JP5760598B2 - 地下埋設型制御盤 - Google Patents

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Description

本発明は、地下埋設型制御盤に関する。この地下埋設型制御盤は、マンホールポンプ制御用の制御盤として好適である。
この種の技術としては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。特許文献1には、地下に埋設されたハンドホール内に設置される釣鐘形状のケースを具備してなる地下埋設型制御盤が記載されている。特許文献1に記載された発明は、制御盤本体の内部に配線された盤内ケーブルと外線ケーブルとを接続するためのコネクタを支持台に取り付けていることを特徴とする。支持台に取り付けられたコネクタにより、盤内ケーブルと外線ケーブルとの接続が容易に行える。
特開2001−37057号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような釣鐘形状のケースを具備してなる地下埋設型制御盤において、当該制御盤が長時間水没したときに、制御盤内が浸水するという問題が生じた。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、長時間水没した場合であっても、制御盤内への浸水を防止できる地下埋設型制御盤を提供することである。
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意検討した結果、制御盤本体と地上に設けられる電気盤とを接続する外線ケーブルの中途部を一旦切断し、切断した箇所を再度つなぎ合わせた上でこの部分を樹脂で埋める(固める)ことにより、前記課題を解決できることを見出し、この知見に基づき本発明が完成するに至ったのである。
すなわち、本発明は、地下に埋設されたハンドホール内に設置される制御盤本体と、地下に埋設されたハンドホール内に設置され、下端が大気開放されており、前記制御盤本体をその上方から覆って収容する釣鐘形状のケースと、前記制御盤本体に一端が接続され、当該制御盤本体の設置レベルよりも高い位置まで他端が配線される外線ケーブルと、を備え、前記外線ケーブルの内部のうち少なくとも一部が絶縁物で埋められていることを特徴とする地下埋設型制御盤である。
ここで、下端が大気開放されており制御盤本体をその上方から覆って収容する釣鐘形状のケースは、例えば逆さにしたコップを想像するとその構造・機能が理解しやすい。大雨などでハンドホール内が水没してしまった場合でも、上記ケース内の空気はケース内に閉じ込められた状態にある。これにより、ケース内の制御盤本体が水没してしまうことは、通常はない。
しかしながら、従来は、制御盤本体を収容する上記ケースが長時間水没した状態にあると、ケース内の気圧と大気圧との間の圧力差により、制御盤本体の設置レベルよりも高い位置に設けられる例えば電気盤と当該制御盤本体とを接続する外線ケーブルからケース内の空気が少しずつ外部に漏れていた。その結果、ケース内の液位が上昇していき、やがて制御盤本体が水没してしまう。制御盤が長時間水没したときに、制御盤内が浸水してしまう原因が上記にあることを、様々な検討を重ねた結果、本発明者らはつきとめた。
本発明の上記した構成によると、外線ケーブルから空気が漏れることを防止できる。すなわち、制御盤が長時間水没した場合であっても、制御盤内への浸水を防止することができる。
また本発明において、前記外線ケーブルは、少なくとも1本の被覆された電気線と、前記電気線を覆うケーブル外被と、を有し、前記ケーブル外被と前記電気線との隙間が樹脂で埋められていることが好ましい。
ケーブル外被と電気線との隙間を埋める絶縁物としては、樹脂、油などを挙げることができる。施工の容易性およびシール性の観点から、油よりも樹脂を用いることが好ましい。
本発明によると、外線ケーブルの内部のうち少なくとも一部を絶縁物で埋めることにより、外線ケーブルから空気が漏れることを防止できる。その結果、制御盤が長時間水没した場合であっても、制御盤内への浸水を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る地下埋設型制御盤の設置状態を示す全体図である。 図1のA部詳細図である。 図2のB部詳細図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態は、本発明の地下埋設型制御盤をマンホールポンプの制御盤として用いる例を示すが、本発明の地下埋設型制御盤は、マンホールポンプの制御盤としてだけでなく他の機器の制御盤として用いることもできる。
図1に示すように、地下埋設型制御盤1は、地下に埋設されたコンクリート製のハンドホール4内に設置されている。また、地上には、鋼管柱7に取り付けられた状態で電気盤2が設置されている。そして、地下埋設型制御盤1には、電気盤2から外線ケーブル3が引き込まれている。また、ハンドホール4の底には排水管6が接続されている。なお、図1においてマンホールポンプの図示は省略した。ハンドホール4は、コンクリート製ではなく、鋼板製、樹脂製の場合もある。また、外線ケーブル3は、例えば地下に埋設されたコンクリート製の配管径路の中に挿入されたり、プラスチック製のチューブに挿入された状態で地下に埋設されたりする。
図2に示すように、地下埋設型制御盤1は、制御盤本体8と、制御盤本体8をその上方から覆って収容する釣鐘形状のケース5とを有する。
腐食防止および強度確保の観点から、ステンレス製のケース5とすることが好ましいが、ケース5はステンレス製に限られることはない。ケース5は、筒状のケース本体5aと、ケース本体5aの上端に溶接などで取り付けられた上蓋5bとを具備してなり、その下端は大気開放されている。上蓋5bはその中央部が周囲よりも高い滑らかに湾曲した形状とされている。ケース本体5aと上蓋5bとは、その接続部から空気が漏れないように隙間なく溶接などで接続される。
また、ケース5の下端からその内部へ引き込まれた外線ケーブル3は、3本の電気線9a〜9cにて制御盤本体8に接続されている。図3に示したように、外線ケーブル3は、3本の被覆された電気線9a〜9cと、電気線9a〜9cを覆うケーブル外被10とからなる。なお、電気線9a〜9cは、動力線であったり制御線であったりする。
ここで、図2にその位置を、図3にその詳細を示したように、外線ケーブル3は、中途部で一旦切断され、切断された箇所は再度つなぎ合わされた上でエポキシ樹脂11により埋められている(固められている)。なお、エポキシ樹脂11ではなく他の種類の防水性・密封性を備えた樹脂で埋められていてもよい。さらには、ケーブル外被10と電気線9との隙間に油を注入することにより、外線ケーブル3の内部を油で埋めるようにしてもよい。施工の容易性およびシール性の観点からは、油よりも樹脂を用いることが好ましい。
図3を参照しつつ施工方法について説明する。外線ケーブル3を中途部で一旦切断する。切断箇所のケーブル外被10を剥がして電気線9はむき出しにする。また、切断箇所の電気線9の被覆も剥がす。電気線9の芯線同士を、端子13を介して再度つなぎ合わせる。なお、端子13は、端子台14に所定の間隔をあけて配置されている。芯線同士をつなぎ合わせた後、切断箇所に容器12を配置し、容器12内にエポキシ樹脂11を充填して固める。これにより、ケーブル外被10と電気線9との隙間がエポキシ樹脂11で埋められる。
本実施形態では、図2にその位置を示したように、ハンドホール4内で外線ケーブル3の中途部をエポキシ樹脂11で埋めているが、樹脂で埋める箇所は、本実施形態の態様に限られることはない。例えば、外線ケーブル3のうち地中に埋設される部分の一部を樹脂で埋めてもよい。また、外線ケーブル3と制御盤本体8との接続部を樹脂で埋めてもよいし、外線ケーブル3と電気盤2との接続部を樹脂で埋めてもよい。すなわち、ケース5内の空気が、外線ケーブル3の内部を通してケース5の外部へ漏れないようにするのである。
(大雨時の状態)
図1を参照しつつ、大雨時の状態について説明する。降雨時にハンドホール4内へ雨水が流れ込んだ場合、雨水は、ハンドホール4の底から排水管6を経由して排水される。しかしながら、排水管6による排水能力を流入雨水量が超えた場合、雨水はハンドホール4内に溜まっていく。ハンドホール4内の液位が上昇していくとケース5はやがて水没する。
ここで、従来は、ケース5が長時間水没した状態にあると、ケース5内の気圧と大気圧との間の圧力差により、外線ケーブル3からケース5内の空気が少しずつ外部に漏れていた。しかしながら、本発明によると、外線ケーブル3の内部がその少なくと一部においてエポキシ樹脂11などの絶縁物で密閉されているため、外線ケーブル3から空気が外部に漏れることはない。これにより、ケース5内の空気はケース5内に確実に閉じ込められた状態となり、ケース5内の制御盤本体8は水没しない。すなわち、制御盤(ケース5)が長時間水没した場合であっても、制御盤内への浸水を防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々に変更して実施することが可能なものである。
制御盤本体8と地上に設けられる電気盤2とを接続する外線ケーブル3を例にとり説明したが、外線ケーブル3の接続元(または接続先)は、制御盤本体8の設置レベルよりも高い位置にある電気盤、端子ボックスなどが対象であり、地上に設けられる電気盤2に限られるものではない。
1:地下埋設型制御盤
2:電気盤
3:外線ケーブル
4:ハンドホール
5:ケース
8:制御盤本体
9:電気線
10:ケーブル外被
11:樹脂

Claims (2)

  1. 地下に埋設されたハンドホール内に設置される制御盤本体と、
    地下に埋設されたハンドホール内に設置され、下端が大気開放されており、前記制御盤本体をその上方から覆って収容する釣鐘形状のケースと、
    前記制御盤本体に一端が接続され、当該制御盤本体の設置レベルよりも高い位置まで他端が配線される外線ケーブルと、
    を備え、
    前記外線ケーブルの内部のうち少なくとも一部が絶縁物で埋められていることを特徴とする、地下埋設型制御盤。
  2. 請求項1に記載の地下埋設型制御盤において、
    前記外線ケーブルは、
    少なくとも1本の被覆された電気線と、
    前記電気線を覆うケーブル外被と、
    を有し、
    前記ケーブル外被と前記電気線との隙間が樹脂で埋められていることを特徴とする、地下埋設型制御盤。
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