JP5785068B2 - ディビジョンバー - Google Patents
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Description
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のディビジョンバーにおいて、前記被覆部材には、前記孔部の周囲から車内側に突出して前記接合部に当接する突出部が設けられたことを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のディビジョンバーにおいて、前記孔部の内周面には、前記接合部に圧接するリップ部が設けられたことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のディビジョンバーにおいて、前記被覆部材には、前記基部における前記接合部が配置された前記ガイド溝の開口側端部から車外側に延出され、該基部との間で前記インナフレーム部を挟み込むように係合する係合部が設けられたことを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のディビジョンバーにおいて、前記被覆部材には、前記基部と前記係合部とを連結するとともに、前記連結フレーム部側に延出されて前記連結フレーム部及び前記接合部の前記各側面に当接するリブが設けられたことを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載のディビジョンバーにおいて、前記係合部は、前記接合部の前記表面に当接するように形成されたことを要旨とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載のディビジョンバーにおいて、前記基部と前記インナフレーム部とを互いに接着する接着手段を備えたことを要旨とする。
図1に示すように、リアドア1は、車両ボディ(図示略)に対して開閉可能に取り付けられるドア本体2(ドアパネル)と、ドア本体2の上端部に連結されるドアフレーム3と、ドア本体2とドアフレーム3とにより構成される窓開口4を車両前後方向に二分割するディビジョンバー5とを備えている。ディビジョンバー5により二分割された窓開口4のうち前側に配置される前側開口4aには、昇降ガラス6が車両上下方向に摺動自在に設けられ、同窓開口4の後側に配置される後側開口4bには、クォータガラス7が設けられている。
図2及び図3に示すように、ディビジョンバー5の窓開口4を分割するバー本体21は、車外側(車両幅方向外側)に配置されるアウタフレーム部22、車内側に配置されるインナフレーム部23、及び各フレーム22,23部をこれらの車両前後方向の略中央で互いに連結する連結フレーム部24を有し、車両上下方向に延びる棒状に形成されている。なお、本実施形態では、バー本体21は、例えば金属板をロール加工することにより成形されており、各フレーム部22〜24は一体的に形成されている。
(1)被覆部材51の基部52に、接合部41が挿通されるとともに該接合部41の全周に亘って当接する孔部54を形成したため、切欠き34が被覆部材51によって接合部41との間に隙間が形成されないように覆われる。これにより、雨水や空気等が切欠き34を通過することを効果的に抑制でき、水漏れや風切り音の発生を抑えることができる。
・上記実施形態では、基部52に両面テープ56を貼り付けたが、これに限らず、例えば基部52のインナフレーム部23との対向面に接着剤等を塗布してもよい。なお、基部52に両面テープ56や接着剤等の接着手段を設けなくてもよい。
・上記実施形態では、リブ58を連結フレーム部24及び接合部41の各側面41bに当接するように形成したが、リブ58を連結フレーム部24及び各側面41bの少なくとも一方に対して非接触となるように形成してもよい。
・上記実施形態では、孔部54の内周面に接合部41の全周に亘って圧接する四角枠状のリップ部55を形成したが、リップ部55が接合部41の全周に亘って当接しなくてもよい。また、孔部54の内周面にリップ部55を形成しなくてもよい。
・上記実施形態では、接合部41を略長方形板状に形成したが、これに限らず、例えば円板状等、溶接に必要なある程度の大きさを確保することができれば、長方形以外の他の平板状に形成してもよい。
・上記実施形態では、取付ブラケット35の接合部41をスポット溶接により連結フレーム部24に固定したが、これに限らず、他の方法で固定してもよい。
Claims (8)
- 車外側に配置されるアウタフレーム部、車内側に配置されるインナフレーム部、及び前記アウタフレーム部と前記インナフレーム部とを互いに連結する連結フレーム部を有し、車両ドアの窓開口を分割するバー本体と、
前記窓開口から取り込まれる光を遮蔽可能なサンシェード装置を取り付けるための取付ブラケットとを備え、
前記バー本体には、前記アウタフレーム部及び前記インナフレーム部によって前記連結フレーム部を挟んで両側に開口するガイド溝がそれぞれ構成されるとともに、前記インナフレーム部には、切欠きが形成され、
前記取付ブラケットの接合部は、前記切欠きを介して前記ガイド溝内に配置されて前記連結フレーム部に接合されたディビジョンバーであって、
前記切欠きを車内側から覆う基部を有する被覆部材を備え、
前記基部には、前記接合部が挿通される孔部が形成されるとともに、前記孔部は、前記接合部における該接合部が配置された前記ガイド溝の開口側の表面、及び前記接合部における前記ガイド溝の長手方向両側の各側面に当接するように形成されたことを特徴とするディビジョンバー。 - 請求項1に記載のディビジョンバーにおいて、
前記孔部は、前記接合部における前記連結フレーム部側の裏面に当接するように形成されたことを特徴とするディビジョンバー。 - 請求項1又は2に記載のディビジョンバーにおいて、
前記被覆部材には、前記孔部の周囲から車内側に突出して前記接合部に当接する突出部が設けられたことを特徴とするディビジョンバー。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のディビジョンバーにおいて、
前記孔部の内周面には、前記接合部に圧接するリップ部が設けられたことを特徴とするディビジョンバー。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のディビジョンバーにおいて、
前記被覆部材には、前記基部における前記接合部が配置された前記ガイド溝の開口側端部から車外側に延出され、該基部との間で前記インナフレーム部を挟み込むように係合する係合部が設けられたことを特徴とするディビジョンバー。 - 請求項5に記載のディビジョンバーにおいて、
前記被覆部材には、前記基部と前記係合部とを連結するとともに、前記連結フレーム部側に延出されて前記連結フレーム部及び前記接合部の前記各側面に当接するリブが設けられたことを特徴とするディビジョンバー。 - 請求項5又は6に記載のディビジョンバーにおいて、
前記係合部は、前記接合部の前記表面に当接するように形成されたことを特徴とするディビジョンバー。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載のディビジョンバーにおいて、
前記基部と前記インナフレーム部とを互いに接着する接着手段を備えたことを特徴とするディビジョンバー。
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