JP5802721B2 - 車両 - Google Patents

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Description

本発明は、車両機器に電気的に接続されたハーネスの先端に設けられて外部機器に対して電気的に接続可能な外部コネクタを備えた車両に関する。
一般的に、車両のメンテナンスを行う場合、車両機器に電気的に接続されたハーネスの先端に設けられた外部コネクタを外部機器に電気的に接続している。この種の車両において、外部コネクタを着脱可能に保持するコネクタ保持部を車体フレームに固定されたステーに取り付ける技術的思想が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−209901号公報
ところで、上述した車両において、メンテナンスを行っていない時に外部コネクタを視認され難い場所に配設した場合、作業者は、メンテナンス時にコネクタを手探りしなければならないことがある。特許文献1のような車両では、メンテナンスを行っていない時に外部コネクタをコネクタ保持部に装着して保持することができるので、コネクタ保持部を設けない構成と比較して、作業者は、メンテナンス時に外部コネクタを容易に探り当てることができる。
また、このような車両において、車両のメンテナンス性を向上させるために、メンテナンス時にコネクタを作業し易い位置まで引き出すことができるような長さにハーネスの長さを設定することが考えられる。しかしながら、この場合、コネクタ保持部にコネクタを保持した状態でハーネスの一部が弛み、当該ハーネスが車両の他部品に干渉してしまうおそれがある。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、外部コネクタをコネクタ保持部に装着した状態でハーネスと他部品との干渉を回避することができると共にメンテナンス性を向上させることができる車両を提供することを目的とする。
本発明に係る車両は、以下の特徴を有する。
第1の特徴:車両機器(42)と、前記車両機器(42)に電気的に接続されたハーネス(84)と、前記ハーネス(84)の先端に設けられて外部機器(250)に対して電気的に接続可能な外部コネクタ(86)と、前記ハーネス(84)の一部を保持するハーネス保持部(140)と、を備えた車両(10)であって、前記ハーネス保持部(140)には、前記外部コネクタ(86)を着脱可能に保持するコネクタ保持部(142)と、前記ハーネス保持部(140)によって保持されていない前記ハーネス(84)の先端側を所定経路に規制する経路規制部(144)と、が設けられ、前記外部コネクタ(86)は、前記ハーネス(84)の先端側が前記経路規制部(144)で前記所定経路に規制された状態では、前記コネクタ保持部(142)に装着可能であり、前記ハーネス(84)の先端側が前記経路規制部(144)で前記所定経路に規制されていない状態では、前記コネクタ保持部(142)に装着不能である。
第2の特徴:前記コネクタ保持部(142)には、第1方向に突出した第1凸部(188、190、192)が形成され、前記経路規制部(144)には、前記第1方向とは異なる第2方向に突出した第2凸部(212a)が形成されている。
第3の特徴:前記外部コネクタ(86)は、前記ハーネス(84)に設けられた基端部(88)と、前記基端部(88)よりも前記ハーネス(84)の径方向に膨出したコネクタ本体(90)と、を有し、前記コネクタ保持部(142)には、前記基端部(88)を挟持するホルダ(188、190)と、前記コネクタ本体(90)に接触して前記基端部(88)が前記ホルダ(188、190)から離脱することを阻止する移動制限部(192)と、が形成されている。
第4の特徴:前記ホルダ(188、190)及び前記移動制限部(192)のうち少なくともいずれか一つは、前記第1凸部(188、190、192)として機能する。
第5の特徴:前記コネクタ保持部(142)は、前記外部コネクタ(86)が当該コネクタ保持部(142)に装着された状態で、前記コネクタ本体(90)の側面のうち、少なくとも、前記ハーネス保持部(140)の反対側を指向する第1面(90a)と前記第1面(90a)の両側に連なる第2面(90b)及び第3面(90c)とが外部に露出するように形成されている。
第6の特徴:前記経路規制部(144)は、互いに離間して対向する第1規制壁(210)及び第2規制壁(212)を有し、前記所定経路は、前記ハーネス(84)の先端側が前記第1規制壁(210)と前記第2規制壁(212)の間の隙間を通る経路である。
第7の特徴:バッテリ(92)と、前記バッテリ(92)に隣接して配設されたヒューズボックス(94)と、前記バッテリ(92)及び前記ヒューズボックス(94)を車体に対して支持するステー部(106)と、をさらに備え、前記ハーネス保持部(140)は、前記バッテリ(92)の近傍で前記ヒューズボックス(94)に保持されている。
第8の特徴:前記バッテリ(92)に電気的に接続される一組のバッテリハーネス(80、82)をさらに備え、前記ハーネス保持部(140)は、一組の前記バッテリハーネス(80、82)のそれぞれを所定方向に分岐させる。
第9の特徴:前記ハーネス保持部(140)は、各前記バッテリハーネス(80、82)の一部及び前記ハーネス(84)の一部を囲繞するように筐体状に形成されると共に、前記ヒューズボックス(94)を下方から覆うように当該ヒューズボックス(94)の下部に設けられている。
本発明の第1の特徴によれば、外部コネクタを着脱可能に保持するコネクタ保持部を備えているので、メンテナンスを行っていない時に外部コネクタが視認され難い場所に配設されていた場合であっても、コネクタ保持部を備えていない構成と比較して、外部コネクタを容易に探り当てることができる。よって、車両のメンテナンス性を向上させることができる。さらに、外部コネクタは、ハーネスの先端側が経路規制部で所定経路に規制された状態では、コネクタ保持部に装着可能であり、ハーネスの先端側が経路規制部で所定経路に規制されていない状態では、コネクタ保持部に装着不能となっている。これにより、外部コネクタをコネクタ保持部に装着した状態でハーネスの先端側の弛みを抑えることができるので、ハーネスと他部品との干渉を回避することができる。
本発明の第2の特徴によれば、コネクタ保持部の第1凸部の突出方向と経路規制部の第2凸部の突出方向とが互いに異なっているので、作業者は、第1凸部及び第2凸部を触ることによって、コネクタ保持部及び経路規制部を区別すると共にその位置を特定することができる。これにより、コネクタ保持部に対する外部コネクタの着脱作業及び経路規制部に対するハーネスの先端側の取り付け及び取り外し作業を容易に行うことができる。よって、車両のメンテナンス性をさらに向上させることができる。
本発明の第3の特徴によれば、外部コネクタの基端部がホルダから離脱することを移動規制部で阻止することができるので、外部コネクタをコネクタ保持部に確実に保持することができる。
本発明の第4の特徴によれば、ホルダ及び移動制限部とは別に第1凸部を形成する必要がないため、コネクタ保持部の構成を簡素化することができる。
本発明の第5の特徴によれば、外部コネクタがコネクタ保持部に装着された状態で、コネクタ本体の側面のうち、少なくとも第1面、第2面及び第3面が外部に露出する。これにより、作業者は、コネクタ本体を手指で摘んだ状態でコネクタ保持部に対する着脱作業を行うことができる。よって、車両のメンテナンス性を一層向上させることができる。
本発明の第6の特徴によれば、互いに離間して対向する第1規制壁と第2規制壁との間の隙間にハーネスの先端側を通すことによって当該ハーネスの先端側が所定経路に規制される。これにより、簡素な構造でハーネスの先端側を所定経路に規制できる。
本発明の第7の特徴によれば、メンテナンス頻度の比較的高いバッテリ及びヒューズボックスをコネクタ保持部の近くに集約することができる。これにより、バッテリ及びヒューズボックスの交換作業と外部コネクタを外部機器に電気的に接続する作業とを効率的に行うことができる。よって、車両のメンテナンス性を一層向上させることができる。
本発明の第8の特徴によれば、ハーネス保持部によって一組のバッテリハーネスを所定方向に分岐させるので、これらバッテリハーネスを分岐させるための部材をハーネス保持部とは別に設ける必要がない。よって、車両の部品点数を削減することができる。また、メンテナンス時に一組のバッテリハーネスとハーネスとが絡まることを抑制できるため、車両のメンテナンス性をなお一層向上させることができる。
本発明の第9の特徴によれば、各バッテリハーネスの一部、ハーネスの一部及びヒューズボックスの下部をハーネス保持部によって保護することができる。また、ステー部を介して車体に支持されたヒューズボックスにハーネス保持部を設けることにより、ハーネス保持部を車体に支持するための支持部材を別に設ける必要がないため、車両の部品点数をさらに削減することができる。これにより、コネクタ保持部に対して外部コネクタを着脱する際に、前記支持部材が邪魔になることがないので、車両のメンテナンス性をさらに一層向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る自動二輪車の右側面図である。 前記自動二輪車を構成するバッテリユニット及び保持機構を斜め上方から見た斜視図である。 前記バッテリユニット及び保持機構を斜め下方から見た斜視図である。 前記バッテリユニット及び保持機構の一部省略平面図である。 図4に示す保持機構の底面図である。 前記自動二輪車を構成する保持機構の斜視図である。 図6に示す保持機構の平面図である。 外部コネクタを外部機器に電気的に接続した状態を示す斜視図である。 ハーネスの先端側が所定経路に規制されていない状態を説明するための斜視図である。
以下、本発明に係る車両の好適な実施形態を例示し、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。以下に説明する実施形態では、車両としてスクータ型の自動二輪車を例示して説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、オンロード型、オフロード型の自動二輪車、自動三輪車等であってもよい。
なお、車体の左右に1つずつ対称的に設けられる機構乃至構成要素については、左のものの参照符号に「L」を付し、右のものの参照符号に「R」を付すものとする。また、発明の理解を容易にするために、特に指示のない限り、図1及び図2に示す矢印方向に従って、前後、上下及び左右の方向を説明する。
図1に示すように、自動二輪車10は、車体フレーム12、パワーユニット14及び車体カバー16を備えている。車体フレーム12は、ヘッドパイプ18、メインフレーム20、クロスフレーム22及び左右一対のシートレール24L、24Rを有している。
ヘッドパイプ18は、操舵輪である前輪WFを軸支する左右一対のフロントフォーク26L、26Rとハンドル28とを連結するステアリングステム30を軸支している。フロントフォーク26L、26Rには、前輪WFが跳ね上げる泥や石等を遮断するためのフロントフェンダ32が設けられている。また、ヘッドパイプ18には、バッテリ92を含むバッテリユニット34が支持されている。バッテリユニット34の構成は、追って説明する。
メインフレーム20は、ヘッドパイプ18から後方斜め下方に延在した後、略水平に後方に延在している。クロスフレーム22は、メインフレーム20の後端に設けられて車幅方向に延在している。各シートレール24L、24Rは、クロスフレーム22から後方斜め上方に延在している。
左右一対のシートレール24L、24Rには、ヒンジを介して開閉可能にシート36が接続された収納ボックス38と、収納ボックス38の後方に配設された燃料タンク40と、車両機器としてのECU(エンジン制御部)42とが支持されている。
パワーユニット14は、シートレール24L、24Rの前方下部に溶接されたピボットプレート44に揺動リンク46を介して支持された状態でクッションユニット48によってシートレール24Rの後方側に懸架されている。また、パワーユニット14は、前方側に配設されたエンジン50と、後方側に配設されて駆動輪である後輪WRに連結された図示しない減速機構とを有している。エンジン50を構成する排気管52にはマフラー54が接続されている。
車体カバー16は、ハンドルカバー56、フロントカウル58、アンダーカウル60及びリヤカウル62を有している。ハンドルカバー56は、ステアリングステム30の上部及びハンドル28の一部を覆う。ハンドルカバー56には、ヘッドライド64が配設されている。
フロントカウル58は、ヘッドパイプ18とメインフレーム20の前方側の傾斜部分とを覆う。フロントカウル58には、乗員の脚を保護するためのレッグシールド66が設けられている。アンダーカウル60は、フロントカウル58に連結してメインフレーム20の後方側の水平部分を覆う。リヤカウル62は、アンダーカウル60に連結してシートレール24L、24Rを覆う。リヤカウル62には、後輪WRが跳ね上げる泥や石等を遮断するためのリヤフェンダ68とテールランプ70とが配設されている。
また、自動二輪車10は、ECU42、バッテリ92及び各種電装品を電気的に接続するハーネス部72を備えている。電装品としては、例えば、ヘッドライド64、フロントウィンカ、テールランプ70、リヤウィンカ、イグニッションコイル、点火プラグ、ACG(交流発電機)及びセンサ類等が挙げられる。
ハーネス部72は、車体フレーム12に係止されたメインハーネス74と、メインハーネス74から分岐してヘッドパイプ18の前方に延在したフロントハーネス76とを有している。図2〜図4に示すように、フロントハーネス76は、電装ハーネス78、一組のバッテリハーネス80、82及びハーネス84が束ねられて形成されている。電装ハーネス78は、フロントカウル58等に設けられた電装品に電気的に接続されている。各バッテリハーネス80、82は、バッテリ92に電気的に接続されている。ハーネス84は、ECU42に電気的に接続されている。
ハーネス84の先端には、自動二輪車10のメンテナンス時に外部機器250(図8参照)に電気的に接続可能な外部コネクタ(カプラ)86が設けられている。外部コネクタ86は、ハーネス84に設けられた基端部88と、基端部88よりもハーネス84の径方向に膨出したコネクタ本体90とを含む。基端部88は、ハーネス84の周方向に半円弧状の部材が90°間隔で4つ連設されて形成されている(図5参照)。
バッテリユニット34は、ヘッドパイプ18の前方に配設されており、バッテリ92と、バッテリ92に隣接して配設されたヒューズボックス94とを有している。バッテリ92は、バッテリケース96と、バッテリハーネス80の先端に設けられた端子98が電気的に接続されたマイナス極100と、バッテリハーネス82の先端に設けられた端子102が電気的に接続されるプラス極104とを含む。
本実施形態に係るバッテリケース96は、平面視で矩形状に形成されると共に、その長手方向が車両前後方向に沿って延在するように配置されている(図4参照)。ただし、バッテリケース96の配置は任意に設定することができることは言うまでもない。プラス極104及びマイナス極100は、バッテリケース96の上面にその長手方向に沿って互いに離間して並設されており、図示しない絶縁カバーによって覆われる。
バッテリケース96は、ステー部106を介してヘッドパイプ18に固定されている。ステー部106は、バッテリケース96を下方から支持する第1下部ステー108及び第2下部ステー110と、バッテリケース96の側面を支持する側部ステー112と、側部ステー112に設けられた固定ステー114とを有している。
第1下部ステー108は、帯状の板材をバッテリケース96の形状に沿って略U字状に折り曲げることにより形成され、バッテリケース96の長手方向の略中央に位置している。すなわち、第1下部ステー108は、バッテリケース96の短手方向(車幅方向)に延在している。
第1下部ステー108の一端部(ヒューズボックス94側の端部)には、上下方向に延在したボルト116によってヘッドパイプ18に設けられた図示しないステー保持部に締結される取付部118が一体的に設けられている。また、第1下部ステー108には、バッテリケース96の近傍でヒューズボックス94を支持するための略U字状の支持ステー120が固着されている(図3参照)。本実施形態では、ヒューズボックス94は、バッテリケース96の右側に配設されているが、バッテリケース96の左側に配設されていても構わない。第1下部ステー108の他端部(ヒューズボックス94とは反対側の端部)には、前記ステー保持部の突起が挿通する矩形状の位置決め孔122が形成されている。
第2下部ステー110は、帯状の板材をバッテリケース96の形状に沿って略U字状に折り曲げることにより形成され、バッテリケース96の短手方向の中央よりもやや他方の側に位置している。すなわち、第2下部ステー110は、バッテリケース96の長手方向に延在すると共にバッテリケース96の下方において第1下部ステー108と交差し、その交差部分がボルト等の連結部材124によって連結されている(図3参照)。第2下部ステー110の後方側の端部には、上下方向に延在したボルト126とバッテリケース96の短手方向に延在したボルト128とによって前記ステー保持部に締結される取付部130が一体的に設けられている。
側部ステー112は、帯状の板材をバッテリケース96の形状に沿って矩形状に折り曲げることにより形成され、バッテリケース96の高さ方向の略中央に位置している。なお、側部ステー112の両端部は、互いに対向した状態で第2下部ステー110の前方側の端部の外面に固着されている。
固定ステー114は、バッテリケース96の前方側において、側部ステー112の外面に固着されている。固定ステー114は、バッテリケース96の短手方向に延在したボルト132によって前記ステー保持部に締結される。また、固定ステー114には、バッテリケース96の長手方向に延在した2つの図示しないボルトが締結される2つのボルト孔134、136が形成されている。
このように構成された自動二輪車10は、フロントカウル58に覆われてハーネス84及び外部コネクタ86を保持するための保持機構138をさらに備える。保持機構138は、ハーネス84の一部を保持するハーネス保持部140と、外部コネクタ86を着脱可能に保持するコネクタ保持部142と、ハーネス保持部140に保持されていないハーネス84の先端側を所定経路に規制する経路規制部144とを有している。
図6及び図7に示すように、ハーネス保持部140は、筐体状に形成されており、平面視で矩形状に形成された底壁146と、底壁146の周縁部から上方に延出した側壁148とを有している。本実施形態において、ハーネス保持部140は、その底壁146の長手方向が車両前後方向となるように配設されている。ただし、ハーネス保持部140の配置は任意に設定することができる。
側壁148は、後方(ヘッドパイプ18側)に位置する第1側壁部150と、一方の側(バッテリ92とは反対側)に位置する第2側壁部152と、他方の側(バッテリ92側)に位置する第3側壁部154と、前方に位置する第4側壁部156とを含む。
図4及び図7から諒解されるように、第1側壁部150には、フロントハーネス76が挿通される挿通孔158が形成されている。第3側壁部154には、バッテリハーネス80が挿通される挿通孔160と電装ハーネス78が挿通される挿通孔162とが形成されている。第4側壁部156には、バッテリハーネス82及びハーネス84が挿通される挿通孔164が形成されている。各挿通孔158、160、162、164は、側壁148を上方から略U字状に切り欠くことによって形成されている。なお、第3側壁部154において、挿通孔162は挿通孔160よりも第4側壁部156側に位置している。
また、ハーネス保持部140は、フロントハーネス76を挿通孔158に導くための案内部166と、ハーネス保持部140をヒューズボックス94に装着するための複数(図7では3つ)の装着爪168、170、172とを有している。案内部166は、後方に向かって他方の側に傾斜した傾斜板174を含む。各装着爪168、170、172は、ヒューズボックス94の下方からその下面を覆うようにハーネス保持部140を配置した状態でヒューズボックス94の下部に装着される。
このように構成されたハーネス保持部140は、フロントハーネス76、電装ハーネス78、一組のバッテリハーネス80、82及びハーネス84の各々の一部を所定経路に分岐させると共に囲繞(収容)して保護する。これにより、例えば、プラス極104及びマイナス極100から各バッテリハーネス80、82を取り外した状態でこれらバッテリハーネス80、82はハーネス保持部140によって所定位置に保持されるので、バッテリ92の交換作業を容易に行うことができる。よって、自動二輪車10のメンテナンス性を向上させることができる。
コネクタ保持部142は、ハーネス保持部140の第2側壁部152に一体的に設けられている。コネクタ保持部142は、後方側に設けられた矩形状の第1壁部176と、第1壁部176に設けられたコネクタ保持部本体178と、第1壁部176の後端部から一方の側に突出してコネクタ保持部本体178を保護する保護板180とを有している。
コネクタ保持部本体178は、第2側壁部152の外面に設けられて上下方向に延在した一対の支持部184、186と、各支持部184、186に設けられた一対のホルダ188、190と、第1壁部176に設けられた移動制限部192とを含む。
一対のホルダ188、190は、各支持部184、186の下端部から一方の側に突出して外部コネクタ86の基端部88を挟持する。これらホルダ188、190のうち互いに対向する面は、外部コネクタ86の基端部88の外形形状に対応した形状(円弧状の湾曲面が2つ連設された形状)を有している。これにより、各ホルダ188、190を外部コネクタ86の基端部88に面接触させることができるので、外部コネクタ86を効率的に保持することができる。
また、各ホルダ188、190は、前後方向に撓むことができるように形成されている。すなわち、各ホルダ188、190の基端側は、幅広に形成(前後方向に沿った寸法が比較的大きく形成)されると共に各ホルダ188、190の先端側は、幅狭に形成(前後方向に沿った寸法が比較的小さく形成)されている。また、各ホルダ188、190の基端側には、コネクタ本体90の下面が接触する載置面194、195が形成されている。
移動制限部192は、コネクタ本体90に接触して外部コネクタ86の基端部88が一対のホルダ188、190から離脱することを阻止する。この移動制限部192は、第1壁部176の外面から一方の側に突出した板状部196と、板状部196の先端部から下方に突出した突起198と、板状部196の基端側に設けられた複数(図6では2つ)のリブ200、202とを有している。
板状部196は、平面視で一対のホルダ188、190の間に位置しており、コネクタ本体90の上方への移動を制限する。突起198は、板状部196の全幅に亘って形成されており、コネクタ本体90の一方の側への移動を制限する。各リブ200、202は、第1壁部176に一体的に設けられている。このようなリブ200、202を設けることにより、移動制限部192の剛性を高めることができる。
このように構成されたコネクタ保持部142では、外部コネクタ86がコネクタ保持部142に装着された状態で、コネクタ本体90の側面のうち、少なくとも、ハーネス保持部140の反対側(右方向)を指向する第1面90aと第1面90aの両側(前後方向)に連なる第2面90b及び第3面90cとが外部に露出する(図2及び図4参照)。
経路規制部144は、コネクタ保持部142に隣接して第2側壁部152に一体的に設けられている。経路規制部144は、第2側壁部152の前方側に設けられて上下方向に延在した矩形状の第2壁部204と、第2壁部204から一方の側に向かって延出した経路規制板206とを有している。第2壁部204の厚み寸法は、前方に向かって徐々に小さくなっている。すなわち、第2壁部204の外面は、前方に向かって徐々に他方の側に傾斜している。
経路規制板206は、平面視で略平行四辺形状に形成されている(図7参照)。経路規制板206には、ハーネス84が挿通可能な孔部208が形成されている。孔部208は、平面視で第2壁部204の外面の傾斜方向に沿って延びた楕円形状をなしており、一方の側に開口している。経路規制板206の縁部には、上方に突出した第1規制壁210及び第2規制壁212と、第2規制壁212に連なり下方に突出した規制板214とが設けられている。
第1規制壁210は、第2壁部204から一方の側に延在した後で前方側に延在している。第2規制壁212は、第2壁部204から一方の側に延在した後で後方側に延在している。すなわち、第1規制壁210と第2規制壁212は、互いに離間して対向している。第2規制壁212のうち車幅方向に延在した部分には、ハーネス84を受ける円弧状の受け溝216が形成されている。規制板214は、ハーネス保持部140の底壁146に連なっている。
このように構成された自動二輪車10において、外部コネクタ86は、ハーネス84の先端側が経路規制部144で所定経路に規制された状態でコネクタ保持部142に装着可能であり、ハーネス84の先端側が経路規制部144で所定経路に規制されていない状態でコネクタ保持部142に装着不能になっている。すなわち、ハーネス保持部140に保持されていないハーネス84の先端側が経路規制部144で所定経路に規制された場合にのみ外部コネクタ86がコネクタ保持部142に装着可能なように、当該ハーネス84の先端側の長さL(図8参照)が設定されている。
そのため、図9に示すように、例えば、ハーネス84の先端側を経路規制部144の下方に通線した状態(所定経路を通線しない状態)で、外部コネクタ86は、規制板214が邪魔になるためコネクタ保持部142に装着することができないようになっている。なお、本実施形態では、このハーネス84の先端側の長さLは、メンテナンス時に外部コネクタ86をフロントカウル58の外側に露出させることができる程度の長さとなっている。
また、コネクタ保持部142を構成する一対のホルダ188、190及び移動制限部192(板状部196)が一方の側(第1方向)に突出し、経路規制部144を構成する第2規制壁212のうち受け溝216の一方の側に隣接する部位212aが上方(第2方向)に突出している(図6参照)。すなわち、一対のホルダ188、190及び移動制限部192の少なくともいずれか1つ(第1凸部)の突出方向と第2規制壁212の前記部位(第2凸部)212aの突出方向とが互いに異なっている。これにより、作業者は、第1凸部及び第2凸部を触ることによって、コネクタ保持部142及び経路規制部144を区別すると共にその位置を特定することが可能となっている。
本実施形態に係る自動二輪車10は、基本的には以上のように構成されるものであり、以下、その作用及び効果について説明する。
本実施形態の自動二輪車10では、メンテナンスを行っていない時にハーネス84の先端側が経路規制部144で所定経路に規制された状態で外部コネクタ86がコネクタ保持部142に装着されている。この状態で、外部コネクタ86は、フロントカウル58に覆われているため外部から視認され難くなっている。
そして、自動二輪車10のメンテナンスを行う場合、作業者は、外部コネクタ86を手探りする。このとき、本実施形態では、外部コネクタ86を着脱可能に保持するコネクタ保持部142を備えているので、メンテナンスを行っていない時に外部コネクタ86が視認され難い場所に配設されていた場合であっても、コネクタ保持部142を備えていない構成と比較して、外部コネクタ86を容易に探り当てることができる。
続いて、作業者は、外部コネクタ86をコネクタ保持部142から取り外し、ハーネス84の先端側を経路規制部144から取り外す。このとき、作業者は、第1凸部及び第2凸部を触ることにより、コネクタ保持部142及び経路規制部144の位置を容易に特定することができるので、外部コネクタ86及びハーネス84の取り外し作業を効率的に行うことができる。そして、外部コネクタ86をフロントカウル58の外側に引き出して外部機器250に電気的に接続する(図8参照)。これにより、自動二輪車10のメンテナンスが行われる。
一方、自動二輪車10のメンテナンスが終了した場合、作業者は、外部コネクタ86を外部機器250から外し、ハーネス84の先端側を経路規制板206における一方の側の開口部から孔部208に挿入して受け溝216に配設する。このとき、作業者は、第2凸部を触ることにより経路規制板206の開口部及び受け溝216の位置を容易に特定することができるので、ハーネス84の先端側の経路規制部144への取り付け作業を効率的に行うことができる。これにより、ハーネス84の先端側が第1規制壁210と第2規制壁212の間の隙間に通線されて所定経路に規制される。
そして、ハーネス84の先端側が経路規制部144で所定経路に規制された状態で、外部コネクタ86をコネクタ保持部142に装着する。このとき、作業者は、第1凸部を触ることにより、一対のホルダ188、190の位置を容易に特定することができるので、外部コネクタ86のコネクタ保持部142への装着作業を効率的に行うことができる。
具体的には、外部コネクタ86の基端部88を一方の側から一対のホルダ188、190間に押し込む。そうすると、外部コネクタ86の基端部88に接触した一対のホルダ188、190が互いに離間する方向に撓むと共にコネクタ本体90に接触した移動制限部192が上方に撓む。そして、外部コネクタ86をさらに押し込むと、コネクタ本体90が第2側壁部152及び各支持部184、186に接触し、一対のホルダ188、190及び移動制限部192が元の位置に復帰する。
これにより、外部コネクタ86の基端部88が一対のホルダ188、190によって挟持される。また、コネクタ本体90の下面が各ホルダ188、190の載置面194、195に接触すると共にコネクタ本体90の上面が板状部196に接触することにより、コネクタ本体90の上下方向の移動が制限される。さらに、移動制限部192の突起198がコネクタ本体90の一方の側に位置するため、この突起198によってコネクタ本体90の一方の側への移動が制限される。よって、外部コネクタ86がコネクタ保持部142に保持されるに至る。
本実施形態によれば、外部コネクタ86を着脱可能に保持するコネクタ保持部142を備えているので、メンテナンスを行っていない時に外部コネクタ86が視認され難い場所に配設されていた場合であっても、コネクタ保持部142を備えていない構成と比較して、外部コネクタ86を容易に探り当てることができる。よって、自動二輪車10のメンテナンス性を向上させることができる。
さらに、外部コネクタ86は、ハーネス84の先端側が経路規制部144で所定経路に規制された状態では、コネクタ保持部142に装着可能であり、ハーネス84の先端側が経路規制部144で所定経路に規制されていない状態では、コネクタ保持部142に装着不能となっている。これにより、外部コネクタ86をコネクタ保持部142に装着した状態でハーネス84の先端側の弛みを確実に抑えることができるので、ハーネス84がフロントフェンダ32や前輪WF等の他部品と干渉することを回避することができる。
本実施形態において、作業者は、第1凸部及び第2凸部を触ることによって、コネクタ保持部142及び経路規制部144を区別すると共にその位置を特定することができる。これにより、コネクタ保持部142に対する外部コネクタ86の着脱作業及び経路規制部144に対するハーネス84の先端側の取り付け及び取り外し作業を容易に行うことができる。よって、自動二輪車10のメンテナンス性をさらに向上させることができる。
また、一対のホルダ188、190及び移動制限部192の少なくともいずれか1つが第1凸部として機能するので、一対のホルダ188、190及び移動制限部192とは別に第1凸部を形成する必要がない。よって、コネクタ保持部142の構成を簡素化することができる。
本実施形態によれば、外部コネクタ86の基端部88を一対のホルダ188、190で挟持すると共に当該基端部88が一対のホルダ188、190から離脱することを移動制限部192で阻止しているので、外部コネクタ86をコネクタ保持部142に確実に保持することができる。
本実施形態では、外部コネクタ86がコネクタ保持部142に装着された状態で、コネクタ本体90の側面のうち、少なくとも第1面90a、第2面90b及び第3面90cが外部に露出している。これにより、作業者は、コネクタ本体90を手指で摘んだ状態でコネクタ保持部142に対する着脱作業を行うことができる。よって、自動二輪車10のメンテナンス性を一層向上させることができる。
また、互いに対向して離間する第1規制壁210と第2規制壁212との間の隙間にハーネス84の先端側を通すことによってハーネス84の先端側が所定経路に規制されている。これにより、簡易な構成でハーネス84の先端側を所定経路に規制できる。
本実施形態では、コネクタ保持部142をバッテリ92の近傍でヒューズボックス94に固定しているので、メンテナンス頻度の比較的高いバッテリ92及びヒューズボックス94をコネクタ保持部142の近くに集約することができる。これにより、バッテリ92及びヒューズボックス94の交換作業と外部コネクタ86を外部機器250に電気的に接続する作業とを効率的に行うことができる。よって、自動二輪車10のメンテナンス性を一層向上させることができる。
本実施形態において、ハーネス保持部140は、一組のバッテリハーネス80、82のそれぞれを所定方向に分岐させるので、これらバッテリハーネス80、82を分岐させる部材をハーネス保持部140とは別に設ける必要がない。よって、自動二輪車10の部品点数を削減することができる。また、メンテナンス時に一組のバッテリハーネス80、82とハーネス84とが絡まることを抑制できるため、車両のメンテナンス性をなお一層向上させることができる。
本実施形態において、ハーネス保持部140は、フロントハーネス76、電装ハーネス78、一組のバッテリハーネス80、82及びハーネス84の各々の一部を囲繞するように筐体状に形成されると共に、ヒューズボックス94を下方から覆うようにヒューズボックス94の下部に設けられている。これにより、フロントハーネス76、電装ハーネス78、一組のバッテリハーネス80、82及びハーネス84の各々の一部とヒューズボックス94の下部とをハーネス保持部140によって保護することができる。
また、バッテリケース96及びステー部106を介して車体フレーム12に支持されたヒューズボックス94にハーネス保持部140(保持機構138)を設けているので、ハーネス保持部140を車体フレーム12に支持するための支持部材を別に設ける必要がないため、自動二輪車10の部品点数を削減することができる。これにより、コネクタ保持部142に対して外部コネクタ86を着脱する際に、前記支持部材が邪魔になることがないので、自動二輪車10のメンテナンス性を向上させることができる。
以上、本発明について好適な実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。また、特許請求の範囲に記載された括弧書きの符号は、本発明の理解の容易化のために添付図面中の符号に倣って付したものであり、本発明がその符号をつけた要素に限定して解釈されるものではない。
10…自動二輪車(車両) 18…ヘッドパイプ
34…バッテリユニット 42…ECU(車両機器)
58…フロントカウル 72…ハーネス部
76…フロントハーネス 78…電装ハーネス
80、82…バッテリ 84…ハーネス
86…外部コネクタ 88…基端部
90…コネクタ本体 92…バッテリ
94…ヒューズボックス 106…ステー部
140…ハーネス保持部 142…コネクタ保持部
144…経路規制部 188、190…ホルダ
192…移動規制部 196…板状部
206…経路規制板 210…第1規制壁
212…第2規制壁 214…規制板
216…受け溝 250…外部機器

Claims (9)

  1. 車両機器(42)と、
    前記車両機器(42)に電気的に接続されたハーネス(84)と、
    前記ハーネス(84)の先端に設けられて外部機器(250)に対して電気的に接続可能な外部コネクタ(86)と、
    前記ハーネス(84)の一部を保持するハーネス保持部(140)と、を備えた車両(10)であって、
    前記ハーネス保持部(140)には、前記外部コネクタ(86)を着脱可能に保持するコネクタ保持部(142)と、
    前記ハーネス保持部(140)によって保持されていない前記ハーネス(84)の先端側を所定経路に規制する経路規制部(144)と、が設けられ、
    前記外部コネクタ(86)は、前記ハーネス(84)の先端側が前記経路規制部(144)で前記所定経路に規制された状態では、前記コネクタ保持部(142)に装着可能であり、前記ハーネス(84)の先端側が前記経路規制部(144)で前記所定経路に規制されていない状態では、前記コネクタ保持部(142)に装着不能である、
    ことを特徴とする車両(10)。
  2. 請求項1記載の車両(10)において、
    前記コネクタ保持部(142)には、第1方向に突出した第1凸部(188、190、192)が形成され、
    前記経路規制部(144)には、前記第1方向とは異なる第2方向に突出した第2凸部(212a)が形成されている、
    ことを特徴とする車両(10)。
  3. 請求項2記載の車両(10)において、
    前記外部コネクタ(86)は、前記ハーネス(84)に設けられた基端部(88)と、
    前記基端部(88)よりも前記ハーネス(84)の径方向に膨出したコネクタ本体(90)と、を有し、
    前記コネクタ保持部(142)には、前記基端部(88)を挟持するホルダ(188、190)と、
    前記コネクタ本体(90)に接触して前記基端部(88)が前記ホルダ(188、190)から離脱することを阻止する移動制限部(192)と、が形成されている、
    ことを特徴とする車両(10)。
  4. 請求項3記載の車両(10)において、
    前記ホルダ(188、190)及び前記移動制限部(192)のうち少なくともいずれか一つは、前記第1凸部(188、190、192)として機能する、
    ことを特徴とする車両(10)。
  5. 請求項3又は4に記載の車両(10)において、
    前記コネクタ保持部(142)は、前記外部コネクタ(86)が当該コネクタ保持部(142)に装着された状態で、前記コネクタ本体(90)の側面のうち、少なくとも、前記ハーネス保持部(140)の反対側を指向する第1面(90a)と前記第1面(90a)の両側に連なる第2面(90b)及び第3面(90c)とが外部に露出するように形成されている、
    ことを特徴とする車両(10)。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両(10)において、
    前記経路規制部(144)は、互いに離間して対向する第1規制壁(210)及び第2規制壁(212)を有し、
    前記所定経路は、前記ハーネス(84)の先端側が前記第1規制壁(210)と前記第2規制壁(212)の間の隙間を通る経路である、
    ことを特徴とする車両(10)。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両(10)において、
    バッテリ(92)と、
    前記バッテリ(92)に隣接して配設されたヒューズボックス(94)と、
    前記バッテリ(92)及び前記ヒューズボックス(94)を車体に対して支持するステー部(106)と、をさらに備え、
    前記ハーネス保持部(140)は、前記バッテリ(92)の近傍で前記ヒューズボックス(94)に保持されている、
    ことを特徴とする車両(10)。
  8. 請求項7記載の車両(10)において、
    前記バッテリ(92)に電気的に接続される一組のバッテリハーネス(80、82)をさらに備え、
    前記ハーネス保持部(140)は、一組の前記バッテリハーネス(80、82)のそれぞれを所定方向に分岐させる、
    ことを特徴とする車両(10)。
  9. 請求項8記載の車両(10)において、
    前記ハーネス保持部(140)は、各前記バッテリハーネス(80、82)の一部及び前記ハーネス(84)の一部を囲繞するように筐体状に形成されると共に、前記ヒューズボックス(94)を下方から覆うように当該ヒューズボックス(94)の下部に設けられている、
    ことを特徴とする車両(10)。
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