JP5773793B2 - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明はズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、例えばビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、監視用カメラ、銀塩写真用のカメラ、放送用カメラ等に好適なものである。
近年、固体撮像素子を用いたビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、そして銀塩フィルムを用いたフィルムカメラ等の撮像装置は高機能化され、また装置全体が小型化されている。そしてそれに伴い、これらの撮像装置に用いられる撮影光学系には、高ズーム比で全体が小型であり、カメラの厚み(前後方向の厚み)を薄くできるズームレンズであることが求められている。
カメラの小型化とズームレンズの高ズーム比化を図るため、非撮影時に各レンズ群の間隔を撮影状態と異なる間隔まで縮小してカメラ筐体内に収納する所謂沈胴式のズームレンズが知られている。またカメラの厚みを薄くするために、撮影光学系の光軸(光路)を90°折り曲げる反射部材、例えば内面反射を利用したプリズム部材を光路中に配置した所謂屈曲式のズームレンズが知られている(特許文献1、2)。
特許文献1では物体側より像側へ順に、正、負、正、正の屈折力の第1乃至第4レンズ群を有する4群ズームレンズにおいて、第2レンズ群と第3レンズ群の間に光路折り曲げ用の反射部材を配置したズームレンズを開示している。
特許文献2では、物体側から順に、正、負、負、正、正又は正、負、負、正、負の屈折力の第1乃至第5レンズ群を有する5群ズームレンズにおいて、第2レンズ群と第3レンズ群の間に光路折り曲げ用の反射部材を配置したズームレンズを開示している。
特開2010−48855号公報 特開2010−152318号公報
一般にズームレンズを小型化するためには、ズームレンズを構成する各レンズ群の屈折力(光学的パワー=焦点距離の逆数)を強めつつ、レンズ枚数を削減すれば良い。しかしながら、このようにしたズームレンズは、各レンズ面の屈折力の増加に伴いコバ厚を確保するためにレンズ肉厚が増してしまい、特に前玉有効径(第1レンズ群の有効径)が増大し、レンズ全長の短縮化が困難になる。
また、同時に望遠端において色収差などの諸収差の発生が多くなり、これらの補正が困難になってくる。そこで、ズームレンズにおいて、高ズーム比化を図りつつ、全系の小型化を図るには各レンズ群の屈折力や結像倍率等を適切に設定することが重要になってくる。また、レンズ群の間に光路折り曲げ用の反射部材を有するズームレンズでは、カメラの厚み方向と、それに直交する方向にレンズ群を配置することでカメラの薄型化を達成することが容易となる。
しかしながら、これらの効果を得るためにはズームレンズのレンズ構成を適切に設定することが重要になってくる。例えば、反射部材の光路中の配置位置、そしてズーミングの際の各レンズ群の移動量等を適切に設定することが重要になってくる。特に各レンズ群の屈折力やズーミング時の変倍用のレンズ群の移動量等が適切でないと、ズーミングに際して諸収差の変動が多くなり、またレンズ系全体の小型化及び高ズーム比化が困難になる。
本発明は、高ズーム比で良好なる画像を容易に得ることができ、しかもカメラに適用したときカメラ等の厚みを薄くすることができるズームレンズ及びそれを用いた撮像装置の提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、光路折り曲げ用の光学素子、2つ以上のレンズ群を含む後続レンズ群を有し、ズーミングに際し、前記光学素子は不動であり、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するように、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、及び前記後続レンズ群に含まれる2つ以上のレンズ群が移動するズームレンズであって、
広角端と望遠端における前記第2レンズ群の横倍率を各々β2w、β2t、前記後続レンズ群の中で最も変倍分担の大きいレンズ群の広角端と望遠端における横倍率を各々βRw、βRtとするとき、
4.3<β2t/β2w<12.0
2.21≦βRt/βRw<3.0
なる条件式を満足することを特徴としている。
この他本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、光路折り曲げ用の光学素子、2つ以上のレンズ群を含む後続レンズ群を有し、ズーミングに際し、前記光学素子は不動であり、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するように、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、及び前記後続レンズ群に含まれる2つ以上のレンズ群が移動するズームレンズであって、
広角端と望遠端における前記第2レンズ群の横倍率を各々β2w、β2t、前記後続レンズ群の中で最も変倍分担の大きいレンズ群の広角端と望遠端における横倍率を各々βRw、βRt、広角端から望遠端へのズーミングにおける前記後続レンズ群の中で最も変倍分担の大きいレンズ群の像面に対する相対移動量をmR、前記後続レンズ群の中で最も変倍分担の大きいレンズ群の焦点距離をfRとするとき、
4.3<β2t/β2w<12.0
2.1<βRt/βRw<3.0
0.85<|mR/fR|<1.50
なる条件式を満足することを特徴としている。
この他本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、光路折り曲げ用の光学素子、後続レンズ群より構成され、該後続レンズ群は、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群、正の屈折力の第6レンズ群から成り、ズーミングに際して、前記第3レンズ群と前記第5レンズ群と前記光学素子は不動であり、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するように、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第4レンズ群、前記第6レンズ群が移動するズームレンズであって、
広角端と望遠端における前記第2レンズ群の横倍率を各々β2w、β2t、前記第3レンズ群から前記第6レンズ群の中で最も変倍分担の大きいレンズ群の広角端と望遠端における横倍率を各々βRw、βRtとするとき、
4.3<β2t/β2w<12.0
2.1<βRt/βRw<3.0
なる条件式を満足することを特徴としている。
この他本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、光路折り曲げ用の光学素子、2つ以上のレンズ群を含む後続レンズ群を有し、ズーミングに際し、前記光学素子は不動であり、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するように、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、及び前記後続レンズ群に含まれる2つ以上のレンズ群が移動するズームレンズであって、
広角端と望遠端における前記第2レンズ群の横倍率を各々β2w、β2t、前記後続レンズ群の中で最も変倍分担の大きいレンズ群の広角端と望遠端における横倍率を各々βRw、βRtとするとき、
4.3<β2t/β2w<12.0
2.1<βRt/βRw<3.0
なる条件式を満足することを特徴としている。
本発明によれば、高ズーム比で良好なる画像を容易に得ることができ、しかもカメラに適用したときカメラ等の厚みを薄くすることができるズームレンズが得られる。
本発明の実施例1の広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C) 本発明の実施例1に対応する数値実施例1の広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図 本発明の実施例2の広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C) 本発明の実施例2に対応する数値実施例1の広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図 本発明の実施例3の広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C) 本発明の実施例3に対応する数値実施例1の広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図 本発明の実施例4の広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C) 本発明の実施例4に対応する数値実施例1の広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図 本発明の実施例5の広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C) 本発明の実施例5に対応する数値実施例1の広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図 本発明の実施例5の広角端におけるレンズ断面図 (A)、(B)、(C) 本発明の実施例5に対応する数値実施例1の広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図 本発明の撮像装置の要部概略図 本発明の実施例1のズームレンズのレンズ断面図
以下、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置について説明する。本発明のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、光路折り曲げ用の光学素子、2つ以上のレンズ群を含む後続レンズ群を有する。そしてズーミングに際し、光学素子は不動であり、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するように第1レンズ群と第2レンズ群、及び後続レンズ群に含まれる2つ以上のレンズ群が移動する。
若しくは物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、光路折り曲げ用の光学素子、2つ以上のレンズ群を含む後続レンズ群を有する。そしてズーミングに際し、光学素子は不動であり、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するように第1レンズ群と第2レンズ群、及び後続レンズ群に含まれる2つ以上のレンズ群が移動する。ここで光路折り曲げ用の光学素子(反射手段)は、反射ミラー又は内面反射面を有するプリズム等である。
図1は本発明の実施例1のズームレンズの広角端(短焦点距離端)におけるレンズ断面図である。図2(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例1のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端(長焦点距離端)における収差図である。図3は本発明の実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図4(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例2のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
図5は本発明の実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図6(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例3のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。図7は本発明の実施例4のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図8(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例4のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
図9は本発明の実施例5のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図10(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例5のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。図11は本発明の実施例6のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。図12(A)、(B)、(C)はそれぞれ実施例6のズームレンズの広角端、中間のズーム位置、望遠端における収差図である。
各実施例のレンズ断面図ではプリズムに設けた内面反射面で光路を折り曲げているが各レンズ断面図では便宜上光路を展開した状態で示している。
図13は本発明のズームレンズを備えるカメラ(撮像装置)の要部概略図である。図14は本発明の実施例1において反射手段(プリズム)内に設けた内面反射面で光路を折り曲げたときのレンズ断面図である。
各実施例のズームレンズはビデオカメラやデジタルカメラそして銀塩フィルムカメラ等の撮像装置に用いられる撮影レンズ系である。レンズ断面図において、左方が被写体側(物体側)(前方)で、右方が像側(後方)である。レンズ断面図において、iは物体側からのレンズ群の順番を示し、Liは第iレンズ群である。
LRは複数のレンズ群を含む後続レンズ群である。SPはFナンバー光束を制限する開口絞り、FRは不要光をカットするフレアー絞りである。PRは光路折り曲げ用の光学素子であり、本実施例では内面反射面を有し、光路上の光路を90度又は90度前後折り曲げるプリズムよりなっている。Gは光学フィルター、フェースプレート、水晶ローパスフィルター、赤外カットフィルター等に相当する光学ブロックである。
IPは像面であり、ビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に、銀塩フィルム用カメラのときはフィルム面に相当する感光面が置かれる。収差図のうち、球面収差図において、実線のd、2点鎖線のgは各々d線及びg線である。非点収差図において点線のΔMと実線のΔSは各々メリディオナル像面、サジタル像面である。倍率色収差はg線によって表している。ωは半画角(撮影画角の半分の値)(度)、FnoはFナンバーである。
尚、以下の各実施例において広角端と望遠端は変倍用レンズ群が機構上光軸上を移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置をいう。
各実施例のズームレンズは、物体側より像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群L1、負の屈折力を有する第2レンズ群L2を有する。広角端から望遠端への変倍に際し、広角端よりも望遠端で第1レンズ群L1が撮像面に対して物体側、第2レンズ群L2が像側へ相対的に移動してズーミングを行っている。
各実施例では、ズーミングに際し、広角端に比べて望遠端において第1レンズ群L1が物体側に位置する様に、また第2レンズ群が像側に位置するように移動させている。これにより広角端におけるレンズ全長を短くし、前玉有効径の小型化を図りつつ、高いズーム比を得ている。特に、各実施例では、正の屈折力の第1レンズ群L1を物体側へ移動することで第2レンズ群L2に大きな変倍効果を持たせて第1レンズ群L1、第2レンズ群L2の屈折力をあまり大きくすることなく10〜20倍程度の高ズーム比を得ている。
第1レンズ群L1の有効レンズ径を小型にするためには、第1レンズ群L1を構成するレンズの数が少ない方が好ましい。各実施例では第1レンズ群L1を物体側から像側へ順に、負、正、正レンズの3枚のレンズを含むようにしている。
具体的に各実施例においては、正レンズと負レンズの各1枚を接合した接合レンズと、正レンズより第1レンズ群L1を構成している。これにより高ズーム比を図る際に発生する球面収差と色収差を良好に補正している。
各実施例において第2レンズ群L2は負レンズ、負レンズ、正レンズよりなり、かつ1以上の非球面を有している。
具体的には各実施例において第2レンズ群L2の最も物体側のレンズG4の片側または両側の面を非球面形状としている。これにより、主に広角端において倍率色収差、ズーム全域において像面湾曲を良好に補正している。
各実施例のズームレンズは光路折り曲げ素子(プリズム)を有するため、カメラの厚み方向と直行する方向にレンズ群を配置することでカメラの厚みを薄くしている。その結果、ズーミングに際して第1レンズ群L1および第2レンズ群L2の移動量が大きくなると、ズームレンズ鏡筒の段付き構造が複雑になり、これらのレンズ群の保持精度が難しくなる。保持精度の悪化が低下するとレンズ群が偏芯し、光学性能が低下してくる。そのため、各実施例のズームレンズは、光路折り曲げ素子よりも物体側の前群の変倍と像側の後群の変倍の分担を最適に設定している。具体的には次のとおりである。
広角端と望遠端における第2レンズ群L2の横倍率を各々β2w、β2tとする。後続レンズ群LRの中で最も変倍分担の大きいレンズ群の広角端と望遠端における横倍率を各々βRw、βRtとする。このとき、
4.3<β2t/β2w<12.0 ・・・(1)
2.1<βRt/βRw<3.0 ・・・(2)
なる条件式を満足している。
各実施例において後続レンズ群LRの中で最も変倍分担の大きいレンズ群は次のとおりである。実施例1は第4レンズ群である。実施例2は第4レンズ群である。実施例3は第4レンズ群である。実施例4は第3レンズ群である。実施例5は第3レンズ群である。実施例6は第4レンズ群である。
条件式(1)は第2レンズ群L2の変倍作用を定めたものである。条件式(2)は光路折り曲げ用の光学素子PRよりも像側の後続レンズ群LRのうち、最も変倍分担の大きいレンズ群の変倍作用を適切に定めたものである。
条件式(1)の下限を超えて第2レンズ群L2の変倍作用が小さくなると、ズームレンズが所望するズーム比(12〜20倍)を得るのが難しくなる。あるいは光路折り曲げ用の光学素子PRよりも像側の後続レンズ群LRの変倍分担が大きくなるため、カメラの横方向の光路長が長くなりカメラが大型化してくる。または、後続レンズ群LRの屈折力が大きくなるため、ズーム全域にわたるコマ収差の補正が困難になる。また、後続レンズ群LRで防振を行う場合には防振時のコマ収差の補正が困難になる。
条件式(1)の上限を超えて第2レンズ群L2の変倍作用が大きくなると、第2レンズ群L2のズーミングに際しての移動量m2が大きくなり、ズームレンズ鏡筒の構造が複雑化する。この結果前述のように光学性能が悪化してくる。
また、第2レンズ群L2の焦点距離f2が小さくなると主に広角端において像面湾曲、倍率色収差の補正が困難になる。また、ズーム全域において画面周辺像面の変動抑制が困難になる。また、主に変倍に寄与する第2レンズ群L2の屈折力が強くなるために各レンズ群の傾き・平行偏芯敏感度が高くなり、カメラを組み立てる際および通常使用時に、メカ部品のガタなどによる偏芯で良好な光学性能を得るのが難しくなる。
条件式(2)の下限を超えて光路折り曲げ用の光学素子よりも像側の後続レンズ群LRのうち、最も変倍分担の大きいレンズ群の変倍作用が小さくなると、所望のズーム比(12〜20倍)を得るのが難しくなり、第2レンズ群L2の変倍作用が大きくなる。この結果、第2レンズ群L2の移動量m2が大きくなるか、焦点距離f2が小さくなるので、前述のような光学性能が低下してくる。
条件式(2)の上限を超えて光路折り曲げ用の光学素子よりも像側の後続レンズ群LRのうち、最も変倍分担の大きいレンズ群の変倍作用が大きくなると、カメラの横方向の光路長が長くなりカメラが大型化してくる。または後続レンズ群LRの屈折力が大きくなるため、ズーム全域にわたりコマ収差の補正や防振時のコマ収差の補正が困難になる。
以上のように、各実施例では条件式(1)、(2)を満足するように広角端と、望遠端における第2レンズ群L2、後続レンズ群LRのうち最も変倍分担の大きいレンズ群の変倍分担を適切に設定している。これにより、全系の小型・薄型を図りつつ、高ズーム比でしかも全ズーム範囲にわたり高い光学性能を得ている。
尚、更に好ましくは条件式(1)、(2)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
4.5<β2t/β2w<8.0 ・・・(1a)
2.15<βRt/βRt<2.80 ・・・(2a)
以上の如く構成することにより、広画角かつ高ズーム比でズーム全域にわたり高い光学性能を有した小型のズームレンズを得ることができる。各実施例において、更に好ましくは次の諸条件のうち1以上を満足するのが良い。この他、条件式(2)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
2.21≦βRt/βRw<3.0 ・・・(2b)
各実施例において広角端から望遠端へのズーミングにおける第1レンズ群L1の像面に対する相対移動量をm1とする。広角端から望遠端へのズーミングにおける第2レンズ群L2の像面に対する相対移動量をm2とする。広角端から望遠端へのズーミングにおける後続レンズ群LRの中で最も変倍分担の大きいレンズ群の像面に対する相対移動量をmRとする。広角端と望遠端における全系の焦点距離を各々fw、ftとする。
第2レンズ群L2の焦点距離をf2とする。後続レンズ群LRの中で最も変倍分担の大きいレンズ群の焦点距離をfRとする。このとき以下の条件式のうち1以上を満足するのが良い。
0.15<|m1−m2|/ft<0.35 ・・・(3)
2.7<|mR|/fw<4.5 ・・・(4)
0.060<|f2|/ft<0.130 ・・・(5)
0.15<|fR|/ft<0.30 ・・・(6)
0.85<|mR/fR|<1.50 ・・・(7)
条件式(3)は全系を小型にしつつ高ズーム比化するために、ズーミングに際しての第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の移動量m1、m2と望遠端における全系の焦点距離ftとの関係を適切に定めたものである。
条件式(3)の下限を超えて第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の移動量m1、m2の差が全系の焦点距離ftに比べて小さくなると、第1レンズ群L1、第2レンズ群L2の焦点距離が小さくなる。この結果、広角端において像面湾曲、倍率色収差の補正が困難になる。更にズーム全域における画面周辺の像面湾曲の変動を抑制するのが困難になる。また、望遠端において球面収差、軸上色収差の補正が困難になる。
条件式(3)の上限を超えて第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の移動量m1、m2の差が全系の焦点距離ftに比べて大きくなると、ズームレンズ鏡筒の段付き構造が複雑になる。この結果、レンズ群の保持精度が悪くなることに起因して光学性能が低下してくる。または、カメラの厚みが大きくなり、カメラが大型化してくる。
条件式(4)は全系を小型にしつつ高ズーム比化するためのものである。条件式(4)は光路折り曲げ用の光学素子PRよりも像側の後続レンズ群LRのうち、最も変倍分担の大きいレンズ群のズーミングに伴う移動量mRと広角端における全系の焦点距離fwとの比を適切に定めたものである。
条件式(4)の下限を超えて後続レンズ群LRのうち、最も変倍分担の大きいレンズ群の移動量mRが、広角端における全系の焦点距離fwに比べて小さくなると、後続レンズ群LRの変倍分担が小さくなる。その結果、第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の変倍分担が大きくなるため、光学性能が低下し、またカメラが大型化してくる。
条件式(4)の上限を超えて後続レンズ群LRのうち、最も変倍分担の大きいレンズ群の移動量mRが、広角端における全系の焦点距離fwに比べて大きくなると、カメラの横方向が大きくなり、カメラが大型化してくる。また、広角端から望遠端にかけてのFナンバーFnoの変動が大きくなるので良くない。
条件式(5)は全系を小型にしつつ高ズーム比化するために、第2レンズ群L2の焦点距離f2と望遠端における全系の焦点距離ftとの比を適切に定めたものである。
条件式(5)の下限を超えて第2レンズ群L2の焦点距離f2が全系の焦点距離ftに比べて小さくなると主に広角端において像面湾曲、倍率色収差の補正が困難になり、またズーム全域において画面周辺の像面湾曲の変動を抑制するのが困難になる。また、主に変倍に寄与する第2レンズ群L2の屈折力が強くなるために各レンズ群の傾き・平行偏芯敏感度が高くなる。この結果、カメラを組み立てる際および通常使用時に、メカ部品のガタなどによる偏芯で良好な光学性能を得るのが困難になる。
条件式(5)の上限を超えて第2レンズ群L2の焦点距離f2が全系の焦点距離ftに比べて大きくなると高ズーム比化するためにズーミングに際して第2レンズ群L2の移動量を増やさなければならない。このため、光学性能が悪化し、またカメラが大型化してくる。また、第1、2レンズ群の有効径が増大してくる。
条件式(6)は全系を小型にしつつ高ズーム比化するために、光路折り曲げ用の光学素子PRよりも像側の後続レンズ群LRのうち、最も変倍分担の大きいレンズ群の焦点距離fRと望遠端における全系の焦点距離ftとの比を適切に定めたものである。
条件式(6)の下限を超えて後続レンズ群LRのうち、最も変倍分担の大きいレンズ群の焦点距離fRが、望遠端における全系の焦点距離ftに比べて小さくなると、ズーム全域にわたるコマ収差の補正が困難になる。また、上記の焦点距離fRを有するレンズ群で防振を行う場合には防振時のコマ収差の補正が困難になる。
条件式(6)の上限を超えて後続レンズ群LRのうち、最も変倍分担の大きいレンズ群の焦点距離fRが、望遠端における全系の焦点距離ftに比べて大きくなると、所望のズーム比を得るためには、焦点距離fR群の移動量が大きくなる。このため、カメラが大型化してくる。あるいは、第1レンズ群L1と第2レンズ群の変倍分担が大きくなるため、光学性能が悪化してくる。
条件式(7)は後続レンズ群LRのうち、最も変倍分担の大きいレンズ群の移動量mRと焦点距離fRとの比を適切に定めたものである。条件式(7)の下限を超えて後続レンズ群のうち、最も変倍分担の大きいレンズ群の移動量mRが小さくなるか、焦点距離fRが大きくなると、このレンズ群の変倍分担量が小さくなる。その結果第1レンズ群L1と第2レンズ群L2の変倍分担が大きくなるため、光学性能が悪化してくる。
条件式(7)の上限を超えて光路折り曲げ用の光学素子よりも後続レンズ群のうち、最も変倍分担の大きいレンズ群の移動量mRが大きくなると、カメラの横方向が大きくなりカメラが大型化してくる。あるいは焦点距離fRが小さくなると、ズーム全域にわたるコマ収差の補正が困難になり光学性能が悪化してくる。
各実施例において、更に収差補正及びズーミングの際の収差変動を小さくしつつ、レンズ系全体を小型にし、ズーム比を大きくするためには、条件式(3)乃至(7)の数値範囲を次の如く設定するのが好ましい。
0.18<|m1−m2|/ft<0.31 ・・・(3a)
2.72<|mR|/fw<3.70 ・・・(4a)
0.070<|f2|/ft<0.125 ・・・(5a)
0.18<|fR|/ft<0.28 ・・・(6a)
0.90<|mR|/fR<1.20 ・・・(7a)
以上のように各実施例によれば、光学系全体が小型・薄型でかつ12〜20倍程度の高ズーム比で、しかも全ズーム範囲にわたり高い光学性能が得られるズームレンズが得られる。
次に各実施例のズームレンズのレンズ構成について説明する。実施例1、2のレンズ断面図において、L1は正の屈折力の第1レンズ群、L2は負の屈折力の第2レンズ群、L3は負の屈折力の第3レンズ群、L4は正の屈折力の第4レンズ群、L5は負の屈折力の第5レンズ群、L6は正の屈折力の第6レンズ群である。実施例1、2は6群ズームレンズである。
光路折り曲げ用の光学素子(プリズム)は第2レンズ群L2と第3レンズ群L3との間に配置されている。開口絞りSPは第4レンズ群L4の内部に配置されている。フレアーカット絞りFPは第4レンズ群L4の像側に配置されている。
実施例1、2では、広角端から望遠端へのズーミングに際して矢印のように第1、第2、第4、第6レンズ群L1、L2、L4、L6を移動させている。具体的には、広角端から望遠端へのズーミングに際して矢印のように像面に対して相対的に、第1レンズ群L1を物体側へ、第2レンズ群L2を像側へ、第4レンズ群L4を物体側へ移動させている。第6レンズ群L6は像側へ移動してから物体側へ移動し、さらに像側へ移動するといった変曲点を2回持つ軌跡で移動させている。
開口絞りSPとフレアーカット絞りFPはズーミングに際して第4レンズ群L4と一体的に移動している。プリズムPR、第3レンズ群L3、第5レンズ群L5は不動である。尚、第3、5レンズ群L3,L5を必要に応じて他のレンズ群と独立に移動させても良い。また、実施例1、2においては第6レンズ群L6を光軸上移動させてフォーカシングを行うリヤーフォーカス式を採用している。
望遠端において無限遠物体から近距離物体へフォーカスを矢印6cに示すように第6レンズ群L6を前方に繰り出すことによって行っている。第6レンズ群L6に関する実線の曲線6aと点線の曲線6bは各々無限遠物体と近距離物体にフォーカスしているときの広角端から望遠端へのズーミングに伴う際の像面変動を補正するための移動軌跡を示している。
また、負の屈折力の第5レンズ群L5でフォーカシングを行っても良く、この場合には第5レンズ群L5を後方に繰り込むことによって行う。正の屈折力の第4レンズ群L4の一部または全体を、光軸に対し垂直方向の成分を持つように移動させて、光軸に対し垂直方向に像を変移させている。これにより光学系(ズームレンズ)全体が振動(傾動)したときの撮影画像のぶれを補正している。すなわち防振を行っている。また、撮影画像のぶれ補正のために負の屈折力の第5レンズ群L5を、光軸に対して垂直方向の成分を持つように動かしても良い。
実施例1、2では可変頂角プリズム等の光学部材や防振のためのレンズ群を新たに付加することなく防振を行うようにし、これによって光学系全体が大型化するのを防止している。
尚、各実施例ではレンズ群の全体または一部を光軸と垂直方向に移動させて防振を行っているが、移動方式はレンズ群の全体または一部を光軸に対して垂直方向の成分を持つように移動させれば、画像のぶれを補正することが可能である。例えば鏡筒構造の複雑化を許容すれば、光軸上に回転中心を持つようにレンズ群の全体または一部を回動させて防振を行っても良い。
第4レンズ群L4を正レンズ、負レンズ、正レンズと負レンズの接合レンズより構成して防振時の偏心収差を軽減している。第4レンズ群L4に非球面を用いている。これによってズーミングに伴う球面収差の変動を良好に補正している。第3、第5、第6レンズ群L3、L5、L6を1つのレンズより構成して各レンズ群の小型・軽量化を図っている。
実施例3は実施例1、2と同様の屈折力配置の6群ズームレンズである。実施例3は実施例1、2に比べて光路折り曲げ用の光学素子(プリズム)が第3レンズ群L3と第4レンズ群L4との間に配置されていること、開口絞りSPが第4レンズ群L4の物体側にあることが異なっている。この他の構成は実施例1、2と略同じである。
実施例4のレンズ断面図においてL1は正の屈折力の第1レンズ群、L2は負の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の第3レンズ群、L4は正の屈折力の第4レンズ群である。実施例4は4群ズームレンズである。光路折り曲げ用の光学素子(プリズム)は第2レンズ群L2と第3レンズ群L3との間に配置されている。開口絞りSPは第3レンズ群L3の内部に配置されている。フレアーカット絞りFPは第3レンズ群L3の像側に配置されている。
実施例4では、広角端から望遠端へのズーミングに際して矢印のように第1、第2、第3、第4レンズ群L1、L2、L3、L4を移動させている。
具体的には、広角端から望遠端へのズーミングに際して矢印のように像面に対して相対的に、第1レンズ群L1を物体側へ、第2レンズ群L2を像側へ、第3レンズ群L3を物体側へ移動させている。第4レンズ群L4は物体側へ凸状の軌跡を描いて移動させている。開口絞りSPとフレアーカット絞りFPはズーミングに際して第4レンズ群L4と一体的に移動している。プリズムPRは不動である。また、実施例4においては第4レンズ群L4を光軸上移動させてフォーカシングを行うリヤーフォーカス式を採用している。
望遠端において無限遠物体から近距離物体へフォーカスを矢印4cに示すように第4レンズ群L4を前方に繰り出すことによって行っている。第4レンズ群L4に関する実線の曲線4aと点線の曲線4bは各々無限遠物体と近距離物体にフォーカスしているときの広角端から望遠端へのズーミングに伴う際の像面変動を補正するための移動軌跡を示している。
正の屈折力の第3レンズ群L3の一部または全体を、光軸に対し垂直方向の成分を持つように移動させて、光軸に対し垂直方向に像を変移させている。これにより光学系(ズームレンズ)全体が振動(傾動)したときの撮影画像のぶれを補正している。すなわち防振を行っている。
実施例4では、可変頂角プリズム等の光学部材や防振のためのレンズ群を新たに付加することなく防振を行うようにし、これによって光学系全体が大型化するのを防止している。尚、実施例4ではレンズ群の全体または一部を光軸と垂直方向に移動させて防振を行っているが、移動方式はレンズ群の全体または一部を光軸に対して垂直方向の成分を持つように移動させれば、画像のぶれを補正することが可能である。例えば鏡筒構造の複雑化を許容すれば、光軸上に回転中心を持つようにレンズ群の全体または一部を回動させて防振を行っても良い。
第3レンズ群L3に非球面を用いている。これによってズーミングに伴う球面収差の変動を良好に補正している。第3レンズ群L3を正レンズ、負レンズ、正レンズと負レンズとを接合した接合レンズより構成している。これにより防振時の偏心収差の発生を軽減している。
実施例5のレンズ断面図においてL1は正の屈折力の第1レンズ群、L2は負の屈折力の第2レンズ群、L3は正の屈折力の第3レンズ群、L4は負の屈折力の第4レンズ群、L5は正の屈折力の第5レンズ群である。実施例5は5群ズームレンズである。光路折り曲げ用の光学素子(プリズム)は第2レンズ群L2と第3レンズ群L3との間に配置されている。開口絞りSPは第3レンズ群L3の物体側に配置されている。フレアーカット絞りFPは第3レンズ群L3の像側に配置されている。
実施例5では、広角端から望遠端へのズーミングに際して矢印のように第1、第2、第3、第5レンズ群L1、L2、L3、L5を移動させている。具体的には、広角端から望遠端へのズーミングに際して矢印のように像面に対して相対的に、第1レンズ群L1を物体側へ、第2レンズ群L2を像側へ、第3レンズ群L3を物体側へ移動させている。第5レンズ群L5は像側へ移動してから物体側へ移動し、さらに像側へ移動するといった変曲点を2回持つ軌跡で移動させている。
開口絞りSPとフレアーカット絞りFPはズーミングに際して第3レンズ群L3と一体的に移動している。プリズムPR、第4レンズ群L4は不動である。尚、第4レンズ群L4を必要に応じて他のレンズ群と独立に移動させても良い。また、実施例5においては第5レンズ群L5を光軸上移動させてフォーカシングを行うリヤーフォーカス式を採用している。
望遠端において無限遠物体から近距離物体へフォーカスを矢印5cに示すように第5レンズ群L5を前方に繰り出すことによって行っている。第5レンズ群L5に関する実線の曲線5aと点線の曲線5bは各々無限遠物体と近距離物体にフォーカスしているときの広角端から望遠端へのズーミングに伴う際の像面変動を補正するための移動軌跡を示している。また、負の屈折力の第4レンズ群L4でフォーカシングを行っても良く、この場合には第4レンズ群L4を後方に繰り込むことによって行う。
正の屈折力の第3レンズ群L3の一部または全体を、光軸に対し垂直方向の成分を持つように移動させて、光軸に対し垂直方向に像を変移させている。これにより光学系(ズームレンズ)全体が振動(傾動)したときの撮影画像のぶれを補正している。すなわち防振を行っている。また、撮影画像のぶれ補正のために負の屈折力の第4レンズ群L4を、光軸に対して垂直方向の成分を持つように動かしても良い。
実施例5では、可変頂角プリズム等の光学部材や防振のためのレンズ群を新たに付加することなく防振を行うようにし、これによって光学系全体が大型化するのを防止している。実施例5ではレンズ群の全体または一部を光軸と垂直方向に移動させて防振を行っているが、移動方式はレンズ群の全体または一部を光軸に対して垂直方向の成分を持つように移動させれば、画像のぶれを補正することが可能である。
例えば鏡筒構造の複雑化を許容すれば、光軸上に回転中心を持つようにレンズの全体または一部を回動させて防振を行っても良い。
第3レンズ群L3に非球面を用いている。これによって、ズーミングに伴う球面収差の変動を良好に補正している。第3レンズ群L3を正レンズ、負レンズ、正レンズと負レンズとを接合した接合レンズより構成している。これにより防振時の偏心収差の発生を軽減している。第4、第5レンズ群L4、L5を1つのレンズより構成して各レンズ群の小型・軽量化を図っている。
実施例6は実施例1、2と同様の屈折力配置の6群ズームレンズである。実施例6は実施例1に比べて広角端から望遠端へのズーミングに際して第5レンズ群L5を物体側へ移動している点が異なっている。この他の構成は実施例1、2と略同じである。
図14は実施例1において第2レンズ群L2と第3レンズ群L3との間に物体側からの光を折り曲げる光学素子PRを含むことで、カメラの厚み方向を薄くした状態を示している。これは他の実施例においても同様である。
図14において各部材に付した符番は図1に示した符番と同じである。次に各実施例に示したようなズームレンズを撮影光学系として用いたデジタルスチルカメラの実施形態を図13を用いて説明する。図13において、20はカメラ本体、21は実施例1〜6で説明したいずれかのズームレンズによって構成された撮影光学系である。
PRは光路折り曲げ用の光学素子としてのプリズムである。22はカメラ本体に内蔵され、撮影光学系21によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。23は固体撮像素子22によって光電変換された被写体像に対応する情報を記録するメモリである。24は液晶ディスプレイパネル等によって構成され、固体撮像素子22上に形成された被写体像を観察するためのファインダである。このように本発明のズームレンズをデジタルスチルカメラ等の撮像装置に適用することにより、小型で高い光学性能を有する撮像装置が実現できる。
次に、本発明の実施例1乃至6に各々対応する数値実施例1乃至6を示す。各数値実施例においてiは物体側からの光学面の順序を示す。riは第i番目の光学面(第i面)の曲率半径、diは第i面と第i+1面との間の間隔、ndiとνdiはそれぞれd線に対する第i番目の光学部材の材料の屈折率、アッベ数を示す。
また、kを離心率、A4、A6、A8、A10を非球面係数、光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にしてxとするとき、非球面形状は、
x=(h/R)/[1+[1−(1+k)(h/R)1/2]+A4h+A6h+A8h+A10h10
で表示される。
但しRは近軸曲率半径である。また、例えば「E−Z」の表示は「10−Z」を意味する。数値実施例において最後の4つの面は、フィルター、フェースプレート等の光学ブロックの面である。各実施例において、バックフォーカス(BF)はレンズ最終面から近軸像面までの距離を空気換算長により表したものである。レンズ全長は最も物体側のレンズ面から最終レンズ面までの距離に空気換算長のバックフォーカスを加えたものである。また、各数値実施例における上述した各条件式との対応を表1に示す。
(数値実施例1)
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 45.734 0.88 1.84666 23.9 23.70
2 20.149 4.38 1.48749 70.2 21.20
3 615.302 0.06 19.71
4 22.979 2.63 1.83481 42.7 17.30
5 165.210 (可変) 16.82
6 212.868 0.81 1.85135 40.1 12.80
7* 6.632 3.50 9.46
8 -11.068 0.50 1.88300 40.8 9.10
9 48.546 0.19 9.29
10 23.302 1.88 1.95906 17.5 9.47
11 -29.843 (可変) 9.46
12 ∞ 8.50 1.83400 37.2 7.49
13 ∞ 1.25 6.72
14 -12.149 0.50 1.48749 70.2 7.38
15 -18.702 (可変) 7.38
16* 9.558 2.13 1.55332 71.7 7.75
17* -32.929 1.00 7.75
18 ∞ 1.25 7.27(絞り)
19 10.259 0.63 1.90366 31.3 7.75
20 7.347 1.75 7.75
21* 69.223 3.25 1.58313 59.4 7.75
22 -6.684 0.50 1.83400 37.2 7.75
23 -14.284 0.75 7.75
24 ∞ (可変) 6.23(フレアーカット絞り)
25 -71.936 0.50 1.88300 40.8 7.18
26 37.386 (可変) 7.25
27 14.862 2.63 1.48749 70.2 9.97
28 -31.560 (可変) 9.92
29 ∞ 0.38 1.51633 64.1 12.50
30 ∞ 1.63 12.50
31 ∞ 0.63 1.51633 64.1 12.50
32 ∞ 1.5 12.50
像面 ∞
非球面データ
第7面
K = 3.56807e-001 A 4=-1.97016e-004 A 6=-6.08143e-006 A 8= 2.52505e-007 A10=-1.37257e-008

第16面
K = 1.44106e-001 A 4=-2.02062e-004 A 6= 3.63056e-006 A 8=-4.20493e-007 A10= 1.46253e-008

第17面
K = 0.00000e+000 A 4= 5.42362e-006 A 6= 5.43526e-006 A 8=-5.03430e-007 A10= 1.81855e-008

第21面
K =-1.54545e+001 A 4= 5.50390e-005 A 6= 3.40440e-006 A 8=-1.89333e-007 A10= 1.09743e-008

各種データ
ズーム比 13.18
広角 中間 望遠
焦点距離 5.16 19.89 68.01
Fナンバー 3.33 4.95 5.77
画角(度) 33.16 11.03 3.26
像高 3.37 3.88 3.88
レンズ全長 73.13 77.36 86.99
BF 7.48 9.57 6.52

d 5 0.54 9.02 18.14
d11 5.44 3.28 0.74
d15 16.71 3.15 0.43
d24 3.13 16.70 19.42
d26 7.86 5.77 8.82
d28 4.70 6.79 3.74
(数値実施例2)
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 55.250 0.88 2.00069 25.5 23.28
2 19.865 4.75 1.48749 70.2 20.85
3 -114.524 0.06 19.69
4 20.305 2.63 1.88300 40.8 17.15
5 154.202 (可変) 16.51
6 376.132 0.81 1.85135 40.1 12.63
7* 6.336 3.50 9.29
8 -11.800 0.50 1.88300 40.8 8.98
9 66.529 0.19 9.17
10 21.573 1.88 1.95906 17.5 9.37
11 -39.247 (可変) 9.33
12 ∞ 8.38 1.83400 37.2 7.26
13 ∞ 1.25 7.14
14 -23.619 0.50 1.48749 70.2 7.34
15 -70.831 (可変) 7.51
16* 10.724 2.63 1.55332 71.7 8.13
17* -37.728 1.00 8.13
18 ∞ 1.25 7.53(絞り)
19 9.025 0.63 1.90366 31.3 8.13
20 7.221 2.25 8.13
21* 112.601 4.00 1.58313 59.4 8.13
22 -5.531 0.50 1.83481 42.7 8.13
23 -14.093 0.75 8.13
24 ∞ (可変) 6.41(フレアーカット絞り)
25 -77.506 0.50 1.80518 25.4 7.39
26 45.811 (可変) 7.48
27 17.841 2.63 1.60311 60.6 10.44
28 -43.264 (可変) 10.32
29 ∞ 0.38 1.51633 64.1 12.50
30 ∞ 1.63 12.50
31 ∞ 0.63 1.51633 64.1 12.50
32 ∞ 0.5 12.50
像面 ∞
非球面データ
第7面
K = 1.37037e-001 A 4=-1.21694e-004 A 6=-2.46723e-007 A 8=-2.29008e-008 A10=-4.82840e-010

第16面
K = 3.53907e-001 A 4=-1.71593e-004 A 6= 4.83183e-006 A 8=-2.00888e-007 A10=-6.58057e-010

第17面
K = 0.00000e+000 A 4=-3.96853e-006 A 6= 6.51084e-006 A 8=-2.69720e-007

第21面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.75475e-004 A 6= 4.87085e-006 A 8= 1.42820e-008 A10= 1.03278e-009

各種データ
ズーム比 16.98
広角 中間 望遠
焦点距離 5.22 15.21 88.67
Fナンバー 3.46 4.29 6.08
画角(度) 32.84 14.29 2.50
像高 3.37 3.88 3.88
レンズ全長 80.16 77.56 92.51
BF 7.89 11.89 6.44

d 5 0.55 7.56 17.07
d11 6.36 0.75 0.74
d15 18.27 8.37 0.42
d24 3.13 13.03 20.98
d26 10.41 6.41 11.87
d28 5.11 9.11 3.65
(数値実施例3)
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 38.333 0.88 1.84666 23.9 23.83
2 20.393 4.38 1.48749 70.2 21.53
3 270.389 0.06 19.91
4 22.406 2.63 1.77250 49.6 17.77
5 121.516 (可変) 17.25
6 81.750 0.88 1.85135 40.1 13.04
7* 5.630 3.50 9.12
8 -14.052 0.50 1.88300 40.8 8.94
9 62.414 0.19 9.07
10 15.831 1.88 1.95906 17.5 9.30
11 -85.235 (可変) 9.14
12 -119.710 0.50 1.48749 70.2 6.96
13 52.711 0.63 6.80
14 ∞ 7.75 1.83400 37.2 6.65
15 ∞ (可変) 6.31
16 ∞ 0.13 6.81(絞り)
17* 8.125 2.38 1.76802 49.2 7.38
18* -339.468 0.19 7.38
19 10.870 0.63 1.90366 31.3 7.38
20 6.175 1.75 7.38
21* 603.604 3.25 1.58313 59.4 7.38
22 -4.803 0.50 1.83400 37.2 7.38
23 -11.166 0.75 7.38
24 ∞ (可変) 5.99(フレアーカット絞り)
25 -29.905 0.50 1.88300 40.8 7.41
26 -226.086 (可変) 7.54
27 13.651 2.63 1.48749 70.2 10.22
28 -42.986 (可変) 10.09
29 ∞ 0.38 1.51633 64.1 12.50
30 ∞ 1.63 12.50
31 ∞ 0.63 1.51633 64.1 12.50
32 ∞ 0.5 12.50
像面 ∞
非球面データ
第7面
K =-2.17063e-003 A 4=-4.27550e-005 A 6= 7.68348e-006 A 8=-4.89239e-007 A10= 1.51359e-008

第17面
K = 6.62493e-002 A 4=-2.27638e-004 A 6= 3.94832e-007 A 8=-1.54196e-007 A10=-5.44903e-009

第18面
K = 0.00000e+000 A 4=-4.38920e-005 A 6= 4.64653e-006 A 8=-4.11975e-007

第21面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.41988e-004 A 6= 9.08580e-006 A 8= 7.24863e-008 A10= 5.86327e-009

各種データ
ズーム比 11.18
広角 中間 望遠
焦点距離 5.17 13.78 57.82
Fナンバー 3.41 4.89 5.77
画角(度) 33.09 15.70 3.83
像高 3.37 3.88 3.88
レンズ全長 69.17 72.61 84.78
BF 8.87 9.32 5.98

d 5 0.44 5.04 17.84
d11 5.44 4.72 0.74
d15 16.20 4.23 1.85
d24 3.13 15.10 17.48
d26 7.53 7.08 10.43
d28 6.09 6.53 3.19
(数値実施例4)
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 46.833 0.88 1.84666 23.9 23.91
2 19.904 4.38 1.48749 70.2 21.36
3 -374.792 0.06 20.23
4 21.129 2.63 1.83481 42.7 17.89
5 128.748 (可変) 17.44
6 346.613 0.88 1.85135 40.1 13.00
7* 6.613 3.38 9.48
8 -14.185 0.50 1.88300 40.8 9.12
9 17.357 0.19 9.16
10 14.353 2.00 1.95906 17.5 9.37
11 -72.939 (可変) 9.29
12 ∞ 9.00 1.83400 37.2 7.88
13 ∞ (可変) 6.59
14* 9.136 2.13 1.55332 71.7 7.38
15* -58.793 1.00 7.38
16 ∞ 1.25 6.39(絞り)
17 8.992 0.63 1.90366 31.3 7.38
18 6.670 1.75 7.38
19* 92.448 3.25 1.58313 59.4 7.38
20 -7.058 0.50 1.83400 37.2 7.38
21 -20.616 0.75 7.38
22 ∞ (可変) 5.62(フレアーカット絞り)
23 11.299 0.63 1.77250 49.6 9.95
24 8.390 2.63 1.48749 70.2 9.61
25 59.941 (可変) 9.42
26 ∞ 0.38 1.51633 64.1 12.50
27 ∞ 1.63 12.50
28 ∞ 0.63 1.51633 64.1 12.50
29 ∞ 0.5 12.50
像面 ∞
非球面データ
第7面
K = 2.37193e-001 A 4=-1.02322e-004 A 6=-1.87083e-006 A 8= 1.29457e-008 A10=-1.54018e-009

第14面
K = 1.71627e-001 A 4=-1.86911e-004 A 6= 1.30969e-006 A 8=-3.87465e-007 A10= 2.76372e-008

第15面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.36039e-005 A 6= 2.90982e-006 A 8=-4.01768e-007 A10= 3.38589e-008

第19面
K = 1.65060e+002 A 4= 5.45353e-005 A 6= 2.68368e-006 A 8=-1.59015e-007 A10= 1.74965e-008

各種データ
ズーム比 14.45
広角 中間 望遠
焦点距離 5.16 12.65 74.61
Fナンバー 3.54 4.63 5.77
画角(度) 33.14 17.03 2.97
像高 3.37 3.88 3.88
レンズ全長 74.73 69.78 86.27
BF 6.36 13.04 6.74

d 5 0.51 4.88 16.89
d11 5.19 2.55 0.73
d13 19.83 7.81 1.04
d22 10.82 16.16 29.23
d25 3.58 10.25 3.95
(数値実施例5)
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 37.309 0.88 1.84666 23.9 23.65
2 20.147 4.38 1.48749 70.2 21.36
3 380.756 0.06 19.77
4 21.774 2.63 1.77250 49.6 17.79
5 113.710 (可変) 17.28
6 127.756 0.88 1.85135 40.1 12.54
7* 5.971 3.25 8.94
8 -14.727 0.50 1.88300 40.8 8.66
9 18.733 0.19 8.70
10 13.172 1.88 1.95906 17.5 8.93
11 -127.366 (可変) 8.81
12 ∞ 8.13 1.83400 37.2 7.14
13 ∞ (可変) 6.18
14 ∞ 0.13 6.69(絞り)
15* 8.210 2.38 1.76802 49.2 7.38
16* 155.976 0.19 7.38
17 10.276 0.63 1.90366 31.3 7.38
18 6.106 1.75 7.38
19* -210.706 3.25 1.58313 59.4 7.38
20 -4.782 0.50 1.83400 37.2 7.38
21 -10.679 0.75 7.38
22 ∞ (可変) 6.06(フレアーカット絞り)
23 -51.132 0.50 1.88300 40.8 7.72
24 -624.457 (可変) 7.80
25 16.874 2.63 1.48749 70.2 10.27
26 -34.455 (可変) 10.17
27 ∞ 0.38 1.51633 64.1 12.50
28 ∞ 1.63 12.50
29 ∞ 0.63 1.51633 64.1 12.50
30 ∞ 0.5 12.50
像面 ∞
非球面データ
第7面
K = 7.52150e-002 A 4=-3.93686e-005 A 6= 8.95884e-006 A 8=-6.16794e-007 A10= 2.30798e-008

第15面
K = 8.62579e-002 A 4=-2.06264e-004 A 6=-2.03365e-006 A 8=-2.51572e-007 A10= 1.20108e-010

第16面
K = 0.00000e+000 A 4=-5.65666e-005 A 6= 1.02907e-006 A 8=-6.23153e-007 A10= 1.47642e-008

第19面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.26845e-004 A 6= 1.29837e-005 A 8=-6.94950e-007 A10= 4.57693e-008

各種データ
ズーム比 13.19
広角 中間 望遠
焦点距離 5.16 11.56 68.01
Fナンバー 3.50 4.68 5.77
画角(度) 33.18 18.53 3.26
像高 3.37 3.88 3.88
レンズ全長 71.37 72.18 85.81
BF 8.41 9.30 6.43

d 5 0.52 3.74 17.80
d11 5.57 4.04 0.74
d13 17.86 7.16 2.05
d22 3.13 13.83 18.94
d24 8.86 7.97 10.84
d26 5.63 6.51 3.64
(数値実施例6)
面データ
面番号 r d nd νd 有効径
1 57.394 0.88 1.84666 23.9 23.61
2 21.123 4.38 1.48749 70.2 21.15
3 -254.232 0.06 19.87
4 22.890 2.63 1.88300 40.8 17.44
5 139.584 (可変) 16.80
6 306.573 0.81 1.85135 40.1 13.08
7* 6.295 3.63 9.56
8 -11.818 0.50 1.88300 40.8 9.33
9 99.890 0.19 9.59
10 21.587 1.88 1.95906 17.5 9.85
11 -34.889 (可変) 9.83
12 ∞ 8.75 1.83400 37.2 7.88
13 ∞ 1.25 7.05
14 -26.724 0.50 1.48749 70.2 7.75
15 -108.223 (可変) 7.75
16* 9.418 2.38 1.55332 71.7 8.25
17* -50.324 1.00 8.25
18 ∞ 1.25 7.39(絞り)
19 9.604 0.63 1.90366 31.3 8.25
20 7.027 1.88 8.25
21* 45.352 3.63 1.58313 59.4 8.25
22 -5.602 0.50 1.83400 37.2 8.25
23 -12.961 0.75 8.25
24 ∞ (可変) 6.19(フレアーカット絞り)
25 -66.081 0.50 1.77250 49.6 6.38
26 34.275 (可変) 6.41
27 17.206 2.63 1.48749 70.2 10.45
28 -27.674 (可変) 10.38
29 ∞ 0.38 1.51633 64.1 12.50
30 ∞ 1.63 12.50
31 ∞ 0.63 1.51633 64.1 12.50
32 ∞ 0.5 12.50
像面 ∞
非球面データ
第7面
K = 8.19995e-002 A 4=-7.55869e-005 A 6=-2.98397e-006 A 8= 1.29543e-007 A10=-3.02166e-009

第16面
K = 2.30102e-001 A 4=-1.98424e-004 A 6= 4.09245e-006 A 8=-2.01826e-007 A10=-3.68361e-009

第17面
K = 0.00000e+000 A 4=-8.49659e-008 A 6= 7.51034e-006 A 8=-3.97670e-007

第21面
K = 3.48251e+001 A 4= 1.01068e-004 A 6= 5.65942e-006 A 8=-1.69562e-007 A10= 5.90897e-009

各種データ
ズーム比 15.11
広角 中間 望遠
焦点距離 5.16 17.70 77.90
Fナンバー 3.21 4.31 5.77
画角(度) 33.18 12.35 2.85
像高 3.37 3.88 3.88
レンズ全長 74.73 75.26 88.86
BF 7.66 11.46 6.62

d 5 0.53 9.29 18.24
d11 5.36 0.93 0.74
d15 18.00 6.54 0.42
d24 3.13 9.63 12.59
d26 7.14 8.31 16.30
d28 4.88 8.67 3.83
L1 第1レンズ群 L2 第2レンズ群 L3 第3レンズ群
L4 第4レンズ群 L5 第5レンズ群 L6 第6レンズ群
LR 後続レンズ群 PR 光路折り曲げ用の光学素子

Claims (14)

  1. 物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、光路折り曲げ用の光学素子、2つ以上のレンズ群を含む後続レンズ群を有し、ズーミングに際し、前記光学素子は不動であり、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するように、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、及び前記後続レンズ群に含まれる2つ以上のレンズ群が移動するズームレンズであって、
    広角端と望遠端における前記第2レンズ群の横倍率を各々β2w、β2t、前記後続レンズ群の中で最も変倍分担の大きいレンズ群の広角端と望遠端における横倍率を各々βRw、βRtとするとき、
    4.3<β2t/β2w<12.0
    2.21≦βRt/βRw<3.0
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、光路折り曲げ用の光学素子、2つ以上のレンズ群を含む後続レンズ群を有し、ズーミングに際し、前記光学素子は不動であり、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するように、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、及び前記後続レンズ群に含まれる2つ以上のレンズ群が移動するズームレンズであって、
    広角端と望遠端における前記第2レンズ群の横倍率を各々β2w、β2t、前記後続レンズ群の中で最も変倍分担の大きいレンズ群の広角端と望遠端における横倍率を各々βRw、βRt、広角端から望遠端へのズーミングにおける前記後続レンズ群の中で最も変倍分担の大きいレンズ群の像面に対する相対移動量をmR、前記後続レンズ群の中で最も変倍分担の大きいレンズ群の焦点距離をfRとするとき、
    4.3<β2t/β2w<12.0
    2.1<βRt/βRw<3.0
    0.85<|mR/fR|<1.50
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  3. 前記後続レンズ群は、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群より構成され、ズーミングに際して前記第3レンズ群と前記第4レンズ群が移動することを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  4. 前記後続レンズ群は、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第3レンズ群、負の屈折力の第4レンズ群、正の屈折力の第5レンズ群より構成され、ズーミングに際して前記第4レンズ群は不動であり、ズーミングに際して前記第3レンズ群と前記第5レンズ群は移動することを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  5. 前記後続レンズ群は、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群、正の屈折力の第6レンズ群より構成され、ズーミングに際して前記第3レンズ群は不動であり、ズーミングに際して前記第4レンズ群と前記第5レンズ群と前記第6レンズ群は移動することを特徴とする請求項1または2に記載のズームレンズ。
  6. 物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、光路折り曲げ用の光学素子、後続レンズ群より構成され、該後続レンズ群は、物体側より像側へ順に、負の屈折力の第3レンズ群、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群、正の屈折力の第6レンズ群から成り、ズーミングに際して、前記第3レンズ群と前記第5レンズ群と前記光学素子は不動であり、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するように、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記第4レンズ群、前記第6レンズ群が移動するズームレンズであって、
    広角端と望遠端における前記第2レンズ群の横倍率を各々β2w、β2t、前記第3レンズ群から前記第6レンズ群の中で最も変倍分担の大きいレンズ群の広角端と望遠端における横倍率を各々βRw、βRtとするとき、
    4.3<β2t/β2w<12.0
    2.1<βRt/βRw<3.0
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  7. 物体側より像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、負の屈折力の第3レンズ群、光路折り曲げ用の光学素子、2つ以上のレンズ群を含む後続レンズ群を有し、ズーミングに際し、前記光学素子は不動であり、ズーミングに際して隣り合うレンズ群の間隔が変化するように、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、及び前記後続レンズ群に含まれる2つ以上のレンズ群が移動するズームレンズであって、
    広角端と望遠端における前記第2レンズ群の横倍率を各々β2w、β2t、前記後続レンズ群の中で最も変倍分担の大きいレンズ群の広角端と望遠端における横倍率を各々βRw、βRtとするとき、
    4.3<β2t/β2w<12.0
    2.1<βRt/βRw<3.0
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
  8. 広角端から望遠端へのズーミングにおける前記後続レンズ群の中で最も変倍分担の大きいレンズ群の像面に対する相対移動量をmR、前記後続レンズ群の中で最も変倍分担の大きいレンズ群の焦点距離をfRとするとき、
    0.85<|mR/fR|<1.50
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項7に記載のズームレンズ。
  9. 前記後続レンズ群は、物体側より像側へ順に、正の屈折力の第4レンズ群、負の屈折力の第5レンズ群、正の屈折力の第6レンズ群より構成され、ズーミングに際して前記第3レンズ群と前記第5レンズ群は不動であり、ズーミングに際して前記第4レンズ群と前記第6レンズ群が移動することを特徴とする請求項7または8に記載のズームレンズ。
  10. 広角端から望遠端へのズーミングにおける前記第1レンズ群の像面に対する相対移動量をm1、広角端から望遠端へのズーミングにおける前記第2レンズ群の像面に対する相対移動量をm2、広角端から望遠端へのズーミングにおける前記後続レンズ群の中で最も変倍分担の大きいレンズ群の像面に対する相対移動量をmR、広角端と望遠端における全系の焦点距離を各々fw、ftとするとき、
    0.15<|m1−m2|/ft<0.35
    2.7<|mR|/fw<4.5
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  11. 前記第2レンズ群の焦点距離をf2、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき、0.060<|f2|/ft<0.130
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  12. 前記後続レンズ群の中で最も変倍分担の大きいレンズ群の焦点距離をfR、望遠端における全系の焦点距離をftとするとき、
    0.15<|fR|/ft<0.30
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  13. 固体撮像素子に像を形成することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成される像を受光する固体撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
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