JP5742863B2 - 密閉型電池の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電池容器内に電解液を注液する注液工程と、電池容器内に検知ガスを導入する導入工程と、電池容器内に導入された検知ガスの漏れを検知するリーク検査工程と、を行う密閉型電池の製造方法に関する。
従来から、密閉型電池は、正極、負極、およびセパレータを積層または巻回してなる電極体を電池容器に収納し、電池容器内に電解液を注液した後で、電池容器を密閉することで製造されている。電極体は、電解液が浸透して発電要素となる。
このような密閉型電池の製造工程における、電解液を注液するための手段としては、例えば、特許文献1に開示される技術等がある。
特許文献1に開示される技術では、電解液タンク、シリンジ、および注液ノズル等によって電解液を注液する。電解液タンクは、電解液が貯溜され、電解液圧送管を介してシリンジと接続される。シリンジは、内部の空間が電解液室として形成され、注液ノズルと接続される。シリンジと注液ノズルとの接続部分は、注液バルブによって開放あるいは閉塞される。
特許文献1に開示される技術では、電解液タンクを窒素で加圧して、電解液をシリンジ内の電解液室まで圧送する。このとき、特許文献1に開示される技術では、注液バルブによって電解液室と注液ノズルとの間を閉塞して、電解液室に電解液を充填する。
そして、特許文献1に開示される技術では、注液バルブを開いて電解液室より電解液を注液する。
密閉型電池の製造工程では、電池容器内に水分が浸入して電池性能が劣化することを防ぐ等の目的で、電池容器を密閉した後でリーク検査工程が行われる。
リーク検査工程では、例えば、電池容器を収納したチャンバー内を真空引きし、単位時間当たりに検査領域(電池容器の内部空間)から漏れるヘリウムの量をヘリウムリーク検査器によって測定する。そして、リーク検査工程では、前記測定結果、つまり、ヘリウムリーク検査器の出力値と検査閾値M1(図14参照)とを比較することで電池容器の密閉性を確認する。
特許文献1に開示される技術では、電解液を圧送するために窒素を用いているため、電解液タンクの内部空間に多くの窒素が存在する。従って、電解液タンクに貯溜される電解液には、主に窒素が溶け込んでしまう。
つまり、図12に示すように、特許文献1に開示される技術を用いて注液工程を行った場合には、窒素が混入した電解液が電池容器内に注液されることとなる。
図13に示すように、電解液に混入した窒素は、電極体に電解液が浸透したときに検査領域に拡散し、検査領域のヘリウム濃度を希薄にする(図13に二点鎖線で示す窒素N2参照)。
このため、特許文献1に開示される技術を用いて電解液を注液した場合には、電池容器を密閉した後も、窒素の拡散によって検査領域のヘリウム濃度が低下してしまう。つまり、特許文献1に開示される技術では、リーク検査工程まで検査領域のヘリウム濃度を維持できず、その結果、リーク検査工程時の検査領域のヘリウム濃度が低下してしまう。
この場合には、電池容器を密閉してからリーク検査工程を行うまでの時間がばらつくこと等によって、リーク検査工程時の検査領域のヘリウム濃度が大きくばらついてしまう(図11に示す従来技術のグラフ参照)。
従って、図14に示すグラフG11のように、ヘリウムリーク検査器の出力値は、前記ヘリウム濃度のばらつきの影響で検査領域のヘリウム濃度が大きく低下したときに、単位時間当たりに漏れるヘリウムの量が減り、全体的に低い値となってしまう。
図14に示すように、リーク検査工程の検査閾値M1は、このような検査領域のヘリウム濃度が低い場合を考慮して設定される。すなわち、検査閾値M1は、リーク検査工程時の検査領域のヘリウム濃度が最小値である場合において、単位時間当たりのヘリウムの漏れ量が所定量Nとなるヘリウムリーク検査器の出力値等が設定される。
従って、単位時間当たりのヘリウムの漏れ量N0が所定量Nよりもやや少ない電池容器を検査したときに、当該検査領域のヘリウム濃度が、前記ヘリウム濃度のばらつきの影響で前記ヘリウム濃度の最小値よりも高くなっていると、ヘリウムリーク検査器の出力値は、比較的高い割合で検査閾値M1を超えてしまう可能性がある(図14に示す点およびグラフG12参照)。
すなわち、特許文献1に開示される技術を用いて電解液を注液した場合には、比較的高い割合で良品が不良品であると過判定されてしまう可能性があった(図14に示す過判定となる領域R11参照)。
つまり、特許文献1に開示される技術を用いて電解液を注液した場合には、リーク検査工程における過判定率が悪化してしまう可能性があった。
特開2007−173063号公報
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、リーク検査工程における過判定率を改善できる密閉型電池の製造方法を提供するものである。
請求項1においては、電池容器内に電解液を注液する注液工程と、前記電池容器内に検知ガスを導入する導入工程と、前記電池容器内に導入された前記検知ガスの漏れを検知するリーク検査工程と、を行う密閉型電池の製造方法であって、前記注液工程は、圧送ガスが供給されることにより加圧される密閉状態の貯溜手段に前記電解液を貯溜し、前記貯溜手段の注液ノズルを前記電池容器にセットした後に、前記貯溜手段に供給された圧送ガスにより、前記貯溜手段内の電解液を前記電池容器内に圧送するものであり、前記圧送ガスとして、前記検知ガスと同じ種類のガスを用いる、ものである。
本発明は、リーク検査工程における過判定率を改善できる、という効果を奏する。
電池の全体的な構成を示す説明図。 電池の製造工程を示す説明図。 注液ユニットを示す説明図。 注液ノズルをセットする様子を示す説明図。 ヘリウムによって電解液を圧送する様子を示す説明図。 外装内に電解液を注液する様子を示す説明図。 ヘリウムを混入させた電解液を示す説明図。 注液孔を封止した後で、ヘリウムが検査領域に拡散する様子を示す説明図。 リーク検査工程の検査閾値を示す図。 単位時間当たりのヘリウムの漏れ量とヘリウムリーク検査器の出力値との関係を示す図。 注液孔を封止した後の経過時間と検査領域内のヘリウム濃度との関係を示す図。 窒素が混入した電解液を示す説明図。 電池容器を密閉した後で、窒素が検査領域に拡散する様子を示す説明図。 従来技術における、単位時間当たりのヘリウムの漏れ量とヘリウムリーク検査器の出力値との関係を示す図。
以下では、本実施形態の密閉型電池の製造方法(以下、単に「製造方法」と表記する)について説明する。
まず、本発明に係る密閉型電池の実施形態である電池の概略構成について説明する。
本実施形態の電池10は、密閉型のリチウムイオン二次電池である。なお、本発明が適用される対象はリチウムイオン二次電池に限定されるものではなく、ニッケル水素二次電池等の他の密閉型電池についても適用可能である。
図1に示すように、電池10は、発電要素20、外装30、キャップ40、および外部端子50・50を具備する。
発電要素20は、正極、負極、およびセパレータを積層または巻回してなる電極体60に電解液Eを浸透させたものである(図2参照)。電池10の充放電時には、発電要素20内で化学反応が起こる(厳密には、正極と負極との間で電解液Eを介したイオンの移動が起こる)ことによって電流の流れが発生する。
電池容器である外装30は、収納部31と蓋部32を有する角柱型缶である。
収納部31は、一面が開口した有底角筒状の部材であり、内部に発電要素20を収納する。
蓋部32は、収納部31の開口面に応じた形状を有する平板状の部材であり、収納部31の開口面を塞いだ状態で収納部31と接合される。蓋部32において、後述するように外部端子50・50が挿通される箇所の間には、電解液Eを注液するための注液孔33が開口している。
注液孔33は、蓋部32の外側と内側とで内径寸法が異なる平面視略円状の孔である。注液孔33は、上側(外側)の内径が、下側(内側)の内径よりも大径に形成されている。
なお、本実施形態の電池は、外装が有底の角筒状に形成された角型電池に構成しているが、これに限るものではなく、例えば、外装が有底の円筒状に形成された円筒型電池に適用することも可能である。
キャップ40は、注液孔33を封止するためのものである。キャップ40は、注液孔33の上側と略同一の形状に形成される。キャップ40は、注液孔33の下側に載置され、外周縁部がレーザー溶接されることで、蓋部32と接合される。
外部端子50・50は、その一部が蓋部32の外側面から電池10の上方(外方)に突出した状態で配置される。外部端子50・50は、集電端子51・51を介して発電要素20の正極または負極に電気的に接続される。外部端子50・50は、その外周面部に固定部材34が嵌装されることにより、絶縁部材52・53を間に介して蓋部32に対して絶縁状態で固定される。外部端子50・50および集電端子51・51は、発電要素20に蓄えられる電力を外部に取り出す、若しくは、外部からの電力を発電要素20に取り入れる通電経路として機能する。
集電端子51・51は、発電要素20の正極板、負極板と接続されている。集電端子51・51の材料としては、例えば正極側にアルミニウム、負極側に銅を採用することができる。
外部端子50・50には、電池10の外方側に突出する部位にねじ転造によりねじ加工が施され、ボルト部が形成される。電池10の実使用時には、このボルト部を用いて外部端子50・50にバスバー、外部装置の接続端子等が締結固定される。
締結固定する際、外部端子50・50には締結トルクがかかるとともに、ねじ締結によって軸方向へ外力が付与される。このため、外部端子50・50の材料としては、鉄等の高強度材料を採用することが好ましい。
次に、本実施形態の製造方法について説明する。
製造方法では、ダイコーダ等の塗工機を用いて集電体(正極集電体および負極集電体)の表面に合剤(正極合剤および負極合剤)を塗工した後、合剤を乾燥させる。
次に、製造方法では、集電体の表面上の合剤に対してプレス加工を施すことで、集電体の表面に合剤層(正極合剤層および負極合剤層)を形成する。
製造方法では、このような工程を経て作製される正極および負極と、セパレータとを積層または巻回して電極体60(図2参照)を生成する。そして、製造方法では、外装30の蓋部32に一体化された外部端子50・50および集電端子51・51等を電極体60に接続し、外装30の収納部31に電極体60を収納する。その後、製造方法では、外装30の収納部31と蓋部32を溶接によって接合して封缶する。
図2に示すように、外装30を封缶した後で、製造方法では、注液孔33より外装30内(電池容器内)に電解液Eを注液する注液工程を行う(図2に示す矢印E参照)。なお、注液工程の手順については、後で詳述する。
電解液Eを外装30内に注液した後で、製造方法では、注液孔33より外装30内にヘリウムHeを導入する導入工程を行う(図2に示す矢印He参照)。
製造方法では、例えば、所定のヘリウム供給源と接続されてヘリウムHeを噴射可能に構成されるノズルを注液孔33に挿入し、前記ノズルよりヘリウムHeを噴射することで導入工程を行う。
なお、導入工程を行うための手段は、これに限定されるものでない。すなわち、導入工程は、外装をチャンバーに収納し、前記チャンバー内を真空引きした後で、前記チャンバー内にヘリウムを導入しても構わない。
外装30内にヘリウムHeを導入した後で、製造方法では、注液孔33をキャップ40によって封止する。
このとき、製造方法では、キャップ40を注液孔33に載置して、レーザー溶接機によってキャップ40の外縁部に沿ってレーザーを照射し、注液孔33を封止する(図2に示す黒塗りの三角形参照)。
注液孔33を封止した後で、製造方法では、検査領域Tに導入されたヘリウムHeの漏れ(つまり、外装30の密閉度合い)を検知するリーク検査工程を行う。
このとき、製造方法では、チャンバー131内に外装30を収納し、チャンバー131内を真空引きする。その後、製造方法では、単位時間当たりに外装30の内部空間(以下、「検査領域T」と表記する、図1参照)から漏れるヘリウムHeの量を、市販のヘリウムリーク検査器を用いて確認する。
そして、製造方法では、ヘリウムリーク検査器の出力値に基づいて外装30に漏れがあるかを判断する。
すなわち、製造方法では、ヘリウムリーク検査器の出力値が検査閾値M2(図9参照)よりも小さくなった場合に外装30に漏れがないと判断し、ヘリウムリーク検査器の出力値が検査閾値M2以上となった場合に外装30に漏れがあると判断する。
このように、本実施形態において、外装30の漏れを判断するための検知ガスは、ヘリウムHeである。
なお、検知ガスは、本実施形態のようなヘリウムに限定されるものでないが、ヘリウムを採用することが好ましい。これは、ヘリウムを採用することで、電池性能に影響を与えることを防止できること、および分子直径が小さく微細な孔からの漏れを検出可能となること等、他の検知ガスと比較して電池の製造工程において有利な効果を得ることができるからである。
また、製造方法は、ヘリウムを導入するときに、ヘリウムとヘリウム以外のガスとを混合した混合ガスを導入しても構わない。
リーク検査工程を行った後で、製造方法では、電池10の初期充電および電圧の検査等を行う。
製造方法は、このようにして密閉型の電池10を製造する。
次に、注液工程の手順について説明する。
まず、図3を参照して注液工程に用いられる注液ユニット120の構成について説明する。
注液ユニット120は、ヘリウム供給源121、電解液タンク122、バルブ123、および注液ノズル124を具備する。
ヘリウム供給源121は、高圧のヘリウムHeを貯溜するものである。ヘリウム供給源121は、レギュレータ121aおよびヘリウム供給管121b等を介して電解液タンク122と接続される。
ヘリウム供給管121bの一端部は、電解液タンク122の液面よりも高い位置、より詳細には、電解液タンク122の上面近傍に位置する。ヘリウム供給管121bの他端部は、電解液タンク122の外側に位置する。
ヘリウム供給源121は、レギュレータ121aによって所定の圧力に調整されるヘリウムHeを電解液タンク122に供給する。
すなわち、注液ユニット120には、ヘリウム供給源121のヘリウムHeを電解液タンク122に供給するヘリウム供給経路C1が形成される。
電解液タンク122は、密閉状態で電解液Eを貯溜する。電解液タンク122は、電解液供給管122aおよびバルブ123等を介して注液ノズル124と接続される。電解液タンク122は、ヘリウム供給源121よりヘリウムHeが供給されることによって、加圧されている。
電解液供給管122aの一端部は、電解液タンク122の液面よりも低い位置、より詳細には、電解液タンク122の底面近傍まで延出する。電解液供給管122aの他端部は、電解液タンク122の外側に位置する。
すなわち、注液ユニット120は、電解液タンク122の電解液Eを、電解液供給管122aの一端部より注液ノズル124に向けて圧送可能に構成されている。
このように、注液ユニット120には、電解液タンク122の電解液Eを注液ノズル124に供給する電解液供給経路C2が形成される。
バルブ123は、電解液供給経路C2上に設けられ、電解液供給経路C2の開放あるいは閉鎖を行う。
注液ノズル124は、注液孔33の上方に配置され(図4参照)、例えば、シリンダのロッドに連結されて、昇降可能に構成される。
このように構成される注液ユニット120は、例えば、大気圧となるような設備内に設置される。
注液工程では、このような注液ユニット120を用いて、以下のようにして外装30内に電解液Eを注液する。
なお、注液工程に際して、バルブ123は、閉じられているものとする。
まず、図4に示すように、製造方法では、注液ノズル124を外装30にセットする。すなわち、製造方法では、注液ノズル124を下降させ、注液ノズル124の噴射口、つまり、下端部を注液孔33に挿入する(図4に示す矢印参照)。
このとき、外装30は、内部の圧力が調整されていない状態、つまり、大気圧となっている。
図5および図6に示すように、注液ノズル124をセットした後で、製造方法では、外装30内に電解液Eを注液する。
すなわち、製造方法では、バルブ123を制御して、電解液供給経路C2を開放する。これにより、製造方法では、ヘリウムHeによって加圧される電解液タンク122より、注液ノズル124に向けて電解液Eを圧送する(図5に示すヘリウムHeおよび電解液E参照)。
注液ノズル124まで圧送された電解液Eは、注液ノズル124の噴射口より外装30内に吐出される(図6に示す電解液E参照)。
電解液Eを一定量だけ注液した後で、製造方法では、バルブ123を制御して電解液供給経路C2を閉鎖し、注液ノズル124を下降前の高さ位置まで上昇させる。
製造方法では、所定の搬送装置によって搬送される外装30に対してこのような一連の動作を行うことにより、注液工程を連続して行う。
このように、注液工程では、電解液タンク122にヘリウムHeを供給することで電解液タンク122を加圧して、電荷液タンク122内の電解液Eを外装30内に圧送する。
従って、本実施形態において、電解液Eを圧送するための圧送ガスは、ヘリウムHeである。また、電解液タンク122は、電解液Eが貯溜される貯溜手段である。
ここで、電解液Eを圧送するための圧送ガスとしては、低コストであるとともに電池性能に影響を与えないという観点から、窒素が好適に用いられる。
この場合には、電解液タンクの内部空間に窒素が多く存在することとなり、電解液タンク内の電解液に主に窒素が溶け込んでしまう。
従って、この場合、外装には、窒素が混入した電解液が注液されることとなる(図12に示す窒素N2参照)。
外装30内に注液された電解液Eは、時間経過とともに電極体60に浸透する。
窒素が混入した電解液を注液した場合には、電解液の浸透時に窒素が検査領域に拡散し、検査領域のヘリウム濃度を希薄にしてしまう(図13に二点鎖線で示す窒素N2参照)。
そこで、本実施形態の製造方法では、電解液Eを圧送するための圧送ガスとしてヘリウムHeを採用している。
すなわち、図7に示すように、本実施形態の製造方法は、ヘリウムHeを意図的に混入させた電解液Eを外装30内に注液している(図7に示すヘリウムHe参照)。
これによれば、図8に示すように、製造方法は、電解液Eが電極体60に浸透したときに、検査領域TにヘリウムHeを拡散させることができる(図8に二点鎖線で示すヘリウムHe参照)。
従って、製造方法は、注液孔33を封止してからリーク検査工程を行うまでに電解液Eが電極体60に浸透して、電解液Eに混入するガスが検査領域Tに拡散した場合でも、検査領域Tのヘリウム濃度の低下を抑制できる。
すなわち、製造方法は、電解液Eの浸透度合いが進行し、電解液Eに混入するガスが検査領域Tに多く拡散した場合でも、検査領域Tのヘリウム濃度を維持できる。
このため、製造方法は、注液孔33を封止してからリーク検査工程を行うまでの時間が長くなってしまった場合でも、検査領域Tのヘリウム濃度がある程度高い外装30に対して、リーク検査工程を行うことができる。
つまり、製造方法は、従来技術(圧送ガスとして窒素を採用した場合)と比較して、リーク検査工程時の検査領域Tのヘリウム濃度の最小値を引き上げることができる。
これによれば、製造方法は、リーク検査工程時に検査領域Tから漏れるヘリウムHeの量を増やすことができる。
従って、図9に示すように、製造方法は、ヘリウムリーク検査器の出力値を引き上げることができる(図9に示す矢印参照)。
なお、図9に示すグラフG1は、本実施形態の製造方法における、リーク検査工程時のヘリウム濃度が最小値である場合の、単位時間当たりのヘリウムHeの漏れ量と、ヘリウムリーク検査器の出力値との関係を示すグラフである。
また、図9に示すグラフG11は、従来技術における、リーク検査工程時のヘリウム濃度が最小値である場合の、単位時間当たりのヘリウムHeの漏れ量と、ヘリウムリーク検査器の出力値との関係を示すグラフである。
図9のような、単位時間当たりのヘリウムHeの漏れ量を横軸にとり、ヘリウムリーク検査器の出力値を縦軸にとったグラフG1・G11において、リーク検査工程時の検査領域Tのヘリウム濃度は、グラフG1・G11の傾きに相当する。
検査閾値M2は、このようなリーク検査工程時の検査領域Tのヘリウム濃度が最小値である場合を考慮して設定される。つまり、検査閾値M2は、リーク検査工程時の検査領域Tのヘリウム濃度が最小値である場合でも、漏れが発生している外装30を確実に検出できるような値が設定される。
具体的には、検査閾値M2は、リーク検査工程時の検査領域Tのヘリウム濃度が最小値である場合におけるグラフG1において、単位時間当たりのヘリウムHeの漏れ量が所定量Nとなるヘリウムリーク検査器の出力値等が設定される。
つまり、製造方法は、リーク検査工程時の検査領域Tのヘリウム濃度の最小値を引き上げることでヘリウムリーク検査器の出力値を引き上げて、リーク検査工程時の検査閾値M2を引き上げているのである。
このため、製造方法は、リーク検査を感度よく行うことができる。
また、製造方法は、電解液Eの電極体60に対する浸透度合いがばらついて、検査領域Tに拡散するガスの量がばらついた場合でも、検査領域Tのヘリウム濃度のばらつきを抑制できる。
すなわち、製造方法は、従来技術と比較して、リーク検査工程時の検査領域Tのヘリウム濃度の、最大値および最小値の差をより小さくできる。
つまり、図10に示すグラフG1・G2のように、製造方法は、注液孔33を封止してからリーク検査工程を行うまでの時間がばらついた場合等においても、ヘリウムリーク検査器の出力値を安定させることができる。
なお、図10に示すグラフG2は、本実施形態の製造方法におけるリーク検査工程時のヘリウム濃度が最大値である場合の、単位時間当たりのヘリウムHeの漏れ量と、ヘリウムリーク検査器の出力値との関係を示すグラフである。
また、図10に示すグラフG12は、従来技術におけるリーク検査工程時のヘリウム濃度が最大値である場合の、単位時間当たりのヘリウムHeの漏れ量と、ヘリウムリーク検査器の出力値との関係を示すグラフである。
図10に示すように、製造方法は、ヘリウムリーク検査器の出力値を安定させることにより、単位時間当たりのヘリウムHeの漏れ量N0が検査NGとなる所定量Nよりもやや少ない外装30を検査した場合でも、ヘリウムリーク検査器の出力値が検査閾値M2を越えてしまうことを、比較的高い割合で防止できる(図10に示す点参照)。
つまり、製造方法は、圧送ガスとしてヘリウムHeを採用することで、電解液Eが電極体60に浸透したときの検査領域Tのヘリウム濃度の低下を抑制できるため、リーク検査工程における過判定率を改善できる(図10および図14に示す過判定となる領域R1・R11参照)。
さらに、製造方法は、電解液供給経路C2上に電解液Eに混入したガスを抜くための脱気装置を設けることなく、検査領域Tのヘリウム濃度の低下を抑制できる。
従って、製造方法は、電池10を製造する設備に要するコストおよびスペースを削減できる。
このように、製造方法は、電解液Eを圧送するための圧送ガスとして、ヘリウムHe、つまり、検知ガスと同じ種類のガスを用いる。
仮に、検知ガスとして水素ガスを採用した場合、製造方法は、圧送ガスとして水素ガスを用いる。
次に、本実施形態の製造方法を用いて電解液Eを注液した場合の検査領域Tのヘリウム濃度と、注液孔33を封止してからの経過時間との関係を測定した結果について説明する。
測定では、本実施形態の製造方法を用いて電解液Eを注液した外装30を、本発明に係るテストピースとして作製した。
また、測定では、圧送ガスとして窒素を用いて電解液Eを外装30内に注液し、本実施形態の製造方法と同じ手順で注液孔33を封止して、比較例のテストピースを作製した(図12参照)。
本発明に係るテストピースおよび比較例のテストピースは、ヘリウム導入時の検査領域Tのヘリウム濃度が、それぞれ同一の濃度となるように、外装30内にヘリウムHeを導入した。
測定では、各テストピースを一定時間静置した後で、外装30に孔を空けるとともに、当該孔にヘリウム濃度測定器のヘッドを速やかに押し付け、一定時間経過後の検査領域Tのヘリウム濃度を測定した。
図11に示すように、測定では、各テストピースを複数個作製し、静置する時間を変更して、検査領域Tのヘリウム濃度を測定した。
比較例のテストピースは、経過時間が長くなるにつれて、検査領域Tのヘリウム濃度が大きく低下している。
これは、時間経過とともに電解液Eが電極体60に浸透することで、電解液Eに混入している窒素が検査領域Tに拡散してしまうことによるものである(図13参照)。
従って、仮に、注液孔33を封止してからリーク検査工程を行うまでの時間が、図11における時間T1〜T3の間でばらついた場合には、リーク検査工程時のヘリウム濃度が大きくばらついてしまう。
つまり、この場合には、リーク検査工程において比較的高い割合で過判定となる可能性がある(図14に示す過判定となる領域R11参照)。
一方、本発明に係るテストピースは、注液孔33を封止してからの経過時間が長くなるにつれて、検査領域Tのヘリウム濃度が僅かに上昇している。
これは、図8に示すように、時間経過とともに電解液Eが電極体60に浸透したときに、電解液Eに混入させているヘリウムHeを検査領域Tに意図的に拡散させていることによるものである。
従って、仮に、注液孔33を封止してからリーク検査工程を行うまでの時間が、図11における時間T1〜T3の間でばらついた場合でも、製造方法は、リーク検査工程時のヘリウム濃度が大きく変動しない。
以上より、製造方法は、圧送ガスとして検知ガスと同じ種類のガスを用いることで、リーク検査工程における過判定率を改善できることがわかる。
なお、本実施形態の製造方法では、注液工程を行った後で導入工程を行ったが、これに限定されるものでない。すなわち、本発明に係る製造方法は、注液工程および導入工程を同時に行っても構わない。
本実施形態の製造方法では、大気圧となっている外装に電解液を注液したが、これに限定されるものでない。
すなわち、製造方法では、注液ノズルをチャンバー内に配置するとともに外装を前記チャンバーに収納して前記チャンバー内を減圧し、その後、バルブを開いてヘリウムによって電解液を外装内に圧送しても構わない。
10 電池(密閉型電池)
30 外装(電池容器)
122 電解液タンク(貯溜手段)
E 電解液
He ヘリウム(検知ガス、圧送ガス)

Claims (1)

  1. 電池容器内に電解液を注液する注液工程と、前記電池容器内に検知ガスを導入する導入工程と、前記電池容器内に導入された前記検知ガスの漏れを検知するリーク検査工程と、を行う密閉型電池の製造方法であって、
    前記注液工程は、
    圧送ガスが供給されることにより加圧される密閉状態の貯溜手段に前記電解液を貯溜し、
    前記貯溜手段の注液ノズルを前記電池容器にセットした後に、
    前記貯溜手段に供給された圧送ガスにより、前記貯溜手段内の電解液を前記電池容器内に圧送するものであり、
    前記圧送ガスとして、前記検知ガスと同じ種類のガスを用いる、
    密閉型電池の製造方法。
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