JP6147597B2 - 管体切断装置 - Google Patents

管体切断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6147597B2
JP6147597B2 JP2013149353A JP2013149353A JP6147597B2 JP 6147597 B2 JP6147597 B2 JP 6147597B2 JP 2013149353 A JP2013149353 A JP 2013149353A JP 2013149353 A JP2013149353 A JP 2013149353A JP 6147597 B2 JP6147597 B2 JP 6147597B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
tubular body
peripheral surface
tube
outer blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013149353A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015020236A (ja
Inventor
英史 谷口
英史 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Machine Works Co Ltd
Original Assignee
Fuji Machine Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Machine Works Co Ltd filed Critical Fuji Machine Works Co Ltd
Priority to JP2013149353A priority Critical patent/JP6147597B2/ja
Publication of JP2015020236A publication Critical patent/JP2015020236A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6147597B2 publication Critical patent/JP6147597B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Turning (AREA)

Description

この発明は、円筒形の管体を軸方向に直交する面で切断する管体切断装置に関する。
所定長さの円筒形の管体の切断に用いられる管体切断装置として、管体の外周面に当接する切断用バイトを管体の内部に向かって管体の半径方向に移動させるものがある。
ところが、切断用バイトを管体の外周面から内部に向かって移動させる装置で強度の弱い薄肉の管体を切断しようとすると、薄肉の管体が半径方向に変形し、製品の真円度が低下する。
そこで、管体の切断に用いられる従来の管体切断装置として、管体の外周面に接触させて外刃を配置するとともに管体の内部に内刃を配置し、内刃を回転させつつ一部が管体の外側に露出する状態で外刃の内周面に沿って移動させる装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第4264908号公報
しかし、外刃及び内刃を用いた従来の管体切断装置では、外刃の内周面を管体の外周面に全周にわたって接触させておく必要があり、外刃の内径は管体の外径に一致していなければならない。このため、単一の管体切断装置で外径の異なる管体を切断するためには、管体の外径に応じた内径の複数の外刃を準備しておき、切断すべき管体の外径に応じて外刃を取り換える必要があり、所謂段取換えに長時間を必要とする問題がある。
この発明の目的は、切断すべき管体の外径が変化した場合にも外刃を交換する必要を無くし、段取換えを短時間化できる管体切断装置を提供することにある。
この発明の管体切断装置は、外刃、内刃、管体保持部材、回転支持部材、内刃駆動部材を備えている。外刃は、切断すべき管体の最大の外径よりも大きい円の少なくとも一部を呈する内周面を備え、内周面が管体の外周面に対向するように位置する。内刃は、切断すべき管体の最小の内径よりも小さい外径の回転体であり、一方の側面が外刃の一方の側面である切断面との間に管体の厚さに応じた間隙を設けて配置される。管体保持部材は、管体の一端部を管体の軸方向に直交する面内で移動自在に保持する。回転支持部材は、外刃の内周面と管体の外周面とが相対的に回転するように外刃及び管体保持部材を支持する。内刃駆動部材は、内刃が回転しつつ外刃の内周面の半径方向及び外刃の内周面の円周方向に沿って移動するように内刃を駆動する。
管体保持部材が保持する管体の外周面に外刃の内周面を接触させ、管体内部に内刃を配置した状態で、内刃駆動部材によって内刃を回転させつつ内刃の外周面の一部が管体の外部に露出するように半径方向及び円周方向に移動させる。管体の外周面と外刃の内周面とが相対的に回転しながら接触状態を維持しつつ、管体が軸方向に直交する面内を移動し、管体が外刃と内刃との間で切断される。内径が内刃の外径よりも大きく、外径が外刃の内周面の径よりも小さい範囲内で任意のサイズの管体が、外刃を交換することなく切断される。
この発明によれば、内径が内刃の外径よりも大きく、外径が外刃の内周面の径よりも小さい範囲内で任意の径の管体を、外刃を交換することなく切断できる。切断すべき管体の外径が変化した場合にも外刃を交換する必要を無くし、段取換えを短時間化できる。
この発明の第1の実施形態に係る管体切断装置の側面断面図である。 同管体切断装置の要部の配置状態を示す外観図である。 (A)〜(H)は、同管体切断装置による管体の切断動作を示す図である。 この発明の第2の実施形態に係る管体切断装置の側面断面図である。 (A)〜(H)は、同管体切断装置による管体の切断動作を示す図である。
以下に、この発明の実施形態に係る管体切断装置について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、この発明の第1の実施形態に係る管体成形装置10は、一例として金属製の円筒形の管体100を管体100の軸方向Xに直交する平面に沿って切断する。管体切断装置10は、外刃1、内刃2、管体保持部材3、外刃支持部材4、内刃駆動部材5を備えている。
外刃1は、切断すべき管体100の最大の外径よりも大きい径の内周面11を有する環状体である。外刃1は、外刃支持部材4に軸受41を介して回転自在に支持されている。外刃支持部材4は、この発明の回転支持部材であり、軸方向Xに沿って移動自在にして図示しないフレームに取り付けられている。外刃支持部材4は、外刃1の一方の側面である切断面12が、軸方向Xにおける切断位置に位置するように、フレームにおいて位置決めされる。
内刃2は、切断すべき管体100の最小の内径よりも小さい外径の回転体である。内刃2は、回転軸21を軸方向Xに平行にして内刃駆動部材5に支持されている。内刃駆動部材5は、内刃2に回転を供給する回転駆動部51、及び内刃2を外刃1の内周面の半径方向及び外刃1の内周面の周方向に沿って移動させる移動駆動部52を備えている。内刃駆動部材5は、軸方向Xに移動自在にして図示しないフレームに取り付けられている。内刃駆動部材5は、内刃2の一方の側面21と外刃1の切断面12との間に、管体100の厚さに応じた間隔が形成される位置に位置するように、フレームにおいて位置決めされる。
管体保持部材3は、管体100の一端部を保持するチャック部31、チャック部31を軸方向Xに直交する面内における水平方向に移動自在に保持する水平保持部32、水平保持部32を軸方向Xに直交する面内における垂直方向に移動自在に保持する垂直保持部33を備えている。したがって、管体保持部材3に保持された管体100は、その実方向に直交する面内で自由に移動できる。チャック31は、管体100の回転を規制して保持し、水平保持部32に回転を規制して保持される。
図2に示すように、外刃1は、管体100の切断時に、内周面11を全周にわたって管体100の外周面に対向させて配置される。内刃2は、管体100の切断時に、全体が管体100の内部に位置するように配置される。
管体切断装置10による管体100の切断時には、管体保持部材3のチャック部31に管体100の一端部を保持させ、外刃1の切断面12が軸方向Xにおける切断位置に位置するように外刃支持部材4をフレーム上で移動させる。さらに、管体100の外周面の一部が外刃1の内周面11に接触するように、管体保持部材3の水平保持部32及び垂直保持部33を動作させる。次に、内刃2の側面21と外刃1の切断面12との間に、管体100の厚さに応じた間隔が形成されるように、内刃駆動部材5をフレーム上で移動させる。このとき、内刃2を管体100の内部に位置させる。この状態が、図3(A)に示す初期状態である。
図3(A)に示す初期状態から、内刃駆動部材5の回転駆動部51によって内刃2を矢印R1方向に回転させつつ、図3(B)に示すように、内刃2を外刃1の内周面11の半径方向に沿って管体100の外側に向かって移動させ、同時に内刃2を外刃1の内周面11の周方向である矢印R2方向に沿って移動させる。
図3(C)に示すように、内刃2の外周面の一部が管体100の外側に露出すると、内刃2の管体100の外側への移動を停止させ、図3(D)〜(G)に示すように、内刃2を回転させながら外刃1の内周面11の周方向に沿って移動させる。
図3(B)〜(G)に示すように、内刃2を回転させながら矢印R2方向に移動させると、内刃2との接触によって管体100が外刃1の内周面11の周方向に沿って矢印R3方向に移動する。このとき、管体100は、一端部を管体保持部材3のチャック部31によって回転を規制された状態で保持されており、管体100の軸回りの回転を生じない。一方、外刃1は、切断面12と内刃2の一方の側面との接触によって外刃1の軸回りに矢印R2方向に回転する。
この結果、外刃1の切断面12と内刃2の一方の側面との間に挟持される管体100の部分は、管体100の周面に沿って徐々に移動し、外刃1の切断面12と内刃2の一方の側面とから作用する剪断力によって管体100が徐々に切断される。
内刃2の外周面の一部が管体100の外部に露出した位置から内刃2が矢印R2方向に沿って少なくとも360度の角度範囲にわたって移動すると、管体100が全周にわたって切断される。この後、内刃2を、回転又は回転停止させた状態で、図3(H)に示すように、外刃1の半径方向に移動させた後、図3(A)に示す初期状態の位置に移動させる。
このように、管体100を全周にわたって切断する間に、外刃1の内周面11は一部のみにおいて管体100の外周面に接触していればよく、管体100の全周にわたって外周面に接触している必要はない。このため、管体切断装置10では、内径が内刃2の外径よりも大きく、かつ外径が外刃1の内径よりも小さい範囲で、任意のサイズの管体100を切断することができる。管体100のサイズの変更時に外刃1を交換する必要がなく、段取換えを簡略化、短時間化することができる。
なお、管体切断装置10では、外刃1を管体100の外周面に全周にわたって対向する内周面11を備えた環状に形成したが、内刃2の回転及び移動にともなって外刃1がその内周面11に沿って回転することから、外刃1が必ずしも環状を呈する必要はなく、外刃1を環状体の一部のみで形成することもできる。
また、管体切断装置10は、内刃2に回転力及び移動力を供給する回転駆動部51及び移動駆動部52のみを駆動手段として備えているが、外刃支持部材4が外刃1に回転力を供給するものであってもよい。
図4に示すように、この発明の第2の実施形態に係る管体切断装置110は、管体保持部材3の水平保持部32にチャック部31を回転自在に支持する回転支持部材34を備え、外刃支持部材4に外刃1を固定的に保持させた点で、管体切断装置10と異なる。管体切断装置110のその他の構成は、管体切断装置10と同様である。
図5(A)〜(H)に示すように、管体切断装置110による管体100の切断時には、内刃2の回転及び移動にともなって、管体100が軸回りに矢印R4方向に回転しつつ外刃1の内周面に沿って矢印R3方向に移動し、外刃1は回転しない。
管体切断装置110によっても、内刃2の外周面の一部が管体100の外部に露出した位置から内刃2が矢印R2方向に沿って少なくとも管体100の外周面の周長以上の範囲にわたって移動すると、管体100が全周にわたって切断される。
なお、管体切断装置110は、内刃2に回転力及び移動力を供給する回転駆動部51及び移動駆動部52のみを駆動手段として備えているが、回転支持部材34が管体100とともにチャック部31に回転力を供給するものであってもよい。
また、外刃1及び管体100の両方を回転自在に支持することもできる。この場合に、外刃1及び管体100の両方に回転力を供給するようにしてもよい。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1−外刃
2−内刃
3−管体保持部材
4−外刃支持部材(回転支持部材)
5−内刃駆動部材
34−回転支持部材

Claims (2)

  1. 切断すべき管体の最大の外径よりも大きい円の少なくとも一部を呈する内周面を備え、内周面が前記管体の外周面に対向するように位置する外刃と、
    切断すべき管体の最小の内径よりも小さい外径の回転体であり、一方の側面が前記外刃の一方の側面である切断面との間に前記管体の厚さに応じた間隙を設けて配置される内刃と、
    前記管体の一端部を前記管体の軸方向に直交する面内で移動自在に保持する管体保持部材と、
    前記外刃の内周面と前記管体の外周面とが相対的に回転するように前記外刃及び前記管体保持部材を支持する回転支持部材と、
    前記内刃が回転しつつ前記外刃の内周面の半径方向及び前記外刃の内周面の円周方向に沿って移動するように前記内刃を駆動する内刃駆動部材と、
    を備え
    前記回転支持部材は、前記外刃をその内周面に沿って回転自在に支持する外刃支持部材である管体切断装置。
  2. 前記回転支持部材は、前記管体をその軸回りに回転自在に支持する請求項1に記載の管体切断装置。
JP2013149353A 2013-07-18 2013-07-18 管体切断装置 Active JP6147597B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013149353A JP6147597B2 (ja) 2013-07-18 2013-07-18 管体切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013149353A JP6147597B2 (ja) 2013-07-18 2013-07-18 管体切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015020236A JP2015020236A (ja) 2015-02-02
JP6147597B2 true JP6147597B2 (ja) 2017-06-14

Family

ID=52485168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013149353A Active JP6147597B2 (ja) 2013-07-18 2013-07-18 管体切断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6147597B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114179150A (zh) * 2021-12-31 2022-03-15 安庆市悦发管业有限公司 一种缠绕管自动去除毛刺平滑切割机

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5214990A (en) * 1975-07-28 1977-02-04 Ikegai Corp Method for cutting pipes
US6874398B2 (en) * 2002-10-18 2005-04-05 Spiro Sa Assembly for cutting a tube
NL1024614C2 (nl) * 2003-10-24 2005-04-27 Bosch Gmbh Robert Knipproces voor het vervaardigen van een ring, knipinrichting, ring en duwband voorzien van een ring.
JP4989962B2 (ja) * 2006-12-28 2012-08-01 パナソニック株式会社 電池缶の製造方法及び密閉型電池の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015020236A (ja) 2015-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5208921B2 (ja) 回転ベアリング、回転テーブル装置、テーブル径決定方法
JP6559664B2 (ja) 工具機械のためのターレット
JP6044987B2 (ja) スピニング加工装置
JP2008200789A (ja) 玉軸受の玉等配方法及び玉分け治具
KR102012912B1 (ko) 다각형 가공 장치 및 다각형 가공 방법
JP7063790B2 (ja) ワーク加工装置
JP2010115709A5 (ja)
JP2010234469A (ja) 管体切断装置及び管体切断方法
JP6047695B2 (ja) パイプ切断機
KR100819163B1 (ko) 권취설비용 기계식 척
JP5850971B2 (ja) 工具マガジンの回動動作中に工具マガジンとマガジン駆動用モータとの連結が維持される工具交換装置
JP6147597B2 (ja) 管体切断装置
JP2017013148A (ja) パイプ切断装置
JP2009078319A (ja) パイプ切断装置
CN104476043A (zh) 带动焊枪运动的十字滑座装置
JP5078881B2 (ja) レンズ加工装置及びレンズの加工方法
JP7317598B2 (ja) 複合加工機の主軸装置
JP2005334990A (ja) 軸心から偏心した位置に孔を有する工作物の孔加工装置
JP2011036986A (ja) 切断装置
JP5748052B2 (ja) 長尺ノズル内面加工装置
JP2017031563A (ja) 穿孔装置、および切削刃
CN203124586U (zh) 一种支撑装置
JP2019181609A (ja) バリ取り装置
KR200479485Y1 (ko) 구멍 가공용 지그
CN221133874U (zh) 马达定子的剪线装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6147597

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250