JP5801232B2 - パワーステアリング装置および電動パワーステアリング装置用ハウジング - Google Patents

パワーステアリング装置および電動パワーステアリング装置用ハウジング Download PDF

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Description

本発明は、パワーステアリング装置および電動パワーステアリング装置用ハウジングに関する。
この種の技術としては、下記の特許文献1に記載の技術が開示されている。この公報には、モータの駆動軸に連結されたウォームが、補助ピストンと一体に回転するウォームホイールと噛み合い、補助ピストンと噛み合うラック軸を介して転舵輪を転舵させることにより、ドライバの操舵に対して、操舵補助力を作用させるものが開示されている。
特開2001−173756号公報
操舵補助力を高くするためにはモータ出力を上げれば良いが、供給電力の制限からモータ出力には上限がある。そこでウォームホイールの径を拡大することで、減速比を高くして操舵補助力を高めることが考えられる。しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、ウォームホイールの径を単純に拡大してしまうと、ウォームホイールを収容するウォームギヤケースの径方向寸法が拡大し、ハウジング全体の大きさも拡大化することとなる。
本発明は上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、操舵補助力を高めつつ、ハウジングの拡大化を抑制することができるパワーステアリング装置及び電動パワーステアリング装置用ハウジングを提供することである。
上記目的を達成するため本願発明では、ラックバーの少なくとも一部およびピニオン軸の少なくとも一部を収容する第1ハウジングと、
ウォームホイールを収容するウォームホイール収容部を有する第2ハウジングと、
第2ハウジングのウォームホイール収容部よりも第1ハウジング側に設けられ、第1ハウジング側に向かって開口する雌ねじ部が形成されたた第2ボルトボスと、
第2ボルトボスと対向するように第1ハウジングに設けられ、第2ボルトボスの雌ねじ部と連続するように貫通形成されたボルト孔を有する第1ボルトボスと、
第1ボルトボス側から第2ボルトボス側に向かって挿入され、第1ハウジングと第2ハウジングとを締結するボルトと、を有し、第1ハウジングは、ピニオン軸を軸支する第1ベアリングを備え、第2ハウジング側に向かって突出するように形成され、内部にピニオン軸が収容される筒状の第1筒状係合部を有し、第2ハウジングは、第1ベアリングよりもウォームホイール側においてピニオン軸を軸支する第2ベアリングを保持する第2ベアリング保持部と、第1ハウジング側に向かって突出するように形成され、内部にピニオン軸が収容され筒状に形成されると共に、第1筒状係合部と係合される第2筒状係合部とを有し、第2ボルトボスは、第2ハウジングの周方向において複数個配置され、夫々が第2ハウジングの周方向において独立して第1ハウジング側に突出するように形成され、第2筒状係合部は、第1筒状係合部の内側に挿入されることにより第1筒状係合部と係合し、第1筒状係合部と第2筒状係合部とは互いに印籠結合部を有するようにした。
本発明により、ハウジングの拡大化を抑制することができる。
実施例1の電動パワーステアリング装置の全体構成を示す図である。 実施例1のパワーステアリング機構の断面図である。 実施例1のリダクションギヤハウジングの図である。 実施例1の第2ハウジングの斜視図である。 実施例2のパワーステアリング機構の断面図である。 実施例2のリダクションギヤハウジングの図である。
〔実施例1〕
[全体構成]
図1は、電動パワーステアリング装置100の全体構成を示す図である。図1に示すように、電動パワーステアリング装置100は、車両の左右方向に延びるラックハウジング16を有し、このラックハウジング16内にラックバー1が車両の左右方向に摺動可能に収容されている。ラックハウジング16の両端開口部からラックバー1の端部が突出しており、この端部にタイロッド17がジョイント18を介して接続されている。ラックバー1の端部、ジョイント18およびタイロッド17のジョイント18側の端部周辺はブーツ19によって覆われている。ラックバー1の移動によりタイロッド17が動かされ、タイロッド17に接続した転舵機構を介して転舵輪が転舵される。
ラックハウジング16の一端側(図1の右側)には、ステアリングギヤハウジング20が設けられている。ステアリングギヤハウジング20には、ステアリングホイールに連結された入力軸21が回転自在に軸支されている。入力軸21は、トーションバー22を介して第1ピニオン軸23と相対回転可能に接続されている。
入力軸21の外周側には、トルクセンサ24が設けられている。トルクセンサ24は、入力軸21と第1ピニオン軸23との相対回転量からドライバがステアリングホイールに入力する操舵トルクを検出する。
第1ピニオン軸23は、ラックバー1の一端側に形成された第1ラック歯1aと噛合し、ステアリングホイールに入力された操舵トルクを、ラックバー1に伝達している。
ラックハウジング16の他端側(図1の左側)には、リダクションギヤハウジング25が設けられている。このリダクションギヤハウジング25には、ステアリングホイールにドライバにより入力される操舵トルクに対して、補助操舵トルクを出力するパワーステアリング機構26が収容されている。
[パワーステアリング機構の構成]
パワーステアリング機構26は、電動モータ5と、電動モータ5の出力軸に接続するウォームシャフト4と、ウォームシャフト4に噛合するウォームホイール3と、ウォームホイール3と一体に回転する第2ピニオン軸2とを有している。第2ピニオン軸2は、ラック軸の他端側に形成された第2ラック歯1bと噛合し、電動モータ5から入力されたモータトルクを、ラックバー1に伝達している。パワーステアリング機構26は第1ハウジング6と第2ハウジング7とから構成されており、第2ピニオン軸2等が組みつけられている。
図2は、パワーステアリング機構26を第2ピニオン軸2の軸方向で切断した断面図である。図3は、リダクションギヤハウジング25を第2ピニオン軸2の先端側から軸方向に見た図である。図4は第2ハウジング7の斜視図である。
説明のため図2にx軸、y軸を設定する。図2においてラックリテーナ11がラックバー1を付勢する方向をx軸方向とし、第2ピニオン軸2側の向きを正とする。また第2ピニオン軸2の軸方向をy軸方向とし、ピニオン歯2a側の向きを負とする。
(第2ピニオン軸の構成)
第2ピニオン軸2のy軸負方向側にはピニオン歯2aが形成されている。ピニオン歯2aが形成されている。第2ピニオン軸2のy軸負方向側の先端には、ピニオン歯2aの外径よりも小径の第1ベアリング挿入部2bが形成されている。第2ピニオン軸2のピニオン歯2aよりもy軸正方向側には、ピニオン歯2aの外径よりも大径の第2ベアリング圧入部2cが形成されている。
第2ピニオン軸2の第2ベアリング圧入部2cよりもy軸正方向側には、第2ベアリング圧入部2cよりも大径のフランジ部2dが形成されている。第2ピニオン軸2のフランジ部2dよりもy軸正方向側には、フランジ部2dよりも小径のウォームホイール嵌合部2eが形成されている。
(第2ハウジングの構成)
第2ハウジング7は中空形状であり、y軸方向中央部付近にはウォームホイール収容部70が形成されている。このウォームホイール収容部70の内周は、ウォームホイール3よりも大径に形成されている。
ウォームホイール収容部70の軸方向に対して垂直方向にウォームシャフト収容部74が形成されている。ウォームシャフト収容部74の内周はウォームシャフト4よりも大径に形成されている。
ウォームホイール収容部70よりもy軸正方向側には、蓋部材嵌合部75が形成されている。蓋部材嵌合部75はウォームホイール収容部70よりも大径に形成されている。
ウォームホイール収容部70よりもy軸負方向側には、第2ベアリング保持部73が形成されている。第2ベアリング保持部73には後述する第2ベアリング13が設置される。つまり第2ベアリング13は、ウォームホイール3に近い位置に設置されることとなる。第2ベアリング保持部73のウォームホイール収容部70側開口部は第2ベアリング13のアウタレースの内周程度に形成されており、そのy軸負方向側の面は第2ベアリング保持部底面73aを構成している。第2ベアリング保持部73の内周面は機械加工により表面処理されており第2ベアリング保持部内周面73bを構成している。第2ベアリング保持部73の軸方向負側には係止リング嵌合部73cが形成されている。
第2ベアリング保持部73の大部分はウォームホイール収容部70に対してy軸負方向に突出した部分の内周側形成されており、その突出した部分の外周は第2筒状係合部72を構成している。すなわち、第2筒状係合部72は、第1ハウジング6側に向かって突出するように形成されている。
第2ベアリング保持部73の径方向外側には、第2ベアリング保持部73を囲むように周方向に3カ所の第2ボルトボス71が形成されている。それぞれの第2ボルトボス71は、独立してy軸負方向側に突出するように形成されている。すなわち、第2ボルトボス71は、第1ハウジング6側に突出するように形成されている。第2ボルトボス71にはy軸負方向に向かって開口する雌ねじ部71aが形成されている。雌ねじ部71aの最も深い部分は、ウォームホイール収容部70よりもy軸負方向側となるように形成されている。また、雌ねじ部71aの内周面のうちウォームホイール収容部70の径方向最内側に位置する雌ねじ最内部71b(図2の点線Lで示す位置)は、第2ハウジング7のウォームホイール収容部70の内周面70bよりも径方向内側に形成されている。言い換えると雌ねじ部71aの雌ねじ最内部71b(図2の点線Lで示す位置)は、第2ハウジング7のウォームホイール収容部70の外周面70aよりも径方向内側に形成されている。
第2ボルトボス71の径方向内側側面71dは、後述する第1筒状係合部61の径方向外側側面61aの曲面に沿った形状に形成されている。すなわち、第2ボルトボス71の径方向内側側面71dは、第1筒状係合部61の径方向外側側面61aの中心と同じ位置を中心とする曲面状に形成されている。また径方向内側側面71dは、y軸負方向側に行くほど拡径するように(径方向外側に向かって斜めに)形成したテーパ部71fを有している。また第2ボルトボス71のy軸負方向側の面、言い換えると後述する第1ハウジング6の第1ボルトボス60との対向面71eは、第2ベアリング保持部73の第2ベアリング保持部底面73aと互いに平行に形成されている。
(第1ハウジングの構成)
第1ハウジング6はy軸正方向側が開口部、y軸負方向側が底となった有底カップ状の中空のピニオン軸収容部63を有し、底部には第1ベアリング保持部63aが形成されている。
第1ベアリング保持部63aよりもy軸正方向側には、第1ベアリング保持部63aよりも大径のピニオン歯収容部63bが形成されている。このピニオン歯収容部63bは、ピニオン歯2aの外径よりも大きく形成されている。
ピニオン軸収容部63のx軸負方向側には、ピニオン軸収容部63の軸方向に対してねじれ方向に伸びて形成されたラックバー収容部65が設けられている。x軸正方向から見て、ピニオン軸収容部63の軸方向とラックバー収容部65の軸方向とが交わる付近は、ピニオン軸収容部63とラックバー収容部65との間が連通している。
ピニオン歯収容部63bよりy軸正方向側であって、径方向外周側に第1ボルトボス60が形成されている。第1ボルトボス60は、ピニオン軸収容部63の軸を中心として周方向に配置されており、第1ボルトボス60は、第2ボルトボス71と対向するように3カ所に形成されている。3つの第1ボルトボス60のうち1つはラックバー収容部65とリテーナ収容部64との間に配置されている(図3参照)。
ピニオン軸収容部63よりもy軸正方向側には第1筒状係合部61が形成されている。すなわち第1筒状係合部61は、第2ハウジング7側に向かって突出するように形成さている。第1筒状係合部61はピニオン軸収容部63から突出した円環状に形成されており、その内周は第2筒状係合部72の外径より若干大径に形成され、外径は第2ボルトボス71の径方向内側側面71dを結んだ円よりも小径に形成されている。
(モータギヤハウジングへの組み付け)
第2ハウジング7のy軸負方向側から第2ベアリング保持部73に第2ベアリング13が挿入される。このとき第2ベアリング保持部73のアウタレースは第2ベアリング保持部底面73aに当接する。係止リング嵌合部73cには係止リング15が嵌合される。係止リング15は嵌合された状態で第2ベアリング13のアウタレースを当接し、第2ベアリング保持部底面73aと係止リング15との間で第2ベアリング13が挟持されている。
ウォームホイール3の中心には貫通孔が形成されており、この貫通孔に第2ピニオン軸2のウォームホイール嵌合部2eが圧入される。第2ベアリング13にウォームホイール3が組みつけられた状態で、第2ベアリング13のy軸負方向側先端から第2ハウジング7に組みつけられた第2ベアリング13に挿入される。第2ピニオン軸2のフランジ部2dと第2ベアリング13のインナレースとが当接した状態でウォームホイール3は第2ハウジング7のウォームホイール収容部70内に収装されることとなる。
また第2ハウジング7のウォームシャフト収容部74内にウォームシャフト4が挿入されて、ウォームホイール3と噛み合う。蓋部材嵌合部75には蓋部材27が嵌合されて、第2ハウジング7のy軸正方向側の開口部が閉塞される。
第1ハウジング6のy軸正方向側から第1ベアリング保持部63aに第1ベアリング12が圧入される。第2ピニオン軸2は第2ハウジング7に組みつけられた状態で、第1ハウジング6のピニオン軸収容部63に挿入される。このとき、第1ハウジング6の第1筒状係合部61の内周に、第2ハウジング7の第2筒状係合部72の外周が嵌合する。第1筒状係合部61と第2筒状係合部72とにより印籠結合部14が形成される。この印籠結合部14は、y軸方向において第2ボルトボス71の雌ねじ部71aとオーバーラップするように配置されている。第2ピニオン軸2の第1ベアリング挿入部2bは第1ベアリング12に挿入され、このときピニオン歯2aはピニオン歯収容部63bに収容されている。
また第1ハウジング6のラックバー収容部65にラックバー1が収容されて、ピニオン歯2aと噛み合う。リテーナ収容部64にラックリテーナ11が収容され、ラックリテーナ11によりラックバー1が第2ピニオン軸2側に押し付けられる。
第1ボルトボス60の貫通孔にボルト10が挿入され、第2ハウジング7の雌ねじ部71aと螺合する。これにより第1ハウジング6と第2ハウジング7とが締結される。
[作用]
電動パワーステアリング装置100は、電動モータ5のトルクをラックバー1に作用させることによりドライバの操舵に対して操舵補助力を付与している。操舵補助力を高くするためには電動モータ5の出力を上げれば良いが、供給電力の制限から電動モータ5の出力には上限がある。そこでウォームホイール3の径を拡大することで、減速比を高くして操舵補助力を高めることが考えられる。しかしながら、ウォームホイール3の径を単純に拡大してしまうと、リダクションギヤハウジング25が大型化することとなる。
そこで実施例1の電動パワーステアリング装置100では、第2ボルトボス71を第2ハウジング7のウォームホイール収容部70よりも第1ハウジング6側に設けるようにした。
これにより、第2ボルトボス71をウォームホイール収容部70の径方向に対してオーバーラップさせて形成することができる。
また実施例1の電動パワーステアリング装置100では、雌ねじ部71aを、第2ピニオン軸2を中心軸としたときの径方向位置において、雌ねじ部71aの内周面のうち径方向最内側に位置する雌ねじ最内部71bが、第2ハウジング7のウォームホイール収容部70の外周面70aよりも径方向内側に位置するように形成した。
これにより、第2ボルトボス71をウォームホイール収容部70の径方向に対して、より内側に配置することができる。
また実施例1の電動パワーステアリング装置100では、雌ねじ部71aを、雌ねじ最内部71bが第2ハウジング7のウォームホイール収容部70の内周面70bよりも径方向内側に位置するように形成した。
これにより、第2ボルトボス71をウォームホイール収容部70の径方向に対して、より内側に配置することができる。
また実施例1の電動パワーステアリング装置100では、第1ハウジング6を、第2ハウジング7側に向かって突出するように形成し、内部に第2ピニオン軸2が収容される筒状の第1筒状係合部61を有するようにし、第2ハウジング7を、第1ハウジング6側に向かって突出するように形成し、内部に第2ピニオン軸2が収容され筒状に形成されると共に、第1筒状係合部61と係合される第2筒状係合部72を有するようにし、第2ボルトボス71を、第2ハウジング7の周方向において複数個配置し、夫々が第2ハウジング7の周方向において独立して第1ハウジング6側に突出するように形成した。
第1筒状係合部61と第2筒状係合部72とが係合することによって、第1ハウジング6と第2ハウジング7との径方向の位置決め精度を向上させることができる。また、第2ボルトボス71同士の間に肉を設けないため、電動パワーステアリング装置100の軽量化を図ることができる。
また実施例1の電動パワーステアリング装置100では、第1ボルトボス60のうちの1つを、第2ピニオン軸2を中心軸としたときの周方向位置において、ラックバー収容部65とリテーナ収容部64の間に配置した。
これにより、第1ボルトボス60をラックバー収容部65とリテーナ収容部64を避けつつ、周方向に釣り合って配置することができる。
また実施例1の電動パワーステアリング装置100では、第2筒状係合部72は、第1筒状係合部61の内側に挿入されることにより第1筒状係合部61と係合し、第2ピニオン軸2を中心軸としたとき、複数の第2ボルトボス71の径方向内側側面71dを、第1筒状係合部61の径方向外側側面61aに沿った形状に形成した。
これにより、第2ボルトボス71の径方向内側側面71dを第1ハウジング6と第2ハウジング7とを係合するときのガイドとすることができる。
また実施例1の電動パワーステアリング装置100では、第2ボルトボス71の径方向内側側面71dに、第1ボルトボス60側に向かって拡径するように形成されたテーパ部71fを設けた。
これにより、第1筒状係合部61の第2筒状係合部72と第2ボルトボス71との間への挿入を容易にすることができる。
また実施例1の電動パワーステアリング装置100では、第1ハウジング6に、第2ピニオン軸2を軸支する第1ベアリング12を備え、第2ハウジング7に、第1ベアリング12よりもウォームホイール3側において第2ピニオン軸2を軸支する第2ベアリング13を保持する第2ベアリング保持部73を形成した。
よって、第2ハウジング7に対するウォームホイール3の位置決め精度を向上させることができる。
また実施例1の電動パワーステアリング装置100では、第2筒状係合部72を、第1筒状係合部61の内側に挿入されることにより第1筒状係合部61と係合するようにした。
これにより、第2筒状係合部72の内周側に配置された第2ベアリング13に対して径方向外側に第1筒状係合部61が配置されることとなり、第2ベアリング13と第1筒状係合部61とをオーバーラップさせて配置することができる。
また実施例1の電動パワーステアリング装置100では、第1筒状係合部61と第2筒状係合部72とにより印籠結合部14を構成することとした。
これにより、第1ハウジング6と第2ハウジング7の径方向位置精度を向上させることができる。
また実施例1の電動パワーステアリング装置100では、第2ピニオン軸2を中心軸としたとき、印籠結合部14と雌ねじ部71aとを、軸方向において互いにオーバーラップするように配置した。
よって、第1ハウジング6および第2ハウジング7の軸方向寸法を小さくすることができる。
また実施例1の電動パワーステアリング装置100では、第2ベアリング保持部73のうち第2ベアリング13の軸方向端面と当接する第2ベアリング保持部底面73aと第2ボルトボス71のうち第1ボルトボス60との対向面71eを、互いに平行に形成するようにした。
よって、第2ベアリング保持部底面73aと対向面71eとを同一チャッキングで同じ方向から機械加工することができる。
また実施例1の電動パワーステアリング装置100では、第2ベアリング保持部73のうち、第2ベアリング13の外周面と当接する第2ベアリング保持部内周面73bを、機械加工により表面処理するようにした。
これにより、第2ハウジング7に対する第2ベアリング13の径方向位置精度を向上させることができる。
また実施例1の電動パワーステアリング装置100では、雌ねじ部71aを、雌ねじ部71aのウォームホイール3側端部が、ウォームホイール収容部70の第1ハウジング6側端部よりも第1ハウジング6側に位置するように形成した。
これにより、第2ボルトボス71をウォームホイール収容部70よりも径方向内側に形成することができる。
[効果]
次に、実施例1の効果について以下に列記する。
(1)転舵輪に操舵力を付与する電動パワーステアリング装置100であって、ステアリングホイールの操舵操作を転舵輪に伝達するラックバー1と、ラックバー1と噛合う第2ピニオン軸2と、第2ピニオン軸2に設けられたウォームホイール3と、ウォームホイール3と噛合うウォームシャフト4と、ウォームシャフト4に設けられ、転舵輪に付与する操舵力を発生する電動モータ5と、ラックバー1の少なくとも一部および第2ピニオン軸2の少なくとも一部を収容する第1ハウジング6と、ウォームホイール3を収容するウォームホイール収容部70を有する第2ハウジング7と、第2ハウジング7のウォームホイール収容部70よりも第1ハウジング6側に設けられ、第1ハウジング6側に向かって開口する雌ねじ部71aが形成されたた第2ボルトボス71と、第2ボルトボス71と対向するように第1ハウジング6に設けられ、第2ボルトボス71の雌ねじ部71aと連続するように貫通形成されたボルト孔60aを有する第1ボルトボス60と、第1ボルトボス60側から第2ボルトボス71側に向かって挿入され、第1ハウジング6と第2ハウジング7とを締結するボルト10と、を有するようにした。
よって、第2ボルトボス71をウォームホイール収容部70の径方向に対してオーバーラップさせて形成することが可能となるため、第1ハウジング6および第2ハウジング7の径方向寸法を小さくすることができ、電動パワーステアリング装置100の小型化を図ることができる。
(2)雌ねじ部71aを、第2ピニオン軸2を中心軸としたときの径方向位置において、雌ねじ部71aの内周面のうち径方向最内側に位置する雌ねじ最内部71bが、第2ハウジング7のウォームホイール収容部70の外周面70aよりも径方向内側に位置するように形成した。
よって、第2ボルトボス71をウォームホイール収容部70の径方向に対して、より内側に配置することが可能となるため、第1ハウジング6および第2ハウジング7の径方向寸法を小さくすることができ、電動パワーステアリング装置100の小型化を図ることができる。
(3)雌ねじ部71aを、雌ねじ最内部71bが第2ハウジング7のウォームホイール収容部70の内周面70bよりも径方向内側に位置するように形成した。
よって、第2ボルトボス71をウォームホイール収容部70の径方向に対して、より内側に配置することが可能となるため、第1ハウジング6および第2ハウジング7の径方向寸法を小さくすることができ、電動パワーステアリング装置100の小型化を図ることができる。
(4)第1ハウジング6を、第2ハウジング7側に向かって突出するように形成し、内部に第2ピニオン軸2が収容される筒状の第1筒状係合部61を有するようにし、第2ハウジング7を、第1ハウジング6側に向かって突出するように形成し、内部に第2ピニオン軸2が収容され筒状に形成されると共に、第1筒状係合部61と係合される第2筒状係合部72を有するようにし、第2ボルトボス71を、第2ハウジング7の周方向において複数個配置し、夫々が第2ハウジング7の周方向において独立して第1ハウジング6側に突出するように形成した。
第1筒状係合部61と第2筒状係合部72とが係合することによって、第1ハウジング6と第2ハウジング7との径方向の位置決め精度を向上させることができる。また、第2ボルトボス71同士の間に肉を設けないため、電動パワーステアリング装置100の軽量化を図ることができる。
(5)第1ハウジング6を、ラックバー1を収容するラックバー収容部65と、第2ピニオン軸2を収容するピニオン軸収容部63と、ラックバー1を第2ピニオン軸2側に付勢するラックリテーナ11を収容するリテーナ収容部64を備えこととし、複数の第2ボルトボス71と対向配置される複数の第1ボルトボス60のうちの1つを、第2ピニオン軸2を中心軸としたときの周方向位置において、ラックバー収容部65とリテーナ収容部64の間に配置することとした。
よって、第1ボルトボス60をラックバー収容部65とリテーナ収容部64を避けつつ、周方向に釣り合って配置することが可能となる。したがって、第1ハウジング6と第2ハウジング7との締結力を周方向に均等に作用させることができ、第1ハウジング6と第2ハウジング7とのガタを抑制することができる。
(6)第2筒状係合部72は、第1筒状係合部61の内側に挿入されることにより第1筒状係合部61と係合し、第2ピニオン軸2を中心軸としたとき、複数の第2ボルトボス71の径方向内側側面71dを、第1筒状係合部61の径方向外側側面61aに沿った形状に形成した。
よって、第2ボルトボス71の径方向内側側面71dを第1ハウジング6と第2ハウジング7とを係合するときのガイドとすることが可能となる。したがって、第1ハウジング6と第2ハウジング7との組立性を向上させることができる。
(7)第2ボルトボス71の径方向内側側面71dに、第1ボルトボス60側に向かって拡径するように形成されたテーパ部71fを設けた。
よって、第1筒状係合部61の第2筒状係合部72と第2ボルトボス71との間への挿入を容易にすることが可能となる。したがって、第1ハウジング6と第2ハウジング7との組立性を向上させることができる。
(8)第1ハウジング6に、第2ピニオン軸2を軸支する第1ベアリング12を備え、第2ハウジング7に、第1ベアリング12よりもウォームホイール3側において第2ピニオン軸2を軸支する第2ベアリング13を保持する第2ベアリング保持部73を形成した。
よって、第2ハウジング7に対するウォームホイール3の位置決め精度を向上させることが可能となる。したがって、ウォームホイール3とウォームシャフト4の相対位置精度、すなわち噛み合い精度を向上させることができ、ウォームシャフト4からウォームホイール3への動力伝達効率を向上させることができる。
(9)第2筒状係合部72を、第1筒状係合部61の内側に挿入されることにより第1筒状係合部61と係合するようにした。
よって、第2筒状係合部72の内周側に配置された第2ベアリング13に対して径方向外側に第1筒状係合部61が配置されることとなり、第2ベアリング13と第1筒状係合部61とをオーバーラップさせて配置することが可能となる。したがって、第1ハウジング6および第2ハウジング7の軸方向寸法を小さくすることができ、電動パワーステアリング装置100の小型化を図ることができる。
(10)第1筒状係合部61と第2筒状係合部72とにより印籠結合部14を構成することとした。
よって、第1ハウジング6と第2ハウジング7の径方向位置精度を向上させることができる。
(11)第2ピニオン軸2を中心軸としたとき、印籠結合部14と雌ねじ部71aとを、軸方向において互いにオーバーラップするように配置した。
よって、第1ハウジング6および第2ハウジング7の軸方向寸法を小さくすることができ、電動パワーステアリング装置100の小型化を図ることができる。
(12)第2ベアリング保持部73のうち第2ベアリング13の軸方向端面と当接する第2ベアリング保持部底面73aと第2ボルトボス71のうち第1ボルトボス60との対向面71eを、互いに平行に形成するようにした。
よって、第2ベアリング保持部底面73aと対向面71eとを同一チャッキングで同じ方向から機械加工することが可能となり、加工性の向上を図ることができる。
(13)第2ベアリング保持部73のうち、第2ベアリング13の外周面と当接する第2ベアリング保持部内周面73bを、機械加工により表面処理するようにした。
よって、第2ハウジング7に対する第2ベアリング13の径方向位置精度を向上させることが可能となる。したがって、ウォームホイール3とウォームシャフト4の相対位置精度、すなわち噛み合い精度を高めることができ、ウォームシャフト4からウォームホイール3への動力伝達効率を向上させることができる。
(14)雌ねじ部71aを、雌ねじ部71aのウォームホイール3側端部が、ウォームホイール収容部70の第1ハウジング6側端部よりも第1ハウジング6側に位置するように形成した。
よって、第2ボルトボス71をウォームホイール収容部70よりも径方向内側に形成することが可能となるため、第1ハウジング6および第2ハウジング7の径方向寸法を小さくすることができ、電動パワーステアリング装置100の小型化を図ることができる。
〔実施例2〕
実施例2の電動パワーステアリング装置100について以下に説明する。実施例1の電動パワーステアリング装置100と同じ構成については同一の符号を付して説明を省略する。
[パワーステアリング機構の構成]
図5は、パワーステアリング機構26を第2ピニオン軸2の軸方向で切断した断面図である。図6は、リダクションギヤハウジング25を第2ピニオン軸2の先端側から軸方向に見た図である。
(第2ハウジングの構成)
第2ベアリング保持部73の径方向外側には、第2ベアリング保持部73を囲むように周方向に3カ所の第2ボルトボス71が形成されている。それぞれの第2ボルトボス71は、独立してy軸負方向側に突出するように形成されている。すなわち、第2ボルトボス71は、第1ハウジング6側に突出するように形成されている。第2ボルトボス71にはy軸負方向に向かって開口する雌ねじ部71aが形成されている。雌ねじ部71aの最も深い部分は、ウォームホイール収容部70よりもy軸負方向側となるように形成されている。また、雌ねじ部71aの内周面のうちウォームホイール収容部70の径方向最外側に位置する雌ねじ最外部71c(図5の点線Lで示す位置)は、第2ハウジング7のウォームホイール収容部70の内周面70bよりも径方向内側に形成されている。また第2ボルトボス71の外周面のうちウォームホイール収容部70の径方向最外側の径方向最外部71gは、ウォームホイール収容部70の外周面70aと同じ面に位置するように形成されている。
(第1ハウジングの構成)
ピニオン歯収容部63bよりy軸正方向側であって、径方向外周側に第1ボルトボス60が形成されている。第1ボルトボス60は、ピニオン軸収容部63の軸を中心として周方向に配置されており、第1ボルトボス60は、第2ボルトボス71と対向するように3カ所に形成されている。第1ボルトボス60の外周面のうちウォームホイール収容部70の径方向最外側の径方向最外部60bは、ウォームホイール収容部70の外周面70aと同じ面に位置するように形成されている。
[作用]
実施例2の電動パワーステアリング装置100では、雌ねじ部71aを、雌ねじ部71aの内周面のうち径方向最外側に位置する雌ねじ最外部71cが、第2ハウジング7のウォームホイール収容部70の内周面70bよりも径方向内側に位置するように形成した。
これにより、第2ボルトボス71をウォームホイール収容部70の径方向に対して、より内側に配置することができる。
実施例2の電動パワーステアリング装置100では、第1ボルトボス60および第2ボルトボス71を、これら第1ボルトボス60および第2ボルトボス71の外周面のうちウォームホイール収容部70の径方向最外側の径方向最外部60b,71gが第2ハウジング7のウォームホイール収容部70の外周面70aと同じ面に位置するように形成した。
これにより、第1ボルトボス60および第2ボルトボス71の径方向最外部を、ウォームホイール収容部70の外周面70aに対して張り出さない形状とすることができる。
[効果]
(15)雌ねじ部71aを、雌ねじ部71aの内周面のうち径方向最外側に位置する雌ねじ最外部71cが、第2ハウジング7のウォームホイール収容部70の内周面70bよりも径方向内側に位置するように形成した。
よって、第2ボルトボス71をウォームホイール収容部70の径方向に対して、より内側に配置することが可能となるため、第1ハウジング6および第2ハウジング7の径方向寸法を小さくすることができ、電動パワーステアリング装置100の小型化を図ることができる。
(16)第1ボルトボス60および第2ボルトボス71を、これら第1ボルトボス60および第2ボルトボス71の径方向最外部60b,71gが第2ハウジング7のウォームホイール収容部70の外周面70aと同じ面に位置するように形成した。
よって、第1ボルトボス60および第2ボルトボス71の径方向最外部を、ウォームホイール収容部70の外周面70aに対して張り出さない形状とすることが可能となり、第1ハウジング6および第2ハウジング7の径方向寸法を小さくすることができ、電動パワーステアリング装置100の小型化を図ることができる。
〔他の実施例〕
以上、本発明を実施例1ないし実施例2に基づいて説明してきたが、各発明の具体的な構成は各実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば実施例2の電動パワーステアリング装置100では、第1ボルトボス60および第2ボルトボス71を、これら第1ボルトボス60および第2ボルトボス71の外周面のうちウォームホイール収容部70の径方向最外側の径方向最外部60b,71gが第2ハウジング7のウォームホイール収容部70の外周面70aと同じ面に位置するように形成した。この構成を、径方向最外部60b,71gが第2ハウジング7のウォームホイール収容部70の外周面70aよりも径方向内側に位置するように形成しても良い。
これにより、第1ボルトボス60および第2ボルトボス71の径方向最外部を、ウォームホイール収容部70の外周面70aに対して張り出さない形状とすることができる。
〔請求項以外の技術的思想〕
更に、上記実施例から把握しうる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)請求項2に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記雌ねじ部は、前記雌ねじ最内部が前記第2ハウジングのホイール収容部の内周面よりも径方向内側に位置するように形成されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
よって、第2ボルトボスをウォームホイール収容部の径方向に対して、より内側に配置することが可能となるため、第1ハウジングおよび第2ハウジングの径方向寸法を小さくすることができ、電動パワーステアリング装置の小型化を図ることができる。
(ロ)上記(イ)に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記雌ねじ部は、前記雌ねじ部の内周面のうち径方向最外側に位置する雌ねじ最外部が、前記第2ハウジングのホイール収容部の内周面よりも径方向内側に位置するように形成されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
よって、第2ボルトボスをウォームホイール収容部の径方向に対して、より内側に配置することが可能となるため、第1ハウジングおよび第2ハウジング7の径方向寸法を小さくすることができ、電動パワーステアリング装置の小型化を図ることができる。
(ハ)請求項2に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記第1ボルトボスおよび前記第2ボルトボスは、これら第1ボルトボスおよび第2ボルトボスの径方向最外部が前記第2ハウジングのホイール収容部の外周面と同じまたは径方向内側に位置するように形成されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
よって、第1ボルトボスおよび第2ボルトボスの径方向最外部を、ウォームホイール収容部の外周面に対して張り出さない形状とすることが可能となり、第1ハウジングおよび第2ハウジングの径方向寸法を小さくすることができ、電動パワーステアリング装置の小型化を図ることができる。
(ニ)請求項3に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記第1ハウジングは、前記ラックバーを収容するラックバー収容部と、前記ピニオン軸を収容するピニオン軸収容部と、前記ラックバーを前記ピニオン軸側に付勢するラックリテーナを収容するリテーナ収容部を備え、
複数の前記第2ボルトボスと対向配置される複数の前記第1ボルトボスのうちの1つは、前記ピニオン軸を中心軸としたときの周方向位置において、前記ラックバー収容部と前記リテーナ収容部の間に配置されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
作用効果…複数のボルトボスのうちの1つを上記箇所に設けることにより、ラックバー収容部やリテーナ収容部を避けながら夫々のボルトボスの周方向に釣り合って配置を図ることができる。
よって、第1ボルトボスをラックバー収容部とリテーナ収容部を避けつつ、周方向に釣り合って配置することが可能となる。したがって、第1ハウジングと第2ハウジングとの締結力を周方向に釣り合って作用させることができ、第1ハウジングと第2ハウジングとのガタを抑制することができる。
(ホ)請求項3に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記第2筒状係合部は、前記第1筒状係合部の内側に挿入されることにより前記第1筒状係合部と係合し、
前記ピニオン軸を中心軸としたとき、前記複数の第2ボルトボスの径方向内側側面は、前記第1筒状係合部の径方向外側側面に沿った形状に形成されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
よって、第2ボルトボスの径方向内側側面を第1ハウジングと第2ハウジングとを係合するときのガイドとすることが可能となる。したがって、第1ハウジングと第2ハウジングとの組立性を向上させることができる。
(ヘ)上記(ホ)に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記第2ボルトボスの径方向内側側面は、前記第1ボルトボス側に向かって拡径するように形成されたテーパ部を有することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
よって、第1筒状係合部の第2筒状係合部と第2ボルトボスとの間への挿入を容易にすることが可能となる。したがって、第1ハウジングと第2ハウジングとの組立性を向上させることができる。
(ト)請求項3に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記第1ハウジングは、前記ピニオン軸を軸支する第1ベアリングを備え、
前記第2ハウジングは、前記第1ベアリングよりも前記ウォームホイール側において前記ピニオン軸を軸支する第2ベアリングを保持する第2ベアリング保持部を有することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
よって、第2ハウジングに対するウォームホイールの位置決め精度を向上させることが可能となる。したがって、ウォームホイールとウォームシャフトの相対位置精度、すなわち噛み合い精度を向上させることができ、ウォームシャフトからウォームホイールへの動力伝達効率を向上させることができる。
(チ)上記(ト)に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記第2筒状係合部は、前記第1筒状係合部の内側に挿入されることにより前記第1筒状係合部と係合することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
よって、第2筒状係合部の内周側に配置された第2ベアリングに対して径方向外側に第1筒状係合部が配置されることとなり、第2ベアリングと第1筒状係合部とをオーバーラップさせて配置することが可能となる。したがって、第1ハウジングおよび第2ハウジングの軸方向寸法を小さくすることができ、電動パワーステアリング装置の小型化を図ることができる。
(リ)上記(チ)に記載の電動パワーステアリング装置において、
前記第1筒状係合部と前記第2筒状係合部とは互いに印籠結合部を有することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
よって、第1ハウジングと第2ハウジングの径方向位置精度を向上させることができる。
(ヌ)上記(リ)に記載の電動パワーステアリング装置において、前記ピニオン軸を中心軸としたとき、前記印籠結合部と前記雌ねじ部とは、軸方向において互いにオーバーラップするように配置されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
よって、第1ハウジングおよび第2ハウジングの軸方向寸法を小さくすることができ、電動パワーステアリング装置の小型化を図ることができる。
(ル)上記(チ)に記載の電動パワーステアリング装置において、前記第2ベアリング保持部のうち前記第2ベアリングの軸方向端面と当接する第2ベアリング保持部底面と前記第2ボルトボスのうち前記第1ボルトボスとの対向面は、互いに平行に形成されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
よって、第2ベアリング保持部底面と対向面とを同一チャッキングで同じ方向から機械加工することが可能となり、加工性の向上を図ることができる。
(ヲ)上記(ル)に記載の電動パワーステアリング装置において、前記第2ベアリング保持部のうち、前記第2ベアリングの外周面と当接する第2ベアリング保持部内周面は、機械加工により表面処理されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
よって、第2ハウジングに対する第2ベアリングの径方向位置精度を向上させることが可能となる。したがって、ウォームホイールとウォームシャフトの相対位置精度、すなわち噛み合い精度を高めることができ、ウォームシャフトからウォームホイールへの動力伝達効率を向上させることができる。
(ワ)請求項1に記載の電動パワーステアリング装置において、前記雌ねじ部は、前記雌ねじ部の前記ウォームホイール側端部が、前記ホイール収容部の前記第1ハウジング側端部よりも前記第1ハウジング側に位置するように形成されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
よって、第2ボルトボスをウォームホイール収容部よりも径方向内側に形成することが可能となるため、第1ハウジングおよび第2ハウジングの径方向寸法を小さくすることができ、電動パワーステアリング装置の小型化を図ることができる。
1 ラックバー
2 第2ピニオン軸(ピニオン軸)
3 ウォームホイール
4 ウォームシャフト
5 電動モータ
6 第1ハウジング
7 第2ハウジング
10 ボルト
11 ラックリテーナ
12 第1ベアリング
13 第2ベアリング
14 印籠結合部
60 第1ボルトボス
61 第1筒状係合部
63 ピニオン軸収容部
64 リテーナ収容部
65 ラックバー収容部
70 ウォームホイール収容部
71 第2ボルトボス
72 第2筒状係合部
73 第2ベアリング保持部
100 電動パワーステアリング装置

Claims (3)

  1. 転舵輪に操舵力を付与する電動パワーステアリング装置であって、
    ステアリングホイールの回転力が伝達される第1ピニオン軸と、
    前記第1ピニオン軸と噛合う第1ラック歯および前記第1ラック歯と異なるラック歯である第2ラック歯が形成されたラックバーと、
    前記第2ラック歯と噛合う第2ピニオン軸と、
    前記第2ピニオン軸に設けられたウォームホイールと、
    前記ウォームホイールと噛合うウォームシャフトと、
    前記ウォームシャフトに設けられ、転舵輪に付与する操舵力を発生する電動モータと、
    前記ラックバーの少なくとも一部および前記ピニオン軸の少なくとも一部を収容する第1ハウジングと、
    前記ウォームホイールを収容するウォームホイール収容部を有する第2ハウジングと、
    前記第2ハウジングの前記ウォームホイール収容部よりも前記第1ハウジング側に設けられ、前記第1ハウジング側に向かって開口する雌ねじが形成されたた第2ボルトボスと、
    前記第2ボルトボスと対向するように前記第1ハウジングに設けられ、前記第2ボルトボスの雌ねじと連続するように貫通形成されたボルト孔を有する第1ボルトボスと、
    前記第1ボルトボス側から前記第2ボルトボス側に向かって挿入され、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを締結するボルトと、
    を有し、
    前記第1ハウジングは、前記ピニオン軸を軸支する第1ベアリングを備え、前記第2ハウジング側に向かって突出するように形成され、内部に前記ピニオン軸が収容される筒状の第1筒状係合部を有し、
    前記第2ハウジングは、前記第1ベアリングよりも前記ウォームホイール側において前記ピニオン軸を軸支する第2ベアリングを保持する第2ベアリング保持部と、前記第1ハウジング側に向かって突出するように形成され、内部に前記ピニオン軸が収容され筒状に形成されると共に、前記第1筒状係合部と係合される第2筒状係合部とを有し、
    前記第2ボルトボスは、前記第2ハウジングの周方向において複数個配置され、夫々が前記第2ハウジングの周方向において独立して前記第1ハウジング側に突出するように形成され、
    前記第2筒状係合部は、前記第1筒状係合部の内側に挿入されることにより前記第1筒状係合部と係合し、前記第1筒状係合部と前記第2筒状係合部とは互いに印籠結合部を有することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記ピニオン軸を中心軸としたとき、前記印籠結合部と前記雌ねじ部とは、軸方向において互いにオーバーラップするように配置されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  3. 請求項1に記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記第2ベアリング保持部のうち前記第2ベアリングの軸方向端面と当接する第2ベアリング保持部底面と前記第2ボルトボスのうち前記第1ボルトボスとの対向面は、互いに平行に形成されることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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