JP2005276724A - コネクタ - Google Patents

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幸弘 深津
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Abstract


【課題】 嵌合状態で両ハウジングを傾き難くする。
【解決手段】 雄ハウジング10には、カムピン17が設けられるのに対し、雌ハウジング20には、カムピン17が係合可能なカム溝37を有するレバー33が装着されている。レバー33の図示手前側の操作部35には、ロック部41が設けられるのに対し、雌ハウジング20の図示手前側の外側面には、レバー33が嵌合位置に達したときにロック部41が係止可能な被ロック部44が設けられている。雌ハウジング20には、シールリング25が嵌着され、このシールリング25には、嵌合時に雄ハウジング10によって弾性的に圧縮可能な張出部45が設けられている。張出部45は、ロック手段40に近い側と遠い側とに複数配されている。各張出部45のうち、ロック手段40側の張出部45Aは、ロック手段40とは反対側の張出部45Bよりも厚み寸法が大きくなるよう形成されている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、一方のハウジングに設けたロックアームを他方のハウジングに設けた被ロック部に係止させることで、両ハウジングを保持するようにしたものにおいて、ロックアームと被ロック部との間に形成されるクリアランスに起因して両ハウジングが前後にがたつくのを規制するようにしたものとして下記特許文献1に記載されたものが知られている。このものは、両ハウジングの嵌合周面間に配されるシールリングの後端から径方向外側に張り出す張出部を設けるようにし、嵌合時に張出部を両ハウジングの嵌合端面間にて挟み込んで弾性的に圧縮することで、両ハウジングが前後に遊動するのを規制し、もって互いに接続した端子金具同士が摩耗するのを防ぐようにしている。
実用新案登録第2542639号公報
上記したコネクタでは、ロック手段(ロックアーム及び被ロック部)が両ハウジングにおける周方向領域の一部にのみ配された構造であるため、以下の2つの問題が生じるおそれがあった。
第1には、両ハウジングのうちロック手段とは反対側の部分については、僅かながらも離間した状態となり易く、両ハウジングが互いの嵌合面を傾けた姿勢で保持されるおそれがある。そうなると、接続された両端子金具のうちロック手段の近くに配されたものと、遠くに配されたものとでは接触代にばらつきが出ることが懸念される。
第2には、両ハウジングのうちロック手段とは反対側の部分については、僅かながらも離間した状態となり易いため、張出部のうちロック手段に近い側のものよりも遠い側のものの方が圧縮量が少なくなりがちとなる。そうなると、ロック手段に近い張出部と遠い張出部とで振動吸収性能に差が出ることになり、接続された両端子金具間で微摺動摩耗が発生するのを適切に防ぐことができなくなるおそれがある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものである。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジングと、両コネクタハウジングを嵌合状態に保持可能なロック手段とを備えるとともに、前記ロック手段がコネクタハウジングにおける周方向領域の一部に配されており、嵌合時に前記両コネクタハウジング間にて弾性的に圧縮されることで、両コネクタハウジングが嵌合・離脱方向に遊動するのを規制可能な弾性部材が、少なくとも前記ロック手段側とその反対側とに配されるとともに、この弾性部材のうちロック手段側の部分は、その反対側の部分よりも厚み寸法が大きくなるよう形成されている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジングと、両コネクタハウジングを嵌合状態に保持可能なロック手段とを備えるとともに、前記ロック手段がコネクタハウジングにおける周方向領域の一部に配されており、嵌合時に前記両コネクタハウジング間にて弾性的に圧縮されることで、両コネクタハウジングが嵌合・離脱方向に遊動するのを規制可能な弾性部材が、少なくとも前記ロック手段側とその反対側とに配されるとともに、この弾性部材のうちロック手段とは反対側の部分は、ロック手段側の部分よりも厚み寸法が大きくなるよう形成されている構成としたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記両コネクタハウジングのうち、一方のコネクタハウジングには、カム溝を有するレバーが装着されるのに対し、他方のコネクタハウジングには、前記カム溝に対して係合可能なカムピンが設けられており、カムピンをカム溝に進入させた状態からレバーを回動させることで発揮されるカム作用によって両コネクタハウジングが嵌合されるようになっており、前記ロック手段は、レバーに設けられたロック部と、両コネクタハウジングのいずれか一方に設けられるとともにロック部が係止可能な被ロック部とから構成されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記ロック手段は、前記両コネクタハウジングのうち、一方のコネクタハウジングに設けられた弾性変形可能なロックアームと、他方のコネクタハウジングに設けられるとともに前記ロックアームが係止可能な被ロック部とから構成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
弾性部材のうち、ロック手段側の部分の方が反対側の部分より厚み寸法を大きくなっているから、嵌合状態におけるロック手段側の部分の圧縮量、つまり弾発力を反対側の部分よりも高めることができる。これにより、嵌合した両コネクタハウジングを傾き難くすることができる。
<請求項2の発明>
弾性部材のうち、ロック手段とは反対側の部分の方がロック手段側の部分より厚み寸法を大きくなっているから、嵌合状態において両コネクタハウジングが傾いた姿勢となっても、ロック手段側の部分とその反対側の部分の圧縮量、つまり弾発力をほぼ均一に保つことができる。これにより、良好な振動吸収性能を発揮することができる。
<請求項3の発明>
レバーを回動すると、カム溝にカムピンが係合することで発揮されるカム作用によって両コネクタハウジングが嵌合される。嵌合時には、レバーのロック部が被ロック部に係止することで、両コネクタハウジングが嵌合状態に保持される。 <請求項4の発明>
両コネクタハウジングを嵌合すると、ロックアームが被ロック部に係止することで、両コネクタハウジングが嵌合状態に保持される。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図7によって説明する。この実施形態1では、レバー33を備えたレバー式コネクタを示す。このレバー式コネクタは、大まかには互いに嵌合可能な雄雌両ハウジング10,20を備えるとともに、雌ハウジング20側にレバー33を装着した構成とされる。なお以下では、両ハウジング10,20における嵌合面側を前方とし、また上下方向の記載については図1及び図2を基準として説明する。
先に雄ハウジング10について説明する。雄ハウジング10は、合成樹脂製とされており、図1及び図3に示すように、全体として横長な形状とされるとともに、雄端子金具13を収容可能な端子収容部11と、端子収容部11から前方へ突出するフード部12とから構成されている。端子収容部11には、後方から雄端子金具13を挿入可能なキャビティ14が上下2段、幅方向に5室ずつ並列して配設されている。各キャビティ14内には、雄端子金具13に対して弾性的に係止することでその抜け止めを図ることが可能なランス15が設けられている。雄端子金具13は、略箱型をなす本体部13aと、本体部13aから前方へ突出するタブ部13bと、本体部13aから後方へ突出するバレル部13cとから構成される。タブ部13bは、挿入状態でフード部12内に突き出した状態で配され、相手の雌端子金具24と導通接続可能とされる。バレル部13cは、前後に一対のかしめ片を備え、前側の両かしめ片が電線Wの芯線に、後側の両かしめ片が電線Wの被覆に嵌着されたシール栓16に対してそれぞれ圧着されている。
フード部12は、各雄端子金具13のタブ部13bを取り囲む略角筒状に形成されるとともに、前方からその内側に雌ハウジング20の端子収容部が嵌合可能とされている。フード部12のうち上下外面における幅方向(長手方向)の略中央位置には、カムピン17が一対外方へ突出して設けられている。カムピン17は、略円柱状に形成されており、後述するレバー33のカム溝37に係合可能とされる。フード部12の上下外面のうちカムピン17の側方(図1の右側)の位置には、解除部18が一対外方へ突出して設けられている。解除部18は、カムピン17よりは低く形成されるとともに前後に細長いリブ状をなしており、後述するレバー33の保持アーム39に係合可能とされる。また端子収容部11の前面(嵌合面)からは、縦長なガイド板19が一対、前方へ突き出して設けられている。
次に雌ハウジング20について説明する。雌ハウジング20は、合成樹脂製とされており、図2及び図3に示すように、全体として横長な形状とされるとともに、雌端子金具24を収容可能な端子収容部21と、その周りを取り囲む外筒部22と、端子収容部21と外筒部22とを連結する連結部23とから構成されており、これら端子収容部21と外筒部22との間に雄ハウジング10のフード部12が前方から嵌合可能とされている。端子収容部21の外周面には、フード部12の内周面に密着して両ハウジング10,20間をシール可能な弾性を有するゴム製のシールリング25が嵌着されている。端子収容部21には、雌端子金具24を後方から挿入可能なキャビティ26が、雄側と同様に上下2段、幅方向に5室ずつ並列して配設されている。また各キャビティ26内には、雌端子金具24に対して弾性的に係止可能なランス27が設けられている。雌端子金具24は、略箱型をなす本体部24aと、バレル部24bとを前後に繋いだ構成とされている。本体部24a内には、雄端子金具13のタブ部13bに対して弾性接触可能な弾性接触片24cが設けられている。バレル部24bは、雄側と同様に前後に一対のかしめ片を有し、電線Wの端部に対してシール栓28ごと圧着されている。また端子収容部21の前面(嵌合面)には、雄ハウジング10のガイド板19が進入可能な縦長なガイド溝29が一対設けられている。
外筒部22は、全体が略角筒状に形成されている。外筒部22のうち図2に示す上部及び下部には、レバー33を収容可能なレバー収容部30が一対切欠形成されている。レバー収容部30は、外筒部22の上部及び下部を共に側方及び後方へ開口して形成されており、その天井面からは、レバー33を軸支可能な円形の軸部31が突設されている。外筒部22のうち上部及び下部は、途中で外側に膨出形成されるとともに、そこには、雄ハウジング10のカムピン17が進入可能なカムピン進入口32が一対形成されている。カムピン進入口32は、レバー収容部30に連通して形成されており、また解除部18の進入を許容するように側方(図2の左側)へ拡張して形成されている。
レバー33は、全体が略門形をなしており、一対のアーム部34を操作部35にて連結した構成とされる。両アーム部34には、外筒部22の軸部31を嵌合可能な軸受け部36が設けられるとともに、雄ハウジング10のカムピン17を係合可能なカム溝37が設けられている。カム溝37は、入り口部37aから奥端部37bにかけて次第に回動軸である軸受け部36に接近するような略弧状をなしている。レバー33を雌ハウジング20に対して装着する際には、両アーム部34を外筒部22の両レバー収容部30内に挿入するとともに軸受け部36に軸部31を嵌合させるようにする。装着状態では、レバー33は、カム溝37の入り口部37aがカムピン進入口32に臨むとともに操作部35が雌ハウジング20の後方へ突出して配される初期位置と(図4)、カム溝37の奥端部37bが軸受け部36の直前に配されるとともに操作部35が雌ハウジング20の側面に当接または近接して配される嵌合位置(図7)との間を、軸部31を中心に回動可能とされている。この回動時にカムピン17がカム溝37に係合することで、雄ハウジング10と雌ハウジング20との嵌合・離脱動作が助勢されるようになっている。またレバー33には、外筒部22におけるレバー収容部30の周縁に設けられた係止部38に対して係止することで、レバー33を初期位置から嵌合位置側へ回動するのが規制された状態に保持可能な保持アーム39が設けられている。この保持アーム39は、嵌合時にカムピン17がカム溝37の入り口部37aに進入するのに伴って、雄ハウジング10の解除部18が係合することで、弾性変形されるとともにその係止状態が解除されるようになっている。
ここで、両ハウジング10,20を嵌合状態に保持するためのロック手段40について説明する。ロック手段40は、雌ハウジング20及びレバー33における周方向領域のうち、図2に示す右側側部(一部)にのみ配されている。詳しくは、レバー33のうち図2の右側に配される操作部35を所定形状に切欠することで、ロック部41が設けられている。ロック部41は、片持ち状をなすとともに弾性変形可能な一対の片部42と、両片部42の先端同士を架橋する架橋部43とから構成されている。一方、外筒部22の外周面のうち、嵌合位置に達したときのレバー33の操作部35と対向する側面(図2に示す右側の外側面、図7に示す手前側の外側面)には、上記したロック部41が係止可能とされる被ロック部44が側方へ突出して設けられている。詳しくは、レバー33が嵌合位置に達したとき、ロック部41のうち架橋部43における片部42の根元側を向いた面が被ロック部44における前方を向いた面に係止されるようになっており、これによりレバー33が嵌合位置から初期位置側へ回動するのが規制され、もって両ハウジング10,20がレバー33を介して嵌合状態から離脱不能に保持されるようになっている(図7)。なお被ロック部44の後面は、嵌合過程でロック部41が乗り上げ易くなるようテーパ状の案内面として形成されている。
さて、シールリング25には、径方向外側へ張り出す張出部45が一体形成されている。詳しくは、張出部45は、端子収容部21及び外筒部22の周面に沿って略弧状に湾曲した形状をなすとともに、シールリング25の外周面のうち四隅部分(各コーナー部分)に計4つ、つまりロック手段40に近い側と遠い側とに2つずつ配されている。各張出部45は、シールリング25の後端部から後方及び外筒部22側へ突出する形態とされており、このうち後方へ突出する部分については、連結部23の前面に凹み形成された受入凹部46内に収容されている。そして、各張出部45は、嵌合時には雄ハウジング10のフード部12の前端面によって弾性的に圧縮可能とされている。また各張出部45における外方への張り出し寸法は、その外端が外筒部22の内周面に接触するかしないか程度に設定されている。なお以下では、各張出部45を区別する場合は、ロック手段40に近い側の両張出部(図2に示す右側の両張出部)については、符号に添え字Aを、ロック手段40から遠い側の両張出部(図2に示す左側の両張出部)については、符号に添え字Bを付し、区別せずに総称する場合には添え字を付さないものとする。
そして、本実施形態では、各張出部45のうち、図2に示す右側、つまりロック手段40に近い側の両張出部45Aの方が、図2に示す左側、つまり遠い側の両張出部45Bよりも、厚み寸法(両ハウジング10,20の嵌合・離脱方向に沿う方向の長さ寸法)が大きくなるように形成されている。つまり、ロック手段40に近い側の両張出部45Aは、遠い側の両張出部45Bよりも前端面が前方へ所定寸法突出した位置に設定されている。従って、嵌合状態にて各張出部45が圧縮される量については、ロック手段40に近い側の両張出部45Aの方が、遠い側の両張出部45Bよりも大きく、発揮される弾発力についてもロック手段40に近い側の方が高くなる。ここで、嵌合状態では、両ハウジング10,20の周方向領域のうちロック手段40とは反対側の部分PB(図7に示す奥側部分)は、ロック手段40が配された側の部分PA(図7に示す手前側部分)よりも、ロック手段40による押さえがない分だけ離間方向へ変位し易くなっている。ところが、上記したようにロック手段40に近い側の両張出部45Aが遠い側の両張出部45Bよりも高い弾発力を発揮するので、両ハウジング10,20の周方向領域のうちロック手段40が配された側の部分PAと、ロック手段40とは反対側の部分PBとが前後方向についてほぼ同じ位置に保たれたれるようになっている。これにより、両ハウジング10,20の嵌合面同士をほぼ平行に保つことができるようになっている。なお、ロック手段40に近い側の両張出部45Aと遠い側の両張出部45Bとの厚み寸法の差は、両ハウジング10,20の嵌合面同士をほぼ平行に保つのに十分な弾発力を得ることができるような大きさに設定されている。
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその作用を説明する。レバー33を初期位置に装着した雌ハウジング20と、雄ハウジング10とを嵌合する作業を行う。雌ハウジング20の端子収容部21と外筒部22との間に雄ハウジング10のフード部12を嵌合すると、カムピン17及び解除部18がカムピン進入口32内に進入するとともにカムピン17がレバー33のカム溝37の入り口部37a内に進入する。
図5に示すように、カムピン17がカム溝37の入り口部37aの奥まで進入すると、解除部18が保持アーム39に係合してこれを弾性変形させることで係止部38との係止状態が解除され、もってレバー33の初期位置での仮保持状態が解除されるので、レバー33を雄ハウジング10側へ向けて押し込むようにして操作する。すると、レバー33が軸部31を中心に回動変位するとともに、カムピン17がカム溝37の周縁に沿って入り口部37aから奥端部37b側(軸部31側)へと移動することで、雌ハウジング20が雄ハウジング10側へ相対的に引き込まれて嵌合が進行する。このとき、カムピン17がカム溝37の周縁に係合することで、カム作用が発揮されるので、低い操作力でもって嵌合作業を行うことができる。この嵌合過程では、フード部12の内周面に対してシールリング25が径方向について圧縮されつつ摺接される。
レバー33が嵌合位置に達する直前では、フード部12の前端面がシールリング25の張出部45に突き当たるとともに、張出部45が連結部23とフード部12との間で挟み込まれて弾性的に圧縮される。その一方で、ロック部41の架橋部43が被ロック部44の案内面に乗り上げるとともに、両アーム部34が弾性変形する。そして、レバー33が嵌合位置に達すると、図6に示すように、カムピン17がカム溝37の奥端部37bに達するとともに、雌ハウジング20が雄ハウジング10に対して正規深さまで嵌合される。このとき、図7に示すように、ロック部41の架橋部43が被ロック部44を乗り越えて、両アーム部34が復元するとともに架橋部43が被ロック部44の前面に対して係止される。これにより、レバー33が嵌合位置から初期位置側へ回動不能に保持される。このレバー33のカム溝37には、雄ハウジング10のカムピン17が係合しているので、回動が規制されたレバー33を介して両ハウジング10,20が正規嵌合状態から離脱不能に保持されるようになっている。この正規嵌合時には、雄端子金具13のタブ部13bが雌端子金具24の本体部24a内に進入して内部の弾性接触片24cと弾性接触される。さらには正規嵌合時には、各張出部45がフード部12と連結部23との間で弾性的に圧縮されるので、両ハウジング10,20が前後にがたつくのを規制することができ、もって接続した両端子金具13,24が微摺動して摩耗するのを防ぐことができる。
ここで、各張出部45の圧縮状態について詳しく説明する。各張出部45のうち、ロック手段40に近い側の両張出部45Aは、遠い側の両張出部45Bよりも厚み寸法が大きく設定されているので、両ハウジング10,20間で圧縮される量が遠い側の両張出部45Bと比較すると大きくなっており、それにより弾発力、すなわち両ハウジング10,20を離間方向へ付勢する力も高くなっている。ここで、両ハウジング10,20における周方向領域のうち、ロック手段40側とは反対側の部分PBは、ロック手段40による押さえがないため、僅かながらも離間方向へ変位し易くなっている。ところが、両ハウジング10,20のうちロック手段40側の部分PAは、上記したロック手段40に近い側の両張出部45Aの大きな弾発力によって離間方向へ付勢されているので、ロック手段40とは反対側の部分PBとロック手段40側の部分PAとの前後位置がほぼ同じ位置に保たれる。これにより、両ハウジング10,20が傾いた姿勢とされるのが防がれ、嵌合面同士がほぼ平行に保たれる。もって、接続状態とされた両端子金具13,24のうち、ロック手段40に近い側のものと遠い側のものとで、接触代にばらつきが出るのを防ぐことができ、全端子金具13,24の接触代の均一化を図ることができる。
以上説明したように本実施形態によれば、各張出部45のうちロック手段40側の両張出部45Aが反対側の両張出部45Bよりも厚み寸法を大きくなっているから、嵌合時にロック手段40側の両張出部45Aの圧縮量、つまり弾発力を反対側の両張出部45Bよりも高めることができる。これにより、嵌合した両ハウジング10,20を傾き難くすることができ、もって接続した両端子金具13,24の接触代についてロック手段40に近いものと遠いものとでばらつきが出るのを防ぐことができる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2を図8または図9によって説明する。この実施形態2では、上記した実施形態1に示したレバー式コネクタにおいて、各張出部45´の厚み寸法の設定を実施形態1とは逆にした場合を示す。なおその他の構造、作用及び効果は上記した実施形態1と同様であるため重複する説明は省略する。
各張出部45´のうち、ロック手段40とは反対側の両張出部45B´は、図8に示すように、ロック手段40側の両張出部45A´よりも、厚み寸法が大きくなるように形成されており、前端面についてロック手段40とは反対側の両張出部45B´の方が、ロック手段40側の両張出部45A´よりも前方へ突出した位置に設定されている。これらロック手段40とは反対側の両張出部45B´と、ロック手段40側の両張出部45A´との厚み寸法の差は、両ハウジング10,20の周方向領域のうちロック手段40とは反対側の部分PBが嵌合状態から離間し得る距離とほぼ等しくなるよう設定されている。
嵌合作業を行い、両ハウジング10,20が正規嵌合に達すると、図9に示すように、各張出部45´がフード部12と連結部23との間で弾性的に圧縮されるとともに、レバー33のロック部41が雌ハウジング20の被ロック部44に係止することで、両ハウジング10,20が正規嵌合状態に保持される。ここで、両ハウジング10,20の周方向領域のうちロック手段40とは反対側の部分PBは、ロック手段40による押さえがないため、離間方向へ変位し易くなっている。ところが、ロック手段40とは反対側の両張出部45B´は、ロック手段40側の張出部45A´よりも厚み寸法が大きくなっているので、両ハウジング10,20におけるロック手段40とは反対側の部分PBが離間方向へ変位した(両ハウジング10,20が傾いた)ところで、ロック手段40と反対側の両張出部45B´とロック手段40側の両張出部45A´との圧縮量をほぼ均一に保つことができる。このように正規嵌合状態で両ハウジング10,20が傾いた姿勢となっても、各張出部45´の振動吸収性能がほぼ同等(均一)になり、もって良好な振動吸収性能を発揮することができる。
<実施形態3>
本発明の実施形態3を図10ないし図16によって説明する。この実施形態3では、レバーを有さないコネクタを例示する。このコネクタは、大まかには互いに嵌合可能な雄雌両ハウジング50,60を備えるとともに、両ハウジング50,60における周方向領域の一部にはロック手段80(ロックアーム70及び被ロック部53)が備えられている。なお以下では、両ハウジング50,60における嵌合面側を前方とし、また上下方向の記載については図10及び図11を基準として説明する。
先に雄ハウジング50について説明する。雄ハウジング50は、合成樹脂製とされており、図10及び図12に示すように、機器の壁面に直結されるとともに、前方へ突出する略角筒状をなすフード部51を備えている。雄ハウジング50の奥端面からは、上下2段、幅方向に3本ずつ並列配置されたタブ状をなす雄端子金具52が前方へ突出して設けられるとともにその周りがフード部51により囲まれている。フード部51のうち上部(周方向領域の一部)の外面における幅方向略中央には、ロック手段80を構成する被ロック部53が上方へ突出して設けられている。被ロック部53の前面は、ロックアーム70が乗り上げるのを案内すべく後方へ向かって上り勾配をなすよう傾斜して形成されている。一方、ロックアーム70との係止面である被ロック部53の後面は、上下方向に沿ってほぼ真っ直ぐな面として形成されている。
次に、雌ハウジング60について説明する。雌ハウジング60は、合成樹脂製とされており、図11及び図12に示すように、雌端子金具24を収容可能な端子収容部61と、端子収容部61の周りを取り囲む外筒部62とを備え、外筒部62の後端部が連結部63により端子収容部61に連結されている。端子収容部61と外筒部62との間には、雄ハウジング50のフード部51が前方から嵌合可能とされている。端子収容部61は、略ブロック状をなすとともに、その内部には、雌端子金具64を後方から挿入可能なキャビティ65が、上下2段、幅方向3室ずつ並列して設けられている。各キャビティ65の下面には、雌端子金具64に係止可能な片持ち状のランス66が設けられている。雌端子金具64は、略箱型をなす本体部64aと、電線Wの端部に圧着接続されるバレル部64bとを前後に繋げた構成とされる。本体部64a内には、前方から挿入される雄端子金具52と弾性接触可能な弾性接触片(図示せず)が設けられている。バレル部64bは、前後に一対ずつのかしめ片を有しており、このうち前側の両かしめ片が電線Wの芯線に、後側の両かしめ片が電線Wの被覆に嵌着されたシール栓67にそれぞれ圧着されている。
端子収容部61の前端部には、ランス66の撓み変形を規制可能な撓み規制部68aを備えたフロントリテーナ68が装着されている(図11ではフロントリテーナ68の図示を省略する)。端子収容部61のうちフロントリテーナ68よりも後側部分の外周面には、フード部51の内周面に密着して両ハウジング50,60間をシール可能な弾性を有するゴム製のシールリング69が嵌着されている。またシールリング69は、その前縁が本係止位置としたフロントリテーナ68の後端部に係止することで前方への抜け止めがなされている。
外筒部62は、前方へ開口する略角筒状に形成されている。外筒部62の上部(周方向領域に一部)における前端部よりも後側部分には、所定範囲にわたって切欠空間が形成されており、そこにはロック解除アーム73と、ロック手段80を構成するロックアーム70とが設けられている。ロックアーム70は、後端側を基端とした一対の片持ち状のアーム部34の前端部同士を連結した構成とされ、平面視略コ字型をなしている。ロックアーム70は、両基端部71を支点として上下方向(嵌合・離脱方向と交差する方向)に沿って弾性的に傾動変位可能とされている。このロックアーム70の前面は、上下方向に沿ってほぼ真っ直ぐな面をなしているのに対し、後面は、前方へ向かって上り勾配をなす、いわゆるオーバーハング状(逆テーパ状)に形成されている。
一方、ロック解除アーム73は、ロックアーム70の両基端部71の中間位置において端子収容部61に連結されており、その支持部74を支点として上下にシーソー状に弾性変形可能とされている。ロック解除アーム73は、支持部74から前方へ延出するとともにロックアーム70の被係合部72に対して下方から係合可能な係合部75を備えるとともに、支持部74から後方へ延出するとともに上方から押圧操作が可能な操作部76を備えている。従って、操作部76を下方へ押圧すると、係合部75がロックアーム70の被係合部72に係合しつつ上方へ変位することで、ロックアーム70が上方、すなわち被ロック部53との係止状態が解除される方向へ持ち上げられるようになっている。操作部76は、係合部75や支持部74よりも幅広に形成されており、その両端部が片持ち状をなす一対の補助支持部77が設けられている。両補助支持部77は、前後方向について支持部74とほぼ同じ位置で、且つロックアーム70の両基端部71の側方位置にて端子収容部61に対して連結されている。
さて、シールリング69には、図11及び図13に示すように、径方向外側へ張り出す張出部78が一体形成されている。詳しくは、張出部78は、正面から見て縦長な形状とされるとともに、シールリング69の外周面のうち上下方向に沿う両側面における上下両端位置から一対ずつ、つまりロック手段80に近い側と遠い側とに2つずつ、計4つ設けられている。各張出部78は、シールリング69の後端部から後方及び外筒部62側へ突出する形態とされており、このうち後方へ突出する部分については、連結部63の前面に凹み形成された受入凹部79内に収容されている。そして、各張出部78は、嵌合時には雄ハウジング50のフード部51の前端面によって弾性的に圧縮可能とされている。また各張出部78における外方への張り出し寸法は、その外端が外筒部62の内周面に接触するかしないか程度に設定されている。なお以下では、各張出部78を区別する場合は、ロック手段80に近い側の両張出部(図11に示す上側の両張出部)については、符号に添え字Aを、ロック手段80から遠い側の両張出部(図11に示す下側の両張出部)については、符号に添え字Bを付し、区別せずに総称する場合には添え字を付さないものとする。
そして、本実施形態では、各張出部78のうち、図11に示す上側、つまりロック手段80に近い側の両張出部78Aの方が、図11に示す下側、つまり遠い側の両張出部78Bよりも、厚み寸法(両ハウジング50,60の嵌合・離脱方向に沿う方向の長さ寸法)が大きくなるように形成されている。詳しくは、ロック手段80に近い側の両張出部78Aは、遠い側の両張出部78Bよりも前端面が前方へ所定寸法突出した位置に設定されている。従って、嵌合状態にて各張出部78が圧縮される量については、ロック手段80に近い側の両張出部78Aの方が、遠い側の両張出部78Bよりも大きく、従って発揮される弾発力についてもロック手段80に近い側の方が高くなる。ここで、嵌合状態では、両ハウジング50,60の周方向領域のうちロック手段80とは反対側の部分PB(図16に示す上側部分)は、ロック手段80が配された側の部分PA(図16に示す下側部分)よりも、ロック手段80による押さえがない分だけ離間方向へ変位し易くなっている。ところが、上記したようにロック手段80に近い側の両張出部78Aが遠い側の両張出部78Bよりも高い弾発力を発揮するので、両ハウジング50,60の周方向領域のうちロック手段80が配された側の部分PAと、ロック手段80とは反対側の部分PBとが前後方向についてほぼ同じ位置に保たれたれるようになっている。これにより、両ハウジング50,60の嵌合面同士をほぼ平行に保つことができるようになっている。なお、ロック手段80に近い側の両張出部78Aと遠い側の両張出部78Bとの厚み寸法の差は、両ハウジング50,60の嵌合面同士を平行に保つのに十分な弾発力を得ることができるような大きさに設定されている。
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその作用を説明する。雄ハウジング50のフード部51を雌ハウジング60の端子収容部61と外筒部62との間に所定深さまで嵌合すると、図14に示すように、被ロック部53の前面に対してロックアーム70が摺接しつつ乗り上げる。嵌合過程では、フード部51の内周面に対してシールリング69が径方向について圧縮されつつ摺接される。
さらに嵌合が進行すると、フード部51の前端面がシールリング69の各張出部78に突き当たるとともに、各張出部78が連結部63とフード部51との間で挟み込まれて弾性的に圧縮される。そして、両ハウジング50,60が正規深さまで嵌合されると、図15に示すように、ロックアーム70が被ロック部53を乗り越えて復元するとともに、ロックアーム70の後面が被ロック部53の後面に対して係止される。これにより、両ハウジング50,60が正規嵌合状態から離脱不能に保持される。この正規嵌合時には、雄端子金具52が雌端子金具64の本体部64a内に進入して内部の弾性接触片と弾性接触される。さらには正規嵌合時には、図16に示すように、各張出部78がフード部51と連結部63との間で弾性的に圧縮されるので、両ハウジング50,60が前後にがたつくのを規制することができ、もって接続した両端子金具52,64が微摺動して摩耗するのを防ぐことができる。
ここで、各張出部78の圧縮状態について詳しく説明する。各張出部78のうち、ロック手段80に近い側の両張出部78Aは、遠い側の両張出部78Bよりも厚み寸法が大きく設定されているので、両ハウジング50,60間で圧縮される量が遠い側の両張出部78Bと比較すると大きくなっており、それにより弾発力、すなわち両ハウジング50,60を離間方向へ付勢する力も高くなっている。ここで、両ハウジング50,60における周方向領域のうち、ロック手段80側とは反対側の部分PBは、ロック手段80による押さえがないため、僅かながらも離間方向へ変位し易くなっている。ところが、両ハウジング50,60のうちロック手段80側の部分PAは、上記したロック手段80に近い側の両張出部78Aの大きな弾発力によって離間方向へ付勢されているので、ロック手段80とは反対側の部分PBとロック手段80側の部分PAとの前後位置がほぼ同じ位置に保たれる。これにより、両ハウジング50,60が傾いた姿勢とされるのが防がれ、嵌合面同士がほぼ平行に保たれる。もって、接続状態とされた両端子金具52,64のうち、ロック手段80に近い側のもの(上段に配されたもの)と遠い側のもの(下段に配されたもの)とで、接触代にばらつきが出るのを防ぐことができ、全端子金具52,64の接触代の均一化を図ることができる。
<実施形態4>
本発明の実施形態4を図17または図18によって説明する。この実施形態4では、上記した実施形態3に示したコネクタにおいて、各張出部78´の厚み寸法の設定を実施形態3とは逆にした場合を示す。なおその他の構造、作用及び効果は上記した実施形態3と同様であるため重複する説明は省略する。
各張出部78´のうち、ロック手段80とは反対側の両張出部78B´は、図17に示すように、ロック手段80側の両張出部78A´よりも、厚み寸法が大きくなるように形成されており、前端面についてロック手段80とは反対側の両張出部78B´の方が、ロック手段80側の両張出部78A´よりも前方へ突出した位置に設定されている。これらロック手段80とは反対側の両張出部78B´と、ロック手段80側の両張出部78A´との厚み寸法の差は、両ハウジング50,60の周方向領域のうちロック手段80とは反対側の部分PBが嵌合状態から離間し得る距離とほぼ等しくなるよう設定されている。
嵌合作業を行い、両ハウジング50,60が正規嵌合に達すると、図18に示すように、各張出部78´がフード部51と連結部63との間で弾性的に圧縮されるとともに、ロックアーム70が被ロック部53に係止することで、両ハウジング50,60が正規嵌合状態に保持される。ここで、両ハウジング50,60の周方向領域のうちロック手段80とは反対側の部分PBは、ロック手段80による押さえがないため、離間方向へ変位し易くなっている。ところが、ロック手段80とは反対側の両張出部78B´は、ロック手段80側の張出部78A´よりも厚み寸法が大きくなっているので、両ハウジング50,60におけるロック手段80とは反対側の部分PBが離間方向へ変位したところで、ロック手段80と反対側の両張出部78B´とロック手段80側の両張出部78A´との圧縮量をほぼ均一に保つことができる。このように正規嵌合状態で両ハウジング50,60が傾いた姿勢となっても、各張出部78´の振動吸収性能がほぼ同等(均一)になり、もって良好な振動吸収性能を発揮することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)シールリングにおける張出部の数・大きさ・形状・周方向の配置については上記した各実施形態以外にも任意に変更可能である。例えば、張出部がシールリングの全周にわたって形成される環状をなすようにしたものも本発明に含まれる。
(2)張出部をシールリングから切り離して別体の弾性部材としたものも本発明に含まれる。その場合、シールリングを有さない非防水タイプのコネクタにも本発明は適用可能である。
(3)シールリング(弾性部材)を雄コネクタ側に装着するようにしたものも本発明に含まれる。
(4)ハウジングにおけるロック手段の周方向の配設位置については任意に変更可能である。
(5)実施形態1及び2に示したレバー式コネクタにおいて、レバーと雄ハウジングとにロック手段を設けるようにしてもよい。雄ハウジングや雌ハウジングに電線カバーを取り付けるようにしたものにおいて、レバーと電線カバーとにロック手段を設けるようにしてもよい。
(6)実施形態1及び2に示したレバー式コネクタにおいて、雄ハウジング側にレバーを装着するようにしてもよい。
(7)実施形態3及び4に示したコネクタにおいて、雄ハウジング側にロックアームを、雌ハウジング側に被ロック部を設けるようにしてもよい。
本発明の実施形態1に係る雄ハウジングの正面図 雌ハウジングの正面図 両ハウジングを嵌合する前の状態を示す平断面図 両ハウジングを嵌合する前の状態を示す平面図 カムピンがカム溝の入り口部内に進入した状態を示す平面図 レバーが嵌合位置に達し、両ハウジングが正規嵌合した状態を示す平面図 両ハウジングが正規嵌合した状態を示す平断面図 本発明の実施形態2に係る両ハウジングを嵌合する前の状態を示す平断面図 両ハウジングを正規嵌合した状態を示す平断面図 本発明の実施形態3に係る雄ハウジングの正面図 雌ハウジングの正面図 両ハウジングを嵌合する前の状態を示す側断面図 両ハウジングを嵌合する前の状態を示す要部断面図 両ハウジングを嵌合する途中の状態を示す側断面図 両ハウジングを正規嵌合した状態を示す側断面図 両ハウジングを正規嵌合した状態を示す要部断面図 本発明の実施形態4に係る両ハウジングを嵌合する前の状態を示す要部断面図 両ハウジングを正規嵌合した状態を示す要部断面図
符号の説明
10…雄ハウジング(他方のコネクタハウジング)
17…カムピン
20…雌ハウジング(一方のコネクタハウジング)
33…レバー
37…カム溝
40…ロック手段
41…ロック部
44…被ロック部
45,45´…張出部(弾性部材)
45A,45A´…張出部(ロック手段側の部分)
45B,45B´…張出部(ロック手段とは反対側の部分)
50…雄ハウジング(他方のコネクタハウジング)
53…被ロック部
60…雌ハウジング(一方のコネクタハウジング)
70…ロックアーム
80…ロック手段
78,78´…張出部(弾性部材)
78A,78A´…張出部(ロック手段側の部分)
78B,78B´…張出部(ロック手段とは反対側の部分)

Claims (4)

  1. 互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジングと、両コネクタハウジングを嵌合状態に保持可能なロック手段とを備えるとともに、前記ロック手段がコネクタハウジングにおける周方向領域の一部に配されており、
    嵌合時に前記両コネクタハウジング間にて弾性的に圧縮されることで、両コネクタハウジングが嵌合・離脱方向に遊動するのを規制可能な弾性部材が、少なくとも前記ロック手段側とその反対側とに配されるとともに、この弾性部材のうちロック手段側の部分は、その反対側の部分よりも厚み寸法が大きくなるよう形成されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 互いに嵌合可能な一対のコネクタハウジングと、両コネクタハウジングを嵌合状態に保持可能なロック手段とを備えるとともに、前記ロック手段がコネクタハウジングにおける周方向領域の一部に配されており、
    嵌合時に前記両コネクタハウジング間にて弾性的に圧縮されることで、両コネクタハウジングが嵌合・離脱方向に遊動するのを規制可能な弾性部材が、少なくとも前記ロック手段側とその反対側とに配されるとともに、この弾性部材のうちロック手段とは反対側の部分は、ロック手段側の部分よりも厚み寸法が大きくなるよう形成されていることを特徴とするコネクタ。
  3. 前記両コネクタハウジングのうち、一方のコネクタハウジングには、カム溝を有するレバーが装着されるのに対し、他方のコネクタハウジングには、前記カム溝に対して係合可能なカムピンが設けられており、カムピンをカム溝に進入させた状態からレバーを回動させることで発揮されるカム作用によって両コネクタハウジングが嵌合されるようになっており、
    前記ロック手段は、レバーに設けられたロック部と、両コネクタハウジングのいずれか一方に設けられるとともにロック部が係止可能な被ロック部とから構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記ロック手段は、前記両コネクタハウジングのうち、一方のコネクタハウジングに設けられた弾性変形可能なロックアームと、他方のコネクタハウジングに設けられるとともに前記ロックアームが係止可能な被ロック部とから構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコネクタ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007317372A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Yazaki Corp コネクタ
CN101752726B (zh) * 2008-12-12 2013-02-20 矢崎总业株式会社 密封单元
JP2014150037A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
WO2015052801A1 (ja) * 2013-10-09 2015-04-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ
WO2019026563A1 (ja) * 2017-07-31 2019-02-07 住友電装株式会社 コネクタ

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