JP5772084B2 - 用紙後処理装置と画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、複写機やプリンタなどの画像形成装置から排出される用紙に対して、例えばステイプル綴じなどの後処理を施す用紙後処理装置と、この用紙後処理装置を備えた画像形成装置に関する。
従来から、画像形成装置から排出された用紙をステイプル綴じ処理を行う際に、その用紙を一旦スタックするステイプルトレイを備えた用紙後処理装置が知られている(特許文献1参照)。
かかる用紙後処理装置は、画像形成装置から排出される用紙をステイプルトレイへ送り出す搬送路およびローラと、ステイプルトレイにスタックされた用紙を搬送方向に対して揃える叩きコロと、この叩きコロによってステイプルトレイの用紙の後端部が突き当てられる後端基準フェンスなどとを備えている。
ところで、このような用紙後処理装置では、叩きコロによるZ折り紙の整合時にZ折り紙が排紙トレイの後端の突出部(エンドフェンス)に引っかかったり、また、排出ローラが設けられている場合、この排出ローラに引っかかたりして整合不良が生じてしまう。この整合不良を防止するためにはステイプルトレイの長さをZ折り紙の長さより長くする必要がある。このため、用紙後処理装置本体が大型化してしまう問題があった。
この発明の目的は、装置本体を大型化せずにZ折り紙の整合不良を防止することのできる用紙後処理装置と、この用紙後処理装置を備えた画像形成装置とを提供することにある。
請求項1の発明は、画像形成装置から排出される用紙に対して後処理を施す用紙後処理装置であって、
ステイプル綴じ処理時に用紙を一旦スタックするステイプルトレイと、
このステイプルトレイへ前記画像形成装置から排出される用紙を送り出す送出部と、
前記ステイプルトレイにスタックされた用紙を搬送方向に対して揃える揃え手段と、
この揃え手段によってステイプルトレイの用紙の後端部が突き当てられる後端基準フェンスと、
前記ステイプルトレイの用紙を幅方向に整合するジョガーフェンスと、
綴じ処理された用紙を排紙トレイに排紙する排紙手段と、
前記排紙トレイに排紙された用紙を幅方向に整合する整合手段とを備え、
この整合手段の上に、前記ステイプルトレイからはみ出た用紙の一部を載置する載置部設けられ、且つ該整合手段は上下移動可能であることを特徴とする。
この発明によれば、用紙後処理装置本体を大型化せずにZ折り紙の整合不良を防止することができる。
この発明に係る用紙後処理装置の構成を概略的に示した概略構成図である。 図1に示す用紙後処理装置の整合機構を示した斜視図である。 図2に示す整合機構のブラケットの一部を示す部分断面図である。 図3の側面図である。 シフト排紙時の用紙後処理装置の用紙の経路を示した説明図である。 ステイプルモード時の用紙後処理装置の動作を示した説明図である。 Z折り紙がスイッチバックされる際の用紙後処理装置の動作を示した説明図である。 用紙後処理装置の制御系の構成を概略的に示したブロック図である。 用紙後処理装置の動作を示したフロー図である。 第2実施例の整合機構の構成を示した斜視図である。 図10に示す整合機構のブラケットの一部を示す部分断面図である。 図11の側面図である。 第2実施例の当接部および載置部とステイプルトレイとの位置関係を概略的に示した斜視図である。 Z折り紙の引っかかりの防止を説明するための説明図である。
以下、この発明に係る用紙後処理装置の実施の形態である実施例を図面に基づいて説明する。
[第1実施例]
図1において、700は複写機などの画像形成装置、800は画像形成装置700から排出された用紙をZ折りに処理するZ折り処理部、AはZ折り紙あるいは通常のシートをステイプル綴じ処理などを行う用紙後処理装置である。画像形成装置700は用紙後処理装置Aを備えている。
[用紙後処理装置]
用紙後処理装置Aは、画像形成装置700から排出されてきた画像形成済みの用紙PまたはZ折り処理部800でZ折り処理されたZ折り紙(説明の便宜上、用紙Pとする)を受け入れる導入経路1と、用紙Pを中間積載する搬送経路2と、搬送経路2で用紙中間部を中綴じされた用紙束を紙折部へと搬送する搬送経路3と、整合機構500(図2参照)と、用紙Pに孔を開ける用紙穿孔ユニットBと、用紙Pを中折りする中折ユニットCなどとを備えている。
導入経路1には、入口ローラ10と入口センサ13とが配置され、入口センサ13は用紙Pが用紙後処理装置A内へ搬入されたことを検知する。入口ローラ10の下流には用紙穿孔ユニットBが配置され、その下流には、搬送ローラ(送出部)11,12が配置され、この搬送ローラ11,12により搬送経路2へと用紙Pが搬送される。
搬送経路2には、叩きローラ(揃え手段)15と排紙ローラ(排紙手段)26と排紙センサ28とが配置されている。シフトモード時、シフト機構を有する搬送ローラ12が図示しない駆動手段により、搬送方向と直角方向に一定量移動することによって搬送中の用紙Pは一定量シフトされるとともに、排紙ローラ26により上下動可能な排紙トレイ5に排紙される。排紙ローラ26によって排紙された用紙Pは整合機構500(図2参照)の整合部材51A,51Bで整合されて排紙トレイ5に順次スタックされていく。
排紙トレイ5への排出口部は、排紙ローラ26と従動ローラ(排紙手段)27とで用紙又は用紙束を挟持して排出する対構造となっている。これは、排紙ローラ26に対する従動ローラ27の接離動作で、用紙又は用紙束を挟持して排出可能な閉状態と、挟持しない開状態とを選択的に取り得るようになっており、開状態のとき用紙のシフト動作を完了させ、この後、閉状態にして用紙を挟持させて排紙させる。
また、排出口部上方付近にフィラー40の一端が設けられており、このフィラー40は、スタックされる用紙Pの幅方向の中央付近に位置し、その一端を中心にして上下方向に回動自在となっている。フィラー40の先端はスタックされる用紙Pの上面に接し、フィラー40の一端付近には、フィラー40の先端の高さ位置を検知する上面検知センサE1(図8参照)が設けられている。この上面検知センサE1によりスタックされた用紙Pの紙面高さを検知する。
排紙トレイ5上の積載枚数の増大により用紙の高さが所定高さ以上になると、上面検知センサE1がオンするようになっている。上面検知センサE1のオンにより、制御装置1000(図8参照)は排紙トレイ5を上下動させるモータM1を制御して排紙トレイ5を下降させる。排紙トレイ5が下降し上面検知センサE1がオフすると、排紙トレイ5の下降を停止する。この動作を繰り返し、排紙トレイ5に積載された用紙の高さが規定のトレイ満杯高さまで達すると、用紙後処理装置Aの制御装置1000から画像形成装置700に停止信号を出力し、画像形成装置700の動作を停止させる。
搬送経路2には、ステイプルトレイ21と、接離動作が可能な束排紙ローラ30,31が配置され、搬送経路2の終端位置には紙面と直交する方向へ進退するドライバとクリンチャとに分割されたステイプル50と、紙面と直交する方向に進退してステイプルトレイ21上の用紙の整合を行う相対向した一対のジョガーフェンス22などとが設けられている。
搬送経路2に搬送されてきた用紙は、ステイプルトレイ21上に排出されるとともにジョガーフェンス22によって幅方向位置に整合される。また、叩きローラ15は、振り子運動を行って用紙上面に当接することで用紙をステイプル50方向にスイッチバックさせ、さらに戻しコロ41によりその用紙後端を基準フェンス24に突き当てる。この突き当てにより用紙束の縦方向(搬送方向)の位置(ズレ)を整合する。
このようにして整合された用紙束は、端綴じモード時はステイプル50が紙面と直交する方向に移動して用紙束の下縁部の適所をステイプルすることにより綴じられて、排紙ローラ26と従動ローラ27とにより挟持されることにより排紙トレイ5上に排紙される。
また、中綴じモードでは用紙束の整合が完了した後、用紙束は束排紙ローラ30,31によって挟持され、基準フェンス24は用紙束搬送の邪魔とならないように用紙幅の外側に待避する。次に、用紙束は束排紙ローラ30,31によって所定位置まで搬送され、用紙束の中間部の適所をステイプル50でステイプルすることにより、用紙束は中綴じされる。
中綴じされた用紙束は、さらに中折ユニットCの束排紙ローラ61,62によりこの中折ユニットC内に搬送されて、紙折ブレード71と紙折ローラ72とにより中折され、この中折された用紙束は排紙ローラ73によって中綴じトレイ6上に排紙される。
用紙穿孔ユニットBと、搬送経路3を有する中折ユニットCは用紙後処理装置A本体内に着脱可能に装着されており、使用者のニーズに応じて用紙穿孔ユニットBと中折ユニットCのうちいずれか一方または両方を省略した用紙後処理装置を提供することが可能となっている。
[整合機構]
整合機構500は、図2に示すように、ケース501内に配置された駆動ギア502および従動ギアー503と、駆動ギア502および従動ギアー503に巻回されたタイミングベルト513と、タイミングベルト512を介して駆動ギア502を回動させるモータ511と、左右方向(用紙幅方向)に延びたガイドレール505と、ガイドレール505に装着されるとともにガイドレール505に沿って移動可能なブラケット515A,515Bと、このブラケット515A,515Bを貫通するとともに上下方向に移動可能な軸514と、この軸514に装着されるとともに軸514に沿って移動可能な整合部材51A,51Bと、軸514を上下動させる上下動機構520とを有している。
[ブラケット]
ブラケット515Aは、ブラケット本体515Haの上に形成された取付部515Acを有し、この取付部515Acはタイミングベルト513の前側であるベルト部513Aに固定されている。ブラケット515Aはタイミングベルト513の回転移動により左右方向(用紙幅方向)に移動する。また、ブラケット本体515Haは、図3および図4に示すように、上下に延びたスリットSA1が形成された一対の壁1KAを有している。
一対の壁1KA内には、整合部材51Aのアーム部51Amが配設され、このアーム部51Amの上部に軸514が貫通され、この軸514が壁1KAのスリットSA1内に上下動可能に配置されている。この軸514の上下動によって整合部材51Aが上下動することになる。
また、ブラケット515Aの左右方向(図3において)の移動により、整合部材51Aが軸514に沿って左右方向に移動するようになっている。
ブラケット515Bは、タイミングベルト513の後側であるベルト部513Bに固定された取付部515Bcを有し、ブラケット515Aと同じ構成となっているのでその説明は省略する。
そして、タイミングベルト513の時計回り(図2において)の回動移動により、ブラケット515A,515Bは互いに接近する方向に移動し、反時計回りの回動移動により、ブラケット515A,515Bは互いに離反する方向に移動する。
ブラケット515Bの左右方向の移動により整合部材51Bが軸514に沿って左右方向に移動し、軸514の上下動によって整合部材51Bが上下動するようになっている。
[上下動機構]
上下動機構520は、モータ510と、このモータ510の駆動軸(図示せず)に装着された駆動ギア521と、この駆動ギア521と図示しない従動ギアーとを巻回したタイミングベルト516と、このタイミングベルト516に固定されたブラケット522などとを有し、ブラケット522には軸514が片持支持されている。モータ510の駆動によりタイミングベルト516の回動移動によりブラケット522が上下動する。この上下動とともに軸514が上下動することになる。
ここでは、タイミングベルト516が時計回り(図2においいて)に回動移動すると軸514が上方に移動し、タイミングベルト516が反時計回りに回動移動すると軸514が下方に移動する。
[整合部材]
整合部材51Aは、排紙トレイ5に排紙された用紙Pを幅方向に整合するほぼ半円板状の当接部(整合手段)51Aaと、この当接部51Aaの上に設けられた平板状の載置部151Aと、当接部51Aaおよび載置部151Aに連続形成されたアーム部51Amとを有している。載置部151Aは当接部51Aaの面と直交した載置面を形成しており、当接部51Aaと載置部151Aとで正面視で逆L字形を呈している。この載置部151Aは、ステイプルトレイ21からはみ出た用紙の一部を載置するものである。
整合部材51Bは、整合部材51Aと同じ構成なのでその説明は省略する。
[シフト排紙時の用紙の経路の説明]
図5に示すように、シフト排紙時には整合部材51A,51Bの載置部151A,151Bは使用しない。
この場合、整合部材51A,51Bの載置部151A,151Bと用紙とが干渉しないように、整合部材51A,51Bを図5に示すように上方へ移動させておく。整合部材51A,51Bの載置部151A,151Bは排紙ローラ26と従動ローラ27とで形成される用紙排紙口より上にあれば用紙と干渉することはない。
整合部材51A,51Bで排紙トレイ5に排出された用紙を整合するには、排紙トレイ5の上面に整合部材51A,51Bの当接部51Aa,51Baが位置すように、当接部51Aa,51Baと同じ大きさの形状の半円形の窪み5Kを排紙トレイ5の上面に形成する。そして、排紙トレイ5と整合部材51A,51Bの当接部51Aa,51Baを図5に示すようにオーバーラップさせるようにすれば、排紙トレイ5に積載された用紙を整合部材51A,51Bの当接部51Aa,51Baで整合させることができる。
[ステイプルモード時の動作]
ステイプルモード時は、ステイプルトレイ21上に用紙を整合・積載してステイプルする。以下にZ折りされた用紙Pの整合動作を説明する。
図6に示すように、搬送ローラ12から排出された用紙Pはジョガーフェンス22によって幅方向位置に整合される。
用紙Pの一部がステイプルトレイ21からはみ出し、このはみ出した部分が整合部材51A,51Bの載置部151A,151Bに載置される。
搬送ローラ12から排出される際、整合部材51A,51Bの載置部151A,151Bを、ステイプルトレイ21と排紙トレイ5とを結ぶ延長線より下方位置に待機させておく。この待機により、ステイプルトレイ21に排出された用紙Pの載置部151A,151Bへの引っかかりが防止される。
用紙Pは、ジョガーフェンス22によって整合されたら、図7に示すように、叩きローラ15により基準フェンス24の方向へスイッチバックさせる。この際、整合部材51A,51Bを上方向へ移動させ、載置部151A,151Bをステイプルトレイ21と排紙トレイ5とを結ぶ延長線より上方位置に待機させる。これにより、スイッチバックの際に用紙Pが排紙トレイ5の後端側に設けられたエンドフェンス52に引っかかるのを防止する。
スイッチバックされた用紙Pは、戻しコロ41によりさらに基準フェンス24側へ移動され、用紙Pの後端が基準フェンス24に突き当てられる。この突き当てにより用紙束は縦方向位置に整合される。
ところで、整合部材51A,51Bの載置部151A,151Bの上面を、ステイプルトレイ側を低くし、排紙トレイ5側を高くしておく、すなわち、載置部151A,151Bの上面を排紙トレイ5側が高くなるように傾斜させておく。この傾斜により、叩きローラ15による用紙Pのスイッチバックの際、用紙Pの自重による負荷を低減できるため、用紙整合不良を低減できる。
[制御系]
図8は、用紙後処理装置Aの制御系の構成を概略的に示したブロック図であり、M1は排紙トレイ5を上下動させるモータ、M2は叩きローラ15を振り子運動させるモータ、M3は戻しコロ41を回転させるモータである。1000は、入口センサ13,排紙センサ28,上面検知センサE1など検知信号と、画像形成装置700からの指令信号などとに基づいてモータ510,511,M1〜M3やステイプル50や用紙穿孔ユニットBや中折ユニットCなどを制御する制御装置である。また、この制御装置1000は各ローラなどをそれぞれ駆動させるモータ(図示せず)を制御する。
[動 作]
次に、上記のように構成される用紙後処理装置Aの動作を図9に示すフロー図に基づいて説明する。
ステップ1でステイプルモードであるか否かが判断され、ノーであればステップ12へ進み、イエス(ステイプルモード)であればステップ2へ進む。ステイプルモードであるかどうかの判断は画像形成装置700から送信されてくる命令信号に基づいて制御装置1000が判断する。
ステップ2では、モータ510が制御されて整合部材51A,51Bは下降されて図6に示す位置に位置される。すなわち、ステイプルモードの場合、用紙Pを画像形成装置700から受け入れる前に、整合部材51A,51Bは下降してその載置部151A,151Bに用紙Pが積載できるように待機する。
ステップ3では、搬送ローラ12から排出されたZ折りの用紙Pはジョガーフェンス22によって幅方向位置に整合されてステイプルトレイ21に載置される。ステイプルトレイ21に載置された用紙Pの一部がステイプルトレイ21からはみ出て整合部材51A,51Bの載置部151A,151Bに載置される。
ステップ4では、制御装置1000がモータ510を制御して整合部材51A,51Bを上方向へ移動させ、載置部151A,151Bをステイプルトレイ21と排紙トレイ5とを結ぶ延長線より上方位置に待機させ、用紙Pがスイッチバックの際にエンドフェンス52に引っかからないようにする。
ステップ5では、モータM2を制御して叩きローラ15を図7に示すように振り子運動で用紙Pを基準フェンス24の方向へスイッチバックさせる。
ステップ6では、スイッチバックされた用紙Pは、ジョガーフェンス22によって幅方向位置に整合されるとともに、モータM3の制御によって戻しコロ41によりさらに基準フェンス24側へ移動され、その後端が基準フェンス24に突き当てられて縦方向位置に整合される。
ステップ7では、次の用紙が送られてくるか否かが判断され、イエスであればステップ11へ進み、ノーであればステップ8へ進む。この判断は、入口センサ13の検知に基づいて制御装置1000が判断する。
次の用紙が送られてくる場合、ステップ11ではステップ3と同じ処理を行い、用紙が順次送られてくる場合には、用紙の送りがなくなるまでステップS5〜S7,S11の処理動作が繰り返し行われ、整合動作が繰り返し行われることになる。
2枚目以降はすでにスタックされた用紙の一部が整合部材51A,51Bの載置部151A,151Bに載置されることにより、エンドフェンス52や載置部151A,151Bに用紙が引っかかることはなく、このため整合部材51A,51Bを上昇、下降させる必要はない。
用紙の送りが終了すると、つまり次の用紙がない場合、ステップ7からステップ8へ進むことになる。
ステップ8では、ステイプル50の制御を行って用紙束を綴じる。
ステップ9では、モータ511を制御して整合部材51A,51Bを左右に退避させる。
ステップ10では、排紙ローラ26と従動ローラ27とで用紙束を挟み、排紙トレイ5へ排出する。
上述したように、ステイプルトレイ21からはみ出た用紙(Z折り紙)Pの一部を整合部材51A,51Bの載置部151A,151Bで載置するようにしたものであるから、ステイプルトレイ21の長さ(搬送方向の長さ)が短くてもエンドフェンス52や排紙ローラ26にZ折り紙し折り部が引っかかるのを防止することができる。しかも、ステイプルトレイ21の長さをZ折り紙Pよりも短くすることができることにより、用紙後処理装置Aの小型化を図ることができる。
換言すれば、用紙後処理装置A本体を大型化せずにZ折り紙の整合不良を防止することができる。
[シフト排紙・ストレート排紙モードの場合]
シフト排紙・ストレート排紙モードの場合にはステップ1でノーと判断されてステップ12へ進む。
ステップ12では、モータ510が制御されて整合部材51A,51Bは上昇されて図5に示す位置に位置される。
シフト排紙時には排紙トレイの整合部材51A,51Bの載置部151A,151Bは使用しない。この載置部151A,151Bと用紙Pとが干渉しないように整合部材51A,51Bを上方へ移動させるものである。
ステップ13では、シフト機構を有する搬送ローラ12が用紙を搬送方向と直交方向に一定量移動させるとともに、排紙ローラ26と従動ローラ27とで用紙を挟み、排紙トレイ5に排紙する。
ステップ14では、排紙トレイ5に排紙された用紙Pは、整合部材51A,51Bにより整合される。
ステップ15では、次の用紙があるか否かが判断され、ノーであれば終了し、イエスであればステップ16へ進む。
ステップ16では、部の区分けが必要か否かが判断され、ノーであればステップ13へ戻り、イエスであればステップ17へ進む。
部の区分けが必要でなく、次の用紙が送られてくる場合、ステップ13〜ステップ16の処理動作が繰り返し行われ、排紙トレイ5に用紙Pが整合部材51A,51Bにより整合されてスタックされていく。
部の区分けが必要な場合、ステップ17では、整合部材51A,51Bを搬送方向に対して直交する方向へ移動させる。この移動の際、整合部材51A,51Bをそのままの高さ位置で移動させると、排紙トレイ5上の用紙と干渉してしまうので、整合部材51A,51Bをさらに上昇させるか排紙トレイ5を下降させるかのどちらかを行ってから整合部材51A,51Bをその直交方向へ移動させる。
なお、整合部材51A,51Bの直交方向への移動は、例えば排紙トレイ5または整合機構500全体を左右方向(用紙幅方向)に移動可能に設けて行う。
[第2実施例]
図10ないし図12は、第2実施例の整合機構1500の構成を示したものである。アーム部51Amの下部に平板状の当接部251Aがほぼ垂直状態で取り付けられている。この当接部251Aの内側の中間位置に平板状の載置部351Aがほぼ水平状態となって設けられている。
載置部351Aより上となる当接部251Aの上部251Aaは、載置部351Aに載置された用紙を整合する上整合部となっている。また、当接部251Aの下部251Abは、排紙トレイ5上の用紙を整合する整合部(整合手段)となっている。
同様に、アーム部51Bmの下部に当接部251Bが取り付けられており、この当接部251Bに載置部351Bが設けられており、その構成は上記と同様なので詳細な説明は省略する。
この第2実施例の整合機構1500は、搬送方向に長い用紙を整合する際の整合不良の防止も図れるようにしたものである。
用紙を幅方向に整合する場合、ステイプルトレイ21のジョガーフェンス22,22にて整合動作を行う。
長尺用紙、特に薄紙などの腰の弱い紙の場合、用紙の下端(図13の右端部)に近いところで整合を行うため、用紙がスキューして整合不良となってしまうことがある。
図13に示すように、当接部251A,251Bの載置部351A,351Bに積載される用紙Pを当接部251A,251Bの上部251Aa,251Baで整合できるようにしたものであるから、ジョガーフェンス22,22の整合動作に併せて、載置部351A,351Bに積載される用紙Pを当接部251A,251Bの上部251Aa,251Baによって整合すれば、整合時のスキューを防止でき整合不良の防止を図ることができる。
ステイプルトレイ21上の用紙Pを整合した後、ステイプルで綴じるまでは当接部251A,251Bを動作させると用紙Pがずれてしまい綴じ不良になってしまう可能性がある。このため長尺紙をステイプルする場合は、当接部251A,251Bの上下動作は行わず、用紙幅方向の整合動作のみとするのが良い。しかし、用紙束は載置部351A,351B上にあるためジョガーフェンス22,22のによる幅方向の整合動作時に用紙束の一番下の用紙がずれてしまう恐れがある。
この用紙のずれを防止するには、先にジョガーフェンス22,22にて用紙を整合した後に当接部251A,251Bで用紙束を整合する。当接部251A,251Bで用紙束を整合するときはジョガーフェンス22,22を固定し、用紙のずれを防ぐ。
[Z折り紙の引っかかりの防止]
図14は、ステイプルトレイ21にスタックされたZ折り紙の引っかかりの防止を説明するための説明図である。
Z折り紙をスタックする場合、先行してスタックされた用紙P1の折り目に用紙P2が引っかかってしまう可能性がある。
ステイプルトレイ21にスタックされている用紙の枚数に応じて、排紙トレイ5の整合部材51A,51Bを上昇させる高さを変えて、排紙トレイ5の整合部材51A,51Bの載置部151A,151Bを、ステイプルトレイ21にスタックされた用紙の高さより上げることで図14に示すように用紙P2が用紙P1に引っかかるのを防止できる。
この発明は、上記実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
12 搬送ローラ(送出部)
15 叩きローラ(揃え手段)
21 ステイプルトレイ
22 ジョガーフェンス
24 基準フェンス(後端基準フェンス)
26 排紙ローラ(排紙手段)
27 排紙ローラ(従動ローラ:排紙手段)
51Aa 当接部(整合手段)
51Ba 当接部(整合手段)
151A 載置部(載置面)
151B 載置部(載置面)
特開2009−107777号公報

Claims (8)

  1. 画像形成装置から排出される用紙に対して後処理を施す用紙後処理装置であって、
    ステイプル綴じ処理時に用紙を一旦スタックするステイプルトレイと、
    このステイプルトレイへ前記画像形成装置から排出される用紙を送り出す送出部と、
    前記ステイプルトレイにスタックされた用紙を搬送方向に対して揃える揃え手段と、
    この揃え手段によってステイプルトレイの用紙の後端部が突き当てられる後端基準フェンスと、
    前記ステイプルトレイの用紙を幅方向に整合するジョガーフェンスと、
    綴じ処理された用紙を排紙トレイに排紙する排紙手段と、
    前記排紙トレイに排紙された用紙を幅方向に整合する整合手段とを備え、
    この整合手段の上に、前記ステイプルトレイからはみ出た用紙の一部を載置する載置部設けられ、且つ該整合手段は上下移動可能であることを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記整合手段の載置部は、排紙トレイ側にいくにしたがって高さが高くなっていることを特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
  3. 前記ステイプルトレイ上を用紙が搬送されて整合される際、その用紙が排紙方向に搬送されているとき、前記整合手段の載置部がステイプルトレイの上面より下に位置し、
    前記用紙が排紙方向と逆方向へ搬送されているとき、前記整合手段の載置部がステイプルトレイの上面より上に位置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の用紙後処理装置。
  4. 前記整合手段は、1枚目の整合時のみ上下方向に移動することを特徴とする請求項3に記載の用紙後処理装置。
  5. 前記ステイプルトレイに用紙をスタックさせて整合する際、このスタックされた用紙の枚数に応じて前記整合手段の高さ位置を調整することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の用紙後処理装置。
  6. 前記整合手段の載置部に載置された用紙を幅方向に整合する整合部を設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の用紙後処理装置。
  7. 前記整合手段の載置部に載置される用紙を前記整合部で整合する際、前記ジョガーフェンスを固定することを特徴とする請求項6に記載の用紙後処理装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1つに記載の用紙後処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置
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