JP5783375B2 - マクロレンズ - Google Patents

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Description

本発明は、マクロレンズ、さらに詳しくは、撮影倍率が0.5倍以上であって、手振れ補正機能を持ち、マクロ撮影が可能なマクロレンズに関し、写真カメラ、ビデオカメラ、電子スチルカメラなどに好適なマクロレンズに関するものである。
一般的に、手振れ補正機能を持ったマクロ撮影用レンズは、撮影倍率が高くなるに従い、手振れ補正による収差の変動が大きくなり、その収差を補正することが難しい。その対策として、フォーカシング時に複数のレンズ群を移動させた、いわゆるフローティング方式のレンズが提案されている。
従来のマクロマクロレンズであって、手振れ補正機構の組み込みに好適なマクロレンズの一つは、物体側には、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とを備え、最も像側には負の屈折力を有する最終レンズ群GL を備え、無限遠から近距離物体への合焦時には、前記第1レンズ群G1および前記第2レンズ群G2が物体側に移動する近距離補正レンズにおいて、前記最終レンズ群GL のうち負の屈折力を有する一部の部分レンズ群GLPを光軸とほぼ直交する方向に移動させて防振するための変位手段を備え、最短撮影距離での撮影倍率をβM とし、前記最終レンズ群GL の焦点距離をfL とし、前記最終レンズ群GL 中の部分レンズ群GLPの焦点距離をfLPとし、防振時における前記部分レンズ群GLPの光軸と直交する方向への最大変位量の大きさを△SLPとしたとき、0.25<|βM |△SLP/|fLP|<0.10.1<fLP/fL <2の条件を満足する近距離補正レンズが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
従来技術であって、手振れ補正機構の組み込みに好適なマクロレンズの一つは、物体側から順に、正屈折力を有する第1レンズ群G1と、正屈折力を有する第2レンズ群G2とを有し、最も像側には負屈折力を有する最終レンズ群GL を有し、無限遠から近距離物体への合焦時には、前記第1レンズ群G1および前記第2レンズ群G2が物体側に移動し、最短撮影距離における撮影倍率βM は、0.25<|βM |を満たす近距離補正レンズにおいて、前記最終レンズ群GL 中の正屈折力を有する一部の部分レンズ群GLPを光軸とほぼ直交する方向に移動させて防振するための変位手段を備え、前記最終レンズ群GL の焦点距離をfL とし、前記最終レンズ群GL 中の前記部分レンズ群GLPの焦点距離をfLPとし、防振時における前記部分レンズ群GLPの光軸と直交する方向への最大変位量の大きさを△SLPとしたとき、△SLP/fLP<0.10.1<fLP/(−fL )<2の条件を満足するマクロレンズである(例えば、特許文献2参照)。
従来技術であって、Fナンバーが1.2程度であり、画面全体の諸収差、色収差について特に2次スペクトルを良好に補正し、画面全体にわたり高い光学性能を有したマクロレンズとして、電子スチルカメラ等に搭載されるマクロレンズSLであって、物体側より順に、正の屈折力を有する前側レンズ群GFと、正の屈折力を有する後側レンズ群GRとを有し、前側レンズ群GFは、最も物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ成分G1と、正の屈折力を有する第2レンズ成分G2とを有し、後側レンズ群GRは、接合レンズG89とを有し、第1及び第2レンズ成分G1,G2のアッベ数をν1、ν2とし、無限遠から撮影倍率−0.01倍に合焦するときの前側及び後側レンズ群GF,GRの移動量をγF1,γR1としたとき、次式
(ν1+ν2)/2 > 60
0.35 < γR1/γF1 < 0.80
の条件を満足すマクロレンズが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特許第3531209号公報 特許第3435873号公報 特開2009−251398号公報
特許文献1に開示されているマクロレンズは、実施例がフルサイズ用のものであり、レンズ構成枚数が多く、鏡筒構成が複雑である。特許文献1に開示されているマクロレンズは,また、ガウスタイプの前群を絞りを境に分離したため、フローティング時に絞り前後のレンズ群を別体で移動させており、マクロ時に収差が残り、十分な結像性能を得ることが困難である問題がある。
特許文献2に開示されているマクロレンズは、特許文献1のマクロレンズ同様、ガウスタイプの前群を絞りを境に分離したため、フローティング時に絞り前後のレンズ群を別体で移動させており、マクロ域の結像性能の劣化を招く。さらに、撮像面に隣接したレンズ群中、正の屈折率を持つレンズ群で手振れ補正を行っているため、手振れ補正レンズ群の補正時の移動量が大きくなり、鏡筒径の大型化を招く。また、バックフォーカスが長いという問題がある。
特許文献3に開示されているマクロレンズは、前群の正の屈折力を強めバックフォーカスを短くした構成であるが、その結果として前群に多数のレンズが必須となり、コンパクト性を損なっている。また、手振れ補正機構を組み込む領域を十分にとることが困難である。さらに、特許文献3に開示されているマクロレンズは、ガウスタイプの光学系の絞り前後での分離を行うことなくフローティングを行っているため、マクロ域での残存収差が少なく、高い結像性能が得られる。しかし、手振れ補正レンズ群を持たないレンズタイプであり、手振れ補正レンズ駆動系を配置するための空間をつくることが困難であるという問題がある。
(発明の目的)
本発明は、従来のマクロレンズの上述した問題点に鑑みなされたものであって、撮影倍率が0.5倍以上であって、手振れ補正機構の組み込みが容易であって、コンパクトでマクロ撮影が可能なマクロレンズに関し、バックフォーカスが長く、特にマクロ撮影時の結像性能が優れた写真カメラ、ビデオカメラ、電子スチルカメラなどに好適なマクロレンズを提供することを目的とする。
本発明はまた、手振れ補正レンズの光軸直交方向の手振れ補正のための移動量が小さく、手振れ補正機構をコンパクトかつ消費電力を少なく構成できるマクロレンズを提供することを目的とする。
本発明はさらに、手振れ補正レンズ駆動系を配置するための空間を容易に形成できるマクロレンズを提供することを目的とする。
本発明は、
物体側から像側へと順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、そして、負の屈折力を有する第3レンズ群からなり、フォーカシングは、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群とが、互いに異なる移動量で物体側に移動し、前記第3レンズ群の全体あるいは一部を、手振れ補正時に光軸直交方向に移動し、前記第1レンズ群は該レンズ群内に開口絞りを有し、前記開口絞りより物体側に、少なくとも1枚の正レンズと、少なくとも1枚の凹レンズを持ち、さらに、前記開口絞りより像側に、少なくとも負レンズと正レンズとの接合レンズを含み、前記第2レンズ群は一対の接合レンズからなり、以下の条件式を満足するマクロレンズ。
|β|>0.5 ・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)
β:近軸結像倍率
である。
本発明の条件式(1)
|β|>0.5
β:近軸結像倍率
は、マクロレンズとして使い勝手が良く、かつ技術的に製造的に一般的レベルを超えた過剰な要求をしないための条件である。
第2レンズ群は、フォーカシングによる色収差の変動を小さくし、さらに球面収差を良好に補正するために、接合レンズである。
第3レンズ群中の一部あるいは全体を光軸に対して垂直方向に移動する手振れ補正レンズ群を持つ。該手振れ補正レンズ群を2分し、その物体側レンズ群を光軸と直交して移動する手振れ補正レンズ群とすることは、手振れ補正レンズ群の手振れ補正のための移動量を小さくすることができる。
本発明のマクロレンズによれば、撮影倍率が0.5倍以上であって、手振れ補正機構の組み込みが容易であって、コンパクトでマクロ撮影が可能で、バックフォーカスが長く、特にマクロ撮影時の結像性能が優れた写真カメラ、ビデオカメラ、電子スチルカメラなどに好適なマクロレンズを構成することができる。
本発明のマクロレンズによればまた、手振れ補正レンズの光軸直交方向の手振れ補正のための移動量が小さく、手振れ補正機構をコンパクトかつ消費電力を少なく構成できるマクロレンズを構成することができる。
本発明のマクロレンズによればさらに、手振れ補正レンズ駆動系を配置するための空間を容易に形成できるマクロレンズを構成することができる。
(本発明の実施態様)
(実施態様1)
前記本発明において、以下の条件式を満足するマクロレンズ。
0.65<F1/F<1.30 ・・・・・・・・・・・・・・(2)
F1:第1レンズ群の焦点距離
F:全系の焦点距離
(実施態様2)
前記本発明において、以下の条件式を満足するマクロレンズ。
-0.9<RDG2/F<-0.1 ・・・・・・・・・・・・・(3)
RD2G:第2レンズ群の接合面の曲率半径
F:全系の焦点距離
(実施態様3)
前記本発明において、以下の条件式を満足するマクロレンズ。
-1.22<(R1G1+R2G1)/(R1G1-R2G1)<-0.54 ・・・・(4)
R1G1:第1レンズ群中、最も物体側の凸レンズの物体側の曲率半径
R2G1:第1レンズ群中、最も物体側の凸レンズの像側の曲率半径
F:全系の焦点距離
(実施態様4)
前記第3レンズ群中、大きな空気間隔を開けて、3a群と3b群とで構成し、3a群にて手振れ補正を行い、以下の条件を満足する、請求項1又は請求項2に記載のマクロレンズ。
0.5<F3b/F<1.5 ・・・・・・・・・・・・・・(5)
F3b:3b群の焦点距離
(実施態様1の説明)
実施態様1は、特に、第1レンズ群が、第1レンズ群内での残存収差を小さくしつつ、さらに鏡筒全長の短縮化を図るものである。
条件式(2)の下限値を超えると、全長を短縮化することはできるが、球面収差がオーバーになり、物体距離無限遠時の結像性能の悪化を招く。
条件式(2)の上限値を超えると、球面収差と像面湾曲のアンダーになり、特にマクロ域での結像性能が悪化する。
条件式(2)に関し、好ましくは、0.7<F1/F<1.25であり、さらに好ましくは、0.75<F1/F<1.2である。
(実施態様2の説明)
本発明は、第2レンズ前群を接合レンズとし、フォーカシングによる色収差の変動を小さくし、さらに球面収差を良好に補正している。
条件式(3)の下限値を超えると、球面収差がアンダー化し、像面湾曲とのバランスが損なわれる。
条件式(3)の上限値を超えると、球面収差がオーバー化するため好ましくない。
条件式(3)において、好ましくは、-0.8<RDG2/F<-0.15である。これにより、球面収差のアンダー化を小さくすることができる。
条件式(3)において、さらに好ましくは、-0.7<RDG2/F<-0.2である。これにより、球面収差のアンダー化をさらに小さくすることができる。
(実施態様3の説明)
実施態様3は、第1レンズ群中の最も物体側に配置する凸レンズの形状を規定するものである。実施態様3は、特に、鏡筒外径及び全長を小さくすると共に、特に球面収差、下側光線のコマ収差の補正を良好に行うことができる。
条件式(4)の下限値を超えると、当該レンズの焦点距離が長くなり、第1レンズ群の直径が大きくなるばかりでなく、レンズ全長が長くなり好ましくない。
条件式(4)の上限値を超えると、当該レンズの屈折力が強くなり、軸外コマ収差が悪化し、結像性能の悪化を招く。
(実施態様4の説明)
本発明は、第3レンズ群中の一部あるいは全体を光軸に対して垂直方向に移動する防振レンズ群を持つ。第3レンズ群を、物体側の第3レンズ前群3a及び像側の第3レンズ後群3bに分け、第3レンズ前群3aを手振れ補正レンズにすることにより、手振れ補正時の手振れ補正補レンズの移動量を小さくすることができる。
第3レンズ後群3bに関する条件式(5)の下限値を超えると、手振れ補正自体の屈折力を強めなくてはならず、手振れ補正時の収差補正のみならず、光学系全体の収差補正が困難となる。
第3レンズ後群3bに関する条件式(5)の上限値を超えると、レンズ防振群の移動量は小さくなるものの、同じく手振れ補正時の収差補正が困難となり好ましくない。
第3レンズ群の構成を、物体側から負のパワー、空気間隔、正のパワーと配置すると、第3レンズ後群3bのレンズの直径を小さくすることができる。
本発明に係る実施形態1のマクロレンズの無限遠合焦状態の断面図である。 本発明に係る実施形態1のマクロレンズの無限遠合焦状態の縦収差図である。 本発明に係る実施形態1のマクロレンズの撮影倍率0.5倍時の縦収差図である。 本発明に係る実施形態1のマクロレンズの撮影倍率等倍時の縦収差図である。 本発明に係る実施形態1のマクロレンズの物体距離無限遠時の手振れなしの横収差図である。 本発明に係る実施形態1のマクロレンズの撮影倍率0.5倍時の手振れなしの横収差図である。 本発明に係る実施形態1のマクロレンズの撮影倍率等倍時の手振れなしの横収差図である。 本発明に係る実施形態1のマクロレンズの物体距離無限遠時の+方向手振れ量0.32mmの横収差図である。 本発明に係る実施形態1のマクロレンズの物体距離無限遠時の−方向手振れ量0.32mmの横収差図である。 本発明に係る実施形態2のマクロレンズの無限遠合焦状態の断面図である。 本発明に係る実施形態2のマクロレンズの無限遠合焦状態の縦収差図である。 本発明に係る実施形態2のマクロレンズの撮影倍率0.5倍時の縦収差図である。 本発明に係る実施形態2のマクロレンズの撮影倍率等倍時の縦収差図である。 本発明に係る実施形態2のマクロレンズの物体距離無限遠時の手振れなしの横収差図である。 本発明に係る実施形態2のマクロレンズの撮影倍率0.5倍時の手振れなしの横収差図である。 本発明に係る実施形態2のマクロレンズの撮影倍率等倍時の手振れなしの横収差図である。 本発明に係る実施形態2のマクロレンズの物体距離無限遠時の+方向手振れ量0.34mmの横収差図である。 本発明に係る実施形態2のマクロレンズの物体距離無限遠時の−方向手振れ量0.34mmの横収差図である。 本発明に係る実施形態3のマクロレンズの無限遠合焦状態の断面図である。 本発明に係る実施形態3のマクロレンズの無限遠合焦状態の縦収差図である。 本発明に係る実施形態3のマクロレンズの撮影倍率0.5倍時の縦収差図である。 本発明に係る実施形態3のマクロレンズの撮影倍率等倍時の縦収差図である。 本発明に係る実施形態3のマクロレンズの物体距離無限遠時の手振れなしの横収差図である。 本発明に係る実施形態3のマクロレンズの撮影倍率0.5倍時の手振れなしの横収差図である。 本発明に係る実施形態3のマクロレンズの撮影倍率等倍時の手振れなしの横収差図である。 本発明に係る実施形態3のマクロレンズの物体距離無限遠時の+方向手振れ量0.42mmの横収差図である。 本発明に係る実施形態3のマクロレンズの物体距離無限遠時の−方向手振れ量0.42mmの横収差図である。 本発明に係る実施形態4のマクロレンズの無限遠合焦状態の断面図である。 本発明に係る実施形態4のマクロレンズの無限遠合焦状態の縦収差図である。 本発明に係る実施形態4のマクロレンズの撮影倍率0.5倍時の縦収差図である。 本発明に係る実施形態4のマクロレンズの撮影倍率等倍時の縦収差図である。 本発明に係る実施形態4のマクロレンズの物体距離無限遠時の手振れなしの横収差図である。 本発明に係る実施形態4のマクロレンズの撮影倍率0.5倍時の手振れなしの横収差図である。 本発明に係る実施形態4のマクロレンズの撮影倍率等倍時の手振れなしの横収差図である。 本発明に係る実施形態4のマクロレンズの物体距離無限遠時の+方向手振れ量0.24mmの横収差図である。 本発明に係る実施形態4のマクロレンズの物体距離無限遠時の−方向手振れ量0.24mmの横収差図である。
以下に示す実施形態を示す表において、Fno.はFナンバー、fは全系の焦点距離、ωは半画角(°)、Rは曲率半径、Dはレンズ厚み、レンズ間隔、Ndはd線の屈折率、Vd線基準のアッベ数を示す。ASPHは、非球面を表す。
(実施形態1)
実施形態1のマクロレンズは、図1に示すように、物体側から像側へと順に、正の屈折力を有する第1レンズ群LG1、正の屈折力を有する第2レンズ群LG2、そして、負の屈折力を有する第3レンズ群LG3からなり、フォーカシングは、前記第1レンズ群LG1と前記第2レンズ群LG2とが、互いに異なる移動量で物体側に移動し、前記第3レンズ群LG3の全体あるいは一部を、手振れ補正時に光軸直交方向に移動し、前記第1レンズ群LG1は該第1レンズ群LG1内に開口絞りSを有し、前記開口絞りSより物体側に、少なくとも1枚の正レンズと、少なくとも1枚の凹レンズを持ち、さらに、前記開口絞りSより像側に、少なくとも負レンズと正レンズとの接合レンズを含み、前記第2レンズ群LG2は一対の接合レンズからなる、マクロレンズである。
f=61.22 Fno:2.88 ω=13.34
R D Nd Vd
1.00000
1 24.8471 3.6865 1.61800 63.39
2 -276.6962 0.1341 1.00000
3 22.6164 2.0778 1.61800 63.39
4 41.8548 1.9406 1.00000
5 -175.2139 0.9384 1.62004 36.26
6 12.5311 0.8664 1.00000
7 12.6768 2.0108 1.67270 32.10
8 14.8413 3.2118 1.00000
9 STOP 0.0000 2.6755 1.00000
10 -20.0501 0.8043 1.59551 39.24
11 61.3040 3.0162 1.74400 44.79
12 -23.0825 0.1005 1.00000
13 57.9302 1.2735 1.60738 56.82
14 436.1196 D(14) 1.00000
15 318.1367 2.4800 1.58913 61.13
16 -20.8893 0.8043 1.70154 41.24
17 -45.5088 D(17) 1.00000
18 -223.7049 2.0108 1.72825 28.46
19 -22.5910 0.6703 1.65844 50.88
20 24.0685 6.4517 1.00000
21 26.4400 3.9546 1.48749 70.24
22 -41.7129 1.7999 1.00000
23 -35.3739 0.8043 1.59551 39.24
24 337.6153 D(24) 1.00000
F INF x0.5 x1.0
D(14) 0.8043 7.8542 14.0975
D(17) 0.7158 10.5632 22.2767
D(24) 26.3541 26.3541 26.3541
実施形態1は、第1レンズ群LG1内を、物体側から2枚の凸レンズ11,12、凹レンズ13、凸レンズ14、開口絞りS、凹凸の接合レンズ15、そして凸レンズ16とから構成し、第2レンズ群LG2は凸凹の接合レンズ17、第3レンズ群は凸凹の接合レンズ21と、凸レンズ22、凹レンズ23とから構成している。
フォーカシングにおいては、第1レンズ群LG1と第2レンズ群LG2は、物体側に繰り出す方向に移動し、第1レンズ群LG1の繰出し量は第2レンズ群LG2の操出し量より大きく、INFからマクロ端への移動量はそれぞれ、34.8mm、21.6mmである。
第3レンズ群LG3は、第3レンズ前群LG3aを凸凹レンズで構成して手振れ補正レンズとし、0.3度相当のカメラチルトブレに対する補正量は、0.32mmである。手振れ補正レンズは、実施形態1においては凸凹の順となっているが、凹凸の順でも本発明を有効に実施できる。
第3レンズ後群LG3bは、凸レンズ、空気間隔を明けて、凹レンズから構成している。実施形態1はすべてのレンズ面を球面で構成しているが、非球面を含めてもよい。
(実施形態2)
f=87.38 Fno:2.86 ω=9.42
R D Nd Vd
1 53.6967 2.5000 1.64769 33.79
2 33.9257 3.0000 1.00000
3 61.8652 3.5200 1.62041 60.29
4 -496.9001 0.2000 1.00000
5 24.6534 3.4500 1.88300 40.80
6 41.9865 0.5000 1.00000
7 27.8441 2.4400 1.64769 33.79
8 18.8112 6.2328 1.00000
9 STOP 0.0000 2.0735 1.00000
10 -247.6206 1.2000 1.68893 31.07
11 25.9805 3.7000 1.60300 65.44
12 144.1063 6.0000 1.00000
13 -1087.3184 2.2000 1.84666 23.78
14 -89.4782 D(14) 1.00000
15 251.5838 3.5000 1.60311 60.64
16 -43.0632 1.2000 1.59551 39.24
17 -110.9693 D(17) 1.00000
18 397.4439 3.6000 1.84666 23.78
19 -29.8106 1.2000 1.83400 37.16
20 33.7103 9.1663 1.00000
21 42.2978 3.4500 1.88300 40.80
22 -60.7017 1.3674 1.00000
23 -54.7245 1.2000 1.80518 25.42
24 96.2211 D(24) 1.00000
F INF x0.5 x1.0
D(14) 1.5000 7.5518 13.1363
D(17) 1.3000 20.7306 41.6637
D(24) 39.3186 39.3186 39.3186
実施形態2は、第1レンズ群LG1内を、物体側から凹レンズ221、2枚の凸レンズ13,214、凹レンズ214、開口絞りS、凹凸の接合レンズ215、そして凸レンズ216とから構成し、第2レンズ群LG2は凸凹の接合レンズ217から構成し、第3レンズ群LG3は凸凹の接合レンズ221と凸レンズ222,凹レンズ223とから構成している。
フォーカシングにおいては、第1レンズ群LG1と第2レンズ群LG2は物体側に繰り出す方向に移動し、第1レンズ群LG1の繰出し量の方が第2レンズ群LG2に比べて大きく、INFからマクロ端への移動量はそれぞれ、51.9mm、40.3mmである。
第3レンズ群LG3は、凸凹レンズ222,223で構成した第3レンズ前群LG3aを手振れ補正レンズとした。0.3度相当のカメラチルト手振れに対する補正量は、0.43mmである。手振れ補正レンズは、実施形態2において凸凹の順となっているが、凹凸の順でも本発明を有効に実施できる。第3レンズ後群LG3bは、凸レンズ222、空気間隔を明けて、凹レンズ223から構成されている。
実施形態2はすべてのレンズ面を球面で構成させているが、非球面を含めてもよい。
(実施形態3)
f=92.50 Fno:2.88 ω=8.89
R D Nd Vd
1 52.8502 5.0000 1.69340 55.55
2 -1122.1878 0.1500 1.00000 0.00
3 35.0908 3.5000 1.71690 54.37
4 78.6957 1.6211 1.00000 0.00
5 295.8233 10.1351 1.74466 33.87
6 24.7533 4.0589 1.00000 0.00
7 STOP 0.0000 3.3991 1.00000 0.00
8 -36.1756 1.2000 1.61340 34.87
9 565.2948 4.5000 1.87427 41.26
10 -60.3847 0.1500 1.00000 0.00
11 241.1551 2.2000 1.72501 54.00
12 -138.6730 D(12) 1.00000 0.00
13 399.0832 3.3000 1.69429 55.51
14 -35.9519 1.2000 1.66368 33.24
15 -75.4501 D(15) 1.00000 0.00
16 -211.6478 3.8000 1.72104 27.33
17 -21.9716 1.2000 1.69247 39.94
18 32.7382 7.5355 1.00000 0.00
19 38.0042 5.0000 1.51194 64.14
20 -393.1517 1.9489 1.00000 0.00
21 -68.9235 1.2000 1.87908 39.86
22 -94.4574 D(22) 1.00000 0.00
F INF x0.5 x1.0
D(12) 1.5000 10.6295 19.4820
D(15) 0.9900 15.8939 33.0080
D(22) 39.6421 39.6876 39.7088
実施形態3は、第1レンズ群LG1内を、物体側から2枚の凸レンズ311,312、凹レンズ313、開口絞りS、凹凸の接合レンズ315、そして凸レンズ316とから構成している。第2レンズ群LG2は、凸凹の接合レンズ317、第3レンズ群LG3は凸凹の接合レンズ321と、凸レンズ322、凹レンズ323とから構成している。
フォーカシングにおいて、第1レンズ群LG1と第2レンズ群LG2は物体側に繰り出す方向に移動し、第1レンズ群LG1の繰出し量は第2レンズ群LG2の操出し量より大きい。INFからマクロ端への移動量はそれぞれ、50.1mm、32.1mmである。
第3レンズ群LG3は、凸凹レンズ321の第3レンズ前群LG3aによって手振れ補正を構成する。0.3度相当のカメラチルト手振れに対する補正量は0.42mmである。実施形態3の手振れ補正レンズ321は凸凹の順となっているが、凹凸の順でも本発明を有効に実施できる。
第3レンズ後群LG3bは、凸レンズ322、空気間隔を明けて、凹レンズ323から構成される。
実施形態3のすべてのレンズ面は球面で構成させているが、非球面を含めてもよい。
(実施形態4)
f=46.35 Fno:2.88 ω13.12
R D Nd Vd
1 20.2810 2.7000 1.62291 59.82
2 -606.7962 0.1002 1.00000
3 14.9930 1.9000 1.62251 59.90
4 41.3833 1.7073 1.00000
5 556.6851 1.0000 1.64023 34.43
6 8.6442 0.6000 1.00000
7 8.1781 1.6754 1.70560 29.91
8 8.1298 2.7581 1.00000
9 STOP 0.0000 2.0000 1.00000
10 -124.4036 0.8000 1.56796 43.44
11 12.4051 2.2000 1.74301 44.92
12 -69.3579 D(12) 1.0000
13 -53.6822 1.8000 1.58872 62.08
14 -10.4117 0.8000 1.69684 40.84
15 -17.0118 D(15) 1.00000
16 -45.3442 0.5000 1.65008 55.10
17 14.4680 1.8000 1.72348 28.99
18 19.0376 7.0983 1.00000
19 23.7797 4.5000 1.53685 63.96
20 -69.5278 D(20) 1.00000
F INF x0.5 x1.0
D(12) 1.7384 5.5626 7.1631
D(15) 1.1583 10.1484 20.7336
D(20) 14.6593 14.6593 14.6593
実施形態4は、第1レンズ群LG1内を、物体側から2枚の凸レンズ411,412、中心肉厚の厚い凹レンズ413、凸レンズ414、開口絞りS、凹凸の接合レンズ415とから構成している。第2レンズ群LG2は、凸凹の接合レンズ417で構成されている。第3レンズ群LG3は、凹凸の接合レンズ421と凸レンズ422とから構成されている。
フォーカシングにおいては、第1レンズ群LG1と第2レンズ群LG2は、物体側に繰り出す方向に移動し、第1レンズ群LG1の繰出し量は第2レンズ群LG2の操出し量より大きい。INFからマクロ端への移動量はそれぞれ、25.0mm、19.6mmである。
第3レンズ群LG3は、第3レンズ前群LG3aを凸凹レンズで構成して手振れ補正レンズとしている。0.3度相当のカメラチルト手振れに対する補正量は、0.24mmである。第3レンズ前群LG3aは凹凸のダブレット421、第3レンズ後群LG3bは1枚の凸レンズ422から構成させている。実施形態4のレンズはすべてのレンズ面を球面で構成させているが、非球面を含めてもよい。
[条件式、数値対応表]
Figure 0005783375
S 絞り
LG1 第1レンズ群
LG2 第2レンズ群
LG3 第3レンズ群
LG3a 第3レンズ前群
LG3b 第3レンズ後群

Claims (5)

  1. 物体側から像側へと順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、正の屈折力を有する第2レンズ群、そして、負の屈折力を有する第3レンズ群からなり、フォーカシングは、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群とが、互いに異なる移動量で物体側に移動し、前記第3レンズ群の全体あるいは一部を、手振れ補正時に光軸直交方向に移動し、前記第1レンズ群は該レンズ群内に開口絞りを有し、前記開口絞りより物体側に、少なくとも1枚の正レンズと、少なくとも1枚の凹レンズを持ち、さらに、前記開口絞りより像側に、少なくとも負レンズと正レンズとの接合レンズを含み、前記第2レンズ群は一対の接合レンズからなり、以下の条件式を満足するマクロレンズ。
    |β|>0.5 ・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)
    β:近軸結像倍率
  2. 以下の条件式を満足する、請求項1記載のマクロレンズ。
    0.65<F1/F<1.30 ・・・・・・・・・・・・・・(2)
    F1:第1レンズ群の焦点距離
    F:全系の焦点距離
  3. 以下の条件式を満足する、請求項1又は請求項2記載のマクロレンズ。
    -0.9<RDG2/F<-0.1 ・・・・・・・・・・・・・(3)
    RD2G:第2レンズ群の接合面の曲率半径
    F:全系の焦点距離
  4. 以下の条件式を満足する、請求項1ないし請求項3のうちの一項に記載のマクロレンズ。
    -1.22<(R1G1+R2G1)/(R1G1-R2G1)<-0.54 ・・・・(4)
    R1G1:第1レンズ群中、最も物体側の凸レンズの物体側の曲率半径
    R2G1:第1レンズ群中、最も物体側の凸レンズの像側の曲率半径
    F:全系の焦点距離
  5. 前記本発明において、前記第3レンズ群中、最も大きな空気間隔を開けて、3a群と3b群とで構成し、3a群にて手振れ補正を行い、以下の条件を満足する、請求項1又は請求項2に記載のマクロレンズ。
    0.5<F3b/F<1.5 ・・・・・・・・・・・・・・(5)
    F3b:3b群の焦点距離
    F:全系の焦点距離
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