JP5815139B2 - 情報配信装置、情報配信方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

情報配信装置、情報配信方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、情報配信装置、情報配信方法、プログラム及び記録媒体に関する。
近年、電子マネーの使用が広く普及してきている。電子マネーでは、バリューと呼ばれる金額情報を貨幣価値に対応させ、バリュー残高を増減することにより資金決済を行う。
図19は、従来の電子マネーシステムを説明するための図である。
携帯端末5は、ユーザが所持している例えば、スマートフォン、携帯電話、ゲーム機、タブレット型コンピュータなどで構成された携帯端末等であり、内蔵又は装着するICチップにバリューの残高、ICチップを特定するICチップID、電子マネー番号などが記録されている。また、当該ICチップを内蔵又は装着した電子マネーカード100も存在する。
このようにユーザ側のICチップでバリューを保持する方式はストアードバリュー型と呼ばれている。
非同期決済端末7は、店舗や自動販売機などに設置されており、携帯端末5や電子マネーカード100のICチップと近距離の無線通信を行い、ICチップに記憶されたバリュー残高を減額することによりバリューによる決済を実行する。
非同期決済端末7は、電子マネーサーバ2に接続せずに、決済処理をユーザのICチップとの間でローカルに完結させ、取引履歴をログデータとして記録しておく。
そして、非同期決済端末7は、後ほど、定期、又は不定期にログデータを一括して電子マネーサーバ2に送信する。
非同期決済端末7が「非同期」と呼ばれる所以は、電子マネーサーバ2に同期せずにローカルに決済処理を完結させる点にある。
このような、ストアードバリュー型電子マネーのシステムでは、予めICチップにバリュー残高を記憶しており、決済時にこれを減額するため、バリューが不足していると、決済が行えないこととなる。そのため、ICチップが記憶するバリューの残高を増額するチャージと呼ばれる処理が必要となる。通常は、店頭で貨幣と交換でこのチャージが行われ、バリューの交換価値が担保されている。
一方、近年ネットワークの通信能力の向上が著しく、電子マネーサーバでバリューを管理し、電子マネーサーバ側で決済処理を行うサーバ管理型のシステムも知られるようになってきた。今後はネットワークインフラが整備されていくに連れて、このようなサーバ管理型のシステムが徐々に普及していくことが予想される。
サーバ型電子マネーのシステムでは、ICチップでバリューの管理を行わないので、常に電子マネーサーバ2で管理するバリューと同期を取る必要がある。そのため、使用される決済端末は、非同期型決済端末7ではなく、同期型の決済端末である。従って、サーバ型電子マネーのシステムは、同期型の決済端末が存在していることが前提となる。
特開2009−157738号公報
ところで、電子マネーの決済時に、店舗や自動販売機に設置された決済端末のリーダライタから当該リーダライタを識別する情報をユーザの携帯端末を介して受信し、リーダライタが設置されている位置の情報に基づき、周辺の情報を当該携帯端末に提供する仕組みが提案されている(特許文献1)。
しかし、単にリーダライタの位置に基づく情報を提供しても、それらが常にユーザのニーズに合致した情報であるとは限らなかった。
本発明が解決しようとする課題は、ユーザに情報を提供するタイミング及びユーザに提供する情報の内容を適切に制御することで、ユーザのニーズにより適合した情報を提供することである。
請求項1記載の発明では、ICチップに記憶される電子バリューの残高を変更させる残高変更処理が行われた店舗を特定する店舗特定情報を含むログデータを生成する生成手段と、前記残高変更処理に関連付けて前記店舗特定情報を該ICチップに書き込む書込手段と、を具備する店舗端末から、前記生成手段により生成されるログデータを取得する第1の取得手段と、前記ICチップに接続可能な携帯端末から、前記残高変更処理に関連付けて該ICチップに書き込まれる前記店舗特定情報を取得する第2の取得手段と、前記第2の取得手段により店舗特定情報が取得された場合に、前記残高変更処理に関連しかつ該残高変更処理のログデータに含まれない関連情報が現時点よりも後に取得される可能性があるか否かを示すデータを店舗ごとに記憶する店舗情報記憶手段を参照し、該第2の取得手段により取得される店舗特定情報により特定される店舗について該可能性があるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記可能性があると判定されなかった場合に、前記第2の取得手段により取得される店舗特定情報を利用して選定される第1の情報を、即時に、前記店舗特定情報の送信元の携帯端末に提供する第1の提供手段と、前記関連情報が取得された場合に、該関連情報を利用して選定される第2の情報を、該関連情報に関連付けられた残高変更処理により残高が変更されたICチップのユーザに提供する第2の提供手段と、を具備したことを特徴とする情報配信装置を提供する。
請求項2記載の発明では、前記関連情報が、前記残高変更処理に係る内訳情報であり、前記店舗情報記憶手段が、前記内訳情報を残高変更処理の完了後に提供してくれる内訳提供店舗であるか否かを示すデータを店舗ごとに記憶しており、前記判定手段が、前記第2の取得手段により取得される店舗特定情報により特定される店舗が前記内訳提供店舗である場合に、該店舗について前記可能性があると判定する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報配信装置を提供する。
請求項3記載の発明では、前記第1の提供手段が、前記第2の取得手段により取得される店舗特定情報により特定される店舗が実在店舗である場合に限り、該店舗に関連する情報を提供することを特徴とする請求項2に記載の情報配信装置を提供する。
請求項4記載の発明では、前記書込手段が、前記残高変更処理が行われた時期を特定する時期情報を前記残高変更処理に関連付けて該ICチップにさらに書き込み、前記第2の取得手段が、前記残高変更処理に関連付けて該ICチップに書き込まれる前記時期情報をさらに取得し、前記第1の提供手段が、前記時期情報により特定される時期が現時点から所定時間前の時点以降である場合に限り、前記第2の取得手段により取得される店舗特定情報により特定される店舗の所在地を包含するエリアに所在する他の店舗に関連する情報を提供する、ことを特徴とする請求項3に記載の情報配信装置を提供する。
請求項5記載の発明では、前記店舗情報記憶手段が、前記店舗端末において前記生成手段により生成されるログデータを送信するバッチ処理の周期を示す周期情報をさらに記憶し、前記第1の提供手段が、前記店舗情報記憶手段に記憶される前記周期情報を参照し、現在から所定時間後の時点までに、前記第2の取得手段により取得される店舗特定情報により特定される店舗から送信される前記ログデータを前記第1の取得手段により取得することができないと見込まれる場合に、該店舗に関連する情報を提供する、ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の情報配信装置を提供する。
請求項6記載の発明では、前記第1の提供手段が、前記第2の提供手段により情報が提供されていない場合に限り、該店舗に関連する情報を提供する、ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の情報配信装置を提供する。
請求項7記載の発明では、前記第1の提供手段が、提供済みの情報を提供先のICチップに対応付けて記録する手段を参照し、同一のユーザに対して所定期間内に同一の情報が提供されることがないように、前記店舗に関連する情報を選定する、ことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の情報配信装置を提供する。
請求項8記載の発明では、ICチップに記憶される電子バリューの残高を変更させる残高変更処理が行われた店舗を特定する店舗特定情報を含むログデータを生成する生成手段と、前記残高変更処理に関連付けて前記店舗特定情報を該ICチップに書き込む書込手段と、を具備する店舗端末から、前記生成手段により生成されるログデータを取得する第1の取得ステップと、前記ICチップに接続可能な携帯端末から、前記残高変更処理に関連付けて該ICチップに書き込まれる前記店舗特定情報を取得する第2の取得ステップと、前記第2の取得ステップにおいて店舗特定情報が取得された場合に、前記残高変更処理に関連しかつ該残高変更処理のログデータに含まれない関連情報が現時点よりも後に取得される可能性があるか否かを示すデータを店舗ごとに記憶する店舗情報記憶手段を参照し、該第2の取得ステップにおいて取得される店舗特定情報により特定される店舗について該可能性があるか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにおいて前記可能性があると判定されなかった場合に、前記第2の取得ステップにおいて取得される店舗特定情報を利用して選定される第1の情報を、即時に、前記店舗特定情報の送信元の携帯端末に提供する第1の提供ステップと、前記関連情報が取得された場合に、該関連情報を利用して選定される第2の情報を、該関連情報に関連付けられた残高変更処理により残高が変更されたICチップのユーザに提供する第2の提供ステップと、を具備した、コンピュータによる情報配信方法を提供する。
請求項9記載の発明では、ICチップに記憶される電子バリューの残高を変更させる残高変更処理が行われた店舗を特定する店舗特定情報を含むログデータを生成する生成手段と、前記残高変更処理に関連付けて前記店舗特定情報を該ICチップに書き込む書込手段と、を具備する店舗端末から、前記生成手段により生成されるログデータを取得する第1の取得機能と、前記ICチップに接続可能な携帯端末から、前記残高変更処理に関連付けて該ICチップに書き込まれる前記店舗特定情報を取得する第2の取得機能と、前記第2の取得機能により店舗特定情報が取得された場合に、前記残高変更処理に関連しかつ該残高変更処理のログデータに含まれない関連情報が現時点よりも後に取得される可能性があるか否かを示すデータを店舗ごとに記憶する店舗情報記憶手段を参照し、該第2の取得機能により取得される店舗特定情報により特定される店舗について該可能性があるか否かを判定する判定機能と、前記判定機能により前記可能性があると判定されなかった場合に、前記第2の取得機能により取得される店舗特定情報を利用して選定される第1の情報を、即時に、前記店舗特定情報の送信元の携帯端末に提供する第1の提供機能と、前記関連情報が取得された場合に、該関連情報を利用して選定される第2の情報を、該関連情報に関連付けられた残高変更処理により残高が変更されたICチップのユーザに提供する第2の提供機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムを提供する。
請求項10記載の発明では、ICチップに記憶される電子バリューの残高を変更させる残高変更処理が行われた店舗を特定する店舗特定情報を含むログデータを生成する生成手段と、前記残高変更処理に関連付けて前記店舗特定情報を該ICチップに書き込む書込手段と、を具備する店舗端末から、前記生成手段により生成されるログデータを取得する第1の取得機能と、前記ICチップに接続可能な携帯端末から、前記残高変更処理に関連付けて該ICチップに書き込まれる前記店舗特定情報を取得する第2の取得機能と、前記第2の取得機能により店舗特定情報が取得された場合に、前記残高変更処理に関連しかつ該残高変更処理のログデータに含まれない関連情報が現時点よりも後に取得される可能性があるか否かを示すデータを店舗ごとに記憶する店舗情報記憶手段を参照し、該第2の取得機能により取得される店舗特定情報により特定される店舗について該可能性があるか否かを判定する判定機能と、前記判定機能により前記可能性があると判定されなかった場合に、前記第2の取得機能により取得される店舗特定情報を利用して選定される第1の情報を、即時に、前記店舗特定情報の送信元の携帯端末に提供する第1の提供機能と、前記関連情報が取得された場合に、該関連情報を利用して選定される第2の情報を、該関連情報に関連付けられた残高変更処理により残高が変更されたICチップのユーザに提供する第2の提供機能と、をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供する。
本発明によれば、電子バリューが利用された店舗を特定することで、当該店舗の事情に応じて、ユーザに情報を提供するタイミング及び提供する情報の内容を適切に制御することができる。そのため、ユーザのニーズにより適合した情報を送信することができる。
本実施形態に係る電子マネーシステムのネットワーク構成を説明するための図である。 携帯端末のハードウェア的な構成を説明するための図である。 携帯端末の機能を説明するための図である。 非同期決済端末の構成を説明するための図である。 電子マネーサーバの構成を説明するための図である。 電子マネーサーバが有するユーザDB、店舗DB(A)を説明するための図である。 電子マネーサーバが有する店舗DB(B)、決済端末DBを説明するための図である。 「情報提供サービス」の受信同意画面を示した図である。 「情報提供サービス」の登録処理の手順を示したフローチャートである。 本実施形態の処理手順を示したフローチャートである。 本実施形態の処理手順を示したフローチャートである。 本実施形態の処理手順を示したフローチャートである。 第1の実施形態の処理手順を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態で送信するメールの一例を示した図である。 第2の実施形態の処理手順を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態で送信するメールの一例を示した図である。 第1の実施形態における変形例の処理手順を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態における他の変形例の処理手順を説明するためのフローチャートである。 従来の電子マネーシステムを説明するための図である。
(1)実施形態の概要
本実施形態では、電子マネーサーバ2から携帯端末5へ情報を提供するタイミング及びその内容を、電子マネーが使用された店舗の実情に応じて決定する。特に、電子マネーの決済処理(残高変更処理の一例)が行われた場合に生成されるログデータに記録されないものの当該決済処理に関連のある関連情報(例えば、決済の内訳を示す内訳情報、決済を行ったユーザの属性としてPOS端末等に入力された属性情報、決済が行われた時点における該決済が行われた地点の気象情報、決済において所定のクーポンが使われたか否かを示すクーポン適用情報等)が後に取得可能と見込まれるか否かに応じて、情報を提供するタイミング及びその内容を決定する。
例えば、当該店舗が、決済の内訳データ(関連情報の一例)を提供しない店舗の場合、当該店舗の所在地に関連した情報を含んだメールを、ユーザが当該店舗の周辺に存在するうちに送信する。
一方、決済の内訳データを提供する店舗(内訳提供店舗)の場合、店舗から内訳データの提供を受けた後で、その内訳データと過去の購買履歴を考慮して、よりユーザのニーズに合致すると思われる情報を含んだメールを送信する。
その他、情報の出し分けに使用する情報としては、バッチ処理の周期、当該店舗が実店舗か否か、設置されている決済端末が同期型決済端末か否か(同期型決済端末により決済が行われる場合、携帯端末5からログデータを取得するまでもなく、電子マネーサーバ2がリアルタイムでログデータを取得している)等である。
(2)実施形態の詳細
図1は、第1の実施形態に係る電子マネーシステム1のネットワーク構成を説明するための図である。
電子マネーシステム1は、電子マネーサーバ2、インターネット3、店舗サーバ4、携帯端末5、決済端末6(図示せず)、非同期決済端末7、通信回線8などを用いて構成されている。
電子マネーサーバ2は、バリューによる貨幣価値の移動を管理するサーバである。ここで、バリューとは、貨幣価値に対応させた電子情報であり、電子マネーシステム1は、バリューの残高(以下、バリュー残高)を増減することにより貨幣価値を移動させる。
そして、電子マネーシステム1の事業体は、バリューの移動に対応させて実際の貨幣を移動させることによりバリューと実際の貨幣の移動を対応させる。
電子マネーサーバ2は、管理のため、携帯端末5に対応付けてバリュー残高の管理値を記憶している。後述するように携帯端末5は、携帯端末5の内部の汎用ICチップ25にバリュー残高を記憶している。
両者は、常に同期を取って、同一の値であることが望ましい。しかし、現実には電子マネーサーバ2とリアルタイムで接続できない、非同期決済端末7も多数存在する。そのため、生成したログデータを後にバッチ処理で電子マネーサーバ2に送り、事後的に同期を取るようにしている。
この実施形態では、携帯端末5又は電子マネーカード100側でバリューを管理するストアードバリュー型の電子マネーシステムについて説明するが、電子マネーサーバ2の側でバリューを管理するサーバ管理型電子マネーも存在している。
携帯端末5は、例えば、スマートフォン、携帯電話、ゲーム機、タブレット型コンピュータなどで構成された携帯端末であって、インターネット3に接続する機能と、決済端末6や非同期決済端末7と近距離無線通信により接続する機能とを備えている。
携帯端末5は、汎用ICチップ25を内蔵又は装着しており、これに電子マネー番号とバリュー残高を記憶している。
また、電子マネーカード100も汎用ICチップ25を内蔵又は装着しており、これに電子マネー番号とバリュー残高を記憶している。
通信回線8は、電子マネーサーバ2と決済端末6又は非同期決済端末7を接続する回線である。通信回線8として専用回線を用いることもできるし、インターネット3などの汎用の回線を用いてもよい。
非同期決済端末7は、例えば、ネットワーク設備の不便な店舗や自動販売機などに設置されており、携帯端末5と近距離無線通信を行う機能を備えている。
非同期決済端末7は、携帯端末5又は電子マネーカード100と近距離無線通信を行って、バリュー残高により決済を行う。非同期決済端末7は、通常は電子マネーサーバ2と接続しておらず(そのため、サーバ管理型電子マネーの決済ができない)、携帯端末5との決済内容を一時的にログデータとして記憶しておく。
そして、非同期決済端末7は、1日に一回程度、通信回線8を用いて電子マネーサーバ2に接続し、電子マネーサーバ2にログデータを送信する。ネットワーク通信設備がない環境では、ログデータを記録した記録媒体を担当者が手動で収集する場合もある。
電子マネーサーバ2は、バリュー残高に関しては決済端末6や非同期決済端末7でのログデータによって資金移動を管理する。
この電子マネーサーバ2は、銀行やクレジット会社のサーバと接続するようにして、電子マネーサーバ2が汎用ICチップ25にチャージする際に、その代金を銀行の口座の引き落としやユーザのクレジット番号にて決済することもできる。
この図1に示す例では、この非同期決済端末7は、店舗内に複数設置されており、店舗サーバ4とLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)で接続されている。
なお、図1に記載されていないが、決済端末6は、携帯端末5又は電子マネーカード100と近距離無線通信を行うと共に通信回線8を介して電子マネーサーバ2とも通信し、電子マネーサーバ2に決済金額などの情報を送信したり、電子マネーサーバ2と携帯端末5の通信を中継したりする。決済端末6は、携帯端末5を用いた決済時にリアルタイムで電子マネーサーバ2とオンライン通信する同期決済端末である。
決済端末6は、コンビニエンスストアなどのリアル店舗(不動産店舗などで物理的に営業している実店舗)の会計カウンタや自動販売機などに設置されている。
図2は、携帯端末5のハードウェア的な構成を示した図である。ここでは、一例として携帯端末5をスマートフォンであるとするが、携帯電話も同様である。但し、ゲーム機、タブレット型コンピュータは、無線LANのアクセスポイントと無線通信する機能のみを備えている場合が多い。スマートフォンも無線LANのアクセスポイントと無線通信する機能を備えている場合が多い。
携帯端末5は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、入力部14、出力部15、通信制御部16、近距離通信制御部17、記憶部18、汎用ICチップ25などがバスライン19によって接続している。
CPU11は、ROM12や記憶部18に記録したプログラムを実行して各種の情報処理や携帯端末5全体の制御を行う。本実施形態では、例えば、後述の電子マネーアプリケーションプログラムが提供する機能により電子マネーサーバ2と協働してバリュー残高による決済処理を支援する。
ROM12は、読み取り専用のメモリであって、携帯端末5が動作するための基本的なプログラム、パラメータ、データなどが記録されている。
RAM13は、読み書きが可能なメモリであって、CPU11が情報処理を行う際のワーキングメモリを提供する。
出力部15は、ユーザに対して情報を出力する機能部であって、例えば、画面表示用の液晶ディスプレイ、音声を出力するスピーカなどを備えている。液晶ディスプレイには、例えば、電子マネーアプリケーションプログラムを起動するためのアイコンなどが表示される。
入力部14は、外部からの情報を入力する機能部であって、例えば、液晶ディスプレイ上に設置されたタッチパネル、音声を入力するマイクロフォン、被写体を撮影するカメラなどを備えている。ユーザは、液晶ディスプレイ上の表示に対応してタッチパネルにタッチすることにより情報を入力することができる。
記憶部18は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)やハードディスクなどの記録媒体を用いて構成されており、携帯端末5を制御する基本的なプログラムであるOS(Operating System)やバリューによる決済を支援する電子マネーアプリケーションプログラム、その他のプログラムやデータを記録している。
通信制御部16は、携帯電話網の基地局アンテナと無線通信するためのアンテナを備えており、携帯端末5をインターネット3や電話回線に接続する。携帯端末5は、通信制御部16を介してインターネット3経由で電子マネーサーバ2と通信することができる。
近距離通信制御部17は、決済端末6や非同期決済端末7のリーダライタと近距離無線通信するためのアンテナを備えており、汎用ICチップ25を決済端末6や非同期決済端末7に接続する。汎用ICチップ25は、近距離通信制御部17を介して決済端末6と通信する他、携帯端末5を経由して電子マネーサーバ2と通信することができる。
汎用ICチップ25は、汎用のアプリケーションを記憶したICチップであり、携帯端末5に内蔵又は装着されている。汎用ICチップ25には、ユーザがダウンロードしたアプリケーションを記憶することができる。
汎用ICチップ25は、CPU、RAM、ROMなどによって構成され、各種プログラムに従って情報処理を行う情報処理部26と不揮発性のメモリで構成された記憶部27を備えている。
記憶部27には、電子マネー番号とバリュー残高、図示しないが、情報処理部26によってバリュー残高を操作するためのバリュー操作プログラム、及び電子マネーサーバ2が汎用ICチップ25を認証する認証データなどが記憶されている。
電子マネー番号は、電子マネーサーバ2が何れのユーザのものであるかを識別するための番号である。
汎用ICチップ25におけるバリュー残高に関する決済処理(減額処理)、及びチャージ処理(増額処理)は外部からの命令により汎用ICチップ25内の情報処理部26に形成されたバリュー操作プログラムが行う。これは、バリュー残高の処理を汎用ICチップ25内に限定することによりセキュリティを高めるためである。
なお、バリュー残高の処理に関しては、汎用ICチップ25に入力される情報は暗号化されており、汎用ICチップ25の内部で復号化され、汎用ICチップ25から出力される情報は、チップ内で暗号化してから出力される。
図3は、携帯端末5の機能を説明するための図である。
電子マネーアプリケーションプログラムを実行すると携帯端末5に電子マネーアプリケーション29が形成される。
決済端末6を備えたリアル店舗での決済の場合は、近距離通信制御部17は、決済端末6と通信すると共に決済端末6を介して電子マネーサーバ2と通信する。
非同期決済端末7を備えたリアル店舗での決済の場合は、近距離通信制御部17は、非同期決済端末7と通信する。
また、電子マネーアプリケーション29は、汎用ICチップ25にアクセスすることができる。
リアル店舗での決済の場合、近距離通信制御部17は、汎用ICチップ25でバリュー操作プログラムを動作させて、バリュー残高を増減させたり、電子マネー番号を読み出したりすることができる。
そして、決済処理を行う際、汎用ICチップ25は、近距離通信制御部17を介して、非同期決済端末7からバリュー残高を更新(減額)するようにとの要求を受けて、バリュー残高を更新(減額)する。
ここで行うバリュー残高更新処理には、次のような方式が考えられる。
(方式1)バリュー残高更新要求として上書き命令を送信する場合。
この場合、電子マネーサーバ2は、携帯端末5の汎用ICチップ25のCPUから受信したバリュー残高に対して不足金額による減算を行い、減算後の残高を算出する。そして、非同期決済端末7は、バリュー残高更新要求として、当該算出後の残高に上書きする上書き命令を送信する。携帯端末5の汎用ICチップ25のCPUは、当該上書き命令に従ってバリュー残高を上書きして更新する。
(方式2)バリュー残高更新要求として減算命令を送信する場合。
この場合、非同期決済端末7は、不足金額分だけバリュー残高を減算する減算命令をバリュー残高更新要求として携帯端末5の汎用ICチップ25のCPUに送信する。携帯端末5の汎用ICチップ25のCPUは、当該命令に従ってバリュー残高から不足金額を減算してバリュー残高を更新する。
その後、汎用ICチップ25は、バリュー残高を更新した旨を非同期決済端末7に通知する。
次に、リアル店舗でのチャージを説明する。
このチャージを行うのは、前提として、チャージを行うバリューに相当する貨幣を、非同期決済端末7を操作する店員が受け取っている場合である。そして、チャージ処理を行う際、汎用ICチップ25は、近距離通信制御部17を介して非同期決済端末7からバリュー残高を更新(増額)するようにとの要求を受けて、バリュー残高を更新(増額)する。
その後、汎用ICチップ25は、バリュー残高を更新した旨を非同期決済端末7に通知する。
このチャージでは、非同期決済端末7を介さずに、直接電子マネーサーバ2からチャージを行うこともできる。この場合、携帯端末5の通信制御部16を介して電子マネーサーバ2にアクセスし、ユーザの認証処理、クレジット会社サーバなどの認証機関サーバの許可などの手順を経る。そして、電子マネーサーバ2から、金額変更(増額)情報を携帯端末5が受信し、汎用ICチップ25は、バリュー残高を更新(増額)する。
この電子マネーサーバ2からのチャージは一連の処理として行われる。
図4は、非同期決済端末7のハードウェア的な構成の一例を示した図である。
非同期決済端末7は、CPU131、ROM133、RAM134、通信制御部135、記憶部136、入力部137、出力部138、リーダライタ部139などがバスラインで接続されて構成されており、決済処理装置としての機能を有している。
CPU131は、所定のプログラムに従って情報処理を行うほか、非同期決済端末7全体の制御などを行う。本実施の形態では、CPU131は、金額変更情報を携帯端末5に送信して、汎用ICチップ25に金額変更処理を行わせる。
ROM133は、非同期決済端末7を動作させるための基本的なプログラムやパラメータなどを記憶した読み出し専用メモリである。
RAM134は、CPU131のワーキングメモリを提供したり、記憶部136に記憶されたプログラムやデータをロードして記憶したりなどする随時書き込み読み出し可能なメモリである。
通信制御部135は、ネットワークを介して非同期決済端末7を電子マネーサーバ2に接続する接続装置である。
入力部137は、非同期決済端末7が店舗に設置されたものである場合、例えば、キーボード、バーコードリーダなどの入力装置を備えており、操作担当者が商品コードや決済金額やチャージ金額などを入力できるようになっている。
また、非同期決済端末7が、通過ゲートに設置されたものである場合、入力部137は、例えば、通過ゲートの制御装置に接続されており、通過ゲートの制御装置から決済金額の入力を受付けるようになっている。
出力部138は、非同期決済端末7が店舗に設置されたものである場合、例えば、液晶表示装置、プリンタ、音声出力装置などに接続されており、顧客や加盟店の操作担当者に情報を提示するようになっている。
また、非同期決済端末7が、通過ゲートに設置されたものである場合、例えば、出力部138はゲート扉を駆動する駆動装置や、通過ゲートに設置された警告灯や音声出力装置などに接続されており、ゲート扉を開閉したり、ゲート扉の開閉に同期して警告灯を点滅させたり警告音を発生させたりする。
リーダライタ部139は、アンテナを内蔵しており、電子マネーカード100の汎用ICチップ25と無線通信を行う。
非同期決済端末7が、店舗に設置されるものである場合、リーダライタ部139は、キャッシュレジスタ近辺に設置され、ユーザが商品の決済時に、電子マネーカード100をリーダライタ部139に近接させることができるようになっている。
また、非同期決済端末7が、通過ゲートに設置されるものである場合、リーダライタ部139は、通過ゲート上面の、ゲート扉よりも手前側に設置され、ユーザが通過ゲートを通過する際に、電子マネーカード100をリーダライタ部139に近接させることができるようになっている。
記憶部136は、例えばハードディスクやその他の記憶媒体と、これらを駆動する駆動装置から構成されており、各種プログラムを格納したプログラム格納部142、データを格納したデータ格納部144などから構成されている。
プログラム格納部142には、非同期決済端末7を機能させるための基本的なプログラムであるOSや、電子マネーカード100に金額変更処理を行わせたり、不足金額を電子マネーサーバ2にチャージさせるためのプログラムなどが記憶されている。
データ格納部144には、非同期決済端末7のID情報である端末IDや、携帯端末5や電子マネーカード100との取引履歴である利用ログデータなどを記憶している。この利用ログデータは、CPU131が行うバッチ処理にて電子マネーサーバ2に送信される。
なお、リアルタイムで電子マネーサーバ2と接続する決済端末6の場合、ログデータは、リアルタイムで電子マネーサーバ2へ送られる。
図5は、電子マネーサーバ2の構成を説明するための図である。
電子マネーサーバ2は、CPU31、ROM32、RAM33、通信制御部34、記憶部35などがバスライン36によって接続している。
CPU31は、ROM32や記憶部35に記録したプログラムを実行して各種の情報処理や電子マネーサーバ2全体の制御を行う。例えば、携帯端末5からチャージの要求を受けてチャージの実行をする。
非同期決済端末7での決済では、電子マネーサーバ2は、非同期決済端末7がバリュー残高を更新したログデータを後ほど非同期決済端末7から受信して処理する。
なお、電子マネーサーバ2とオンラインで接続できる決済端末6の場合、通信しながらバリュー残高をリアルタイムで更新することによりバリューによる決済処理を行うことができる。
ROM32は、読み取り専用のメモリであって、電子マネーサーバ2が動作するための基本的なプログラム、パラメータ、データなどが記録されている。
RAM33は、読み書きが可能なメモリであって、CPU31が情報処理を行う際のワーキングメモリを提供する。
通信制御部34は、電子マネーサーバ2が通信回線8を介して決済端末6、非同期決済端末7、携帯端末5と通信したり、インターネット3を介して携帯端末5と通信する。
記憶部35は、例えば、大容量のハードディスクで構成されており、CPU31がバリューによる決済処理を行ったり、チャージを行うための電子マネー管理プログラムやその他のプログラム、ユーザのバリュー残高を管理したり、メールアドレスを管理するユーザDB(データベース)、電子マネーシステムに参加している加盟店の店舗の店舗ID、店舗名、所在地等を管理する店舗DB(A)、内訳データ提供店舗フラグ、バッチ処理周期等を管理する店舗DB(B)、決済端末のID、設置店舗のIDを管理する決済端末DB、各決済処理を記録したログデータを格納するログデータDB、所定の店舗から提供された内訳データを格納する内訳データDB、後述する処理Aで用いるメール(A)生成DB、メール(A’)生成DB、処理Bで用いるメール(B)生成DBなどを記録している。
これらのメール(A)生成DB、メール(A’)生成DB、メール(B)生成DBは、過去に送信したメールを電子マネー番号と対応付けて蓄積してあり、かつ送信する内容も送信条件と対応付けて保存してある。
なお、この図5の例では、単一の電子マネーサーバ2を説明したが、この電子マネーサーバ2が、機能を分散することにより複数のサーバから構成されるようにしてもよい。
次に、図6の各図を用いて電子マネーサーバ2の有するデータベースについて説明する。
図6(1)は、ユーザDBの論理的な構成を説明するための図である。
本実施形態では、ユーザIDに対応して、電子マネー番号が記憶されている。図示しないが汎用ICチップ25の認証データなどの項目も記憶されている。
項目「ユーザID」は、ユーザの識別情報である。
項目「電子マネー番号」は、バリュー残高を他のユーザのバリュー残高から識別するための識別情報である。
項目「バリュー残高の管理値」は、項目「電子マネー番号」で特定されるバリュー残高である。このバリュー残高は、ログデータをバッチ処理で受信して更新する。
「氏名」、「住所」、「生年月日」、「電話番号」の項目は、各々ユーザを特定するための情報である。これらの全ての事項が必須登録項目でなく、場合によっては、設けなくともよい。
項目「情報提供サービスの受信同意」は、本実施形態に係る「情報提供サービス」を受信することを同意したか否かを登録する。
項目「メールアドレス」は、携帯端末5にメールを送信するためのメールアドレスである。この実施形態では、電子マネーサーバ2から携帯端末5に電子メールを送信することを前提としているので、この項目は、必須登録項目である。
図6(2)は、店舗DB(A)の論理的な構成を説明するための図である。
店舗DB(A)は、「店舗ID」、「店舗名」、「所在地」、「電話番号」、「メールアドレス」、その他の項目から構成されている。
項目「店舗ID」は、加盟店の各店舗を特定する識別情報である。
項目「所在地」は、後述する処理Aで、店舗の所在地に応じて送信するメールを決定する関係から必須登録項目である。他の項目は、必須登録項目でなく、場合によっては、設けなくともよい。
図7(3)は、店舗DB(B)の論理的な構成を説明するための図である。
店舗DB(B)は、「店舗ID」、「内訳データ提供店舗フラグ」、「バッチ処理周期」、その他の項目から構成されている。
店舗DB(B)は、本実施形態での処理に必要な項目が記憶されている。
項目「内訳データ提供店舗フラグ」は、当該店舗が電子マネーを使用して行った買い物等の内訳データを提供する否かのフラグを記憶する。
項目「バッチ処理周期」は、非同期決済端末7からログデータが送られてくる周期、例えば1日1回(午前1時)、2日に1回(午後2時)、場合によっては「不定期」である。
なお、この例では、店舗DB(A)と店舗DB(B)を別個のDBとしたが、単一のDBとして構成するようにしてもよい。
図7(4)は、決済端末DBの論理的な構成を説明するための図である。
項目「決済端末ID」は、決済端末を特定する識別情報である。
項目「設置店舗の店舗ID」は、(2)、(3)の「店舗ID」のことであり、「決済端末ID」と紐付けることで、当該決済端末がどこの店舗に設置されているかを検索することができる。
図8は、携帯端末5に表示される電子マネーサーバ2からの「情報提供サービス」の受信同意画面500を示した図である。本実施形態に係る電子マネーサーバ2からの「情報提供サービス」は、ユーザの同意を得て電子マネーサーバ2に事前にユーザ登録をし、かつメールアドレスを登録しておくことが前提である。
図8に示す情報提供サービス受信同意画面500は、ユーザが携帯端末5から電子マネーサーバ2にアクセスして、要求することにより表示される。
そして、この表示された情報提供サービス受信同意画面500の受信の「同意」502がユーザにより選択され、かつメールアドレスが入力されて送信506が選択されると、電子マネーサーバ2は、「情報提供サービス」を受信することの同意を受付け、かつメールアドレスの登録を受付ける。
なお、不同意504が選択されると情報提供サービス受信同意画面500は、終了し、戻る508が選択されると、メールアドレス入力画面に戻るようになっている。
ここで、この同意に条件を付せるようにしてもよい。例えば、近隣の店舗の情報のみ(後述するメール(A)のみ)送信する、多種の情報(後述するメール(A)及びメール(B))を送信する。
図9は、電子マネーサーバ2からの「情報提供サービス」の受信同意の登録及びメールアドレスの登録を行う手順を説明するためのフローチャートである。
以下の処理は、携帯端末5の汎用ICチップ25の情報処理部26に実装されたCPU、携帯端末5に実装されたCPU11、電子マネーサーバ2のCPU31が、それぞれ、電子マネー処理用のアプリケーションプログラム、電子マネーアプリケーション29のプログラム、及び電子マネーサーバ用のプログラムに従って行うものである。
まず、携帯端末5にインストールされた電子マネーアプリケーション29は、ユーザの操作により、電子マネーサーバ2にアクセスする。すると、電子マネーサーバ2は、電子マネーアプリケーション29にトップ画面データを送信し、電子マネーアプリケーション29は、これを用いて携帯端末5の表示画面にトップ画面を表示する。
ユーザがこのトップ画面のいずれかの設定用のボタンを選択すると、電子マネーアプリケーション29は、ディスプレイに認証画面を表示する(ステップ5)。
なお、携帯端末5が電子マネーサーバ2に認証画面データを要求し、これに対して電子マネーサーバ2が送信してきた認証画面データを用いて認証画面を表示するように構成することもできる。
認証画面には、パスワード入力欄と送信ボタンが設けられており、ユーザがパスワード入力欄にパスワードを入力すると(ステップ10)、電子マネーアプリケーション29は、当該パスワードを受付けてRAMなどに一時記憶する。
そして、ユーザが送信ボタンを選択すると電子マネーアプリケーション29は、汎用ICチップ25にID参照コマンドを入力して汎用ICチップ25から電子マネー番号を読み出し、RAMに記憶しておいたパスワードと電子マネー番号を認証情報として電子マネーサーバ2に送信する(ステップ20)。
電子マネーサーバ2は、電子マネーアプリケーション29から認証情報を受信すると、これをユーザDBに記憶してあるパスワードと電子マネー番号とを対比することにより認証を行い(ステップ25)、電子マネーアプリケーション29に認証結果を送信する(ステップ30)。
電子マネーアプリケーション29は、電子マネーサーバ2から認証結果を受信すると、これを用いて認証結果画面を表示する。
電子マネーサーバ2がユーザの認証に失敗した場合、認証結果画面には、認証エラーを通知する内容が表示され、ユーザは、設定を行うことができない。
一方、電子マネーサーバ2がユーザの認証に成功した場合、電子マネーアプリケーション29は、携帯端末5の表示画面に、情報提供サービス受信同意画面500(図)を表示する(ステップ35)。
電子マネーアプリケーション29は、ユーザから同意502の選択を受け付け、かつメールアドレスの入力を受付ける(ステップ40)。
ユーザが、送信506を選択すると電子マネーアプリケーション29は、登録情報を電子マネーサーバ2に送信する(ステップ45)。
電子マネーサーバ2は、電子マネーアプリケーション29から登録情報を受信し、これをユーザDBに記録することにより登録処理を行う(ステップ50)。以上のようにして、電子マネーサーバ2における「情報提供サービス」の受信同意の設定に関する登録処理が完了する。
次に、本実施形態における携帯端末5、非同期決済端末7、電子マネーサーバ2における各々の処理手順を図10、図11、図12のフローチャートを参照して説明する。
まず、ユーザが何れかの加盟店で商品を購入し、電子マネーによる決済を依頼する。すると、店員から汎用ICチップ25を内蔵又は装着した携帯端末5を非同期決済端末7のリーダライタにかざすように求められる。ここで、携帯端末5に内蔵又は装着された汎用ICチップ25と非同期決済端末7とは、携帯端末5の近距離通信制御部17を介してデータの送受信が可能となる。
まず、非同期決済端末7は、汎用ICチップ25に電子マネー番号を要求する(ステップ105)。これを受けて、汎用ICチップ25は、電子マネー番号を読み出し、非同期決済端末7に送信する(ステップ110)。
次に、非同期決済端末7は、汎用ICチップ25にバリュー残高を要求する(ステップ115)。これを受けて、汎用ICチップ25は、バリュー残高を読み出し、非同期決済端末7に送信する(ステップ120)。
ここで、非同期決済端末7は、決済金額とバリュー残高を比較する(ステップ125)。その結果、バリュー残高が決済金額未満であった場合(ステップ125;N)、決済を行えないので、決済不能を決済不能音を鳴らすなどしてユーザ及び店員に通知し、処理を終了する。
一方、バリュー残高が決済金額以上であった場合(ステップ125;Y)、非同期決済端末7は、金額変更情報を生成し(ステップ130)、生成した金額変更情報を汎用ICチップ25に送信する(ステップ135)。この金額変更情報とは、汎用ICチップ25に記憶されたバリュー残高を更新(減額又は増額)させるための情報である。この金額変更情報には、上述したように、バリュー残高更新要求として上書き命令を送信する場合と、バリュー残高更新要求として減算命令を送信する場合の2方式がある。
ここで、説明した例では、決済を行うことによりバリュー残高を減額する金額変更情報を送信する場合であったが、チャージと呼ばれる、店舗で金銭を受け取りその金額に相当するバリュー残高を増額する金額変更情報を送信する場合もある。
金額変更情報を受信した汎用ICチップ25は、この金額変更情報に従ってバリュー残高を更新する処理を行う(ステップ140)。その後、汎用ICチップ25は、バリュー残高を更新した旨を非同期決済端末7に通知する(ステップ145)。
この通知を受けて、非同期決済端末7は、決済のログデータを生成する(ステップ150)。また、決済端末ID(店舗特定情報の一例)や決済時刻(時期情報の一例)を含むログデータを汎用ICチップ25に書き込み(ステップ152)、汎用ICチップ25からログデータ書込み完了通知を受ける(ステップ153)。その後、決済完了を例えば決済完了音(決済完了を示す効果音)を出力することにより、ユーザ及び店員に報知する(ステップ155)。
これで、決済開始から決済完了までの一連の処理が完了する。なお、ステップ155の決済完了報知をステップ150の決済のログデータ出力より先に行うように構成してもよい。
ここで、携帯端末5の電子マネーアプリケーション29は、定期的に汎用ICチップ25にバリュー残高を要求し(ステップ160)、これに対して汎用ICチップ25は、バリュー残高を読み出し、電子マネーアプリケーション29に送信する(ステップ165)。電子マネーアプリケーション29は、前回バリュー残高要求の際のバリュー残高を記憶しており、今回受信したバリュー残高と比較する(ステップ170)。その結果、バリュー残高に変動がなければ(ステップ170;N)、ステップ160に戻り、一定期間経過後に再度汎用ICチップ25にバリュー残高を要求する。
一方、バリュー残高に変動があれば(ステップ170;Y)、決済又はチャージが行われたこととなるので、電子マネーアプリケーション29は、汎用ICチップ25に記憶しているログデータの送信を要求する(ステップ175)。この要求を受けて、汎用ICチップ25は、記憶しているログデータを読み出して電子マネーアプリケーション29に送信する(ステップ180)。
この例では、電子マネーアプリケーション29の側でバリュー残高を要求し(ステップ160)、バリュー残高の変動を監視する(ステップ170)構成としたが、バリュー残高に変動があった場合、汎用ICチップ25から電子マネーアプリケーション29に自動的に通知するようにしてもよい。
また、特定周波数の電磁波(例えば、近距離無線通信用の搬送波)が近距離通信制御部17において検出されたことを契機として、電子マネーアプリケーション29がICモジュールから残高を取得し、その変動を確認するように構成することもできる。
また、このとき、ログデータも汎用ICチップ25から同時に送信するように構成してもよい。
汎用ICチップ25からログデータを受信した電子マネーアプリケーション29は、インターネット3を介してそのログデータを電子マネーサーバ2に送信する(ステップ185)。
電子マネーサーバ2は、ログデータを受信し(ステップ190)、受信したログデータを記憶部35のログデータDBに記録する(ステップ195)。
その後、電子マネーサーバ2は、後述する「処理A」を実行する。
一方、非同期決済端末7は、所定時間が経過してバッチ処理周期が到達した否かを監視する(ステップ200)。このバッチ処理周期とは、例えば1日2回、1日1回、2日に1回などである。
その結果、所定時間が経過していれば(ステップ200;Y)、バッチ処理を起動し、通信回線8を介してログデータを電子マネーサーバ2に送信する(ステップ205)。
電子マネーサーバ2は、ログデータを受信し(ステップ210)、受信したログデータを記憶部35のログデータDBに記録する(ステップ215)。そして、ログデータ受信確認を非同期決済端末7へ通信回線8を介して送信する(ステップ220)。
その後、電子マネーサーバ2は、後述する「処理B」を実行する。
次に、図13のフローチャートを参照して、処理Aの処理手順を説明する。
この処理Aは、携帯端末5からログデータが電子マネーサーバ2に送信された場合に実行される処理である。この場合、バッチ処理で非同期決済端末7からログデータが送信されてくるのと比べて、電子マネーサーバ2は、決済又はチャージの処理から速やかにログデータを受信できる。そのため、ユーザは、決済又はチャージを行った店舗の付近にまだ居る可能性が高い。
なお、ログデータに含まれる決済時刻が現時点から所定時間前の時点以降でない場合には、ユーザが決済又はチャージを行った店舗の付近にまだ居る可能性が低いため、処理Aによるメールを送信しないようにしてもよい。
まず、電子マネーサーバ2がログデータを受信し(ステップ190)、当該ログデータをログデータDBに記録すると(ステップ195)、ログデータの決済端末IDをキーとして決済端末DBを検索し、当該非同期決済端末7が設置されている店舗の店舗IDを特定する(ステップ300)。
次に、特定した店舗IDをキーに店舗DB(B)の内訳データ提供店舗フラグを確認し(ステップ305)、当該店舗が内訳データを提供する店舗か否かを判断する(ステップ310)。
その結果、当該店舗が内訳データを提供する店舗であった場合(ステップ310;Y)、後述の処理「B」を行うため、この処理「A」は終了する。
一方、当該店舗が内訳データを提供する店舗でなかった場合(ステップ310;N)、
店舗IDをキーに店舗DB(A)を検索し、当該店舗の所在地を特定する(ステップ315)。
続いて、特定した所在地をキーに、メール(A)生成DBを検索し、特定した所在地に合致したメールを取得する。例えば、付近に存在する店舗における割引情報、付近の店舗で特定の商品を購入した場合のキャッシュバック情報等である。こうしてメール(A)を生成する(ステップ320)。
そして、受信したログデータの電子マネー番号をキーにユーザDBを検索し、ユーザのメールアドレスを取得する。このメールアドレスに、直ちに生成したメール(A)をユーザの携帯端末5に送信する(ステップ325)。
図14には、送信するメール(A)の一例を示してある。ここで示す例では、まず、「電子マネーE」の利用に対する感謝を述べ、店舗の所在地が新宿区であり、新宿区での電子マネーEの利用を促す情報を送信している。
ここで、所在地が新宿区なので、新宿区での情報を提供したが、より限定して、例えば新宿区西新宿、新宿区高田馬場などとしてもよい。
また、逆に、より広い地域、例えば新宿区、中野区、渋谷区などとしてもよい。
送信する情報には、割引やキャッシュバックの情報だけでなく、近所で新規に「電子マネーE」を導入した店舗の案内、新規に開店するカフェの紹介等を付加してもよい。
次に、図15のフローチャートを参照して、処理Bの処理手順を説明する。
この処理Bは、非同期決済端末7からバッチ処理でログデータが電子マネーサーバ2に送信され、かつ、内訳データが所定のルートで電子マネーサーバ2に提供された場合に実行される処理である。この場合、バッチ処理で非同期決済端末7からログデータが送信されてくるので、電子マネーサーバ2は、決済又はチャージの処理から一定の時間が経過してからログデータを受信することとなる。そのため、この処理は、ユーザは、決済又はチャージを行った店舗の付近にもう居ない可能性が高いことを前提としている。
まず、電子マネーサーバ2が、非同期決済端末7から通信回線8を介してログデータを受信し(ステップ210)、そのログデータを記憶部35のログデータDBに記録する(ステップ215)。
ここで、ログデータDBから処理の対象となるログデータを抽出する(ステップ400)。そして、抽出したログデータから既にメール(A)を送信しているか否かを判断する(ステップ405)。その結果、既にメール(A)を送信済みだった場合(ステップ405;Y)、2度メールを送ることとなるので、処理を終了する。
一方、メール(A)を未送信だった場合(ステップ405;N)、メール(B)を送信する手続に入る。
まず、受信したログデータから電子マネー番号を取得し、その電子マネー番号をキーに内訳データDBから内訳データである過去の購買履歴を取得する(ステップ410)。そして、取得した過去の購買履歴と今回取得した内訳データから、メール(B)生成DBを参照して、メール(B)を生成する(ステップ415)。
そして、受信したログデータの電子マネー番号をキーにユーザDBを検索し、ユーザのメールアドレスを取得して、生成したメール(B)を送信する(ステップ420)。
このメール(B)は、上述したメール(A)と異なり内訳データを取得した後に送信するので、メール(A)が、決済又はチャージを行った店舗の所在地に基づいた情報を送信するのに対し、よりユーザのニーズに沿った情報を送信することができる。
具体的には、毎月2〜3回ビールを購入しているユーザに対しては、図16に示すように、A社のビール及びノンアルコールビールの購入を促す内容となっている。また、戦略として、ビール以外のワインやウィスキーを勧めることも考えられる。
毎週1〜2回弁当とお茶を購入しているユーザには、弁当の購入を促す内容とし、購入頻度を増すように仕向けることができる。
このようにメール(B)は、ユーザの購入履歴を考慮して生成されるので、ユーザの購入意欲をより刺激し、結果として「電子マネー」の利用の促進を図ることができる。
また、複数の店舗でアライアンスを組み、互いの店舗で決済があった場合、他の店舗での購入を促す情報を送信するようにしてもよい。
例えば、ファーストフード店とドラッグストアでアライアンスを組み、自店で決済があった場合、他店での購入を促すメール(B)を送信する。
図16は、このメール(B)の一例を示した図である。このメール(B)にも、メール(A)と同様に割引やキャッシュバックの情報だけでなく、新規に「電子マネーE」を導入した店舗の案内、新規に開店するカフェの紹介等を付加してもよい。
図17は、図13に示した処理「A」の変形例を説明するフローチャートである。
この変形例は、携帯端末5から電子マネーサーバ2に送られてくるログデータに内訳データが含まれている場合の処理に関する。
なお、本変形例においても、ログデータに含まれる決済時刻が現時点から所定時間前の時点以降でない場合には、ユーザが決済又はチャージを行った店舗の付近にまだ居る可能性が低いため、メールを送信しないようにしてもよい。
まず、電子マネーサーバ2は、電子マネーアプリケーション29から、インターネット3を介してそのログデータを受信し(ステップ190)、受信したログデータを記憶部35のログデータDBに記録する(ステップ195)。
そして、当該ログデータに内訳データが含まれているか否かを判断する(ステップ500)。その結果、内訳データが含まれていない場合(ステップ500;N)、図13のステップ300へ進み、メール(A)を生成、送信する。
一方、内訳データが含まれていた場合(ステップ500;Y)、この内訳データを考慮してメール(A’)を生成する。
受信したログデータから電子マネー番号を取得し、その電子マネー番号をキーに内訳データDBから内訳データである過去の購買履歴を取得する(ステップ505)。そして、取得した過去の購買履歴と今回取得した内訳データから、メール(A’)生成DBを参照して、メール(A’)を生成する(ステップ510)。
そして、受信したログデータの電子マネー番号をキーにユーザDBを検索し、ユーザのメールアドレスを取得する。このメールアドレスに、直ちに生成したメール(A’)をユーザの携帯端末5に送信する(ステップ515)。
この変形例によれば、単に位置情報でメールを送信するよりも、よりユーザのニーズに沿ったメールを迅速に送信することができる。
この変形例で、内訳データを取得するのに、ログデータに内訳データが含まれていない場合がある。その際、内訳データに相当する内容をユーザ自身に送信してもらうようにしてもよい。
具体的には、ユーザに購入した商品のバーコードを携帯端末5のカメラで撮影してもらい、その画像の送信を受付ける方法がある。このとき、当該商品の割引クーポンを付与するようにしてもよい。
また、事前に商品の購入の登録を受付けておいて、当該商品が実際に購入された場合、当該商品の割引クーポンを付与するようにしてもよい。このとき当該商品を実際に購入した証明としてバーコードの画像を送信してもらう。
図18は、図13に示した処理「A」の他の変形例を説明するフローチャートである。
この変形例は、携帯端末5から電子マネーサーバ2に送られてくるログデータに内訳データが含まれている場合の処理に関する。
まず、電子マネーサーバ2は、電子マネーアプリケーション29から、インターネット3を介してそのログデータを受信し(ステップ190)、受信したログデータを記憶部35のログデータDBに記録する(ステップ195)。
そして、ログデータの決済端末IDをキーとして決済端末DBを検索し、当該非同期決済端末7が設置されている店舗の店舗IDを特定する(ステップ600)。
次に、特定した店舗IDをキーに店舗DB(B)のバッチ処理周期を特定し(ステップ605)、当該バッチ処理周期が例えば24時間以内か否かを判断する(ステップ610)。
その結果、当該店舗のバッチ処理周期が24時間以内であった場合(ステップ610;Y)、処理「B」を行うため、この処理「A」は終了する。
一方、当該店舗のバッチ処理周期が24時間以内でなかった場合(ステップ610;N)、店舗IDをキーに店舗DB(A)を検索し、当該店舗の所在地を特定する(ステップ615)。
続いて、特定した所在地をキーに、メール(A)生成DBを検索し、特定した所在地に合致したメールを取得する。例えば、付近に存在する店舗における割引情報、付近の店舗で特定の商品を購入した場合のキャッシュバック情報等である。こうしてメール(A)を生成する(ステップ620)。
そして、受信したログデータの電子マネー番号をキーにユーザDBを検索し、ユーザのメールアドレスを取得する。このメールアドレスに、直ちに生成したメール(A)をユーザの携帯端末5に送信する(ステップ625)。
この例では、バッチ処理周期の判断基準を24時間としたが、これに限定されるものではなく、これより長くても、短くてもよい。例えば、12時間、18時間、48時間等、ビジネスの実情に応じて適宜設定できる。
また、同期型決済端末6を用いるサーバ型電子マネーのシステムでは、バッチ処理周期が0時間と判断することができるので、すべて処理「B」を行うこととなる。
さらに、バッチ処理周期を極端に短い時間、例えば5分に設定すれば、サーバ型電子マネーのシステムとストアードバリュー型のシステムで処理を分けるようにすることができる。
図13に示した例では、処理「A」を行うか処理「B」を行うかの判断基準を内訳データを提供する店舗か否かで分けたが、この例では、バッチ処理周期の長短で分けている。これは、比較的短時間でログデータが受信できる場合は、処理「B」を行い、ログデータの受信に時間がかかる場合は迅速に処理「A」を行うためである。
これ以外に、処理「A」を行うか処理「B」を行うかの判断基準として、決済を行った店舗がサイバー店舗か否かがあげられる。サイバー店舗近隣の情報は、ユーザに取って全く無意味な情報なので、この場合は処理「B」を行う。
また、近隣に電子マネーを使用できる店舗が他の存在しない場合、又は既にメール(A)を送信しており、他に送信する内容が存在しない場合、処理「B」を行う。
さらに、サーバ型電子マネーのシステムでの決済の場合、処理「B」を行う。
ユーザが比較的短時間で同一の店舗又は近隣の店舗で電子マネーで決済を行うことがある。この場合、同一内容のメールを連続して送信することを避ける設定とすることもできる。
メール(A)を生成する処理(図13、ステップ320、図18、ステップ620)において、メールDBを参照している。このメールDBには、過去に送信したメールが電子マネー番号を付して蓄積されている。そこで、メール(A)を生成する際、過去に送信したメールと重複しない内容とする。
また、重複しない適切な内容がない場合、メール(A)を送信しない、又は電子マネーの利用に対する御礼のみを送信するようにしてもよい。
電子マネーサーバ2でユーザの住所を把握している場合、すなわち、ユーザDBに住所が登録されている場合、決済が行われた場所と住所との経路にあたる箇所の情報を提供するようにしてもよい。
例えば、決済場所が「中野坂上」であり、住所が「吉祥寺」の場合、「荻窪」で乗り換えを行うと推測できるので、「荻窪」付近の情報を送信する。
また、日頃電子マネーの決済を東京都内で行っているユーザが、例えば、札幌市や京都市で決済を行った場合、出張、旅行で来ていると推測できるので、メール(A)の内容を市内の飲食店、ホテル、遊園地など複数の内容を含んだものとしてもよい。
上記した例では、処理「A」と処理「B」は、互いに排他的なものとして説明したが、メール(A)を送信後、メール(B)を送信するようにしてもよい。
この場合、メール(B)を生成する際、メール(A)生成DBを検索し、重複した内容が含まれていないか否かを確認する。含まれていた場合、その内容を削除するか他の内容に変更する。
1 電子マネーシステム
2 電子マネーサーバ
3 インターネット
4 店舗サーバ
5 携帯端末
6 決済端末
7 非同期決済端末
8 通信回線
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 入力部
15 出力部
16 通信制御部
17 近距離通信制御部
18 記憶部
19 バスライン
25 汎用ICチップ
26 情報処理部
27 記憶部
31 CPU
32 ROM
33 RAM
34 通信制御部
35 記憶部
36 バスライン
90 リーダ・ライタ
100 電子マネーカード

Claims (10)

  1. ICチップに記憶される電子バリューの残高を変更させる残高変更処理が行われた店舗を特定する店舗特定情報を含むログデータを生成する生成手段と、前記残高変更処理に関連付けて前記店舗特定情報を該ICチップに書き込む書込手段と、を具備する店舗端末から、前記生成手段により生成されるログデータを取得する第1の取得手段と、
    前記ICチップに接続可能な携帯端末から、前記残高変更処理に関連付けて該ICチップに書き込まれる前記店舗特定情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第2の取得手段により店舗特定情報が取得された場合に、前記残高変更処理に関連しかつ該残高変更処理のログデータに含まれない関連情報が現時点よりも後に取得される可能性があるか否かを示すデータを店舗ごとに記憶する店舗情報記憶手段を参照し、該第2の取得手段により取得される店舗特定情報により特定される店舗について該可能性があるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記可能性があると判定されなかった場合に、前記第2の取得手段により取得される店舗特定情報を利用して選定される第1の情報を、即時に、前記店舗特定情報の送信元の携帯端末に提供する第1の提供手段と、
    前記関連情報が取得された場合に、該関連情報を利用して選定される第2の情報を、該関連情報に関連付けられた残高変更処理により残高が変更されたICチップのユーザに提供する第2の提供手段と、
    を具備したことを特徴とする情報配信装置。
  2. 前記関連情報が、前記残高変更処理に係る内訳情報であり、
    前記店舗情報記憶手段が、前記内訳情報を残高変更処理の完了後に提供してくれる内訳提供店舗であるか否かを示すデータを店舗ごとに記憶しており、
    前記判定手段が、前記第2の取得手段により取得される店舗特定情報により特定される店舗が前記内訳提供店舗である場合に、該店舗について前記可能性があると判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報配信装置。
  3. 前記第1の提供手段が、前記第2の取得手段により取得される店舗特定情報により特定される店舗が実在店舗である場合に限り、該店舗に関連する情報を提供する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報配信装置。
  4. 前記書込手段が、前記残高変更処理が行われた時期を特定する時期情報を前記残高変更処理に関連付けて該ICチップにさらに書き込み、
    前記第2の取得手段が、前記残高変更処理に関連付けて該ICチップに書き込まれる前記時期情報をさらに取得し、
    前記第1の提供手段が、前記時期情報により特定される時期が現時点から所定時間前の時点以降である場合に限り、前記第2の取得手段により取得される店舗特定情報により特定される店舗の所在地を包含するエリアに所在する他の店舗に関連する情報を提供する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報配信装置。
  5. 前記店舗情報記憶手段が、前記店舗端末において前記生成手段により生成されるログデータを送信するバッチ処理の周期を示す周期情報をさらに記憶し、
    前記第1の提供手段が、前記店舗情報記憶手段に記憶される前記周期情報を参照し、現在から所定時間後の時点までに、前記第2の取得手段により取得される店舗特定情報により特定される店舗から送信される前記ログデータを前記第1の取得手段により取得することができないと見込まれる場合に、該店舗に関連する情報を提供する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の情報配信装置。
  6. 前記第1の提供手段が、前記第2の提供手段により情報が提供されていない場合に限り、該店舗に関連する情報を提供する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の情報配信装置。
  7. 前記第1の提供手段が、提供済みの情報を提供先のICチップに対応付けて記録する手段を参照し、同一のユーザに対して所定期間内に同一の情報が提供されることがないように、前記店舗に関連する情報を選定する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の情報配信装置。
  8. ICチップに記憶される電子バリューの残高を変更させる残高変更処理が行われた店舗を特定する店舗特定情報を含むログデータを生成する生成手段と、前記残高変更処理に関連付けて前記店舗特定情報を該ICチップに書き込む書込手段と、を具備する店舗端末から、前記生成手段により生成されるログデータを取得する第1の取得ステップと、
    前記ICチップに接続可能な携帯端末から、前記残高変更処理に関連付けて該ICチップに書き込まれる前記店舗特定情報を取得する第2の取得ステップと、
    前記第2の取得ステップにおいて店舗特定情報が取得された場合に、前記残高変更処理に関連しかつ該残高変更処理のログデータに含まれない関連情報が現時点よりも後に取得される可能性があるか否かを示すデータを店舗ごとに記憶する店舗情報記憶手段を参照し、該第2の取得ステップにおいて取得される店舗特定情報により特定される店舗について該可能性があるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにおいて前記可能性があると判定されなかった場合に、前記第2の取得ステップにおいて取得される店舗特定情報を利用して選定される第1の情報を、即時に、前記店舗特定情報の送信元の携帯端末に提供する第1の提供ステップと、
    前記関連情報が取得された場合に、該関連情報を利用して選定される第2の情報を、該関連情報に関連付けられた残高変更処理により残高が変更されたICチップのユーザに提供する第2の提供ステップと、
    を具備した、コンピュータによる情報配信方法。
  9. ICチップに記憶される電子バリューの残高を変更させる残高変更処理が行われた店舗を特定する店舗特定情報を含むログデータを生成する生成手段と、前記残高変更処理に関連付けて前記店舗特定情報を該ICチップに書き込む書込手段と、を具備する店舗端末から、前記生成手段により生成されるログデータを取得する第1の取得機能と、
    前記ICチップに接続可能な携帯端末から、前記残高変更処理に関連付けて該ICチップに書き込まれる前記店舗特定情報を取得する第2の取得機能と、
    前記第2の取得機能により店舗特定情報が取得された場合に、前記残高変更処理に関連しかつ該残高変更処理のログデータに含まれない関連情報が現時点よりも後に取得される可能性があるか否かを示すデータを店舗ごとに記憶する店舗情報記憶手段を参照し、該第2の取得機能により取得される店舗特定情報により特定される店舗について該可能性があるか否かを判定する判定機能と、
    前記判定機能により前記可能性があると判定されなかった場合に、前記第2の取得機能により取得される店舗特定情報を利用して選定される第1の情報を、即時に、前記店舗特定情報の送信元の携帯端末に提供する第1の提供機能と、
    前記関連情報が取得された場合に、該関連情報を利用して選定される第2の情報を、該関連情報に関連付けられた残高変更処理により残高が変更されたICチップのユーザに提供する第2の提供機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
  10. ICチップに記憶される電子バリューの残高を変更させる残高変更処理が行われた店舗を特定する店舗特定情報を含むログデータを生成する生成手段と、前記残高変更処理に関連付けて前記店舗特定情報を該ICチップに書き込む書込手段と、を具備する店舗端末から、前記生成手段により生成されるログデータを取得する第1の取得機能と、
    前記ICチップに接続可能な携帯端末から、前記残高変更処理に関連付けて該ICチップに書き込まれる前記店舗特定情報を取得する第2の取得機能と、
    前記第2の取得機能により店舗特定情報が取得された場合に、前記残高変更処理に関連しかつ該残高変更処理のログデータに含まれない関連情報が現時点よりも後に取得される可能性があるか否かを示すデータを店舗ごとに記憶する店舗情報記憶手段を参照し、該第2の取得機能により取得される店舗特定情報により特定される店舗について該可能性があるか否かを判定する判定機能と、
    前記判定機能により前記可能性があると判定されなかった場合に、前記第2の取得機能により取得される店舗特定情報を利用して選定される第1の情報を、即時に、前記店舗特定情報の送信元の携帯端末に提供する第1の提供機能と、
    前記関連情報が取得された場合に、該関連情報を利用して選定される第2の情報を、該関連情報に関連付けられた残高変更処理により残高が変更されたICチップのユーザに提供する第2の提供機能と、
    をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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