JP5816447B2 - 包装飯塊及びその包装を解く方法 - Google Patents
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Description
包装シートは、外フィルムと内フィルムとの間にシート状海苔を挟んで形成した、三重構造の包装シートが広く知られている。
例えば、特許文献1では、包装シートを、幅方向の中央部に長手方向に分断するための分断可能部を有する外フィルムに、2枚の縦長のフィルム片からなる内フィルムを夫々外フィルムの幅方向の各端部に熱溶着し、フィルム片の内端どうしを外フィルムの分断可能部上で重ねて構成している。
次に、残りの外フィルムの半体と内フィルムの他方のフィルム片を反対側の外側に引っ張ることで、飯塊にシート状海苔が直に被さった状態で残り、これを食することができる。
飯塊(6)を包装シート(1)で包んでなる包装飯塊であって、
包装シート(1)は、展開状態にて、長方形の外フィルム(2)と該外フィルム(2)の裏面側に配備された内フィルム(3)との間にシート状食品(4)を挟んで構成され、外フィルム(2)は、長さ方向の略中央に幅方向に延びる分断可能部(21)を有し、内フィルム(3)は、2枚のフィルム片(31)(31)を外フィルム(2)の長さ方向の略中央部で重ね合わせ、シート状食品(4)の周縁にて外フィルム(2)と溶着して構成され、
飯塊(6)は、扁平形状に形成され、
前記包装シート(1)の内フィルム(3)上に飯塊(6)を載せ、飯塊(6)の周面が内フィルム(3)及びシート状食品(4)を介して外フィルム(2)の分断可能部(21)と対向するように、包装シート(1)で飯塊(6)を包み、包装シート(1)の端部を止着手段(5)により封止してなる。
従って、従来のように複雑なステップを必要とせず、極めて容易に包装飯塊の包装を解くことができる。
上記のように、包装を解く方法がわかり易いから、子どもや年配の方も容易に包装飯塊の包装を解いて食すことができる。
図1乃至図3に示すように、包装シート(1)は、長方形で透明な外フィルム(2)と、外フィルム(2)の長手方向となる長辺の略半分の長さのフィルム片(31)(31)からなる内フィルム(3)との間に、略長方形のシート状食品(4)を挟んで形成される。
即ち、本実施例では、各フィルム片(31)(31)は、外フィルム(2)の長手方向に約12.5cm、幅方向は外フィルム(2)と同じ約14cmである。
シート状食品(4)は、略長方形のものを用いることができるが、図示の如く、長方形の角部が面取りされた形状のものを用いたり、長手方向の端部が丸く面取りされた形状のものを用いることで、後述するとおり、飯塊(6)を包装シート(1)から落下させ易くすることができる。
図2に示すように、包装シート(1)に包装される飯塊(6)は、白米やかやくご飯などを固めて、扁平形状とした固まりである。望ましくは、両側面が略平行となり、該両側面どうしを平面上又は曲面状の周面にて繋いだ形状とする。
飯塊(6)には、部分的或いは全体に胡麻等の振掛け食品を振り掛けたり、具材を載せたり、具材を内部に挟むようにしてもよい。
まず、分断可能部(21)であるカットテープ(22)(切込み(23)(23)を形成している場合はその間)を摘んで、図8に示すように、分断可能部(21)を引っ張り、外フィルム(2)を分断可能部(21)に沿って幅方向に分断する。これにより、外フィルム(2)には、切り口(25)が開口して形成される。
又、分断可能部(21)は、カットテープ(22)に限るものではなく、例えば、分断方向に裂け易い方向性フィルムによって外フィルム(2)を形成し、該外フィルム(2)の一端に中央部に前記した短い平行切込み(23)(23)を施すことによって、外フィルム(2)を2分できる分断可能部(21)を形成することができる。
具体的には、図15に示すように、止着手段(51)を引き出すことで、止着手段(51)と接着されている外フィルム(2)が、切込み(23)(23)から分断され、分断可能部(21)(21)及びその間に存する幅(W)の外フィルム(2)が一体に引き出される。この状態で、さらに分断可能部(21)(21)に沿ってさらに止着手段(51)を引っ張るだけで、図8に比して切り口(25)の幅の大きい開口を形成することができる。
なお、図示省略するが、この飯塊(6)を包むシート状食品(4)にも、塊(60)(60)の分割部分(61)に沿ってミシン目等の切れ込みを入れておくことで、塊(60)(60)を割るときに、シート状食品(4)も一体に切断されて、シート状食品(4)によって直に包まれた飯塊とすることができる。
(2) 外フィルム
(21) 分断可能部
(22) カットテープ
(3) 内フィルム
(31) フィルム片
(4) シート状食品
(41) シート状海苔
(5) 止着手段
(51) 止着手段
(6) 飯塊
Claims (10)
- 飯塊(6)を包装シート(1)で包んでなる包装飯塊であって、
包装シート(1)は、展開状態にて、長方形の外フィルム(2)と該外フィルム(2)の裏面側に配備された内フィルム(3)との間にシート状食品(4)を挟んで構成され、外フィルム(2)は、長手方向の略中央に幅方向に延び、飯塊(6)の幅と略同一の間隔(W)を存して形成された2列の分断可能部(21)(21)を有し、内フィルム(3)は、2枚のフィルム片(31)(31)を外フィルム(2)の長手方向の略中央部で重ね合わせ、シート状食品(4)の周縁にて外フィルム(2)と溶着して構成され、
飯塊(6)は、扁平形状に形成され、
前記包装シート(1)の内フィルム(3)上に飯塊(6)を載せ、飯塊(6)の周面が内フィルム(3)及びシート状食品(4)を介して外フィルム(2)の分断可能部(21)(21)間と対向するように、包装シート(1)で飯塊(6)を包み、包装シート(1)の端部を止着手段(5)により封止してなることを特徴とする包装飯塊。 - シート状食品(4)は、長方形の角部が面取りされた形状である請求項1に記載の包装飯塊。
- シート状食品(4)は、長手方向の端部が丸く面取りされた形状である請求項1に記載の包装飯塊。
- 飯塊(6)は、辺及び角が面取りされた形状である請求項1乃至請求項3の何れかに記載の包装飯塊。
- 飯塊(6)の辺及び角には、5mm以上の丸み面取りが施されている請求項4に記載の包装飯塊。
- 各分断可能部(21)は、カットテープ(22)を外フィルム(2)の内側に幅方向の全長に亘って接着して構成され、外フィルム(2)には、分断可能部(21)(21)の端部の一方又は両方の近傍に、分断可能部(21)(21)の分断を容易に行なうための切込み(23)(23)が分断可能部(21)(21)を挟むように外側に形成されている請求項1乃至請求項5の何れかに記載の包装飯塊。
- 各分断可能部(21)は、カットテープ(22)を外フィルム(2)の内側に幅方向に亘って接着して構成され、外フィルム(2)には、切込み(23)(23)は、外フィルム(2)の側縁であって分断可能部(21)(21)の間から分断可能部(21)(21)の外側まで届く、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の包装飯塊。
- 分断可能部(21)(21)の両端は、上向きに折り曲げられて外フィルム(2)に封止手段(51)により止着される請求項1乃至請求項7の何れかに記載の包装飯塊。
- 内フィルム(3)のフィルム片(31)(31)は、均一分布に凹凸が施されたエンボスフィルムである請求項1乃至請求項8の何れかに記載の包装飯塊。
- 請求項1乃至請求項9の何れかに記載の包装飯塊について、分断可能部(21)(21)間の外フィルム(2)を引っ張って外フィルム(2)を幅方向に分断し、分断により外フィルム(2)に形成された切り口(25)を下向きとすることにより、自重によって飯塊(6)がシート状食品(4)を外フィルム(2)と内フィルム(3)の間から引き出しつつ、シート状食品(4)に飯塊(6)が包まれた状態で落下することを特徴とする包装飯塊の包装を解く方法。
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