JP5802656B2 - 血糖値計測装置、血糖値計測結果の表示方法、および血糖値計測結果の表示制御プログラム - Google Patents

血糖値計測装置、血糖値計測結果の表示方法、および血糖値計測結果の表示制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ユーザの血糖値を計測する血糖値計測装置、その血糖値計測結果の表示方法、およびその血糖値計測結果の表示制御プログラムに関する。
糖尿病患者等、健康管理上、その血糖値を計測し、食事量や運動量をコントロールしなければならないユーザにとって、その計測装置の操作性や、計測に要する準備等は極めて大きな問題である。そこで、ユーザが日々の生活において比較的容易に、血糖値を計測できるように携帯型の計測装置が開発され、そこには血糖値管理を助ける様々な機能が搭載されている。たとえば、特許文献1に開示される技術では、計測装置のディスプレイに最近の計測値とともに、過去の計測値を合わせてグラフ表示し、ユーザが血糖値の推移を容易に認識できるように構成されている。
再公表2005−106446号公報
健康上、血糖値を管理する必要のあるユーザにとっては、通常の生活での様々な状況下で、適切な時間に自己の血糖値を計測することが求められる。一方で、血糖値は、ユーザの体の状態、たとえば、食前や食後、運動後等の状態に応じて、その値が高低する傾向が認められるため、計測された血糖値がどのような体の状態において計測されたものであるのかを認識できることが、ユーザの血糖値管理上、極めて重要な技術要素となり得る。
しかし、従来技術においては、過去の血糖値の計測履歴をグラフ表示してはいるが、それには計測時のユーザの体の状態が反映されていない。そのため、ユーザの血糖値管理の利便性を十分に向上しているとは言えない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、血糖値計測時のユーザの体の状態を反映させた計測結果の表示を可能とし、ユーザの血糖値管理の利便性を向上し得る血糖値計測装置、血糖値計測結果の表示方法、および血糖値計測結果の表示制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明においては、上記課題を解決するために、計測された血糖値データとその計測時のユーザの体の状態を表す状態フラグとを関連付けて管理し、その関連付けに基づいて計測結果をディスプレイに表示する構成とすることで、ユーザの血糖値管理の利便性を向上させることが可能となる。
詳細には、本発明は、ユーザの血糖値を計測する計測部と、その計測データを記録する記録部と、計測結果をディスプレイに表示可能な表示部と、を備える血糖値計測装置であって、更に、前記計測部によって計測された血糖値データに対してユーザの血糖値計測時の体の状態に関する状態フラグを関連付けて、前記記録部に記録する状態フラグ設定部と、前記状態フラグ設定部によって設定された状態フラグに基づいて、前記記録部に記録されている計測結果を前記ディスプレイに表示させる表示制御部と、を備える。
本発明に係る血糖値計測装置は、ユーザの血糖値を計測し、その計測結果を表示することで、ユーザによる血糖値管理の利便性を向上させるものである。状態フラグ設定部が、計測部によって計測された血糖値データに対して、その計測時のユーザの体の状態に関する状態フラグが関連付けられたうえで、装置内での計測データの管理が行われる。そのため、表示制御部による計測結果の表示制御は、状態フラグと計測データが関連付けられた状態で行われることになる。
このような構成によれば、ユーザの血糖値に大きな影響を与える体の状態に関する情報である状態フラグを、血糖値計測装置内で計測データと関連付けさせて、そのデータ管理が行われるため、ユーザは、計測された血糖値がどのような体の状態において計測されたものであるのか、表示制御部による表示内容を介して確認することができ、以て、計測結果に基づいた判断を適切に行え、血糖値管理の利便性が向上し得る。血液中の血糖値は、体の状態によって大きく変動することを踏まえれば、このように状態フラグと計測データとが関連付けされてデータ管理されることは、ユーザに対して大きな利益を与えるものである。
本発明において、前記状態フラグは、例えば、前記ディスプレイにおいて所定の形状を表すよう所定の部分が点灯可能に構成されており、前記状態フラグ設定部が、所定の場合に前記所定部分を点灯させることにより、前記ディスプレイに表示されるものでもよいし、また、例えば、前記血糖値計測装置が、メモリを有し、このメモリに所定のフラグを予め記憶させておくか、または所望に応じて所望のフラグを記憶させ、この記憶されたフラグを前記状態フラグ設定部が、適宜呼び出し、対応する前記計測データと関連付けて表示されるものでもよい。すなわち、本発明では、前記状態フラグは、前記血糖計測装置において予め固定的に設定されていてもよいし、所望に応じて追加や削除といった変更ができるようになっていてもよい。本発明に係る血糖値計測装置は、このように固定的にフラグが設定される構成と、所望に応じてこれらフラグを変更可能な構成のいずれか一方のみを有していてもよいし、これらの両構成を有していてもよい。また、本発明に係る血糖値計測装置は、フラグを追加ないし削除可能なメモリを有し、前記状態フラグ設定部が、ユーザの血糖値に関連するユーザの生体情報を前記記録部に記録し、前記血糖値計測装置が、前記生体情報の入力を受け付け、かつ、前記血糖値計測装置に管理されている情報を、外部装置に管理されている情報の少なくとも一部と一致させる一致部を更に備え、前記表示制御部は、前記記録部に記録されている前記生体情報を前記ディスプレイに表示させる。このような構成によれば、血糖値計測装置で管理されている情報を、外部装置で管理されている情報と整合させることができる。例えば、前記外部装置が、ユーザが診察を受けている病院である場合、病院側の管理項目とユーザ側の管理項目を一致させたり、病院で管理されている項目のうち、ユーザ側でも管理することが望ましい項目を前記血糖値計測装置の管理項目として含めることができ、診察および治療上極めて有効である。
ここで、表示制御部による表示制御の一例として、前記表示制御部は、前記記録部に記録されている計測データに基づいて、ユーザの血糖値の推移を前記ディスプレイにグラフ表示させる構成としてもよい。更には、前記グラフが表わす複数の血糖値データに関連付けられたそれぞれの前記状態フラグに対応する所定のマークを、該グラフに隣接させて表示させてもよい。血糖値の推移をグラフ表示させることで、ユーザは自己の血糖値の変動を容易に理解でき、健康上の注意点等に気付きやすくなる。さらに、この表示されたグラフに対して、状態フラグ設定部によって設定されていた状態フラグに対応した所定のマークが、隣接して表示されることで、ユーザは、血糖値の推移と体の状態とを同時に認識することができる。これは、ユーザの利便性上、極めて有用である。なお、上記所定のマークは、設定される状態フラグの種類の応じて異なるものであるが、ディスプレイにグラフとともに表示させることを踏まえると、ユーザが一見して、マークの相違が判別可能なように、その形状、色等決定されるのが好ましい。
また、表示制御部による表示制御の別の例として、前記表示制御部は、前記記録装置内に記録されている計測データに基づく演算値を前記ディスプレイに表示させてもよい。この場合、さらに、記表示制御部は、前記記録部に記録されている計測データの中から、前記状態フラグ設定部によって設定された状態フラグが同一の計測データ群を抽出し、該抽出された計測データ群に関する前記演算値を前記ディスプレイに表示させてもよい。
前記演算値は、計測結果に基づいて算出される、ユーザの血糖値管理上、有用な情報となる演算値である。たとえば、ユーザの血糖値の所定期間における平均値が挙げられるが、これだけには限られない。一方で、ユーザの体の状態に応じて、血糖値の高低が変動する傾向があることを踏まえると、上記のように、体の状態に関する状態フラグごとに、上記演算値が表示されることは、ユーザの血糖値管理に資するものと考えられる。たとえば、食後と食前の血糖値が混在する演算値よりも、食後の血糖値の演算値と、食前の血糖値の演算値とを区別して表示することが可能となるため、ユーザによる血糖値に関する判断がより正確に行いやすくなる。本発明では、上述までのように、状態フラグが計測データと関連付けられて管理されるため、このようなグラフ表示、演算値表示等、様々な表示制御が容易に行うことができる。
なお、上記血糖値計測装置において、前記状態フラグ設定部によって関連付けが行われる状態フラグは、生体の状態に関係する現象や事象を表すあらゆるフラグであってよい。このようなフラグは、ユーザの食前状態、食後状態、運動後状態を表すフラグ等、生体自体の状態を表すフラグの他、生体に対するアクションに関する事実を表すフラグ等が含まれ、ユーザの血糖値に影響される体の状態に関するフラグであれば、どのような状態フラグも採用可能である。このような状態フラグは、例えば、ユーザの食前状態、食後状態、食事量、運動後状態、運動量等、ユーザがとったアクションに関する事実を示すフラグや、β細胞の量、コレステロールの値、Hb(ヘモグロビン)A1cの値等のユーザの体内物質量やその変化を表すフラグ等の、生体の生理・生化学的状態を表すフラグ、ユーザに対するインシュリン投与等の投薬の有無や程度を表すフラグ等、生体に対するアクションに関する事実を表すフラグ等が含まれる。また、「状態」は、一般には、「ある時点でのありさま」と解釈される場合もあるが、本明細書では、広く「ありさま」を意味し、ある1時点だけでなく、生体の経時的変化や変化の程度をも含む。また、「状態」は、生体のアクションや生体に対するアクションの有無だけでなく、前記アクションの程度も含む。また、前記状態フラグは、病院等の管理機関において、当該血糖値に関連して管理されるあらゆる生体情報を含んでよい。これにより、病院等により管理される情報とユーザが把握する情報とを一致させることができ、計測血糖値と血糖値に関連して管理される生体情報との関連付けの正確性を向上させることができる。
ここで、前記状態フラグが、「程度」の概念を含む場合、前記状態フラグは、この程度の多少を所定のマークの数の増減により示すように構成してよい。例えば、前記状態フラグが食事量を示すフラグの場合、前記食事量の多少を、例えばバーマークの本数を増減することで示すようにしてもよい。すなわち、上記血糖値計測装置において、前記状態フラグ設定部によって関連付けられた状態フラグが、食後状態に関するフラグである場合、前記表示制御部は、前記計測部によって計測されたユーザの血液の血糖値とともに、ユーザの食事量に関する情報を前記ディスプレイに表示させる構成を採用してもよい。当該構成は、ユーザの食後状態を表す状態フラグが設定された場合であっても、「食事」の血糖値に与える影響が、その量によって大きく変動することを考慮するものである。例えば、前記ユーザの食事量に関する情報は、ヒトの胃袋を模したイメージにおいて該食事量に応じて変化する変化イメージとして表示されてよく、例えば前記変化イメージが、バーマークの数が変化することで変化するものであってもよい。
また、上記血糖値計測装置において、前記状態フラグ設定部によって関連付けられた状態フラグが、経過時間とともに変化する生体の状態を表すフラグである場合、以下の構成を採用してもよい。例えば、前記表示制御部は、前記計測部によって計測されたユーザの血液の血糖値とともに、生体のアクションや生体に対するアクションの開始時点、終了時点及び開始時点から終了時点までの間の所定の時点のいずれかの時点からの経過時間に関する情報を前記ディスプレイに表示してもよい。また、他の例として、上記血糖値計測装置において、前記状態フラグ設定部によって関連付けられた状態フラグが、食後状態に関するフラグである場合、前記表示制御部は、前記計測部によって計測されたユーザの血液の血糖値とともに、ユーザが食事開始時点、食事中の所定の時点および食事を完了した時点のいずれかの時点からの経過時間に関する情報を前記ディスプレイに表示させる構成を採用してもよい。上記食事量と同じように、これらの所定の時点からの経過時間も、ユーザの血糖値の高低に影響を与えるパラメータである。そこで、本発明は、このように経過時間を血糖値データに反映させることで、ユーザによる血糖値管理の利便性がさらに向上し得る。
ここで、上述までの血糖値計測装置において、前記血糖値データに対して前記状態フラグを関連付けることをユーザが指示可能な操作部を、更に備える場合、前記状態フラグ設定部は、前記食後状態に関連するフラグが関連付けられた前記血糖値データに対して、ユーザによる前記操作部の操作に基づき、更に前記食事量に関する情報を関連付けるように構成されてもよい。すなわち、食事量に関する情報は、ユーザによる操作部の操作を通して行われる。
そこで、ユーザによる前記操作部の操作は、食事内容に関する所定条件を入力又は選択する操作であってもよく、この場合、前記状態フラグ設定部は、前記操作結果に従って前記食事量に関する情報を自動的に算出し、該情報を前記血糖値データに対して関連付ける。この構成によれば、ユーザは、比較的客観的に入力、選択しやすい食事内容に関する所定条件に関する操作を行なうことで、食事量に関する情報が自動的に算出される。そのため、血糖値計測装置の操作性が向上するとともに、食事量に関する情報の精度を上げることも可能となる。
次に、本発明を血糖値計測結果の表示方法の側面から捉えることも可能である。すなわち、本発明は、ユーザの血糖値を計測する計測部と、その計測データを記録する記録部と、計測結果をディスプレイに表示可能な表示部とを備える血糖値計測装置において、該計測結果をそのディスプレイに表示する表示方法であって、計測された血糖値データに対してユーザの血糖値計測時の体の状態に関する状態フラグを関連付けて、前記記録部に記録する状態フラグ設定ステップと、前記状態フラグ設定ステップにおいて設定された状態フラグに基づいて、前記記録部に記録されている計測結果を前記ディスプレイに表示する表示制御ステップと、を含む。本発明に係る表示方法においても、上記血糖値計測装置の場合と同様に、測定結果にユーザの体の状態を反映させて、ディスプレイに表示させることが可能となるため、ユーザによる血糖値管理の利便性を向上させることが可能となる。
また、上記血糖値計測結果の表示方法において、前記表示制御ステップで、前記記録部に記録されている計測データに基づいて、ユーザの血糖値の推移を前記ディスプレイにグラフ表示させてもよい。さらに、前記表示制御ステップでは、前記グラフが表わす複数の血糖値データに関連付けられたそれぞれの前記状態フラグに対応する所定のマークが、該グラフに隣接させて表示されてもよい。
また、前記表示制御ステップでは、前記記録装置内に記録されている計測データに基づく演算値が前記ディスプレイに表示されてもよい。さらに、前記表示制御ステップでは、前記記録部に記録されている計測データの中から、前記状態フラグ設定部によって設定された状態フラグが同一の計測データ群が抽出され、該抽出された計測データ群に関する前記演算値が前記ディスプレイに表示されてもよい。なお、この演算値の一例として、ユーザの血糖値の所定期間における平均値が挙げられる。
このように構成される血糖値計測結果の表示方法においても、上記血糖値計測装置の場合と同様に、測定結果にユーザの体の状態を反映させて、ディスプレイに表示させることが可能となるため、ユーザによる血糖値管理の利便性を向上させることが可能となる。なお、上記血糖値計測装置について開示した技術的思想は、同様に本発明に係る表示方法にも適用可能である。
次に、本発明を血糖値計測結果の表示制御プログラムの側面から捉えることも可能である。すなわち、本発明は、ユーザの血糖値を計測する計測部と、その計測データを記録する記録部と、計測結果をディスプレイに表示可能な表示部とを備えるコンピュータに、該計測結果をそのディスプレイに表示させるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータに、計測された血糖値データに対してユーザの血糖値計測時の体の状態に関する状態フラグを関連付けて、前記記録部に記録する状態フラグ設定ステップと、前記状態フラグ設定ステップにおいて設定された状態フラグに基づいて、前記記録部に記録されている計測結果を前記ディスプレイに表示する表示制御ステップと、を実行せしめるプログラムである。本発明に係る表示制御プログラムにおいても、上記血糖値計測装置の場合と同様に、測定結果にユーザの体の状態を反映させて、ディスプレイに表示させることが可能となるため、ユーザによる血糖値管理の利便性を向上させることが可能となる。
また、上記血糖値計測結果の表示制御プログラムにおいて、前記表示制御ステップで、前記記録部に記録されている計測データに基づいて、ユーザの血糖値の推移を前記ディスプレイにグラフ表示させてもよい。さらに、前記表示制御ステップでは、前記グラフが表わす複数の血糖値データに関連付けられたそれぞれの前記状態フラグに対応する所定のマークが、該グラフに隣接させて表示されてもよい。
また、前記表示制御ステップでは、前記記録装置内に記録されている計測データに基づく演算値が前記ディスプレイに表示されてもよい。さらに、前記表示制御ステップでは、前記記録部に記録されている計測データの中から、前記状態フラグ設定部によって設定された状態フラグが同一の計測データ群が抽出され、該抽出された計測データ群に関する前記演算値が前記ディスプレイに表示されてもよい。なお、この演算値の一例として、ユーザの血糖値の所定期間における平均値が挙げられる。
このように構成される血糖値計測結果の表示制御プログラムにおいても、上記血糖値計測装置の場合と同様に、測定結果にユーザの体の状態を反映させて、ディスプレイに表示させることが可能となるため、ユーザによる血糖値管理の利便性を向上させることが可能となる。なお、上記血糖値計測装置について開示した技術的思想は、同様に本発明に係る表示制御プログラムにも適用可能である。
更に、上記表示制御プログラムを記録する、コンピュータに読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に含まれる。
血糖値計測時のユーザの体の状態を反映させた計測結果の表示を可能とし、ユーザの血糖値管理の利便性を向上させることが可能となる。
本発明に係る血糖値計測装置の外観構成を示す第一の図である。 本発明に係る血糖値計測装置の外観構成を示す第二の図である。 図1に示す血糖値計測装置に形成される各機能部による機能ブロック図である。 図1に示す血糖値計測装置において実行される、血糖値計測処理のフローチャートである。 図1に示す血糖値計測装置の液晶画面の表示例を示す図である。 図1に示す血糖値計測装置において実行される、計測結果管理処理のフローチャートである。 図1に示す血糖値計測装置において実行される、グラフ表示処理のフローチャートである。 図6に示すグラフ表示処理で、血糖値計測装置の液晶画面に表示されるグラフを示す第一の図である。 図6に示すグラフ表示処理で、血糖値計測装置の液晶画面に表示されるグラフを示す第二の図である。 図1に示す血糖値計測装置において実行される、計測履歴表示処理のフローチャートである。 図8に示す計測履歴表示処理で、血糖値計測装置の液晶画面に表示される表示例の第一の図である。 図8に示す計測履歴表示処理で、血糖値計測装置の液晶画面に表示される表示例の第二の図である。 図8に示す計測履歴表示処理で、血糖値計測装置の液晶画面に表示される表示例の第三の図である。 図1に示す血糖値計測装置において実行される、計測結果管理処理のフローチャートである。 図1に示す血糖値計測装置において実行される、計測結果管理処理のフローチャートである。 図1に示す血糖値計測装置において実行される、計測結果管理処理のフローチャートである。 図1に示す血糖値計測装置の液晶画面の表示例を示す図である。 図1に示す血糖値計測装置の液晶画面の表示例を示す図である。 図1に示す血糖値計測装置の液晶画面の表示例を示す図である。 図1に示す血糖値計測装置の液晶画面の表示例を示す図である。 図1に示す血糖値計測装置の液晶画面の表示例を示す図である。 本発明に係る情報処理システムのシステム構成図である。 図1に示す血糖値計測装置において実行される、管理情報一致処理のフローチャートである。
以下に、図面を参照して本発明を実施するための形態に係る血糖値計測装置について説明する。なお、以下の実施の形態の構成は例示であり、本発明はこの実施の形態の構成に限定されるものではない。
<血糖値計測装置の概略>
図1は、本発明に係る血糖値計測装置1の外観を示す図である。血糖値計測装置1は、糖尿病ユーザが自己でその血糖を測定できるように構成された携帯型の測定装置である。図に示すように、血糖値計測装置1はユーザの掌程度の大きさの細長の筐体2を有することで、ユーザの操作性の向上を図るとともに、後述するように計測結果の適切且つ迅速な管理、表示を可能とすることで、ユーザの血糖管理に資する構成となっている。
具体的には、図1Aに血糖測定装置1の表側の構成を示し、図1Bにその裏側の構成を示す。筐体2の表側のパネル3上には、計測結果等を表示するための液晶画面4が設けられており、そこでの表示処理については後述する。また、筐体2の端部には、血糖測定装置1で使用される計測用の試験片(図示せず)を差し込む試験片挿入溝10が設けられている。この試験片には、ユーザから採取された血液中のグルコースと反応し、電気的信号を出力するセンサーが設けられており、ユーザが血糖値計測の際にこのセンサーに自己の血液を点着させて、血糖値計測装置1による計測を行うこととなる。当該センサーとしては、たとえば、酸化還元酵素としてグルコースオキシターゼ(GOD)を用い、過酸化水素電極を信号出力用の電極としたセンサーが採用できる。なお、試験片そのものの構成については、従来技術によるものであって本発明の核心ではないため、本明細書でのその詳細な説明は省略する。
また、図1Bに示すように、筐体2の裏側のパネル3の側方に、血糖値計測装置1を操作するための操作ボタン7と、血糖値計測装置1と外部の装置、たとえば外部に配置されたコンピュータ等とを通信可能に接続する通信ポート8が設けられている。操作ボタン7は、ユーザによる押下操作、スライド操作、押下状態保持操作等の様々な操作の組み合わせにより、血糖値計測装置1で行われる全ての処理のための操作を可能とする。
さらに、血糖値計測装置1の内部は、そこで行われる様々な処理を制御するための制御部が設けられている。血糖値計測装置1における主な制御部としては、図2においてイメージ化されているように、計測制御部20、管理制御部30、表示制御部40、外部通信部50が設けられており、これらの各制御部は、血糖値計測装置1内で形成され不図示のCPU、メモリ、ハードディスク等を含むコンピュータ上で実行されるコンピュータプログラムにより実現されるものである。また、上述した液晶画面4、操作ボタン7、通信ポート8も、図2に示す各制御部に適宜接続されており、これによりユーザへの計測結果の表示、ユーザからの操作指示の計測装置への伝達、血糖測定装置1内で蓄積されたデータの外部への通信等に関するプログラム処理が実行される。以下、本発明に係る血糖値計測装置1の制御部の詳細な構成を説明する。
上述したように、血糖値計測装置1の制御部は、主に血糖値の計測に関する計測制御を行う計測制御部20、計測結果やフラグ等の血糖値計測装置1が管理する情報に関する管理制御を行う管理制御部30、計測結果の表示制御を行う表示制御部40、計測装置外との通信制御を行う外部通信部50で形成されているが、これ以外の制御部を含む構成となっていてもかまわない。詳細には、計測制御部20は、試験片確認部21、血糖値計測部22、計測結果記録部23、低血糖アラーム部24を有している。試験片確認部21は、上述した血糖値計測のための試験片が血糖値計測装置1側にセットされて計測可能な状態になっているかについて確認を行う機能部であり、血糖値計測部22は、確認された試験片からの出力信号に基づいてユーザの血糖値を計測する機能部である。また、計測結果記録部23は、血糖値計測部22によって計測された結果を、血糖値計測装置1内の記録装置(メモリ)にデータ保存、記録するための機能部である。さらに、低血糖アラーム部24は、計測された結果が、適正血糖値に関する基準範囲よりも低い場合にはユーザに対して低血糖であることをアラーム報知する機能部である。
また、管理制御部30は、状態フラグ設定部31、経過時間設定部32、パラメータ設定部33を有している。状態フラグ設定部31は、ユーザの血糖値に影響を及ぼす血糖値測定の際の体の状態に関するフラグを設定する機能であり、詳細は後述するが、本実施例では、運動後、食前、食後に関する状態フラグの設定を行う。本実施例では、経過時間設定部32は、状態フラグ設定部31で食後の状態フラグが設定されたときの、食事開始時点からの経過時間を設定する機能部であり、その詳細については後述する。なお、この経過時間の起点は、食事中の所定の時点や食事が完了した時点であってもよい。また、パラメータ設定部33は、血糖値計測装置1で使用される様々な制御用のパラメータを設定する機能部である。当該パラメータとしては、血糖値計測装置1内で用いられる日時や後述する試験片の容器開封日等がある。このような管理制御部30が有する機能部によって、ユーザは自己の血糖値に関する計測結果の管理を効率的に行うことが可能となる。
また、表示制御部40は、計測グラフ表示部41、計測平均値表示部42、計測履歴表示部43を有している。計測グラフ表示部41は、計測制御部20によって計測された結果をグラフ表示するための機能部である。また、計測平均値表示部42は、計測結果のうち所定の期間内の計測値の平均値を表示する機能部である。また、計測履歴表示部43は、計測され血糖値計測装置1の記録装置内に記録されているデータにアクセスし、その計測履歴を順次、場合によってはその詳細なデータまで表示する機能部である。このような表示制御部40が有する機能部による表示は、血糖値計測装置1の液晶画面4において行われ、ユーザはその画面表示を通して自己の血糖値の推移等を確認することが可能となる。
また、外部通信部50は、特に計測制御部20によって計測された結果や、管理制御部30によって管理された状態フラグ等の情報を、血糖値計測装置1外に送信する制御部である。本発明に係る血糖値計測装置1においては、外部通信部50による通信制御は核心ではないため、本明細書では外部通信部50によって外部通信機能が発揮されることを記載するに留め、その詳細については割愛する。
上述した計測制御部20、管理制御部30、表示制御部40のそれぞれによって、もしくは各制御部が連携して、血糖値計測装置1では、ユーザの血糖値計測に関する様々な処理が実現されている。そこで、以降、当該処理の詳細な内容について説明する。まず、計測制御部20によって実行される血糖値計測処理について、図3に基づいて説明する。まず、S101では、血糖値測定に用いられる試験片が、血糖値計測装置1の試験片挿入溝10への挿入が確認される。具体的には、試験片の挿入の有無に応じて、試験片挿入溝10における抵抗値等の変化に基づいて判断が、試験片確認部21によって行われる。S101で試験片の挿入が確認されるとS102以降の処理が行われる。
S102では、同様に試験片確認部21によって、S101で挿入が確認された試験片が有効期限内のものか否かが判定される。試験片は、上記の通り酸化還元酵素としてGODを使用するため、試験片が保存されている容器が開封されてから一定期間を過ぎると、血液中のグルコースとの反応性が低下し、適切な血糖値計測が困難となることから、開封後一定期間内に試験片は計測に供されるのが好ましい。そこで、たとえば、複数の試験片が封入されているボトルを開封したときに、ユーザが操作ボタン7を操作しその開封日時を血糖値計測装置1に入力し、管理制御部30のパラメータ設定部33が、例えば、当該入力開封日から6ケ月後の日時を試験片の有効期限に設定する。したがって、計測時の日時が、この設定された有効期限を過ぎているか否かに基づいてS102の判定が行われることになる。S102で肯定判定されるとS103へ進み計測の準備が行われる。一方で、S102で否定判定されると、試験片自体が血糖値計測に適していないことをユーザに喚起するか、または本血糖値計測処理を終了する。
S103では、血糖値計測部22によって、試験片への血液の点着が確認される。具体的には、ユーザが自己の血液を試験片上に点着することで発生する、試験片内でのセンサからの出力電流に基づいて、上記点着の確認が行われる。血糖値計測部22は、この血液の点着が確認されることで、血糖値計測のための所定の処理を行い、最終的に血糖値Vglを計測し、その計測値が液晶画面4上に表示される(S104の処理)。なお、試験片への血液点着による血糖値の計測技術は従来技術であるから、本明細書ではその詳細な説明を割愛する。
ここで、液晶画面4上の表示の一例を図4に示す。図4に示された表示画面例では、説明のためにアイコンや数値を一同にまとめて表示している。液晶画面4の左側には、矩形状の表示領域であって、後述するグラフを表示するグラフ表示領域DR1が形成され、その中央部には計測された血糖値等を表示する計測数値表示領域DR2が形成され、この計測数値表示領域DR2の周囲に、様々な意味を持つアイコンおよび所定の経過時間を表示するアイコン表示領域DR3が形成されている。このアイコン表示領域DR3に表示されるアイコンには、後述するS106で表示される低血糖アラーム用のアイコン「HYPO」、図4に示す状態フラグとしての運動後フラグ用アイコンIc1、食前フラグ用アイコンIc2、食後フラグ用の第一アイコンIc3、第二アイコンIc4が含まれる。さらに、アイコン表示領域DR3において、食後フラグ用の第一および第二アイコンに隣接して、食後経過時間Etが表示される。これらの状態フラグ用のアイコンおよび食後経過時間Etについては、後述する。なお、グラフ表示領域DR1は、ドット表示器で構成されており、適宜、自由な形状を表示可能に構成されている。グラフ表示領域DR3は、予め決定されたアイコン形状を、状態フラグ設定部31による点灯指示により表示可能に構成されている。また、血糖値計測装置1は、グラフ表示領域DR1における表示物(グラフやフラグなど)に関する情報を記憶するメモリを有し、状態フラグ設定部31が適宜、前記メモリに記憶されたフラグの中から所定のフラグに関する情報を読み出し、対応する計測データと関連付け、グラフ表示領域DR1に表示することができる。
次に、S105では、S104で計測された血糖値Vglが、基準血糖値V0より低いか否かが判定される。この基準血糖値V0は、低血糖を判定するための閾値であり、予め血糖値計測装置1側において設定されている値である。そこで、S105で肯定判定されるとS106へ進み、そこで低血糖アラーム部24によって、ユーザに低血糖であることのアラームが報知される。具体的には、液晶画面4に計測された血糖値とともに「HYPO」の文字を点灯することで、低血糖アラームの報知を行う。また、S105で否定判定されると、もしくは上記S106の処理が終了すると、S107へ進む。S107では、計測結果記録部23によって、計測された血糖値の値が、計測結果として血糖値計測装置1内の記録装置に記録される。本血糖値計測処理によって計測された結果は、後述の計測結果管理処理、グラフ表示処理、計測履歴表示処理に供されることになる。
次に、管理制御部30の状態フラグ設定部31によって実行される計測結果管理処理について、図5に基づいて説明する。当該計測結果管理処理は、血糖値計測処理によって得られた計測結果の管理を行うための制御である。まず、S201では、上記血糖値計測処理が行われた直後に液晶画面4上に計測結果である計測値が、計測数値表示領域DR2に表示される。なお、このとき、アイコン表示領域DR3においては、上述の運動後フラグ用アイコン等の状態フラグ用アイコンは表示されていないものとする。S201の処理が終了すると、S202へ進む。
S202では、計測値が表示された状態で、ユーザが操作ボタン7を操作して、表示されている計測が行われ際の、ユーザの体の状態に対応した状態フラグの選択が行われる。具体的には、ユーザは、状態フラグとして、運動後フラグ、食前フラグ、食後フラグ、状態フラグ無しの4つから選択を行い、その選択に応じた状態フラグが、表示されている計測値と関連付けられて血糖値計測装置1内に記録されることになる。これらの状態フラグは、ユーザの血糖値に強い関連性を有する体の状態に関するフラグである。したがって、このように計測された血糖値に状態フラグを関連付けることは、血糖値管理上極めて有用である。なお、これらの状態フラグは、図4に示した、運動後フラグ用アイコンIc1、食前フラグ用アイコンIc2、食後フラグ用の第一および第二アイコンIc3、Ic4、アイコンの非表示にそれぞれ対応し、液晶画面4においてアイコン表示されることになる。食前フラグ用アイコンIc2は、全体が保たれた細長いパンを模した形状のアイコンであり、食後フラグ用の第一アイコンIc3は、そのパンの一部が食べられ短くなっているパンを模した形状のアイコンである。このようにアイコンの形状に相関性を持たせることで、ユーザが一見して食前フラグ用のアイコンであるか、食後フラグ用のアイコンであるかが分かる。なお、食前、食後の状態を表すアイコンの形状は、このようなパンでなくてもよく、その他様々な形態が採用できる。S202の処理が終了すると、S203へ進む。
S203では、S202で選択された状態フラグは、食後フラグであるか否かが判定される。ここで肯定判定されるとS204へ進み、否定判定されるとS208へ進む。
S204では、食後フラグに対応した食事量の決定が行われる。この処理により、血糖値計測装置1で設定される食後フラグに対しては、ユーザが計測時においてどの程度の量の食事を摂っていたかに関する付随データを関連付けることができる。具体的には、ユーザの主観において、満腹量の食事を摂ったときを100%としたとき、50%、80%、100%の三種類から食事量として選択的に設定することができる。なお、本実施例に係る血糖値計測装置1では、この食後フラグの選択は、図4のアイコン表示領域DR3において食後フラグ用の第一アイコンIc3の表示で表され、食事量に関する表示は、食後フラグ用の第二アイコンIc4の表示とともに、当該アイコン内に表示されるバー(棒)の数を変更して行われる。たとえば、食事量が100%の場合はバーの数は三本であり(図4に示す状態)、80%、50%の場合はそれぞれバーの数は、二本、一本とされる。このように食事量に関するデータを食後フラグと関連付けることで、ユーザは、どのような量の食事を摂ったときの血糖値が計測されたのかを知ることができ、食事量と血糖値の関連を理解するとともに食事量の調整等、血糖値に関する健康管理を行いやすくなる。なお、この食事量に関する表示に関連する第二アイコンIc4は、ヒトの胃袋を模した形状を有するものである。そしてその胃袋内に上記一本〜三本のバーが表示されることで、ユーザがアイコン表示を一見するだけで、「食事量」を容易に想起することが可能となる。また、第二アイコンIc4の形状は、このようなヒトの胃袋を模したものには限られない。
S205では、血糖値計測装置1において経過時間カウンターが設定されているか否かが判定される。経過時間カウンターは、計測に先んじて血糖値計測装置1の経過時間設定部32によって設定される機能であり、食事を開始した時点からの経過時間を自動的にカウントし、その経過時間を計測結果の血糖値と関連付けるための機能である。なお、この経過時間は、図4のアイコン表示領域DR3において食後経過時間Etとして表示される。これにより、ユーザは、上記食事量に加えて、食事開始からどの程度の時間が経過したときの計測血糖値であるかを認識することができるため、さらに血糖値に関する健康管理を行いやすくなる。S205で肯定判定されるとS206へ進み、否定判定されるとS207へ進む。
S206では、食後フラグと食後経過時間Etを液晶画面4に同時表示するように設定が行われる。この食後フラグの表示については、上記の通り、食後フラグ用の第一アイコンIc3と第二アイコンIc4が表示状態となるとともに、第二アイコンIc4については、食事量に応じたバーの数に設定される。一方で、S207では、食後経過時間Etは表示せず、食後フラグのみが表示されるように設定が行われる。
また、S203において否定判定されS208へ進んだとき、当該S208では、S202で選択された状態フラグのうち、食前フラグ、運動後フラグ、もしくはフラグの非選択のいずれかに応じた各アイコンの表示が行われるように、液晶画面4が設定される。具体的には、食前フラグ、運動後フラグが選択されると、アイコン表示領域DR3において、食前フラグ用アイコンIc2、運動後フラグ用アイコンIc1がそれぞれ表示されることとなる。フラグが非選択状態であれば、アイコン表示領域DR3において、状態フラグに対応したアイコンの表示は行われない。
上述したように、本計測結果管理処理によれば、計測された血糖値と、ユーザの計測時の体の状態に関する状態フラグとを関連付けて、血糖値計測装置1内でデータ保持させることができるため、ユーザの血糖値に関する健康管理を行いやすくなる。特に、後述するグラフ表示処理および計測履歴表示処理においても、計測血糖値に関連付けられた状態フラグを利用することで、血糖値計測装置1を用いた健康管理に有用なデータ表示が可能となる。
次に、表示制御部30の計測グラフ表示部41によって実行されるグラフ表示処理について、図6に基づいて説明する。当該グラフ表示処理は、血糖値計測処理によって得られた計測結果の表示を行うための制御である。まず、S301では、血糖値計測処理による血糖値の計測が完了したか否かが判定される。当該判定が肯定判定であるときはS302へ進み、否定判定であるときは再度S301の処理が行われる。S302では、完了した血糖値計測処理で得られた最新のデータとは別に、既に取得され、血糖値計測装置1の記録装置内に記録されていた直近の5回分の計測データが抽出される。S302の処理が終了すると、S303へ進む。
S303では、血糖値計測処理で取得された最新のデータと、S302で抽出された直近5回分のデータに基づいて、それぞれの計測血糖値を棒グラフで液晶画面4に表示すべく、その棒グラフの作成が行われる。ここで、血糖値計測装置は携帯型の装置であるため、液晶画面4の大きさは比較的小さい。そのため、棒グラフの大きさは、計測血糖値の大きさそのものに比例させて作成するのではなく、予め設定された上限値と下限値の間で棒グラフを表示するようにする。これにより、計測ごとの血糖値の変化を、比較的小さい液晶画面4であってもユーザが認識しやすいようになる。なお、S303で作成される棒グラフは、図4に示したグラフ表示領域DR1に表示されるものであって、その表示例を図7Aに示す。図7A中、上側に示される数値は上記上限値であり、下側に示される数値は上記下限値である。S303の処理が終了すると、S304へ進む。
S304では、S302で抽出された直近の5回分のデータに状態フラグが付随している場合、その状態フラグの種類に対応したマーク(記号)を各データの棒グラフの下に表示させるべく、当該マークの決定が行われる。本実施例の血糖値計測装置1では、状態フラグとして運動後フラグ、食前フラグ、食後フラグが選択されているときは、アスタリスク(*)のマーク、マイナス(−)のマーク、プラス(+)のマークがそれぞれ配置されるように選択される。なお、状態フラグが選択されていない場合には、S304では表示マークの選択は行われない。S304の処理が終了すると、S305へ進む。
S305では、S303で作成された棒グラフおよびS304で決定されたマークで構成された画面(たとえば、図7Aに示す画面)が、グラフ表示領域DR1に表示されるとともに、計測数値表示領域DR2には、S301での完了判定の対象とされた最新の血糖値計測の数値が表示される。なお、この状態で、最新の計測結果に対して、図5の計測結果管理処理を施してもよい。
また、図7Bには、グラフ表示領域DR1に表示される棒グラフの別の形態を示す。図7Bに示す形態では、図7Aに示すグラフ中の、状態フラグの種類に対応したマーク(記号)の表示が省略されている。このような表示形態であっても、ユーザは血糖値の推移を確認できるため、血糖値管理には有用であることには変わりない。
本グラフ表示処理によれば、過去に計測された血糖値のデータを棒グラフで表示し、且つ状態フラグに対応したマークを表示するため、ユーザは血糖値の推移とともに、計測された血糖値の計測時における体の状態を容易に認識することができる。このため、血糖値に関する健康管理が容易に行ない得る。また、図7に示すように状態フラグの情報を、簡単なマークを用いて表現するため、比較的小さい液晶画面4であってもユーザにその情報を確実に伝えることが可能となる。
次に、表示制御部40の計測平均値表示部42と計測履歴表示部43によって実行される計測履歴表示処理について、図8に基づいて説明する。当該計測履歴表示処理は、血糖値計測処理によって得られた計測結果の履歴表示を行うための制御である。まず、血糖値計測装置1の電源がON状態において、S401では、血糖値計測装置1の記録装置に記録されている計測結果の中から任意の計測値が液晶画面4に表示され、その表示例が図9に示される。このS401の処理は、計測履歴表示部43によって行なわれる。S401において最初は、最新の計測結果が自動的に表示されるが、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することで、記録中の任意の計測結果の表示が可能となる。なお、この表示においては、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号(本実施例では、n:001)とともに、その計測日時(本実施例では、5月1日10時23分)が表示される。さらに、計測数値表示領域DR2には、その計測血糖値が表示され、アイコン表示領域DR3には、既に状態フラグが設定されている場合には、その状態フラグに対応したアイコン(本実施例では、食後用フラグの第一、第二アイコンIc3、Ic4)や、上記食後経過時間Etが表示される。
次に、S402以降の処理について説明する。S402以降の処理は、計測平均値表示制御部43によって行なわれる処理である。S402では、ユーザから平均値表示の要求があったか否かが判定される。具体的には、ユーザの操作ボタン7の操作により、平均値表示の要求の有無を判定する。ここで、肯定判定されるとS403へ進み、否定判定されるとS402以降の処理が再び行われる。S403において、平均値表示における状態フラグの選択要求が、ユーザからあったか否かが判定される。具体的には、ユーザの操作ボタン7の操作により、平均値表示における状態フラグの選択要求の有無を判定する。ここで、肯定判定されるとS405へ進み、否定判定されるとS404へ進む。
S404では、記録装置に記録されている全ての計測血糖値のデータの平均値が表示され、その表示例が図10に示される。この表示においては、グラフ表示領域DR1に、平均値算出のための期間(本実施例では、7days。この期間は、本計測履歴表示処理が行われている日時を基準として、過去に遡る期間である。)とともに、その平均値の母数(本実施例では、n:085)が表示される。したがって、計測数値表示領域DR2には、7日分の計測数85の血糖値の平均値が表示される。一方で、アイコン表示領域DR3には、状態フラグに対応したアイコン等は表示されない。
次に、S405では、記録装置に記録されている全ての計測血糖値のデータのうち、ユーザに選択要求された状態フラグに対応するデータの抽出、およびその抽出されたデータの平均値の算出および表示が行なわれ、その表示例が図11に示される。すなわち、S404で表示された平均値は、状態フラグの種類、有無にかかわらず、7日間という期間において計測された全ての計測結果の平均値であるが、S405で表示される平均値は、S404の処理対象となった計測結果の中から、ユーザがさらに状態フラグ毎に平均値を絞り込みたいと考えたときの平均値に相当する。したがって、ユーザは、たとえば、7日間の計測結果の中から、運動後の計測結果、食前の計測結果、食後の計測結果毎に、それぞれの平均値を表示させることができる。
なお、本実施例における図11の表示においては、ユーザが状態フラグとして食後フラグを選択したため、食後フラグ用アイコンのうち第一アイコンIc3が表示されている。なお、食後フラグに対応した平均値の算出においては、食事量による区別は行なわれないため、食後フラグ用アイコンのうち第二アイコンIc4は非表示となる。そして、グラフ表示領域DR1に、平均値算出のための期間(本実施例では、7days)とともに、食後フラグに関連付けられた計測血糖値の母数(本実施例では、n:025)が表示される。したがって、計測数値表示領域DR2には、7日分の計測数25の血糖値の平均値が表示される。
S404又はS405の処理が終了すると、本計測履歴表示処理は終了する。ここで、上記計測履歴表示処理において、S404の処理とS405の処理との間を自由に切り替える構成としてもよい。すなわち、S404による選択された状態フラグに対応した血糖値の平均値表示と、記録装置内の全血糖値データの平均値表示とを、ユーザの操作により適宜切り替えられることで、血糖値計測装置1の利便性がより向上する。
本計測履歴表示処理によれば、ユーザは、血糖値計測装置1内に記録されている計測結果の任意の履歴を、状態グラフとともに確認することができる。また、過去の計測値の平均値を、状態グラフごとに分別して確認することもできるため、血糖値に関する健康管理が容易に行なうことができる。なお、平均値の算出のための期間は、パラメータ設定部33を介して任意の期間に変更することも可能である。
なお、本発明に係る血糖値計測装置1には、ユーザに対して血糖値計測の時刻を通知するアラーム機能が搭載されてもよい。ユーザは予め計測時刻を設定することで、当該アラーム機能により、その時刻が到来した時点で通知音が発せられ、計測忘れを防止することができる。また、血糖値計測装置1における消費電力を抑制する観点から、一定時間、ユーザによる装置操作が行われなかった場合には、装置の電源が自動的にオフ状態となり、もしくは液晶画面4の表示照度を自動的に下げたり(暗くしたり)する消費電力抑制機能が搭載されてもよい。特に、携帯型装置である血糖値計測装置1では、このような消費電力の抑制機能は有用である。
<その他の実施例>
本発明は、上述の通り、その実施形態に血糖値計測処理、計測結果管理処理、グラフ表示処理、計測履歴表示処理を行うコンピュータプログラムを含む。さらには、当該プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録させた媒体も、本発明の範疇に属する。当該プログラムが記録された記録媒体については、コンピュータに、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、上記の各処理が可能となる。
ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータから取り外し可能なものとしては、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD、ブルーレイディスク、DAT、8mmテープ、メモリカード等がある。また、コンピュータに固定された記録媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
次に、実施例3に係る管理制御部30の状態フラグ設定部31によって実行される計測結果管理処理について、図12から図19に基づいて説明する。実施例3に係る管理制御部30の状態フラグ設定部31は、ユーザの血糖値に影響を及ぼす血糖値測定の際の体の状態に関するフラグを設定する機能であり、食前、食後、運動後、インスリン投与後、β細胞、コレステロール、Hb(ヘモグロビン)A1cに関する状態フラグの設定を行う。このようなフラグは、グラフ表示領域DR3にて所定のアイコン形状が点灯するように液晶画面4に固定的に設定されていてもよいし、グラフ表示領域DR1にて所定のアイコン形状が表示されるよう、当該アイコン形状に関する情報が前記メモリに記憶されていてもよい。前記メモリへの前記アイコン形状に関する情報の記憶は、製品の製造時に記憶されてもよいし、例えば、製品の製造後、製造時に記憶された情報に対して、適宜、情報の変更(追加、削除等)がされてもよい。前記アイコン形状に関する情報の記憶は、例えば、前記血糖値測定装置1の操作ボタン7や、別途の入力手段を用いて、手動で前記メモリに所定の情報を入力することによりなされてもよいし、外部装置(例えば、外部PCやサーバーなど)から無線ないし有線で前記メモリに所定の情報(例えばプログラム等)を自動的に入力することによりなされてもよい。なお、前記の例に限らず、状態フラグ設定部31は、生体の状態に関係する現象や事象を表すあらゆるフラグの設定を行ってもよい。本実施例では、例示として、計測結果管理処理が、血糖値計測処理によって得られた計測結果の管理を行うための制御について説明する。まず、S501では、上記血糖値計測処理が行われた直後に液晶画面4上に計測結果である計測値が、計測数値表示領域DR2に表示される。なお、このとき、アイコン表示領域DR3においては、上述の運動後フラグ用アイコン等の状態フラグ用アイコンは表示されていないものとする。S501の処理が終了すると、処理がS502へ進む。
S502では、計測値が表示された状態で、ユーザが操作ボタン7を操作して、表示されている計測が行われた際の、ユーザの体の状態に対応した状態フラグの選択が行われる。具体的には、ユーザは、状態フラグとして、食前フラグ、食後フラグ、運動後フラグ、インスリン投与後フラグ、β細胞フラグ、コレステロールフラグ、HbA1cフラグ、状態フラグなし、のうちの何れか一つ以上を選択する。
ユーザは、食後フラグを選択する場合、食事量に関する選択を行うことができる。また、ユーザは、食後フラグを選択する際、食事量を入力してもよい。ユーザは、運動後フラグを選択する場合、運動量に関する選択を行うことができる。ユーザは、運動後フラグを選択する際、運動量を入力してもよい。ユーザは、インスリン投与後フラグを選択する場合、インスリン投与量に関する選択を行うことができる。ユーザは、インスリン投与後フラグを選択する際、インスリン投与量を入力してもよい。ユーザは、β細胞フラグを選択する場合、β細胞の量及びβ細胞の量の変化に関する選択を行うことができる。ユーザは、β細胞フラグを選択する際、β細胞の量及びβ細胞の量の変化を入力してもよい。ユーザは、コレステロールフラグを選択する場合、コレステロールの量及びコレステロールの量の変化に関する選択を行うことができる。ユーザは、コレステロールフラグを選択する際、コレステロールの量及びコレステロールの量の変化を入力してもよい。ユーザは、HbA1cフラグを選択する場合、HbA1c値及びHbA1c値の変化に関する選択を行うことができる。ユーザは、HbA1cフラグを選択する際、HbA1c値及びHbA1c値の変化を入力してもよい。
ユーザによる操作ボタン7の操作例としては、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される上記各フラグに応じたアイコン及び量を示すマークが順次切り替わり、ユーザが操作ボタン7を押下することによりフラグが選択される。実施例3に係る血糖値計測装置1では、まず、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、食前フラグに応じたアイコンが液晶画面4に表示される。食前フラグに応じたアイコンが液晶画面4に表示された状態で、ユーザが操作ボタン7をスライド操作すると、食前フラグに応じたアイコンに切り替わって、食後フラグに応じたアイコンが液晶画面4に表示される。そして、食後フラグに応じたアイコンが液晶画面4に表示された状態で、ユーザが操作ボタン7をスライド操作すると、食後フラグに応じたアイコン及び食事量を示すマークが、液晶画面4に表示される。食事量を示すマークは、バーマークであり、バーマークの本数を増減させることで、食事量の多少が変更される。具体的には、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、食後フラグに応じたアイコン及び1本のバーマーク、食後フラグに応じたアイコン及び2本のバーマーク、食後フラグに応じたアイコン及び3本のバーマーク、が順次切り替わって液晶画面4に表示される。ただし、食事量を示すマークは、バーマークに限らず、他のマークであってもよい。
そして、食後フラグに応じたアイコン及び食事量を示すマークが液晶画面4に表示された状態で、ユーザが操作ボタン7をスライド操作すると、食後フラグに応じたアイコン及び食事量を示すマークから切り替わって、運動後フラグに応じたアイコンが液晶画面4に表示される。次に、運動後フラグに応じたアイコンが液晶画面4に表示された状態で、ユーザが操作ボタン7をスライド操作すると、運動後フラグに応じたアイコン及び運動量を示すマークが、液晶画面4に表示される。運動後フラグに応じたアイコン及び運動量を示すマークについても、食後フラグに応じたアイコン及び食事量を示すマークと同様に、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、運動量の多少が変更される。インスリン投与後フラグに応じたアイコン、インスリン投与量を示すマーク、β細胞フラグに応じたアイコン、β細胞量を示すマーク、コレステロールフラグに応じたアイコン、コレステロール値を示すマーク、HbA1cフラグに応じたアイコン、HbA1c値を示すマークについても、食後フラグに応じたアイコン及び食事量を示すマークと同様である。液晶画面4にアイコンが表示されていない状態で、ユーザが操作ボタン7を押下すると、状態フラグなしが選択される。フラグが選択された後、ユーザが試験片を試験片挿入溝10から抜き取ることにより、フラグの選択が確定する。
状態フラグは、ユーザの血糖値に強い関連性を有する体の状態に関するフラグである。したがって、このように計測された血糖値に状態フラグを関連付けることは、血糖値管理上極めて有用である。なお、運動後フラグ、食前フラグ、食後フラグは、図4に示した、運動後フラグ用アイコンIc1、食前フラグ用アイコンIc2、食後フラグ用の第一および第二アイコンIc3、Ic4、アイコンの非表示にそれぞれ対応し、液晶画面4においてアイコン表示される。食前フラグ用アイコンIc2は、全体が保たれた細長いパンを模した形状のアイコンであり、食後フラグ用の第一アイコンIc3は、そのパンの一部が食べられ短くなっているパンを模した形状のアイコンである。このようにアイコンの形状に相関性を持たせることで、ユーザが一見して食前フラグ用のアイコンであるか、食後フラグ用のアイコンであるかが分かる。なお、食前、食後の状態を表すアイコンの形状は、このようなパンでなくてもよく、その他様々な形態が採用できる。インスリン投与後フラグ、β細胞フラグ、コレステロールフラグ、HbA1cフラグに対応したアイコンは、図4に示したグラフ表示領域DR1に表示され、その詳細については後述する。S502の処理が終了すると、処理がS503へ進む。
S503では、S502で状態フラグなしが選択されたか否かが判定される。ここで肯定判定される場合、処理がS504へ進み、否定判定される場合、処理がS505へ進む。
S504では、図4に示したグラフ表示領域DR1及びアイコン表示領域DR3に状態フラグに対応したアイコンの表示が行われないように、液晶画面4が設定される。S502でフラグが非選択状態であるので、状態フラグに対応したアイコンの表示が行われない。
S505では、S502で食前フラグが選択されたか否かが判定される。ここで肯定判定される場合、処理がS506へ進み、否定判定される場合、処理がS507へ進む。
S506では、S502で選択された食前フラグに対応したアイコンの表示が行われるように、液晶画面4が設定される。具体的には、アイコン表示領域DR3に食前フラグ用のアイコンIc2が表示されるように設定が行われる。S506が終了すると、処理がS521(図14)へ進む。S521以降の処理については後述する。
S507では、S502で食後フラグが選択されたか否かが判定される。ここで肯定判定される場合、処理がS508へ進み、否定判定される場合、処理がS511Aへ進む。S511A以降の処理については後述する。
S508では、食後フラグに対応した食事量の決定が行われる。S508で行われる処理は、実施例1で説明した計測結果管理処理のS204で行われる処理と同様であるので、その説明を省略する。S502で摂取エネルギー量が食事量として入力されている場合、摂取エネルギー量が、食後フラグに対応した食事量として決定されてもよい。そして、食事量として決定された摂取エネルギー量は、血糖値計測装置1内の記録装置に記録される。なお、血糖値計測装置1内の記録装置に記録された摂取エネルギー量は、実施例1で説明した計測履歴表示処理のS401の処理において、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される。具体的には、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号及びその計測日時とともに、消費エネルギー量が表示される。S508が終了すると、処理がS509へ進む。
S509では、血糖値計測装置1において経過時間カウンターが設定されているか否かが判定される。S509で行われる処理は、実施例1で説明した計測結果管理処理のS205で行われる処理と同様であるので、その説明を省略する。S509で肯定判定されるとS510へ進み、否定判定されるとS511へ進む。
S510では、食後フラグのアイコン及び食後経過時間Etを液晶画面4に同時表示するように設定が行われる。具体的には、アイコン表示領域DR3に、食後フラグ用の第一アイコンIc3及び第二アイコンIc4と、食後経過時間Etとが表示されるように設定が行われる。食事量に応じて、食後フラグ用の第二アイコンIc4内のバーの数が設定される。S510が終了すると、処理がS521へ進む。一方で、S511では、液晶画面4には、食後経過時間Etが表示されず、アイコン表示領域DR3に食後フラグ用の第一アイコンIc3及び第二アイコンIc4が表示されるように設定が行われる。食事量に応じて、食後フラグ用の第二アイコンIc4内のバーの数が設定される。S511が終了すると、処理がS521へ進む。
S511A(図13)以降の処理について説明する。S511Aでは、S502で運動後フラグが選択されたか否かが判定される。ここで肯定判定される場合、処理がS512へ進み、否定判定される場合、処理がS516へ進む。
S512では、運動後フラグに対応した運動量の決定が行われる。この処理により、血糖値計測装置1で設定される運動後フラグに対して、ユーザが計測時においてどの程度の量の運動を行っていたかに関する付随データを関連付けることができる。例えば、60分以上の運動をしたときを100%、30分以上60分以内の運動をしたときを80%、30分以内の運動をしたときを50%の3種類から運動量として選択的に設定してもよい。運動後フラグの選択は、図15に示すように、アイコン表示領域DR3に運動後フラグ用アイコンIc1が表示された状態で行われる。そして、運動量に関する選択は、図15に示すように、グラフ表示領域DR1に汗を模したアイコンが表示された状態で行われるとともに、汗を模したアイコンの数を変更して行われる。例えば、運動量が100%の場合は、汗を模したアイコンの数は三つであり(図15に示す状態)、80%、50%の場合はそれぞれ汗を模したアイコンの数は、2つ、一つとされる。このように運動量に関するデータを運動後フラグと関連付けることで、ユーザは、どのような量の運動を行ったときの血糖値が計測されたのかを知ることができ、運動量と血糖値の関連とを理解することができ、血糖値に関する健康管理を行いやすくなる。グラフ表示領域DR1に、1つ〜3つの汗を模したアイコンが表示されることで、ユーザがアイコン表示を一見するだけで、「運動量」を容易に想起することが可能となる。運動量を想起するアイコンは、汗を模したアイコンに限られない。
また、例えば、1万歩以上を歩いたときを100%、8千歩以上1万歩以内を歩いたときを80%、8千歩以内を歩いたときを50%の3種類から運動量として選択的に設定してもよい。ユーザの歩数をカウントする歩数計を、血糖値計測装置1に組み込むようにしてもよいし、ユーザが歩数計を身に付けるようにしてもよい。汗を模したアイコンは、実施例1で説明した計測履歴表示処理のS401の処理において、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される。具体的には、アイコン表示領域DR3に、運動後フラグ用アイコンIc1が表示され、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号及びその計測日時とともに、汗を模したアイコンが表示される。
S502でユーザの歩数が運動量として入力されている場合、ユーザの歩数が、運動後フラグに対応した運動量として決定されてもよい。そして、運動量として決定されたユーザの歩数は、血糖値計測装置1内の記録装置に記録される。また、ユーザの歩数を消費エネルギー量に換算することにより、消費エネルギーが、運動後フラグに対応した運動量として決定されてもよい。そして、運動量として決定された消費エネルギー量は、血糖値計測装置1内の記録装置に記録される。歩数計が血糖値計測装置1に組み込まれている場合、S502で運動後フラグが選択された時点で、ユーザの歩数及び消費エネルギー量が血糖値計測装置1内の記録装置に記録されるようにしてもよい。なお、血糖値計測装置1内の記録装置に記録されたユーザの歩数及び消費エネルギー量は、実施例1で説明した計測履歴表示処理のS401の処理において、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される。具体的には、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号及びその計測日時とともに、ユーザの歩数や消費エネルギー量が表示される。S512が終了すると、処理がS513へ進む。
S513では、血糖値計測装置1において経過時間カウンターが設定されているか否かが判定される。経過時間カウンターは、計測に先んじて血糖値計測装置1の経過時間設定部32によって設定される機能であり、運動を開始した時点からの経過時間を自動的にカウントし、その経過時間を計測結果の血糖値と関連付けるための機能である。なお、この経過時間は、図15のアイコン表示領域DR3において運動後経過時間Ftとして表示される。これにより、ユーザは、上記運動量に加えて、運動開始からどの程度の時間が経過したときの計測血糖値であるかを認識することができるため、さらに血糖値に関する健康管理を行いやすくなる。また、グラフ表示領域DR1に運動後経過時間Ftとして表示されるようにしてもよい。S513で肯定判定されるとS514へ進み、否定判定されるとS515へ進む。
S514では、運動後フラグのアイコン及び運動後経過時間Ftを液晶画面4に同時表示するように設定が行われる。アイコン表示領域DR3に運動後フラグ用アイコンIc1及び運動後経過時間Ftが表示され、グラフ表示領域DR1に汗を模したアイコンが表示されるように設定が行われる。運動量に応じて、汗を模したアイコンの数が設定される。また、グラフ表示領域DR1に運動後経過時間Ftが表示されるように設定が行われてもよい。S514が終了すると、処理がS521へ進む。一方で、S515では、液晶画面4には、運動後経過時間Ftが表示されず、アイコン表示領域DR3に運動後フラグ用アイコンIc1が表示され、グラフ表示領域DR1に汗を模したアイコンが表示されるように設定が行われる。運動量に応じて、汗を模したアイコンの数が設定される。S515が終了すると、処理がS521へ進む。
次に、S511Aにおいて否定判定され、処理がS516へ進んだ場合について説明する。S516では、S502でインスリン投与後フラグが選択されたか否かが判定される。ここで肯定判定される場合、処理がS517へ進み、否定判定される場合、処理がS521へ進む。
S517では、インスリン投与後フラグに対応したインスリンの投与量の決定が行われる。この処理により、血糖値計測装置1で設定されるインスリン投与後フラグに対して、ユーザが計測時においてどの程度の量のインスリンが投与されていたかに関する付随データを関連付けることができる。例えば、インスリンの投与量が所定量よりも多い場合にはインスリンの投与量が多量、インスリンの投与量が前所定量と同程度の場合にはインスリンの投与量が同量、インスリンの投与量が所定量よりも少ない場合にはインスリンの投与量が少量、の3種類からインスリンの投与量として選択的に設定してもよい。所定量は、ユーザが任意に設定できる値である。
インスリン投与後フラグの選択は、図16に示すように、グラフ表示領域DR1にインスリン投与後フラグに関するアイコンIc5が表示された状態で行われる。そして、インスリンの投与量に関する選択は、図16に示すように、グラフ表示領域DR1にインスリン投与量に関するアイコンIc6が表示された状態で行われるとともに、当該アイコン内に表示されるバー(棒)の数を変更して行われる。例えば、インスリンの投与量が多量の場合はバーの数は三本であり(図16に示す状態)、同量、少量の場合は、それぞれバーの数は、二本、一本とされる。このように、インスリンの投与量に関するデータを、インスリン投与後フラグと関連付けることで、ユーザは、どの程度の量のインスリンが投与されていたときの血糖値が計測されたのかを知ることができ、インスリンの投与量と血糖値の関連とを理解することができ、血糖値に関する健康管理を行いやすくなる。なお、インスリン投与後フラグに関するアイコンIc5は、注射器を模した形状を有し、インスリン投与量に関するアイコンIc6は、薬ビンを模した形状を有する。そして、薬ビン内に上記一本から三本のバーが表示されることで、ユーザがアイコン表示を一見するだけで、「インスリンの投与量」を容易に想起することが可能となる。また、インスリン投与後フラグに関するアイコンIc5は、注射器を模した形状に限られない。更に、インスリン投与量に関するアイコンIc6は、薬ビンを模した形状に限られない。
インスリン投与後フラグに関するアイコンIc5及びインスリン投与量に関するアイコンIc6は、実施例1で説明した計測履歴表示処理のS401の処理において、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される。具体的には、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号及びその計測日時とともに、インスリン投与後フラグに関するアイコンIc5及びインスリン投与量に関するアイコンIc6が表示される。
S502でインスリンの投与量(単位)が入力されている場合、インスリンの投与量(単位)は、血糖値計測装置1内の記録装置に記録される。なお、血糖値計測装置1内の記録装置に記録されたインスリンの投与量(単位)は、実施例1で説明した計測履歴表示処理のS401の処理において、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される。具体的には、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号及びその計測日時とともに、インスリンの投与量(単位)が表示される。S517が終了すると、処理がS518へ進む。
S518では、血糖値計測装置1において経過時間カウンターが設定されているか否かが判定される。経過時間カウンターは、計測に先んじて血糖値計測装置1の経過時間設定部32によって設定される機能であり、インスリンが投与された時点からの経過時間を自動的にカウントし、その経過時間を計測結果の血糖値と関連付けるための機能である。なお、この経過時間は、図16のアイコン表示領域DR3においてインスリン投与後経過時間Gtとして表示される。これにより、ユーザは、上記インスリン投与量に加えて、インスリン投与後からどの程度の時間が経過したときの計測血糖値であるかを認識することができるため、さらに血糖値に関する健康管理を行いやすくなる。また、グラフ表示領域DR1にインスリン投与後経過時間Gtとして表示されるようにしてもよい。S518で肯定判定されるとS519へ進み、否定判定されるとS520へ進む。
S519では、インスリン投与後フラグのアイコン及びインスリン投与後経過時間Gtを液晶画面4に同時表示するように設定が行われる。アイコン表示領域DR3にインスリン投与後経過時間Gtが表示され、グラフ表示領域DR1にインスリン投与後フラグに関するアイコンIc5及びインスリン投与量に関するアイコンIc6が表示されるように設定が行われる。インスリン投与量に応じて、インスリン投与量に関するアイコンIc6内のバーの数が設定される。S519が終了すると、処理がS521へ進む。一方で、S520では、グラフ表示領域DR1及びアイコン表示領域DR3には、インスリン投与後経過時間Gtが表示されず、グラフ表示領域DR1にインスリン投与後フラグに関するアイコンIc5及びインスリン投与量に関するアイコンIc6が表示されるように設定が行われる。インスリン投与量に応じて、インスリン投与量に関するアイコンIc6内のバーの数が設定される。S520が終了すると、処理がS521へ進む。
S521(図14)以降の処理について説明する。S521では、S502でβ細胞フラグが選択されたか否かが判定される。ここで肯定判定される場合、処理がS522へ進み、否定判定される場合、処理がS524へ進む。
S522では、β細胞フラグに対応したβ細胞の量の決定が行われる。この処理により、血糖値計測装置1で設定されるβ細胞フラグに対して、計測時におけるユーザのβ細胞の量に関する付随データを関連付けることができる。例えば、β細胞の量が所定量よりも多い場合にはβ細胞が多量、ユーザのβ細胞の量が所定量と同程度の場合にはβ細胞が同量、ユーザのβ細胞の量が所定量よりも少ない場合にはβ細胞が少量、の3種類からβ細胞の量として選択的に設定してもよい。所定量は、ユーザが任意に設定できる値である。β細胞の量の測定は、周知の技術によって行われてもよい。
β細胞フラグの選択及びβ細胞の量に関する選択は、図17に示すように、グラフ表示領域DR1にβ細胞フラグに関するアイコンIc7が表示された状態で行われるとともに、当該アイコン内に表示されるバー(棒)の数を変更して行われる。例えば、β細胞の量が多量の場合はバーの数は三本であり(図17に示す状態)、同量、少量の場合は、それぞれバーの数は、二本、一本とされる。このように、β細胞の量に関するデータを、β細胞フラグと関連付けることで、計測時におけるユーザのβ細胞の量を知ることができ、β細胞の量と血糖値の関連とを理解することができ、血糖値に関する健康管理を行いやすくなる。
β細胞フラグに関するアイコンIc7は、実施例1で説明した計測履歴表示処理のS401の処理において、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される。具体的には、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号及びその計測日時とともに、β細胞フラグに関するアイコンIc7が表示される。
S502でβ細胞の量が入力されている場合、β細胞の量は、血糖値計測装置1内の記録装置に記録される。なお、血糖値計測装置1内の記録装置に記録されたβ細胞の量は、実施例1で説明した計測履歴表示処理のS401の処理において、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される。具体的には、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号及びその計測日時とともに、β細胞の量が表示される。S522が終了すると、処理がS523へ進む。
S523では、β細胞フラグに対応したβ細胞の量の変化の決定が行われる。この処理により、血糖値計測装置1で設定されるβ細胞フラグに対して、計測時におけるユーザのβ細胞の量の変化に関する付随データを関連付けることができる。例えば、今回の血糖値測定におけるβ細胞の量が、前回の血糖値測定におけるβ細胞の量よりも多い場合にはβ細胞の量がUP、β細胞の量(今回)が、β細胞の量(前回)と同程度の場合にはβ細胞の量がSAME、β細胞の量(今回)が、β細胞の量(前回)よりも少ない場合にはβ細胞の量がDOWN、の3種類からβ細胞の量の変化として選択的に設定してもよい。
β細胞の量の変化に関する選択は、図17に示すように、グラフ表示領域DR1にβ細胞フラグに関するアイコンIc7が表示された状態で行われるとともに、グラフ表示領域DR1に表示される「UP」の文字(図17に示す状態)、「SAME」の文字、「DOWN」の文字を変更して行われる。グラフ表示領域DR1に表示される「UP」の文字、「SAME」の文字、「DOWN」の文字は、β細胞の量の変化を示す情報である。このように、β細胞の量の変化に関するデータを、β細胞フラグと関連付けることで、計測時におけるユーザのβ細胞の量の変化を知ることができ、β細胞の量の変化と血糖値の関連とを理解することができ、血糖値に関する健康管理を行いやすくなる。なお、血糖値計測装置1内の記録装置に、β細胞の量の履歴を記録してもよい。これにより、β細胞フラグ及びβ細胞の量が選択されると、β細胞の量(今回)とβ細胞の量(前回)とが比較され、β細胞の量の変化が決定される。
β細胞フラグに関するアイコンIc7及びβ細胞の量の変化を示す情報は、実施例1で説明した計測履歴表示処理のS401の処理において、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される。具体的には、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号及びその計測日時とともに、β細胞フラグに関するアイコンIc7及びβ細胞の量の変化を示す情報が表示される。
S502でβ細胞の量が入力されている場合、β細胞の量は、血糖値計測装置1内の記録装置に記録される。なお、血糖値計測装置1内の記録装置に記録されたβ細胞の量は、実施例1で説明した計測履歴表示処理のS401の処理において、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される。具体的には、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号及びその計測日時とともに、β細胞の量が表示される。S523が終了すると、処理がS524へ進む。
S524では、S502でコレステロールフラグが選択されたか否かが判定される。ここで肯定判定される場合、処理がS525へ進み、否定判定される場合、処理がS527へ進む。
S525では、コレステロールフラグに対応したコレステロール値の決定が行われる。この処理により、血糖値計測装置1で設定されるコレステロールフラグに対して、計測時におけるユーザのコレステロール値に関する付随データを関連付けることができる。コレステロール値は、総コレステロール(T−chol)値、HDLコレステロール(HDL−chol)値、LDLコレステロール(LDL−chol)値の何れであってもよい。例えば、ユーザのコレステロール値が所定値よりも高い、ユーザのコレステロール値が所定値と同程度、ユーザのコレステロール値が所定値よりも低い、の3種類からコレステロール値として選択的に設定してもよい。所定値は、ユーザが任意に設定できる値である。コレステロール値の測定は、周知の技術によって行われてもよい。
コレステロールフラグの選択及びコレステロール値に関する選択は、図18に示すように、グラフ表示領域DR1にコレステロールフラグに関するアイコンIc8が表示された状態で行われるとともに、当該アイコン内に表示されるバー(棒)の数を変更して行われる。例えば、コレステロール値が高い場合はバーの数は三本であり(図18に示す状態)、同程度、低い場合は、それぞれバーの数は、二本、一本とされる。このように、コレステロール値に関するデータを、コレステロールフラグと関連付けることで、計測時におけるユーザのコレステロール値を知ることができ、コレステロール値と血糖値の関連とを理解することができ、血糖値に関する健康管理を行いやすくなる。
コレステロールフラグに関するアイコンIc8は、実施例1で説明した計測履歴表示処理のS401の処理において、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される。具体的には、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号及びその計測日時とともに、コレステロールフラグに関するアイコンIc8が表示される。
S502でコレステロール値が入力されている場合、コレステロール値は、血糖値計測装置1内の記録装置に記録される。なお、血糖値計測装置1内の記録装置に記録されたコレステロール値は、実施例1で説明した計測履歴表示処理のS401の処理において、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される。具体的には、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号及びその計測日時とともに、コレステロール値が表示される。S525が終了すると、処理がS526へ進む。
S526では、コレステロールフラグに対応したコレステロール値の変化の決定が行われる。この処理により、血糖値計測装置1で設定されるコレステロールフラグに対して、計測時におけるユーザのコレステロール値の変化に関する付随データを関連付けることができる。例えば、今回の血糖値測定におけるコレステロール値が、前回の血糖値測定におけるコレステロール値よりも多い場合にはコレステロール値がUP、コレステロール値(今回)が、コレステロール値(前回)と同程度の場合にはコレステロール値がSAME、コレステロール値(今回)が、コレステロール値(前回)よりも少ない場合にはコレステロール値がDOWN、の3種類からコレステロール値の変化として選択的に設定してもよい。
コレステロール値の変化に関する選択は、図18に示すように、グラフ表示領域DR1にコレステロールフラグに関するアイコンIc8が表示された状態で行われるとともに、グラフ表示領域DR1に表示される「UP」の文字(図18に示す状態)、「SAME」の文字、「DOWN」の文字を変更して行われる。グラフ表示領域DR1に表示される「UP」の文字、「SAME」の文字、「DOWN」の文字は、コレステロール値の変化を示す情報である。このように、コレステロール値の変化に関するデータを、コレステロールフラグと関連付けることで、計測時におけるユーザのコレステロール値の変化を知ることができ、コレステロール値の変化と血糖値の関連とを理解することができ、血糖値に関する健康管理を行いやすくなる。なお、血糖値計測装置1内の記録装置に、コレステロール値の履歴を記録してもよい。これにより、コレステロールフラグ及びコレステロール値が選択されると、コレステロール値(今回)とコレステロール値(前回)とが比較され、コレステロール値の変化が決定される。
コレステロールフラグに関するアイコンIc8及びコレステロール値の変化を示す情報は、実施例1で説明した計測履歴表示処理のS401の処理において、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される。具体的には、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号及びその計測日時とともに、コレステロールフラグに関するアイコンIc8及びコレステロール値の変化を示す情報が表示される。
S502でコレステロール値が入力されている場合、コレステロール値は、血糖値計測装置1内の記録装置に記録される。なお、血糖値計測装置1内の記録装置に記録されたコレステロール値は、実施例1で説明した計測履歴表示処理のS401の処理において、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される。具体的には、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号及びその計測日時とともに、コレステロール値が表示される。S526が終了すると、処理がS527へ進む。
S527では、S502でコレステロールフラグが選択されたか否かが判定される。ここで肯定判定される場合、処理がS528へ進み、否定判定される場合、計測結果管理処理が終了する。
S528では、HbA1cフラグに対応したHbA1c値の決定が行われる。この処理により、血糖値計測装置1で設定されるHbA1cフラグに対して、計測時におけるユーザのHbA1c値に関する付随データを関連付けることができる。例えば、ユーザのHbA1c値が所定値よりも高い、ユーザのHbA1c値が所定値と同程度、ユーザのHbA1c値が所定値よりも低い、の3種類からHbA1c値として選択的に設定してもよい。所定値は、ユーザが任意に設定できる値である。HbA1c値の測定は、周知の技術によって行われてもよい。
HbA1cフラグの選択及びHbA1c値に関する選択は、図19に示すように、グラフ表示領域DR1にHbA1cフラグに関するアイコンIc9が表示された状態で行われるとともに、当該アイコン内に表示されるバー(棒)の数を変更して行われる。例えば、HbA1c値が高い場合はバーの数は三本であり(図19に示す状態)、同程度、低い場合は、それぞれバーの数は、二本、一本とされる。このように、HbA1c値に関するデータを、HbA1cフラグと関連付けることで、計測時におけるユーザのHbA1c値を知ることができ、HbA1c値と血糖値の関連とを理解することができ、血糖値に関する健康管理を行いやすくなる。
HbA1cフラグに関するアイコンIc9は、実施例1で説明した計測履歴表示処理のS401の処理において、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される。具体的には、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号及びその計測日時とともに、HbA1cフラグに関するアイコンIc9が表示される。
S502でHbA1c値が入力されている場合、HbA1c値は、血糖値計測装置1内の記録装置に記録される。なお、血糖値計測装置1内の記録装置に記録されたHbA1c値は、実施例1で説明した計測履歴表示処理のS401の処理において、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される。具体的には、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号及びその計測日時とともに、HbA1c値が表示される。S528が終了すると、処理がS529へ進む。
S529では、HbA1cフラグに対応したHbA1c値の変化の決定が行われる。この処理により、血糖値計測装置1で設定されるHbA1cフラグに対して、計測時におけるユーザのHbA1c値の変化に関する付随データを関連付けることができる。例えば、今回の血糖値測定におけるHbA1c値が、前回の血糖値測定におけるHbA1c値よりも多い場合にはHbA1c値がUP、HbA1c値(今回)が、HbA1c値(前回)と同程度の場合にはHbA1c値がSAME、HbA1c値(今回)が、HbA1c値(前回)よりも少ない場合にはHbA1c値がDOWN、の3種類からHbA1c値の変化として選択的に設定してもよい。
HbA1c値の変化に関する選択は、図19に示すように、グラフ表示領域DR1にHbA1cフラグに関するアイコンIc9が表示された状態で行われるとともに、グラフ表示領域DR1に表示される「UP」の文字(図19に示す状態)、「SAME」の文字、「DOWN」の文字を変更して行われる。グラフ表示領域DR1に表示される「UP」の文字、「SAME」の文字、「DOWN」の文字は、HbA1c値の変化を示す情報である。このように、HbA1c値の変化に関するデータを、HbA1cフラグと関連付けることで、計測時におけるユーザのHbA1c値の変化を知ることができ、HbA1c値の変化と血糖値の関連とを理解することができ、血糖値に関する健康管理を行いやすくなる。なお、血糖値計測装置1内の記録装置に、HbA1c値の履歴を記録してもよい。これにより、HbA1cフラグ及びHbA1c値が選択されると、HbA1c値(今回)とHbA1c値(前回)とが比較され、HbA1c値の変化が決定される。
HbA1cフラグに関するアイコンIc9及びHbA1c値の変化を示す情報は、実施例1で説明した計測履歴表示処理のS401の処理において、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される。具体的には、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号及びその計測日時とともに、HbA1cフラグに関するアイコンIc9及びHbA1c値の変化を示す情報が表示される。
S502でHbA1c値が入力されている場合、HbA1c値は、血糖値計測装置1内の記録装置に記録される。なお、血糖値計測装置1内の記録装置に記録されたHbA1c値は、実施例1で説明した計測履歴表示処理のS401の処理において、ユーザが操作ボタン7をスライド操作することにより、液晶画面4に表示される。具体的には、グラフ表示領域DR1に、計測結果の識別番号及びその計測日時とともに、HbA1c値が表示される。S529が終了すると、計測結果管理処理が終了する。
画面表示部4のグラフ表示領域DR1は、マトリクス状に配置されたドット表示素子で構成されているため、画面表示部4のグラフ表示領域DR1に表示されるアイコンやマークは、自由に変更することが可能である。したがって、画面表示部4のグラフ表示領域DR1に表示されるアイコンやマークは、実施例3で説明したアイコンやマークの形状や模様に限定されず、様々な形状や模様を採用することができる。なお、画面表示部4のグラフ表示領域DR1には、アイコンやマークに限らず、様々な情報を表示することが可能である。また、実施例3では、画面表示部4のグラフ表示領域DR1、DR2及びDR3の全部を、マトリクス状に配置されたドット表示素子で構成してもよい。これにより、画面表示部4のグラフ表示領域DR1、DR2及びDR3に表示されるアイコンやマークを、自由に変更することができる。したがって、画面表示部4のグラフ表示領域DR1、DR2及びDR3に表示されるアイコンやマークは、実施例3で説明したアイコンやマークの形状や模様に限定されず、様々な形状や模様を採用することができる。また、画面表示部4のグラフ表示領域DR1には、アイコンやマークに限らず、様々な情報を表示することが可能である。例えば、液晶画面4に表示される情報をアニメーションのように動きを付けて表示してもよい。
<システム構成>
図20は、本情報管理システムのシステム構成図である。この情報管理システムは、血糖値計測装置1と、ネットワーク60と、ネットワーク60を介して血糖値計測装置1に接続されるコンピュータ70A、70B、70C等から構成される。ネットワーク60は、例えば、インターネット、イントラネット、電話線、専用線、光通信網、通信衛生等の通信回線である。コンピュータ70A、70B、70Cは、CPU、ROM、RAM、外部記憶装置および通信インターフェース等を有する外部装置である。コンピュータ70A、70B、70C等を総称する場合には、コンピュータ70と表記する。図20では、3つのコンピュータ70A、70B、70Cが示されているが、コンピュータ70の数がこれに限定されるものではなく、一つのコンピュータ70であってもよいし、複数のコンピュータ70であってもよい。血糖値計測装置1とコンピュータ70とは、血糖値計測装置1の通信ポート8により、ネットワーク60を介して相互に接続される。血糖値計測装置1の管理制御部30は、外部通信部50を介して、コンピュータ70に対してアクセスするとともに、コンピュータ70からのアクセスを受け付ける。具体的には、血糖値計測装置1の管理制御部30は、外部通信部50を介して、血糖値計測装置1の記録装置に記録されている情報をコンピュータ70に送信し、コンピュータ70によって管理されている情報を受信する。コンピュータ70は、例えば、病院等の医療機関に設置されるが、これに限らず、いわゆる外部サーバとして、病院等の医療機関の外部に設置されていてもよい。また、コンピュータ70A、70B、70Cのそれぞれを各病院に設置してもよい。さらに、コンピュータ70を、複数の病院で管理される情報を統合して管理する管理サーバとして用いてもよい。
次に、管理制御部30によって実行される管理情報一致処理について、図21に基づいて説明する。当該管理情報一致処理は、血糖値計測装置1にて管理されている情報と、コンピュータ70によって管理される情報の少なくとも一部とを一致させる処理である。血糖値計測装置1が、コンピュータ70A、70B、70Cから各コンピュータで管理される情報を受信する場合、管理制御部30は、各コンピュータの何れか一つを選択して、管理情報一致処理を実行してもよい。まず、S601では、管理制御部30は、外部通信部50を介して、コンピュータ70によって管理される項目に関する情報を受信する。すなわち、管理制御部30は、外部通信部50を介してコンピュータ70によって管理されている情報の入力を受け付ける。S601の処理が終了すると、処理がS602へ進む。
S602では、血糖値計測装置1にて管理されている情報と、コンピュータ70によって管理される情報とが一致しているかが判定される。血糖値計測装置1にて管理されている情報及びコンピュータ70によって管理される情報は、例えば、β細胞の量、コレステロール値、HbA1c値等の血糖値に関連して管理されるあらゆる生体情報である。血糖値計測装置1にて管理されている情報と、コンピュータ70によって管理される情報との一致の判定は、一部一致でもよいし、全部一致でもよい。また、血糖値計測装置1にて管理されている情報と、コンピュータ70によって管理される情報とが完全に一致していなくても、許容範囲内にコンピュータ70によって管理される情報が収まっている場合は、情報が一致していると判定されてもよい。S602で肯定判定されると、液晶画面4上に血糖値計測装置1で管理されている情報と、コンピュータ70によって管理される情報とが一致している旨のメッセージが表示され、管理情報一致処理が終了する。一方、S602で否定判定されると、処理がS603へ進む。
S603では、血糖値計測装置1にて管理されている情報及びコンピュータ70によって管理される情報に関して、不一致に関する情報が液晶画面4上に表示される。例えば、血糖値計測装置1において、コンピュータ70によって管理される項目の一部が管理されていないなど、血糖値計測装置1で管理されている情報とコンピュータ70で管理されている情報に相違がある場合、液晶画面4上に、例えば、血糖値計測装置1の管理項目が不足している(ないし過剰である)旨のメッセージが液晶画面4上に表示される。管理項目は、血糖値計測装置1で管理されている個々の情報であり、例えば、血糖値計測装置1で管理されている血糖値、β細胞の量等のデータ自体やデータの名称を含む。S603の処理が終了すると、処理がS604へ進む。
S604では、血糖値計測装置1にて管理されている情報とコンピュータ70によって管理される情報との間で相違する情報について、血糖値計測装置1の管理項目を変更(追加ないし削除)するか否かの判定が行われる。例えば、血糖値計測装置1で管理されている情報と、コンピュータ70によって管理される情報を列挙し、血糖値計測装置1の管理項目を変更するか否かのメッセージが、液晶画面4に表示される。ユーザは操作ボタン7を操作することにより、管理項目を変更させる処理を確定するか否かの決定を行う。ユーザは、コンピュータ70によって管理される情報と血糖値計測装置1で管理されている情報との間で相違する複数の管理項目について、変更(追加ないし削除)すべき情報と変更(追加ないし削除)すべきでない情報とを選択することができる。例えば、液晶画面4にコンピュータ70にて管理されている情報として、血糖値以外にβ細胞の量及びコレステロール値が表示された場合、β細胞の量についてメモリに追加し、コレステロール値についてはメモリに追加しないようにしてもよい。S604で肯定判定されると、処理がS605へ進む。一方、S604で否定判定されると、管理情報一致処理が終了する。
S605では、S604で決定又は選択された管理項目について、血糖値計測装置1で管理されている情報の変更(追加ないし削除)が行われる。具体的には、S604で決定又は選択された管理項目を血糖値計測装置1のメモリに追加したり、S604で決定又は選択された管理項目を血糖値計測装置1のメモリから削除したりする。この処理により、血糖値計測装置1で管理されている情報と、コンピュータ70によって管理される情報の少なくとも一部とを一致させることができる。これにより、例えば、病院に設置されているコンピュータ70で管理されている項目のうち、特にユーザにおいても管理することが望ましい項目を、所望に応じて追加するなど、適宜、血糖値計測装置1の管理項目を変更することができる。なお、血糖値計測装置1のメモリで新たにフラグに関する情報が変更された場合、管理制御部30により、適宜、メモリから所定の場合に所定のフラグ情報が読み出され、グラフ表示領域DR1に表示される。
管理制御部30によって実行される管理情報一致処理は、血糖値計測装置1のメモリに例えばユーザが直接情報を入力することにより、行われてもよい。例えば、ユーザが操作ボタン7や別途設けた操作手段を操作することにより、コンピュータ70によって管理される情報や血糖値に関連する情報を、血糖値計測装置1に入力するようにしてもよい。上述のように、血糖値計測装置1のメモリで新たにフラグに関する情報が変更された後、管理制御部30により、適宜、メモリから所定の場合に所定のフラグ情報が読み出され、グラフ表示領域DR1に表示される。
なお、前記実施例では、自由なアイコン表示が可能なドット表示部は、グラフ表示領域DR1に限定されているが、表示画面4が全体的にドット表示可能に構成されており、適宜、所望のフラグを表示に可能に構成してもよい。なお、血糖値計測装置1は、上述のごとくフラグを変更可能な構成にする場合、変更(追加・削除)されるフラグに対応する計測データを、記録部に記録できる。
なお、血糖値計測装置1は、前述と同様の仕組みで、別の血糖値計測装置との間で管理情報の少なくとも一部を一致させるように構成できる。
1・・・・血糖値計測装置
2・・・・筐体
4・・・・液晶画面
7・・・・操作ボタン
10・・・・試験片挿入溝
20・・・・計測制御部
30・・・・管理制御部
40・・・・表示制御部
50・・・・外部通信部
60・・・・ネットワーク
70A、70B、70C・・・・コンピュータ

Claims (28)

  1. ユーザの血糖値を計測する計測部と、その計測データを記録する記録部と、計測結果をディスプレイに表示可能な表示部と、を備える血糖値計測装置であって、
    更に、
    前記計測部によって計測された血糖値データに対してユーザの血糖値計測時の体の状態に関する状態フラグを関連付けて、前記記録部に記録する状態フラグ設定部と、
    前記状態フラグ設定部によって設定された状態フラグに基づいて、前記記録部に記録されている計測結果を前記ディスプレイに表示させる表示制御部と、
    を備え
    前記状態フラグが、程度の多少を所定のマーク数の増減により示すものであり、
    前記表示制御部は、前記程度の多少に応じて前記所定のマークの数を増減して、前記所定のマークを前記ディスプレイに表示させ、
    前記所定のマークの数が、少なくとも3つである、
    血糖値計測装置。
  2. 前記血糖値計測装置にて管理されている情報と、外部装置で管理されている情報の少なくとも一部とを一致させる一致部を更に備える、
    請求項1に記載の血糖値計測装置。
  3. 前記表示制御部は、前記記録部に記録されている計測データに基づいて、ユーザの血糖値の推移を前記ディスプレイにグラフ表示させる、
    請求項1又は請求項2に記載の血糖値計測装置。
  4. 前記表示制御部は、前記グラフが表わす複数の血糖値データに関連付けられたそれぞれの前記状態フラグに対応する所定のマークを、該グラフに隣接させて表示させる、
    請求項3に記載の血糖値計測装置。
  5. 前記表示制御部は、前記記録部に記録されている計測データに基づく演算値を前記ディスプレイに表示させる、
    請求項1に記載の血糖値計測装置。
  6. 前記表示制御部は、前記記録部に記録されている計測データの中から、前記状態フラグ設定部によって設定された状態フラグが同一の計測データ群を抽出し、該抽出された計測データ群に関する前記演算値を前記ディスプレイに表示させる、
    請求項5に記載の血糖値計測装置。
  7. 前記演算値は、ユーザの血糖値の所定期間における平均値である、
    請求項5又は請求項6に記載の血糖値計測装置。
  8. 前記状態フラグ設定部によって関連付けが行われる状態フラグは、ユーザの食前状態、食後状態、運動後状態、投薬後状態、体内物質量状態のうち少なくとも一つの状態に関するフラグである、
    請求項1から請求項7の何れか一項に記載の血糖値計測装置。
  9. 前記状態フラグ設定部によって関連付けられた状態フラグが、食後状態に関するフラグである場合、前記表示制御部は、前記計測部によって計測されたユーザの血液の血糖値とともに、ユーザの食事量に関する情報を前記ディスプレイに表示させる、
    請求項8に記載の血糖値計測装置。
  10. 前記ユーザの食事量に関する情報は、ヒトの胃袋を模したイメージにおいて該食事量に応じて変化する変化イメージとして表示される、
    請求項9に記載の血糖値計測装置。
  11. 前記状態フラグ設定部によって関連付けられた状態フラグが、食後状態に関するフラグである場合、前記表示制御部は、前記計測部によって計測されたユーザの血液の血糖値とともに、ユーザが食事を開始した時点、食事中の所定の時点および食事を完了した時点の少なくともいずれかの時点からの経過時間に関する情報を前記ディスプレイに表示させる、
    請求項8から請求項10の何れか一項に記載の血糖値計測装置。
  12. 前記血糖値データに対して前記状態フラグを関連付けることをユーザが指示可能な操作部を、更に備え、
    前記状態フラグ設定部は、前記食後状態に関連するフラグが関連付けられた前記血糖値データに対して、ユーザによる前記操作部の操作に基づき、更に前記食事量に関する情報を関連付ける、
    請求項9又は請求項10に記載の血糖値計測装置。
  13. ユーザによる前記操作部の操作は、食事内容に関する所定条件を入力又は選択する操作であって、
    前記状態フラグ設定部は、前記操作結果に従って前記食事量に関する情報を自動的に算出し、該情報を前記血糖値データに対して関連付ける、
    請求項12に記載の血糖値計測装置。
  14. ユーザの血糖値を計測する計測部と、その計測データを記録する記録部と、計測結果をディスプレイに表示可能な表示部とを備える血糖値計測装置において、該計測結果をそのディスプレイに表示する表示方法であって、
    計測された血糖値データに対してユーザの血糖値計測時の体の状態に関する状態フラグを関連付けて、前記記録部に記録する状態フラグ設定ステップと、
    前記状態フラグ設定ステップにおいて設定された状態フラグに基づいて、前記記録部に記録されている計測結果を前記ディスプレイに表示する表示制御ステップと、
    を含み、
    前記状態フラグが、程度の多少を所定のマーク数の増減により示すものであり、
    前記表示制御ステップでは、前記程度の多少に応じて前記所定のマークの数を増減して、前記所定のマークを前記ディスプレイに表示させ、
    前記所定のマークの数が、少なくとも3つである、
    血糖値計測結果の表示方法。
  15. 前記血糖値計測装置にて管理されている情報と、外部装置で管理されている情報の少なくとも一部とを一致させる一致ステップを更に含む、
    請求項14に記載の血糖値計測結果の表示方法。
  16. 前記表示制御ステップでは、前記記録部に記録されている計測データに基づいて、ユーザの血糖値の推移を前記ディスプレイにグラフ表示させる、
    請求項14又は請求項15に記載の血糖値計測結果の表示方法。
  17. 前記表示制御ステップでは、前記グラフが表わす複数の血糖値データに関連付けられたそれぞれの前記状態フラグに対応する所定のマークが、該グラフに隣接させて表示される、
    請求項16に記載の血糖値計測結果の表示方法。
  18. 前記表示制御ステップでは、前記記録部に記録されている計測データに基づく演算値が前記ディスプレイに表示される、
    請求項14に記載の血糖値計測結果の表示方法。
  19. 前記表示制御ステップでは、前記記録部に記録されている計測データの中から、前記状態フラグ設定部によって設定された状態フラグが同一の計測データ群が抽出され、該抽出された計測データ群に関する前記演算値が前記ディスプレイに表示される、
    請求項18に記載の血糖値計測結果の表示方法。
  20. 前記演算値は、ユーザの血糖値の所定期間における平均値である、
    請求項18又は請求項19に記載の血糖値計測結果の表示方法。
  21. ユーザの血糖値を計測する計測部と、その計測データを記録する記録部と、計測結果をディスプレイに表示可能な表示部とを備えるコンピュータに、該計測結果をそのディスプレイに表示させるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    計測された血糖値データに対してユーザの血糖値計測時の体の状態に関する状態フラグを関連付けて、前記記録部に記録する状態フラグ設定ステップと、
    前記状態フラグ設定ステップにおいて設定された状態フラグに基づいて、前記記録部に記録されている計測結果を前記ディスプレイに表示する表示制御ステップと、
    を実行させ、
    前記状態フラグが、程度の多少を所定のマーク数の増減により示すものであり、
    前記表示制御ステップでは、前記程度の多少に応じて前記所定のマークの数を増減して、前記所定のマークを前記ディスプレイに表示させ、
    前記所定のマークの数が、少なくとも3つである、
    血糖値計測結果の表示制御プログラム。
  22. 前記コンピュータに、
    前記コンピュータにて管理されている情報と、外部装置で管理されている情報の少なくとも一部とを一致させる一致ステップを更に含む、
    請求項21に記載の血糖値計測結果の表示制御プログラム。
  23. 前記表示制御ステップでは、前記記録部に記録されている計測データに基づいて、ユーザの血糖値の推移を前記ディスプレイにグラフ表示させる、
    請求項21又は請求項22に記載の血糖値計測結果の表示制御プログラム。
  24. 前記表示制御ステップでは、前記グラフが表わす複数の血糖値データに関連付けられたそれぞれの前記状態フラグに対応する所定のマークが、該グラフに隣接させて表示される、
    請求項23に記載の血糖値計測結果の表示制御プログラム。
  25. 前記表示制御ステップでは、前記記録部に記録されている計測データに基づく演算値が前記ディスプレイに表示される、
    請求項21に記載の血糖値計測結果の表示制御プログラム。
  26. 前記表示制御ステップでは、前記記録部に記録されている計測データの中から、前記状態フラグ設定部によって設定された状態フラグが同一の計測データ群が抽出され、該抽出された計測データ群に関する前記演算値が前記ディスプレイに表示される、
    請求項21に記載の血糖値計測結果の表示制御プログラム。
  27. 前記演算値は、ユーザの血糖値の所定期間における平均値である、
    請求項25又は請求項26に記載の血糖値計測結果の表示制御プログラム。
  28. 請求項21から請求項27の何れか一項に記載の血糖値計測結果の表示制御プログラムを記録し、コンピュータによって読み取り可能な記録媒体。

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