルスプリング79の付勢力に抗してシャフト91を回転させ、ポール33がロック位置にある状態から、回転カム31(操作部材77)が他方の方向(図において時計方向)に回転すると、回転カム31のフック部31bがポール33の凹部33cに進入し、ポール33のフック部33aに係合し(凹部33cの相対回転の回転中心側の内壁面を押接して)、ポール33を相対回転の軸に近づく方向へ引き上げ、ポール33は外歯57とラチェット21の内歯23との噛合が解除された図5に示すアンロック位置(フルオープン状態)となる。よって、ラチェット21とベースプレート25との相対回転が可能となり、シートバックは シートクッションに対して回転可能となる。
シートクッションに対する所望のシートバックの回転角を得た後、シャフト91への操作力を解除すると、回転カム31はスパイラルスプリング79の付勢力により、反時計方向に回転する。
回転カム31が反時計方向に回転すると、先ず、回転カム31のカム当接部31cがポール33の回転カム当接部33dに当接し、ポール33をロック方向に押す。
更に、回転カム31が回転すると、回転カム31のカム当接部31cがポール33の回転カム当接部33dに当接して、ポール33をロック方向に押接すると共に、回転カム31のフック部31bがカム34を押接し始め、カム34はポール33のロック面33b方向に移動し始める。回転カム31のカム当接部31cがポール33の回転カム当接部33dに当接して、ポール33をロック方向に押接すると共に、回転カム31のフック部31bがカム34を介して、ポール33のロック面33bを押接し始める。
更に、回転カム31が回転すると、回転カム31のカム当接部31cがポール33の回転カム当接部33dから離れ始め、逆に、回転カム31のフック部31bがカム34を介して、ポール33のロック面33bを押接し始める。回転カム31が回転して、ポール33は図4に示すロック位置まで押され、ポール33の外歯57と、ラチェット21の内歯23とがガタなく噛合したロック状態に復帰する。
そして、シートバックが起立し、着座可能な状態(初段ロック状態)と前倒れ状態との間は、前述したロック解除保持機構により、操作部材77への操作力を解除しても、ロック解除位置にポール33が保持され、シートバックは、操作部材77を操作せずに、回転することができる。すなわち、初段ロック状態と前倒れ状態との間は、各ポール33の突部73が円弧状のガイド71上に位置し、操作部材77への操作力を解除しても、ポール33はロック解除位置に保持され、ラチェット21とベースプレート25との相対回転が可能となる。
このような構成のリクライニング装置によれば、以下のような効果が得られる。
(1) スプリングカバー101は、ベースプレート(第1部材)25の外部露出面と交差する立壁部101aを有し、ベースプレート25の外部露出面には、スプリングカバー101の立壁部101aの外面と当接可能で、シートバック側部材1に形成された取り付け用の穴1aに係合する取り付け用突部25d、25eが形成され、スプリングカバー101の立壁部101aの外面には、取り付け用突部25eに当接し、ベースプレート25の外部露出面上での一方の方向の回転を規制する第1回転規制面101e,他方の方向の回転を規制する第2回転規制面101fが形成されていることにより、第1回転規制面101e、第2回転規制面101fをベースプレート25の取り付け用突部25eに係合させるだけで、スプリングカバー101の回転方向の位置決めが行われるので、位置決めが容易である。
また、スプリングカバー101の立壁部101aの外面は、ベースプレート25に計三つある取り付け用突部25d、25eと当接可能であるので、ベースプレート25の外部露出面上のX、Y方向(直交座標)の位置決めが行われる。
(2) 第1回転規制面101e、第2回転規制面101fは、スプリングカバー101のベースプレート25の外部露出面上での回転方向と交差する平面であることにより、位置決めが正確になる。
(3) スプリング係止用突部25f、25gは、スプリングカバー101の内部に位置し、第1回転規制面101e、第2回転規制面101fに対向する突部としても機能することにより、スプリングカバー101の回転方向の位置決めのバラツキが少なくなる。
(4) シャフト91に、スプリングカバー101の天部101bの穴101cの周部に外部から当接するつば部91cが形成さていることにより、シャフト91を操作部材77に接続するために、スプリングカバー101の天部101bの穴101cから挿入した際に、つば部91cは操作部材77に当接しない。よって、シャフト91挿入時に、つば部91cが操作部材77に衝突して、操作部材77が変形するのを防止できる。
(5) スプリングカバー101の天部101bのベースプレート25の2つのスプリング係止用突部25fと対向する箇所には、スプリングカバー101の内部に向かって突出し、スプリング係止用突部25fに係止されたスパイラルスプリング79の端部が当接可能な突部101dが形成されていることにより、スパイラルスプリング79の係止用突部25fからの抜けが防止される。
(6) スプリングカバー101の立壁部101aには、シートバック側部材1の取り付け用穴1aを介して、シートバック側部材1のベースプレート(第1部材)25と対向する裏面に対向する2つのベロ部101gと、ベロ部101hとが形成されていることにより、異物や溶接のスパッタがリクライニング装置内へより進入しにくくなり、ロック不良が発生するのを防止できる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定するものではない。上記実施の形態では、シートバック側にラチェット21を設け、シートクッション側にベースプレート25を設けたが、逆に、シートバック側にベースプレート25を設け、シートクッション側にラチェット21を設けてもよい。
また、上記実施形態のスパイラルスプリング79は、ベースプレート25の外部露出面上に配置されているが、本発明は、スパイラルスプリング79がベースプレート25の穴25b内に配置され、スパイラルスプリング79の一部が外部に露出している場合でも適用できる。
25 ベースプレート
25e 取り付け用突部
101 スプリングカバー
101a 立壁部
101e 第1回転規制面
101f 第2回転規制面

Claims (6)

  1. シートバック側の部材、シートクッション側の部材のうちのどちらか一方の部材に取り付けられる第1部材と、
    該第1部材に積層され、前記第1部材に対して相対回転可能で、前記シートバック側の部材、前記シートクッション側の部材のうちの他方の部材に取り付けられる第2部材と、
    前記第1部材第2部材の相対回転を禁止するロック状態、あるいは前記相対回転を許可するアンロック状態とするロック機構と、
    前記相対回転の軸上に配置され、前記第1部材の外部に露出した外部露出面から外部に突出する突出部を有し、回転することにより前記ロック機構のロック状態、アンロック状態を切り替える操作部材と、
    少なくとも一部が外部に露出するように前記第1部材に配置され、一端部が前記第1部材に係止され、他端部が前記操作部材の突出部に係止され、前記ロック機構がロック状態になるように前記操作部材を付勢するスプリングと、
    前記第1部材の外部露出面に設けられ、前記スプリングを覆うスプリングカバーと、
    を有し、
    前記スプリングカバーは、前記第1部材の外部露出面と交差する立壁部を有し、
    前記第1部材の外部露出面には、前記スプリングカバーの立壁部の外面と当接可能で、前記シートバック側の部材、前記シートクッション側の部材のうちのどちらか一方の部材に形成された取り付け用の穴に係合する取り付け用突部が形成され、
    前記スプリングカバーの立壁部には、少なくとも1つの前記取り付け用突部に当接し、前記第1部材の外部露出面上での一方の方向の回転を規制する第1回転規制面,他方の方向の回転を規制する第2回転規制面が形成されていることを特徴とするリクライニング装置。
  2. 前記第1回転規制面、前記第2回転規制面は、
    前記スプリングカバーの回転方向と交差する平面であることを特徴とする請求項1記載のリクライニング装置。
  3. 前記第1部材の外部露出面には、前記スプリングカバーの内部に位置し、前記第1回転規制面、第2回転規制面に対向する突部が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のリクライニング装置。
  4. 前記スプリングカバーは、前記立壁部の先端から折曲し、前記第1部材の外部露出面と平行で、前記操作部材の端面と対向する穴が形成された天部を有し、
    前記スプリングカバーの穴を介して前記操作部材の穴に嵌合し、前記スプリングカバーの天部の穴の周部に外部から当接するつば部が形成された操作シャフトを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のリクライニング装置。
  5. 前記スプリングカバーの天部には、前記スプリングカバーの内部に向かって突出し、前記スプリングが当接可能な突部が形成されていることを請求項4記載のリクライニング装置。
  6. 前記スプリングカバーの立壁部に、前記取り付け用の穴を介して、前記シートバック側の部材、前記シートクッション側の部材のうちのどちらか一方の部材の前記第1部材と対向する裏面に対向するベロ部を形成したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載のリクライニング装置。
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