JP5780708B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、騒音を低減する電子機器に関する。
従来より、モータの駆動音の騒音を低減する機能を備えた電子機器としては特許文献1記載のものが知られている。この特許文献1記載の電子機器は、騒音となる駆動音の低減用にスピーカを設けて、このスピーカから駆動音の周波数の信号と逆位相となる音を出力して、駆動音をキャンセルすることにより、騒音の低減を図っている。
特開平5−98926号公報
しかし、上述した電子機器においては、例えば、音楽等の楽音を出力する場合に、駆動音をキャンセルするために出力された音により、出力した楽音と駆動音をキャンセルするために出力した音とが干渉してしまうことにより、楽音が劣化してしまうという問題があった。
本発明は、出力する楽音が劣化しにくい状態で、騒音を低減することができる電子機器を提供することを目的とする。
本発明に係る電子機器は、上述した課題を解決するために、筐体と、楽音データを再生処理する再生処理部と、楽音を出力する放音面を有する出力部と、回転体を回転駆動する駆動部と、前記駆動部を制御する駆動制御部と、前記回転体の回転数に基づいて、前記再生処理部での再生処理に基づく楽音を加工する加工部とを備え、前記筐体は、前記放音面が露出する開口部を有し、前記放音面から出力された楽音を外部に導く導音経路が形成されており、前記駆動部は、前記導音経路上の所定の位置に配置されることを特徴とする。
また、前記加工部は、前記再生処理された楽音の信号を、前記駆動部を駆動させたときの駆動音の周波数の情報に基づいて加工する加工処理を行うことが好ましい。
また、前記加工処理は、前記再生処理部での再生処理に基づく楽音の周波数と前記駆動部の駆動音の周波数とが一致する場合に行われ、前記加工処理は、前記再生処理部での再生処理に基づく楽音のうち、一致した周波数にかかる前記楽音の周波数をn倍に変更することにより楽音を加工する処理であることが好ましい。
また、前記加工部は、前記再生処理された楽音の信号或いは前記加工された楽音の信号と、前記駆動音と同一の周波数で且つ逆位相の音の信号と、を加算する加算処理を行うことを特徴とすることが好ましい。
また、本発明に係る電子機器は、上述した課題を解決するために、筐体と、楽音データを再生処理する再生処理部と、楽音を出力する放音面を有する出力部と、回転体を回転駆動する駆動部と、前記駆動部を制御する駆動制御部と、前記再生処理部での再生処理に基づく楽音の周波数を検出する周波数測定部と、を備え、前記駆動制御部は、前記出力部による楽音の出力から所定時間後における前記回転体の回転駆動により生じる駆動音の周波数が、前記周波数測定部により検出された楽音の周波数の1/n倍になるように、前記周波数測定部の検出結果に基づいて前記駆動部を制御し、前記筐体は、前記放音面が露出する開口部を有し、前記放音面から出力された楽音を外部に導く導音経路が形成されており、前記駆動部は、前記導音経路上の所定の位置に配置されることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器は、上述した課題を解決するために、筐体と、楽音データを再生処理する再生処理部と、楽音を出力する放音面を有する出力部と、回転体を回転駆動する駆動部と、前記駆動部を制御する駆動制御部と、前記再生処理部での再生処理に基づく楽音の周波数を検出する測定部と、を備え、前記駆動制御部は、前記測定部により検出された楽音の周波数に基づいて、前記駆動部が前記回転体を回転駆動する際に生ずる音が、出力される楽音によってマスキングされるように前記回転体の回転数を制御し、前記筐体は、前記放音面が露出する開口部を有し、前記放音面から出力された楽音を外部に導く導音経路が形成されており、前記駆動部は、前記導音経路上の所定の位置に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、出力する楽音が劣化しにくく、且つ騒音を低減することができる電子機器を提供できる。
本発明に係る電子機器の一例である情報処理装置の筐体内部構造の一部を示す図である。 第1の実施形態に係る情報処理装置の機能を示す機能ブロック図である。 第2の実施形態に係る情報処理装置の筐体内部構造の一部を示す図である。 第2の実施形態に係る情報処理装置の機能を示す機能ブロック図である。 第3の実施形態に係る情報処理装置の機能を示す機能ブロック図である。 第4の実施形態に係る情報処理装置の機能を示す機能ブロック図である。 スペクトルマスキングにおける周波数特性を示す図である。
以下、本発明の第1の実施形態について図1及び図2を用いて、説明する。本実施形態においては、本発明に係る電子機器のうちパーソナルコンピュータ等の情報処理装置1に適用した例を示す。
情報処理装置1は、少なくとも、図示しないCPUと、メモリ31と、ヒートシンク32と、ファン装置5と、スピーカ4(出力部)とを備えて構成される。
CPUは、中央演算処理装置により構成され、情報処置装置全体を制御する。
メモリ31は、例えば、ROM、RAM等により構成され、各種データを記憶する。
ヒートシンク32は、CPU等の発熱部品から放熱可能に構成される。
ファン装置5は、モータ5a(駆動部)が回転駆動することにより送風を行うファン5b(回転体)を備える。本実施形態において、ファン装置5は、ヒートシンク32への送風を行うように構成される。
スピーカ4は、後述するDSP3(再生処理部)により再生処理された楽音の出力を行う。また、スピーカ4は、楽音の出力部分となる放音面4aを有する。なお、本実施形態において、楽音とは、ある時間継続した一定の振動数をもち、その振動数(音の高さ)が認識できる音であり、例えば、音声、音楽等その他情報処理装置1において入出力可能な音を含むものとして定義する。
次に、第1の実施形態に係る情報処理装置1の筐体構造について、図1(a)を用いて説明する。
筐体2は、少なくとも、放音面4aが露出する開口部21を有し、放音面4aから出力された楽音を外部に導く導音経路22が形成されている。この際、ファン装置5は、導音経路22上の所定の位置に配置される。図1(a)では、ファン装置5は、ヒートシンク32に対向する位置に導音経路22を隔てて配置され、スピーカ4とは導音経路22を隔てた位置に配置された様子を示している。
また、筐体2は、図1(a)に示すように、本実施形態においては、導音経路22を隔てて、開口部21を有する第1の格納部23と、送風口25を有する第2の格納部24とを備える。
第1の格納部23には、開口部21に対応して放音面4aを配置したスピーカ4が格納され、スピーカ4に並列してヒートシンク32が格納される。
第2の格納部24には、送風口25に対応してファン5bを配置したファン装置5が格納される。
したがって、情報処理装置1においては、図1(a)に示すように、スピーカ4の出力を行うことで、開口部21を介して導音経路22を通じて、楽音が装置外部に出力される。また、情報処理装置1においては、ファン装置5を駆動させることで、送風口25を介して、ヒートシンク32に対して送風が行われ、ヒートシンク32が位置する部分に当たって温められた風は、導音経路22を通じて、装置外部に排気される。この際、ファン装置5の駆動音も同様に、導音経路22を通じて、装置外部に出力される。
また、第1の実施形態に係る情報処理装置1は、さらに詳細には、図2に示すように、以下の構成を備える。
情報処理装置1は、筐体2と、DSP3と、駆動制御部6と、加工部7とを備える。メモリ31には、楽音の出力に供される楽音データが格納される。
DSP(Digital Signal Processing、音声処理部)3は、メモリ31に格納される楽音データを再生処理する。DSP3は、詳細には、スピーカ4から出力可能な信号に楽音データを再生処理する。
駆動制御部6は、ファン5bの回転数を決定し、駆動回路35を介して、モータ5aを制御する。
このように構成される情報処理装置1は、DSP3により、楽音データを再生処理し、再生処理された楽音データは信号としてスピーカ4に送信される。そして、信号として送信された楽音は、スピーカ4から出力される。情報処理装置1においては、スピーカ4から楽音を出力する際に、加工部7は、駆動制御部6によって決定されるファン5bの回転数に基づいて、DSP3での再生処理に基づく楽音に対して、変更等を加える加工をする。加工部7は、詳細には、DSP3により再生処理されて、スピーカ4に送信される楽音の信号に対して、変更等を加える加工をする。
スピーカ4は、図1(a)に示すように、放音面4aが開口部21を介して導音経路22に露出している。このため、加工部7によって加工等の処理をされた楽音は、導音経路22を通って筐体2の外部に出力される。また、ファン装置5は、導音経路22上の所定の位置に配置されている。このため、モータ5aが駆動することにより生じる駆動音は、導音経路22を通って筐体2の外部に出力されることになる。つまり、スピーカ4からの加工部7によって加工等の処理をされた楽音とモータ5aからの駆動音は、共に導音経路22を通って筐体2の外部に出力される。その結果、情報処理装置1では、スピーカ4からの楽音の出力とファン装置5の駆動(駆動音の出力)が同時に行われることにより、導音経路22において、加工部7によって加工等の処理をされた楽音と駆動音とが干渉することになる。その結果、情報処理装置1では、加工部7によって加工等の処理をされた楽音と駆動音とが干渉することにより、より聞きやすい楽音が出力される。
したがって、情報処理装置1においては、加工部7によって加工等の処理をされた楽音により、騒音となる駆動音の影響を低減でき、楽音を劣化しにくくすることができる。
加工部7は、DSP3により再生処理された楽音の信号(基礎楽音)を、モータ5aを駆動させたときの駆動音の周波数の情報に基づいて加工する加工処理を行う。また、加工部7の加算処理部8では、加工された楽音(加工楽音)の信号と、駆動音と同一の周波数で且つ逆位相の音の信号とを加算して、加算楽音を合成する処理を行う。
また、メモリ31は、騒音干渉用データ及びモータ回転数情報データを格納する。騒音干渉用データは、モータ5aを所定の回転数で駆動した場合に対応する駆動音(駆動音の周波数を含む)のデータである。モータ回転数情報データは、モータ5aの回転数、つまり、駆動制御部6によりモータ5aの駆動情報のデータである。
また、情報処理装置1は、騒音干渉用データの中から回転数に対応する周波数を選択する騒音干渉用データ選択部33を備える。
このように構成される情報処理装置1は、楽音の出力時に加工部7の加算処理部8により、加工部7にて加工処理された楽音の周波数の信号に、ファン5bを回転駆動させたときの駆動音の周波数に対応付けられた騒音干渉用データ(駆動音の周波数と同一の周波数で且つ逆位相の音を出力するためのデータ)の信号を加算する処理を行う。これにより、加工処理された加工楽音と騒音干渉用楽音とが重畳して、加算楽音が合成される。
その結果、情報処理装置1は、導音経路22において、駆動音と加算楽音が干渉することで、騒音となる駆動音が低減される。したがって、情報処理装置1は、楽音が劣化しにくい状態で、騒音を低減することができる。
また、DSP3により再生処理された楽音の周波数レベルを検出する測定部14(周波数測定部)を備える。また、加工部7は、楽音の周波数レベルを変更する変更部10を備える。測定部14により検出されたDSP3により再生処理された種々の周波数を含む楽音の周波数のうち、モータ5aを駆動させたときの駆動音の周波数と一致する楽音が含まれる場合には、変更部10によりDSP3により再生処理された楽音のうち、前記一致した楽音の周波数レベルをn倍(nは2以上の正の整数)に変更する加工処理を行うことにより加工楽音を生成する。
このように構成される情報処理装置1においては、DSP3により再生処理された楽音の周波数と、周波数が同一の音(モータ5aの駆動音)が発生しても、出力される楽音が劣化しにくい。したがって、DSP3により再生処理された楽音の周波数とモータ5aを駆動させたときの駆動音の周波数とが一致している場合であっても、楽音の劣化を低減することができる。
次に、第1の実施形態に係る情報処理装置1の動作について説明する。本実施形態では、ファン装置5によりヒートシンク32への送風が行われている状態において、スピーカ4から音楽を出力する場合を示す。
情報処理装置1は、アプリケーションを介してユーザからの音楽等の出力命令を受けて、以下に示すスピーカ4から出力される楽音(加算楽音)の生成動作を開始する。
まず、DSP3は、出力命令に基づいて、楽音データを処理して出力する。
次に、測定部14は、DSP3により出力された楽音の周波数を検出する。
次に、騒音干渉用データ選択部33は、駆動制御部6により駆動回路35を介して回転駆動されているモータ5aの回転数に基づいて、メモリ31に格納される騒音干渉用データの中からモータ5aの回転数に対応する騒音干渉用データを選択する。つまり、騒音干渉用データ選択部33は、騒音干渉用データの中から、所定の回転数(現在のモータ5aの回転数)で駆動した場合の駆動音の周波数を取得する。
次に、加工部7は、周波数測定部14により検出された楽音の周波数と騒音干渉用データ選択部33により取得された駆動音の周波数とを比較判定する。比較結果において、周波数測定部14により検出された基礎楽音の周波数と騒音干渉用データ選択部33により取得された駆動音の周波数とが一致する場合には、加工部7の変更部10により当該一致した周波数にかかる楽音の周波数レベルだけを、元の一致した楽音の周波数のn倍に変更する加工処理を行う。
その後、加工部7の加算処理部8により、加工処理された加工楽音の周波数の信号に、騒音干渉用データ選択部33により取得された駆動音を低減するための騒音干渉用楽音の周波数の信号を加算して加算楽音を合成する処理を行う。
また、比較結果において、周波数測定部14により検出された楽音の周波数が、騒音干渉用データ選択部33により取得された駆動音の周波数を含まない場合には、加工部7の加算処理部8により、基礎楽音の周波数の信号に、騒音干渉用データ選択部33により取得された駆動音を低減するための騒音干渉用楽音の周波数の信号を加算する。
次に、スピーカ4は、加工部7により楽音の周波数の信号に駆動音の周波数の信号を加算した加算楽音を出力する。具体的には、加工部7により加算処理された楽音(加算楽音)は、図1(a)に示すように、スピーカ4の放音面4aから導音経路22に向けて出力される。
以上のように動作することにより、情報処理装置1においては、加算楽音の出力時には、モータ5aの駆動音と逆位相となるように同期させた騒音干渉用楽音とが干渉する。したがって、本実施形態においては、モータ5aを駆動しながら楽音を出力しても、楽音が劣化しにくい状態で、騒音を低減することができる。
また、本実施形態においては、楽音の周波数と駆動音の周波数とが一致している場合に、一致した楽音の周波数をn倍に加工する加工処理を行っているために、楽音が劣化しにくい状態で、筐体2から楽音を出力することができる。
なお、本実施形態においては、図1(a)に示すように、導音経路22の装置出口側にファン5bを配置して、装置内部側にスピーカ4を配置、すなわち、駆動音の奥から楽音が出力されるように構成したが、これに限られない。例えば、図1(b)に示すように、導音路の装置出口側にスピーカ4を配置して、装置内部側にファン5bを配置、すなわち、楽音の奥から駆動音が出力されるように構成してもよい。
次に、第2の実施形態について、図3及び図4を用いて、説明する。第2の実施形態については、主として、第1の実施形態とは異なる点を説明し、第1の実施形態と同様の構成について同じ符号を付し、説明を省略する。第2の実施形態について特に説明しない点については、第1の実施形態についての説明が適宜適用される。
第2の実施形態の情報処理装置1は、さらに詳細には、以下の構成を備える。
情報処理装置1は、モータ5aの駆動音を集音するマイク11(集音部)を備える。マイク11から集音された入力音は、増幅器34を介して、入力される。
また、情報処理装置1は、駆動制御部6は、マイク11によって集音される入力音に基づいて、モータ5aを制御する。また、情報処理装置1は、マイク11からの入力結果(マイク音声)を入力処理する入力処理部38を備える。この入力処理部38によりマイク11から入力された音がメモリ31に格納される。
このように構成される情報処理装置1は、マイク11により入力音の入力を行う場合において、マイク11によって集音される入力音に基づいて、駆動制御部6により、ファン5bの回転数を回転駆動するようにモータ5aを制御する。
したがって、情報処理装置1においては、騒音となる駆動音が入力される他の音(入力音)と干渉した場合に駆動音により入力音が劣化してしまうことを避けることができるために、駆動音が入力の妨げとなることがない。したがって、情報処理装置1においては、モータ5aの駆動において、入力を行う場合においても、入力音の劣化を低減することができる。
また、情報処理装置1は、所定の周波数帯域を遮断するフィルタ12(HPF12A、LPF12B)を備える。HPF(High−Pass Filter)12Aは、高周波をよく通し、遮断周波数より低い周波数の帯域を通さないフィルタ12である。LPF(Low−Pass Filter)12Bは、低周波をよく通し、遮断周波数より高い周波数の帯域を通さないフィルタ12である。また、駆動制御部6は、駆動音の周波数がフィルタ12により遮断可能な所定の周波数帯域に属する回転数となるようにファン装置5を制御することができる。このように構成される情報処理装置1は、マイク11により入力音の入力を行う場合において、駆動制御部6により、駆動音の周波数がフィルタ12により遮断可能な所定の周波数帯域に属する回転数となるようにファン5bを駆動制御するため、フィルタ12により、騒音となる駆動音をキャンセルすることができる。その結果、情報処理装置1は、マイク11から入力される入力音への騒音となる駆動音の入り込みを低減することができる。
次に、第2の実施形態に係る情報処理装置1の動作について説明する。本実施形態では、まず、情報処理装置1では、ファン装置5が駆動している状態において、マイク11を介して音声の入力を行う場合を示す。なお、入力される音声の周波数は、本実施形態においては、300Hzから4000Hzの間とする。
情報処理装置1は、アプリケーションを介してユーザから録音命令を受けて、以下に示すマイク11から音声(入力音)の入力動作を開始する。
まず、駆動制御部6は、入力される音声の周波数(300Hzから4000Hz)に基づいて、ファン5bの回転数を制御する。本実施形態において、駆動制御部6は、ファン5bの回転数を、ファン5bの駆動音の周波数が300Hz未満になるように制御する。これにより、ファン5bは所定の回転数に制御されて、駆動音の周波数が300Hz未満となる。
次に、情報処理装置1においては、マイク11を介して、ユーザにより音声の入力が行なわれる。音声の入力が行われることにより、マイク11から増幅器34を介して、音声と同時にモータ5aの駆動音も入力される。
マイク11から入力された入力音(音声とファン5bの駆動音)は、HPF12Aにおいて、所定の周波数帯域の入力音が遮断される。具体的には、HPF12Aにおいて、300Hz未満の周波数であるモータ5aの駆動音が遮断された音声のみの入力音が入力される。
そして、入力処理部38は、HPF12Aからの入力音を入力する。つまり、入力処理部38には、ファン5bの駆動音がキャンセルされた音声〈想定される音声の周波数帯域〉のみの入力音が入力される。
また、本実施形態においては、スピーカ4により楽音を出力する場合には、LPF12Bからの入力音を測定部14により検出し、検出された周波数に基づいて、騒音干渉用データを生成する。この生成された騒音干渉用データに基づいて、加工部7における加工処理や加算処理が行われる。
このように構成することにより、第1の実施形態とは異なり騒音干渉用データ(回転数から想定される駆動音の周波数)を用いずに、実際に駆動する駆動音の周波数から加工部7での周波数の加算量、すなわち、騒音のキャンセル量を決定できる。
なお、本実施形態において、駆動制御部6は、モータ5aの駆動音の周波数を300Hz未満になるように制御したが、これに限られない。駆動制御部6は、例えば、本実施形態における音声の周波数(300Hzから4000Hz)よりも高い周波数になるように制御することができる。このように構成した場合には、LPF12Bにより4000Hz未満の周波数がカットされた信号を駆動音とし、HPF12Aにより4000Hz以上の周波数がカットされた信号を入力音として入力するように構成すればよい。
次に、第3の実施形態について、図5を用いて、説明する。第3の実施形態については、主として、第1及び第2の実施形態とは異なる点を説明し、第1及び第2の実施形態と同様の構成について同じ符号を付し、説明を省略する。第3の実施形態について特に説明しない点については、第1及び第2の実施形態についての説明が適宜適用される。
第3の実施形態の情報処理装置1は、測定部14(周波数測定部)と駆動制御部6の間に配置され、測定部14によって検出された結果を所定時間遅延させて、駆動制御部6に入力する遅延処理部13を備える。
また、駆動制御部6は、遅延処理部13から所定時間遅延して入力された測定部14の検出結果に基づいて、モータ5aの駆動音の周波数が測定部14(周波数測定部)により検出された楽音の周波数の1/n倍(nは2以上の正の整数)になるようにモータ5aを制御する。
このように構成される情報処理装置1においては、測定部14によって検出された結果を所定時間遅延させて、駆動制御部6に入力する遅延処理部13は、測定部14と駆動制御部6の間に配置される。つまり、駆動制御部6は、所定時間遅延してからモータ5aを制御する。そして、駆動制御部6は、遅延処理部13による処理があった場合に、モータ5aの駆動音が測定部14により検出された楽音の周波数の1/n倍になるようにモータ5aを制御する。その結果、ユーザには、楽音から少し遅れてモータ5aの駆動音が聞こえることになる。この際、駆動音は、楽音の周波数の1/n倍であるため、ユーザには、プレシーダンス効果が生じることになり、駆動音が聞こえにくくなる。したがって、情報処理装置1は、楽音が劣化しにくい状態で、騒音となる駆動音を低減することができる。
プレシーダンス効果とは、人間の聴覚特性の1つで、音の始めの部分(高調波)が入ってくるとすぐに解析を始めるが、その直後に入ってきた後半の部分(基本波)はマスクされて、耳には届いていても聞こえにくくなるという効果である。本実施形態においては、この効果を利用して、音の始めを楽音とし、後半の音を駆動音とすることで本効果が発揮されるようファン装置5の制御が行われる。
また、遅延処理部13により遅延させる時間は、プレシーダンス効果を発揮するために求められる時間であり、例えば、楽音のスピーカ4からの出力が行われてから、1から30msecの間で設定される。
次に、第3の実施形態に係る情報処理装置1の動作について説明する。本実施形態では、まず、ファン装置5によりヒートシンク32への送風が行われている状態において、スピーカ4から音楽を出力する場合を示す。
情報処理装置1は、アプリケーションを介してユーザからの音楽の出力命令を受けて、以下に示すスピーカ4から音楽の出力音の出力動作を開始する。
まず、DSP3は、出力命令に基づいて、楽音データを処理して出力する。
次に、スピーカ4は、増幅器34を介して、楽音を出力する。本実施形態においては、1000Hzの周波数の楽音を出力する。スピーカ4から楽音が出力されることにより、遅延処理部13は、測定部14によって検出された結果を所定時間遅延させる遅延処理を行う。つまり、遅延処理部13においては、測定部14によって検出された結果を駆動制御部6に入力するためのカウントが開始される。
次に、測定部14は、DSP3により出力された楽音の周波数を検出する。本実施形態においては、1000Hzの周波数が検出される。
次に、駆動制御部6は、測定部14により検出された楽音の周波数に基づいて、駆動音の周波数が楽音の周波数の1/n倍(本実施形態においては1/10倍)になるファン5bの回転数を決定する。具体的には、駆動制御部6は、楽音の周波数が1000Hzであるため、楽音の周波数の1/10倍となる100Hzの駆動音の周波数になるファン5bの回転数を決定する。
次に、遅延処理部13は、所定時間経過することにより、駆動制御部6に入力する。なお、遅延処理部13によりカウントされる楽音の出力からの時間は、プレシーダンス効果を発揮することができる時間を考慮して決定される。
次に、遅延処理部13からの入力を受けた駆動制御部6は、モータ5aを測定部14により検出された楽音の周波数に基づいて、駆動音の周波数が楽音の周波数の1/n倍となるように制御する。具体的には、駆動制御部6は、遅延処理部13からの遅延処理後に、周波数が100Hzとなるような駆動音になるようにモータ5aを制御する。
以上のように動作する本実施形態においては、楽音の出力があった場合において、所定の時間経過後に、駆動制御部6により、楽音の出力よりも低調な楽音の周波数の1/n倍の周波数の駆動音となるように、モータ5aを制御する。
このため、スピーカ4から出力される楽音を聞くユーザは、聞こえる音の始めの部分、つまり、楽音が聞こえ、次いで、所定時間経過した後から、楽音の周波数よりも低調な周波数となるモータ5aの駆動音が聞こえるために、プレシーダンス効果により、モータ5aの駆動音がユーザに聞こえにくくなる。
したがって、情報処理装置1においては、騒音となるモータ5aの駆動音を低減することができる。また、情報処理装置1においては、楽音に変更を加えることなく、モータ5aの制御によって騒音を低減することができる。
また、本実施形態において、マイク11により音声等の入力を行う場合には、駆動制御部6により回転駆動されるファン5bの回転数により決定される駆動音の周波数に基づいて、イコライザ12Cにより遮断する周波数帯を決定する。
このように構成することにより、本実施形態においては、音声等をマイク11から入力した場合には、イコライザ12Cにより駆動音が遮断されるために、音声等のみが入力される。このため、本実施形態においては、マイク11からの入力音から騒音となるモータ5aの駆動音を低減させることができる。
次に、第4の実施形態について、図6及び図7を用いて、説明する。第4の実施形態については、主として、第1から第3の実施形態とは異なる点を説明し、第1から第3の実施形態と同様の構成について同じ符号を付し、説明を省略する。第4の実施形態について特に説明しない点については、第1から第3の実施形態についての説明が適宜適用される。
第4の実施形態の情報処理装置1において、測定部14は、DSP3により再生処理された楽音(基礎楽音)の周波数と音圧レベルを検出可能に構成される。また、メモリ31には、図7に示すように、楽音の所定の周波数の信号を所定の音圧レベルで出力したときに、当該信号によってマスキングされる信号の周波数と音圧レベルの関係を対応付けたテーブル(臨界帯域データ)が格納される。
また、駆動制御部6は、測定部14により検出された楽音の周波数と音圧レベルに基づいて、テーブルを参照し、モータ5aがファン5bを回転駆動する際に生ずる音が、当該基礎楽音によってマスキングされるようにファン5bの回転数を決定し、モータ5aを制御する。
また、情報処理装置1は、遮断できる周波数を変更可能なフィルタ12として機能するイコライザ12Cを備える。
このように構成される情報処理装置1は、音圧レベルが検出され、所定の周波数の信号を所定の音圧レベルで出力したときに、当該信号によってマスキングされる信号の周波数と音圧レベルの関係を対応付けた臨界帯域データの値に基づいて決定される臨界帯域内の周波数となるようにモータ5aを制御する。その結果、ユーザに対しては、スペクトルマスキング効果により、駆動音を聞きとりづらくさせることができる。したがって、情報処理装置1においては、楽音が劣化しにくい状態で、騒音となる駆動音を低減することができる。
なお、スペクトルマスキング効果とは、人間の聴覚特性の1つで、ある音が聞こえているときにもう1つの音を聞くと、2番目の音は、1番目の音によってかき消され(マスクされ)聞こえなくなるという効果である。図7に示すように、音圧と周波数により、マスクされる音の範囲が異なる。例えば、1kHzの音を出した場合には、図7中ハッチングで示す範囲(0.5kHzから4kHzの間)の音は、マスクされる。また、スペクトルマスキングのカーブの形は周波数によって異なり、音圧が異なるとカーブの形も異なる。また、マスキングによって生じるカーブはバンドバスフィルタのような形をしており、このフィルタ12の通過帯域幅に相当する範囲を、臨界帯域と呼ばれる。
次に、第4の実施形態に係る情報処理装置1の動作について説明する。本実施形態では、まず、ファン5bによりヒートシンク32への送風が行われている状態において、スピーカ4から音楽を出力する場合を示す。
情報処理装置1は、アプリケーションを介してユーザからの音楽の出力命令を受けて、以下に示すスピーカ4から楽音の出力動作を開始する。
まず、DSP3は、出力命令に基づいて、楽音データを処理して出力する。
次に、測定部14は、出力された楽音の音圧レベルを検出する。
次に、駆動制御部6は、測定部14の検出結果に基づいて、メモリ31の臨界帯域データを参照し、臨界帯域データにおいて対応付けられる臨界テーブルの値(臨界帯域内となる周波数の値)のモータ5aの駆動音の周波数となるようにモータ5aを制御する。
具体的には、本実施形態においては、測定部14により検出された楽音の周波数に基づいて、図7に示すように、スペクトルマスキングにおける臨界帯域内の周波数が決定される。例えば、楽音の周波数が100Hzの場合には、図7中ハッチングで示すように50Hzから400Hz付近の範囲の内の周波数が決定される。
次に、スピーカ4は、再生処理された楽音に基づいて、楽音を出力する。
以上のように動作する本実施形態は、楽音の出力があった場合において、検出される楽音の周波数に基づいて、スペクトルマスキング効果により、ユーザに聞こえにくくなる周波数を決定する。そして、駆動制御部6により、決定された周波数になるような回転数でファン5bを回転駆動するために、ユーザは、スペクトルマスキング効果により、騒音となるファン5bの駆動音が聞こえにくくなる。
したがって、本情報処理装置1においては、楽音が劣化しにくい状態で、騒音となる駆動音を低減することができる。
また、本実施形態において、マイク11により音声等の入力を行う場合には、駆動制御部6により回転駆動されるファン5bの回転数により決定される駆動音の周波数に基づいて、イコライザ12Cにより遮断する周波数帯を決定する。
このように構成することにより、本実施形態おいては、音声等をマイク11から入力した場合には、イコライザ12Cにより駆動音が遮断されるために、音声等のみが入力される。このため、本実施形態においては、マイク11からの入力音から騒音となるファン5bの駆動音を低減させることができる。
以上、本発明に係る電子機器のうち好適な実施形態について説明したが、上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。
なお、第1から第4の実施形態においては、電子機器の一例として、情報処理装置1に適用した例を挙げて説明したが、これに限られない。携帯端末等の電子機器でも適用可能であり、例えば、携帯電話機に適用することができる。携帯電話機に適用した場合には、楽音の出力部として、受話用のスピーカや着信等に用いるスピーカを利用することができる。また、送話用のマイクを本実施形態におけるマイク11として利用することができ、新たにマイクを設ける必要がなく兼用することができる。また、駆動音を発生させる駆動部として、バイブレータを駆動部することにより、バイブレータの駆動と送話や着信等による出力や受話や録音等の入力が同時に行われた場合においても、バイブレータの駆動音(騒音)を低減した送話音や着信音等を提供することができる。
1 情報処理装置(電子機器)
2 筐体
3 DSP(再生処理部)
4 スピーカ(出力部)
4a 放音面
5a モータ(駆動部)
5b ファン(回転体)
6 駆動制御部
7 加工部
11 マイク(集音部)
13 遅延処理部
14 測定部(周波数測定部)
21 開口部
22 導音経路

Claims (2)

  1. 筐体と、
    楽音データを再生処理する再生処理部と、
    楽音を出力する放音面を有する出力部と、
    回転体を回転駆動する駆動部と、
    前記駆動部を制御する駆動制御部と、
    前記回転体の回転数に基づいて、前記再生処理部での再生処理に基づく楽音を加工する加工部と、を備え、
    前記筐体は、前記放音面が露出する開口部を有し、前記放音面から出力された楽音を外部に導く導音経路が形成されており、
    前記駆動部は、前記導音経路上の所定の位置に配置されており、
    前記加工部は、前記再生処理された楽音の信号を、前記駆動部を駆動させたときの駆動音の周波数の情報に基づいて加工する加工処理を行い、
    前記加工処理は、前記再生処理部での再生処理に基づく楽音の周波数と前記駆動部の駆動音の周波数とが一致する場合に行われ、
    前記加工処理は、前記再生処理部での再生処理に基づく楽音のうち、一致した周波数にかかる前記楽音の周波数レベルをn倍(nは、正整数)に変更することにより楽音を加工する処理である電子機器。
  2. 前記加工部は、前記再生処理に基づく楽音の信号或いは前記加工された楽音の信号と、前記駆動音と同一の周波数で且つ逆位相の音の信号と、を加算する加算処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
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