JP5790064B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
即ち、請求項1記載の発明は、走行車体(1)の前側に刈取装置(4)を設け、該刈取装置(4)には、穀稈を分草して後方の引起装置(15)へ案内する左右の分草具(14L,14R)と、該左右の分草具(14L,14R)の間に配置される中分草具(14C)と、前記引起装置(15)によって引起された穀稈の株元を切断する刈刃装置(16)を備えたコンバインにおいて、前記左右の分草具(14L,14R)の先端を、機体内側に位置する閉状態と、該閉状態よりも機体外側に位置する開状態とに位置変更可能に構成し、
前記閉状態における左右の分草具(14L,14R)と中分草具(14C)との各配置間隔を、左の分草具(14L)と中分草具(14C)との間、及び、右の分草具(14R)と中分草具(14C)との間に、それぞれ1条の穀稈が導入可能な幅に設定し、前記開状態では、左右の分草具(14L,14R)と中分草具(14C)との各配置間隔が、左の分草具(14L)と中分草具(14C)との間、及び、右の分草具(14R)と中分草具(14C)との間に、それぞれ2条の穀稈が導入可能な幅となるように設定し、前記刈刃装置(16)の左右幅を、前記開状態における左右の分草具(14L,14R)の先端間隔よりも狭く、且つ、前記閉状態における左右の分草具(14L,14R)の先端間隔よりも広く設定し、前記刈取装置(4)の左右両側端に配置した左右の引起装置(15L,15R)の引起作用側に、前記左右の分草具(14L,14R)によって分草された穀稈を下方から上方へ移動する横向き突出姿勢の引起しラグ(29)で引起す引起し経路(Y2)を形成し、該引起装置(15L,15R)の下部には、下向き突出姿勢の引起しラグ(29)が前記引起し経路(Y2)の下端側に向けて左右方向に移動して穀稈の株元を掻き寄せる横方向所定幅の掻寄せ経路(Y1)を形成し、前記引起装置(15)には、引起しケース(25)と、この引起しケース(25)の上部において左右に架設した駆動スプロケット(26)及びテンションスプロケット(27)と、引起しケース(25)の下部において左右方向に所定間隔を有して配置した左右のガイドローラ(28a,28b)とを備え、前記駆動スプロケット(26)とテンションスプロケット(27)と左右のガイドローラ(28a,28b)に、複数の引起しラグ(29)を取付けた無端チェン(30)を巻回し、前記左右のガイドローラ(28a,28b)の軸間距離であるローラピッチ(P1)に対して、無端チェン(30)に対する引起しラグ(29)の取付間隔であるラグピッチ(P2)を略同間隔に設定して、前記掻寄せ経路(Y1)に2つの引起しラグ(29)が下向き突出姿勢で左右方向に移動する構成とし、前記左右の分草具(14L,14R)の夫々の内側端部が、前記開状態と前記閉状態のいずれの状態においても起立姿勢の引起しラグ(29)の移動軌跡と正面視で重なる構成としたことを特徴とする。
通常の2条刈作業を行う場合は、左右の分草具(14L),(14R)は閉状態にあって、左右の分草具(14L,14R)と中分草具(14C)との間に1条ずつの穀稈が導入され、左右合わせて2条分の穀稈が刈刃装置(16)側に分草案内されて刈り取られる。
また、左右の分草具(14L,14R)の内側端部が、開状態と閉状態のいずれの状態においても起立姿勢の引起しラグ(29)の移動軌跡と正面視で重なるので、左右の分草具(14L,14R)により分草された穀稈を引起しラグ(29)に円滑に引継ぐことができる。
以下の説明では特別に断らない限りにおいて、コンバインの前進方向を向いて運転席5に着座した操縦者から視て左側を左といい、右側を右という。
左右の分草具14L,14Rは、先端側が左内側方又は右外側方に向けて回動するよう分草支持フレーム21の途中部に設けた上下方向の縦軸22回りに回動自在に枢着している。
なお、前記ラグピッチP2は、ローラ間ピッチP1にガイドローラ28aの外周長の4分の1を加えた長さよりも小さくし、望ましくは、ローラ間ピッチP1にガイドローラ28aの外周長の8分の1を加えた長さよりも小さくする。このようにローラ間ピッチP1とラグピッチP2とを設定することで、引起装置15L,15Rにおける穀稈の取りこぼしを防いで良好に引起すことができるのである。
以上の実施例においては、便宜上2基の引起装置15L,15Rを設けた刈取装置4について説明したが、刈取装置4は通常の刈取条数が3条以上であってもよく、その場合は、刈取装置4の通常の刈取条数分の引起装置15と、掻込装置や搬送装置を設けて、左右最外側に位置する引起装置の外側前方に左右の分草具14L,14Rを設け、各引起装置15の間の前方位置に夫々中分草具14Cを配置すればよい。
4 刈取装置
13L 操作レバー
13R 操作レバー
14L 左分草具(分草具)
14R 右分草具(分草具)
14C 中分草具
15 穀稈引起装置(引起装置)
16 刈刃装置
25 引起しケース
26 駆動スプロケット
27 テンションスプロケット
28a ガイドローラ
28b ガイドローラ
29 引起ラグ
30 無端チェン
33 運転操作部
P1 ローラピッチ
P2 ラグピッチ
Y1 穀稈掻寄せ経路(掻寄せ経路)
Y2 穀稈引起し経路(引起し経路)
Claims (3)
- 走行車体(1)の前側に刈取装置(4)を設け、該刈取装置(4)には、穀稈を分草して後方の引起装置(15)へ案内する左右の分草具(14L,14R)と、該左右の分草具(14L,14R)の間に配置される中分草具(14C)と、前記引起装置(15)によって引起された穀稈の株元を切断する刈刃装置(16)を備えたコンバインにおいて、
前記左右の分草具(14L,14R)の先端を、機体内側に位置する閉状態と、該閉状態よりも機体外側に位置する開状態とに位置変更可能に構成し、
前記閉状態における左右の分草具(14L,14R)と中分草具(14C)との各配置間隔を、左の分草具(14L)と中分草具(14C)との間、及び、右の分草具(14R)と中分草具(14C)との間に、それぞれ1条の穀稈が導入可能な幅に設定し、
前記開状態では、左右の分草具(14L,14R)と中分草具(14C)との各配置間隔が、左の分草具(14L)と中分草具(14C)との間、及び、右の分草具(14R)と中分草具(14C)との間に、それぞれ2条の穀稈が導入可能な幅となるように設定し、
前記刈刃装置(16)の左右幅を、前記開状態における左右の分草具(14L,14R)の先端間隔よりも狭く、且つ、前記閉状態における左右の分草具(14L,14R)の先端間隔よりも広く設定し、
前記刈取装置(4)の左右両側端に配置した左右の引起装置(15L,15R)の引起作用側に、前記左右の分草具(14L,14R)によって分草された穀稈を下方から上方へ移動する横向き突出姿勢の引起しラグ(29)で引起す引起し経路(Y2)を形成し、該引起装置(15L,15R)の下部には、下向き突出姿勢の引起しラグ(29)が前記引起し経路(Y2)の下端側に向けて左右方向に移動して穀稈の株元を掻き寄せる横方向所定幅の掻寄せ経路(Y1)を形成し、
前記引起装置(15)には、引起しケース(25)と、この引起しケース(25)の上部において左右に架設した駆動スプロケット(26)及びテンションスプロケット(27)と、引起しケース(25)の下部において左右方向に所定間隔を有して配置した左右のガイドローラ(28a,28b)とを備え、前記駆動スプロケット(26)とテンションスプロケット(27)と左右のガイドローラ(28a,28b)に、複数の引起しラグ(29)を取付けた無端チェン(30)を巻回し、
前記左右のガイドローラ(28a,28b)の軸間距離であるローラピッチ(P1)に対して、無端チェン(30)に対する引起しラグ(29)の取付間隔であるラグピッチ(P2)を略同間隔に設定して、前記掻寄せ経路(Y1)に2つの引起しラグ(29)が下向き突出姿勢で左右方向に移動する構成とし、
前記左右の分草具(14L,14R)の夫々の内側端部が、前記開状態と前記閉状態のいずれの状態においても起立姿勢の引起しラグ(29)の移動軌跡と正面視で重なる構成としたことを特徴とするコンバイン。 - 前記走行車体(1)の下側に左右の走行クローラ(2L,2R)を設け、前記左右の分草具(14L,14R)のうち、前記開状態における左側の分草具(14L)の先端位置が、左側のクローラ(2L)の外側端部よりも外側の位置に偏倚する構成としたことを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
- 前記左右の分草具(14L,14R)の各々を開状態と閉状態とに独立して切換える2つの操作レバー(13L,13R)を運転操作部(33)に配置し、該2つの操作レバー(13L,13R)を機体後方に引き操作すると、左右の分草具(14L,14R)が前記開状態となり、操作レバー(13L,13R)を機体前方に押し操作すると、左右の分草具(14L,14R)が前記閉状態となるように連繋させ、該2つの操作レバー(13L,13R)の下部を正面視で平行な姿勢とし、該2つの操作レバー(13L,13R)のうちの一方の操作レバー(13L)の上部を、他方の操作レバー(13R)から離れる方向へ屈曲させたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンバイン。
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