JP5046916B2 - 情報処理装置および方法、プログラム、並びに情報処理システム - Google Patents

情報処理装置および方法、プログラム、並びに情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置および方法、プログラム、並びに情報処理システムに関し、特に、位置情報に応じた広告情報等の配信が迅速にできるようになった情報処理装置および方法、プログラム、並びに情報処理システムに関する。
従来、位置情報に応じた広告情報等の配信サービスの実現化が望まれるようになっている。
かかる配信サービスを実現するためには、位置情報の取得が必要である。このような位置情報を取得する従来の手法として、携帯電話に内蔵されたGPSや携帯電話キャリアの基地局を利用する等の手法が例えば特許文献1に開示されている。
特開2003−91678号公報
しかしながら、これらの従来の手法では、位置情報を取得する度にかなりの通信時間が発生し、その結果、位置情報に応じた広告情報等がユーザに配信されてくるまでに長時間かかる、という問題が生じていた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、位置情報に応じた広告情報等の配信を迅速にできるようにするものである。
本発明の一側面の第1の情報処理装置は、所定距離内に存在する通信相手と非接触通信を行う非接触通信装置との間、および、前記非接触通信装置の識別子に基づいてその設置場所を特定可能な位置情報を取得してその位置情報に基づいて選択された選択情報を配信する配信装置との間で、それぞれ通信を行う情報処理装置であって、前記情報処理装置が前記所定距離内に移動したとき、前記非接触通信装置と非接触通信を行い、前記配信装置にアクセスするためのアクセス情報、前記非接触通信装置の前記識別子、および前記非接触通信装置の設置場所のサービス事業者を特定するサービスIDを含むメッセージを取得する取得手段と、前記情報処理装置が前記所定距離外に移動したときまたは前記非接触通信装置により制御がなされたとき、前記配信装置との通信を可能にする第1の制御を行い、前記配信装置へのアクセスが指示されたとき、前記取得手段により取得された前記メッセージに含まれる前記アクセス情報に基づいて、前記配信装置にアクセスして、前記取得手段により取得された前記メッセージに含まれる前記識別子および前記サービスIDを送信する第2の制御を行い、その識別子およびサービスIDに対して、前記識別子に対応する前記選択情報が表示される領域と、前記サービスIDにより特定される前記サービス事業者に関する情報が表示される領域とが含まれるウェブページのデータが前記配信装置から配信されてきたとき、前記データを受信して前記ウェブページを提示する第3の制御を行う制御手段とを備える。
前記非接触通信装置は、前記選択情報の提示とは別用途で前記設置場所に設置されており、前記別用途のため前記情報処理装置が前記所定距離内に移動したとき、前記取得手段は、前記メッセージを取得して、前記制御手段は、前記第1の制御乃至前記第3の制御を行う。
複数の前記非接触通信装置が、異なる設置場所にそれぞれ設置されており、設置場所の違いによって、前記選択情報として選択される情報が異なっており、前記配信装置は、前記複数の非接触通信装置のうちの、前記情報処理装置が前記所定距離内に移動した非接触通信装置の設置場所を特定可能な前記位置情報を取得してその位置情報に基づいて選択された情報を前記選択情報として、前記データを前記情報処理装置に送信し、前記制御手段は、そのデータを受信して前記ウェブページを提示する第3の制御を行う。
本発明の一側面の第1の情報処理方法およびプログラムは、上述した本発明の一側面の第1の情報処理装置に対応する情報処理およびプログラムである。
本発明の一側面の第1の情報処理装置および方法並びにプログラムにおいては、所定距離内に存在する通信相手と非接触通信を行う非接触通信装置との間、および、前記非接触通信装置の識別子に基づいてその設置場所を特定可能な位置情報を取得してその位置情報に基づいて選択された選択情報を配信する配信装置との間で、第1の情報処理装置によって、次のような通信処理が実行される。即ち、第1の情報処理装置が前記所定距離内に移動したとき、前記非接触通信装置と非接触通信が行われ、前記配信装置にアクセスするためのアクセス情報、前記非接触通信装置の前記識別子、および前記非接触通信装置の設置場所のサービス事業者を特定するサービスIDを含むメッセージが取得され、前記第1の情報処理装置が前記所定距離外に移動したときまたは前記非接触通信装置により制御がなされたとき、前記配信装置との通信が可能となり、前記配信装置へのアクセスが指示されたとき、取得された前記メッセージに含まれる前記アクセス情報に基づいて、前記配信装置に対するアクセスがなされ、取得された前記メッセージに含まれる前記識別子および前記サービスIDが送信され、その識別子およびサービスIDに対して、前記識別子に対応する前記選択情報が表示される領域と、前記サービスIDにより特定される前記サービス事業者に関する情報が表示される領域とが含まれるウェブページのデータが前記配信装置から配信されてきたとき、前記データが受信されて前記ウェブページが提示される
本発明の一側面の第2の情報処理装置は、情報を配信する情報処理装置であって、非接触通信装置の設置場所の所定距離内に携帯端末が移動したとき、前記非接触通信装置と前記携帯端末との間で非接触通信が行われ、前記情報処理装置にアクセスするためのアクセス情報、前記非接触通信装置の識別子、および前記非接触通信装置の設置場所のサービス事業者を特定するサービスIDを含むメッセージが前記非接触通信装置から前記携帯端末に送信され、そのメッセージに含まれる前記アクセス情報に基づいてアクセスされ、そのメッセージに含まれる前記識別子および前記サービスIDが前記情報処理装置に送信されてきた場合、その識別子およびサービスIDを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記識別子に基づいて、前記非接触通信装置の前記設置場所を特定可能な位置情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記位置情報に基づいて、複数の情報の中から選択された情報を選択情報として、前記選択情報が表示される領域と、前記サービスIDにより特定される前記サービス事業者に関する情報が表示される領域とが含まれるウェブページのデータを前記携帯端末に配信する配信手段とを備える。
複数の前記非接触通信装置が、異なる設置場所にそれぞれ設置されており、設置場所の違いによって、前記選択情報として選択される情報が異なっており、前記取得手段は、前記複数の非接触通信装置のうちの、前記携帯端末が前記所定距離内に移動した非接触通信装置の識別子を取得し、前記取得手段は、その識別子に基づいて、前記携帯端末が前記所定距離内に移動した前記非接触通信装置の設置場所を特定可能な前記位置情報を取得して前記配信手段は、その位置情報に基づいて選択された情報を前記選択情報として、前記データを前記携帯端末に配信する。
本発明の一側面の第3の情報処理方法およびプログラムは、上述した本発明の一側面の第3の情報処理装置に対応する情報処理およびプログラムである。
本発明の一側面の第2の情報処理装置および方法並びにプログラムにおいては、第2の情報処理装置によって、次のようにして情報が配信される。即ち、非接触通信装置の設置場所の所定距離内に携帯端末が移動したとき、前記非接触通信装置と前記携帯端末との間で非接触通信が行われ、前記情報処理装置にアクセスするためのアクセス情報、前記非接触通信装置の識別子、および前記非接触通信装置の設置場所のサービス事業者を特定するサービスIDを含むメッセージが前記非接触通信装置から前記携帯端末に送信され、そのメッセージに含まれる前記アクセス情報に基づいてアクセスされ、そのメッセージに含まれる前記識別子および前記サービスID前記第2の情報処理装置に送信されてきた場合、その識別子およびサービスIDが取得され、取得された前記識別子に基づいて、前記非接触通信装置の前記設置場所を特定可能な位置情報が取得されその位置情報に基づいて、複数の情報の中から選択された情報が選択情報として、前記選択情報が表示される領域と、前記サービスIDにより特定される前記サービス事業者に関する情報が表示される領域とが含まれるウェブページのデータが前記携帯端末に配信される。
本発明の情報処理システムは、非接触通信機能と通信機能とを有する携帯端末と、前記非接触通信機能により前記携帯端末と非接触通信をする非接触通信装置と、前記通信機能により前記携帯端末と通信をして情報を配信する配信装置とを含む情報処理システムであって、前記非接触通信装置の設置場所の所定距離内に前記携帯端末が移動したとき、前記非接触通信装置は、前記携帯端末と非接触通信を行い、前記配信装置にアクセスするためのアクセス情報、前記非接触通信装置の識別子、および前記非接触通信装置の設置場所のサービス事業者を特定するサービスIDを含むメッセージを生成し、前記携帯端末に送信し、前記携帯端末は、前記メッセージを取得し、自身が前記所定距離外に移動したときまたは前記非接触通信装置により制御がなされたとき、前記配信装置との通信を可能にする準備処理を実行し、前記配信装置へのアクセスが指示されたとき、取得された前記メッセージに含まれる前記アクセス情報に基づいて、前記配信装置にアクセスして、取得された前記メッセージに含まれる前記識別子および前記サービスIDを送信し、前記配信装置は、前記識別子および前記サービスIDを取得し、その識別子に基づいて、前記非接触通信装置の前記設置場所を特定可能な位置情報を取得しその位置情報に基づいて、複数の情報の中から選択された情報を選択情報として、前記選択情報が表示される領域と、前記サービスIDにより特定される前記サービス事業者に関する情報が表示される領域とが含まれるウェブページのデータを前記携帯端末に配信し、前記携帯端末は、前記データを取得して、前記ウェブページを提示する
本発明の情報処理システムにおいては、前記非接触通信装置の設置場所の所定距離内に前記携帯端末が移動したとき、前記非接触通信装置によって、前記携帯端末と非接触通信を行い、前記配信装置にアクセスするためのアクセス情報、前記非接触通信装置の識別子、および前記非接触通信装置の設置場所のサービス事業者を特定するサービスIDを含むメッセージを生成し、前記携帯端末に送信する、といった一連の処理が実行される。すると、前記携帯端末によって、前記メッセージを取得し、自身が前記所定距離外に移動したときまたは前記非接触通信装置により制御がなされたとき、前記配信装置との通信を可能にする準備処理を実行し、前記配信装置へのアクセスが指示されたとき、取得された前記メッセージに含まれる前記アクセス情報に基づいて、前記配信装置にアクセスして、取得された前記メッセージに含まれる前記識別子および前記サービスIDを送信する、といった一連の処理が実行される。すると、前記配信装置によって、前記識別子および前記サービスIDを取得し、その識別子に基づいて、前記非接触通信装置の前記設置場所を特定可能な位置情報を取得してその位置情報に基づいて、複数の情報の中から選択された情報を選択情報として、前記選択情報が表示される領域と、前記サービスIDにより特定される前記サービス事業者に関する情報が表示される領域とが含まれるウェブページのデータを前記携帯端末に配信する、といった一連の処理が実行される。その結果、前記携帯端末によって、前記データが取得されて、前記ウェブページが提示される
以上のごとく、本発明の一側面によれば、位置情報に応じた広告情報等の配信が迅速にできる。
以下、図面を参照して、本発明が適用される情報処理システムの実施の形態について説明していく。
図1に示されるように、本実施の形態の情報処理システムは、リーダ/ライタ装置11(以下、R/W11と適宜略記する)、携帯端末12、FNサーバ13、および、広告情報提供サーバ14を含むように構成されている。
R/W11は、例えば本実施の形態では、会場や店舗に設置される。R/W11は、スタンドアローンで動作が可能となるように、即ち 電源のみで動作可能となるように構成されている。よって、R/W11は、 無人運用が可能となる。このため、R/W11には、盗難防止用チェーンが取付可能とされている。R/W11のリアクションとしては、例えば LEDやブザーによるリアクションが採用されており、それゆえ、画面は特に不要である。また、R/W11は、ログ情報として、 日時、処理結果、R/WID(端末ID)、非接触ICチップID等の情報を保存できる構成を有している。なお、R/WIDや非接触ICチップIDについては、後述する。
なお、R/W11の台数は、図1の例では1台とされているが、当然ながら1台に限定されず、複数台でも構わない。
携帯端末12は、ユーザ16により携帯されて利用される。携帯端末12は、例えば非接触IC(IC:Integrated Circuit)カード内蔵携帯電話として構成されており、三者間通信機能を有している。ここで、三者間通信とは、R/W11から携帯端末12内の非接触ICカード(後述する図9の非接触IC102)を経由して、携帯端末12上のコントローラ(後述する図9のコントローラ103)に対して命令を出す仕組みをいう。このような三者間通信機能を発揮させることで、例えば、本実施の形態では、図2等を用いて後述するように、Webブラウザを起動するなどの操作を外部のR/W11から行うことが可能になる。 なお、「三者」とは、R/W11、携帯端末12内の非接触ICカード、および、携帯端末12上のコントローラの3つを指す。なお、三者間通信機能の詳細については、図12等を参照して後述する。
このように本実施の形態では、携帯端末12は、三者間通信機能を利用して、R/W11と非接触通信を行うことができる。また、携帯端末12は、通常の無線通信機能を利用して、FNサーバ13等と無線通信を行うこともできる。なお、携帯端末12とFNサーバ13等との無線通信の形態は特に限定されない。
なお、携帯端末12の台数は、図1の例では1台とされているが、当然ながら1台に限定されず、複数台でも構わない。換言すると、ユーザも、図1のユーザ16の一人に限定されず、当然ながら複数人であっても構わない。
携帯端末12のさらなる詳細については、図9乃至図12を参照して後述する。
FNサーバ13は、携帯端末12からアクセスを受けた場合、その携帯端末12がかざされた(非接触通信を行った)R/W11を識別し、その識別結果に基づいて、R/W11の設置場所を示す位置情報を取得する。そして、FNサーバ13は、その位置情報を広告情報提供サーバ14に送信する。
FNサーバ13の位置情報の取得手法としては、特に限定されず、例えば次の第1の手法乃至第3の手法を採用できる。即ち、第1の手法とは、R/WIDのみR/W11に実装させ、FNサーバ13で位置情報データベース(例えば後述する図16参照)に基づき位置情報に変換する手法である。本実施の形態では、この第1の手法が採用されている。第2の手法とは、緯度経度情報などをR/W11の内部に保持する手法である。第3の手法とは、R/W11が(携帯網ではない)ネットワークを介してFNサーバ13と繋がっており、位置情報が配信されるという手法である。
広告情報提供サーバ14は、その位置情報で示されるR/W11の設置場所の周辺の情報、例えば広告等の情報を検索し、それをFNサーバ13に送信する。
FNサーバ13は、広告情報提供サーバ14から送信されてきた情報、例えば広告等の情報を、携帯端末12に対して選択的に配信する。
なお、FNサーバ13と広告情報提供サーバ14との通信形態は特に限定されない。
また、FNサーバ13の台数は、図1の例では1台とされているが、当然ながら1台に限定されず、複数台でも構わない。同様に、広告情報提供サーバ14の台数は、図1の例では1台とされているが、当然ながら1台に限定されず、複数台でも構わない。
このように、本実施の形態では、FNサーバ13は、位置情報データベース及びそれに基づいた広告配信システムのサーバとして機能している。これに対して、広告情報提供サーバ14は、広告情報蓄積及び提供サーバとして機能している。
次に、図1の構成の情報処理システムの動作の概略について、図2を参照して説明する。
R/W 11は、携帯端末12がかざされるのを常時待ち状態で待っているとする。この状態で、ステップS1において、ユーザ16により携帯端末12がR/W11にかざされると、R/W11は、携帯端末12の非接触ICカード内のメモリとR/W11の設定値とから必要な情報を取得する。
続けて、R/W11は、三者間通信機能を発揮して、ステップS2において、携帯端末12にメッセージ送信し、ステップS3において、携帯端末12内でWebブラウザを起動させる。その際、R/W11は、処理結果がOKかNGかの区別を明確にしたリアクション、例えば光や音によるリアクションを行うことができる。また、R/W11は、携帯端末12がかざされた結果を内部のメモリにログとして記録することもできる。
なお、以上のステップS1乃至S3の処理の詳細については、図12を参照して後述する。
ここで、ステップS2の処理で送信されるメッセージについて説明する。
例えば本実施の形態では、図3に示されるようなメッセージが採用されている。
即ち、本実施の形態では、URL、非接触ICチップID、R/WID、およびサービスIDがその順番で並んで構成されるメッセージが採用されている。
URLとは、FNサーバ13のサイトに接続するためのURLである。
非接触ICチップIDとは、携帯端末12を一意に特定するための識別子である。本実施の形態では、非接触ICカードの製造番号が非接触ICチップIDとして採用されている。非接触ICチップIDは、ステップS1の処理でR/W11にかざされた携帯端末12から取得される。また、非接触ICチップIDは、FNサーバ13のサイトでは問い合わせ対応用や将来のサービス提供のために使用される。具体的なパラメータ仕様としては例えば、Aが非接触ICチップIDを示すパラメータとされ、そのパラメータ値は、A=01234567のように数桁乃至十数桁の英数字で構成することができる。
R/WIDとは、R/W11を一意に特定するための識別子であり、FNサーバ13によって採番されて、予めR/W11に設定される。FNサーバ13は、採番したR/WIDと、それにより特定されるR/W11の位置情報とを対応付けて管理しいる(後述する図16参照)。これにより、FNサーバ13は、R/WIDから位置情報を割り出すことができる。具体的なパラメータ仕様としては例えば、BがR/WIDを示すパラメータとされ、そのパラメータ値は、B=00000014のように、数桁乃至十数桁の英数字で構成することができる。
サービスIDとは、R/W11が設置される会場や店舗等のサービス事業者を特定するための識別子であり、FNサーバ13によって採番されて、予めR/W11に設定される。即ち、FNサーバ13のサイトは、サービスIDから特定されるサービス事業者ごとにカスタマイズされたトップページ等を示すことになる。具体的なパラメータ仕様としては例えば、CがサービスIDを示すパラメータとされ、そのパラメータ値は、C=00000002のように、数桁乃至十数桁の英数字で構成することができる。
図2に戻り、このようなメッセージがステップS2の処理で送信され、ステップS3の処理でブラウザが起動されると、携帯端末12の画面21には、例えば、FNサーバ13のサイトに接続するための画像21Aが表示される。
ユーザ16が、携帯端末12を操作してFNサーバ13のサイトへの接続を指示すると、具体的には例えば、画像21Aの「はい」というリンク先URLをクリックすると、携帯端末12は、ステップS4において、FNサーバ13に対してhttpリクエストを送信する。このhttpリクエストには、ステップS2の処理で送信されたメッセージも含まれるとする。
ステップS5において、FNサーバ13は、自身のサイトのトップページを携帯端末12に表示すべく、httpレスポンスを携帯端末12に対して送信する。
これにより、携帯端末12の画面21には、FNサーバ13のサイトのトップページとして、例えば画像21Bが表示される。なお、トップページの構成例は、図2の画像21Bに特に限定されない。例えば、別のトップページの具体例を、図4や図5を参照して後述する。
ここで、画像21Bに表示されている「お得情報」とは、R/W11の設置場所の周辺の情報、具体的には周辺店舗情報(広告情報)であるとする。
この場合、ユーザ16が、携帯端末12を操作して「お得情報」の取得を指示すると、具体的には例えば、画像21Bの「お得情報はこちら」という文字のうちの「こちら」というリンク先URLをクリックすると、携帯端末12は、ステップS6において、FNサーバ13に対してhttpリクエストを送信する。
FNサーバ13は、このhttpリクエストを受けて、ステップS4の処理で受信したメッセージのうちのR/WIDからR/W11を識別し、そのR/W11の設置場所を特定して、その設置場所を示す位置情報を取得(解釈)する。即ち、後述する図16に示されるように、各R/W11毎に、そのR/WIDと、その設置場所とが対応付けられてFNサーバ13によって管理されている。これにより、R/WIDから、R/W11を識別し、その設置場所を特定し、その設置場所を位置情報として解釈することが可能になる。
ステップS7において、FNサーバ13は、解釈した位置情報を広告情報提供サーバ14に送信する。
ステップS8において、広告情報提供サーバ14は、位置情報に基づいて周辺店舗情報(広告情報)を検索して、FNサーバ13に送信する。
ステップS9において、FNサーバ13は、自身のサイトの携帯端末12上の表示を、周辺店舗情報(広告情報)の掲載サイトに遷移すべく、ステップS6のhttpリクエストに対する応答として、httpレスポンスを携帯端末12に対して送信する。
これにより、携帯端末12の画面21には、周辺店舗情報(広告情報)の掲載サイトとして、例えば画像21Cが表示される。即ち、図2の例では、「バーAAA」、「居酒屋BBB」、および「エステCCC」が、R/W11の設置場所の周辺店舗情報(広告情報)として、携帯端末12に表示されることになる。なお、周辺店舗情報(広告情報)の掲載サイトの構成例は、図2の画像21Cに特に限定されない。例えば、かかる掲載サイトの別の具体例を、図5や図6の図面を参照して後述する。
なお、ユーザ16が、携帯端末12を操作して事業者サイト(FNサーバ13のサイトとは別のサービス事業者のサイト)への接続を指示すると、具体的には例えば、画像21Bの「事業者サイトはこちら」という文字のうちのリンク先URLをクリックすると、携帯端末12は、ステップS10において、サービス事業者のサイトに接続する。
次に、図4乃至図7を参照して、FNサーバ13のサイトの具体的な画面構成例について説明していく。
図4と図5は、FNサーバ13のサイトのトップページの画像の例を示している。
図4の画像21B1は、CP領域とMS領域とから構成されている。一方、図5の画像21B2は、CP領域、MS領域、および広告領域から構成されている。
FNサーバ13は、メッセージに含まれるサービスIDに基づいて、図4の画像21B1と、図5の画像21B2とのうちのいずれか一方をトップページとして選択して、選択した方の画像をトップページとして携帯端末12に表示させる。換言すると、サービスIDで特定されるサービス事業者、即ち、R/W11が設置される会場や店舗等のサービス事業者は、携帯端末12に表示させるトップページとして、図4の画像21B1と、図5の画像21B2とのうちのいずれか一方を自身の判断で選択することができる。
CP領域は、 サービスIDに基づいて動的に生成される領域であって、そのサービスIDで特定されるサービス事業者の支配下の領域である。ここで、ある者の支配下とは、その者の判断で画像の構成が変更可能であることを意味する。
例えば図4や図5の例では、CP領域には、 CPロゴ画像51,61、 テキスト文52,62、及び、リンク先URL53,63が含まれている。例えば本実施の形態では、 テキスト文は、全て合わせて、最大文字数35文字(全角)、最大行数3行となるようにCP領域が構成されている。また例えば本実施の形態では、リンク先は最大5個まで作成可能なようにCP領域が構成されている。
もっとも、図4や図5のCP領域は例示に過ぎず、例えば、 テキスト文やリンク先URL等は、サービスIDによっては生成されない場合もある。
MS領域は、FNサーバ13の管理者の支配下の領域である。即ち、MS領域は、FNサーバ13の管理者の判断で画像の構成が変更可能な領域である。
例えば図4のMS領域には、 テキスト文54及びリンク先URL55が含まれている。これに対して、図5のMS領域には、テキスト文64のみが含まれ、リンク先URLは含まれていない。
もっとも、図4や図5のCP領域は例示に過ぎず、例えば、 テキスト文やリンク先URL等は、サービスIDによっては生成されない場合もある。
広告領域は、広告情報提供サーバ14から配信される広告情報等、即ち、本実施の形態では、R/W11の設置場所を示す位置情報に基づいて広告情報提供サーバ14に選択された情報、具体的には例えば、図2でいう周辺店舗情報(広告情報)等を掲載する領域である。
広告領域は、ティッカー広告領域と、一般広告領域とにさらに区分される。
ティッカー広告領域は、ティッカーにより広告情報等を表示させる領域である。ティッカーとは、特定範囲内に文字列等を流して表示させる表示方式のことをいう。即ち、ティッカー広告領域内において、広告情報等を構成する文字列が流れて表示されることになる。なお、ティッカー広告領域の表示は必須ではなく、サービスIDに基づいて、ティッカーとして広告情報等を直接表示するか否かがFNサーバ13によって判断される。また、ティッカーとして広告情報等を表示する場合も、その表示数は、FNサーバ13によって可変できるようになされている。また、ティッカー広告領域の文字列を流さないで表示、即ち、静止表示させる構成を取ることも可能である。
一般広告領域は、広告情報等を静止表示させる領域である。広告情報等の表示数は、FNサーバ13によって可変できるようになされている。
もっとも、広告情報等の表示数や表示種類等は、特に限定されず、例えば、位置情報データベース(例えば後述する図16参照)に基づきS/NIDから変換される位置情報に応じて選択的に可変できるようにしてもよい。具体的には例えば、商業施設の位置情報では、ショップ情報の広告を増やす一方、ビジネス施設の位置情報では、ビジネス情報の広告を増やすことができる。また、都会の位置情報では、表示数を増やす一方、田舎の位置情報では、表示数を減らすこともできる。
さらにまた、例えば、広告情報等の表示数や表示種類等は、サービスIDに応じて選択的に可変できるようにしてもよい。換言すると、サービスIDは、位置情報以外の属性情報として利用することが可能であり、FNサーバ13は、属性情報(サービスID)に基づいた選択的な情報配信も可能となる。
このような広告領域は、図5の例ではトップページの画像21B2に含まれている。よって、トップページとして図5の例の画像21B2が採用されている場合、図1の情報処理装置の動作は、図2の例と対応させて説明すると次のようになる。
即ち、図2のステップS4のhttpリクエストが行われると、先に、ステップS7の位置情報送信とステップS8の周辺店舗情報(広告情報)配信とが行われ、ステップS5のhttpレスポンスが行われる。すると、図2の画像21Bの代わりに、図5の画像21B2が携帯端末12の画面21に表示されることになる。なお、図5の画像21B2の最下段の「もっと見る」というリンク先URLがクリックされると、ステップS6とS9の処理が実行されて、携帯端末12の画面21の表示が、画像21B2から、図6の画像62に遷移する(後述する図7参照)。
これに対して、図4の例では、広告領域はトップページの画像21B1に含まれていない。よって、トップページとして図4の例の画像21B1が採用されている場合、図1の情報処理装置の動作は、図2の例と対応させて説明すると次のようになる。
即ち、図2のステップS4のhttpリクエストが行われて、ステップS5のhttpレスポンスが行われると、図2の画像21Bの代わりに、図4の画像21B1が携帯端末12の画面21に表示されることになる。この状態で、ユーザ16によってMS領域のリンク先URL55がクリック操作されると、ステップS6のhttpリクエストが行われ、続いてステップS7の位置情報送信とステップS8の周辺店舗情報(広告情報)配信とが行われ、ステップS9のhttpレスポンスが行われる。すると、図2の画像21Bの代わりに、今度は、図6の画像62が携帯端末12の画面21に表示されることになる。
換言すると、図4の例のトップページの画像21B1が携帯端末12の画面21に表示されている場合には、ユーザ16によってMS領域のリンク先URL55がクリック操作されることで、携帯端末12の画面21が、トップページの画像21B1から図6の画像62に遷移する。
この画像62は、CP&MS領域と、広告領域とから構成されている。CP&MS領域はサービスIDで特定されるサービス事業者またはFNサーバ13の管理者の支配下の領域である。即ち、MS領域は、サービスIDで特定されるサービス事業者またはFNサーバ13の管理者の判断で画像の構成が変更可能な領域である。
具体的には例えば、携帯端末12をR/W11にかざして、その結果、周辺店舗情報(広告情報)を取得して使用したユーザ16に対して景品を贈与する仕組みが、FNサーバ13のサイトに組み込まれているとする。このため、図6の例では、かかる景品をユーザ16が取得するための操作を行う画像がCP&MS領域に含まれるように、画像62が構成されている。
即ち、画像62が携帯端末12の画面21に表示されている状態で、ユーザ16によってCP&MS領域の「プレゼントGETはこちらから!!!」というテキスト文章のうちの「こちら」の部分のリンク先URLがクリックされると、httpリクエストが行われる。
このとき、httpリクエストを送信してきた携帯端末12は、景品を贈与すべき正当な端末であるか否かの認証処理がFNサーバ13によって行われるとする。そして、景品を贈与すべき正当な端末である条件として、メッセージに含まれる非接触ICチップIDが正常であること、および、広告領域に含まれる1以上のリンク先URLがクリックされたことが規定されているとする。
この場合、上述の条件を何れも満たせば、認証処理が成功(OK)となり、FNサーバ13は、景品の贈与を促す図7の画像63を携帯端末12に表示させるべく、httpレスポンスを行う。すると、携帯端末12の画面21が、図7の画像62から画像63に遷移する。なお、画像63は、FNサーバ13のサイト内の画像ではなく、外部サイトの画像であっても構わない。
これに対して、上述の条件のうちの「広告領域に含まれる1以上のリンク先URLがクリックされたこと」という条件が満たさなければ、認証処理が失敗(NG)となり、FNサーバ13は、認証処理が失敗したことを示す図7の画像64を携帯端末12に表示させるべく、httpレスポンスを行う。すると、携帯端末12の画面21が、図7の画像62から画像64に遷移する。
また、上述の条件のうちの「メッセージに含まれる非接触ICチップIDが正常であること」という条件が満たさなければ、認証処理が失敗(NG)となり、FNサーバ13は、認証処理が失敗したことを示す図7の画像65を携帯端末12に表示させるべく、httpレスポンスを行う。すると、携帯端末12の画面21が、図7の画像62から画像65に遷移する。
このように、図7は、FNサーバ13のサイトの画面の遷移の一例を示している。図7において、第1の画像におけるリンク先URLから、第2の画像に引かれた矢印は、第1の画像におけるリンク先URLがクリックされた場合、携帯端末12の画面21が、第1の画像から第2の画像に遷移することを示している。
以上、図4乃至図7を参照して、FNサーバ13のサイトの具体的な画面構成例について説明した。
次に、図8乃至図16を参照して、図1の情報処理システムの各構成要素の詳細について説明していく。
図8は、R/W11、即ちリーダ/ライタ装置11の管理手法を説明する図である。
図8に示されるように、R/W11は、パーソナルコンピュータ等で構成される管理装置71が伝送媒体72によって接続されると、管理装置71によって管理が可能になる。なお、伝送媒体72は、特に限定されず、例えばLANケーブルやシリアルケーブル等を採用することができる。
管理装置72は、例えばFNサーバ13の管理者等によって操作される。即ち、FNサーバ13の管理者等は、管理装置21を操作することで、R/W11の設定やログの管理をすることが可能になる。具体的には例えば、メッセージに含める URL,R/WID,サービスIDの設定や、 RTC(時刻)の設定が可能になる。また例えば、ログ閲覧、 ログ吸い上げ (CSV形式)、 ログ初期化等のログ管理もできる。
次に、図9乃至図12を参照して、携帯端末12の詳細について説明する。
図9は、携帯端末12の機能的構成例を示している。
携帯端末12は、非接触ICカード102(以下、非接触IC102と適宜略記する)、コントローラ103、およびアプリケーションメモリ104を含むように構成されている。ここで、「含む」と記述した理由は、携帯端末12には別の機能ブロックも構成要素として含まれる場合があるからである。即ち、例えば携帯端末12が携帯電話として構成されている場合には、通信機能、音声/画像処理機能、表示機能等を実現する機能ブロックが構成要素として含まれ得るからである。
コントローラ103は、R/W11から送信されたアプリケーションを指定する情報(以下、実行アプリケーション情報と適宜称する)を、非接触IC102を介して取り込んで 実行制御する。アプリケーションメモリ104は、LEDアプリケーションプログラム(LED:発光ダイオード)、Webブラウザのアプリケーションプログラム、音声制御や振動機能のアプリケーションプログラム(サウンド/バイブレーション)等の各種アプリケーションプログラムを記憶する。
コントローラ103は、オペレーションシステム機能(OS)、ディスクドライバ機能、およびアプリケーションマネージャ機能を有している。これら各機能は、例えはソフトウエアとして実現することが可能である。即ち、コントローラ103は、各ソフトウエアのプログラムに基づいて上述の各機能に対応する動作を行うことができる。
非接触IC102は、 R/W11との間で非接触的な近距離通信を行う。
非接触IC102は、例えば図10に示される構成を取ることができる。非接触IC102には、アンテナ111、RF(RF:Radio Frequency)112、揮発性メモリ113、制御部114、および不揮発性メモリ121が設けられている。
アンテナ111は、R/W11との間で非接触的な近距離通信がなされた情報の送受信を行。RF112は、アンテナ111を介して送受信される情報に対して各種情報処理を施す。揮発性メモリ113は、RF112からの情報を一時的に書き込む。即ち揮発性メモリ113は、いわゆるバッファメモリである。制御部114は、非接触IC102の全体の動作を制御する。
また、非接触IC102には、送信端子115(Tx端子)、受信端子116(Rx端子)、および接地端子117(GND端子)が設けられている。送信端子115は、アンテナ111とRF112を介して送信されてくる情報が供給される端子である。受信端子116は、アンテナ111とRF112とを介して受信された情報が出力される端子である。
また、非接触IC102には、制御部114の制御に基づいて、通信状態に応じて印加される電圧がハイレベル(H)とローレベル(L)との間で切り替わる端子118(IBO3端子)、端子119(VRO端子)、および端子120(PPO_ON端子)が設けられている。
具体的には、端子118は、R/W11から特殊コマンドが受信された際に、制御部114の制御に基づいて、印加される電圧が「H」から「L」に切り替わるようになされている。また、端子119は、R/W11との間で通信が開始されると、制御部114の制御に基づいて、印加される電圧が 「H」から「L」に切り替わるようになされている。また、端子120は、R/W11から特殊コマンドが受信された際に、制御部114の制御に基づいて、印加される電圧が「H」から「L」に切り替わるようになされている。
ここで、携帯端末12の動作の一例について説明していく。
まず、非接触IC102は、R/W11との通信時には、R/W11からの電力供給により動作し、コントローラ103との通信時には、コントローラ103からの電力供給により動作する。
非接触IC102は、R/W11から電力供給を受けている場合は、R/W11のクロック周波数に基づいて通信を行い、コントローラ103から電力供給を受けている場合は、コントローラ103のクロック周波数に基づいて通信を行う。このR/W11との通信時におけるクロック周波数と、コントローラ103との通信時におけるクロック周波数とは異なる。このため、この非接触IC102は、R/W11との通信時には、コントローラ103との間の通信はできないようになっており、反対に、コントローラ103との通信時には、R/W11との間の通信はできないようになっている。
次に、非接触IC102は、R/W11との通信時には、制御部114によって、端子120に印加される電圧がローレベル(L)に制御され、コントローラ103との通信時には、端子120に印加される電圧がハイレベル(H)に制御されるようになされている。
また、非接触IC102は、R/W11との通信時には、制御部114により、端子119に印加される電圧がローレベル(L)に制御され、コントローラ103との通信時には、端子119に印加される電圧がハイレベル(H)に制御されるようになされている。
また、非接触IC102は、通常時の通信では、制御部114により、端子119に印加される電圧が、常時、ハイレベルに制御され、後述する「特殊コマンド」を受信した場合に、この端子119に印加される電圧がローレベルに制御されるようになされている。
非接触IC102のこれら端子118,119,120は、それぞれコントローラ103と接続されている。コントローラ103は、各端子118,119,120に印加されている電圧のレベルに基づいて、非接触IC102の通信状態を認識するようになされている。
なお、このように非接触IC102の通信対象が、R/W11からコントローラ103或いはコントローラ103からR/W11に変わることで、各端子 118,119,120に対する電圧の印加状態が変更制御される。なお、以下、非接触IC102とR/W11との通信時における非接触IC102の通信状態(非接触IC102の各端子118,119,120に対する電圧の印加状態)を「第1の通信状態」と称し、非接触IC102とコントローラ103との通信時における非接触IC102の通信状態を「第2の通信状態」と称する。
図11は、「特殊コマンド」を用いない場合におけるR/W11と携帯端末12との間の通信動作を説明するためのシーケンス図である。
図11に示されるように、まず、R/W11と携帯端末12との間の距離が一定の距離以下となると(R/W11に対して携帯端末12がかざされて近接されると)、R/W11からの電磁誘導により非接触IC102に対して電源供給が開始される。
R/W11からの電源供給が開始されると、制御部114が、端子119及び端子120に印加する電圧をそれぞれローレベルに下げ、非接触IC102の通信状態を「第1の通信状態」に遷移させる。
そして、非接触IC102とR/W11との間の距離が一定距離以上となるまでの間(R/W11から携帯端末12が遠ざかるまでの間)、非接触IC102に記憶されている情報(本実施の形態では非接触ICチップIDとして採用される非接触IC102の製造番号の他、残高情報等の各種情報)をR/W11との間で送受信する。また、本実施の形態では、図3のメッセージが、R/W11から非接触IC102に送信される。
次に、非接触IC102とR/W11との間の距離が一定距離以上となった場合(R/W11から携帯端末12が遠ざかった場合)、R/W11からの電磁誘導により非接触IC102に対して電源が供給できない状態となる。非接触IC102の制御部114は、R/W11からの電波のレベルを常時監視しており、R/W11からの電波のレベルが所定レベル以下となった場合に、非接触IC102とR/W11との間の距離が一定距離以上となったものと認識し、制御部114が、端子119及び端子120に印加する電圧をそれぞれハイレベルに上げ、非接触IC102の通信状態を「第2の通信状態」に遷移させる。
なお、非接触IC102とR/W11との間の距離が一定距離内であってもR/W11からの制御(例えば搬送波の停止など)により「第2の通信状態」に遷移させてもよい。
非接触IC102が、この「第2の通信状態」となると、非接触IC102に対してコントローラ103からの電源が供給され、コントローラ103との間の通信が可能となる。コントローラ103は、非接触IC102が「第2の通信状態」に遷移すると、非接触IC102と通信を行い、前述の第1の通信状態において、R/W11から非接触IC102に取り込まれた情報の取り込みを行う。そして、コントローラ103は、この非接触IC102から取り込んだ情報に基づいて動作する。
ここで、図11のシーケンスでは、次のような問題が生ずる場合もある。
即ち、R/W11から非接触IC102に取り込まれた情報をユーザ16がスムーズに利用するには、ユーザ16が携帯端末12の操作に精通している必要があ る。ユーザ16が非接触IC102に取り込まれた情報を画面21に表示させるアプリケーションを起動できない場合や、非接触IC102の利用の仕方を理解していないユーザ16は、非接触IC102を有効に利用することができないおそれがある。
また、携帯端末12に対して所望の動作をさせるためには、携帯端末12に設けられているキーの押下操作等の所定の操作を行って、携帯端末12に操作内容を伝達するか、或いは、タイマ設定により、携帯端末12側に所定の動作を自動的に行わせるといった手法しか採用できない。
また、携帯端末12に非接触IC102を設けた場合、画面21に非接触IC102に記憶されている情報の内容を表示させる動作は可能である。ただし、かかる動作を行うためには、ユーザ16が携帯端末12をR/W11に近接させ、何らかのアクションをとった後、携帯端末12のキーの押下操作をする等してアプリケーションを起動させなければならない。即ち、携帯端末12をR/W11に近接させただけで、自動的に携帯端末12側のアプリケーションを起動して動作させることはできない。
そこで、携帯端末12は、自身の非接触IC102と、R/W11との間での通信中に、R/W11から非接触IC102に対して「特殊コマンド」を送信させ、非接触IC102の通信状態を第1の通信状態から第2の通信状態に遷移させ、コントローラ103と非接触IC102との通信を可能とすることができる機能を有している。即ち、かかる通信機能が、上述した三者間通信機能である。かかる三者間通信機能の発揮により、R/W11,非接触IC102及び内部のコントローラ103との間の通信に弾力性を持たせ、R/W11からプッシュの形態で指定されたアプリケーションを携帯端末12側でスムーズに起動して実行できるようになるのである。
図12は、三者間通信機能が発揮される場合の通信動作、即ち、「特殊コマンド」を用いた場合におけるR/W11と携帯端末12との間の通信動作を説明するためのシーケンス図である。
図12に示されるように、R/W11に対して携帯端末12が近接されると、上述の如く非接触IC102の端子120に印加される電圧が、制御部114によりローレベルとされ、非接触IC102は、第1の通信状態でR/W11との間で通信を行う。
この際、R/W11は、携帯端末12側で起動させるアプリケーションを指定する実行アプリケーション情報(データP)を非接触IC102に送信すると共に「特殊コマンドA」を非接触IC102に送信する。例えば図2の例と対応させるならば、実行アプリケーション情報(データP)として、Webブラウザを指定する情報が送信されることになる。
また、図2の動作と対応させるならば、この際ステップS2の処理が実行され、本実施の形態では図3のメッセージが、R/W11から非接触IC102に送信される。
非接触IC102の制御部114は、R/W11から送信された実行アプリケーション情報を揮発性メモリ113に記憶制御する。また、非接触IC102の制御部114は、R/W11から「特殊コマンドA」を受信したタイミングで、端子119に印加する電圧を、ハイレベルからローレベルに制御して、非接触IC102の通信状態を第1の通信状態から第2の通信状態に遷移させる。
上述のように、非接触IC102の端子118,119,120は、それぞれコントローラ103と接続されている。さらに具体的には、非接触IC102の端子118は、コントローラ103の割り込み端子に接続されている。
このため、コントローラ103は、割り込み端子に印加される電圧がハイレベルとなったことを検出すると(=非接触IC102の端子118のに印加される電圧がハイレベルとなったことを検出すると)、非接触IC102との通信を開始し、非接触IC102の揮発性メモリ113に記憶された実行アプリケーション情報(データ P)の送信リクエストを行う。
非接触IC102の制御部114は、この送信リクエストを受信すると、揮発性メモリ113に記憶されている実行アプリケーション情報をコントローラ103に送信する。
このようにコントローラ103により実行アプリケーション情報が取り込まれると、R/W11から非接触IC102に対して「特殊コマンドIA」の送信が可能となる。非接触IC102は、この「特殊コマンドIA」を受信すると、端子118に対してハイレベルの電圧を印加する。これにより、「特殊コマンドA」 により一時的に形成した非接触IC102とコントローラ103との間の通信ラインをクローズする。
なお、この例では、R/W11から非接触IC102に特殊コマンドIAが送信された際に、非接触IC102の制御部114が端子118に印加する電圧をハイレベルとして、非接触IC102とコントローラ103との間の通信を終了させることとした。ただし、この例に限定されず、例えば、非接触IC102からコントローラ103に対して実行アプリケーション情報を送信した後に、端子118に印加する電圧をハイレベルとして、非接触IC102とコントローラ103との間の通信を終了させるようにしてもよい。また、携帯端末12がR/W11から遠ざかることで、R/W11からの電波のレベルが所定レベル以下となったことを非接触IC102の制御部114が検出し、このタイミングで端子118に印加する電圧をハイレベルとして非接触IC102とコントローラ103との間の通信を終了させてもよい。これにより、「特殊コマンドIA」の送受信行程を省略することができる。
次に、コントローラ103は、上述のように実行アプリケーション情報の取り込みを行うと、図9のディスクドライバやアプリケーションマネージャに基づいて動作することで、実行アプリケーション情報に対応するアプリケーションプログラムをアプリケーションメモリ104から読み出し、この読み出したアプリケーションプログラムに対応するアプリケーションを実行制御する。図2の動作と対応させるならば、この一連の処理こそが、ステップS3の処理であり、Webブラウザが起動されることになる。
次に、図13乃至図16を参照して、FNサーバ13の詳細について説明する。
図13は、FNサーバ13の構成例を示している。
図13において、CPU(Central Processing Unit)201は、ROM(Read Only Memory)202、または記憶部208に記憶されているプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM(Random Access Memory)203には、CPU201が実行するプログラムやデータなどが適宜記憶される。これらのCPU201、ROM202、およびRAM203は、バス204により相互に接続されている。
CPU201にはまた、バス204を介して入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる入力部206、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部207が接続されている。CPU201は、入力部206から入力される指令に対応して各種の処理を実行する。そして、CPU201は、処理の結果を出力部207に出力する。
入出力インタフェース205に接続されている記憶部208は、例えばハードディスクからなり、CPU201が実行するプログラムや各種のデータを記憶する。
通信部209は、インターネットやローカルエリアネットワークなどのネットワークを介して外部の装置と通信する。
本実施の形態では、通信部209は、携帯端末12と通信する。また、通信部209は、広告情報提供サーバ14と通信する。
また、通信部209を介してプログラムを取得し、記憶部208に記憶してもよい。
入出力インタフェース205に接続されているドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア211が装着されたとき、それらを駆動し、そこに記録されているプログラムやデータなどを取得する。取得されたプログラムやデータは、必要に応じて記憶部208に転送され、記憶される。
図14と図15には、FNサーバ13が有する機能が示されている。具体的には、FNサーバ13の業務分類は、トランザクション業務と管理業務とに大別される。前者のトランザクション業務に関する機能が図14に示されており、後者の管理業務に関する機能が図15に示されている。
トランザクション業務としては、図14に示されるように、機能1−1乃至1−8が存在する。
機能1−1とは、リクエスト受付機能およびブラウザ起動の機能である。具体的には、機能1−1とは、R/W11からブラウザ起動のメッセージ送信を受けて、携帯端末12からFNサーバ13へ送られてきたリクエストを受け付ける、といった機能である。
機能1−2とは、 TOP・広告画面作成機能&レスポンス送信機能および3キャリアの機能である。具体的には、機能1−2とは、携帯端末12から送られてきたリクエストに含まれるサービスIDをFNサーバ13で持つ変換TBLを使って最適なメッセージ・ロゴ画像・リンク先URL、広告情報一覧をTOPページや広告ページに表示する、即ち、例えばトップページとして、上述の図4の画像21B1または図5の画像21B2を構成させる、といった機能をいう。
機能1−3とは、R/W ID を位置情報に変換する機能である。具体的には、機能1−3とは、携帯端末12から送られてきたリクエストに含まれるR/W IDをFNサーバ13で持つ変換TBLを使って位置情報に変換する、といった機能をいう。例えば、位置情報は、「郵便番号又は住所又は緯度・経度」とすることができる。
具体的には例えば、FNサーバ13は、図16に示されるようなデータベースを管理している。即ち、図16のデータベースによって、複数のR/W11毎に、管理番号、R/WID、サービスID、設置店舗、Zip(日本国の場合には郵便番号)、State(日本国の場合には都道府県)、City(日本国の場合には市町村)、およびAddress Line(日本国の場合には市町村以下の住所)が登録されて管理されている。そこで、FNサーバ13は、かかるデータベースを用いて、携帯端末12から送られてきたリクエストに含まれるR/W IDを特定し、特定されたR/WIDと同一行の「Zip」や「State,City,Address Line」そのものまたはそれらの加工情報を位置情報として解釈する、といった機能が機能1−3である。なお、「Zip」や「State,City,Address Line」そのものが、上述の「郵便番号又は住所」に対応する。一方、加工情報が「緯度・経度」に対応する。
図14に戻り、機能1−4とは、位置情報送信機能および広告配信サーバ(広告情報提供サーバ14)との通信機能である。具体的には、機能1−4とは、位置情報を、広告配信サーバ、即ち、広告情報提供サーバ14のインタフェース仕様に基づき、広告情報提供サーバ14へ送信する、といった機能をいう。
機能1−5とは、広告情報取得機能である。具体的には、機能1−5とは、広告情報提供サーバ14に位置情報を送信して、そのレスポンスとして広告情報を受け取る、といった機能をいう。
機能1−6とは、画面作成&レスポンス送信機能および3キャリアのである。具体的には、機能1−6とは、広告情報提供サーバ14から受け取った広告情報から、各携帯キャリアや機種に応じた画面、例えば上述の図5や図6の広告領域を含む画面を作成して、携帯端末12へレスポンスを送る、といった機能をいう。
機能1−7とは、広告クリック認証機能である。具体的には、機能1−7とは、広告クリック時に非接触ICチップIDと紐づいたクリック証明情報をFNサーバ13に保存し、クリックした人のみデジタルコンテンツのダウンロードを実施できる、といった機能をいう。
機能1−8とは、ログ格納機能である。具体的には、機能1−8とは、アクセスページログをDB(データベース)に格納する機能をいう。ここで、ログ内容としては、アクセスタイムスタンプ,アクセスページ,非接触ICチップID,RWID,サービスID,キャリア,ユーザエージェント・・・等が存在する。
このようなトランザクション業務に対して管理業務としてFNサーバ13が有する機能には、図15に示されるような機能2−1乃至2−9が存在する。
機能2−1乃至2−3とは、R/W管理機能である。
具体的には、機能2−1とは、R/WID管理機能である。即ち、R/WIDと、サービス事業者が持つR/W11と紐付けた情報の追加、変更、削除を行う機能が、機能2−1である。
機能2−2とは、R/WIDから位置情報に変換する際のTBLを管理する機能である。即ち、R/WIDと位置情報の対応を紐付けた情報の追加、変更削除を行う機能、具体的には例えば上述した図16のデータベースの更新作業を行う機能が、機能2−2である。
機能2−3とは、R/WID広告情報提供IF(インタフェース)接続情報管理機能である。即ち、R/WIDごとに広告情報提供サーバ14に接続するパラメータの登録、変更、削除を行う機能が、機能2−3である。
機能2−4乃至2−6が、サービス事業者管理機能である。
具体的には、機能2−4とは、サービス事業者基本情報管理機能である。サービス事業者の社名などの基本情報の登録、変更、削除を行う機能が、機能2−4である。
機能2−5とは、サービス事業者広告情報提供IF接続情報管理機能である。即ち、サービス事業者ごとに広告情報提供サーバ14に接続するパラメータの登録、変更、削除を行う機能が、機能2−5である。
機能2−6とは、サービスIDから広告掲載条件に変換するTBLを管理する機能である。即ち、サービスIDと広告掲載条件情報の対応を紐付けた情報の追加、変更、削除を行う機能が、機能2−6である。
機能2−7乃至2−9が、ログ管理機能である。
具体的には、機能2−7とは、ログ操作機能である。即ち、FNサーバ13に出力されたログの検索、エクスポート、削除を行う機能が、機能2−7である。機能2−7の発揮により、ページ、日付、非接触ICチップID、サービスID、R/WID、キャリア、ステータス、機種名、広告ショップ名など各種条件での検索が可能となる。
機能2−8とは、利用状況分析機能である。即ち、サービスの利用状況を、FNサーバ13内で分析、及び、広告情報提供者(広告情報提供サーバ14の管理者)やサービス事業者に提供するための件数計算を行う機能が、機能2−8である。機能2−8の発揮により、「ページ、日付、非接触ICチップID、サービスID、R/WID、キャリア、ステータス」での検索が可能になる。
機能2−9とは、広告クリック集計機能である。即ち、広告情報提供者(広告情報提供サーバ14の管理者)から受け取るフィー、FN(FNサーバ13の管理者)からサービス事業者に再配分するフィーを算出するための件数計算を行う機能が、機能2−9である。より具体的には例えば、各広告コンテンツのクリック数をカウントする機能が、機能2−9である。機能2−9の発揮により、日付、サービスID、ティッカー、一般広告ごとの集計一覧が可能になる。
次に、図17乃至図19を参照して、図1乃至図15を用いて上述した情報処理システム、即ち、本発明が適用される情報処理システムの動作と、従来の動作との比較について述べる。
はじめに、従来の動作として、既存の位置情報連携配信を採用した場合の比較について述べる。即ち、図17が、既存の位置情報連携配信に必要な一連の動作を説明する図である。図18が、図17と比較するための図であって、本発明が適用される情報処理システムの一連の動作を説明するための図である。
図17に示されるように、既存の位置情報連携配信を行うためには、ステップS21乃至S27の工程が必要であった。
即ち、ステップS21において、ユーザは、従来の携帯端末を操作して、情報提供者のサイトに自らアクセスしていた。なお、情報提供者のサイトが、本発明が適用される情報処理システムのFNサーバ13のサイトに対応する従来のサイトの一例である。これにより、従来の携帯端末の画面には例えば画像301が表示されることになる。そこで、ステップS22において、ユーザは、従来の携帯端末を操作して、例えば「付近の地図」というメニューを選択してクリックする操作を行っていた。
すると、ステップS22において、従来の携帯端末は、位置情報取得指示を出していた。この間、従来の携帯端末の画面には、例えば画像302が表示されていた。
ステップS23において、従来の携帯端末は、GPS機能により位置情報を取得していた。このステップS23が完了するまでには通常数十秒もの時間がかかり、この間、従来の携帯端末の画面には、例えば画像303が表示し続けていたことになる。
ステップS24において、従来の携帯端末は、確認完了のため、例えば画像304を画面に表示させていた。
ステップS25において、従来の携帯端末は、位置情報の送信許可をユーザに求めるべく、例えば画像305を画面に表示させていた。
ユーザが、従来の携帯端末を操作して、画像305の「はい」という文字をクリックすると、従来の携帯端末は、位置情報を(従来の)広告情報提供サーバに送信していた。なお、「従来の」という語句をカッコ書きとした理由は、本発明が適用される情報処理システムの広告情報提供サーバ14として、従来の広告情報提供サーバをそのまま適用できる可能性があるからである。
(従来の)広告情報提供サーバは、位置情報に基づいて、周辺店舗広告情報(広告情報)を検索して、情報提供者のサーバに提供していた。情報提供者のサーバは、例えば画像306を生成してサイト(広告一覧)として、従来の携帯端末に送信していた。
これにより、ステップS27において、従来の携帯端末は、サイト(広告一覧)として、画像306を画面に表示させていた。
このように、既存の位置情報連携配信を行うためには、ユーザは、ステップS21乃至S27の工程を進行させるために多くの煩雑なアクション(操作や作業)が必要であり、さらに、最終的な画像306を得るまでには数十秒以上も待たなければならない、といった問題が生じていた。
これに対して、図18に示されるように、本発明が適用される情報処理システムを用いることで、かかる問題を解決できるようになる。
即ち、ステップS31において、ユーザ16は、決済や会員証等の用途(情報入手の用途でも可能)で、携帯端末12をR/W11にかざす。即ち、ステップS31とは、上述した図2のステップS1に対応する。
よって、その後、図2のステップS2,S3が実行されてブラウザが起動され、その結果、ステップS32において、携帯端末12は、情報の送信の許可を求める画像21Aを、画面21に表示させる。なお、画像21Aとして、図18の例の代わりに図2の例を採用しても構わない。
ここで、FNサーバ13のサイトのトップページの画像21Bとして、図18に示されるような広告領域を含む画像(図5の画像21B2)が採用されているとする。
この場合、ユーザ16が、携帯端末12を操作して画像21Aの「はい」という文字をクリックすると、携帯端末12は、FNサーバ13に対してhttpリクエストを送信する。
上述した内容の繰り返しとなるが、かかるhttpリクエストが図2のステップS4のhttpリクエストであり、その後、先に、ステップS7の位置情報送信とステップS8の周辺店舗情報(広告情報)配信とが行われ、ステップS5のhttpレスポンスが行われる。
すると、ステップS33において、携帯端末12は、図18の画像21Bを画面21に表示させる。
この場合、ステップS31乃至S33に要する時間は、最大でも数秒である。図17のステップS21乃至S27に要する時間が数十秒かかることと比較すると、最終的な画像21Bを得るまでのユーザ16の待ち時間が圧倒的に短縮されていることがわかる。
さらに、ユーザが最終的な画像21Bを得るために行うアクション(操作や作業)は、携帯端末12をR/W11にかざすこと、および、画像21Aの「はい」をクリック操作すること、といったアクションだけで済む。即ち、従来より圧倒的に少ないアクションで、ユーザ16は、最終的な画像21Bを入手することができる。
次に、図19を参照して、既存の決済等他のサービスと連動させた場合の比較について述べる。即ち、図19の左側の図が、本発明が適用される情報処理システムの広告情報等を得るサービスに対して既存の決済等のサービスと連動させた場合の動作のうち、ブラウザを起動させるまでの一連の処理の一例(以下、本実施形態の処理と称する)を説明するフローチャートである。
図19の中央の図、右側の図が、本実施形態の処理に対する従来の処理の2つの例のそれぞれを説明するフローチャートである。
本実施形態の処理は、次のようなステップS41乃至S43よりなる。
ステップS41において、ユーザ16は、決済の用途(なお、会員証やチケット等の用途でも可能)で、携帯端末12をR/W11にかざす。
すると、ステップS42において、決済処理が行われる。なお、決済処理は、R/W11が行ってもよいし、FNサーバ13が行ってもよいし、その他の決済専用のサーバ等が行ってもよい。
ステップS42の決済処理は、例えば、ステップS42−1のカード存在確認処理、ステップS42−2のIDや残高等読み取り処理、ステップS42−3の残高加減算処理、および、ステップS42−4のログ書き込み等処理から構成される。
ステップS42の決済処理が完了すると、図2のステップS2,S3と同様の処理が実行されて、ステップS43において、ブラウザが起動される。
これに対して、従来の処理(QRコードと併用した場合の従来の処理)は、次のようなステップS51乃至S55よりなる。
ステップS51,S52は、ステップS41,S42に対応する工程である。また、ステップS55は、ステップS43に対応する工程である。
即ち、従来の処理(QRコードと併用した場合の従来の処理)では、本実施形態の処理と比較して、QRコード読み取り機能を起動させるステップS53、および、QRコードに近づけ、フレームを合わせて撮影するというステップS54といった工程がさらに必要になる。
また、従来の処理(別R/Wと併用した場合の従来の処理)は、次のようなステップS61乃至S64よりなる。
ステップS61,S62は、ステップS41,S42に対応する工程である。また、ステップS64は、ステップS43に対応する工程である。
即ち、従来の処理(別R/Wと併用した場合の従来の処理)では、本実施形態の処理と比較して、従来の携帯端末を別の従来のR/WにかざすというステップS63といった工程がさらに必要になる。
以上の内容をユーザのアクションの視点から換言すると、従来では、携帯端末をR/Wにかざすといったアクションの他、さらに別のアクション、例えば、QRコードに近づけ、フレームを合わせて撮影するというアクションや、従来の携帯端末を別の従来のR/Wにかざすというアクションが必要であった。これに対して、本発明が適用される情報処理システムを利用するユーザ16は、携帯端末12をR/W11にかざすというアクションをするだけで、ブラウザ起動までの間、別のアクションをする必要が無くなる。
さらに言えば、図19の従来の2つの処理を複合した処理、即ち、QRコードと別R/Wとを併用した場合の従来の処理も想定できる。或いはまた、図19の従来の2つの処理の少なくとも一方と、その他の処理、例えば決済等の後にGPS機能を併用した場合の従来の処理も想定できる。かかる場合については、さらに、アクションが少なくなるという本実施の形態の処理の効果が顕著なものとなる。
ところで、上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム記録媒体は、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアである図13のリムーバブルメディア211、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納される図13のROM202、図10の不揮発性メモリ121、図示せぬR/W11内のメモリ、図13の記憶部208を構成するハードディスクなどにより構成される。プログラム記録媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースである図13の通信部209や図10のRF112等を介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
なお、本明細書において、プログラム記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
本発明が適用される情報処理システムの構成例を示すブロック図である。 図1の情報処理システムの動作の概略例を説明する図である。 メッセージの構成例を示す図である。 図1のFNサーバのサイトの画面構成例を示す図である。 図1のFNサーバのサイトの画面構成例を示す図である。 図1のFNサーバのサイトの画面構成例を示す図である。 図1のFNサーバのサイトの画面構成例を示す図である。 図1のR/Wとその管理装置との接続状態を示す図である。 図1の携帯端末の機能的構成例を示す機能ブロック図である。 図9の非接触ICの構成例を示すブロック図である。 図9の携帯端末の動作の一例を説明する図である。 図9の携帯端末の動作の別の例を説明する図である。 図1のFNサーバの構成例を示す図である。 FNサーバの機能例を示す図である。 FNサーバの機能例を示す図である。 FNサーバが管理するR/Wのデータベースの例を示す図である。 本発明と従来の動作を比較するための、従来の動作例を説明する図である。 本発明と従来の動作を比較するための、本発明の動作例を説明する図である。 本発明と従来の動作を比較するための、本発明の本実施形態の処理、および2つの従来の処理の一例を説明する図である。
符号の説明
11 リーダ/ライタ装置(R/W), 12 携帯端末, 13 FNサーバ, 14 広告情報提供サーバ, 16 ユーザ

Claims (10)

  1. 所定距離内に存在する通信相手と非接触通信を行う非接触通信装置との間、および、前記非接触通信装置の識別子に基づいてその設置場所を特定可能な位置情報を取得してその位置情報に基づいて選択された選択情報を配信する配信装置との間で、それぞれ通信を行う情報処理装置において、
    前記情報処理装置が前記所定距離内に移動したとき、前記非接触通信装置と非接触通信を行い、前記配信装置にアクセスするためのアクセス情報、前記非接触通信装置の前記識別子、および前記非接触通信装置の設置場所のサービス事業者を特定するサービスIDを含むメッセージを取得する取得手段と、
    前記情報処理装置が前記所定距離外に移動したときまたは前記非接触通信装置により制御がなされたとき、前記配信装置との通信を可能にする第1の制御を行い、前記配信装置へのアクセスが指示されたとき、前記取得手段により取得された前記メッセージに含まれる前記アクセス情報に基づいて、前記配信装置にアクセスして、前記取得手段により取得された前記メッセージに含まれる前記識別子および前記サービスIDを送信する第2の制御を行い、その識別子およびサービスIDに対して、前記識別子に対応する前記選択情報が表示される領域と、前記サービスIDにより特定される前記サービス事業者に関する情報が表示される領域とが含まれるウェブページのデータが前記配信装置から配信されてきたとき、前記データを受信して前記ウェブページを提示する第3の制御を行う制御手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記非接触通信装置は、前記選択情報の提示とは別用途で前記設置場所に設置されており、
    前記別用途のため前記情報処理装置が前記所定距離内に移動したとき、前記取得手段は、前記メッセージを取得して、前記制御手段は、前記第1の制御乃至前記第3の制御を行う
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 複数の前記非接触通信装置が、異なる設置場所にそれぞれ設置されており、
    設置場所の違いによって、前記選択情報として選択される情報が異なっており、
    前記配信装置は、前記複数の非接触通信装置のうちの、前記情報処理装置が前記所定距離内に移動した非接触通信装置の設置場所を特定可能な前記位置情報を取得してその位置情報に基づいて選択された情報を前記選択情報として、前記データを前記情報処理装置に送信し、
    前記制御手段は、そのデータを受信して前記ウェブページを提示する前記第3の制御を行う
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 所定距離内に存在する通信相手と非接触通信を行う非接触通信装置との間、および、前記非接触通信装置の識別子に基づいてその設置場所を特定可能な位置情報を取得してその位置情報に基づいて選択された選択情報を配信する配信装置との間で、それぞれ通信を行う情報処理装置の情報処理方法において、
    前記情報処理装置が前記所定距離内に移動したとき、前記非接触通信装置と非接触通信を行い、前記配信装置にアクセスするためのアクセス情報、前記非接触通信装置の前記識別子、および前記非接触通信装置の設置場所のサービス事業者を特定するサービスIDを含むメッセージを取得し、
    前記情報処理装置が前記所定距離外に移動したときまたは前記非接触通信装置により制御がなされたとき、前記配信装置との通信を可能にし、
    前記配信装置へのアクセスが指示されたとき、取得された前記メッセージに含まれる前記アクセス情報に基づいて、前記配信装置にアクセスして、取得された前記メッセージに含まれる前記識別子および前記サービスIDを送信し、
    その識別子およびサービスIDに対して、前記識別子に対応する前記選択情報が表示される領域と、前記サービスIDにより特定される前記サービス事業者に関する情報が表示される領域とが含まれるウェブページのデータが前記配信装置から配信されてきたとき、前記データを受信して前記ウェブページを提示する
    ステップを含む情報処理方法。
  5. 所定距離内に存在する通信相手と非接触通信を行う非接触通信装置との間、および、前記非接触通信装置の識別子に基づいてその設置場所を特定可能な位置情報を取得してその位置情報に基づいて選択された選択情報を配信する配信装置との間で、それぞれ通信を行う情報処理装置を制御するコンピュータに、
    前記情報処理装置が前記所定距離内に移動したとき、前記非接触通信装置と非接触通信を行い、前記配信装置にアクセスするためのアクセス情報、前記非接触通信装置の前記識別子、および前記非接触通信装置の設置場所のサービス事業者を特定するサービスIDを含むメッセージを取得し、
    前記情報処理装置が前記所定距離外に移動したときまたは前記非接触通信装置により制御がなされたとき、前記配信装置との通信を可能にし、
    前記配信装置へのアクセスが指示されたとき、取得された前記メッセージに含まれる前記アクセス情報に基づいて、前記配信装置にアクセスして、取得された前記メッセージに含まれる前記識別子および前記サービスIDを送信し、
    その識別子およびサービスIDに対して、前記識別子に対応する前記選択情報が表示される領域と、前記サービスIDにより特定される前記サービス事業者に関する情報が表示される領域とが含まれるウェブページのデータが前記配信装置から配信されてきたとき、前記データを受信して前記ウェブページを提示する
    ステップを含む制御処理を実行させるプログラム。
  6. 情報を配信する情報処理装置において、
    非接触通信装置の設置場所の所定距離内に携帯端末が移動したとき、前記非接触通信装置と前記携帯端末との間で非接触通信が行われ、前記情報処理装置にアクセスするためのアクセス情報、前記非接触通信装置の識別子、および前記非接触通信装置の設置場所のサービス事業者を特定するサービスIDを含むメッセージが前記非接触通信装置から前記携帯端末に送信され、そのメッセージに含まれる前記アクセス情報に基づいてアクセスされ、そのメッセージに含まれる前記識別子および前記サービスIDが前記情報処理装置に送信されてきた場合、その識別子およびサービスIDを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記識別子に基づいて、前記非接触通信装置の前記設置場所を特定可能な位置情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記位置情報に基づいて、複数の情報の中から選択された情報を選択情報として、前記選択情報が表示される領域と、前記サービスIDにより特定される前記サービス事業者に関する情報が表示される領域とが含まれるウェブページのデータを前記携帯端末に配信する配信手段と
    を備える情報処理装置。
  7. 複数の前記非接触通信装置が、異なる設置場所にそれぞれ設置されており、
    設置場所の違いによって、前記選択情報として選択される情報が異なっており、
    前記取得手段は、前記複数の非接触通信装置のうちの、前記携帯端末が前記所定距離内に移動した非接触通信装置の識別子を取得し、
    前記取得手段は、その識別子に基づいて、前記携帯端末が前記所定距離内に移動した前記非接触通信装置の設置場所を特定可能な前記位置情報を取得して、
    前記配信手段は、その位置情報に基づいて選択された情報を前記選択情報として、前記データを前記携帯端末に配信する
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 情報を配信する情報処理装置の情報処理方法において、
    非接触通信装置の設置場所の所定距離内に携帯端末が移動したとき、前記非接触通信装置と前記携帯端末との間で非接触通信が行われ、前記情報処理装置にアクセスするためのアクセス情報、前記非接触通信装置の識別子、および前記非接触通信装置の設置場所のサービス事業者を特定するサービスIDを含むメッセージが前記非接触通信装置から前記携帯端末に送信され、そのメッセージに含まれる前記アクセス情報に基づいてアクセスされ、そのメッセージに含まれる前記識別子および前記サービスIDが前記情報処理装置に送信されてきた場合、その識別子およびサービスIDを取得し、
    取得された前記識別子に基づいて、前記非接触通信装置の前記設置場所を特定可能な位置情報を取得し、
    その位置情報に基づいて、複数の情報の中から選択された情報を選択情報として、前記選択情報が表示される領域と、前記サービスIDにより特定される前記サービス事業者に関する情報が表示される領域とが含まれるウェブページのデータを前記携帯端末に配信する
    ステップを含む情報処理方法。
  9. 情報を配信する情報処理装置を制御するコンピュータに、
    非接触通信装置の設置場所の所定距離内に携帯端末が移動したとき、前記非接触通信装置と前記携帯端末との間で非接触通信が行われ、前記情報処理装置にアクセスするためのアクセス情報、前記非接触通信装置の識別子、および前記非接触通信装置の設置場所のサービス事業者を特定するサービスIDを含むメッセージが前記非接触通信装置から前記携帯端末に送信され、そのメッセージに含まれる前記アクセス情報に基づいてアクセスされ、そのメッセージに含まれる前記識別子および前記サービスIDが前記情報処理装置に送信されてきた場合、その識別子およびサービスIDを取得し、
    取得された前記識別子に基づいて、前記非接触通信装置の前記設置場所を特定可能な位置情報を取得し、
    その位置情報に基づいて、複数の情報の中から選択された情報を選択情報として、前記選択情報が表示される領域と、前記サービスIDにより特定される前記サービス事業者に関する情報が表示される領域とが含まれるウェブページのデータを前記携帯端末に配信する
    ステップを含む制御処理を実行させるプログラム。
  10. 非接触通信機能と通信機能とを有する携帯端末と、前記非接触通信機能により前記携帯端末と非接触通信をする非接触通信装置と、前記通信機能により前記携帯端末と通信をして情報を配信する配信装置とを含む情報処理システムにおいて、
    前記非接触通信装置の設置場所の所定距離内に前記携帯端末が移動したとき、前記非接触通信装置は、前記携帯端末と非接触通信を行い、前記配信装置にアクセスするためのアクセス情報、前記非接触通信装置の識別子、および前記非接触通信装置の設置場所のサービス事業者を特定するサービスIDを含むメッセージを生成し、前記携帯端末に送信し、
    前記携帯端末は、前記メッセージを取得し、自身が前記所定距離外に移動したときまたは前記非接触通信装置により制御がなされたとき、前記配信装置との通信を可能にする準備処理を実行し、前記配信装置へのアクセスが指示されたとき、取得された前記メッセージに含まれる前記アクセス情報に基づいて、前記配信装置にアクセスして、取得された前記メッセージに含まれる前記識別子および前記サービスIDを送信し、
    前記配信装置は、前記識別子および前記サービスIDを取得し、その識別子に基づいて、前記非接触通信装置の前記設置場所を特定可能な位置情報を取得して、その位置情報に基づいて、複数の情報の中から選択された情報を選択情報として、前記選択情報が表示される領域と、前記サービスIDにより特定される前記サービス事業者に関する情報が表示される領域とが含まれるウェブページのデータを前記携帯端末に配信し、
    前記携帯端末は、前記データを取得して、前記ウェブページを提示する
    情報処理システム。
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