JP2015169004A - 水洗大便器 - Google Patents

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知之 木村
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洋文 永冨
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Abstract

【課題】ボウル部の洗浄性能と汚物排出性能を向上させることができる水洗大便器を提供する。
【解決手段】本発明の水洗大便器1は、一定の大流量の洗浄水を便器本体へ供給する給水装置4と、汚物受け面16と、上縁に位置し内周面22を有するリム部18と、を備えたボウル部8と、汚物を排出する排水管路12と、給水装置から供給された洗浄水をそのリム吐水口からリム部の内周面に沿って吐水し旋回流を形成するリム吐水部24,26と、を有し、リム部の内周面に洗浄水の通水路90が形成され、この通水路は、底面8bと、側面22aと、上面22bとからなり、ボウル部の前方領域の通水路90は、リム吐水部24から吐水された洗浄水が、通水路の底面及び側面に沿って上方に流れ、その後、通水路の上面によりガイドされてボウル部の内側下方へ流れ、これにより、ボウル部の前方領域から排水管路の入口に向かう洗浄水の主流F1を形成するように、構成される。
【選択図】図13

Description

本発明は、水洗大便器に係り、特に、大流量の洗浄水が便器本体へ供給される水洗大便器に関する。
従来から、例えば、特許文献1に示すように、便器の清掃性を向上させるために、便器のボウル部において、リム部を上方に向かってボウル部の内側空間へ張り出したオーバーハング形状により形成し、洗浄水をリム吐水口から水平方向へ吐水し、その洗浄水がリム部の内周面を旋回して、ボウル部のボウル面に流下させて洗浄するようにした水洗大便器が知られている。この水洗大便器においては、ボウル部の前方から排出管路に向かう主流を形成するために、ボウル部の棚の幅をボウル部の先端部に向かって徐々に狭くして、汚物の排出性能を向上させている。
一方、例えば、特許文献2に示されているように、大流量の洗浄水を継続的に便器に供給することができるジェットポンプ機構を備えた便器が知られている。
特許第3636195号公報 特開2004−156382号公報
しかしながら、例えば、上述したジェットポンプ機構等により、便器本体に洗浄水を供給した場合、勢いの強い水が継続的に便器本体に供給されるので、リム部の内周面を旋回する洗浄水の勢いが強く、遠心力が大きな旋回流が形成され、ボウル部の前方から排水管路に向かう流れを形成することが難しくなり、それにより、洗浄性能が低下するという問題が発生する。また、ボウル部の汚物受け面においても旋回する洗浄水の勢いが強いので、汚物の排出性能を向上させるために必要なボウル部の前方から排水管路に向かう流れをより強いものにする必要がある。
また、ジェットポンプ機構等を用いない水洗大便器においても、洗浄水をリム吐水部のみから吐水する場合(ゼット吐水部から吐水しない水洗大便器等が対応する)には、リム吐水部から吐水される洗浄水量が比較的大流量となるので、同様な問題が発生する。
そこで、本発明者らは、鋭意研究することにより、リム吐水口から洗浄水を吐水し、この洗浄水がリム部の内周面を旋回する水洗大便器に、大流量の洗浄水を継続的に便器に供給するジェットポンプ機構等を適用した場合に生じる上述した問題点を解決し、本発明による水洗大便器を完成させたのである。
このように、本発明は、大流量の洗浄水が便器本体へ供給されても、ボウル部の洗浄性能と汚物排出性能を向上させることができる水洗大便器を提供することを目的としている。
上述した目的を達成するために、本発明は、洗浄水を便器本体に供給して洗浄する水洗大便器であって、一定の大流量の洗浄水を所定時間継続して便器本体へ供給する給水装置と、ボウル形状の汚物受け面と、上縁に位置し内側に露出する内周面を有するリム部と、を備えたボウル部と、このボウル部の下方側に形成され汚物を排出する排水管路と、給水装置から供給された洗浄水をそのリム吐水口からリム部の内周面に沿ってほぼ水平方向に吐水し旋回流を形成するリム吐水部と、を有し、リム部の内周面と汚物受け面の一部により洗浄水の通水路が形成され、この通水路は、ボウル部の外側方向に向かって上方に傾斜する底面と、この底面の外縁から上方へ向かって延びる側面と、この側面の上端からボウル部の内側方向に向かって延びる上面とからなり、ボウル部の前方領域の通水路は、リム吐水部から吐水された洗浄水が、通水路の底面及び側面に沿って上方に流れ、その後、通水路の上面によりガイドされてボウル部の内側下方へ流れ、これにより、ボウル部の前方領域から排水管路の入口に向かう洗浄水の主流を形成するように、構成されていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、給水装置により一定の大流量の洗浄水を所定時間継続して便器本体へ供給した場合であっても、リム吐水部から吐水された洗浄水が、ボウル部の前方領域の通水路において、通水路の底面及び側面に沿って上方に流れ、その後、通水路の上面によりガイドされてボウル部の内側下方へ流れるので、ボウル部の前方領域から排水管路の入口に向かう落差があり勢いの強い叩き込み主流を形成することができる。この結果、本発明によれば、大流量の旋回流でボウル部を洗浄しつつ、勢いの強い主流により排水管路に向かう流れを形成するので、ボウル部の洗浄性能と汚物の排出性能を向上させることができる。
本発明において、好ましくは、ボウル部の前方領域は、平面視で曲率半径が最小であるボウル部の前端の近傍の下流領域である。
このように構成された本発明においては、平面視で曲率半径が最小であるボウル部の前端の近傍の下流領域に形成された通水路により、リム吐水部から吐水された洗浄水が、通水路の底面及び側面に沿って上方に流れ、その後、通水路の上面によりガイドされてボウル部の内側下方へ流れるので、ボウル部の前方領域から排水管路の入口に向かう落差があり勢いの強い叩き込み主流を形成することができる。
本発明において、好ましくは、リム部の最内周端から鉛直方向下方に下ろした直線と、この直線より外側に位置するボウル部の内周面とにより取り囲まれる断面の断面積が、リム吐水部の吐水口の断面積よりも大きくなるように、ボウル部の前方領域の通水路が形成されている。
このように構成された本発明においては、ボウル部の前方領域の通水路の断面積がリム吐水口の断面積よりも大きくなるように形成されているので、ボウル部の前方領域の通水路には十分な容積があり、そのため、通水路の底面及び側面に沿って上方に流れ、その後、通水路の上面によりガイドされてボウル部の内側下方へ流れる落差があり勢いの強い叩き込み主流を確実に形成することができる。
本発明において、好ましくは、ボウル部の前方領域の通水路の上面は、その内周側の面がボウル部の内側方向に向かってほぼ水平に延びるように形成されている。
このように構成された本発明においては、ボウル部の前方領域の通水路の上面は、その内周側の面がボウル部の内側方向に向かってほぼ水平に延びるように形成されているので、通水路の上面によりガイドされボウル部の内側下方に流れる主流を確実に形成することができる。
本発明において、好ましくは、ボウル部の前方領域の汚物受け面が、排水管路の入口に向かって、ボウル部の幅方向に沿って凹形状に形成されている。
このように構成された本発明においては、ボウル部の前方領域の通水路で形成された落差の主流を、排水管路の入口に向けてスムーズに流すことができる。これにより、汚物の排出性能を向上させることができる。
本発明において、好ましくは、ボウル部の前方領域の通水路の側面は、底面の外周端から外側に向かって上方に延びるように形成されている。
このように構成された本発明においては、ボウル部の前方領域の通水路の側面が、底面の外周端から外側に向かって延びるように形成されているので、洗浄水を底面から側面に沿って確実に上方に流すことができるので、落差があり勢いの強い主流を形成することができる。
本発明において、好ましくは、給水装置は、洗浄水を貯水する貯水タンクと、少なくともその一部が上記貯水タンク内で水没した状態で配置されたジェットポンプユニットを備えている。
このように構成された本発明においては、給水装置が、一定の大流量の洗浄水を所定時間継続して便器本体へ供給するジェットポンプユニットを備えているので、大流量の旋回流でボウル部を洗浄しつつ、勢いのある強い主流により排水管路に向かう流れを形成することができるため、ボウル部の洗浄性能と汚物の排出性能を向上させることができる。
本発明は、給水装置により洗浄水を便器本体に供給して洗浄する水洗大便器であって、ボウル形状の汚物受け面と、上縁に位置し内側に露出する内周面を有するリム部と、を備えたボウル部と、このボウル部の下方側に形成され汚物を排出する排水管路と、給水装置から供給された洗浄水をそのリム吐水口からリム部の内周面に沿ってほぼ水平方向に吐水し旋回流を形成するリム吐水部と、を有し、給水装置から供給された洗浄水は、リム吐水部のみから吐水されてボウル部の汚物受け面が洗浄され、リム部の内周面と汚物受け面の一部により洗浄水の通水路が形成され、この通水路は、ボウル部の外側方向に向かって上方に傾斜する底面と、この底面の外縁から上方へ向かって延びる側面と、この側面の上端からボウル部の内側方向に向かって延びる上面とからなり、ボウル部の前方領域の通水路は、リム吐水部から吐水された洗浄水が、通水路の底面及び側面に沿って上方に流れ、その後、通水路の上面によりガイドされてボウル部の内側下方へ流れ、これにより、ボウル部の前方領域から排水管路の入口に向かう洗浄水の主流を形成するように、構成されていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、給水装置から給水される洗浄水がリム吐水部のみから吐水されるので、リム吐水部から吐水される洗浄水量は比較的大流量となり、このリム吐水部から吐水された洗浄水が、ボウル部の前方領域の通水路において、通水路の底面及び側面に沿って上方に流れ、その後、通水路の上面によりガイドされてボウル部の内側下方へ流れるので、ボウル部の前方領域から排水管路の入口に向かう落差があり勢いの強い叩き込み主流を形成することができる。この結果、本発明によれば、大流量の旋回流でボウル部を洗浄しつつ、勢いの強い主流により排水管路に向かう流れを形成するので、ボウル部の洗浄性能と汚物の排出性能を向上させることができる。
本発明の水洗大便器によれば、大流量の洗浄水が便器本体へ供給されても、ボウル部の洗浄性能と汚物排出性能を向上させることができる。
本発明の実施形態による水洗大便器を示す平面図である。 図1のII−II線に沿って見た断面図である。 図1のIII−III線に沿って見た断面図である。 図1のIV−IV線に沿って見た断面図である。 図1のV−V線に沿って見た断面図である。 図1のVI−VI線に沿って見た断面図である。 本発明の実施形態による水洗大便器の給水装置を示す平面図である。 図7の正面図である。 図7の給水装置を示す概略正面図である。 図7の給水装置により供給される洗浄水の瞬間流量と時間との関係を示す線図である。 本発明の実施形態による水洗大便器の便器本体を示す平面図である。 図11のXII−XII線に沿って見た部分断面図である。 図11のXIII−XIII線に沿って見た部分断面図である。 本発明の実施形態による水洗大便器における洗浄水の流れの様子を示す平面図である。 図14のXV−XV線に沿って見た斜視断面図である。 図11のXIII−XIII線に沿って見た部分の洗浄水の流れの様子を示す部分断面図である。
次に、添付図面を参照して、本発明の実施形態による水洗大便器を説明する。先ず、図1乃至図6により、本発明の実施形態による水洗大便器の基本構造を説明する。図1は本発明の実施形態による水洗大便器を示す平面図であり、図2は図1のII−II線に沿って見た断面図であり、図3は図1のIII−III線に沿って見た断面図であり、図4は図1のIV−IV線に沿って見た断面図であり、図5は図1のV−V線に沿って見た断面図であり、図6は図1のVI−VI線に沿って見た断面図である。
本発明の実施形態による水洗大便器1は、床に設置された排水管(図示せず)に後述する排水トラップ管路が接続される床排水タイプの洗落し式水洗大便器である。
図1及び図2に示すように、水洗大便器1は、便器本体2と、この便器本体2に洗浄水を供給する給水装置4を備えている。便器本体2は、表面に釉薬層が形成された陶器製であり、下部にスカート部7が形成され、上半分のうち前方にボウル部8が形成され、後方上部にはその上流端が給水装置4に連通する共通通水路10が形成され、さらに、後方下部に汚物を排出するための排水管路12が形成されている。
上述した給水装置4は、貯水タンク5及び後述するジェットポンプユニット6を備えている。なお。本発明は、貯水タンクを持たず水道から直接洗浄水が供給される直圧式水洗大便器や、フラッシュバルブにより洗浄水が供給されるタイプの水洗大便器等にも適用できる。
ボウル部8は、ボウル形状の汚物受け面16と、上縁に位置するリム部18と、汚物受け面16の下方に形成された凹部20と、を備えている。ここで、リム部18の内周面22は、図2等に示すように、ボウル部8の内側空間に露出し且つ内側空間に向かって上方に延びる形状、具体的に言えば、内側に向かってオーバーハングした形状に形成されている。
ボウル部8のリム部18の内周面22の前方から見て左側の中央部の少し後方側に、洗浄水を吐水する第1リム吐水口24が形成され、前方から見て右側後方側に、第2リム吐水口26が形成されている。これらの第1リム吐水口24及び第2リム吐水口26は、同一方向(図1では反時計回りの方向)に旋回し、旋回流を形成するようになっている。
また、上述した水洗大便器1の後方上部に形成された共通通水路10は、便器前方に向かって、第1通水路28及び第2通水路30に分岐している。第1通水路28は、第1リム吐水口24に洗浄水を供給するためのものであり、第2通水路30は、第2リム吐水口26に洗浄水を供給するためのものである。
上述した水洗大便器1においては、第1リム吐水口24、第1通水路28及び第2リム吐水口26、第2通水路30は、陶器製の便器本体2と一体に形成されているが、本実施形態による水洗大便器は、この形態に限られず、第1リム吐水口、第1通水路及び第2リム吐水口、第2通水路を便器本体とは別体のディストリビユータ等により形成するようにしても良い。
ここで、図3乃至図6に示すように、リム部18の第1リム吐水口24から第2リム吐水口26までの領域は、その内周面22に沿って洗浄水が流れる通水路となるように、上述したように、内側に向かってオーバーハングした形状に形成されている。
さらに、排水管路12は、凹部20の底面と接続しほぼ同一径(ほぼ同一断面形状)を有し且つ後方下方へ延びる導入管路32と、この導水管路32と接続し上方へ延びる排水トラップ管路34と、を備えている。この導水管路32は、入口32aを除く部分で、ほぼ同一径(ほぼ同一断面形状)を有し、管路内が同じ断面積となっている。また、排水トラップ管路34は、上昇路34aと下降路34bとから構成されている。
この導水管路32は、凹部20の底面と滑らかな連続湾曲面として繋がっており、凹部20から導入管路32に流入した洗浄水が導入管路32内をスムーズに流れるようになっている。
次に、図7乃至図10により、本発明の実施形態による水洗大便器1の給水装置4について説明する。図7は本発明の実施形態による水洗大便器の給水装置を示す平面図であり、図8は図7の正面図であり、図9は図7の給水装置を示す概略正面図であり、図10は図7の給水装置により供給される洗浄水の瞬間流量と時間との関係を示す線図である。なお、図9において、便宜上、ジェットノズル及びスロート管の配置が図7及び図8に示されたものと異なる配置に描かれている。
水洗大便器1の給水装置4は、貯水タンク5と、この貯水タンク5に洗浄水を供給する給水管路36と、この給水管路36に設けられた給水弁装置38と、この給水管路36の下流端に設けられ便器本体2に洗浄水を供給するためのジェットポンプユニット6と、使用者が手動操作により洗浄水の給水を行うための手動レバー40を備えている。
給水管路36の上流端には、外部の給水源から供給される洗浄水を止水するための止水栓41が設けられている。この止水栓41は、通常使用時は開状態に保持されている。
ジェットポンプユニット6は、逆V字形状のスロート管42と、ジェットノズル44とを備えている。具体的には、スロート管42の下流端が便器本体2の共通通水路10に連通する排水口45に接続され、その上流端には吸引口42aが形成され、この吸引口42aが貯水タンク5内の下部に位置するようになっている。さらに、スロート管42の吸引口42aに対向するように、ジェットノズル44が配置され、スロート管42の吸引口42aとジェットノズル44は、常時、貯水タンク5内で水没した状態となっている。
ジェットポンプ6は、ジェットノズル44からスロート管42の吸引口42aに向けて高速の洗浄水を噴射し、このとき、ジェットノズル44に近いスロート管42内の吸引口42a近傍の空間が負圧となり、この負圧によりジェットポンプ作用(エジェクタ効果)を誘発させることにより、貯水タンク5内の近傍の洗浄水を吸引し、この洗浄水とジェットノズル44から噴出される洗浄水とが一緒になり、スロート管42内を流れ、排水口45を経て、便器本体2の共通通水路10に供給されるようになっている。
給水管路36には、上述した給水弁装置38以外に、給水弁装置38の上流側に定流量弁46が、下流側に真空破壊弁48が設けられている。この定流量弁46は、給水弁装置38に供給される洗浄水を定流量とするためのものであり、真空破壊弁48は、外部から空気を吸入して真空破壊弁48からジェットノズル44までの管路内が負圧にならないようにするためのものである。
給水弁装置38は、パイロット式ダイアフラム弁であり、主弁座50と、この主弁座50に着座して止水する止水状態と主弁座50から離間して給水する給水状態とを切り換えるダイアフラム弁である主弁体52と、その内部の圧力により主弁体52を主弁座50に対して移動させる圧力室54とを備えている。圧力室54には、圧力室54の圧力を開放する第一穴56及び第二穴58と、上述した手動レバー40における使用者の手動操作と連動して第一穴56を開閉する第一パイロット弁60と、貯水タンク5内の洗浄水の水位に伴い上下動するフロート62と、このフロート62の上下動により第二穴58を開閉する第二パイロット弁64が設けられている。
また、主弁体52には、ブリード穴(図示せず)が設けられており、止水状態のとき、ブリード穴により給水管路36の一次側流路Aと圧力室54の内部とが連通するようになっている。ここで、第一穴56は、その開口面積が第二穴58の開口面積よりも大きく形成されている。また、第一穴56は、第二穴58よりも、図9に示すように、上方位置に形成されている。
第一パイロット弁60は、駆動軸65により手動レバー40に接続され、使用者の手動レバー40の手動操作により、第一穴56を開閉するようになっている。ここで、手動レバー40は、図8において、手前側(一方向)に回動操作させた場合には大洗浄がなされ、奥側(他方向)に回動操作させた場合には小洗浄がなされるようになっている。
この給水弁装置38は、通常は止水状態であり、止水状態では、第一穴56及び第二穴58は共に塞がれており、且つ、給水管路36の一次側流路Aは圧力室54とブリード穴を通じて連通しているため、一次側流路Aと圧力室54の水圧は同じ水圧(=一次側流路圧力)、また二次側流路Bは大気開放となり、主弁体52に水圧が作用する面積の方が一次側流路Aの面積よりも大であるので、主弁体52は主弁座52に押付けられ閉じられている。
給水弁装置38において、第一穴56及び/又は第二穴58が第一パイロット弁60及び/又は第二パイロット弁64により開放されると、圧力室54から洗浄水が流出し、圧力室54内の圧力が低下し、主弁体52が主弁座50から離れるように移動し、開弁し、吐水状態となる。
給水弁装置38において、第一穴56及び第二穴58が第一パイロット弁60及び第二パイロット弁64により閉じられると、再度圧力室54の圧力が一次側流路圧力となり、主弁体52が主弁座50に向けて移動し、最終的に閉弁された状態(止水状態)となる。なお、このとき、一次側流路Aの洗浄水が、圧力室54内へブリード穴から少しずつ注入されるため、第一穴56及び第二穴58を塞いでから、所定時間遅れて、主弁体52が閉弁状態(止水状態)となるようになっている。
次に、図9に示すように、スロート管42の下端近傍には、ジェット吐水とタンク貯水とを切換えるための切換弁66と、この切換弁66に取り付けられたフロート68が設けられている。このフロート68は、貯水タンク5内の水位により上下動するため、水位が低くなったときは、フロート68も下降し、それにより、切換弁66がスロート管42内の流路を塞ぐようになっている。スロート管42内の流路が塞がれた状態では、ジェットノズル44から噴射された洗浄水は、切換弁66に衝突し、スロート管42内を流れることなく、貯水タンク5内に流れ、貯水タンク5内に貯水される。また、所定水位に達して貯水が完了すると、フロート68も上昇し、それにより、切換弁66がスロート管42内の流路を開放するようになっている。スロート管42内の流路を開放された状態では、ジェットノズル44から噴射された洗浄水は、スロート管42内を流れ、便器本体2に供給されるようになっている。
さらに、貯水タンク5内には、大洗浄及び小洗浄に必要な洗浄水量を切り換えるための大小洗浄切換機構70が設けられている。この大小洗浄切換機構70は、貯水タンク5内をジェットノズル44及びスロート管42の吸引口42aを取り囲む空間と他の空間とを仕切りその上方が開放されている仕切壁72と、この仕切壁72に形成された開口74と、この開口74を開閉するために仕切壁72に取り付けられた開閉弁76と、を備えている。
大小洗浄切換機構70の開閉弁76は、鎖78により駆動軸65に接続され、小洗浄のために、使用者により手動レバー40が他方向に回動操作された場合に、鎖78により開閉弁76が引き上げされ、開閉弁76により開口74を閉じるようになっている。
次に、貯水タンク5内には、便器本体2を洗浄後に便器本体2に補給水を供給するため補給水供給パイプ82が設けられている。この補給水供給パイプ82の下方端82aはスロート管42の下流側端に連通し、上方端82bには補給水供給口84が形成されている。
図9に示すように、貯水タンク5内の水位WLは、以下の位置となる。水位WL1は仕切壁72の開口74の下端位置であり大洗浄が終了したときの水位を示し、水位WL2は仕切壁72の上端位置であり小洗浄が終了したときの水位を示し、水位WL3は水洗大便器1の使用前又は使用後の通常の水位を示し、水位WL4は大洗浄又は小洗浄後に給水弁装置38により貯水タンク30内に洗浄水が給水されその後給水が停止した直後(且つ洗浄水補給前)の止水状態を示す水位である。
図10に示されているように、ジェットポンプユニット6を備えた給水装置4は、一定の大流量の洗浄水を所定時間継続して便器本体2へ供給することができる。具体的に言えば、給水装置4は、例えば、瞬間流量85L/分の洗浄水を4秒間継続して便器本体2へ供給するようになっている。なお、給水装置4による瞬間流量は、約65L/分〜約85L/分の範囲の大流量が好ましくは、また、約3秒〜約7秒継続して供給することが好ましい。
次に、図1乃至図3、及び、図11乃至図16により、本実施形態による水洗大便器1のボウル部8のリム部18の構造について詳細に説明する。図11は本発明の実施形態による水洗大便器の便器本体を示す平面図であり、図12は図11のXII−XII線に沿って見た部分断面図であり、図13は図11のXIII−XIII線に沿って見た部分断面図であり、図14は本発明の実施形態による水洗大便器における洗浄水の流れの様子を示す平面図であり、図15は本発明の実施形態による水洗大便器における洗浄水の流れの様子を示す斜視断面図であり、図16は図11のXIII−XIII線に沿って見た部分の洗浄水の流れの様子を示す部分断面図である。
先ず、図12に示すように、第1リム吐水口24は、その断面が矩形形状であり、その吐水口の断面積が面積D1となっている。
次に、図1及び図2に示すように、本実施形態による水洗断便器1において、上述したように、リム部18は、その内周面22が、ボウル部8の内側空間に露出し且つ内側空間に向かって上方に延びる形状、具体的には、内側に向かって延びるオーバーハング形状に形成されている。
図11に示すように、本実施形態による水洗大便器は、ボウル部8の前端8aにおいて曲率半径が最小となる形状に形成され、このボウル部8の前端8aを含む前方領域、好ましくは、前端8aの近傍の下流領域Sにおいて、リム部18が以下のような構造となっている。ここで、ボウル部8の前端8aの近傍の下流領域Sは、平面視で、導水配管32の入口32aの中心から前端8aまで延びる線に対して、10度〜28度の角度αだけ下流の領域である。
図13に示すように、ボウル部8の前端8aの近傍の下流領域Sにおいて、リム部18の最内周端から鉛直方向に下ろした直線Mと、この直線Mより外側に位置するボウル部8の底面8b(汚物受け面16の一部でもある)及びリム部18の内周面22(側面22a、上面22b)とにより取り囲まれる部分が、洗浄水の通水路90であり、この通水路90の断面積が面積D2となっている。
この通水路90の断面積が面積D2は、上述した第1リム吐水口24の吐水口の断面D1より大きくなるように形成されている。
図13に示すように、本実施形態においては、リム部18の内周面22が連続するオーバーハング形状に形成されているので、通水路90の側面22aと上面22bも連続する形状となっている。
具体的には、洗浄水の通水路90は、その底面8bが外側に向かって上方の延び、次に、側面22aが底面8bの外周端から外側に向かって上方に延び、上面22bが側面22aの上端から内側に向かって延びている。この上面22bの内周側の面は、ボウル部8の内側方向に向かってほぼ水平に延びるように形成されている。
この洗浄水の通水路90の具体的な形状は、図13に示すように、上面22bの内周端から外周端までの距離L1が20〜40mm、底面8bの内周端から外周端までの距離L2が10〜40mm、上面22bの上端から側面22aの下端までの距離(高さ)L3が40〜80mm、側面22aの水平線からの外側に傾斜した傾斜角度βが60度〜80度である。
ここで、図1及び図3に示すように、ボウル部8の前方領域の汚物受け面16は、排水管路12の入口に向かって、ボウル部8の幅方向に沿って凹形状に形成されている(図3参照)。
次に、上述した本発明の実施形態による水洗大便器1による作用効果を説明する。先ず、使用者が給水装置4の手動レバー40を操作すると、給水弁装置38により外部の給水源から供給される洗浄水がジェットノズル44に到達し、ジェットノズル44から洗浄水がスロート管42の吸引口42aに向けて噴射される。このとき、スロート管412の吸引口42a付近は負圧となるので、貯水タンク5内に貯水された洗浄水もスロート管42内に吸引され、給水装置4により外部から供給される洗浄水と貯水タンク5内に洗浄水が一緒になってスロート管42内を流れ、便器本体1に供給され、ボウル部8の洗浄が開始される。このとき、給水装置4からは、図10に示すように、一定の大流量の洗浄水が所定時間継続して便器本体2へ供給される。
便器本体1においては、第1リム吐水口24は、洗浄水を前方に向けてほぼ水平方向に吐水し、第2リム吐水口26は、洗浄水を後方に向けてほぼ水平方向に吐水し、同一方向(反時計回り)に旋回する旋回流を形成するようになっている。この旋回流は、大流量であるので、ボウル部8の汚物受け面16が良好に洗浄される。
次に、図14乃至図16に示すように、第1リム吐水口24から吐水された洗浄水が、ボウル部8の前方領域の通水路90、特に、ボウル部8の前端の近傍の下流領域の通水路90において、通水路90の底面8a及び側面22aに沿って上方に流れ、その後、上面22bによりガイドされてボウル部8の内側下方へ流れる。このように、洗浄水が通水路90においてガイドされるので、ボウル部8の前方領域から排水管路12の入口に向かう落差があり勢いの強い叩き込み主流F1が形成される。これにより、本実施形態による水洗大便器1においては、大流量の旋回流でボウル部8を洗浄しつつ、勢いの強い主流F1により排水管路12に向かう流れを形成するので、ボウル部8の洗浄性能と汚物の排出性能を向上させることができる。
また、上述したように、本発明においては、ボウル部8の前方領域の通水路90の断面積D2が第1リム吐水口の断面積D1よりも大きくなるように形成されているので、ボウル部8の前方領域の通水路90には十分な容積があり、そのため、通水路90の底面8a及び側面22aに沿って上方に流れ、その後、上面22bによりガイドされてボウル部8の内側下方へ流れる落差があり勢いの強い叩き込み主流F1を確実に形成することができる。
また、ボウル部8の前方領域の通水路90の上面22bは、その内周側の面がボウル部8の内側方向に向かってほぼ水平に延びるように形成されているので、通水路90の上面22bによりガイドされボウル部の内側下方に流れる主流F1を確実に形成することができる。
また、ボウル部8の前方領域の汚物受け面16が、排水管路12の入口に向かって、ボウル部8の幅方向に沿って凹形状に形成されているので、ボウル部8の前方領域の通水路90で形成された落差の主流を、排水管路12の入口に向けてスムーズに流すことができる。これにより、汚物の排出性能を向上させることができる。
また、ボウル部8の前方領域の通水路90の側面22aが、底面8bの外周端から外側に向かって上方に延びるように形成されているので、洗浄水を底面8aから側面22aに沿って確実に上方に流すことができるので、落差があり勢いの強い主流を形成することができる。
さらに、本実施形態による水洗大便器1においては、給水装置4が、一定の大流量の洗浄水を所定時間継続して便器本体へ供給するジェットポンプユニット6を備えているので、大流量の旋回流でボウル部8を洗浄しつつ、勢いのある強い主流F1により排水管路12に向かう流れを形成することができるため、ボウル部の洗浄性能と汚物の排出性能を向上させることができる。
ここで、上述した実施形態は、ジェットポンプ6を備えた給水装置5を用いた水洗大便器であるが、本発明は、このジェットポンプ6を備えた給水装置5を用いず、且つ、リム吐水口からのみ洗浄水を吐水するタイプの水洗大便器にも適用可能である。リム吐水口からのみ洗浄水を吐水する場合には、吐水される洗浄水が大流量となるので、同様に、リム部の通水路を形成することにより、大流量の旋回流でボウル部を洗浄しつつ、勢いの強い主流により排水管路に向かう流れを形成するので、ボウル部の洗浄性能と汚物の排出性能を向上させることができる。
1 水洗大便器
2 便器本体
4 給水装置
5 貯水タンク
6 ジェットポンプユニット
8 ボウル部
8a 通水路の底面
16 汚物受け面
18 リム部
22 リム部の内周面
22a 通水路の側面
22b 通水路の上面
24 第1リム吐水口
26 第2リム吐水口
90 通水路
D1 第1リム吐水口の断面積
D2 リム部の内周面の通水路の断面積

Claims (8)

  1. 洗浄水を便器本体に供給して洗浄する水洗大便器であって、
    一定の大流量の洗浄水を所定時間継続して便器本体へ供給する給水装置と、
    ボウル形状の汚物受け面と、上縁に位置し内側に露出する内周面を有するリム部と、を備えたボウル部と、
    このボウル部の下方側に形成され汚物を排出する排水管路と、
    上記給水装置から供給された洗浄水をそのリム吐水口から上記リム部の内周面に沿ってほぼ水平方向に吐水し旋回流を形成するリム吐水部と、を有し、
    上記リム部の内周面と上記汚物受け面の一部により洗浄水の通水路が形成され、この通水路は、上記ボウル部の外側方向に向かって上方に傾斜する底面と、この底面の外縁から上方へ向かって延びる側面と、この側面の上端から上記ボウル部の内側方向に向かって延びる上面とからなり、
    上記ボウル部の前方領域の通水路は、上記リム吐水部から吐水された洗浄水が、上記通水路の底面及び側面に沿って上方に流れ、その後、上記通水路の上面によりガイドされて上記ボウル部の内側下方へ流れ、これにより、ボウル部の前方領域から上記排水管路の入口に向かう洗浄水の主流を形成するように、構成されていることを特徴とする水洗大便器。
  2. 上記ボウル部の前方領域は、平面視で曲率半径が最小であるボウル部の前端の近傍の下流領域である請求項1に記載の水洗大便器。
  3. 上記リム部の最内周端から鉛直方向下方に下ろした直線と、この直線より外側に位置する上記ボウル部の内周面とにより取り囲まれる断面の断面積が、上記リム吐水部の吐水口の断面積よりも大きくなるように、上記ボウル部の前方領域の通水路が形成されている請求項1又は2に記載の水洗大便器。
  4. 上記ボウル部の前方領域の通水路の上面は、その内周側の面が上記ボウル部の内側方向に向かってほぼ水平に延びるように形成されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の水洗大便器。
  5. 上記ボウル部の前方領域の汚物受け面が、上記排水管路の入口に向かって、ボウル部の幅方向に沿って凹形状に形成されている請求項1乃至4の何れか1項に記載の水洗断便器。
  6. 上記ボウル部の前方領域の通水路の側面は、上記底面の外周端から外側に向かって上方に延びるように形成されている請求項1乃至5の何れか1項に記載の水洗大便器。
  7. 上記給水装置は、洗浄水を貯水する貯水タンクと、少なくともその一部が上記貯水タンク内で水没した状態で配置されたジェットポンプユニットを備えている請求項1乃至6記載の水洗大便器。
  8. 給水装置により洗浄水を便器本体に供給して洗浄する水洗大便器であって、
    ボウル形状の汚物受け面と、上縁に位置し内側に露出する内周面を有するリム部と、を備えたボウル部と、
    このボウル部の下方側に形成され汚物を排出する排水管路と、
    上記給水装置から供給された洗浄水をそのリム吐水口から上記リム部の内周面に沿ってほぼ水平方向に吐水し旋回流を形成するリム吐水部と、を有し、
    上記給水装置から供給された洗浄水は、上記リム吐水部のみから吐水されて上記ボウル部の汚物受け面が洗浄され、
    上記リム部の内周面と上記汚物受け面の一部により洗浄水の通水路が形成され、この通水路は、上記ボウル部の外側方向に向かって上方に傾斜する底面と、この底面の外縁から上方へ向かって延びる側面と、この側面の上端から上記ボウル部の内側方向に向かって延びる上面とからなり、
    上記ボウル部の前方領域の通水路は、上記リム吐水部から吐水された洗浄水が、上記通水路の底面及び側面に沿って上方に流れ、その後、上記通水路の上面によりガイドされて上記ボウル部の内側下方へ流れ、これにより、ボウル部の前方領域から上記排水管路の入口に向かう洗浄水の主流を形成するように、構成されていることを特徴とする水洗大便器。
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