JP5812053B2 - ショートアーク型放電ランプ - Google Patents

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Description

この発明はショートアーク型放電ランプに関し、特に、陰極電子放射部に電子放射性物質を含有する陰極が設けられたショートアーク型放電ランプに係わるものである。
通常、映写機用の光源として使用されるキセノンが封入されたショートアーク型放電ランプや、半導体露光、LCD露光用などの光源として利用される水銀を封入したショートアーク型放電ランプでは、直流点灯方式のランプが使用されている。
その典型的な一例が図1に示されている。放電ランプ100は発光部40とその両端の封止部50、50とからなる発光管60を有し、前記発光部40内には、陰極10と陽極20とが対向配置されていて、直流点灯される。
このように、放電ランプを直流点灯することで、アークの輝点を陰極先端に固定し、点光源とすることで光学系と組み合わされた時に高い光の利用効率を実現するものとされている。
このような直流点灯方式の放電ランプに用いられる陰極は、定常点灯時に常時電子を放出する役割を担うため、電子放射を容易にすべく、高融点金属に電子放射性物質を混入して構成されたものが多用されている。
そして、この電子放射性物質としては、点光源および高輝度が要求される放電ランプにおいては、陰極先端の動作温度を高くできるものとしてトリウムが一般的に使用されている。しかしながら、トリウムは放射性物質であるため、昨今ではその扱いが厳しく規制されてきており、陰極にトリウムを用いざるを得ないとしても、トリウム含有量を極限まで減らすことが要求されている。
このような観点から、陰極先端にのみトリウムを含有したチップを設けるようにした陰極構造が、上記した昨今の要請にマッチしたものとして使用されるようになってきている。
従来、このような陰極の先端に電子放射性物質を含有させたチップを設けた構造のものとして、例えば、特開昭62−241253号公報(特許文献1)に示されるように、電極基材に有底穴からなる凹部を形成し、この凹部に電子放射性物質を含有したチップを圧入などの手段で機械的に埋設したものが知られており、また、特開2011−154927号公報(特許文献2)に示されるように、電極基材に対して電子放射性物質のチップを拡散接合したものが知られている。
ところが、上記従来技術においては、それぞれ下記のような問題点がある。
特許文献1に示された陰極構造では、高融点金属の電極基材に形成された凹部に、電子放射性物質を含有した焼結体(チップ)を圧入する方法では、焼結体の密度が低く耐久も低いので、圧入時にチップあるいは電極基材が破損することがあり、歩留まりが悪くなるという問題がある。
また、特許文献2のものでは、高融点金属からなる電極基材と、電子放射性物質を含有した焼結体とを、高温中で加圧当接させて、拡散接合により接続する。その方法として例えば、放電プラズマ焼結法(SPS焼結法)が挙げられるが、まず、この放電プラズマ装置は高価であるため、工業的に生産可能なまで設備を整えるのに高いコストを要するという問題がある。
そして、その製造工程では、接合させる部材同士を当接した状態で圧力を加え、所定の焼結温度まで昇温させた後、この状態を一定時間保持しなければならない。このため、製造に多大な熱量と時間を要することになる。このように、異種の材料を結合して陰極材を製造することには様々な困難がつきまとっていた。
特開昭62−241253号公報 特開2011−154927号公報
この発明が解決しようとする課題は、先端に易電子放射性物質を含有する電子放射部を設けた放電ランプ用陰極において、簡便な構造により製造が容易で製造コストが低く、かつ破損しにくい構造の陰極を提供することである。
上記課題を解決するために、本願発明は、発光管内に陰極および陽極が対向配置され、前記陰極は、易電子放射性物質としてトリウムが添加されたタングステンからなる電子放射部と、タングステンからなる電極本体部と、を具備するショートアーク型放電ランプにおいて、前記電極本体部の先端側に凹部と、該凹部の周囲に環状平坦面部とが形成され、前記電子放射部は、先端が円錐台形状であり、その後端側が該凹部に収容されるとともに先端側が該凹部より突出していることを特徴とする。
また、本願発明は、前記電子放射部は、先端面とその後端側に連続する第1のテーパ面部を備え、前記電極本体部は、該第1のテーパ面部のテーパ面を延長して形成される仮想テーパ面よりも内側に配置されることを特徴とする。
また、本願発明は、前記電極本体部は、環状平坦部面の後端側に連続する第2のテーパ面部を備え、
該第1のテーパ面部のテーパ面を延長して形成される仮想テーパ面と、該第2のテーパ面部のテーパ面とが一致することを特徴とする。
また、本願発明は、前記電子放射部の一部の表面には、前記環状平坦面部から先端に向かって炭化タングステン部が形成されていることを特徴とする。
また、本願発明は、前記電子放射部の先端面と、その後端側に連続する第1のテーパ面部と、その後端側に連続し前記凹部より突出している円柱状側面部と、前記電極本体部の環状平坦面部と、その後端側に連続する第2のテーパ面部の、各々の表面の総面積からなるテーパ部面積S1と、前記炭化タングステン部が形成された領域の総面積からなる炭化面積S2とが、0.1≦S2/S1≦0.35の関係を満たすことを特徴とする。
前記電子放射部は、先端が円錐台形状をしており、最先端に位置する平面状の先端面部と、この先端面より後端側に連続するテーパ面状のテーパ面部と、このテーパ面部より後端側に連続する円柱状側面部を備えており、
前記電極本体部は、前記環状平坦面部の後端側にテーパ面部と、その後端側に向かって直線状に伸びる円柱状側面部を備えており、
前記電子放射部の前記円柱状側面部の直径aと、前記環状平坦面部の幅bと、前記電極本体部の円柱状側面部の直径cの比率は、0.16 ≦ b/a ≦ 0.24 、且つ、a/c≧0.39 の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載のショートアーク型放電ランプ。
また、本願発明は、前記電子放射部の後端は前記電極本体部の凹部の底面と当接されるよう該凹部に収容されており、前記電子放射部の後端と前記電極本体部の間には、環状の空隙が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、陰極は電子放射部の後端側の部分が電極本体部の先端側に形成された凹部に収容され、この凹部の開口面の部分が一定の幅を有する環状平坦面部に囲まれていることにより、環状保持部が一定の肉厚を有して電子放射部を保持する構造である。これにより、簡便な構造により製造が容易で製造コストが低く、かつ破損しにくい構造の陰極を提供することができる。
また、本発明によれば、電極本体部は、第1のテーパ面部のテーパ面を延長して形成される仮想テーパ面よりも内側に配置されることにより、第1のテーパ面部の外側を通過してきた光を遮蔽することがない。
また、本発明によれば、第1のテーパ面部のなすテーパ面の延長上にある仮想テーパ面と、第2のテーパ面部12のなすテーパ面を一致させることにより、先端温度の過度な上昇を防止し、かつ熱応力による破損を防止することができる。
また、本発明によれば、電極本体部の凹部より突出した電子放射部の一部の表面に、環状平坦面部から先端に向かって炭化タングステン部が形成されていることにより、酸化物の状態で含有されている易電子放射性物質の還元を促進するとともに、電極本体部の破損を防止することができる。

また本発明によれば、電子放射部の先端面と、第1のテーパ面部と、その後端側に連続し前記凹部より突出している円柱状側面部と、環状平坦面部と、第2のテーパ面部の各々の表面の総面積からなるテーパ部面積S1と、前記電子放射部に形成された炭化タングステン部の総面積からなる炭化面積S2との面積比率(S2/S1)が10%以上に規定されることにより、電子放射部に含有される易電子放射性物質の還元を不足なく行えるためランプ寿命を長くすることができる。また、S2/S1が35%以下に規定することで、過剰な炭素供給に伴う先端形状の変形や、ランプの黒化を防止することができる。
また本発明によれば、前記電子放射部の先端が円錐台形状をしており、最先端に位置する平面状の先端面部と、この先端面より後端側に連続するテーパ面状のテーパ面部と、このテーパ面部より後端側に連続する円柱状側面部を備えており、前記電子放射部の前記円柱状側面部の直径aと環状平坦面部の幅bの比率(b/a)が16%以上に規定することにより、電極本体部と電子放射部の熱膨張差に伴う応力負荷で電極本体部にクラックや割れが生じることがなく、b/aを24%以下に抑えることで電子放射部の直径aが相対的に小さくならず、易電子放射性物質の供給に悪影響を来すことがない。
また上記条件に加えて、前記電子放射部の前記円柱状側面部の直径aと電極本体部の円柱状側面部の直径cの比率(a/c)が39%以上とすることで、電極本体部に対する電子放射部の大きさが担保され、陽電子放射性物質の供給が不足することがない。
また本発明によれば、電子放射部から電極本体部への熱伝導を良好なものとするため、電子放射部の後端が電極本体部の凹部の底面と当接される。この際、電子放射部を電極本体部に嵌め合わせているため、各々の熱膨張差に伴う応力負荷が前記凹部の局部に応力集中してしまうが、前記電子放射部の後端と前記電極本体部の間に環状の空隙を形成することで、前記の応力負荷を緩和させることができる。
ショートアーク型放電ランプを示す図である。 本発明の第一の実施形態に係る陰極の断面図である。 本発明に係る陰極のテーパ角度について説明する断面図である。 本発明の第二の実施形態に係る陰極の図である。 本発明に係る陰極の製造工程図である。 本発明に係る環状平坦面部について説明する断面図である。 本発明における炭化面積とランプ寿命の関係を示す図である。 本発明の第三の実施形態に係る陰極の図である。
以下に図を参照しながら説明する。図1にショートアーク型放電ランプを示す。
本発明に係るショートアーク型放電ランプは、主に陰極の構造に係るものであり、それ以外の構成については一般的なショートアーク型放電ランプと同様であるから、その説明には図1を用いる。
放電ランプ100は発光部40とその両端の封止部50、50とからなる発光管60(両端の封止部50、50を含む)を有し、前記発光部40内には、陰極10と陽極20とが対向配置されていて、直流電流にて点灯されるものである。
発光管60内には、発光ガスとして希ガス、または希ガスおよび水銀が封入される。希ガスは具体的には例えばキセノンガスである。
図2は本発明の第一の実施形態に係る陰極を示す断面図である。
この図において、陰極10は、電極本体部1の先端側に形成された有底円筒状の凹部2の内部に、電子放射部3の後端側の部分が嵌め合わされて収容されており、先端側の部分がこの凹部2より突出している。
電子放射部3は、円錐台形状をしており、最先端に位置する平面状の先端面部31と、この先端面31より後端側に連続するテーパ面状のテーパ面部32(第1のテーパ面部32)と、このテーパ面部32より後端側に連続する円柱状側面部33(第1の円柱状側面部33)を備えている。
この電子放射部3を構成するのは、トリウムなどの易電子放射性物質(エミッタ)を備える高融点金属である。具体的には、酸化トリウム(ThO)を2wt%含有するタングステン(トリエーテッドタングステン)である。さらには、理論密度(タングステン充填率ともいう)が90%以上である、鍛造されたトリエーテッドタングステンである。
電子放射部3は、このような易電子放射性物質が含有されていることにより、先端面31の仕事関数を低下させ、点灯始動が容易になるという機能を担っている。
電極本体部1は、その先端側に形成された凹部2の周囲を囲む肉厚の部分である環状保持部5を備えている。この環状保持部5は、その先端側に凹部2の開口面の周囲に形成された、これを囲む面である環状平坦面部11を備えている。そしてこの環状平坦面部11の後端側に、テーパ面部12(第2のテーパ面部12)を備えている。
テーパ面部12の後端側は、後端側に向かって直線状に伸びる円柱状側面部13(第2の円柱状側面部13)である。
このように、電極本体部1は、電子放射部3を保持する機能を有しており、環状保持部5によって電子放射部3を強固に保持することができる。
電極本体部1を構成する材料は、高融点金属であり、具体的にはタングステンである。この「タングステン」とは添加物としてトリウムを添加していないタングステンを意味するものである。とりわけ、トリウムが添加されていない純度が高い純タングステンが好ましく、さらに好ましくは純度が99.99%以上の純タングステンである。また、電子放射部と同様に、理論密度(タングステン充填率ともいう)が90%以上であるタングステンである。
なお、放射性を有する易電子放射性物質であるトリウムを除く易電子放射性物質、例えばランタンやセリウム等の希土類金属の酸化物であれば、放射性物質に対する規制を受けないため電極本体部1に含有されていてもよい。
また、電子放射部、電極本体部ともに密度が高いことにより、電子放射部3を電極本体部1の環状保持部により保持しても、電子放射部3が破損することがない。
電子放射部3に含有される易電子放射性物質は、通常、タングステンなどの高融点金属よりも熱膨張係数の高い材料であり、そのため、電子放射部3は電極本体部1よりも熱膨張係数が大きい材料である。
したがって、ランプの点灯中における1,000℃以上という温度状況では、電子放射部3と電極本体部1との間に熱応力が発生する。
本発明の陰極は、電子放射部3が先端側において開放されているため、熱応力は、軸方向ではなく周方向に発生し、特に環状保持部5の凹部2と、円柱状側面部33の間に発生する。
そのため、環状平坦面部11の厚みが無いような形状であると耐久性が低く、応力によってかかる負荷に耐え切れず、環状保持部5が破損してしまう場合がある。
したがって、環状保持部5は、先端側の環状平坦面部11に一定の幅があって肉厚が確保されていることが好ましい。
本発明では、上記したように電子放射部3が円柱状側面部33と、電極本体部1の環状平坦面部11との間による段部が形成された状態となっている。環状平坦面部11は、一定の幅を有して段部を形成していることが好ましく、幅は例えば0.8mm〜1.0mmである。
電子放射部3のうち、電極本体部1の凹部2に埋設されている後方の部分は、易電子放射性物質貯蔵部として機能する。すなわち、凹部2より突出していないこの部分に蓄えられた易電子放射性物質は、電子放射部3の先端側に含有されていた易電子放射性物質が、蒸発により陰極先端から消失した後に、漸次後端側より先端側へ供給されるというものである。
また、電極本体部1は、第1のテーパ面部32のなすテーパ面の延長上にある仮想テーパ面VTFよりも内側に位置することが好ましい。ここで内側とは、電極中心軸に近づく方向であり、離れる方向を外側とする。
図3に本発明に係る陰極のテーパ角度を示す。第1のテーパ面部32のテーパ角度αは、輝点Pより放射される光を遮蔽しないこと、一定の体積を有することで熱容量を確保し先端温度が過度に上昇しないこと、および電極本体部1が熱応力によって破損しないことを考慮して定められる。
まず、第2のテーパ面部12が第1のテーパ面部32の延長線上より外側に位置することとなると、輝点から放射された光を遮蔽することとなってしまう。
そのため、まず電極本体部1、例えばこの図においては第2のテーパ面部12は、第1のテーパ面部32のなすテーパ面の延長上にある仮想テーパ面VTFよりも内側に位置することが好ましい。
これにより、第1のテーパ面部32の外側を通過してきた光を遮蔽せずに通過させることができる。
また、第2のテーパ面部12は、第1のテーパ面部32の延長線上よりも内側にあればよいが、内側に配置すればするほど電極本体部1は細くなってしまう。すなわち、電極本体部1の体積が減少して熱容量が低下するため、先端温度の過度な上昇の要因となるし、熱応力によって電極本体部1が破損しやすくなってしまう。
そこで、第1のテーパ面部32のテーパ角度αと、第2のテーパ面部12のテーパ角度αとを等しくし、かつ、第1のテーパ面部32のなすテーパ面の延長上にある仮想テーパ面VTFと、第2のテーパ面部12のなすテーパ面を一致させることがより好ましい。これにより、光の遮蔽を防止することに加えて、先端温度の過度な上昇を防止し、かつ熱応力による破損を防止することができる。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る陰極を示す図である。本実施形態においては、後述する炭化タングステン部を形成することのみが第一の実施形態と相違するものであるから、炭化タングステン部に関する説明以外は、第一の実施形態と同様のものであるとして説明を省略する。
この図において、電子放射部3の一部の表面には、環状平坦面部11から先端側に向かって炭化タングステン部34が設けられている。さらに詳細には、環状平坦面部11より先端側の領域であって、凹部2より突出している円柱状側面部331、および第1のテーパ面部32の一部の表層に形成されている。
また、凹部2に収容されている円柱状側面部332の表面には 炭化タングステン部34は形成されていない。
この炭化タングステン部34は、酸化物の形態で電子放射部3に含有されている易電子放射性物質の還元を促進するとともに、先端面31に気相を介して炭素を供給するという機能を有している。
なお、この炭化タングステン部34は、過度な炭素の供給を防止するために少なくとも先端面31より後端側に所定の距離L後退した領域には設けられていない。ここで所定の距離Lは、例えば2〜6mmである。
具体的には、易電子放射性物質がトリウムであり、その酸化物が酸化トリウム(ThO)である場合、炭化タングステン部34が形成された電子放射部3の表面において、所定の温度条件の下、ThO+2WC→Th+4W+2COという反応が生じる。この反応が生じることにより、酸化物の形態で含有されている易電子放射性物質の還元を促進するとともに、先端面31に気相を介して炭素を供給するという効果を奏する。
しかし、この炭化タングステン部34は、上式のとおり、酸化物が存在しない領域に形成しても、効果はあまり望めない。したがって、環状平坦面部11より先端側であって、酸化物が含有されている電子放射部3の後端側の領域に形成することが好ましい。
ここで、凹部2に収容されている円柱状側面部332に炭化タングステン部を形成してしまうと、これに接触する電極本体部1の凹部の内壁の炭化が進行してしまい、強度が低下するために破損の要因となる。そのため、凹部2に収容されている円柱状側面部332の表面には 炭化タングステン部34は形成されていないことが好ましい。
図5は、本発明にかかる陰極の製造方法を説明するための図である。
図5(A)において、電極本体部1となる円柱状の電極基材1´は、高融点金属、好適にはタングステンよりなり、特に添加物が添加されていない純度が高い純タングステンが好ましく、さらに好ましくは純度が99.99%以上の純タングステンである。
該基材1´の先端面1´Aの中心には軸方向に断面円形の有底穴からなる凹部2が形成されている。前記基材1´は、例えば、その直径がφ12mmで、長さが25mmである。凹部2は、直径がφ6mmよりも4〜12μm程度小さく形成されており、その深さは4mmである。
図5(B)に示すように、この基材1´を、凹部2の開口が上を向くように電気炉の内部に載置し、ヒータHによって約600℃程度の温度に加熱する。
そして、電子放射性物質を含有するチップ3´を用意し、加熱されて熱膨張した状態の基材1´の凹部2内に挿入する。
前記チップ3´は、電子放射性物質が添加された高融点金属であり、具体的にはタングステンに対して酸化トリウム(ThO)が2重量%添加された、理論密度が90%以上であるトリエーテッドタングステンである。
前記チップ3´の直径は、φ6mmであり、長さは14mmであるが、その直径は、常温において前記凹部2の直径に対して4〜12μmの範囲で大きいことが望ましい。また、その長さは、前記凹部2を構成する有底穴の深さ(4mm)と比較して、その全長が長く、挿入されたとき先端が基材1´より突出する。
図5(C)に示すように、加熱された状態の基材1´の凹部2にチップ3´を挿入する。チップ3´は凹部2内に完全に挿入されても、その先端は基材1´の先端面1´Aから突出する。
前記チップ3´を基材1´に挿入する段階では、基材1´は加熱されて熱膨張している状態であるので、X部拡大図に示すように、チップ3´と凹部2との間には若干の間隙Sが形成されていて、チップ3´の挿入は、圧入による必要がなく容易に挿入される。
その後、電気炉を停止させて、基材1´を常温になるまで冷却する。
図5(D)に示すように、この冷却により、基材1´は収縮して、そのX部拡大図に示すように、基材1´の凹部2とチップ3´とは密着し、その間には隙間はなくなり、基材1´とチップ3´とは嵌合される。
その後、図5(E)に示すように、基材1´およびチップ3´の先端を略テーパ状に切削加工する。
電子放射部3の先端には先端面31が残るように切削される。そして、基材1´もその環状平坦面部11が残るように切削加工されるのがよく、これにより、チップ3´を挿入する凹部2の開口周縁部分が薄肉になりすぎず、一定量の肉厚が確保できて、安定的な電子放射部3の保持ができる。
また、図4に示した陰極を製造する場合は、図5(F)に示すように、図に示すように炭化タングステン部34を所定の位置に形成する。炭化タングステン部34は、炭素を有機溶剤などのバインダと混合したものを陰極表面にハケなどにより塗布し、その後焼成することによって形成することができる。
以上説明したように、本発明の放電ランプ用陰極は、簡便な構造により、後述するように製造工程も少なく、特別な装置も必要ないので、製造コストが低く抑えられるものである。
また、冷却による収縮で接合するので、チップは全周方向から圧力を受けるため、電子放射部と電極本体部との間に応力が生じたとしても、機械的に破損することが回避することができる。
図6は、本発明に係る電子放射部の径や環状平坦面部の幅について説明したものである。電子放射部3は、先端が円錐台形状をしており、最先端に位置する平面状の先端面部31と、この先端面31より後端側に連続するテーパ面状のテーパ面部32(第1のテーパ面部32)と、このテーパ面部32より後端側に連続する円柱状側面部33(第1の円柱状側面部33)を備えている。また電極本体部1は、その先端側に形成された凹部2の周囲を囲む肉厚の部分である環状保持部5と、その先端側に凹部2の開口面の周囲に形成された環状平坦面部11とを備え、この環状平坦面部11の後端側にテーパ面部12(第2のテーパ面部12)と、その後端側に向かって直線状に伸びる円柱状側面部13(第2の円柱状側面部13)を備えている。環状平坦面部11の幅は、電子放射部3の前記円柱状側面部33の直径の大小に応じて適宜変更することが望ましい。具体的には、前記円柱状側面部33の直径aと環状平坦面部11の幅b、前記電極本体部1の円柱状側面部13の直径cの各々の比率が、0.16≦b/a≦0.24であり、且つ、a/c≧0.39の関係を満たす形態であることが好ましい。
例えば、前記電子放射部の前記円柱状側面部の直径aと環状平坦面部の幅bの比率(b/a)が16%以上に規定することにより、環状平坦面部の幅bが十分に確保されて強度が高くなり、電極本体部と電子放射部の熱膨張差に伴う応力負荷によるクラックや割れの発生を防ぐことができる。また、b/aを24%以下に抑えることで、電子放射部が相対的に小さくなりすぎず、ランプ寿命に悪影響を及ぼすことがない。加えて、電子放射部の円柱状側面部の直径aと電極本体部の円柱状側面部の直径cの比率(a/c)が39%以上に調整されることにより、電極本体部に対する電子放射部の大きさが担保され、陽電子放射性物質の供給を不足させず、ランプ寿命を悪化させることがない。
Figure 0005812053
表1は、電子放射部の円柱状側面部の直径aと環状平坦面部の幅b、電極本体部の直径cのそれぞれの比率を適宜変更した9つのサンプルを比較したものである。表1に示す評価結果は、S1、S2、S4、S6、S9は7000W、S3、S5、S7、S8は4000Wの点灯条件で継続点灯した場合のものである。尚、クラックの評価は、点灯後に電極本体部にクラックが在るものを「×」と判定した。また寿命の評価は、フリッカーに至るまでの点灯時間が500時間以下であるものを「×」と判定した。
表1に示すとおり、b/aの比率が16%以上の場合であれば、環状平坦面部の幅bが十分確保でき、電子放射部の膨張に伴う応力負荷が発生しても電極本体部にクラックや割れは生じない。また、b/aの比率が24%を超える場合においては、環状平坦面部の幅bが必要以上に大きくなり、電子放射部3が相対的に小さくなる。そのため、電子放射部3に含有される易電子放射性物質の割合が相対的に小さくなり、電子放射部から易電子放射性物質が枯渇しやすく、点灯始動性を悪化させてしまう。そのためb/aの比率は24%以下であることが好ましい。
図7は、電子放射部に形成される炭化タングステンの形成範囲と、当該ランプの寿命の関係を示したものである。尚、テーパ部面積S1は、電子放射部3の先端面31と、その後端側に連続する第1のテーパ面部32と、その後端側に連続し前記凹部より突出している円柱状側面部331と、前記電極本体部1の環状平坦面部11と、その後端側に連続する第2のテーパ面部12と、からなる表面の総面積である。また炭化面積S2は、炭化タングステン部34が形成される領域の総面積である。また図7中の破線は、従来例として陰極がトリエーテッドタングステンのみからなるランプを用いた場合の平均寿命時間である。
図7に示されるように、テーパ部面積S1における炭化面積S2は、その面積比率(S2/S1)が10%以上であることが好ましい。これは面積比率(S2/S1)が10%でランプ寿命時間が大きく延び、10%以上の範囲で比較的長い寿命時間が維持されるためである。また、従来例の平均寿命時間である500時間よりも長い寿命時間が得られる。しかしながら、炭化面積S2が増えすぎると炭素が過剰に供給され、電子放射部が歪な形状となりやすく、これはフリッカなどのちらつきの原因となり易く短寿命化してしまう。そのため、面積比率(S2/S1)は大きくとも35%以下に抑えることが好ましい。以上の点から、面積比率(S2/S1)は、0.1≦S2/S1≦0.35の範囲内で設計することが望ましい実施形態と考えられる。
図8は、本発明の第三の実施形態に係る陰極を示す図である。この実施形態においては、前記電子放射部の後端と前記電極本体部の間に環状の空隙を形成することが第一の実施形態と相違するものであり、第一の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
電極本体部1の先端側に形成された有底円筒状の凹部2の内部に、電子放射部3の後端側の部分が嵌め合わされて収容されており、先端側の部分がこの凹部2より突出している。また電子放射部3の後端は、前記凹部2の底面と当接して配置されており、前記後端の外郭と電極本体部1の間には環状の空隙7が形成されている。この環状の空隙7は、電子放射部3を電極本体部1の凹部2に嵌め合わせて収納された際に電子放射部3と電極本体部1の間に形成されるものである。
上記の環状の空隙7は、例えば、予め電子放射部3の後端の外郭を切り欠く、又は、電極本体部1の凹部内面に予め溝を設けておき、当該電子放射部3を電極本体部1に嵌め合わせることで、電極内部に形成することができる。
上記構成によれば、電子放射部3から電極本体部1への熱伝導を良好なものとするため、電子放射部3の後端が電極本体部1の凹部2の底面と当接されている。この際、電子放射部3を電極本体部1に嵌め合わせるため、各々の熱膨張差に伴う応力負荷が発生し前記凹部2の角に応力集中してしまうが、前記凹部2の角をR形状とし、かつそのR部に電子放射部3の後端が当接されないように電子放射部3の後端の外郭を切り欠くことで、前記の応力負荷を緩和させることができる。前記電子放射部3の後端と前記電極本体部1の間に環状の空隙7を形成し、当該環状の空隙7は、例えば、その断面は10μm 〜45μm 程度の大きさである。
1 電極本体部
11 環状平坦面部
12 第2のテーパ面部
13 円柱状部
2 凹部
3 電子放射部
31 先端面部
32 第1のテーパ面部
33 円柱状部
34 炭化タングステン部
5 環状保持部
1´ 電極部材
3´ チップ
H ヒータ
L 距離
P 輝点
S 間隙
VTF 仮想テーパ面
α テーパ角度
100 放電ランプ
20 陽極
40 発光部
50 封止部
60 発光管
7 環状の空隙

Claims (7)

  1. 発光管内に陰極および陽極が対向配置され
    前記陰極は、易電子放射性物質としてトリウムが添加されたタングステンからなる電子放射部と、
    タングステンからなる電極本体部と、を具備するショートアーク型放電ランプにおいて、
    前記電極本体部の先端側に凹部と、該凹部の周囲に環状平坦面部とが形成され、
    前記電子放射部は、先端が円錐台形状であり、その後端側が該凹部に収容されるとともに先端側が該凹部より突出していることを特徴とするショートアーク型放電ランプ。
  2. 前記電子放射部は、先端面とその後端側に連続する第1のテーパ面部を備え、
    前記電極本体部は、該第1のテーパ面部のテーパ面を延長して形成される仮想テーパ面よりも内側に配置されることを特徴とする請求項1に記載のショートアーク型放電ランプ。
  3. 前記電極本体部は、環状平坦部面の後端側に連続する第2のテーパ面部を備え、
    該第1のテーパ面部のテーパ面を延長して形成される仮想テーパ面と、該第2のテーパ面部のテーパ面とが一致することを特徴とする請求項に記載のショートアーク型放電ランプ。
  4. 前記電子放射部の、前記電極本体部の前記凹部より突出した一部の表面には、前記環状平坦面部から先端に向かって炭化タングステン部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のショートアーク型放電ランプ。
  5. 前記電子放射部の先端面と、その後端側に連続する第1のテーパ面部と、その後端側に連続し前記凹部より突出している円柱状側面部と、前記電極本体部の環状平坦面部と、その後端側に連続する第2のテーパ面部の各々の表面の総面積からなるテーパ部面積S1と、前記炭化タングステン部が形成された領域の総面積からなる炭化面積S2が、
    0.1 ≦ S2/S1 ≦ 0.35
    の関係を満たすことを特徴とする請求項4に記載のショートアーク型放電ランプ。
  6. 前記電子放射部は、先端が円錐台形状をしており、最先端に位置する平面状の先端面部と、この先端面より後端側に連続するテーパ面状のテーパ面部と、このテーパ面部より後端側に連続する円柱状側面部を備えており、
    前記電極本体部は、前記環状平坦面部の後端側にテーパ面部と、その後端側に向かって直線状に伸びる円柱状側面部を備えており、
    前記電子放射部の前記円柱状側面部の直径aと、前記環状平坦面部の幅bと、前記電極本体部の円柱状側面部の直径cの比率は、0.16 ≦ b/a ≦ 0.24 、且つ、a/c≧0.39 の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載のショートアーク型放電ランプ。
  7. 前記電子放射部の後端は前記電極本体部の凹部の底面と当接されるよう該凹部に収容されており、
    前記電子放射部の後端と前記電極本体部の間には、環状の空隙が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のショートアーク型放電ランプ。
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