JP5822736B2 - 芯出装置およびロータ製造方法 - Google Patents

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この発明は、芯出装置およびロータ製造方法に関し、さらに詳しくは、ロータ部材の芯出し精度を維持しつつ溶接できる芯出装置およびロータ製造方法に関する。
例えば、蒸気タービンのロータは、(1)大型かつ長尺な構造を有するため、あるいは、(2)蒸気温度に応じて各部分の素材を変更する必要があるために、複数のロータ部材を軸方向に継ぎ合わせて製造される。このとき、ロータ部材の軸方向を水平にしてロータ部材の芯出しおよび溶接が行われる。このため、ロータ部材の撓みを考慮した施工が必要となる。
このような課題に関する従来の芯出装置およびロータ製造方法として、特許文献1に記載される技術が知られている。
特開2011−64122号公報
この発明は、ロータ部材の芯出し精度を維持しつつ溶接できる芯出装置およびロータ製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかる芯出装置は、一対のロータ部材を芯出しする芯出装置であって、対応する前記ロータ部材にそれぞれ固定される一対の第一固定治具と、対応する前記第一固定治具にそれぞれ連結されて前記第一固定治具を前記ロータ部材の回転方向に回転可能に支持すると共に、相互に連結されて相互の位置関係を固定する一対の第二固定治具とを備えることを特徴とする。
また、この発明にかかるロータ製造方法は、一対のロータ部材を芯出ししつつ溶接するロータ製造方法であって、一対の第一固定治具を対応する前記ロータ部材にそれぞれ設置する第一固定治具設置ステップと、一対の第二固定治具を対応する前記第一固定治具に連結して前記第一固定治具を前記ロータ部材の回転方向に回転可能に支持する第二固定治具設置ステップと、前記一対のロータ部材を芯出しする芯出ステップと、前記一対のロータ部材を芯出しした状態にて前記一対の第二固定治具を相互に連結して前記一対の第二固定治具の位置関係を固定する第二固定治具連結ステップとを備えることを特徴とする。
この発明にかかる芯出装置およびロータ製造方法によれば、第一固定治具および第二固定治具により、左右のロータ部材の位置関係を芯出しした状態で固定できる。また、第一固定治具および第二固定治具を左右のロータ部材に装着したまま、左右のロータ部材を回転させて溶接できる。これにより、ロータ部材の芯出し精度を維持しつつ溶接できる利点がある。
図1は、この発明の実施の形態にかかるロータ製造方法を示すフローチャートである。 図2は、ロータ部材を示す説明図である。 図3は、ロータ部材を示す説明図である。 図4は、この発明の実施の形態にかかるロータ製造方法を示す説明図である。 図5は、この発明の実施の形態にかかるロータ製造方法を示す説明図である。 図6は、この発明の実施の形態にかかるロータ製造方法を示す説明図である。 図7は、この発明の実施の形態にかかるロータ製造方法を示す説明図である。 図8は、この発明の実施の形態にかかるロータ製造方法を示す説明図である。 図9は、この発明の実施の形態にかかるロータ製造方法を示す説明図である。 図10は、この発明の実施の形態にかかるロータ製造方法を示す説明図である。 図11は、図1に記載したロータ製造方法の変形例を示す説明図である。 図12は、図1に記載したロータ製造方法の変形例を示す説明図である。 図13は、図1に記載したロータ製造方法の変形例を示す説明図である。 図14は、図1に記載したロータ製造方法の変形例を示す説明図である。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、この実施の形態の構成要素には、発明の同一性を維持しつつ置換可能かつ置換自明なものが含まれる。また、この実施の形態に記載された複数の変形例は、当業者自明の範囲内にて任意に組み合わせが可能である。
[ロータ製造方法および芯出装置]
図1は、この発明の実施の形態にかかるロータ製造方法を示すフローチャートである。同図は、2つのロータ部材10A、10Bを軸方向に継ぎ合わせてロータ10を製造する工程を示している。
このロータ製造方法は、例えば、蒸気タービンのロータ、ガスタービンのロータなどの製造方法に適用される。かかるロータ10は、(1)大型かつ長尺な構造を有するため、あるいは、(2)蒸気温度に応じて各部分の素材を変更する必要があるために、複数のロータ部材10A、10Bを軸方向に継ぎ合わせて製造される。このとき、ロータ部材10A、10Bの軸方向を水平にしてロータ部材10A、10Bの芯出しおよび溶接が行われる。このため、ロータ部材10A、10Bの撓みを考慮した施工が必要となる。
そこで、このロータ製造方法では、2つのロータ部材10A、10Bを精度良く芯出しして溶接するために、以下の芯出装置1および工程が採用される。
図2および図3は、ロータ部材10A、10Bを示す説明図である。これらの図は、ロータを構成する2つのロータ部材10A、10Bをそれぞれ示している。
図2および図3に示すように、各ロータ部材10A、10Bは、各溶接面101A、101Bの中央部に凹状の中空部102A、102Bを有する。これらの中空部102A、102Bは、各ロータ部材10A、10Bを軽量化するために設けられ、例えば、各ロータ部材10A、10Bを切削加工して形成される。
また、各ロータ部材10A、10Bは、各溶接面101A、101Bにインロー部103A、103Bを有する。これらのインロー部103A、103Bは、2つのロータ部材10A、10Bを突き合わせた状態にて、各溶接面101A、101Bを位置決めするために設けられる。例えば、図2および図3の構成では、一方のロータ部材10Aが、中空部102Aの開口縁部に沿って形成された凹状のインロー部103Aをその溶接面101Aに有し、他方のロータ部材10Bが、中空部102Bの開口縁部に沿って形成された凸状のインロー部103Bをその溶接面101Bに有している。また、各ロータ部材10A、10Bのインロー部103A、103Bが相互に嵌合可能であり、インロー部103A、103Bの嵌合状態にて、2つのロータ部材10A、10Bの軸芯が略一致する。
なお、図3のロータ部材10Bは、既に2つのロータ部材を溶接して継ぎ合わした構造を有している。
図4〜図10は、この発明の実施の形態にかかるロータ製造方法を示す説明図である。これらの図において、図4〜図8は、ロータ部材10A、10Bの芯出工程を示し、図9は、ロータ部材10A、10Bの溶接工程を示している。また、図10は、溶接後のロータ10を示している。
以下、このロータ製造方法について、図1のフローチャートに沿って説明する。
ステップST1では、図4に示すように、一対の第一固定治具2A、2Bが、一対のロータ部材10A、10Bにそれぞれ取り付けられて固定される(第一固定治具設置ステップ)。例えば、図4の構成では、一対の第一固定治具2A、2Bが、金属製の円環部材から構成されている(図8参照)。また、一対のロータ部材10A、10Bが、旋盤装置11の旋盤ベッド111上に配置されている。このとき、一方のロータ部材10Aが旋盤チャック112および支持台12に支持され、また、他方のロータ部材10Bが支持台13および旋盤装置11の回転台座113に支持されている。そして、各第一固定治具2A、2Bが、対応するロータ部材10A、10Bの溶接面101A、101B側の端部外周に嵌め合わされて、複数のボルト21A、21Bによりロータ部材10A、10Bに固定されている。
ステップST2では、図5に示すように、一対の第二固定治具3A、3Bが、対応する第一固定治具2A、2Bにそれぞれ連結される(第二固定治具設置ステップ)。このとき、各第二固定治具3A、3Bが、対応する第一固定治具2A、2Bをロータ部材10A、10Bの回転方向に回転可能に支持する。言い換えれば、第一固定治具2A(2B)が第二固定治具3A(3B)に対してロータ部材10A(10B)の回転方向に相対回転できるように、対応する第一固定治具2A(2B)と第二固定治具3A(3B)とが連結される。例えば、図5の構成では、一対の第二固定治具3A、3Bが、対応する第一固定治具2A、2Bよりも大径な金属製の円環部材から構成されている(図8参照)。また、各第二固定治具3A、3Bが、対応する第一固定治具2A、2Bに対して複数のベアリング31A、31Bを介して連結されることにより、第一固定治具2A、2Bが、第二固定治具3A、3Bに対してロータ部材10A、10Bの回転方向に相対回転可能に支持されている。また、対応する第一固定治具2A、2Bと第二固定治具3A、3Bとが連結されることにより、これらのロータ部材10A、10Bの径方向に対する位置関係が固定されている。
ステップST3では、図6に示すように、一対のロータ部材10A、10Bが突き合わされて位置決めされる(ロータ部材嵌合ステップ)。このとき、ロータ部材10A、10Bのインロー部103A、103B(図2および図3参照)が相互に嵌り合うことにより、2つのロータ部材10A、10Bがある程度芯出しした状態で位置決めされる。
また、支持台12、13(図5参照)が撤去されて、一対の保持治具4A、4Bが配置される。これらの保持治具4A、4Bは、一対の第二固定治具3A、3Bを固定状態で保持する。また、保持治具4A、4Bは、後述するように、一対の第二固定治具3A、3Bの位置関係を調整できる。例えば、図6の構成では、一対の保持治具4A、4Bが、ロータ部材10A、10Bを挿通可能な枠状部材から成り、旋盤ベッド111上に設置されて、対応する第二固定治具3A、3Bをそれぞれ保持している。これにより、各第二固定治具3A、3Bが、対応する保持治具4A、4Bを介して旋盤ベッド111に対して固定されている。一方で、ロータ部材10A、10Bおよび第一固定治具2A、2Bは、第一固定治具2A、2Bが第二固定治具3A、3Bに対して相対回転可能なので、保持治具4A、4Bに拘束されることなく自由に回転できる。
なお、上記のステップST1〜ST3は、その工程が前後しても良い(図示省略)。
ステップST4では、ロータ部材10A、10Bの芯出しが行われる(芯出ステップ)。このとき、左右の保持治具4A、4Bが用いられて、左右のロータ部材10A、10Bの径方向の位置関係が調整される。例えば、図6の構成では、各保持治具4A、4Bが、複数のボルトあるいは複数のダンパから成る調整部材41A、41Bを有し(図8参照)、これらの調整部材41A、41Bを介して対応する第二固定治具3A、3Bを支持している。また、各保持治具4A、4Bが、各調整部材41A、41Bをロータ部材10A、10Bの径方向に進退変位させることにより、対応する第二固定治具3A、3Bの支持位置を調整できる。これにより、左右のロータ部材10A、10Bの径方向の位置関係が調整されて、芯出しの精度が高められている。
ステップST5では、図7に示すように、ロータ部材10A、10Bが芯出しされた状態にて、左右の第二固定治具3A、3Bが相互に連結されて、第二固定治具3A、3Bの位置関係が固定される(第二固定治具連結ステップ)。すると、左右のロータ部材10A、10Bが、これらの第二固定治具3A、3Bにより第一固定治具2A、2Bを介して連結されて、左右のロータ部材10A、10Bの軸方向および径方向の位置関係が固定される。これにより、左右のロータ部材10A、10Bが、芯出しされた状態で相互に固定される。なお、図7の構成では、左右の第二固定治具3A、3Bが、複数の連結ボルト32を介して相互に連結されている。
ステップST6では、図9に示すように、ロータ部材10A、10Bが溶接されて一体化される(溶接ステップ)。このとき、ロータ部材10A、10Bが第一固定治具2A、2B、第二固定治具3A、3B、保持治具4A、4Bなどの各種の治具を装着したまま、旋盤装置11が旋盤チャック112を回転させる。このため、ロータ部材10A、10Bの回転時にて、左右のロータ部材10A、10Bの位置関係が第一固定治具2A、2Bおよび第二固定治具3A、3Bにより固定されて芯出しした状態で維持される。これにより、左右のロータ部材10A、10Bの芯出し精度を維持しつつ溶接できる。なお、符号14は、溶接機のトーチを示している。
その後に、各種の治具が取り外されて、ロータ10が取得される(図10参照)。
[変形例]
図11〜図14は、図1に記載したロータ製造方法の変形例を示す説明図である。これらの図において、図11〜図13は、ロータ部材10A、10Bの芯出工程を示し、図14は、ロータ部材10A、10Bの溶接工程を示している。
上記のように、図7〜図9の構成では、一対の保持治具4A、4Bが用いられて左右の第二固定治具3A、3Bが保持され(図7および図8参照)、また、ロータ部材10A、10Bがこれらの保持治具4A、4Bを装着したまま、左右のロータ部材10A、10Bの溶接が行われている(図9参照)。かかる構成では、保持治具4A、4Bにより左右のロータ部材10A、10Bの芯出工程を行い得るので、ロータ部材10A、10Bの芯出し精度が向上する点で好ましい。
これに対して、図11〜図14の変形例では、保持治具4A、4Bが省略される。具体的には、ロータ部材10A、10Bの芯出工程および溶接工程が以下のように行われる。なお、ステップST1、ST2は、上記のロータ製造方法と同一なので、その説明を省略する。
ステップST3では、図11に示すように、左右のロータ部材10A、10Bが突き合わされて位置決めされる(ロータ嵌合ステップ)。このとき、ロータ部材10A、10Bのインロー部103A、103B(図2および図3参照)が相互に嵌り合うことにより、2つのロータ部材10A、10Bがある程度芯出しした状態で位置決めされる。
ステップST4では、図11に示すように、左右のロータ部材10A、10Bが支持台12、13上に載せられて、ロータ部材10A、10Bの芯出しが行われる(芯出ステップ)。このとき、支持台12、13に調整機能を持たせて、左右のロータ部材10A、10Bの径方向の位置関係を直接的に調整することにより、左右のロータ部材10A、10Bの芯出しの精度を高め得る。例えば、支持台12、13が、ボルトあるいはダンパから成る調整部材(図示省略)を有し、この調整部材を進退変位させることにより、ロータ部材10A、10Bの径方向の位置関係を調整できる。
ステップST5では、図12および図13に示すように、支持台12、13上にて、左右の第二固定治具3A、3Bが相互に連結されて、第二固定治具3A、3Bの位置関係が固定される(第二固定治具連結ステップ)。これにより、左右のロータ部材10A、10Bが、芯出しされた状態で相互に固定される。
ステップST6では、図14に示すように、支持台12、13が撤去され、旋盤装置11がロータ部材10A、10Bを旋盤チャック112および回転台座113により二点支持した状態で回転させて、溶接機のトーチ14がロータ部材10A、10Bを溶接する(溶接ステップ)。このとき、第一固定治具2A、2Bおよび第二固定治具3A、3Bを装着したまま、左右のロータ部材10A、10Bが回転する。このため、第一固定治具2A、2Bおよび第二固定治具3A、3Bにより、左右のロータ部材10A、10Bの位置関係が芯出しした状態で固定される。これにより、ロータ部材10A、10Bの芯出し精度を維持しつつ溶接できる。特に、図11〜図14の変形例では、ロータ部材10A、10Bを二点支持した状態で回転させて溶接できるので、保持治具4A、4Bを用いた図7〜図9の構成と比較して、ロータ部材10A、10Bを安定的に回転させ得る点で好ましく、また、溶接時におけるロータ部材10A、10Bの熱伸びの影響を低減できる点で好ましい。なお、溶接時には、第一固定治具2A、2Bがロータ部材10A、10Bと共に回転し、第二固定治具3A、3Bは回転しない。
[効果]
以上説明したように、この芯出装置1は、一対のロータ部材10A、10B(図2および図3参照)を芯出しする芯出装置であって、対応するロータ部材10A、10Bにそれぞれ固定される一対の第一固定治具2A、2Bと、対応する第一固定治具2A、2Bにそれぞれ連結されて第一固定治具2A、2Bをロータ部材10A、10Bの回転方向に回転可能に支持すると共に、相互に連結されて相互の位置関係を固定する一対の第二固定治具3A、3Bとを備える(図9あるいは図14参照)。
かかる構成では、第一固定治具2A、2Bおよび第二固定治具3A、3Bにより、左右のロータ部材10A、10Bの位置関係を芯出しした状態で固定できる(図9あるいは図14参照)。また、第一固定治具2A、2Bおよび第二固定治具3A、3Bを左右のロータ部材10A、10Bに装着したまま、左右のロータ部材10A、10Bを回転させて溶接できる。これにより、ロータ部材10A、10Bの芯出し精度を維持しつつ溶接できる利点がある。また、溶接時におけるロータ部材10A、10Bの軸曲がりを低減できる利点がある。
また、この芯出装置1は、一対の第二固定治具3A、3Bを固定状態で保持して一対の第二固定治具3A、3Bの位置関係を調整する一対の保持治具4A、4Bを備える(図7〜図9参照)。かかる構成では、保持治具4A、4Bが一対の第二固定治具3A、3Bの位置関係を調整することにより、左右のロータ部材10A、10Bの芯出し精度を向上させ得る利点がある。
また、このロータ製造方法は、一対のロータ部材10A、10Bを芯出ししつつ溶接するロータ製造方法であって、一対の第一固定治具2A、2Bを一対のロータ部材10A、10Bにそれぞれ設置する第一固定治具設置ステップST1と、一対の第二固定治具3A、3Bを対応する第一固定治具2A、2Bに連結して第一固定治具2A、2Bをロータ部材10A、10Bの回転方向に回転可能に支持する第二固定治具設置ステップST2と、一対のロータ部材10A、10Bを芯出しする芯出ステップST4と、一対のロータ部材10A、10Bを芯出しした状態にて一対の第二固定治具3A、3Bを相互に連結して一対の第二固定治具3A、3Bの位置関係を固定する第二固定治具連結ステップST5とを備える(図1参照)。
かかる構成では、第一固定治具2A、2Bおよび第二固定治具3A、3Bにより、左右のロータ部材10A、10Bの位置関係を芯出しした状態で固定できる(図9あるいは図14参照)。また、第一固定治具2A、2Bおよび第二固定治具3A、3Bを左右のロータ部材10A、10Bに装着したまま、左右のロータ部材10A、10Bを回転させて溶接できる。これにより、ロータ部材10A、10Bの芯出し精度を維持しつつ溶接できる利点がある。
1 芯出装置、2A、2B 第一固定治具、21A、21B ボルト、3A、3B 第二固定治具、31A、31B ベアリング、32 連結ボルト、4A、4B 保持治具、41A、41B 調整部材、10 ロータ、10A、10B ロータ部材、101A、101B 溶接面、102A、102B 中空部、103A、103B インロー部、11 旋盤装置、111 旋盤ベッド、112 旋盤チャック、113 回転台座、12、13 支持台、14 溶接機のトーチ

Claims (3)

  1. 一対のロータ部材を芯出しする芯出装置であって、
    対応する前記ロータ部材にそれぞれ固定される一対の第一固定治具と、
    対応する前記第一固定治具にそれぞれ連結されて前記第一固定治具を前記ロータ部材の回転方向に回転可能に支持すると共に、相互に連結されて相互の位置関係を固定する一対の第二固定治具とを備えることを特徴とする芯出装置。
  2. 前記一対の第二固定治具をそれぞれ保持して前記一対の第二固定治具の位置関係を調整する一対の保持治具を備える請求項1に記載の芯出装置。
  3. 一対のロータ部材を芯出ししつつ溶接するロータ製造方法であって、
    一対の第一固定治具を対応する前記ロータ部材にそれぞれ設置する第一固定治具設置ステップと、
    一対の第二固定治具を対応する前記第一固定治具に連結して前記第一固定治具を前記ロータ部材の回転方向に回転可能に支持する第二固定治具設置ステップと、
    前記一対のロータ部材を芯出しする芯出ステップと、
    前記一対のロータ部材を芯出しした状態にて前記一対の第二固定治具を相互に連結して前記一対の第二固定治具の位置関係を固定する第二固定治具連結ステップとを備えることを特徴とするロータ製造方法。
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