JP5813334B2 - 発酵食品の発酵感・熟成感増強剤 - Google Patents
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[1] (a)グルタミン酸ナトリウムを10重量%以上(好ましくは15%以上)、
(b)イノシン酸ナトリウム及びグアニル酸ナトリウムを、総量で1重量%以上(好ましくは1.5%以上)、並びに
(c)2-フランメタノール及び5-メチル-2-フランメタノール
を含む酵母エキスの呈味成分及び/又はにおい成分を有効成分とする、発酵食品の風味増強剤。
[2](a)グルタミン酸ナトリウムを10重量%以上(好ましくは15%以上)、
(b)イノシン酸ナトリウム及びグアニル酸ナトリウムを、総量で1重量%以上(好ましくは1.5%以上)、並びに
(c)2-フランメタノール及び5-メチル-2-フランメタノール
を含む酵母エキスを有効成分とする、発酵食品の風味増強剤。
[3]発酵感及び熟成感を増強するものである、[1]又は[2]い記載の剤。
[4]発酵食品が、発酵食品が、キムチ、漬物、味噌、甜麺醤、醸造酒を用いた食品、又はフォスファターゼ活性が残存する食品である、[1]〜[3]のいずれか1項に記載の剤。
[5](c)ピラジン類、2-フランメタノール、5-メチル2-フランメタノール、及び3-メチルブタナールを含む酵母エキスを有効成分とする、発酵食品の風味増強剤。
[6]ピラジン類が、2,5-ジメチルピラジン、2,3-ジメチルピラジン及び2-エチル3-メチルピラジンを含む、[5]に記載の剤。
[7](a)グルタミン酸ナトリウムを10重量%以上(好ましくは15%以上)、(b)イノシン酸ナトリウム及びグアニル酸ナトリウムを、総量で1重量%以上(好ましくは1.5%以上)、並びに(c)2-フランメタノール及び5-メチル-2-フランメタノールを含む酵母エキスを添加する工程を含む、発酵食品における、風味の増強方法。
[8]酵母エキスを、発酵食品における濃度が0.01〜0.5%となるように添加するものである、[7]に記載の方法。
本発明で「酵母エキス」というときは、特に記載した場合を除き、酵母菌体から溶媒により抽出した抽出物を指す。抽出物の精製物、濃縮物及び乾燥物も「酵母エキス」に含まれる。酵母エキスは、液状、ペースト状であることがあり、粉末状であることもある。
本発明で酵母エキスに関連して、グルタミン酸ナトリウムの含量をいうときは、特に記載した場合を除き、酵母エキス中に含まれる遊離アミノ酸のうちのグルタミン酸を、グルタミン酸ナトリウム一水和物(C5H8NNaO4・H20 分子量187.13)相当量として表した値をいう。グルタミン酸ナトリウムは、グルタミン酸ソーダ、2-アミノペンタン二酸ナトリウムということもあり、またMSG(monosodium glutamate)と表されることもある。
本発明で酵母エキスに関連してイノシン酸ナトリウム及びグアニル酸ナトリウムの含量をいうときは、特に記載した場合を除き、酵母エキス中に含まれるイノシン酸及びグアニル酸を、イノシン酸ナトリウム(C10H11N4O8P 2Na 分子量 392.2)の7水和物及びグアニル酸ナトリウム(C10H12N5O8P 2Na 分子量407.2)の7水和物相当量として表した値をいう。イノシン酸ナトリウムは、5'-イノシン酸二ナトリウムということもあり、IMP・2Naと表されることもある。グアニル酸ナトリウムは、5'-グアニル酸二ナトリウムということもあり、GMP・2Naと表されることもある。イノシン酸ナトリウム及びグアニル酸ナトリウムをまとめて、IGと称することもある。
本発明者らの詳細な検討によると、上述のようなグルタミン酸ナトリウム含量が高く、かつイノシン酸ナトリウム及びグアニル酸ナトリウム含量が高い酵母エキス(本明細書では、「本発明品」ということがある。)は、特徴的なにおい成分として、下記を有することが判明した。
(1)ピラジン類(ピラジン又はピラジン骨格に1以上の置換基を有するピラジン誘導体をいう。特に、2,5-ジメチル-ピラジン、2,3-ジメチル-ピラジン、2-エチル-3-メチル-ピラジン);
(2)フランメタノール類(2-フランメタノール、又は2-フランメタノール骨格に1以上の置換基を有する2-フランメタノール誘導体をいう。特に、2-フランメタノール、5-メチル-2-フランメタノール);及び
(3)3-メチル-ブタノール(イソバレルアルデヒド)。
本発明に用いられる酵母エキスは、いずれの場合も、含有される遊離アミノ酸の含量が高いことが好ましい。好ましい態様においては、酵母エキスは、100g中、20g以上、好ましくは、25g以上、より好ましくは30g以上の遊離アミノ酸を含む。また、いずれの場合も、含有される遊離アミノ酸中、グルタミン酸の占める割合が高いことが好ましい。好ましい態様においては、遊離アミノ酸のうち、40%以上、好ましくは45%以上、より好ましくは50%以上をグルタミン酸が占める。
本発明の酵母エキスは、既存の、MSG高生産性の株、又はIG高生産性の株の中から、必要に応じ育種・選抜し、MSG高生産性であり、かつIG高生産性でもある株をスクリーニングすることで得られる酵母を用いて製造することができる。
酵素分解法において用いられる酵素は、食品製造において生体成分を分解する際に用いられる酵素であれば、特に限定されるものではなく、例えば、酵母の細胞壁を分解し得る酵素、タンパク質分解酵素、核酸分解酵素、又はこれらの組み合わせを用いることができる。また、核酸分解酵素として、5’-ホスホジエステラーゼを用いることがより好ましい。イノシン酸、グアニル酸の酵母エキス中の含量を多くすることができるからである。
本発明は、上述の酵母エキスを含む、発酵食品における風味改善剤を提供する。
(酵母の培養)
テーブルマーク株式会社保有の製パン用酵母、サッカロミセス・セレビジエ(Saccharomyces cerevisiae)のライブラリーの中から、得られる酵母エキスのMSG濃度とIG濃度を指標として選抜した種酵母を用いて、撹拌培養を行い、菌体分離後、洗浄して酵母菌体を得た。
この菌体を、酵素処理によりエキス分を抽出し、加熱により酵素を失活させた後に遠心分離によりエキス分を回収した。さらに70℃20分の加熱殺菌、100meshでろ過後、直ちにスプレードライヤーにて乾燥し、酵母エキスを得た。得られた酵母エキスについて確認したところ、MSG及びIG含量が、通常の酵母エキスに比較して高いことが分かった。[酵母エキスの呈味成分の分析]
GC/MS(機器名:GC:VARIAN CP-3800 GC/MS:VARIAN 300-MS)を用い、各酵母エキスのにおい成分を分析した。本実施例では、特に示した場合を除き、下記の条件で分析を行った。
(1)ピラジン類(特に、2,5-dimethyl-pyrazine、2,3-dimethyl-pyrazine、2-ethyl-3-methyl-pyrazine);
(2)フランメタノール類(特に、2-furanmethanol、5-methyl-2-furanmethanol);及び
(3) 3-methyl-butanal(イソバレルアルデヒド)
これらの成分の内、2-furanmethanol、5-methyl-2-furanmethanolは、これまで酵母エキスに含有されていることは知られていなかった。
1.白菜キムチ
下表の配合で、キムチ用調味料を調合した。
上述の条件で調製した白菜キムチを冷凍保管して置き、30gにカットして測定専用の袋に充填し、室温まで解凍して、においセンサー(匂い識別装置 FF-1、島津製作所)に供した。解析ソフト(A smell)を使用した。
キムチの発酵感・熟成感に関する評価を、味覚センサーを用いて行った。前述と同様のキムチ用調味料を用い、下記の条件で、大根キムチを調製した。
本発明品の主要におい成分を、キムチ風鍋スープに添加し、発酵感・熟成感の増強効果があるか検証を行った。
実施例3と同じ配合のキムチ風鍋スープに、本発明品を0.0005〜1.0%となるように添加し、有効量の範囲を確認・評価した。
結果を下表に示した。
1.の本発明品の添加効果を検証するため、同じ甜醤を用い、本発明品により味噌感がどの程度アップするか、味覚センサーにて確認することとした。
八丁味噌にハイマックスGLとバーテックス IG 20を1.25、2.5、5.0(%)と添加し、練りこみ分散させた後、4%に希釈し、官能評価に供した。喫食時の酵母エキス濃度は、それぞれ0.05、0.1、0.2%である。
2-1の本発明品の添加効果を検証するため、同じ八丁味噌を用い、本発明品により味噌感がどの程度アップするか、よく訓練されたパネラー7名にて官能評価を実施した。具体的には、八丁味噌4%に本発明品0.1%添加した溶液が、八丁味噌4.0、5.0、6.0%希釈品のどの濃度に匹敵するか、以下配合の味噌溶液を作成し、評価した。
Claims (7)
- (a)グルタミン酸ナトリウムを10重量%以上、
(b)イノシン酸ナトリウム及びグアニル酸ナトリウムを、総量で1重量%以上 、並びに
(c)2-フランメタノール及び5-メチル-2-フランメタノール
を含む酵母エキスの呈味成分及び/又はにおい成分を有効成分とする、発酵食品の発酵感及び熟成感を増強する風味増強剤。 - (a)グルタミン酸ナトリウムを10重量%以上、
(b)イノシン酸ナトリウム及びグアニル酸ナトリウムを、総量で1重量%以上、並びに
(c)2-フランメタノール及び5-メチル-2-フランメタノール
を含む酵母エキスを有効成分とする、発酵食品の発酵感及び熟成感を増強する風味増強剤。 - 発酵食品が、キムチ、漬物、味噌、甜麺醤、醸造酒を用いた食品、又はフォスファターゼ活性が残存する食品である、請求項1又は2に記載の剤。
- (c)ピラジン類、2-フランメタノール、5-メチル2-フランメタノール、及び3-メチルブタナール
を含む酵母エキスを有効成分とする、発酵食品の発酵感及び熟成感を増強する風味増強剤。 - ピラジン類が、2,5-ジメチルピラジン、2,3-ジメチルピラジン及び2-エチル3-メチルピラジンを含む、請求項4に記載の剤。
- (a)グルタミン酸ナトリウムを10重量%以上、
(b)イノシン酸ナトリウム及びグアニル酸ナトリウムを、総量で1重量%以上、並びに
(c)2-フランメタノール及び5-メチル-2-フランメタノール
を含む酵母エキスを添加する工程を含む、発酵食品における発酵感及び熟成感を増強する、風味の増強方法。 - 酵母エキスを、発酵食品における濃度が0.01〜0.5%となるように添加するものである、
請求項6に記載の方法。
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