JP5793354B2 - コネクタ及び冶具 - Google Patents
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Description
また、押圧面は、メスコネクタ及びオスコネクタのそれぞれのハウジングに設けられている。これにより、押圧面がメスコネクタ又はオスコネクタの何れかのハウジングに設けられる場合と比較して、直交方向からハウジングに加わる押圧力を嵌合方向又は離脱方向への押圧力に変換しやすくなる。このため、メスコネクタとオスコネクタとの着脱作業をスムースに行うことができ、着脱作業がさらに容易となる。
以下において、(1−1)コネクタの構成、(1−2)メス側凹部及びオス側凹部の構成、(1−3)冶具の構成、(1−4)メスコネクタとオスコネクタとの嵌合時の説明、(1−5)メスコネクタとオスコネクタとの離脱時の説明、(1−6)作用・効果、(1−7)変更例の順に説明する。
まず、第1実施形態に係るコネクタ1の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係るコネクタ1を示す斜視図である。
次に、上述したメス側凹部130及びオス側凹部230の構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係るメスコネクタ100及びオスコネクタ200を示す断面図である。
図2に示すように、メス側凹部130は、メスハウジング110に加わる押圧力を変換する。このメス側凹部130は、メスハウジング110の側壁111及び側壁112における略中央、すなわち、上述したように上側端子収容列121と下側端子収容列122との間に形成されている。
図2に示すように、オス側凹部230は、メスハウジング110に設けられるメス側凹部130(押圧面131A又は押圧面131B)に加わる押圧力を嵌合方向AD及び離脱方向RDのうち同一方向への押圧力に変換する。このオス側凹部230は、オスハウジング210の側壁211及び側壁212における略中央、すなわち、上述したように上側端子収容列221と下側端子収容列222との間に形成されている。
次に、上述したコネクタ1のメスコネクタ100及びオスコネクタ200の嵌合及び離脱に用いられる冶具10の構成について、図面を参照しながら説明する。図3は、第1実施形態に係る冶具10を示す斜視図である。
第1棒状部材11の一方の端部には、メス側凹部130及びオス側凹部230に押圧力を付与する押圧力付与部20(操作片10b)が設けられ、第1棒状部材11の他方の端部には、コネクタ1の着脱作業(嵌合作業及び離脱作業)を行う作業者が把持可能な第1操作部30(操作部10a)が設けられている。
第2棒状部材12の一方の端部には、押圧力付与部20と対向する位置でメスコネクタ100の側壁111,112とオスコネクタ200の側壁211,212を押さえ付ける板状の当接部材40(操作片10b)が設けられ、第2棒状部材12の他方の端部には、コネクタ1の着脱作業(嵌合作業及び離脱作業)を行う作業者が把持可能な第2操作部50(操作部10a)が設けられている。
次に、上述した冶具10が用いられたメスコネクタ100とオスコネクタ200との嵌合時について、図面を参照しながら説明する。図4は、第1実施形態に係るメスコネクタ100とオスコネクタ200との嵌合時を説明するための平面図である。
次に、上述した冶具10が用いられたメスコネクタ100とオスコネクタ200との離脱時について、図面を参照しながら説明する。図5は、第1実施形態に係るメスコネクタ100とオスコネクタ200との離脱時を説明するための平面図である。
以上説明した第1実施形態では、押圧面131A,131B,231A,231Bは、直交方向CDからハウジング(メスハウジング110又はオスハウジング210)に加わる押圧力を、メスコネクタ100及びオスコネクタ200のうち他方に対する嵌合方向AD又は離脱方向RDへの押圧力に変換する。これにより、メスコネクタ100やオスコネクタ200に接続される電線に邪魔されることなく、直交方向CDから押圧面に対して押圧力を付与することで、該押圧力が嵌合方向AD又は離脱方向RDへの押圧力に変換される。このため、着脱作業(嵌合作業及び離脱作業)を容易に行うことができるとともに、従来のようにコネクタにレバーを設けることがない。
次に、上述した第1実施形態に係るコネクタ1及び冶具10の変更例について、(1−7−1)変更例1、(1−7−2)変更例2、(1−7−3)変更例3の順に説明する。なお、上述した第1実施形態に係るコネクタ1及び冶具10と同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
まず、変更例1に係るコネクタ1A及び冶具10Aの構成について、図面を参照しながら説明する。図6(a)は、第1実施形態の変更例1に係るコネクタ1Aを示す斜視図であり、図6(b)は、第1実施形態の変更例1に係る冶具10Aを示す斜視図である。図7は、第1実施形態の変更例1に係るメスコネクタ100とオスコネクタ200との嵌合時を説明するための平面図である。
次に、変更例2に係るコネクタ1B及び冶具10Bの構成について、図面を参照しながら説明する。図8(a)は、第1実施形態の変更例2に係るコネクタ1Bを示す斜視図であり、図8(b)は、第1実施形態の変更例2に係る冶具10Bを示す斜視図である。図9は、第1実施形態の変更例2に係るメスコネクタ100とオスコネクタ200との嵌合時を説明するための平面図である。
次に、変更例3に係るコネクタ1C及び冶具10Cの構成について、図面を参照しながら説明する。図10(a)は、第1実施形態の変更例3に係るコネクタ1Cを示す斜視図であり、図10(b)は、第1実施形態の変更例3に係る冶具10Cを示す斜視図である。
次に、第2実施形態に係るコネクタ1D及び冶具10Dの構成について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(2−1)コネクタの構成、(2−2)冶具の構成、(2−3)作用・効果、(2−4)変更例の順に説明する。なお、上述した第1実施形態に係るコネクタ1及び冶具10と同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
まず、第2実施形態に係るコネクタ1Dの構成について、図面を参照しながら説明する。図11は、第2実施形態に係るコネクタ1Dを示す斜視図である。
メス側凸部140は、メスハウジング110に加わる押圧力を変換する。このメス側凸部140は、メスコネクタ100とオスコネクタ200との嵌合時に用いられる嵌合用凸部140Aと、メスコネクタ100とオスコネクタ200との離脱時に用いられる離脱用凸部140Bとによって構成される。
オス側凸部240は、メスハウジング110に設けられるメス側凸部140(押圧面141A又は押圧面141B)に加わる押圧力を嵌合方向AD及び離脱方向RDのうち同一方向への押圧力に変換する。このオス側凸部240は、メスコネクタ100とオスコネクタ200との嵌合時に用いられる嵌合用凸部240Aと、メスコネクタ100とオスコネクタ200との離脱時に用いられる離脱用凸部240Bとによって構成される。
次に、第2実施形態に係る冶具10Dの構成について、図面を参照しながら説明する。図12は、第2実施形態に係る冶具10Dを示す斜視図である。
以上説明した第2実施形態では、第1実施形態の作用・効果と同様に、着脱作業を容易にしつつ、製造コストの低減及びコネクタ1Dの縮小化を図ることができる。
次に、上述した第2実施形態に係るコネクタ1D及び冶具10Dの変更例について、(2−4−1)第2実施形態の変更例1、(2−4−2)第2実施形態の変更例2の順に説明する。なお、上述した第2実施形態に係るコネクタ1D及び冶具10Dと同一部分には同一の符号を付して、相違する部分を主として説明する。
まず、変更例1に係るコネクタ1E及び冶具10Eの構成について、図面を参照しながら説明する。図13(a)は、第2実施形態の変更例1に係るコネクタ1Eを示す斜視図であり、図13(b)は、第2実施形態の変更例1に係る冶具10Eを示す斜視図である。
まず、変更例2に係るコネクタ1F及び冶具10Fの構成について、図面を参照しながら説明する。図14(a)は、第2実施形態の変更例2に係るコネクタ1Fを示す斜視図であり、図14(b)は、第2実施形態の変更例2に係る冶具10Fを示す斜視図である。
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
10,10A〜10F…冶具
10a…操作部
10b…操作片
11…第1棒状部材
12…第2棒状部材
20…押圧力付与部
21…嵌合用付与部
22…離脱用付与部
30…第1操作部
40…当接部材
41…当接面
50…第2操作部
100…メスコネクタ
110…メスハウジング
130…メス側凹部
130A…嵌合用凹部
130B…離脱用凹部
131A,131B…押圧面
140…メス側凸部
140A…嵌合用凸部
140B…離脱用凸部
141A,141B…押圧面
200…オスコネクタ
210…オスハウジング
230…オス側凹部
230A…嵌合用凹部
230B…離脱用凹部
231A,231B…押圧面
240…オス側凸部
240A…嵌合用凸部
240B…離脱用凸部
241A,241B…押圧面
Claims (7)
- メスコネクタと、前記メスコネクタと嵌合離脱するオスコネクタとを備えるコネクタであって、
前記メスコネクタ及び前記オスコネクタのそれぞれのハウジングに、前記ハウジングに加わる押圧力を変換する変換部が形成されており、
前記変換部は、前記メスコネクタ及び前記オスコネクタの嵌合離脱方向と前記嵌合離脱方向に対して直交する直交方向との双方に対して傾斜した押圧面を有しており、
前記メスコネクタのハウジングに設けられる前記押圧面と、前記オスコネクタのハウジングに設けられる前記押圧面とは、前記直交方向から各ハウジングのそれぞれの前記押圧面に加わる押圧力を、前記嵌合方向及び前記離脱方向のうち同一方向への押圧力に変換することを特徴とするコネクタ。 - 請求項1に記載のコネクタであって、
前記押圧面は、前記ハウジングの前記嵌合離脱方向と平行に延在する表面に形成された凹部の底面で構成されていることを特徴とするコネクタ。 - 請求項1又は請求項2に記載のコネクタであって、
前記押圧面は、前記ハウジングの前記嵌合離脱方向と平行に延在する表面に形成された凸部の表面で構成されていることを特徴とするコネクタ。 - 請求項1乃至請求項3の何れかに記載のコネクタであって、
前記押圧面は、
前記直交方向から前記ハウジングに加わる押圧力を前記他方のコネクタに対する前記嵌合方向への押圧力に変換する第1の面と、
前記ハウジングに加わる押圧力を前記他方のハウジングに対する前記離脱方向への押圧力に変換する第2の面と
を有していることを特徴とするコネクタ。 - 請求項1乃至請求項3に記載のコネクタのメスコネクタ及びオスコネクタの嵌合又は離脱に用いられる冶具であって、
操作部と、
前記操作部の操作により離間接近する一対の操作片とを有しており、
前記操作片の1つには、前記操作片の他の1つに対する接近により前記メスコネクタ及び前記オスコネクタのうち少なくとも一方のハウジングに設けられた前記押圧面に接触して前記直交方向への押圧力を付与し、前記押圧面を前記メスコネクタ及び前記オスコネクタの嵌合方向又は離脱方向に移動させる押圧力付与部が形成されており、
前記操作片の他の1つには、前記操作片の1つに対する接近により前記メスコネクタ及び前記オスコネクタのハウジングに前記直交方向から当接する当接部が形成されていることを特徴とする冶具。 - 請求項1乃至請求項3に記載のコネクタのメスコネクタ及びオスコネクタの嵌合又は離脱に用いられる冶具であって、
操作部と、
前記操作部の操作により離間接近する一対の操作片とを有しており、
前記操作片の1つには、前記操作片の他の1つに対する接近により前記メスコネクタ及び前記オスコネクタの両ハウジングに設けられた各押圧面にそれぞれ接触して前記直交方向への押圧力を付与し、前記各押圧面を前記メスコネクタ及び前記オスコネクタの嵌合方向又は離脱方向にそれぞれ移動させる押圧力付与部が形成されており、
前記操作片の他の1つには、前記操作片の1つに対する接近により前記メスコネクタ及び前記オスコネクタのハウジングに前記直交方向から当接する当接部が形成されていることを特徴とする冶具。 - 請求項4に記載のコネクタのメスコネクタ及びオスコネクタの嵌合又は離脱に用いられる冶具であって、
操作部と、
前記操作部の操作により離間接近する一対の操作片とを有しており、
前記操作片の1つには、前記操作片の他の1つに対する接近により前記第1の面に接触して前記直交方向への押圧力を付与し、該第1の面を前記メスコネクタ及び前記オスコネクタの嵌合方向に移動させる第1の押圧力付与部と、前記操作片の他の1つに対する接近により前記第2の面に接触して前記直交方向への押圧力を付与し、該第2の面を前記メスコネクタ及び前記オスコネクタの離脱方向に移動させる第2の押圧力付与部とが形成されており、
前記操作片の他の1つには、前記操作片の1つに対する接近により前記メスコネクタ及び前記オスコネクタのハウジングに前記直交方向から当接する当接部が形成されており、
前記操作片の1つは、前記操作片の他の1つに対する接近により、前記第1の押圧力付与部と前記第2の押圧力付与部とのうちいずれか一方を、前記第1の面及び前記第2の面のうち対応する一方の平面に選択的に接触させることを特徴とする冶具。
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