JP5818775B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、特にシートに転写されたトナー画像を定着ローラと加圧ローラとによりシートに定着させる定着装置の構成に関する。
従来、電子写真方式により画像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置は、トナー画像を形成する画像形成部と、トナー画像をシートに転写する転写部と、転写されたトナー画像をシートに定着させる定着装置を備えている。そして、定着装置には、定着ローラと、加圧ローラと、定着ローラと加圧ローラとのニップ部に未定着トナー画像を載せたシートを導くための入口ガイド部材と、が設けられている。
ところで、従来の定着装置において、定着ローラと加圧ローラとのニップ部よりも下流でシートがジャムした場合、図11の(a)に示すように、ジャムしたシートPが、定着ローラ1201と加圧ローラ1203とにより挟持された状態で停止することがある。この場合、定着ローラ1201を、矢印で示す反時計方向に回転させる操作を行ってジャムしたシート(以下、ジャムシートという)Pをシート搬送方向上流側に逆送させることにより、ジャム処理を行う。
しかし、この時、シートの状況によっては、図11の(b)に示すようにジャムシートPが入口ガイド1205と加圧ローラ1203の間に入り込む場合があり、この場合、入口ガイド1205を取外さなければジャムシートの処理ができなくなってしまう。そこで、ジャムシートPが入口ガイド1205と加圧ローラ1203の間に入り込むのを防ぐため、入口ガイド1205の先端に、シートの厚み方向へ変動する板状の補助ガイド部材を配置するようにしたものがある(特許文献1参照)。
特開平5−341680号公報
しかし、このような定着装置を備えた従来の画像形成装置において、入口ガイド先端に補助ガイド部材を配置した場合、ジャムシートを逆送させる際、補助ガイド部材の位置によっては、ジャムシートが補助ガイド部材に当接する場合がある。このとき、ジャムシートの剛性に補助ガイド部材の剛性が負けると、定着ローラの逆転と共にジャムシートが入口ガイドの下に潜り込むようになり、ジャムシートの処理が困難になる。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、定着ローラと加圧ローラとにより挟持されたジャムシートを容易に処理することのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、画像形成装置において、トナー画像を形成する画像形成部と、前記トナー画像をシートに転写する転写部と、転写された前記トナー画像をシートに定着させる定着装置と、を有し、前記定着装置は、定着ローラと、前記定着ローラと圧接する加圧ローラと、前記定着ローラと前記加圧ローラとのニップ部に対して隙間を設けて配置され、前記ニップ部にシートを案内するガイド手段と、前記ニップ部に挟持された状態のシートをガイド手段側に排出して前記定着装置から突出させるよう手動操作される手動排出手段と、前記ガイド手段の前記ニップ部にシートを案内するガイド面の裏面に設けられ、前記手動排出手段により排出されるシートが前記ガイド手段の裏面側に進入した場合には、シートの排出方向下流側端を係止する係止手段と、を備え、前記手動排出手段の手動操作により排出されるシートの排出方向下流側端が前記係止手段に係止された場合には、その後の前記手動排出手段の手動操作により、排出方向下流側端が前記係止手段に係止された状態のシートのシート排出方向中央部分を、前記ニップ部と前記ガイド手段との隙間から前記ガイド面に飛び出させた後、前記ガイド面に沿って前記定着装置から突出させることを特徴とするものである。
本発明のように、排出されるシートがガイド手段のガイド面の裏面側に進入した場合、シートを係止手段に係止させてガイド面の表面に沿うように撓ませることにより、定着ローラと加圧ローラとにより挟持されたジャムシートを容易に処理することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図。 上記画像形成装置に設けられた定着装置の構成を説明する図。 上記定着装置に設けられた入口ガイドの構成を説明する第1の図。 上記入口ガイドの構成を説明する第2の図。 上記定着装置をシート搬送方向上流側から見た図。 上記定着装置に、ジャムしたシートが、後端が定着ニップのシート搬送方向上流側に位置した状態で停止した状態を示す図。 上記定着装置を構成する定着ローラを手動操作により逆転させる駆動系を説明する図。 ジャムしたシートを手動操作により入口ガイド側に排出する際のシートの動きを説明する図。 本実施の形態の他の構成を説明する第1の図。 本実施の形態の他の構成を説明する第2の図。 従来の定着装置の構成を説明する図。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す図である。なお、本実施の形態において、この画像形成装置は転写式電子写真プロセスを利用するレーザ走査露光方式の画像形成装置である。
図1において、100は画像形成装置であり、100Aは画像形成装置本体(以下、装置本体という)。そして、装置本体100Aの上面には原稿読取装置(イメージスキャナ)101及び領域指定装置(デジタイザ)102が配設されている。また、装置本体100Aの内部には画像形成部100B、シートを画像形成部100Bに給送するシート給送部100Cが配設されている。
原稿読取装置101は、原稿読取装置101に設けられた不図示の原稿台上に載置した原稿面を、内部に設けた走査照明光学系により走査し、原稿面からの反射光をCCDラインセンサ等の光センサにより読み取り、画像情報を時系列デジタル電気信号に変換する。領域指定装置102は原稿の読み取り領域等の設定を行い、信号を出力する。
画像形成部100Bは、像担持体としての回転ドラム方式の電子写真感光体(以下、感光体ドラムという)105と、画像書き込み装置107を備えている。なお、本実施の形態において、画像書き込み装置107はレーザースキャナである。また、シート給送部100Cは、給紙カセット110,111及び給紙カセット110,111に収納されたシートPを給送するピックアップローラ112を備えている。なお、104は原稿読取装置101、領域指定装置102、プリントコントローラ103等からの信号を受けて、画像出力機構の各部に指令を送る信号処理及び種々の作像シーケンス制御を行う制御部(CPU)である。
次に、このように構成された画像形成装置100の画像形成動作について説明する。原稿読取装置101により不図示の原稿が読み取られると、読み取られた原稿の画像は、時系列デジタル電気信号に変換された後、制御部(CPU)104に送られ、制御部(CPU)104おいて信号処理される。この後、信号処理された画像データに従って画像書き込み装置107から感光体ドラム105に向けてレーザ光が発せられる。なお、このとき、感光体ドラム105は、矢印に示す時計方向に所定の周速度にて回転駆動されると共に、回転過程で、帯電装置106によって所定の極性・電位の一様な帯電処理を受けることにより表面が一様に帯電されている。これにより、画像書き込み装置107からのレーザ光が感光体ドラム105に照射されると、感光体ドラム上に静電潜像が形成され、この静電潜像を現像装置108がトナーを用いて現像することにより、感光体ドラム上にトナー画像が形成される。
この画像形成動作に並行して、給紙カセット110,111に収納されたシートPは、ピックアップローラ112により繰り出される。繰り出されたシートPは、この後、シート搬送路Rを通過し、感光体ドラム105の回転に同期して感光体ドラム105と帯電装置106とにより構成される転写部Tに送り込まれる。そして、この転写部Tにおいて、感光体ドラム105上のトナー画像がシートPに静電転写される。
次に、トナー画像が転写されたシートPは、感光体ドラム105から分離されて定着装置114へ搬送され、この定着装置114において加熱及び加圧処理を受けることにより、トナー画像が定着される。そして、トナー画像が定着されたシートPは、排紙ローラ120により、装置本体外部の排紙トレイ115上に排紙される。なお、シート分離後の感光体ドラム105はクリーニング装置113により、転写残りトナー等の付着汚染物の除去を受けて清掃されて繰り返して作像される。
図2は、定着装置114の構成を示す図である。定着装置114は、定着ローラ201と、定着ローラ201に圧接する加圧ローラ203とを備えている。ここで、定着ローラ201は、定着装置114の不図示のフレームにベアリングを介して回転可能に支持されると共に、内側にはハロゲンヒータ202が配置されている。金属ローラである定着ローラ201は、芯金として厚みが0.65mmのハイテンション鋼を用いており、芯金の外周には30μmのPFAチューブが接着され、その外形はφ40.3mmである。
加圧ローラ203は、加圧フレーム204に設けられた回動中心軸205を回動中心とする加圧アーム206に不図示のベアリングを介して回動可能に支持されている。ここで、加圧ローラ203は心金がステンレス鋼にシリコンゴムを接着したものであり、ゴム硬度は73度である。シリコンゴムの外周には定着ローラ201と同様にPFAチューブを接着し、その外形はφ40mmである。
なお、加圧アーム206、加圧フレーム204、回動中心軸205はいずれも鋼製である。また、定着ローラ201と加圧ローラ203にて形成されるニップ部(以下、定着ニップ部という)207のニップ圧は、バネ208により加圧アーム206を定着ローラ側に引き上げることで所定の大きさの圧となっている。
また、定着装置114には入口センサ210、定着出口センサ211、ジャム等のシート搬送の異常を検出する不図示の異常検出センサが配置されている。なお、本実施の形態においては、いずれのセンサもセンサフラグとフォトセンサの組み合わせた形式のセンサである。また、定着ローラ201の周囲には、定着ローラ201の表面温度を検出する温度検出用サーミスタ217、定着ローラ表面を清掃するウェブ218、定着ローラ表面の温度に異常が生じた場合には電力供給を停止させる不図示のサーモスイッチが配設されている。
さらに、定着装置114には定着ニップ部207を通過する際、トナー像が定着されたシートを定着ローラ表面から確実に剥離するための定着分離爪219が配設されている。また、定着装置114には、トナー像が定着されたシートを排紙トレイ115へとシートを排出するための内排紙ローラ220、コロ221等が配設されている。
ところで、定着ニップ部207のシート搬送方向上流側には、トナー画像が転写されて搬送されてきたシートPを、定着ニップ部207に円滑に進入させるためのガイド手段である入口ガイド209が設置されている。
入口ガイド209は、図3に示すように、上面がシートを定着ニップ部207に案内するガイド面を構成する通紙部材209bと、通紙部材209bに加締めにより結合されている補助部材209cを備えている。通紙部材209bは、シートの通過を円滑にするためステンレス鋼にて構成されており、表面には、シートが通過する際の抵抗を減らすよう絞り形状のリブ209dが垂設されている。また、補助部材209cには軟鋼を用いて強度を確保している。
補助部材209cのシート搬送方向と直交する幅方向の両端部には、高さ調整台301,302が、補助部材209cに対し一意的に位置が決まるようにビス固定されている。なお、高さ調整台301,302は抵抗値10〜10Ωcmの抵抗値を持つ樹脂材を用い入口ガイド209が直接アースに電気が流れないようにしている。
ここで、入口ガイド209は、トナー像が転写されたシートの、定着ニップ部207への進入姿勢を決めるものでもあるため、その形状及び取り付け精度は非常に重要である。特に、入口ガイド209のニップ部側端である先端209aの位置は、定着ニップ部207に対し、高さ方向で±0.1mmでの調整を必要としている。この位置がずれると、シートの定着ニップ進入姿勢を一定に保つことが困難となり、この結果、シートにシワが発生したり、未定着トナー像が擦られて異常画像が発生したりする。
このため、入口ガイド209は定着装置114のメンテナス等の理由によりフレームから取外し、その後、再び組み付けを行った場合においても、その位置が再現できるように入口ガイド調整板303を配置している。そして、高さ調整台301,302の穴301a,302aに高さ調整台301,302から出た不図示のエンボスを一致させてビス固定を行う。入口ガイド209をフレームに取り付ける際に、入口ガイド209の取り付け位置の調整方法については後述する。
図4は入口ガイド209をシート搬送方向下流側から見た図である。図4において、210aは入口センサフラグであり、この入口センサフラグ210aは、入口センサ支板402に回転軸401を中心に回動可能に支持されている。また、入口センサフラグ210aはねじりコイルばね403により通紙面側に押し上げられると共に、ストッパ210cが補助部材209cに突き当たることにより、通紙部材209bから所定量上方に飛び出るようになっている。
そして、通紙部材209bの上面をシートが通過すると、シートにより押圧されて入口センサフラグ210aが回動し、入口センサフラグ210aと共に入口センサ210を構成するフォトセンサ404を遮光する。これにより、制御部(CPU)104は、シートの通過及び通紙部材209b上のシートの有無を検出することができる。なお、入口ガイド209は、図4に示すユニット状態でフレームへの取付を行う。この時、入口ガイド調整板303のQ面をフレームに接するように取付を行う。
一方、補助部材209cの定着ニップ部側端部にはクランク状の曲げ部209gが設けられている。そして、このように曲げ部209gを設けることにより、通紙部材209bと補助部材209cとにより、後述するようにシートが入口ガイド209の裏面側に進入した場合、シートの排出方向下流側端を係止する定着ニップ方向が開かれた空間Sが形成される。
図5は、定着装置114をシート搬送方向上流側から見た図である。入口ガイド209は、入口ガイド調整板303を介して定着装置114に設けられた高さ調整台301,302にビス501,502にて固定される。なお、図4に示すように、入口ガイド調整板303のビス固定用の穴303aは上下方向に長い長穴になっている。これにより、入口ガイド209は、上下方向に移動可能となり、治具により入口ガイド先端高さを調整した状態で高さ調整台301,302に固定することができる。
なお、入口ガイド209を取外す必要が生じた場合はビス503,504を外して高さ調整台301,302から入口ガイド209を取外す。ここで、入口ガイド209を取外しても、高さ調整台301,302はフレームに残った状態となっている。このため、入口ガイド209を組み付ける際、高さ調整台301,302に設けられたエンボスを基準に入口ガイド209を組付ければ、入口ガイド209の高さを初期の調整状態で組付けることが可能となる。
ところで、本実施の形態において、例えば排紙ローラ120や不図示のフィニッシャ等において、ジャムが発生した場合、制御部(CPU)104はシートの搬送を直ちに停止させる。また、定着分離爪219によりシートがジャムした場合、後続シートを送り過ぎてしまうと、先行のジャムシートに後続シートが重なってジャム処理が困難になる場合があるので、制御部(CPU)104は、定着装置114を直ちに停止させる。
しかし、シートがジャムすると、シートを直ちに停止させるようにした場合、シートサイズやジャムの発生場所により、図6に示すように、シートPが、後端が定着ニップ部207に挟持された状態で停止する場合がある。この場合、ジャムシートPを処理するため、ユーザがノブを手動操作して定着ローラ201を回転させ、ジャムシートを移動させることによりジャム処理を行う。
しかし、この際、定着ローラ201を時計回りの方向に回転させると、ジャムシートPの状態によってはジャムシートPが定着分離爪219をすり抜け、定着ローラ201に沿うように移動してウェブ218に達してしまうことがある。この場合、ユーザによるジャム処理が困難になるため、定着ローラ201は、時計回りの方向に回転できないようにしている。つまり、定着ニップ部207にジャムシートPが挟持された状態の場合には、ノブを、定着ローラ201を反時計回り、すなわちシートPをガイド手段側であるシート搬送方向上流側に逆送させる方向に回転させてジャム処理を行うようにしている。
なお、図7は、定着ローラ201を手動操作により逆転させる駆動系を説明する図である。定着ローラ201は両端に設けられたブッシュ701と、定着装置114の不図示のフレームに設けられたベアリング702,703とにより、フレームに回転可能に支持されている。そして、手前側のベアリング703の軸方向外側には定着ローラ201に設けられた不図示のキー溝に嵌合して定着ローラ201に固着された定着駆動ギア704が配置されている。
この定着駆動ギア704は、不図示の駆動モータからの駆動により回転する段ギア706と噛合うことにより回転して定着ローラ201を回転させる。なお、この段ギア706には、ギア707,708,709が噛合っており、ギア709の同軸上には手動排出手段であるノブ710が配置されている。そして、このノブ710を矢印方向に回転させると、定着駆動ギア704が定着ローラ201と一体に反時計回りに回転し、これによりジャムしたシートを逆送させて定着装置114から排出することができる。なお、このノブ710とギア709との間には、不図示のワンウェイ機構が設けられており、このワンウェイ機構により、ノブ710を矢印方向と逆方向に回転させても、ノブ710の回転は定着ローラ201に伝達されない。従って、ノブ710の回転方向を間違えても、シートをシート搬送方向下流側に搬送することは無い。
ところで、シートがジャムした場合、ノブ710を矢印方向に回転させることによりシートを逆送させ、定着装置外へ排出するが、ジャムしたシートの状態によっては、既述した図6に示すようにシートPの後端が入口ガイド209の下に入り込む場合がある。しかし、本実施の形態においては、既述した図4に示すように、補助部材209cの定着ニップ部側端部にクランク状の曲げ部209gを設けている。
これにより、ジャムシートPが入口ガイド209の下に入り込むと、図8の(a)に示すように、ジャムシートPの排出方向下流側端である後端が曲げ部209gに入り込んで引っ掛かり、曲げ部209gに係止されるようになる。そして、このように後端部が係止されると、ジャムシートPは、これ以上、入口ガイド下へ進入することができなくなる。この結果、さらにノブを回転させると、後端部が曲げ部209gにより押さえられ、行き場を失ったジャムシートは、通紙部材209bから飛び出し、この後、図8の(b)に示すようにシートのシート排出方向中央部分が通紙部材209bの表面に沿うように撓む。そして、このようにシートのシート排出方向中央部分が通紙部材209bの表面に沿うように撓むことにより、やがてシートのシート排出方向中央部分が定着装置114から突出するようになるので、ユーザは簡単にジャムシートの除去を行うことができる。
以上説明したように、本実施の形態においては、補助部材209cの裏側に、係止手段としてのクランク状の曲げ部209gが形成された通紙部材209bを設けている。そして、排出されるシートが通紙部材209bの裏面側に進入した場合、シートの後端を曲げ部209gに係止させ、シートのシート排出方向中央部分を通紙部材209bの表面に沿うように撓ませるようにしている。これにより、シートのシート排出方向中央部分が定着装置114から突出するようになるので、定着ローラ201と加圧ローラ203とにより挟持されたジャムシートを容易に処理することができる。
なお、本発明は、これに限らない。例えば、図9に示すように、補助部材209cの先端に耐熱性を有する可撓性部材であるガイドシート1001を定着ニップ部側に突出させて設けるようにしても良い。なお、この耐熱性のガイドシート1001は、例えばポリイミド製、厚みは75μmのシートであり、耐熱性の両面テープにより補助部材209cに接着している。
このような弾性を持ったガイドシート1001を補助部材209cに設けることにより、図10に示すように加圧ローラ203との隙間を、より狭くすることができる。また、材料自身の弾性があることで、ガイドシート1001が加圧ローラ203に摺擦することも可能であり、ジャム処理時、ジャムシートが加圧ローラ203と入口ガイド209の間に入るリスクを減らすことができる。
100…画像形成装置であり、100A…画像形成装置本体、100B…画像形成部、114…定着装置、201…定着ローラ、203…加圧ローラ、207…定着ニップ部、209…入口ガイド、209b…通紙部材、209c…補助部材、209g…曲げ部、710…ノブ、1001…ガイドシート、P…シート、T…転写部

Claims (2)

  1. トナー画像を形成する画像形成部と、
    前記トナー画像をシートに転写する転写部と、
    転写された前記トナー画像をシートに定着させる定着装置と、を有し、
    前記定着装置は、
    定着ローラと、
    前記定着ローラと圧接する加圧ローラと、
    前記定着ローラと前記加圧ローラとのニップ部に対して隙間を設けて配置され、前記ニップ部にシートを案内するガイド手段と、
    前記ニップ部に挟持された状態のシートをガイド手段側に排出して前記定着装置から突出させるよう手動操作される手動排出手段と、
    前記ガイド手段の前記ニップ部にシートを案内するガイド面の裏面に設けられ、前記手動排出手段により排出されるシートが前記ガイド手段の裏面側に進入した場合には、シートの排出方向下流側端を係止する係止手段と、を備え
    前記手動排出手段の手動操作により排出されるシートの排出方向下流側端が前記係止手段に係止された場合には、その後の前記手動排出手段の手動操作により、排出方向下流側端が前記係止手段に係止された状態のシートのシート排出方向中央部分を、前記ニップ部と前記ガイド手段との隙間から前記ガイド面に飛び出させた後、前記ガイド面に沿って前記定着装置から突出させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記係止手段のニップ部側端部に可撓性部材を、ニップ部側に突出して設けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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