JP5803974B2 - 化粧パネル及びそれを備えた空気調和機の室内ユニット - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、室内の冷房及び暖房を行う空気調和機(1)である。図1に示すように、空気調和機(1)は、室外に設置される室外ユニット(10)と、室内に設置される室内ユニット(20)とを有している。室外ユニット(10)は、冷媒が流れる室外回路(2)を有し、室内ユニット(20)は、冷媒が流れる室内回路(3)を有している。室外回路(2)と室内回路(3)とは、液連絡配管(4)及びガス連絡配管(5)によって互いに接続されて冷媒回路(C)を構成している。冷媒回路(C)では、充填された冷媒が循環することで、蒸気圧縮式の冷凍サイクルが行われる。
空気調和機(1)では、以下の冷房運転と暖房運転とが切り換えて行われる。
次に、空気調和機(1)の室内ユニット(20)の詳細構造について図2〜図4を参照しながら説明する。本実施形態の室内ユニット(20)は、天井埋込式に構成され、室内空間(R)に面する天井(U)の開口部(O)に挿入されて配置される室内ユニット本体(21)と、室内ユニット本体(21)の下部に設けられる化粧パネル(40)とを備えている。本実施形態では、室内ユニット本体(21)は、天井(U)の上方空間(すなわち、天井裏)において吊り下げ機構(図示を省略)によって吊り下げられている。また、室内ユニット本体(21)の下部に化粧パネル(40)を取り付けることにより、天井(U)の開口部(O)および室内ユニット本体(21)の下面が閉塞されている。
図2及び図3に示すように、室内ユニット本体(21)は、ケーシング(22)を有している。ケーシング(22)は、平面視において略正方形状の天板(23)と、該天板(23)の周縁部から下方に延びる略矩形状の4枚の側板(24)とを有し、下面に開口が形成された略直方体形状の箱形に構成されている。図2に示すように、4つの側板(24)のうちの1つの側板(24a)には、縦長の箱形の電装品箱(25)が取り付けられている。また、この側板(24a)には、室内熱交換器(32)に接続された液側接続管(8)とガス側接続管(9)とが貫通している。液側接続管(8)には、液連絡配管(4)が接続され、ガス側接続管(9)には、ガス連絡配管(5)が接続されている。
化粧パネル(40)は、ケーシング(22)の下面に取り付けられている。化粧パネル(40)は、パネル本体(41)と吸込グリル(60)とを備えている。
図2、図3、図5及び図6に示すように、パネル本体(41)は、上下方向の厚みの薄い略立方体形状に構成され、ケーシング(22)の下部に取り付けられている。パネル本体(41)には、パネル側吸込流路(42)と、4つのパネル側吹出流路(43)と、4つのパネル側面凹部(44)とが形成されている。また、パネル本体(41)の外周下端部には、天井面(U)に沿って外方に延出する略矩形枠状のパネル延出部(45)が設けられている。
吸込グリル(60)は、パネル側吸込流路(42)の下端(即ち、吸込口(42a))に取り付けられている。吸込グリル(60)は、吸込口(42a)に位置する格子状のグリル本体(61)と、グリル本体(61)の下端部の全周から4つの吹出口(43a)に向かって外方に延出する延長部(65)とを有している。吸込グリル(60)は、樹脂を射出成形することにより、グリル本体(61)と延長部(65)とが一体形成されている。吸込グリル(60)は、人が後述する凹部(81)の陰影を視認可能な程度に明度の高い色となるように構成されている。本実施形態では、オフホワイト色の樹脂によって形成されている。
図9に示すように、延長部(65)の上面とパネル本体(41)の下面との間には、4つの吹出口(43a)から吸込口(42a)側への空気の流通を規制する規制部(70)が設けられている。規制部(70)は、パネル本体(41)の下面に形成されて4つの吹出口(43a)のそれぞれに沿って延びる4つの溝部(71)と、延長部(65)の上面から4つの溝部(71)の内部に突出して該溝部(71)の長手方向に延びる突出壁(72)とによって構成されている。
室内ファン(27)が運転状態となると、室内空間(R)から吸込グリル(60)の多数の吸込孔(63)、パネル本体(41)のパネル側吸込流路(42)、ベルマウス(31)の内部空間(31a)を経由して、室内ファン(27)の羽根収容空間(29b)へ室内空気が吸い込まれる。羽根収容空間(29b)の空気は、室内ファン(27)の羽根車(30)によって搬送され、ハブ(28)とシュラウド(29)の間から径方向外方へ吹き出される。室内ファン(27)から吹き出された空気は、室内熱交換器(32)を通過する際に該室内熱交換器(32)を流れる冷媒と熱交換する。これにより、室内熱交換器(32)を通過する空気は、該室内熱交換器(32)が蒸発器として機能している場合(すなわち、冷房運転の場合)には冷却され、室内熱交換器(32)が凝縮器として機能している場合(すなわち、暖房運転の場合)には加熱される。そして、室内熱交換器(32)を通過した空気は、室内ユニット本体(21)の4つの本体側吹出流路(37)に分流した後に、化粧パネル(40)の4つのパネル側吹出流路(43)を下方に流れ、4つの吹出口(43a)から室内空間(R)に吹き出される。
上述したように、従来のような長方形状の吸込孔が形成された吸込グリルを有する室内ユニットでは、室内ユニットが視野に入る程度に離れた位置に居る人には、長方形状の吸込孔を介してその奥側の空間が見えるために、化粧パネルの吸込口部分のみが黒く見え、室内空間の美観を損なってしまう。これに対し、例えば、分厚い桟部材を用いて吸込孔の幅を狭めることで、吸込グリルの下面全体に占める開口面積の割合を低くして、吸込孔が黒く見えないようにすることが考えられるが、通風抵抗が増大するため性能が低下してしまうという問題があった。
本実施形態によれば、吸込グリル(60)のグリル本体(61)を、横断面形状が正方形状の多数の吸込孔(63)が形成されるように格子状に形成すると共に、各吸込孔(63)を形成する周壁の高さHが、該吸込孔(63)の幅長さWにtan30°を乗じた長さ以上になるように構成することとした。つまり、グリル本体(61)は、図8に示すように、頭部を軽く動かすことで無理なく室内ユニット(20)が視野に入る位置に居る人には、多数の吸込孔(63)を形成する周壁によって該吸込孔(63)の奥側の空間が見えなくなるように、上記周壁の高さHを吸込孔(63)の幅長さWに対して十分に長く構成することとした。これにより、頭部を軽く動かすことで無理なく室内ユニット(20)が視野に入る位置に居る人には、吸込孔(63)が黒く見えなくなる。このように、頭部を軽く動かすことで無理なく室内ユニット(20)が視野に入る位置に居る人に吸込孔(63)が黒く見えなくなるように、吸込孔(63)の幅長さWに対して吸込孔(63)を形成する周壁の高さHを決めることにより、吸込孔(63)の幅を狭める場合のように通風抵抗を増大させることなく意匠性を向上させることができる。また、このように、通風抵抗を増大させることなく吸込グリル(60)の意匠性の向上を図ることができる化粧パネル(40)を備えた空気調和機(1)の室内ユニット(20)を提供することができる。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
20 室内ユニット
21 室内ユニット本体
40 化粧パネル
41 パネル本体
42a 吸込口
43a 吹出口
60 吸込グリル
61 グリル本体
63 吸込孔
63a 吸込孔(外周部の吸込孔)
63b 吸込孔(内側の吸込孔)
Claims (3)
- 天井に設けられる室内ユニット本体(21)の下部に設けられる空気調和機の化粧パネルであって、
吸込口(42a)が形成されたパネル本体(41)と、
上記パネル本体(41)の吸込口(42a)に取り付けられる吸込グリル(60)とを備え、
上記吸込グリル(60)は、上記吸込口(42a)に位置し、横断面形状が正方形状で鉛直方向に直線状に延びる多数の吸込孔(63)が形成されるように格子状に形成される一方、少なくとも複数の上記吸込孔(63)を形成する周壁の高さが、該吸込孔(63)の幅長さにtan30°を乗じた長さ以上になるように構成されたグリル本体(61)を有し、
上記グリル本体(61)は、外周部の上記吸込孔(63a)の幅長さが内側の上記吸込孔(63b)の幅長さよりも短くなるように、外周部の上記吸込孔(63a)を形成する周壁の厚みが内側の上記吸込孔(63b)を形成する周壁の厚みよりも厚くなるように構成されている
ことを特徴とする空気調和機の化粧パネル。 - 請求項1において、
上記グリル本体(61)は、上記内側の吸込孔(63b)の幅長さが11mm以上15mm以下になるように構成されている
ことを特徴とする空気調和機の化粧パネル。 - 天井に設けられる室内ユニット本体(21)と、該室内ユニット本体(21)の下部に設けられる化粧パネル(40)とを備えた空気調和機の室内ユニットであって、
上記化粧パネル(40)は、請求項1又は2の化粧パネルによって構成されている
ことを特徴とする空気調和機の室内ユニット。
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