JP5802855B1 - ブロック式吸引ユニット、ブロック式給気ユニット、及びこれらを用いた環境制御装置 - Google Patents

ブロック式吸引ユニット、ブロック式給気ユニット、及びこれらを用いた環境制御装置 Download PDF

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Abstract

既存の部屋において、簡易に還気経路の設置や変更が可能で、清掃や洗浄等メンテナンスの容易な環境制御装置、及びその構成部材を提供する。本発明の吸引ユニット10は、中空の箱状をなし、室内から空気を吸引する吸引孔12aと、隣接する吸引ユニット10又は送気部3と空気を送受する連絡口11bとを備え、送気ユニット20は、中空の箱状をなし、吸引ユニット10から空気が流入する流入口20bと、給気部3へ空気が流出する流出口20cと有し、給気ユニットは室内の側壁に設けられ、中空の箱状をなし、室内へ空気を供給する給気孔と、空気を送受する連絡口と、を備える。いずれのユニットも隣接する装置と着脱自在なブロック状に構成されている。本発明の環境制御装置は、上記のブロック式ユニットの少なくとも1種を備える。

Description

この発明は、クリーンルームや無菌室等の室内環境を制御する環境制御装置、及びその構成部材に関する。
従来、クリーンルームや無菌室等では、いわゆる垂直層流式や水平層流式、乱流式で室内の空気を流送する方式が用いられている。垂直層流式は、室内空気を二重床の内側の空間へ吸い込み、ダクトを介して二重天井の内側の空間へ流送したのち、天井内のファンフィルタユニット等により塵埃等を除去しながら室内へ還流する方式である。また、水平層流式は、室内を挟んで対向する壁面を二重壁として、一方の壁から他方の壁へ空気を層状に流送する方式であり、乱流式は二重天井から給気を行い二重壁とした側壁から吸引を行う方式である。
一方、近年の医療施設では、白血病患者に対する造血幹細胞移植等の治療やセルプロセッシング等を無菌状態で行うために、既存の病室等をクリーンルームに改装するケースが増えている。ところが、上述した方式はいずれも床や天井、壁を二重構造とする必要があるため改装のための工期やコストが問題となっていた。
そこで、近年では、例えば、特許文献1や特許文献2のように、既存の床上にいわゆるフリーアクセスを用いて簡易に床を二重構造とする垂直層流式のクリーンルームが利用されている。特許文献1のクリーンルームは、フリーアクセスと移動可能な壁面(特許文献1では「間仕切り」)とによりクリーンルームの床面積を適宜に変更可能としたものである。また、特許文献2は、室内空気の清浄度に偏りをなくすため、フリーアクセスで形成した二重床内にL字形状の還気ダクトを複数配したものである。
特開昭58−182046号公報 特開2007−178065号公報
ところが、特許文献1では、ダクトを兼ねる間仕切り壁の下方から床下空間の空気を吸引するようにしているため、部屋の位置によって間仕切り壁からの距離が異なり床から空気を吸引する速度が異なるという問題がある。
これに対し、特許文献2では床下に還気ダクトを複数配し、この還気ダクトの吸引孔の位置と向きを工夫することにより、床のどの位置においても空気の吸引速度が均一となるようにしている。しかし、特許文献2のクリーンルームでは、床下の還気ダクトの設置に手間がかかるという問題や、室内のレイアウトに変更があった場合に、フリーアクセスの位置は変更できても床下の還気ダクトの位置は容易に変更できないため、レイアウトの変更範囲が制限されるという問題がある。
また、特許文献1や特許文献2のようにフリーアクセスを用いたクリーンルームでは、床下が薬品や血液等で汚れた場合に、床下の空間が一体となって広がっているため薬品や血液が広がってしまうという問題や、フリーアクセスの支持脚が床下の洗浄や除菌の邪魔になるという問題が有る。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、部屋のレイアウトやその変更に合わせて簡易に空気の流送経路の設置や変更が可能で、二重壁や二重床の内部の洗浄や除菌を容易に行える環境制御装置の提供を目的とする。
上記の課題を解決するためになされた本発明のブロック式吸引ユニット(以下単に「吸引ユニット」ともいう)は、室内から空気を吸引する吸引部と、前記吸引部から空気を流送する送気部とを備えた環境制御装置の前記吸引部に用いられ、中空の箱状をなし、室内から空気を吸引する吸引孔と、隣接する吸引ユニット又は前記送気部との間で空気を送受する連絡口と、を備え、隣接する吸引ユニット、及び/又は前記送気部に対し着脱自在なブロック状に構成されており、蓋と、前記蓋により閉塞される開口部を有する吸引ユニット本体と、を有し、前記吸引孔が前記蓋に設けられており、前記蓋は、前記吸引ユニットに直接載置又は固定され、前記吸引ユニット本体は、直方体状をなし、開口部が設けられる面に対向する底面、及び当該底面に垂直な側面が外方へ突出する突起を有さない平面に形成され、前記連絡口を内外いずれの側からも塞ぐことが可能な盲蓋を備える。
ここで、「空気を送受する連絡口」とは、空気の送り出しと受け入れの両方に用いられる連絡口と、空気の送り出し又は受け入れの一方のみに用いられる連絡口の両方を含むものとする。
このように、本発明に係るブロック式吸引ユニットは、中空の箱状をなし隣接する吸引ユニットや送気部と空気を送受する連絡口を有することから、連結することにより吸引孔から吸引した室内空気を送気部まで流送するダクトの働きをすることができる。また、着脱自在なブロック状に構成されているため、積木ブロックのように容易に組立て可能である。また、吸引ユニット本体は箱状をなすため、内部に薬品や血液がこぼれても他の場所へ広がることを防止できる。また、ブロック式吸引ユニットは着脱自在であるため、薬品や血液等で汚れた場合は、取り外して洗浄や除菌を行うことができ、洗浄するために予備の吸引ユニットと交換することもできる。また、本発明のブロック式吸引ユニットは、蓋と、前記蓋により閉塞される開口部を有する吸引ユニット本体とを有し、前記吸引孔が前記蓋に設けられていることで、蓋を開けて内部を清掃できる。
また、本発明のブロック式吸引ユニットは、室内から空気を吸引する吸引部と、前記吸引部から空気を流送する送気部とを備えた環境制御装置の前記吸引部に用いられ、中空の箱状をなし、室内から空気を吸引する吸引孔と、隣接する吸引ユニット又は前記送気部との間で空気を送受する連絡口と、を備え、隣接する吸引ユニット、及び/又は前記送気部に対し着脱自在なブロック状に構成され、蓋と、前記蓋により閉塞される開口部を有する吸引ユニット本体と、を有し、前記吸引孔が前記蓋に設けられており、前記蓋は、前記吸引ユニットに直接載置又は固定され、前記吸引ユニット本体は、直方体状をなし、開口部が設けられる面に対向する底面、及び当該底面に垂直な側面が外方へ突出する突起を有さない平面に形成され、前記吸引ユニット本体が、底面に高さ調整用のボルトを通すための貫通孔を備え、当該貫通孔が、底面より上方へ***した***部に設けられるブロック式吸引ユニットを含む。
また、前記吸引ユニット本体は、底面が正方形をなし、4つの側面のうち少なくとも1つの側面に連絡口が設けられるとともに、少なくとも1つの側面には連絡口が設けられていないことが好ましい。
また、本発明のブロック式吸引ユニットは、前記蓋と交換可能で吸引孔を有さない蓋を備えることが好ましく、蓋を吸引孔の無い蓋に交換することでダクトのみの働きをさせることができる。
また、本発明は、室内から空気を吸引する吸引部と、前記吸引部から空気を流送する送気部とを備えた環境制御装置の前記吸引部に用いられ、中空の箱状をなし、室内から空気を吸引する吸引孔と、前記送気部との間で空気を送受する連絡口と、を備え、前記送気部に対し着脱自在なブロック状に構成されたブロック式吸引ユニットであって、両端面が直角三角形の三角柱状をなし、直角を挟んだ2側面が外方へ突出する突起を有さない平面に形成されたブロック式吸引ユニットや、長板状に形成され、長手方向の1側面に断面が円弧状の傾斜が形成され、前記傾斜を室内側にして側壁と床の間に設置するよう構成されているブロック式吸引ユニット、及び当該長板状のブロック式吸引ユニットであって、短手方向の側面に前記連絡口が設けられているブロック式吸引ユニットを含む。
本出願に係る発明の参考として挙げる送気ユニットは、室内から空気を吸引する吸引部と、前記吸引部からの空気を流送する送気部とを備えた環境制御装置の前記送気部に用いられる送気ユニットであって、中空の箱状をなし、空気の流送方向上流側から空気が流入する流入口と、空気の流送方向下流側へ空気が流出する流出口と、を備え、前記吸引部、及び他の送気ユニットのうち隣接する装置に対し、着脱自在なブロック状に構成されていることを特徴とする。このように、本発明の送気ユニットは着脱自在なブロック状に構成されているため既存の壁や天井に容易に設けることができる。
本発明は、室内から空気を吸引する吸引部と、前記吸引部から空気を流送する送気部と、前記送気部により流送された空気を室外へ排気する排気部と、を備え、前記吸引部は、上記のいずれかのブロック式吸引ユニットを吸引孔を上にして床面に配設することにより構成されている環境制御装置を含む。
また、本発明は、室内から空気を吸引する吸引部と、吸引部から空気を流送する送気部と、送気部により流送された空気を室内へ給気する給気部と、を備え、前記給気部は、ブロック式給気ユニットにより構成され、前記ブロック式給気ユニットは、中空の箱状をなし、前記室内へ空気を供給する給気孔と、隣接する給気ユニット又は前記送気部との間で空気を送受する連絡口と、を備え、隣接する給気ユニット、及び/又は前記送気部に対し着脱自在なブロック状に構成され、両端面が直角三角形の三角柱状、又は両端面が直角台形の四角柱状をなし、直角を挟んだ2側面が外方へ突出する突起を有さない平面に形成され当該2側面のうちの1側面に前記連絡口が設けられている環境制御装置を含む。
また、本発明は、室内から空気を吸引する吸引部と、前記吸引部から空気を流送する送気部と、前記送気部により流送された空気を室外へ排気する排気部と、を備え、前記吸引部は、上記の直方体状のブロック式吸引ユニットが室内側を吸引口にして壁面及び床面の両方に配設されている環境制御装置を含む。
また、本発明は、対向する壁面のうち一方の壁面に吸引部を、他方の壁面に給気部を備え、前記給気部及び吸引部が、ともに上記の直方体状のブロック式吸引ユニットを壁面に配設して構成されている環境制御装置を含む。
本発明の給気ユニットは、室内に空気を供給する給気部と、前記給気部へ空気を流送する送気部とを備えた環境制御装置の前記給気部に用いられる給気ユニットであって、前記室内の側壁に設けられ、中空の箱状をなし、前記室内へ空気を供給する給気孔と、隣接する給気ユニット又は前記送気部との間で空気を送受する連絡口と、を備え、隣接する給気ユニット、及び/又は前記送気部に対し着脱自在なブロック状に構成されている。例えば、水平層流式のクリーンルームでは、給気部が側壁に設けられる。ところが、病室等の側壁では酸素や空気、吸引のアウトレットを備えたいわゆるOAV等が邪魔になることが多く、高い空気清浄度を得られる水平層流式を断念して乱流式を採用するケースが多い。このように、壁面設置型の給気ユニットをブロック式とすることで、容易に障害物を回避して、側壁に給気ユニットを設置することができる。
加えて、本発明の給気ユニットは、蓋と、前記蓋により閉塞される開口部を有するユニット本体と、を有し、前記給気孔が前記蓋に設けられており、前記蓋は、前記ユニット本体に直接載置又は固定され、前記ユニット本体は、直方体状をなし、開口部が設けられる面に対向する底面、及び当該面に垂直な側面が外方へ突出する突起を有さない平面に形成され、前記連絡口を内外いずれの側からも塞ぐことが可能な盲蓋を備える。
以上説明したように、本発明の各ブロック式ユニット、及び環境制御装置によれば、容易にダクトの機能を設けることができるとともに、ブロック式ユニットの内部の洗浄や除菌を容易に行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る環境制御装置を示した斜視図である。 図1に示した環境制御装置のブロック式吸引ユニットの斜視図である。 図2に示したブロック式吸引ユニットの吸引ユニット本体の斜視図である。 図3に示した吸引ユニット本体の(a)左側面図、(b)平面図、(c)右側面図、及び(d)正面図である。 図2に示したブロック式吸引ユニットの蓋の(a)平面図、及び(b)側面図である。 図1に示した環境制御装置のブロック式送気ユニットの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る吸引部と送気部とを組立てる様子を模式的に示 した斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る(a)環境制御装置を示した斜視図、(b)(a)に示したダクトユニットの斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る吸引部と送気部とを組立てる様子を模式的に示 した斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る(a)環境制御装置、(b)送気ユニットの斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る(a)環境制御装置を給気部の背面側から見た斜視図、(b)吸引ブロックの斜視図、(c)給気ブロックの斜視図、(d)環境制御装置を吸引部の背面側から見た斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る環境制御装置を示した系統図である。 (a)は、図12に示した環境制御装置の吸引ユニットを送気ユニットに取り付けた様子を示す斜視図、(b)は、図12の給気ユニットを壁面に取り付けた様子を示す斜視図、(c)は、(a)の吸引ユニットを背面側から見た斜視図、(d)は(b)の給気ユニットを上方から見た斜視図である。 本発明の第6実施形態に係る環境制御装置を示した斜視図である。 本発明の第7実施形態に係る環境制御装置を示した斜視図である。 (a)は、本発明の第8実施形態に係る環境制御装置を示した斜視図、(b)は、(a)の環境制御装置の一部を分解して示した斜視図である。 (a)は、本発明の第9実施形態に係る環境制御装置を示した斜視図、(b)は、(a)の環境制御装置の一部を拡大、分解して示した斜視図である。 (a)は、本発明の第10実施形態に係る環境制御装置を示した斜視図、(b)は、(a)の環境制御装置の一部を分解して示した斜視図である。 本発明の第11実施形態に係る環境制御装置を示した斜視図である。 本発明の第12実施形態に係る環境制御装置を示した斜視図である。 (a)は、本発明の第13実施形態に係る環境制御装置を示した斜視図、(b)は、(a)の環境制御装置の一部を拡大、分解して示した斜視図である。 (a)本発明のその他の実施形態に係る吸引ユニットの斜視図、(b)また別の吸引ユニットの斜視図、(c)(b)の吸引ユニットを用いた吸引部の斜視図である。 本発明のブロック式吸引ユニットの他の例である。 本発明のブロック式吸引ユニットの他の例である。 本発明の吸引ユニットの蓋の他の例である。 本発明の吸引ブロックの他の例を示す分解斜視図である。 本発明の第14実施形態に係る環境制御装置を示した系統図である。 (a)図27の吸引部、及び給気部の斜視図である。(b)(a)の分解斜視図である。 本発明の第15実施形態に係る(a)環境制御装置の系統図、(b)(a)の給気ブロックの分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る吸引ユニットの(a)平面図、(b)右側面図、(c)正面図、(d)底面図、(e)(a)の■−■線断面図、(f)(e)の■−■部拡大図である。ここで、左側面図は右側面図と同様に、背面図は正面図と同様に表れるため省略している。
以下、適宜図面を用いながら本発明の実施形態について詳述する。尚、本発明は、以下の実施形態に限られるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る環境制御装置100を示している。環境制御装置100は、クリーンルームや無菌室等に設置され、吸引部1と、送気部2と、給気部3とを主に備える他、送気部2から給気部3へ空気を流送するプルファンユニット4とを備えている。尚、以下の説明において、吸引部1から吸引され給気部3から室内へ給気されるまでの空気を「還気」ともいう。
吸引部1は、図7に示すように、一又は複数の吸引ユニット10を既設の床上に組立てることにより形成される。吸引ユニット10は、図2、及び図30に示すように、底面が正方形をなし上方が開口した扁平直方体状の箱型からなる吸引ユニット本体11と、吸引ユニット本体11の上部開口11dを塞ぐ正方形の板状の蓋12とを有している。吸引ユニット10は、ステンレスやアルミニウム等の金属の他、いわゆるサンドイッチパネルや繊維強化プラスチック等、公知の材料を適宜に選択して形成される。吸引ユニット10の具体的な寸法としては、例えば、縦横の長さが30〜100cmで、高さが3〜10cmである。
吸引ユニット本体11の対向する一対の側壁11a,11aには、隣接する吸引ユニット本体11や後述する送気ユニット20と還気を送受するための矩形の貫通孔からなる連絡口11bと、隣接する吸引ユニット本体11や、後述する送気ユニット20とボルトナット等の固定具で連結固定するための貫通孔11cとが設けられ、吸引ユニット本体11の開口部11d内周縁には、内向きに延出する鍔状部11eが設けられている。また、吸引ユニット本体11の底面11fの4隅には、ボルト回りにナットを回転させて吸引ユニット本体11の高さ調整を行う高さ調整具(不図示)のボルトを挿通する貫通孔11gが設けられている。貫通孔11gは、図3に示すように、底面11fより上方(吸引ユニット本体11の内側)へ***した***部11hを備えており、また、連絡口11bの下縁は、底面11fより高い位置に設けられているため、吸引ユニット本体11内にこぼれた液体が外部へ広がることが抑制される。
吸引部1の末端部となる吸引ユニット10の末端側の連絡口11bは、図7に示すように、盲蓋13により閉塞される。盲蓋は、吸引ユニットの内側から連絡口を塞ぐようにしてもよく、内外何れの側からでも連絡口を塞ぐことができるものが好ましい。
本発明の吸引ユニットは、このように連絡口を塞ぐ盲蓋を有するため、内側に液体がこぼれた際に、盲蓋をすることで外部に液体を流出させずに当該吸引ユニットを取り外すことができる。また、本発明の吸引ユニットは、蓋を吸引口の無い蓋に交換し、連絡口を全て盲蓋で塞いだ状態で、送気部へ連結して内部を吸引することで、簡易に内部を清掃することができる。
蓋12は、図5に示すように、パンチングプレートを用いて略正方形の板状に形成される。蓋12は、図2に示すように、吸引ユニット本体11と縦横の寸法を略同じくし、吸引ユニット本体11と縦横の端辺を揃えた状態で鍔状部11eに載置される。蓋12は、全面に配列された多数の吸引孔12aを備え、吸引孔12aを介して吸引ユニット10内に室内空気が吸引される。蓋は、吸引孔を有すれば特に限定されず、パンチングプレートの他に、例えば、図22(a)に示した吸引ブロック1410の蓋1412のようにグレーチング材を用いることもできる。蓋は、吸引ユニット本体11にボルトナット等の固定具等により固定してもよく、図25の符号12Bで示す蓋のように、下面側に吸引ユニット本体11の開口部11dの周縁に係止して蓋12Bの横滑りを防止する係止部12bを備えてもよい。
吸引ユニット10は、ブロック式に構成されているため、室内の清浄を必要とする空間のみに敷設することが可能で、本実施形態では、図1に示すように、ベッドBの近傍の床にのみ吸引ユニット10が敷設されている。室内の清浄を必要としない部分の床には、フリーアクセス等の高さ調整部材5が設けられ吸引ユニット10と床面との段差が解消される。また、吸引ユニット本体11は、床面に固定せずに載置されており、側面がフラットで、底面11fと開口部11d周縁が略同一形状の直柱状をなすため、そのまま上方へ引抜くことができる。
送気部2は、一又は複数(図1の例では3個)の送気ユニット20により形成される。送気ユニット20は、図6に示すように、ステンレス等の金属により扁平直方体状の中空箱型に形成され、床から天井裏まで延びる長さを有している。送気ユニット20は、設置時に部屋の壁面と反対側となる表壁20aの下部に設けられ吸引ユニット10から還気を流入させる矩形の流入口20bと、表壁20aの上部に設けられ給気部3側へ還気を流出させる矩形の流出口20cとを有している。
送気ユニット20は、流入口20bを吸引ユニット10の連絡口11bに重ね合わせるようにして吸引ユニット10と連結され、流出口20cに給気部3へ還気を流送するプルファンユニット4が連結される。プルファンユニット4の内部には、送気ユニット20内部から還気を吸引するプルファン(不図示)が設けられている。プルファンユニット4の内部には、その他空気の殺菌を行う殺菌灯や電気集塵機等を設けることができる。
給気部3は、二重天井の内側に設けられ、図1に示すように、吸引ユニット10が配設された床面の直上に対向して配設される一又は複数(図1の例では4個)のファンフィルタユニット30と、ファンフィルタユニット30の上流側に隣接して設けられるディストリビュータ31と、プルファンユニット4とディストリビュータ31を連絡する還気ダクト32と、を有し、還気ダクト32からの還気をディストリビュータ31からファンフィルタユニット30へ分配するよう構成されている。
ファンフィルタユニット30は、内部にプッッシュファンと、該プッシュファンの下流側に設けられるHEPAフィルタが設けられ、ディストリビュータ31から流送された空気からHEPAフィルタで塵埃を除去して、室内へ向け鉛直下向きに給気するよう構成されている。尚、ファンフィルタユニット30には、温湿度調整ユニットを設けることができる。
環境制御装置100は、上述した構成によって、プルファンユニット4により送気ユニット20を介して吸引ユニット10の吸引孔12aから吸引された空気が還気ダクト32及びディストリビュータ31を介してファンフィルタユニット30へ流送され、ファンフィルタユニット30内のプッシュファン及びHEPAフィルタにより除塵されながら室内へ給気される。室内へ給気された空気は、床の吸引部1の吸引口12aから吸引される。こうして室内に垂直層流が形成される。
以上説明したように、環境制御装置100では、吸引ユニット10及び送気ユニット20がブロック式に構成されているため室内の必要な場所にのみ設置することができ、室内の障害物を容易に回避することできる。また、吸引ユニット10及び送気ユニット20は中空の箱型をなすため、連結することでダクトの働きをすることができる。
(第2実施形態)
図8は、本発明の第2実施形態に係る環境制御装置200を示している。環境制御装置200は、吸引部201から吸引した空気を、送気部202を介し給気部203から室内へ給気するまでの間に、温湿度の調整を行う図外の温湿度調整手段を備えている。
尚、第2実施形態以降の実施形態において先に説明する実施形態と共通する部材については同一符号を付して説明を省略する。
第2実施形態では、図8及び図9に示すように、吸引部201の中央部201aと壁際部201bに吸引孔12a付きの蓋12を備えた吸引ユニット10が配設され、中央部201aと壁際部201bの間の中間部201cに、図8(b)に示した吸引孔の無い蓋212を吸引ユニット本体11に被せたダクトユニット214が配設されている。給気部203のファンフィルタユニット30は、図8に示すように、中央部201aの直上に設けられている。ここで、ダクトユニット214は、送気ユニット20と離間した位置にある吸引ユニット10と送気ユニット20とを連絡する還気ダクトとして作用している。
このように、部屋の中央に吸引ユニット10と給気ユニット30とを配設することで部屋の中央近傍の温湿度等を確保する一方で、高い温湿度制御を必要としない壁際部201bにも吸引ユニット10を配設することで壁際部201bからも室内空気を吸引して空気の流れを部屋全体に行き渡らせ、室内全体の温湿度を均一に保つことができる。
(第3実施形態)
図10は、本発明の第3実施形態に係る環境制御装置300を示している。環境制御装置300は、有機溶剤Dを取り扱うドラフトチャンバーCが設置された部屋に設けられ、ドラフトチャンバーCの手前側の直下に設けられる吸引ユニット10、及びドラフトチャンバーCの下に敷設されたダクトユニット214からなる吸引部301と、ドラフトチャンバーC背後の壁面に並列される3個の送気ユニット320からなる送気部302と、送気ユニット320により流送された空気を排気する排気部306とを備えている。
ドラフトチャンバーCから有機溶剤Dが漏れ落ちると、蒸発した有機溶剤Dは空気より比重が大きいため床に滞留する。この蒸発した有機溶剤Dを室内空気とともに吸引ユニット10から吸引し、ダクトユニット214、及び送気ユニット320を介して排気部306へ流送する。排気部306へ流送された空気は有機溶剤Dを除去したのち室外へ排出される。
(第4実施形態)
図11は、本発明の第4実施形態に係る水平層流式の環境制御装置400である。環境制御装置400は、病室の側壁の1つに設けられる吸引部401と、吸引部401と室内を挟んで対抗する側壁に設けられる給気部403と、天井側に設けられ吸引部401から給気部403へ空気を還流する送気部402とを備えている。
吸引部401は、吸引ユニット410を一又は複数本(図示の例では2本)並列して形成されている。吸引ユニット410は、図11(c)に示すように、ステンレス等の金属により中空の扁平直方体からなる箱状に形成され、室内側となる表面410aに多数の吸引孔410bが設けられ、表面410aの上部に送気部402へ空気を還流する連絡口410cが設けられている。
給気部403は、図11に示すように、ステンレス等の金属により中空の扁平直方体状をなす箱型に形成された大小3種類の給気ユニット430A,430B,430C(合わせて430とも記す)を各2個ずつ並べて、壁面のOAVをかわすための窓部430cが設けられている。給気ユニット430は、室内側となる表面430aに多数の給気孔430bが設けられ、隣接する送気部402や他の給気ユニット430との結合部分には、吸引ユニット10の連絡口11bや送気ユニット20の流入口20b、流出口20cと同様の空気を送受する連絡口430c,430dが設けられている。
送気部402は、吸引部401側にプルファンを備え、給気部403側にプッシュファンとHEPAフィルタを備える他、温湿度調整ユニットや殺菌灯、電気集塵機、イオンクラスター(いずれも不図示)を備えている。
送気部402内のプルファン及びプッシュファンにより吸引孔410bから吸引ユニット410内に吸引されて送気部402内で除塵、殺菌、及び温湿度の調整等をされた空気は、給気ユニット430へ還流されたのち給気孔430bから室内へ噴出する。室内へ噴出した空気は、吸引ユニット410の吸引孔410bに吸引されることにより、図11に矢印で示したように、室内に水平層流を生じる。
本実施形態の吸引ユニット410及び給気ユニット430は、上述したようにブロック式に構成されており、種々の形状のものを予め用意することができるため、既存の壁面の障害物を回避しながら容易に設置することができる。また、床面に吸引部を設けることができず垂直層流式の環境制御装置を設けられない場合であっても、壁面を利用して水平層流式を採用することができるため、既存の病室等を容易に清浄度の高いクリーンルームに改装できる。
(第5実施形態)
図12は、本発明の第5実施形態に係る環境制御装置500を示している。環境制御装置500では、給気部503を側壁と天井の間の角部に設け、給気部503と室内を挟んで対抗する反対側の側壁と床の間の角部に吸引部501を設けている。図13に示すように、吸引部501を構成する吸引ユニット510、及び給気部503を構成する給気ユニット530は三角柱状の中空箱体に形成され、給気ユニット530は、図12に示すように、内部にプッシュファン17とHEPAフィルタ18を備えている。このように、部屋の対角に吸引部501と給気部503を設けることにより、壁面の障害物を回避しながら、室内に対角方向の層流を形成することができる。尚、図13中、符号511b、530cは、連絡口を示している。
(第6実施形態)
図14は、本発明の第6実施形態に係る環境制御装置600を示している。環境制御装置600は、床面に吸引部601を、側壁に送気部602を、天井に給気部603を設けている。第6実施形態においても第4実施形態同様、床面の壁際部601aと中央部の一部601bに吸引ユニット10が配設されているが、第4実施形態と異なり壁際部601aの上部に満遍なく複数のファンフィルタユニット30が配設されている。
第6実施形態では、このようにファンフィルタユニット30を壁際にも満遍なく配設することで、室内各部の温湿度分布のばらつきを一層効果的に抑制することができる。
(第7実施形態)
図15は、本発明の第7実施形態に係る環境制御装置700を示している。環境制御装置700は、第5実施形態で用いた三角柱状の吸引ユニット510を、部屋を挟んで対向する両方の壁の床側端部に配設し、天井中央の給気ユニット30から下方に噴出される給気を吸引ユニット510で吸引することにより、給気ユニット30から給気される清浄な空気の到達距離を高めている。
(第8実施形態)
図16は、本発明の第8実施形態に係る環境制御装置800を示している。環境制御装置800は、バケツに入れた有機溶剤を一時的に保管するビニールユニットHを備えた室内に設置され、吸引部801と、送気ユニット820からなる送気部802と、排気部806とを備えている。吸引部801は、ビニールユニットHが載置される床面に敷設される吸引ユニット10とビニールユニットHの背面側の側壁に配設される吸引ユニット810A,810Bとを有している。気化した有機溶剤は、ビニールユニットHの下方と後方から吸引部801へ吸引され、共に吸引された空気と共に送気ユニット820を介して排気部806へ送られる。排気部806からは、有機溶剤を除去した空気が排気される。尚、図16中、符号820cは、送気ブロック820の流出口を示している。
送気ユニット820と吸引ユニット810は、後述する実施形態11の吸引ユニット1110で代用してもよい。この場合、吸引ユニット1110が排気部806に直接連結されるため、排気ブロック806が特許請求の範囲で言うところの「送気ユニット」に相当する。
(第9実施形態)
図17は、本発明の第9実施形態に係る環境制御装置900を示している。環境制御装置900は、第7実施形態における三角柱型の吸引ユニット510の代わりに薄型の吸引ユニット910を用いたもので、第7実施形態と同様気流の到達距離を伸ばして塵埃の滞留を防止する他に、吸引ユニットと床面との段差による弊害を緩和することを目的としている。吸引ユニット910は、一体成型された中空の長板状であり、上壁に多数の吸引口910aが設けられ、図17(b)に示すように、送気ユニット920と連結される背面に連絡口910bが設けられている。吸引ユニット910の前側端部は、床面との段差による弊害をさらに緩和するために断面が円弧状の傾斜が形成されている。第9実施形態の送気部902の送気ユニット920は、薄型の吸引ユニット910の連絡口910bに対応した流入口920bを備えている。尚、図17において、流出口20cに連結される部材は省略しており、同様に、他の図においても説明に不要な部分は省略する。
(第10実施形態)
図18は、本発明の第10実施形態に係る環境制御装置1000を示している。環境制御装置1000は、塵埃や細菌等を発生する機器Mの周辺の空間を清浄するために設けられ、機器Mを挟んで両側の床面に配設された薄型の吸引ユニット1010A及び1010Bの上面の吸引口1010aから室内空気を吸引する。吸引ユニット1010Aと吸引ユニット1010Bは、中空の扁平直方体状をなし機器Mを載置するフラットユニット1040により連結されており、吸引ユニット1010A、吸引ユニット1010B、及びフラットユニット1040の連結部には還気を流送する連絡口910bが設けられている。吸引ユニット1010A、吸引ユニット1010B、及びフラットユニット1040のセットは部屋の4隅に設けられ、各セットに1つの送気ユニット920が設けられている。 尚、図19中の符号1001は当該4セットを、符号1002は4つの送気ユニット920を、まとめて指し示す。
吸引ユニット1010Bから吸引された空気は、フラットユニット1040を通って、吸引ユニット1010Aから吸引された空気と共に送気部1002の送気ユニット920へ流送される。吸引ユニット1010A,1010B、及びフラットユニット1040の敷設部以外の床面には段差を解消するための高さ調整部材1005が設けられている。 尚、機器Mとしては、植物育成棚や動物飼育ラック、クリーンベンチ、安全キャビネット、試薬棚、各種のストッカーが挙げられる。
(第11実施形態)
図19に示した環境制御装置1100は、病室の側壁に設けた給気部1103と給気部1103に向かい合う側壁に設けた吸引部1101とを備えた水平層流式である。本実施形態では、吸引ユニット1110を間隔をおいて配設しているが、給気ユニット1130の真向かいに加え、部屋の隅や凹所等、空気の滞留し易い場所に吸引ユニット1110を配設することで効果的に気流を形成できるため、壁一面に吸引ユニット1110を配設する場合に近似した効果を得ることができる。
尚、符号1110b、1130bは連絡口を、符号L、Oはそれぞれトイレ・バスユニットとOAVを示している。
(第12実施形態)
図20に示した環境制御装置1200は、塵埃の発生し易いベッドBの直上に給気部1203(給気ユニット1230)を配設し、ベッドBの両側方の床面に薄型の吸引ユニット1010A及び1010Bを配するとともにベッドB周辺で最も空気の滞留し易い足元方向の床面に薄型の吸引ユニット910を配設することで、少ない吸引パネルで効果的に気流を形成するよう構成されている。尚、符号1201は吸引部を全体的に示し、吸引ユニット1010A、1010B、910、及びフラットユニット1040をまとめて指している。
(第13実施形態)
図21に示した制御装置1300は、ベッドBを囲む3方の側壁下端の床面に配した薄型の吸引ユニット910及び1310A、1310Bからなる吸引部1301を部屋の2側面のみに配した送気ユニット920,1320からなる送気部1302に連結し、ベッドB直上に給気部1303(給気ユニット1330)を配している。図21(b)に示すように、吸引ユニット1310Aは長手方向の端面の一方に、吸引ユニット1310Bは長手方向の両端面に連絡口1310bが設けられ、送気ブロック1320の下端には、連絡口1310bに対応する流入口1320bが設けられている。環境制御装置1300では、塵埃が発生し易いベッドBの近傍であり、かつ空気の滞留し易い場所に吸引パネルを設置することで、少ない吸引パネルであっても効果的に室内環境の制御が可能な気流を形成することができる。
(第14実施形態)
図27は、本発明の第14実施形態に係る水平層流式の環境制御装置1900を示している。環境制御装置1900では、吸引部1901の吸引ユニット1910と、給気部1903の給気ユニット1930の内部にHEPAフィルタ18が設けられている。このように室内に面する吸引ユニットや給気ユニットにHEPAフィルタ18を用いることで、室内で容易にHEPAフィルタ18の交換を行うことができる。また、HEPAフィルタ18を交換するために、吸引ユニット1910や給気ユニット1930ごと交換し、室外でHEPAフィルタ18を交換することもできる。尚、本実施形態では、図28に示すように、吸引ユニット1910と給気ユニット1930は、共にユニット本体1911と、HEPAフィルタ18と、蓋1912とからなり、HEPAフィルター18の表裏の向きのみが異なる。また、吸引ユニット1910は、垂直層流式における床置き式の吸引ユニットとして用いることもできる。
(第15実施形態)
図29は、本発明の第15実施形態に係る水平層流式の環境制御装置2000を示している。環境制御装置2000は、天井と壁の境界部分に設けられた給気部2030から給気を行い、反対側の壁に設けられた吸引部1901から吸気を行う乱流式である。給気ユニット2003は、図29(b)に示すように、内部にHEPAフィルタ18を備えている。尚、符号2031は給気ユニット本体を、符号2032aは蓋を符号2030cは送気部1902と連結する連絡口を示している。
(その他の実施形態)
図22(a)は、蓋1412としてグレーチングを用いた吸引ユニット1410を示し、図22(b)は、吸引ユニット10の入らないスペース等に用いられる吸引ユニット10と高さが同じで縦横が2分の1サイズの吸引ユニット1510を示している。図22(c)は、吸引ユニット10と吸引ユニット1510を用いた吸引部1501を示し、符号1614は、吸引ユニット1510の蓋1512を吸引孔の無い蓋1612に交換したダクトユニットを示している。
障害物を回避して空気の流送方向を平面視で90度変換する際は、図23に示した、吸引ユニット本体1711の四方の側面に連絡口11bを設けた吸引ユニット1710や、図示はしないが、吸引ユニット10と略同形状で、3つの側面に連絡口11bを設けた吸引ユニットが用いられる。また、1つの側面にのみ連絡口11bを設けてもよく、吸引部の末端部に連絡口11bが1つの側面にのみ設けられた吸引ユニット(不図示)を用いると、吸引部の末端に盲蓋を用いる必要が無くなる。
また、送気部の1つの流入口に連結された1本のダクトをなす一繋ぎの吸引ユニットを末端まで吸引口の無い蓋で開口部を閉塞すると、当該一繋ぎの吸引ユニットの内部を簡易に清掃できる。
また、図26の吸引ブロック2110は、第1実施形態の吸引ブロック10の内部に、HEPAフィルター18を設けた例である。
また、吸引ユニットは、図24に示した吸引ユニット1810のように、凹部と凸部を嵌合させることにより、他の吸引ユニットや送気部と連結するようにしてもよい。吸引ユニット1810では、連絡口1811aを吸引ユニット本体1811から外方へ突出させて矩形の貫通孔1811bに嵌入することにより、2個の吸引ユニット1811を連結する。こうすることで、簡単に隣接する吸引ユニットどうしを連結することができる。給気ユニットや送気ユニットも、同様に凹凸構造により連結する構造としてもよい。
また、吸引ユニットは蓋を有さなくてもよいし、送気ユニット及び給気ユニットに蓋を設けてもよい。各ブロック式ユニットは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、上記の設置対象面となる床や壁に接する面として、正方形や長方形に限らず、部屋の形状や障害物の位置に合わせて台形や菱型等の四角形の他、公知の多角形や外周の一部又は全部を曲線とした形状を用いてもよい。各ブロック式ユニットの全体形状としては、直方体状や三角柱状に限らず、各種の立体形状を適宜に用いることができる。また、吸引ユニット、送気ユニット、及び給気ユニットのうちの1つのユニットが、他のユニットを兼ねてもよいし、他のユニットに転用可能に構成してもよい。
100,200,300,400,500,600,700,800,900,1000,1100,1200,1300,1900,2000 環境制御装置
1,201,301,401,501,601,701,801,901,1001,1101,1201,1301,1501,1901 吸引部
10,410,510,810,910,1010A,1010B,1110,1310,1410,1510,1710,1810,1910 吸引ユニット
11,511,1511,1711,1811,1911 吸引ユニット本体
12,12B,512,1412,1512,1812,1912,2032 蓋
12a,410b,510b,810a,910a,1110a,1310a,1412a,1512a,1812a,1912a,2032a 吸引孔
11b,430c,430d,511b,513c,910b,1110b,1130b,1511b,1811a,1811b 連絡口
2,202,302,402,502,602,702,802,902,1002,1202,1302,1902 送気部
20,320,820,920 送気ユニット
20b,920b,1320b 流入口
20c,820c 流出口
3,203,403,503,603,703,1103,1203,1303,2003 給気部
430(430A,430B,430C),530,2030 給気ユニット
430b,530b,1130a,2032a 給気孔

Claims (12)

  1. 室内から空気を吸引する吸引部と、前記吸引部から空気を流送する送気部とを備えた環境制御装置の前記吸引部に用いられ、
    中空の箱状をなし、
    室内から空気を吸引する吸引孔と、
    隣接する吸引ユニット又は前記送気部との間で空気を送受する連絡口と、を備え、
    隣接する吸引ユニット、及び/又は前記送気部に対し着脱自在なブロック状に構成されたブロック式吸引ユニットであって、
    蓋と、
    前記蓋により閉塞される開口部を有する吸引ユニット本体と、を有し、
    前記吸引孔が前記蓋に設けられており、
    前記蓋は、前記吸引ユニットに直接載置又は固定され、
    前記吸引ユニット本体は、直方体状をなし、開口部が設けられる面に対向する底面、及び当該底面に垂直な側面が外方へ突出する突起を有さない平面に形成され、
    前記連絡口を内外いずれの側からも塞ぐことが可能な盲蓋を備えるブロック式吸引ユニット。
  2. 室内から空気を吸引する吸引部と、前記吸引部から空気を流送する送気部とを備えた環境制御装置の前記吸引部に用いられ、
    中空の箱状をなし、
    室内から空気を吸引する吸引孔と、
    隣接する吸引ユニット又は前記送気部との間で空気を送受する連絡口と、を備え、
    隣接する吸引ユニット、及び/又は前記送気部に対し着脱自在なブロック状に構成されたブロック式吸引ユニットであって、
    蓋と、
    前記蓋により閉塞される開口部を有する吸引ユニット本体と、を有し、
    前記吸引孔が前記蓋に設けられており、
    前記蓋は、前記吸引ユニット本体に直接載置又は固定され、
    前記吸引ユニット本体は、直方体状をなし、開口部が設けられる面に対向する底面、及び当該底面に垂直な側面が外方へ突出する突起を有さない平面に形成され、
    前記吸引ユニット本体は、底面に高さ調整用のボルトを通すための貫通孔を備え、当該貫通孔は、底面より上方へ***した***部に設けられるブロック式吸引ユニット。
  3. 前記吸引ユニット本体は、底面が正方形をなし、4つの側面のうち少なくとも1つの側面に連絡口が設けられるとともに、少なくとも1つの側面には連絡口が設けられていない請求項1又は請求項2に記載のブロック式吸引ユニット。
  4. 前記蓋と交換可能で吸引孔を有さない蓋を備える請求項1から請求項3に記載のブロック式吸引ユニット。
  5. 室内から空気を吸引する吸引部と、前記吸引部から空気を流送する送気部とを備えた環境制御装置の前記吸引部に用いられ、
    中空の箱状をなし、
    室内から空気を吸引する吸引孔と、
    前記送気部との間で空気を送受する連絡口と、を備え、
    前記送気部に対し着脱自在なブロック状に構成されたブロック式吸引ユニットであって、
    両端面が直角三角形の三角柱状をなし、直角を挟んだ2側面が外方へ突出する突起を有さない平面に形成されているブロック式吸引ユニット。
  6. 室内から空気を吸引する吸引部と、前記吸引部から空気を流送する送気部とを備えた環境制御装置の前記吸引部に用いられ、
    中空の箱状をなし、
    室内から空気を吸引する吸引孔と、
    前記送気部との間で空気を送受する連絡口と、を備え、
    前記送気部に対し着脱自在なブロック状に構成されたブロック式吸引ユニットであって、長板状に形成され、
    長手方向の1側面に断面が円弧状の傾斜が形成され、前記傾斜を室内側にして側壁と床の間に設置するよう構成されているブロック式吸引ユニット。
  7. 短手方向の側面に前記連絡口が設けられている請求項6に記載のブロック式吸引ユニット。
  8. 室内から空気を吸引する吸引部と、
    前記吸引部から空気を流送する送気部と、
    前記送気部により流送された空気を室外へ排気する排気部と、
    を備え、
    前記吸引部は、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のブロック式吸引ユニットを吸引孔を上にして床面に配設することにより構成されている環境制御装置。
  9. 室内から空気を吸引する吸引部と、
    前記吸引部から空気を流送する送気部と、
    前記送気部により流送された空気を室内へ給気する給気部と、を備え、
    前記給気部は、ブロック式給気ユニットにより構成され、
    前記ブロック式給気ユニットは、中空の箱状をなし、前記室内へ空気を供給する給気孔と、隣接する給気ユニット又は前記送気部との間で空気を送受する連絡口と、を備え、隣接する給気ユニット、及び/又は前記送気部に対し着脱自在なブロック状に構成され、両端面が直角三角形の三角柱状、又は両端面が直角台形の四角柱状をなし、直角を挟んだ2側面が外方へ突出する突起を有さない平面に形成され当該2側面のうちの1側面に前記連絡口が設けられている環境制御装置。
  10. 室内から空気を吸引する吸引部と、
    前記吸引部から空気を流送する送気部と、
    前記送気部により流送された空気を室外へ排気する排気部と、
    を備え、
    前記吸引部は、請求項1に記載のブロック式吸引ユニットが室内側を吸引口にして壁面及び床面の両方に配設されている環境制御装置。
  11. 部屋の対向する壁面のうち一方の壁面に吸引部を、他方の壁面に給気部を備え、
    前記給気部及び吸引部が、ともに請求項1に記載のブロック式吸引ユニットを壁面に配設して構成されている環境制御装置。
  12. 室内に空気を供給する給気部と、前記給気部へ空気を流送する送気部とを備えた環境制御装置の前記給気部に用いられ、
    前記室内の側壁に設けられ、
    中空の箱状をなし、
    前記室内へ空気を供給する給気孔と、
    隣接する給気ユニット又は前記送気部との間で空気を送受する連絡口と、を備え、
    隣接する給気ユニット、及び/又は前記送気部に対し着脱自在なブロック状に構成されたブロック式給気ユニットであって、
    蓋と、
    前記蓋により閉塞される開口部を有するユニット本体と、を有し、
    前記給気孔が前記蓋に設けられており、
    前記蓋は、前記ユニット本体に直接固定され、
    前記ユニット本体は、直方体状をなし、開口部が設けられる面に対向する底面、及び当該面に垂直な側面が外方へ突出する突起を有さない平面に形成され、
    前記連絡口を内外いずれの側からも塞ぐことが可能な盲蓋を備えるブロック式給気ユニット。
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