JP5818011B2 - 洗浄水供給装置、この洗浄水供給装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 - Google Patents

洗浄水供給装置、この洗浄水供給装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器 Download PDF

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Description

本発明は、洗浄水供給装置、この洗浄水供給装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器に係り、特に、便器の洗浄水タンクに洗浄水を供給する洗浄水供給装置、この洗浄水供給装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器に関する。
従来から、便器の洗浄水タンクに洗浄水を供給する洗浄水供給装置として、例えば、特許文献1に記載されているように、上方を開放するように桶状に形成され、その底面に開口が形成された小タンクと、この小タンク内に設けられたフロートと、このフロートの上下動と共に連動して洗浄水のタンクへの給止水を行うように水平方向に動く開閉弁である給水弁とを備えたものが知られている。また、このような洗浄水供給装置の給水弁は、パイロット穴が形成され、ダイヤフラム弁体が動いてパイロット穴を開閉する、いわゆる、ダイヤフラム式のものとなっている。
米国特許第6755209号明細書
しかしながら、このような特許文献1に記載されている従来の洗浄水供給装置においては、パイロット穴が、水平方向に且つ小タンクが取り付けられている側に開口するように配置されている。そして、小タンク内の洗浄水が排出されフロートが下がっているときには、給水弁がパイロット穴を開放し、このパイロット穴から洗浄水が流出されるようになっている。
このような従来の洗浄水供給装置では、パイロット穴から流出した洗浄水は、小タンク内に流入して貯水され、洗浄水タンク内の水位が規定の水位に達する前にフロートが上昇して給水弁が早閉まりし、洗浄水タンクへの洗浄水への給水が停止してしまう。洗浄水タンクへの洗浄水への給水が停止してしまうことを防ぐために、小タンクへ洗浄水が流入しないように小タンク全体をカバーで覆う工夫も考えられるが、洗浄水給水装置全体が大型化してしまい、製造コストも増加してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、上述した従来技術の問題点と課題を解決するためになされたものであり、洗浄水タンク内の止水水位が便器洗浄に必要な規定水位に達する前に、小タンク内の水位が上昇してフロートが上昇することにより給水弁が早閉まりし、給水が停止してしまう不具合が発生することを未然に防ぐことができると共に、装置全体が大型化することを防ぎ、製造コストを抑制することができる洗浄水供給装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、便器の洗浄水タンクに洗浄水を供給する洗浄水供給装置であって、外部の給水源に上流側が接続されて洗浄水タンクの底面から上方に延びる給水管と、この給水管と連通してほぼ水平方向に延びるパイロット穴が形成され、水平方向に移動することにより上記パイロット穴を開閉して洗浄水タンク内への給水及び止水を切り替え可能に上記給水管の上方且つ側方に設けられたダイヤフラム式の給水弁と、上方を開放し、上記給水管に嵌合されて洗浄水を貯水する小タンクと、この小タンクの底面又は側面に形成された開口を開閉する開閉弁と、上記小タンク内に設けられ、上記小タンク内の水位の変動に応じて上下動することにより上記給水弁に上記パイロット穴を開閉させるフロートと、を有し、上記小タンク及び上記フロートは、上記給水管に対して上記給水弁のパイロット穴の出口が位置する側とは反対側に配置されており、上記給水管の上端部は、外側に突出して且つその先端部が上方に突出する凹部を形成し、この凹部の上周縁は、平面視において上記給水弁のパイロット穴の出口よりも外側に形成されていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、フロートが下降して給水弁がパイロット穴を開放しているときに、パイロット穴の出口から洗浄水が流出したとしても、小タンク及びフロートが給水管に対して給水弁のパイロット穴の出口が位置する側とは反対側に配置されていることにより、パイロット穴の出口から流出した洗浄水を小タンク及びフロートとは反対側に流出させることができるため、パイロット穴の出口から流出した洗浄水が小タンク内に流入することを防ぐことができる。したがって、洗浄水タンク内の止水水位が便器洗浄に必要な規定水位に達する前に、小タンク内の水位が上昇してフロートが上昇することにより給水弁が早閉まりし、給水が停止してしまう不具合が発生することを未然に防ぐことができる。また、パイロット穴の出口から流出した洗浄水が小タンク内に流入することを防ぐための部材を設けること必要がないため、洗浄水供給装置全体が大型化することを防ぐことができ、洗浄水供給装置の製造コストを抑制することができる。さらに、給水管の上端部が、外側に突出して且つその先端部が上方に突出する凹部を形成し、この凹部の上周縁が、平面視において給水弁のパイロット穴の出口よりも外側に形成されているため、パイロット穴の出口から流出した洗浄水を給水管の上端部の凹部で確実に受け止めることができ、パイロット穴の出口から流出した洗浄水が小タンク内に流入することを防ぐことができる。したがって、洗浄水タンク内の止水水位が便器洗浄に必要な規定水位に達する前に、小タンク内の水位が上昇してフロートが上昇することにより給水弁が早閉まりし、給水が停止してしまう不具合が発生することを未然に防ぐことができる。
本発明において、好ましくは、上記給水管の上端部の凹部の側面には、上記給水管に対して上記小タンク及び上記フロートが位置する側とは反対側に上記凹部内の洗浄水を排出するための排出口が形成されている。
このように構成された本発明においては、パイロット穴の出口から流出して給水管の上端部の凹部で受け止められた洗浄水は、給水管の上端部の凹部の側面に形成された排出口から給水管に対して小タンク及びフロートが位置する側とは反対側に排出されるため、パイロット穴の出口から流出した洗浄水が小タンク内に流入することを防ぐことができる。したがって、洗浄水タンク内の止水水位が便器洗浄に必要な規定水位に達する前に、小タンク内の水位が上昇してフロートが上昇することにより給水弁が早閉まりし、給水が停止してしまう不具合が発生することを未然に防ぐことができる。
本発明において、好ましくは、上記小タンクは、その鉛直方向の最大長さが水平方向の最大長さよりも所定量短くなるような扁平形状に形成されている。
このように構成された本発明においては、鉛直方向の最大長さが水平方向の最大長さよりも所定量短くなるように形成された扁平形状の小タンクにより、洗浄水タンク内の水位が上昇して、小タンクの底面又は側面に形成された開口が閉開弁で塞がれ、その後、小タンク内に洗浄水を貯水可能となる時間を短くすることができるため、給水弁のパイロット穴から流出した洗浄水が万一小タンク内に流入したとしても、小タンク内に流入し貯水される洗浄水の水量を少なくすることができる。よって、洗浄水タンク内の止水水位が便器洗浄に必要な規定水位に達する前に、小タンク内の水位が上昇してフロートが上昇することにより給水弁が早閉まりし、給水が停止してしまう不具合が発生することを防ぐことができる。
つぎに、本発明は、上記洗浄水供給装置を備えたことと特徴とする洗浄水タンク装置である。
このように構成された本発明においては、洗浄水タンク内の止水水位が便器洗浄に必要な規定水位に達する前に、小タンク内の水位が上昇してフロートが上昇することにより給水弁が早閉まりし、給水が停止してしまう不具合が発生することを未然に防ぐことができる洗浄水供給装置を備えた洗浄水タンク装置を提供することができる。
つぎに、本発明は、上記洗浄水タンク装置を備えたことを特徴とする水洗大便器である。
このように構成された本発明においては、洗浄水タンク内の止水水位が便器洗浄に必要な規定水位に達する前に、小タンク内の水位が上昇してフロートが上昇することにより給水弁が早閉まりし、給水が停止してしまう不具合が発生することを未然に防ぐことができる洗浄水供給装置を備えた洗浄水タンク装置を有する水洗大便器を提供することができる。
本発明の洗浄水供給装置によれば、洗浄水タンク内の止水水位が便器洗浄に必要な規定水位に達する前に、小タンク内の水位が上昇してフロートが上昇することにより給水弁が早閉まりし、給水が停止してしまう不具合が発生することを未然に防ぐことができると共に、装置全体が大型化することを防ぎ、製造コストを抑制することができる。
本発明の一実施形態による洗浄水供給装置を備えた洗浄水タンク装置が適用された水洗大便器において、便座及び便蓋を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による洗浄水供給装置を備えた洗浄水タンク装置の内部構造を示す正面断面図である。 本発明の一実施形態による洗浄水供給装置を示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態による洗浄水供給装置を示す正面断面図である。 本発明の一実施形態による給水時(開弁時)の状態の洗浄水供給装置について部分的に拡大した部分拡大断面図である。 本発明の一実施形態による止水時(閉弁時)の状態の洗浄水供給装置について部分的に拡大した部分拡大断面図である。 本発明の一実施形態による洗浄水供給装置のフィルター部材を前方斜め下方から見た斜視図である。 本発明の一実施形態による洗浄水供給装置のフィルター部材を後方斜め下方から見た斜視図である。 本発明の一実施形態による洗浄水供給装置のフィルター部材を示す下面図である。 本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置においてカバー部材を取り外した状態を示す平面図である。 本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置のカバー部材を取り外した状態の上方部分を斜め後方から見た部分分解斜視図である。 本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置のカバー部材を取り外した状態の上方部分を示す正面図である。 図12に示す本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置の下側給水管の正面側の嵌合穴に上側給水管の正面側の嵌合突起を嵌合させた状態を示す部分拡大図である。 本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置のカバー部材を取り外した状態の上方部分を示す側面図である。 図14に示す本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置の下側給水管の左側面側の嵌合穴に上側給水管の左側面側の嵌合突起を嵌合させた状態を示す部分拡大図である。 本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置の補給水装置を示す分解斜視図である。 本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置の補給水装置内の共通流路形成部を示す平面図である。 本発明の第一実施形態による給水時(開弁時)の状態の洗浄水供給装置の補給水装置部分を拡大した部分拡大正面断面図である。 本発明の第一実施形態による止水時(閉弁時)の状態の洗浄水供給装置の補給水装置部分を拡大した部分拡大正面断面図である。 本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置の補給水装置の共通流路形成部の内壁、弁体保持部及び通気口の部分を拡大した部分拡大平面図である。
つぎに、添付図面により、本発明の一実施形態による洗浄水供給装置、この洗浄水供給装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器について説明する。
まず、図1により、本発明の一実施形態による洗浄水供給装置を備えた洗浄水タンク装置が適用された水洗便器について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による洗浄水供給装置を備えた洗浄水タンク装置が適用された水洗大便器において、便座及び便蓋を取り外した状態を示す斜視図である。
図1に示すように、符号1は、サイホン作用を利用してボウル部内の汚物を吸い込んで排水トラップ管路から一気に外部に排出する、いわゆる、サイホン式の水洗大便器であり、この水洗大便器1は、陶器製の便器本体2を備え、この便器本体2には、ボウル部4と、このボウル部4の下部と連通するトラップ管路6がそれぞれ形成されている。
便器本体2のボウル部4の上縁部には、内側にオーバーハングしたリム8と、便器本体2の後方側の内部に形成される導水路(図示せず)から供給される洗浄水を吐水する第1吐水口10が形成され、この第1吐水口10から吐水された洗浄水は、旋回しながら下降してボウル部4を洗浄するようになっている。
ボウル部4の下方には、溜水面が鎖線W0で示された溜水部12が形成されている。この溜水部12の下方には、排水トラップ管路6の入口6aが開口し、この入口6aから後方の排水トラップ管路6は排水ソケット(図示せず)を介して床下の排出管(図示せず)に接続されている。
また、ボウル部4の溜水面W0の上方位置には、便器本体2の後方側の内部に形成される導水路(図示せず)から供給される洗浄水を吐水する第2吐水口14が形成され、この第2吐水口14から吐水される洗浄水が溜水部12の溜水を上下方向に旋回させる旋回流を生じさせるようになっている。
便器本体2の後方側の上面には、便器本体2に供給する洗浄水を貯水する洗浄水タンク装置16が設けられている。
なお、本実施形態では、上述したサイホン式の水洗大便器に洗浄水タンク装置16を適用した例について説明するが、このようなサイホン式の水洗大便器に限定されず、ボウル部内の水の落差による流水作用で汚物を押し流す、いわゆる、洗い落し式の水洗大便器等の他のタイプの水洗便器にも適用可能である。
つぎに、図2により、洗浄水タンク装置16の内部構造について説明する。
図2は、本発明の一実施形態による洗浄水供給装置を備えた洗浄水タンク装置の内部構造を示す正面断面図である。なお、図2においては、貯水タンクの満水水位、止水水位及び死水水位のそれぞれをWL0、WL1及びDWLで示している。また、洗浄水供給装置による給水が開始される貯水タンク内の水位及び小タンク内の水位のそれぞれをWL2及びwlでそれぞれ示している。
図1及び図2に示すように、洗浄水タンク装置16は、水洗大便器1を洗浄する洗浄水を貯水する洗浄水タンクである貯水タンク18を備え、この貯水タンク18の底部には、便器本体2の導水路(図示せず)と連通する排水口20が形成され、貯水タンク18内の洗浄水が便器本体2の導水路(図示せず)へと供給されるようになっている。また、貯水タンク18は、便器の種類に応じて、貯水する洗浄水の量が異なっている。
図2に示すように、洗浄水タンク装置16の貯水タンク18内には、この貯水タンク18内に洗浄水を供給する洗浄水供給装置である洗浄水供給装置22と、貯水タンク18に貯えられた洗浄水について排水口20を開放して便器本体2の導水路(図示せず)に流出させる排水弁装置24とが設けられている。
また、この排水弁装置24の側方には、上下方向に延びるオーバーフロー管24aが設けられ、このオーバーフロー管24a内の下方部分は、排水口20と連通しており、貯水タンク18内の水位が万一満水水位WL0よりも上昇してオーバーフロー管24aの上端開口部24bに達したときに、このオーバーフロー管24aの上端開口部24bから流入した洗浄水は、排水口20から便器本体2の導水路(図示せず)へ排出されるようになっている。
さらに、洗浄水供給装置22の詳細は後述する補給水装置26の補給水管26aには、補給水用のホース28の上流側端部が接続されており、この補給水用のホース28の下流側端部28aは、オーバーフロー管24aの真上又はオーバーフロー管24aの内部に配置され、洗浄水供給装置22の補給水装置26の補給水管26aから補給水用のホース28に供給された補給水は、オーバーフロー管24a内に流れ込み、便器本体2に補給水としてリフィールされるようになっている。
排水弁装置24の構成については、従来の排水弁装置の構成と同様であるため、具体的な説明は省略するが、貯水タンク18の外部に取り付けられた操作レバー30を大洗浄又は小洗浄の所定の洗浄モードを実行させる方向に回動操作を行うことにより、操作レバー30に連結された操作ワイヤ32が連動して排水弁装置24の弁体(図示せず)を引き上げると、排水口20が所定時間開放され、貯水タンク18内の洗浄水が便器本体2の導水路(図示せず)に一定量排出されるようになっている。
つぎに、図2〜図20を参照して、本発明の一実施形態による洗浄水供給装置の詳細について説明する。
まず、図3は本発明の一実施形態による洗浄水供給装置を示す分解斜視図であり、図4は本発明の一実施形態による洗浄水供給装置を示す正面断面図である。なお、図4においては、貯水タンクの満水水位、止水水位及び死水水位のそれぞれをWL0、WL1及びDWLで示している。また、洗浄水供給装置22による給水が開始される貯水タンク18内の水位及び小タンク内の水位のそれぞれをWL2及びwlでそれぞれ示している。
また、図5は本発明の一実施形態による給水時(開弁時)の状態の洗浄水供給装置について部分的に拡大した部分拡大断面図であり、図6は本発明の一実施形態による止水時(閉弁時)の状態の洗浄水供給装置について部分的に拡大した部分拡大断面図である。
なお、図4及び図5については、一次側給水路及び二次側給水路内の給水の流れを矢印で示している。
図2〜図6に示すように、本発明の一実施形態による洗浄水供給装置22は、外部の給水源(図示せず)に接続され且つ貯水タンク18の底面18aから上方に延びる給水管34と、この給水管34の上方且つ側方に設けられ且つ給水管34から給水される洗浄水の貯水タンク18内への吐水と止水を切り替えるダイヤフラム式の給水バルブ36とを備えている。
また、洗浄水供給装置22は、給水管34に着脱可能に取り付けられる小タンク38と、この小タンク38の底面38aに形成された開口38bを開閉する逆止弁40と、小タンク38内に設けられて小タンク38内の水位の変動に応じて上下動するフロート42と、一方がフロート42に接続されると共に他方が給水バルブ36に接続され、フロート42が上下動することにより、給水バルブ36の近傍の支点Pを中心に揺動して給水バルブ36を開閉させる揺動部材44とを備えている。
なお、小タンク38の底面38aに形成された開口38bは、小タンク38の側面に形成されても良い。
さらに、洗浄水供給装置22は、給水管34の上方且つ側方に固定されて給水管34に対する小タンク38の上下方向の位置を調整することができる小フロート位置調整用の固定軸部材46と、揺動部材44の先端部とフロート42とを接続するように取り付けられ、フロート42のほぼ中央部に形成された取付穴42aに螺合されて揺動部材44の先端部とフロート42との鉛直方向の相対位置を調整可能な調整用軸部材48とを備えている。
図2〜図4に示すように、給水管34は、貯水タンク18の底面18aに取り付けられ、外部の水道等の給水源(図示せず)に接続された下側給水管34aと、この下側給水管34aの上方に接続された上側給水管34bとを備えている。これらの下側給水管34a及び上側給水管34bの中央には、上下方向に延びるように1次側給水路34cが形成され、給水管34の内部且つ1次側給水路34cの外側には、2次側給水路34dが形成されている。
また、図4に示すように、下側給水管34aの2次側給水路34dの下端部には、流出口34eが形成され、2次側給水路34d内の洗浄水は、流出口34eから貯水タンク18内に供給されるようになっている。
さらに、図4に示すように、下側給水管34aの1次側給水路34cの上流側端部34fには、その下流側の下側給水管34aの1次側給水路34cの何れの箇所の通水断面積よりも小さい断面積を備えた絞り穴34gが形成されており、この絞り穴34gの大きさ(絞り穴34gの通水断面積)に応じて洗浄水の瞬間流量を定めることができるようになっている。
また、図3及び図4に示すように、下側給水管34aの上端部には、その内部に上側給水管34bの下方部分が挿入されており、この上側給水管34bの下方部分の1次側給水路46a内には、下側給水管34aから上側給水管34bに流入した洗浄水中に含まれるゴミを除去するためのフィルター部材50が取り付けられている。
つぎに、図7は本発明の一実施形態による洗浄水供給装置のフィルター部材を前方斜め下方から見た斜視図であり、図8は本発明の一実施形態による洗浄水供給装置のフィルター部材を後方斜め下方から見た斜視図であり、図9は、本発明の一実施形態による洗浄水供給装置のフィルター部材を示す下面図である。なお、図7及び図8においては、フィルター部材を通過する通水の流れを矢印で示している。
図3〜図9に示すように、フィルター部材50は、洗浄水を通水させることによりゴミを除去する通水部50aと、この通水部50aの下端に設けられている取付部50bとを備え、この取付部50bが下方から上側給水管34bの1次側給水路34c内に圧入されることにより、フィルター部材50が上側給水管34bの1次側給水路34c内に固定されるようになっている。
また、フィルター部材50の取付部50bが上側給水管34bの1次側給水路34c内に圧入されて固定された状態では、フィルター部材50の通水部50bがその長手方向の中心軸線A1回りにねじられることなく固定されており、この通水部50bがねじれることによりフィルター部材50の通水断面積S1(図4及び図9参照)が絞り穴34gの通水断面積S2(図4参照)よりも小さくなってしまうことを防ぐことができるようになっている。
さらに、図7及び図8に示すように、フィルター部材50の通水部50bには、複数の横方向に延びるスリット50cが形成されて上下方向に配置されており、各スリット50cの間隔d1は、ほぼ同一の大きさに設定されている。また、これらの複数のスリット50cが形成する通水部50aの通水断面積の合計S3は、この下側給水管34aの絞り穴34gの通水断面積S2(図4参照)よりも大きく設定されている。これにより、下側給水管34aから上側給水管34bに洗浄水が流入してフィルター部材50を通過する際に、洗浄水中に含まれているゴミによってフィルター部材50が目詰まりしやすくなることを抑制し、フィルター部材50を通過する際の圧力損失を抑制することができるようになっている。
また、図7〜図9に示すように、フィルター部材50の横断面を前後左右に四分割した各領域R1〜R4において、フィルター部材50を通過する通水を上下方向に仕切る仕切り部50d〜50gが1つずつ設けられている。すなわち、領域R1では、フィルター部材50の通水部50aの上端に仕切り部50dが設けられ、領域R2では、フィルター部材50の通水部50aの下端に仕切り部50eが設けられている。また、領域R3では、フィルター部材50の通水部50aの中間部に仕切り部50fが設けられ、領域R4では、フィルター部材50の通水部50aの中間部に仕切り部50gが設けられている。
つぎに、図10は、本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置においてカバー部材を取り外した状態を示す平面図である。
図3〜図6及び図10に示すように、補給水装置26のハウジング26bの上方を覆うカバー部材52を取り外した状態では、上側給水管34bの上方且つ側方にダイヤフラム式の給水バルブ36が設けられている。
また、上側給水管34bの上方で且つ給水バルブ36の下流側には、給水バルブ36から供給される洗浄水を貯水タンク18内に供給すると共に、給水バルブ36から供給される洗浄水を便器本体2に補給水としてリフィールさせる補給水装置26の補給水管26aが設けられている。
図3、図5及び図6に示すように、給水バルブ36は、上側給水管34bの上下方向に延びる1次側給水路34cと上側給水管34bの水平方向に延びる2次側給水路34dとの間に介在するように設けられた、いわゆる、ダイヤフラム式の給水バルブ36であり、水平方向に延びる中心軸A2を持つバルブハウジング36aと、このハブルハウジング32aの中心軸A2に取り付けられ且つこの中心軸A2に沿って図5及び図6の左右方向に移動可能なダイヤフラム36bと、このダイヤフラム36bに取り付けられてバルブハウジング36a内においてダイヤフラム36bと共に一体的に図5及び図6の左右方向に移動可能な弁体36cとを備えている。
このダイヤフラム36bには、中心軸A2と平行に延びるブリード穴36dが形成され、このブリード穴36dにより、上側給水管34bの1次側給水路34cとダイヤフラム36bの側方側にある背圧室36eとが連通されている。この背圧室36eの側部には、パイロット穴36fが形成されている。
さらに、図5及び図6に示すように、給水バルブ36のバルブハウジング36aの側方には、揺動部材44がバルブハウジング36aの端部に位置する支点Pを中心に揺動可能に取り付けられ、この揺動部材44は、揺動により給水バルブ36のパイロット穴36fを開閉する弁部材44aを備え、この揺動部材44の弁部材44aが給水バルブ36のパイロット穴36fを開閉することにより、給水バルブ36による給水及び止水を切り替えることができるようになっている。
なお、図5においては、小タンク38内の水位がほぼ零となり、フロート42が最低位置まで下降するように揺動部材44が支点Pを中心に揺動した結果、弁部材44aが給水バルブ36のパイロット穴36fを開放し、弁体36cが図5の左側に移動し、上側給水管34bの2次側給水路34dの上流側端部に位置する弁座34hを開放した状態(給水状態)を示している。
一方、図6においては、フロート42が最高位置まで上昇するように揺動部材44が支点Pを中心に揺動した結果、弁部材44aが給水バルブ36のパイロット穴36fを閉鎖することにより、弁体36cが図5の右側に移動し、2次側給水路34dの上流側端部に位置する弁座34hを閉鎖した状態(止水状態)を示している。
つぎに、図11は、本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置のカバー部材を取り外した状態の上方部分を斜め後方から見た部分分解斜視図であり、図12は、本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置のカバー部材を取り外した状態の上方部分を示す正面図である。また、図13は、図12に示す本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置の給水管の上端取付部を拡大した部分拡大図であり、図14は、本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置のカバー部材を取り外した状態の上方部分を示す側面図である。
図3〜図6、図10及び図11に示すように、下側給水管34aの上端部34iは、外側に突出して且つその先端部が上方に突出する円環状の凹部34jを形成し、この凹部34jの上周縁34kは、平面視において給水バルブ36のパイロット穴36fの出口36gよりも外側に形成されている。これにより、パイロット穴36fの出口36gから流出した洗浄水を下側給水管34aの上端部34iの凹部34jで確実に受け止めることができ、パイロット穴36fの出口36gから流出した洗浄水が小タンク38内に流入することを防ぐことができるようになっている。したがって、貯水タンク18内の止水水位WL1が便器洗浄に必要な規定水位に達する前に、小タンク38内の水位が上昇してフロート42が上昇することにより給水バルブ36が早閉まりし、給水が停止してしまう不具合が発生することを未然に防ぐことができるようになっている。
また、図3〜図6、図10及び図11に示すように、小タンク38及びフロート42は、下側給水管34aに対して給水バルブ36のパイロット穴36fの出口36gが位置する側とは反対側に配置されている。これにより、フロート42が下降して給水バルブ36がパイロット穴36fを開放しているときに、パイロット穴36fの出口36gから洗浄水が流出したとしても、パイロット穴36fの出口36gから流出した洗浄水を小タンク38及びフロート42とは反対側に流出させることができるため、パイロット穴36fの出口36gから流出した洗浄水が小タンク38内に流入することを防ぐことができるようになっている。
つぎに、図3〜図6、図10及び図11に示すように、上側給水管34bにおいて、その1次側給水路34c内に取り付けられているフィルター部材50の上端部とほぼ同じ高さの位置には、外側に突出して且つその先端部が上方に突出する円環状の凹部34lが形成されている。この上側給水管34bの円環状の凹部34lの外周面には、外側に突出する嵌合突起34m,34nが凹部34lの周方向に沿って且つ前後左右に等間隔に4つ形成されている。
一方、下側給水管34aの上端部34iの凹部34jの外周面には、嵌合穴34o,34pが周方向に沿って且つ前後左右に等間隔に4つ形成されており、上側給水管34bを下側給水管34aに上方から挿入して取り付けた状態では、上側給水管34bの嵌合突起34m,34nが、それぞれに対応する下側給水管34aの嵌合穴34o,34pに嵌合されるようになっている。
つぎに、図12は、本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置のカバー部材を取り外した状態の上方部分を示す正面図であり、図13は、図12に示す本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置の下側給水管の正面側の嵌合穴に上側給水管の正面側の嵌合突起を嵌合させた状態を示す部分拡大図である。
また、図14は、本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置のカバー部材を取り外した状態の上方部分を示す左側面図であり、図15は、図14に示す本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置の下側給水管の左側面側の嵌合穴に上側給水管の左側面側の嵌合突起を嵌合させた状態を示す部分拡大図である。
まず、図12及び図13に示すように、上側給水管34bの嵌合突起34mと下側給水管34aの嵌合穴34oとは互いに隙間なく嵌合している状態になっている。
一方、図5、図14及び図15に示すように、上側給水管34bの嵌合突起34nと下側給水管34aの嵌合穴34pとの間には、下側給水管34aの上端部34iの凹部34jの内側から外部に通水可能な排出口54が形成されている。なお、図5、図14及び図15においては、下側給水管34aの上端部34iの左側面側の排出口54から流出する水の流れを矢印で示している。
また、上側給水管34bの嵌合突起34n以外の嵌合突起と下側給水管34aの嵌合穴34p以外の嵌合穴は、互いに隙間なく嵌合している状態になっており、下側給水管34aの上端部34iの凹部34jの内側から外部に通水可能な排出口54は形成されていない。
すなわち、下側給水管34aの上端部34iの凹部34jの内側から外部に通水可能な排出口54は、下側給水管34aに対して小タンク38及びフロート42が位置する側とは反対側に配置されている。これにより、図5に示すようにパイロット穴36fの出口36gから流出して下側給水管34aの上端部34iの凹部34jで受け止められた洗浄水は、排出口54から下側給水管34aに対して小タンク38及びフロート42が位置する側とは反対側に排出されるため、パイロット穴36fの出口36gから流出した洗浄水が小タンク38内に流入することを防ぐことができるようになっている。したがって、貯水タンク18内の止水水位WL1が便器洗浄に必要な規定水位に達する前に、小タンク38内の水位が上昇してフロート42が上昇することにより給水バルブ36が早閉まりし、給水が停止してしまう不具合が発生することを未然に防ぐことができるようになっている。
つぎに、図10及び図12に示すように、小タンク38は、その鉛直方向の最大長さHが水平方向(長手方向)の最大長さLよりも所定量短くなるような概ね横長の扁平形状に形成されている。
また、この小タンク38の鉛直方向の最大長さHと水平方向(長手方向)の最大長さLとの比(以下「縦横比H/L」)は、15.0〜20.0に設定するのが好ましく、1/2.25〜1/2.28に設定するのが最も好ましい。これにより、
このように構成された本発明においては、鉛直方向の最大長さが水平方向の最大長さよりも所定量短くなるように形成された扁平形状の小タンクにより、貯水タンク18内の水位が上昇して、小タンク38の底面38aに形成された開口38bが逆止弁40で塞がれ、その後、小タンク38内に洗浄水を貯水可能となる時間を短くすることができるため、給水弁のパイロット穴36fから流出した洗浄水が万一小タンク38内に流入したとしても、小タンク38内に流入し貯水される洗浄水の水量を少なくすることができるようになっている。よって、貯水タンク18内の止水水位が便器洗浄に必要な規定水位に達する前に、小タンク38内の水位が上昇してフロート42が上昇することにより給水バルブ36が早閉まりし、給水が停止してしまう不具合が発生することを防ぐことができるようになっている。
また、小タンク38の貯水可能な高さを比較的低く設定することができるため、貯水タンク18内の水位が上昇して洗浄水が小タンク38に流入した際に、非扁平形状の小タンク38よりも早く貯水し、フロート42を迅速に上昇させて給水バルブ36を速やかに停止し、止水することができるようになっている。
さらに、給水バルブ36のパイロット穴36fの出口36gから流出した洗浄水が万一小タンク38内に流入したとしても、貯水タンク18内の止水水位WL1が便器洗浄に必要な規定水位に達し、小タンク38内の水位が上昇して止水された後に小タンク38に洗浄水が流入することになるため、貯水タンク18内の止水水位WL1が便器洗浄に必要な規定水位に達する前に、小タンク38内の水位が上昇してフロート42が上昇することにより給水バルブ36が早閉まりし、給水が停止してしまう不具合が発生することを防ぐことができるようになっている。
つぎに、図16は、本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置の補給水装置を示す分解斜視図であり、図17は、本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置の補給水装置内の共通流路形成部を示す平面図である。
図3〜図6、図10及び図16に示すように、上側給水管34bの水平方向に延びる2次側給水路34dの上方に設けられた補給水装置26のハウジング26bの側面の斜め前方には、上側給水管34bの2次側給水路34dからハウジング26b内に流入した水の一部を分岐して補給水として貯水タンク18内に吐水する補給水管26aが形成されている。
また、図16及び図17に示すように、補給水装置26は、給水バルブ36を通過した上側給水管34bの2次側給水路34d内の洗浄水を補給水管26aから補給水用のホース28及びオーバーフロー管24aを介して便器本体2に補給水としてリフィールさせると共に、上側給水管34bの2次側給水路34dから下側給水管34aの2次側給水路34dを介して下側給水管34aの2次側給水路34dの流出口34eから貯水タンク18へ流出させるものである。また、補給水装置26は、これらの便器本体2に補給水としてリフィールさせる洗浄水と下側給水管34aの2次側給水路34dの流出口34eから貯水タンク18へ流出させる洗浄水とが分岐する前に共通して流れる共通流路26cをハウジング26b内に形成する共通流路形成部26dを備えている。
この共通流路形成部26dは、上側給水管34bの上方に設けられており、給水バルブ36が開弁した状態では、給水バルブ36を通過した上側給水管34bの2次側給水路34d内の洗浄水が、共通流路形成部26dの共通流路26cを通過するようになっている。
また、共通流路形成部26dとハウジング26bとの間には、共通流路形成部26dの共通流路26cを開閉する負圧破壊弁26eが設けられ、この負圧破壊弁26eは、この共通流路26c内の給水側(1次側)が負圧となったときに、この負圧を破壊するバキュームブレーカとして機能するようになっている。
つぎに、図18は、本発明の第一実施形態による給水時(開弁時)の状態の洗浄水供給装置の補給水装置部分を拡大した部分拡大正面断面図であり、図19は、本発明の第一実施形態による止水時(閉弁時)の状態の洗浄水供給装置の補給水装置部分を拡大した部分拡大正面断面図であり、図20は、本発明の第一実施形態による洗浄水供給装置の補給水装置の共通流路形成部の内壁、弁体保持部及び通気口の部分を拡大した部分拡大平面図である。なお、図18においては、洗浄水の流れを矢印で示している。
図16〜図20に示すように、共通流路形成部26dの共通流路26cは、給水バルブ36を通過した洗浄水が流入する流入口26fと、この流入口26fから流入した洗浄水を貯水タンク18へ流出させるタンク側流出口26gと、流入口26fから流入した洗浄水を補給水管26aへ流出させて補給水用のホース28及びオーバーフロー管24aを介して便器本体2に補給水としてリフィールさせる便器側流出口26hと、流入口26fの上方のハウジング26bの上面に形成されて外気と連通する通気口26iを備えている。
また、図16〜図20に示すように、負圧破壊弁26eは、共通流路26cを開閉する弁体26jと、この弁体26jを上下方向に保持する弁体保持部材26kを備え、この弁体保持部材26kの上側保持部26lよりも上方部分26mは、ハウジング26bのほぼ中央部分に通気口26iを形成する共通通路26cの内壁26nにより上下方向にガイドされるようになっており、この負圧破壊弁26eの弁体26jは、共通流路26cの流入口26fと通気口26iとの間を上下方向に所定距離h(図18参照)だけ移動可能となっている。
ここで、上述した所定距離hについては、例えば、1mm〜4mmに設定することが好ましく、2mm〜3mmに設定することが最も好ましい。
また、図20に示すように、負圧破壊弁26eの弁体保持部材26kの上方部分26mを上下方向にガイドする共通流路26cの内壁26nの内周面には、負圧破壊弁26eの弁体保持部材26kの上方部分26mと共通流路26cの内壁26nとを点接触させるように内方に突出する点接触用の突起26oが、内壁26nの周面に沿って等間隔に4つ形成されている。これにより、負圧破壊弁26eの弁体保持部材26kが共通流路26cの内壁26nと点接触しながら上下動することができるため、負圧破壊弁26eの弁体26jを正常に上下動させることができるようになっている。また、負圧破壊弁26eの弁体26jが正常に上昇して共通流路26cの流入口26fを開放して通気口26iを閉鎖している状態では、洗浄水が通過する補給水装置26の共通流路形成部26d及びハウジング26bの共通流路26cを比較的大きく設定することができるようになっている。
なお、本実施形態では、例として、共通流路26cの内壁26nの内周面に点接触用の突起26oを設けた形態について説明するが、共通流路26cの内壁26nの内周面に点接触用の突起26oを設ける代わりに、弁体保持部材26kの上方部分26mの外周面に点接触用の突起を設けてもよい。
さらに、図16〜図19に示すように、共通流路26cの流入口26fは、仕切壁56によって周方向に複数(6つ)に分割され、これらの複数の流入口26fのうちの共通流路26cの便器側流出口26hに最も近接した流入口58は、常時閉鎖されている。これにより、流入口26fから共通流路26c内に流入した洗浄水をタンク側流出口26g及び便器側流出口26hにスムーズに導くことができるようになっている。
つぎに、図1〜図20を参照して、本発明の一実施形態による洗浄水供給装置、この洗浄水供給装置を備えた洗浄水タンク装置、及び、この洗浄水タンク装置を備えた水洗大便器の動作(作用)を説明する。
なお、以下、本発明の一実施形態による排水弁装置を備えた洗浄水タンク装置により実行される大洗浄モードと小洗浄モードの2種類の洗浄モードのうち、大洗浄モード時の操作ワイヤ32による排水弁装置24の弁体(図示せず)の引き上げ量が小洗浄モード時よりも大きくなり、貯水タンク18の排水口20を開放している時間が長い点と、大洗浄モード時の死水水位DWLが小洗浄モード時よりも低くなる点以外については、大洗浄モードと小洗浄モードの基本動作は共通しているため、大洗浄モードについてのみ説明する。
図2、図4及び図6に示すように、排水弁装置24の排水開始前の状態では、排水弁装置24の弁体(図示せず)が排水口20を閉止しており、貯水タンク18内の初期水位が満水水位WL0(図2及び図4参照)となり、フロート部材38が水没している。
つぎに、図2、図4及び図6に示すように、使用者が操作レバー30を操作すると、排水弁装置24が貯水タンク18の排水口20を開放し、洗浄水タンク装置16の排水弁装置24による水洗大便器1の便器本体2への大洗浄モードの排水が開始され、貯水タンク18内の水位が低下し始める。このとき、フロート42は小タンク38内の洗浄水による浮力により、上昇して静止した状態に維持されている。
つぎに、図2、図4及び図6に示すように、貯水タンク18内の水位が満水水位WL0より低下し、洗浄水供給装置22による給水が開始される貯水タンク18内の水位WL2及び小タンク38内の給水開始水位wlよりも高い水位のときには、フロート42は依然として上昇して静止した状態に維持され、貯水タンク18内の水位は止水水位WL1となり、洗浄水供給装置22による給水は行われていない。
つぎに、図2及び図4〜図6に示すように、貯水タンク18内の水位が小タンク38の底面34aの高さ位置とほぼ同一の水位WL2よりも低下すると、逆止弁40が下降し、小タンク38の底面38aに形成された開口38bを開放する。
これにより、図5に矢印で示すように、小タンク38の底面34aの***34b及び取付穴34cの隙間から小タンク38内の洗浄水が流出し、小タンク38内の水位が小タンク38の上縁34dの高さと同一の満水水位から低下し始める。このとき、小タンク38内の水位が給水開始水位wlに低下するまでは、小タンク38内の洗浄水によってフロート42に作用している浮力がフロート42の自重を上回るため、フロート42は依然として上昇して静止した状態に維持される。ここで、小タンク38内の給水開始水位wlは、貯水タンク18内の水位WL2よりも高くなっている。
また、小タンク38内の水位が給水開始水位wlよりも低下すると、フロート42に作用している浮力がフロート42の自重を下回るため、フロート42が下降する。そして、図4及び図5に示すように、フロート42の下降により揺動部材44が支点Pを中心に揺動し、揺動部材44の弁部材44aが給水バルブ36のパイロット穴36fを開放し、弁体36cが図5の左側に移動し、上側給水管34bの2次側給水路34dの上流側端部に位置する弁座34hが開放した状態(給水状態)となる。これにより、上側給水管34bの2次側給水路34dから補給水装置26の共通流路26cの流入口26fに流入した洗浄水は、共通流路26cのタンク側流出口26gから流出して下側給水管34aの2次側給水路34dの流出口34eから貯水タンク18内に給水される洗浄水と、共通流路26cの便器側流出口26hから補給水管26a、補給水用のホース28及びオーバーフロー管24aを経て排水口20から便器本体2に補給水としてリフィールされる洗浄水とに分流される。
このとき、図18に示すように、補給水装置26内の負圧破壊弁26eの弁体26jが共通流路26cの流入口26fから流入する洗浄水の水圧を受けて最高位置まで上昇し、補給水装置26の通気口26iを閉鎖し、共通流路26c内の給水側(1次側)への負圧を破壊する。
つぎに、図2、図4及び図5に示すように、貯水タンク18内の水位が死水水位DWLまで低下すると、排水弁装置24が貯水タンク18の排水口20を閉止する。この間、小タンク38内の水位は零となり、給水バルブ36が開放されて洗浄水供給装置22による貯水タンク18への給水が継続して行われているため、貯水タンク18内の水位が死水水位DWLから上昇する。
そして、貯水タンク18内の水位が水位WL2まで上昇すると、逆止弁40が上昇して小タンク38の底面38aの開口38bを閉止する。
このとき、小タンク38内の水位は依然として零となっているが、貯水タンク18内の水位がさらに上昇し、小タンク38の上縁を乗り越えて小タンク38内に流入すると、この小タンク38内の水位が急激に上昇し、フロート42を迅速に上昇させ、給水バルブ36を速やかに閉弁させて止水する。
このとき、図19に示すように、補給水装置26内の負圧破壊弁26eの弁体26jが、共通流路26cの流入口26fから流入する洗浄水の水圧を受けなくなるため、最低位置まで下降する。そして、補給水装置26の通気口26iが開放され、共通流路26c内の給水側(1次側)への負圧が発生している状態となる。また、補給水装置26の通気口26iが開放されている状態では、通気口26iと補給水管26a及び補給水用のホース28内が連通している状態となるため、補給水管26a及び補給水用のホース28内から共通流路26cに逆流することはない。
上述した本発明の一実施形態による洗浄水供給装置22によれば、フロート42が下降して給水バルブ36がパイロット穴36fを開放しているときに、パイロット穴36fの出口36gから洗浄水が流出したとしても、小タンク38及びフロート42が給水管34に対して給水バルブ36のパイロット穴36fの出口36gが位置する側とは反対側に配置されていることにより、パイロット穴36fの出口36gから流出した洗浄水を小タンク38及びフロート42とは反対側に流出させることができるため、パイロット穴36fの出口36gから流出した洗浄水が小タンク38内に流入することを防ぐことができる。したがって、貯水タンク18内の止水水位WL1が便器洗浄に必要な規定水位に達する前に、小タンク38内の水位が上昇してフロートが上昇することにより給水バルブ38が早閉まりし、給水が停止してしまう不具合が発生することを未然に防ぐことができる。また、パイロット穴36fの出口36gから流出した洗浄水が小タンク38内に流入することを防ぐための部材を設けること必要がないため、洗浄水供給装置22の全体が大型化することを防ぐことができ、洗浄水供給装置22の製造コストを抑制することができる。
また、本実施形態による洗浄水供給装置22によれば、下側給水管34aの上端部34iが、外側に突出して且つその先端部が上方に突出する凹部34jを形成し、この凹部34jの上周縁34kが、平面視において給水バルブ36のパイロット穴36fの出口36gよりも外側に形成されているため、パイロット穴36fの出口36gから流出した洗浄水を下側給水管34aの上端部34iの凹部34jで確実に受け止めることができ、パイロット穴36fの出口36gから流出した洗浄水が小タンク38内に流入することを防ぐことができる。したがって、貯水タンク18内の止水水位WL1が便器洗浄に必要な規定水位に達する前に、小タンク38内の水位が上昇してフロート42が上昇することにより給水バルブ36が早閉まりし、給水が停止してしまう不具合が発生することを未然に防ぐことができる。
さらに、本実施形態による洗浄水供給装置22によれば、パイロット穴36fの出口36gから流出して下側給水管34aの上端部34iの凹部34j受け止められた洗浄水は、下側給水管34aの上端部34iの凹部34jの側面に形成された排出口54から給水管34に対して小タンク38及びフロート42が位置する側とは反対側に排出されるため、パイロット穴36fの出口36gから流出した洗浄水が小タンク38内に流入することを防ぐことができる。したがって、貯水タンク18内の止水水位WL1が便器洗浄に必要な規定水位に達する前に、小タンク38内の水位が上昇してフロート42が上昇することにより給水バルブ36が早閉まりし、給水が停止してしまう不具合が発生することを未然に防ぐことができる。
また、本実施形態による洗浄水供給装置22によれば、鉛直方向の最大長さLが水平方向の最大長さHよりも所定量短くなるように形成された扁平形状の小タンク38により、貯水タンク18内の水位が上昇して、小タンク38の底面38aに形成された開口38bが逆止弁40で塞がれ、その後、小タンク38内に洗浄水を貯水可能となる時間を短くすることができるため、給水弁のパイロット穴36fから流出した洗浄水が万一小タンク38内に流入したとしても、小タンク38内に流入し貯水される洗浄水の水量を少なくすることができる。よって、貯水タンク18内の止水水位が便器洗浄に必要な規定水位に達する前に、小タンク38内の水位が上昇してフロート42が上昇することにより給水バルブ36が早閉まりし、給水が停止してしまう不具合が発生することを防ぐことができる。
1 水洗大便器
2 便器本体
4 ボウル部
6 トラップ管路
6a 排水トラップ管路の入口
8 リム
10 第1吐水口
12 溜水部
14 第2吐水口
16 洗浄水タンク装置
18 貯水タンク
18a 貯水タンクの底面
20 排水口
22 洗浄水供給装置
24 排水弁装置
24a オーバーフロー管
24b オーバーフロー管の上端開口部
26 補給水装置
26a 補給水管
26b ハウジング
26c 共通流路
26d 共通流路形成部
26e 負圧破壊弁
26f 共通流路の流入口
26g タンク側流出口
26h 便器側流出口
26i 通気口
26j 負圧破壊弁の弁体
26k 弁体保持部材
26l 弁体保持部材の上側保持部
26m 弁体保持部材の上側保持部よりも上方部分
26n 共通流路の内壁
26o 点接触用の突起
28 補給水用のホース
28a 補給水用のホースの下流側端部
30 操作レバー
32 操作ワイヤ
34 給水管
34a 下側給水管
34b 上側給水管
34c 1次側給水路
34d 2次側給水路
34e 2次側給水路の流出口
34f 1次側給水路の上流側端部
34g 絞り穴(絞り部)
34h 弁座
34i 下側給水管の上端部
34j 下側給水管の凹部
34k 下側給水管の凹部の上周縁
34l 上側給水管の凹部
34m 上側給水管の嵌合突起
34n 上側給水管の嵌合突起
34o 下側給水管の嵌合穴
34p 下側給水管の嵌合穴
36 給水バルブ(給水弁)
36a バルブハウジング
36b ダイヤフラム
36c 弁体
36d ブリード穴
36e 背圧室
36f パイロット穴
36g パイロット穴の出口
38 小タンク
38a 底面
38b 開口
40 逆止弁(開閉弁)
42 フロート
44 揺動部材
44a 弁部材
46 固定軸部材
48 調整用軸部材
50 フィルター部材
50a フィルター部材の通水部
50b フィルター部材の取付部
50c フィルター部材のスリット
50d フィルター部材の仕切り部
52 カバー部材
54 排出口
56 仕切壁(壁体)
58 常時閉鎖された流入口

Claims (5)

  1. 便器の洗浄水タンクに洗浄水を供給する洗浄水供給装置であって、
    外部の給水源に上流側が接続されて洗浄水タンクの底面から上方に延びる給水管と、
    この給水管と連通してほぼ水平方向に延びるパイロット穴が形成され、水平方向に移動することにより上記パイロット穴を開閉して洗浄水タンク内への給水及び止水を切り替え可能に上記給水管の上方且つ側方に設けられたダイヤフラム式の給水弁と、
    上方を開放し、上記給水管に嵌合されて洗浄水を貯水する小タンクと、
    この小タンクの底面又は側面に形成された開口を開閉する開閉弁と、
    上記小タンク内に設けられ、上記小タンク内の水位の変動に応じて上下動することにより上記給水弁に上記パイロット穴を開閉させるフロートと、を有し、
    上記小タンク及び上記フロートは、上記給水管に対して上記給水弁のパイロット穴の出口が位置する側とは反対側に配置されており、
    上記給水管の上端部は、外側に突出して且つその先端部が上方に突出する凹部を形成し、この凹部の上周縁は、平面視において上記給水弁のパイロット穴の出口よりも外側に形成されていることを特徴とする洗浄水供給装置。
  2. 上記給水管の上端部の凹部の側面には、上記給水管に対して上記小タンク及び上記フロートが位置する側とは反対側に上記凹部内の洗浄水を排出するための排出口が形成されている請求項記載の洗浄水供給装置。
  3. 上記小タンクは、その鉛直方向の最大長さが水平方向の最大長さよりも所定量短くなるような扁平形状に形成されている請求項1又は2に記載の洗浄水供給装置。
  4. 請求項1乃至の何れか1項に記載の洗浄水供給装置を備えたことを特徴とする洗浄水タンク装置。
  5. 上記請求項記載の洗浄水タンク装置を備えたことを特徴とする水洗大便器。
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