JP5818476B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

この発明は、二輪車等の燃料タンクの開口部に保持されて燃料を燃料タンク外へ送出するための燃料供給装置に関するものである。
従来の燃料供給装置は、コイルが巻回された磁性体からなるコアを樹脂材料でモールド成型することにより覆って形成されるステータ部と、コアの内周側に回転自在に配置されコイルへ通電されるとコアに形成された磁界を受けて回転するロータ部と、ロータの回転軸に固定されたインペラと、インペラを回転自在に収容するポンプケースと、ポンプケースをその外周側で保持するとともにステータ部に結合しているハウジングと、を備えるポンプ部と、ステータ部を保持し、容器に設けられた開口部を覆うようにして容器に固定されることにより燃料ポンプを容器に固定するフランジ部と、を備え、ステータ部は回転軸の一端側と回転自在に嵌合して支持する軸受けを保持する軸受け保持部を備え、且つ、この軸受け保持部はモールド成型により形成され、フランジ部はステータ部をモールド成型する際にステータ部と一体的に形成されており、ポンプケースの吸込口には吸込フィルタを装着するようにしている。(例えば、特許文献1を参照。)
また、ポンプ部を金属ハウジングで外周を覆い、ステータコアの外周を覆っている樹脂モールドにより金属ハウジングを一体的に成型するようにしたものがある。(例えば、特許文献2を参照。)
特開2009−222055号公報 特開2007−104871号公報
従来の燃料供給装置は以上のように構成されており、モータ部とポンプ部が樹脂モールドなどにより一体的に成型されているが、モータ部とポンプ部の相性が悪くポンプ部の組み換え作業をしたい場合には、樹脂モールドを機械的に破壊しなければならず再組立てが困難という問題があった。
また、モータ部とポンプ部とが、モールド成型により一体化または圧入などにより嵌合しているため、モータ部とポンプ部の接合部分の気密性の確保が困難であるという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、樹脂モールドを機械的に破壊することなく、ポンプ部を組み替え可能にでき、気密性が確保できる燃料供給装置を提供することを目的とする。
この発明に係る燃料供給装置は、ステータコアに巻回されたコイルに流れる電流が制御されることにより前記ステータコアの内周面に周方向に形成される磁極が切り換わるステータ部と、このステータコアの内周側に回転自在に設置され、回転方向に交互に異なる磁極を前記ステータコアと向き合う外周面に形成させるロータ部とから形成されるモータ部と、前記ロータ部に係合して回転駆動する回転部材により燃料を吸入し昇圧するポンプ部と、このポンプ部および前記モータ部を保持すると共に、燃料タンクに設けられた開口部を覆うようにして前記燃料タンクに固定されるフランジ部とから構成され、前記燃料タンク内の燃料を吐出パイプを介して前記燃料タンク外へ送出する燃料供給装置において、
樹脂モールドにより形成され、一端が前記フランジ部に連結され、前記モータ部を収容保持すると共に、モータ部の下部に前記ポンプ部の収納部を有するハウジング、前記ハウジングに装着され、前記ポンプ部を前記ハウジングの収納部に嵌挿させて保持するポンプ部保持手段、および、前記ポンプ部を前記ハウジングの収納部に嵌挿させた時に前記ハウジングと前記ポンプ部との間を気密にする気密部材を備え、前記ハウジングと前記ポンプ部保持手段に、両者を着脱自在に装着可能とする係合部を設け、前記係合部は、前記ハウジングに形成された係合凸部と、前記ポンプ部保持手段に形成され前記係合凸部が嵌挿される係合凹部によって構成し、前記係合凸部は前記ハウジングのステータ部の外周面に120度の間隔を置いて配設され、前記係合凹部は前記ポンプ部保持手段の内周に120度の間隔を置いて配設され、前記ポンプ部を前記ポンプ部保持手段によって着脱可能に保持するようにしたものである。
この発明の燃料供給装置によれば、ポンプ部をモータ部に着脱可能に保持させたことにより、樹脂モールドを機械的に破壊することなく、ポンプ部を組み替え可能にできる燃料供給装置を得ることができる。
上述した、またその他の、この発明の目的、特徴、効果は、以下の実施の形態における詳細な説明および図面の記載からより明らかとなるであろう。
本発明の実施の形態1における燃料供給装置の縦断面図である。 本発明の実施の形態1における燃料供給装置の分解斜視図である。 図1の要部拡大図である。 本発明の実施の形態2における燃料供給装置の縦断面図である。 本発明の実施の形態2における燃料供給装置の分解斜視図である 本発明の実施の形態3におけるポンプ部の拡大断面図である。 本発明の実施の形態4における燃料供給装置の縦断面図である。 本発明の実施の形態4における燃料供給装置の分解斜視図である。 図7の要部拡大図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して詳述する。なお、各図中、同一符号は、同一又は相当部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における燃料供給装置の縦断面図、図2は、本発明の実施の形態1における燃料供給装置の分解斜視図、図3は図1の要部拡大図である。
まず、本発明の実施形態1に係る燃料供給装置100の構成について、図を用いて説明する。図1〜図3において、燃料供給装置100は、例えば、自動二輪車において、燃料1を貯蔵する燃料タンク2の開口部2aに吊装されており、ポンプ部30と、ポンプ部30の駆動源であるモータ部40と、燃料タンク2への取り付け部材となるフランジ部50とから構成されている。
ポンプ部30は、ポンプベース3及びポンプカバー4に回転部材であるインペラ5を収容して構成(図3参照)されており、本発明の実施形態1に係る燃料供給装置100におけるポンプの形式はいわゆるタービンポンプである。
円盤状に形成されたインペラ5は、ポンプベース3及びポンプカバー4によりその表裏両面側から挟むようにして収容され、後述のロータ部10のシャフト10aに中心部が係合し、ポンプカバー4の中心部分に固着された軸受6により支承されて回転自在に形成されている。
ポンプベース3とポンプカバー4は、例えば円筒状の金属パイプから成るポンプケース7により外周面を被われており、ポンプカバー4の燃料タンク2側(図1の下方側)にはこの燃料タンク2内の燃料1を吸込む吸込口4aが配設され、この吸込口4aには燃料1中のゴミを濾過するための吸込フィルタ8が装着されている。
ポンプベース3及びポンプカバー4のインペラ5に対向する面には、それぞれC字状のポンプ流路30aが形成されており、燃料タンク2内の燃料1はポンプカバー4に結合した吸込フィルタ8で濾過された後、吸入口4aから流入し、インペラ5の回転によりポンプ流路30a内を流れつつ昇圧され、モータ部40側に圧送される。
ポンプ部30からモータ部40側に圧送された燃料は、後述するステータコア部9とロータ部10との間を通り、後述するフランジ部50に形成された連絡通路14fを介して燃料通路14dに供給される。
モータ部40には、ブラシレスモータが採用されており、磁性体からなるステータコア9aとこのステータコア9aに巻回されたコイル9bから成るステータ部9、および円筒状に成型されたプラスチックマグネットと中心に嵌挿されたシャフト10aから成るロータ部10により構成されている。
ステータ部9はステータコア9aに巻回されたコイル9bに流れる電流が制御されることにより、ステータコア9aの内周面に周方向に形成される磁極が切り換わる。
シャフト10aが軸受6により回転自在に支持されたロータ部10は、ステータコア9aの内周で回転自在に設置されており、ステータコア9aと向き合う外周面側に回転方向に交互に異なる磁極を形成するように着磁されている。
なお、ステータコア9aは、軸方向に積層された複数の磁性鋼板が固着されて形成されており、ステータコア9aには、その表面を覆うように絶縁材質からなるインシュレータ9cが設けられ、インシュレータ9cの周囲にコイル9bが巻回され、コイル9bに図示しない制御装置から三相交流電流が供給され、周方向に回転磁界を発生するように例えばスター結線されて、後述の3つの負荷端子13a、13b、13cに接続されている。
ステータコア9a、コイル9bから成るステータ部9、および、コイル9bに電気的に接続された負荷端子13a、13b、13cは、例えば、ポリアセタール樹脂などの熱可塑性樹脂で形成されたハウジング11により一体的にインサートして成型されており、樹脂材料が充填されることにより燃料がコイル9bには直接接触せず、劣化燃料や低質燃料を使用しても、コイル9bの腐食を防止できるものである。
ハウジング11には、ポンプ部30が嵌挿されて収納される収納部11a、外周面にはポンプ部30を保持させるために配設された係合凸部11bが設けられており、ポンプ部30は収納部11aに収納された後、ポリアセタール樹脂などの熱可塑性樹脂で形成されたポンプ部保持手段であるポンプホルダー12に配設された係合凹部12aが、ハウジング11の係合凸部11bに嵌合(図2矢印に示す)することにより、ポンプ部30がモータ部40に保持される。
なお、係合凸部11bはモータ部40のハウジング11の外周面に略120度ピッチで配設され、係合凹部12aはポンプホルダー12の内周に略120度ピッチで配設されて嵌合するように形成された、所謂、スナップフィット構造であり、着脱が容易であると共に確実に保持される。
また、ハウジング11とポンプ部30との間には油密を維持するための気密部材であるOリング19が挿入されており、Oリング19はハウジング11の収納部11aの底部に形成された凹溝11a1に収納され、ポンプ部30をOリング19に当接させて気密させ
ている。
フランジ部50は、図示しない燃料配管を介して加圧燃料をエンジン(図示せず)へ送出する吐出パイプ14a、及びコイル9bに電力を供給するための後述の電源端子17a、17b、17cが収納された電力供給手段であるコネクタ部14bが、例えば、PPS樹脂、あるいはPOM樹脂などの熱可塑性樹脂材にて一体的に成型されたフランジ14などから構成されており、フランジ14は、軸方向(図1において上下方向)に直交する平板状に形成されており、燃料タンク2の円形の開口部2aに嵌挿され、且つ平板部を燃料タンク2の外側表面との間にパッキン17を挟装させ密着させた状態で、図示しない固定用金具等で締結することにより、燃料タンク2に固定される。
フランジ14の中央部には、後述の吐出フィルタ18で濾過された燃料を燃料通路14dに連通させる連絡通路14fが形成されている。
燃料通路14dの途中には逆止弁15が配置されている。逆止弁15は、弁体15a、弁座15bおよびバルブスプリング15cから構成されており、スプリング15cには、コイルスプリングが用いられており、逆止弁15の取付状態においては圧縮状態となっている。弁体15aは、スプリング15cの弾性力により弁座15bに当接しており、燃料供給装置100の運転中においては、ポンプ部30から吐出された燃料圧力により、弁体15aに作用する燃料通路14dの下流側(図1において左側)へ向かう方向の力がスプリング15cの弾性力に打ち勝って、弁体15aが弁座15bから離れ燃料が吐出パイプ14aへ流れる。
一方、燃料供給装置100の停止中においては、弁体15aがスプリング15cの弾性力により弁座15bに当接しているため、燃料通路14dは逆止弁15により遮断されている。このため、逆止弁15aより下流側の燃料通路14d内および吐出パイプ14aに接続された図示しない燃料配管内の燃料は、燃料供給装置100を介して燃料タンク2内に戻らずそのままそこに留まり、且つ加圧された燃料圧力も保持される。
したがって、次回のエンジン始動時に、燃料は直ちにエンジンへ供給され、速やかなエンジン始動が可能になる。
更に、逆止弁15より下流側の燃料通路14dの途中には、燃料タンク2方向(図1の下方向)に調圧弁16が配置されている。
調圧弁16は、弁体16a、弁座16bおよびスプリング16cから構成されている。スプリング16cは、この場合コイルスプリングが用いられており、調圧弁16の取付状態においては圧縮状態となっている。調圧弁16は、燃料供給装置100から送出される燃料圧力を所望圧力に調節するものである。ここで、所望圧力とは、エンジン側から要求される燃料圧力である。調圧弁16においては、燃料圧力により弁体16aに作用する力とスプリング16cの弾性力との大小関係に基づいて、弁体16aと弁座16bとの当接・離間状態が決定される。
すなわち、燃料通路14d内の燃料圧力が所望圧力以下である場合は、弁体16aが弁座16bに当接し、調圧弁16は閉じている。燃料通路14d内の燃料圧力が所望圧力を超えた場合は、弁体16aが弁座16bから離れ調圧弁16が開弁して、燃料通路14d内の燃料の一部が調圧弁16を介して燃料タンク2内、つまり低圧領域に戻り、これにより、燃料通路14d内の燃料圧力が所望圧力に維持される。調圧弁16の燃料タンク2側のハウジングには、調圧弁16に対応した位置に貫通孔14eが設けられており、調圧弁16から排出された燃料は、この戻し口である貫通孔14eを通って燃料タンク2内に戻される。
また、フランジ部50のフランジ14にはハウジング11のハウジング側結合部11c
が結合可能に形成されたフランジ側結合部14gが延設されており、フランジ側結合部14gとハウジング側結合部11cの端面を加熱された熱板により加熱させた後、ハウジング11とフランジ14を図1の上下方向に挟圧させて溶着結合する。
また、フランジ側結合部14gの外周には、フランジ側結合部14gがハウジング側結合部11cに結合したときに、負荷端子13a、13b、13cに電気接続される電源端子17a、17b、17cが配設されている。
また、フランジ側結合部14gの内部には燃料タンク2外に送出される燃料1を濾過する吐出フィルタ18が配設されている。吐出フィルタ18は菊花形筒状またはロール状に形成した濾材であって、ロータ部10の円筒形状に対して同心円状に配置されており、ステータコア9aとロータ部10との間を流れた燃料は、吐出フィルタ18に対して矢印A、矢印B、矢印C、矢印Dへと流れるが、燃料は吐出フィルタ18の円周方向に対して均一に流れ込むため、圧力損失が小さくなるという効果がある。
また、吐出フィルタ18の略中心部には連絡通路14fが配設されており、ロータ部10、吐出フィルタ18、連絡通路14fは直線的に形成されているので燃料がスムースに通過するため、圧力損失が小さく、濾材は不織布が用いられており網状フィルタ等に対して濾過性能が優れている。
次に、以上のように構成された燃料供給装置100の動作を説明する。
コネクタ部14bから電源端子17a、17b、17c、負荷端子13a、13b、13cを介してコイル9bに図示しない制御回路から駆動電流が供給され、ステータ部9のロータ部10と向き合う対抗面に回転磁界を生成させる。
ロータ部10は、ステータ部9の回転磁界に追従して回転し、ロータ部10のシャフト10aに係合したインペラ5も回転し、C字状のポンプ流路30a内で旋回流が発生する。燃料タンク2内の燃料1が吸込フィルタ8を介してポンプカバー4に設けられた吸入口4aから流入し、インペラ5の回転によりポンプ流路30a内を流れつつ昇圧され、モータ部40側(図1においてポンプ部30の上方)に圧送される。
モータ部40側に圧送された燃料1は、ステータコア9aとロータ部10との間を通って、燃料フィルタ18を介してフランジ部50に形成された連絡通路14fに流入し、更に、燃料通路14dに供給される。燃料通路14dに流入した燃料は、調圧弁16で所望圧力に調圧されて吐出パイプ14aから図示しない車両のエンジンなどの内燃機関に吐出される。
燃料供給装置100の停止中においては、逆止弁15の作用により下流側の燃料通路14d内および吐出パイプ14aに接続された図示しない燃料配管内の燃料は、加圧された燃料圧力で保持される。
以上のように、この発明の実施の形態1の燃料供給装置によれば、ポンプ部30が収納される収納部11aをハウジング11に配設し、ポンプ部保持手段であるポンプホルダー12により、ポンプ部30をモータ部40に保持させるようにし、ハウジング11とポンプホルダー12とは着脱自在なスナップフィット構造で係止するようにしたので、樹脂モールドを機械的に破壊することなく、ポンプ部30の組み換え作業をすることができる。
また、スナップフィット構造であるので、着脱が容易であり、係合手段である係合凸部11bと係合凹部12aが内周状に略120度ピッチで配設されて嵌合するように形成されているので、ポンプ部30がモータ部40に確実に保持される。
実施の形態2.
この発明の実施形態2に係る燃料供給装置200の構成について説明する。
図4は、本発明の実施の形態2における燃料供給装置の縦断面図、図5は本発明の実施の形態2における燃料供給装置の分解斜視図である。
なお、図4、図5においては、図1及び図2と異なる部品にのみ符合を付して示しており、その他の構成は実施の形態1と同様である。
図4および図5において、本発明の実施の形態2の燃料供給装置は、燃料タンク内から吸込まれる燃料を濾過する吸込フィルタをポンプホルダーに一体的に形成させ、ポンプホルダー部70としたものである。
この実施の形態2の燃料供給装置によれば、吸込フィルタとポンプホルダーを一体化することにより、吸込フィルタとポンプホルダーを別々に装着する場合に比較して、組み付け性が向上すると共に、コストが低減される効果がある。
実施の形態3.
図6は、本発明の実施の形態3における燃料供給装置のポンプ部の拡大断面図であり、実施の形態1における図3と異なる部品には新たに符合を付して示しており、その他の構成については実施の形態1と同様である。
上述した実施の形態1に係る燃料供給装置においては、ポンプベース3とポンプカバー4は、例えば、円筒状の金属パイプから成るポンプケース7により外周面を被われ固着するようにしたが、この実施の形態3においては、図6に示すように、ポンプベース21とポンプカバー22とを挟持させた状態で、締付手段であるタッピングビスまたはブラインドリベット23を嵌挿させて一体的に固着したものである。
なお、ポンプベース21またはポンプカバー22に雌ネジをタッピングし、なべねじを用いてポンプベース21とポンプカバー22を一体的に固着しても良い。
また、ハウジング11とポンプ部30との間の気密は、実施の形態1においては、ハウジング11の収納部11aの底部に形成された凹溝11a1にOリング19を収納させたが、実施の形態3においては、ハウジング11の開口部に形成された凹溝11a2に気密部材であるOリング19を収納し、ポンプカバー22の周縁部22aをOリング19に当接させて気密を行っている。
以上のように、この発明の実施の形態3の構成によれば、汎用に用いられる締付手段によりポンプベース21とポンプカバー22とを一体的に固着しているので、コストが低減され、気密部材であるOリング19がハウジング11の開口部に形成された凹溝11a2に配設されているので、Oリング19が確実に凹溝11a2に収納されるので、信頼性が高く、組付性が良いという効果がある。
実施の形態4.
本発明の実施形態4に係る燃料供給装置300の構成について説明する。
図7は、本発明の実施の形態4における燃料供給装置の縦断面図、図8は本発明の実施の形態4における燃料供給装置の分解斜視図、図9は図7の要部拡大図である。
この実施の形態4の燃料供給装置は、図7〜図9に示すように、ポンプベース3とポンプカバー4は、例えば、円筒状の金属パイプから成るポンプ部保持手段であるポンプケース700により外周面を被われており、ポンプケース700の嵌挿部はハウジング110に嵌挿され、ハウジング110に突設された係合凸部110bにポンプケース700に配設された係合凹部700aが係合することにより、ポンプベース3とポンプカバー4がモータ部40に保持されるよう構成されている。
以上のように構成された実施の形態4の燃料供給装置によれば、ポンプケース700を金属で形成したので、実施の形態1における樹脂で形成されたポンプホルダーよりも寸法精度が良く、ポンプケース3、ポンプカバー4をより確実に保持することができる効果がある。
1 燃料、2 燃料タンク、2a 開口部、3、21 ポンプベース、
4、22 ポンプカバー、7 ポンプケース、8 吸入フィルタ、
9 ステータ部、9a ステータコア、 9b コイル、10 ロータ部、
11、110 ハウジング、11a 収納部、11b、110b 係合凸部、
12 ポンプホルダー(ポンプ部保持手段)、12a 係合凹部、
14 フランジ、 14a 吐出パイプ、19 気密部材(Oリング)、
23 締付部材、 30 ポンプ部、40 モータ部、50 フランジ部、
70 ポンプホルダー部 100、200、300 燃料供給装置、
700 ポンプケース(ポンプ部保持手段)、700a 係合凹部。

Claims (3)

  1. ステータコアに巻回されたコイルに流れる電流が制御されることにより前記ステータコアの内周面に周方向に形成される磁極が切り換わるステータ部と、このステータコアの内周側に回転自在に設置され、回転方向に交互に異なる磁極を前記ステータコアと向き合う外周面に形成させるロータ部とから形成されるモータ部と、
    前記ロータ部に係合して回転駆動する回転部材により燃料を吸入し昇圧するポンプ部と、このポンプ部および前記モータ部を保持すると共に燃料タンクに設けられた開口部を覆うようにして前記燃料タンクに固定されるフランジ部とから構成され、前記燃料タンク内の燃料を吐出パイプを介して前記燃料タンク外へ送出する燃料供給装置において、
    樹脂モールドにより形成され、一端が前記フランジ部に連結され、前記モータ部を収容保持すると共に、モータ部の下部に前記ポンプ部の収納部を有するハウジング、
    前記ハウジングに装着され、前記ポンプ部を前記ハウジングの収納部に嵌挿させて保持するポンプ部保持手段、および、前記ポンプ部を前記ハウジングの収納部に嵌挿させた時に前記ハウジングと前記ポンプ部との間を気密にする気密部材を備え、前記ハウジングと前記ポンプ部保持手段に、両者を着脱自在に装着可能とする係合部を設け、前記係合部は、前記ハウジングに形成された係合凸部と、前記ポンプ部保持手段に形成され前記係合凸部が嵌挿される係合凹部によって構成し、前記係合凸部は前記ハウジングのステータ部の外周面に120度の間隔を置いて配設され、前記係合凹部は前記ポンプ部保持手段の内周に120度の間隔を置いて配設され、前記ポンプ部を前記ポンプ部保持手段によって着脱可能に保持したことを特徴とする燃料供給装置。
  2. 前記気密部材は前記ハウジングの収納部に形成された凹溝に収納され、前記ポンプ部を前記気密部材に当接させて気密にすることを特徴とする請求項1に記載の燃料供給装置。
  3. 前記ポンプ部保持手段に、前記燃料タンク内から吸込まれる燃料を濾過する吸込みフィルタを一体的に形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料供給装置。
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