JP5741498B2 - 蓄電装置及び二次電池並びに車両 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電装置及び二次電池並びに車両に係り、詳しくは二次電池やキャパシタのように再充電可能な蓄電装置及び二次電池並びにその蓄電装置を搭載した車両に関する。
ニッケル水素二次電池やリチウムイオン二次電池などの二次電池では、電極として金属箔製の集電体に活物質を塗布(担持)したものが使用されている。そして、複数の正極用の集電体と複数の負極用の集電体との間にセパレータを挟んだ状態で積層した積層型の電極体(発電要素)や、帯状の正極用の集電体と帯状の負極用の集電体との間に帯状のセパレータを挟んだ状態で略長円柱状に巻回した巻回型の電極体が電解液と共に電池ケースに収容されて二次電池が構成される。そして、電極体からの電力の取り出しは、集電体の活物質非塗布部(タブ部)に接続された集電端子を介して行われる。
複数の電極の集電構造として、図8に示すように、複数枚の電極板51の各電極タブ(ダブ部)52を、集電コーム53に互いに平行に配列されたスリット54に挿入して電気的に接続し、集電コーム53に対して極柱55を有する連結部材56を電気的に接続する構成が提案されている。連結部材56は集電コーム53を挟持する複数の凸条57を有している。なお、極柱55とは二次電池の電極端子を意味する。
特開平11−25951号公報
特許文献1の集電構造では、電極タブ52が複数のスリット54に挿入された状態で集電コーム53に接合されている。そのため、各電極タブ52と集電コーム53との接合面積を増大させるためには、電極タブ52の電極板51からの突出長さを長くすると共に、集電コーム53の厚さを厚くする必要がある。その結果、電極タブ52の基端から集電コーム53の電極板51と対向する面と反対側の面までの距離が大きくなり、二次電池のデッドスペースが大きくなるという問題がある。また、通常1個のスリット54に複数の電極タブ52が挿入されるが、複数の電極タブ52の挿入を容易にするためには、スリット54の幅を広くする必要がある。しかし、スリット54の幅を広くすると、スリット54に挿入された状態の複数の電極タブ52と集電コーム53とを均一に溶接することは難しく、電極タブ52と集電コーム53との接合部の電気抵抗が大きくなるという問題もある。また、この問題は、二次電池における集電構造に限らず、キャパシタ等の蓄電装置においても同様である。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、タブ部と集電端子との接合面積が同じであれば従来技術に比べて蓄電装置のデッドスペースを削減することができ、しかもタブ部と集電端子との接合を容易に行うことができる蓄電装置及び二次電池並びにその蓄電装置を搭載した車両を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、電極に突出形成されたタブ部を複数重ねた状態で集電端子と電気的に接続する蓄電装置であって、前記タブ部は、前記タブ部の根元から前記タブ部が重なるまでの間の部分である集合部と、前記集合部より先端側で前記タブ部の突出する方向に延びる直進部と、前記直進部より先端側で前記直進部から折り曲げられて形成された折り曲げ部とを有しており、前記集電端子は、第1部材と、前記第1部材と協同して前記タブ部を挟持する第2部材とを備え、前記第1部材及び前記第2部材は、前記折り曲げ部における前記タブ部の重ね方向において、前記折り曲げ部の両側に設けられるとともに、前記折り曲げ部を挟む挟持面をそれぞれ有し、前記第1部材及び前記第2部材の前記電極に近い方には前記直進部が挿入されるスリットが形成され、複数の前記タブ部のうち最も前記第1部材側に配置された前記タブ部は、前記第1部材の前記挟持面に接合されているとともに、複数の前記タブ部のうち最も前記第2部材側に配置された前記タブ部は、前記第2部材の前記挟持面に接合されており、前記スリットとして、前記直進部における前記タブ部の積層方向に離間した2つのスリットを有し、複数の前記タブ部は各前記スリットを通る2つのグループを少なくとも有し、前記2つのグループは前記直進部における前記タブ部の積層方向において互いに近づく方向に折り曲げられるとともに、前記2つのグループの各前記折り曲げ部の重なった部分が前記第1部材の前記挟持面と前記第2部材の前記挟持面に接合されている。
この発明では、集電端子は、タブ部を挟持する挟持部を有する第1部材と第2部材の挟持面が、タブ部を挟持する。タブ部は、折り曲げ部が挟持面の間に複数重ねられた状態で、挟持面で挟持されている。複数のタブ部のうち最も第1部材側に配置されたタブ部は、第1部材の挟持面に接合され、複数のタブ部のうち最も第2部材側に配置されたタブ部は、第2部材の挟持面に接合されている。そして、タブ部と挟持面との接合面積、即ちタブ部と集電端子との接合面積を大きくするには挟持面を大きくすることによって対応することができるため、従来技術と異なり、タブ部の基端から第1部材及び第2部材の電極と対向する面と反対側の面までの距離は変化せず、蓄電装置のデッドスペースが大きくなるという問題はない。また、タブ部と集電端子との接合面積が同じであれば、タブ部の基端から第1部材及び第2部材の電極と対向する面と反対側の面までの距離を短くして従来技術に比べて蓄電装置のデッドスペースを削減することができる。また、複数のタブ部の挿入を容易にするためにスリットの幅を広くしても、従来技術と異なりタブ部がスリットの両面と接合されるのではないため、接合状態に悪影響を及ぼすことはない。したがって、タブ部と集電端子との接合面積が同じであれば従来技術に比べて蓄電装置のデッドスペースを削減することができ、しかもタブ部と集電端子との接合を容易に行うことができる。
各タブ部はスリットを通って第1部材及び第2部材に対する接合箇所に案内されており、各タブ部の基端とスリットとの距離によってタブ部の曲げ角度、即ちタブ部のうちの基端とスリットとの間の部分が集電体の面と成す角度が異なり、距離が遠いタブ部ほど曲げ角度が大きくなる。曲げ角度が大きくなると、蓄電装置の充放電の際に集電体の膨張・収縮によってタブ部に加わる曲げ力が大きくなり、タブ部が劣化し易くなる。この発明では、直進部におけるタブ部の積層方向に離間した2つのスリットを有しているため、タブ部の基端とスリットとの距離が最大になる値は、スリットが1個設けられた構成と比べて小さくなり、タブ部の最大の曲げ角度もスリットが1個設けられた構成と比べて小さくなる。したがって、スリットが1個の場合に比べて、タブ部が劣化し難くなる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記タブ部は、溶接により前記第1部材及び前記第2部材に接合されている。この発明では、タブ部、第1部材及び第2部材が圧着により電気的に接続された場合に比較して、接合部の電気抵抗が小さくなる。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記タブ部、前記第1部材及び前記第2部材は、前記第1部材及び前記第2部材のいずれか一方が他方に対してかしめて固定された状態で互いに接合されている。この発明では、タブ部、第1部材及び第2部材の接合作業に溶接作業が不要になる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の蓄電装置において、前記電極は正極及び負極を含むとともに、前記正極と前記負極とを絶縁するセパレータを有する二次電池である。したがって、この発明の二次電池は請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の発明の効果を有する。
請求項に記載の発明は、請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の蓄電装置を搭載した車両である。したがって、この発明の車両は前記蓄電装置の効果を得ることができる。また、デッドスペースの削減された蓄電装置を搭載する場合は、同じ容量の蓄電装置に比べて車両に搭載するためのスペースの確保が容易になり、車両の車体構造の自由度が高くなる。
請求項1〜請求項に記載の発明によれば、タブ部(活物質非塗布部)と集電端子との接合面積が同じであれば従来技術に比べて蓄電装置のデッドスペースを削減することができ、しかもタブ部と集電端子との接合を容易に行うことができる蓄電装置及び二次電池を提供することができる。請求項に記載の発明によれば、前記蓄電装置の効果が得られる車両を提供することができる。
第1の実施形態を示し、(a)は電極体の部分模式図、(b)は(a)のA−A線における一部省略模式断面図、(c)は第2部材の斜視図。 図1(b)の図の溶接前に対応する模式断面図。 二次電池の模式断面図。 第2の実施形態を示し、(a)は電極体の部分模式図、(b)は図2に対応する模式断面図。 第3の実施形態を示し、(a)は第1部材の部分斜視図、(b)は図4(b)に対応する模式断面図。 (a),(b)は別の実施形態の模式断面図。 別の実施形態の二次電池の模式断面図。 従来技術の集電構造を示す斜視図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を積層型の二次電池に具体化した第1の実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。
蓄電装置としての二次電池における電極体10の集電端子接続構造は、図1(a),(b)に示すように、電極11に設けられたタブ部12を複数重ねた状態で集電端子13と電気的に接続した構成である。図1(b)に示すように、電極体10は、電極11としての正極11p及び負極11nが両者の間に両者を絶縁するセパレータ14を挟んで複数層に積層された構成である。なお、図1(b)は電極体10の構成を分かり易くするため模式的に描いたものであり、実際は、正極11p及び負極11nの枚数は数十枚である。
電極11は金属製の集電体15に活物質が塗布された活物質層16を有する。集電体15は、例えば銅箔で形成され、活物質層16は集電体15の両面に形成されている。集電体15には幅方向の一端側、図1(a)では上端側に活物質非塗布部15aが活物質層16に連続して設けられており、活物質非塗布部15aにタブ部12が溶接で接合されている。タブ部12は、電極に突出形成されている。なお、図1(b)では、タブ部12と集電体15とを一体に図示し、また、電極等におけるハッチングを省略している。
活物質は、例えば、ニッケル水素電池とリチウムイオン電池のように二次電池の種類によって異なる。また、同じ種類の二次電池でも電極体10を構成する際に、正極11pになる正極用の電極に塗布されるものと負極11nになる負極用の電極に塗布されるものとでは異なる。
集電端子13は、金属製の第1部材17と、第1部材17と協同してタブ部12を挟持する金属製の第2部材18とを備えている。図1(a)に示すように、第1部材17はタブ部12を挟持する板状の挟持部19aを有する本体部19と、本体部19に対して垂直に延びる柱部20とを備えている。図1(b)に示すように、本体部19には第2部材18の挟持部18cの両側に沿って延びる屈曲部19bが挟持部19aに連続して形成されている。柱部20は後記する二次電池の電極端子を構成し、柱部20には雄ねじ部20aが形成されている。
図1(c)に示すように、第2部材18は矩形状の平板で形成され、その長手方向に延びるスリット18aを有し、スリット18aの開口側には開口端側ほど幅広になるテーパ部18bが形成されている。図1(a)に示すように、スリット18aは、第2部材18が第1部材17と協同してタブ部12を挟持する状態において、タブ部12の幅方向(図1(a)における左右方向)に延びるように形成されている。第2部材18のスリット18aを挟んだ両側の部分が挟持部18cを構成する。ここで、「タブ部の幅方向に延びる」とは、タブ部の幅方向と平行な場合に限らず、±30度以内で傾斜している場合をも含む。
図1(a),(b)に示すように、第2部材18は第1部材17の本体部19と、電極11との間に位置する状態で、第1部材17と協同してタブ部12を挟持している。
図1(b)に示すように、タブ部12は、タブ部12の根元(基端)からタブ部12が重なるまでの間の部分である集合部(図1(b)において斜めに延びている部分)と、集合部より先端側でタブ部12の突出する方向に延びる直進部と、直進部より先端側で前記直進部から折り曲げられて形成された折り曲げ部とを有している。直進部は図1(b)において、スリット18aを貫通して上下方向に延びている部分であり、折り曲げ部は図1(b)において、スリット18aを貫通した後、左右方向(水平方向)に延びる部分である。
第1部材17の本体部19及び第2部材18は、折り曲げ部におけるタブ部12の重ね方向において、折り曲げ部の両側に設けられるとともに、折り曲げ部を挟む挟持面19c及び挟持面18dをそれぞれ有する。第1部材17の本体部19及び第2部材18のうちの電極11に近い方(この実施形態では第2部材18)には直進部が挿入されるスリット18aが形成されている。
複数のタブ部12のうち最も第1部材17側に配置されたタブ部12は、第1部材17の挟持面19cに接合されている。複数のタブ部12のうち最も第2部材18側に配置されたタブ部12は、第2部材18の挟持面18dに接合されている。複数のタブ部12は、直進部がスリット18aに挿入された状態で、直進部におけるタブ部12の積層方向において、それぞれ逆方向に折り曲げられた2つのグループを含む状態で第1部材17と第2部材18とに接合されている。この実施形態ではタブ部12は、第1部材17及び第2部材18に抵抗溶接により接合(溶着)されている。
第1部材17及び第2部材18は、タブ部12を挟持する板状の挟持部19a,18cの挟持面19c,18dが電極11の表面の仮想延長面(図1(a)では紙面と平行な面)と交差する方向、好ましくは直交する方向に延びる状態でタブ部12を挟持している。
次に前記のように構成された集電端子接続構造を備えた電極体10の製造方法(組立方法)を説明する。
電極体10の製造方法は、先ず、帯状金属箔で形成された集電体基材を準備する。集電体基材は積層型の電極体10の複数枚の電極11の長さで、幅が活物質を塗布する領域の幅と、タブ部12を接合する活物質非塗布部15aの幅の合計の幅を有する。その集電体基材に活物質の塗布を行って両面に活物質層16を形成する。正極用の集電体基材には正極用の活物質を塗布し、負極用の集電体基材には負極用の活物質を塗布する。次に活物質層16が形成された集電体基材の活物質非塗布部15aに所定間隔でタブ部12を溶接する。その後、集電体基材が電極11の長さに切断されて、正極11p及び負極11nが形成される。なお、活物質層16が形成された集電体基材を電極11の長さに切断した後、タブ部12を溶接してもよい。
次に所定枚数の正極11p及び負極11nをセパレータ14を挟んで積層する。図3に示すように、正極11pのタブ部12pは同じ位置で重なった状態に配置され、負極11nのタブ部12n同士は、正極11pのタブ部12pとは重ならない位置で、重なった状態に配置される。その状態で、正極11pのタブ部12p及び負極11nのタブ部12にそれぞれ集電端子13が接合される。
正極11pのタブ部12pを例に説明すると、先ず、タブ部12pを纏めた状態で、第2部材18を移動させてスリット18aに纏められたタブ部12pの中間部(直進部)を挿入させる。次にスリット18aに挿入されている部分より先端側の部分のタブ部12pを二つのグループに分けて、各グループをそれぞれ第2部材18の挟持面18dに沿ってそれぞれ逆方向に折り曲げる。このとき、各タブ部12pの先端の位置は同じではなく、各タブ部12pの基端とスリット18aとの距離によってタブ部12pの曲げ角度θ(図1(b)に図示)、即ちタブ部12pのうちの基端とスリット18aとの間の部分が集電体15の面と成す角度が大きいほど先端が挟持面18dから飛び出る状態になる。その結果、タブ部12は根本側から、集合部、直進部、折り曲げ部を有する状態になる。
次に図2に示すように、本体部19をその挟持部19aが第2部材18の挟持部18cと協同して挟持可能な位置に配置する。この状態では挟持面19cに形成された突起部19dがタブ部12pの一部と当接した状態で、挟持面19c,18dがタブ部12pを挟持する。また、屈曲部19bは、挟持面18dから飛び出る状態になったタブ部12pの先端に係合してタブ部12pの先端を屈曲させる。なお、図2では、負極11n、セパレータ14及び活物質層16の図示を省略している。
次に抵抗溶接の一種であるプロジェクション溶接により、タブ部12pを、第1部材17及び第2部材18に接合する。プロジェクション溶接では突起部19dに電流及び加圧が集中して小電流で電流密度を高くした状態で溶接が行われる。そして、溶接終了後は、突起部19dがなくなり、図1(b)に示すように、タブ部12pは、第1部材17及び第2部材18に抵抗溶接により接合(溶着)された状態になる。負極11nのタブ部12nについても同様にして、集電端子13との接合が行われて電極体10が完成する。
前記のように構成された電極体10の集電端子接続構造は、タブ部12と挟持面19c,18dとの接合面積、即ちタブ部12と集電端子13との接合面積を大きくするには挟持面19c,18dを大きくすることによって対応することができる。挟持面19c,18dは、電極11の表面の仮想延長面と交差する方向に延びる状態に配置されているため、挟持面19c,18dを大きくしても、従来技術と異なり、タブ部12の基端から第1部材17及び第2部材18の電極11と対向する面と反対側の面までの距離は変化せず、二次電池のデッドスペースが大きくなるという問題はない。また、タブ部12と集電端子13との接合面積が同じであれば、タブ部12の基端から第1部材17及び第2部材18の電極11と対向する面と反対側の面までの距離を短くして従来技術に比べて二次電池のデッドスペースを削減することができる。また、複数のタブ部12の挿入を容易にするためにスリット18aの幅を広くしても、従来技術と異なりタブ部12がスリット18aの両面と接合されるのではないため、接合状態に悪影響を及ぼすことはない。したがって、タブ部12と集電端子13との接合面積が同じであれば従来技術に比べて二次電池のデッドスペースを削減することができ、しかもタブ部12と集電端子13との接合を容易に行うことができる。
電極体10は、図3に示すように、電池ケース(電槽)31に収容され、電解液32とともに二次電池30が構成される。電極体10は、集電端子13の柱部20が絶縁材製のパッキン33を貫通し、かつ電池ケース31の蓋部を貫通した状態で、雄ねじ部20aに螺合するナット34により電池ケース31に固定される。そして、正極11p用のタブ部12pと接合された集電端子13の柱部20が二次電池30の正極端子35を構成し、負極11n用のタブ部12nと接合された集電端子13の柱部20が二次電池30の負極端子36を構成する。即ち、二次電池30(蓄電装置)は、電極11に突出形成されたタブ部12を複数重ねた状態で集電端子13と電気的に接続する。
前記のように構成された二次電池30は種々の用途に使用されるが、例えば、車両に搭載された状態でも使用される。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)蓄電装置としての二次電池30の集電端子接続構造は、電極11(正極11p,負極11n)に設けられたタブ部12(タブ部12p,12n)を複数重ねた状態で集電端子13と電気的に接続する。タブ部12は、タブ部12の根元からタブ部12が重なるまでの間の部分である集合部と、集合部より先端側でタブ部12の突出する方向に延びる直進部と、直進部より先端側で直進部から折り曲げられて形成された折り曲げ部とを有している。集電端子13は、第1部材17と、第1部材17と協同してタブ部12を挟持する第2部材18とを備えている。第1部材17及び第2部材18は、折り曲げ部におけるタブ部12の重ね方向において、折り曲げ部の両側に設けられるとともに、折り曲げ部を挟む挟持面19c,18dをそれぞれ有し、第1部材17及び第2部材18の電極11に近い方(この実施形態では第2部材18)には直進部が挿入されるスリット18aが形成されている。複数のタブ部12のうち最も第1部材17側に配置されたタブ部12は、第1部材17の挟持面19cに接合されているとともに、複数のタブ部12のうち最も第2部材18側に配置されたタブ部12は、第2部材18の挟持面18dに接合されている。したがって、タブ部12と集電端子13との接合面積が同じであれば従来技術に比べて二次電池30のデッドスペースを削減することができ、しかもタブ部12と集電端子13との接合を容易に行うことができる。
(2)複数の前記タブ部12は、直進部におけるタブ部12の積層方向において、それぞれ逆方向に折り曲げられた2つのグループを少なくとも含む状態で第1部材17と第2部材18とに接合されている。したがって、タブ部12と第1部材17及び第2部材18との接合を溶接で行う場合、複数のタブ部12の全部を重ねた状態で同じ位置において溶接する場合に比べて、全体を均一に溶接することが容易になる。
(3)タブ部12は、溶接により第1部材17及び第2部材18に接合されているしたがって、タブ部12、第1部材17及び第2部材18が圧着により電気的に接続された場合に比較して、接合部の電気抵抗が小さくなる。
(4)第1部材17はタブ部12を挟持する板状の挟持部19aを有し、挟持部19aに連続して第2部材18の挟持部18cの両側に沿って延びる屈曲部19bが形成されている。一部のタブ部12は、その先端が挟持部19a,18cの幅方向に突出する状態で挟持部19a,18cに接合されるため、屈曲部19bがない場合は、タブ部12の先端が電池ケース31に接触して短絡することにより支障を来す虞がある。そのため、挟持部19aから突出したタブ部12の先端が電池ケース31に接触しない長さになるようにタブ部12の長さを調整する必要がある。しかし、屈曲部19bが存在する場合は、挟持部19aから突出したタブ部12の長さが長くても、屈曲部19bと係合して電極11側に向かって屈曲する状態になり、電池ケース31と接触することが回避されるため、タブ部12の長さを調整する必要がない。
(5)二次電池30は、前記構成の集電端子接続構造を備えているため、その集電端子接続構造の有する効果を得ることができる。また、集電体15のタブ部12と集電端子13との接合面積を増大することができ、集電効率が向上し、出力密度を高めることができる。
(6)二次電池30を搭載した車両は、その二次電池30が有する効果を得ることができる。また、デッドスペースの削減された二次電池30を搭載する場合は、同じ容量の二次電池30に比べて車両に搭載するためのスペースの確保が容易になり、車両の車体構造の自由度が高くなる。
(第2の実施形態)
次に第2の実施形態を図4(a),(b)にしたがって説明する。この実施形態は、第1部材17の挟持部19aが第2部材18より電極11側に配置された状態でタブ部12が第1部材17及び第2部材18と接合されている点と、タブ部12の直進部(中間部)を挿入するスリットが第1部材17側に設けられている点とが前記第1の実施形態と異なっている。第1の実施形態と同一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。
図4(a)に示すように、第1部材17の本体部19は途中で屈曲された状態に形成され、柱部20が設けられた部分が挟持部19aより電極11から離れた位置に配置されている。図4(b)に示すように、挟持部19aにはスリット19eが形成されている。挟持部19aの電極11から離れた側の面が挟持面19cを構成する。
図4(b)に示すように、第2部材18にはスリット18aは設けられず、溶接前の状態では、第2部材18の第1部材17の挟持面19cと対向する位置に突起部18eが設けられている。また、第2部材18は第1部材17より幅広に形成され、第2部材18には第1部材17の挟持部19aの両側に沿って延びる屈曲部18fが挟持部18cに連続して形成されている。
この実施形態では、複数のタブ部12が重ねられた状態でその中間部(直進部)が第1部材17のスリット19eに挿入されて、スリット19eに挿入された部分より先端側が、挟持面19cに沿って折り曲げられた状態で、第1部材17及び第2部材18に接合されている。そのため、タブ部12を第1部材17及び第2部材18に接合する際の手順は、先ず、第1部材17のスリット19eにタブ部12の中間部(直進部)を挿入する。次にスリット19eに挿入されたタブ部12の中間部(直進部)より先端側を二つのグループに分けて、挟持面19cに沿ってそれぞれ逆方向に折り曲げ、その状態で、第2部材18を第1部材17の挟持部19aを覆うように組み付ける。そして、その状態で抵抗溶接を行ってタブ部12を第1部材17及び第2部材18に接合する。
したがって、この実施形態においても、突起部19d,18eや屈曲部19b,18fが第1部材17及び第2部材18のいずれに設けられているかが異なるが、第1の実施形態の(1)〜(6)と基本的に同様の効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
次に第3の実施形態を図5(a),(b)にしたがって説明する。この実施形態は、第1部材17の挟持部19aにスリット19eが複数(この実施形態では2個)設けられている点と、各スリット19eに中間部(直進部)が挿入されたタブ部12の中間部より先端側が二つに分けられずに重ねられた状態で第1部材17及び第2部材18に接合されている点とが第2の実施形態と大きく異なっている。第2の実施形態と同一部分は同一符号を付して詳しい説明を省略する。
図5(a),(b)に示すように、挟持部19aには2個のスリット19eが形成されている。そして、2個のスリット19eに挟まれた部分の挟持部19aの上面が挟持面19cを構成する。第2部材18は挟持部19aより幅狭に形成され、屈曲部18fは形成されていない。また、突起部18eは第2部材18の中央部に形成されている。即ち、スリットとして、直進部におけるタブ部12の積層方向に離間した2つのスリット19eを有する。複数のタブ部12は、各スリット19eを通る2つのグループを少なくとも有し、2つのグループは直進部におけるタブ部12の積層方向において互い近づく方向に折り曲げられるとともに、2つのグループの各折り曲げ部の重なった部分が第1部材17の挟持面19cと第2部材18の挟持面18dに接合されている。
この実施形態では、複数のタブ部12は、二つのグループに分けられた状態で、グループ毎に重ねられた状態でその中間部(直進部)が第1部材17の異なるスリット19eに挿入されて、スリット19eに挿入された部分より先端側が挟持面19cに沿って折り曲げられた状態で、第1部材17及び第2部材18に接合されている。挟持面19cは1箇所のため、図5(b)に示すように、二つのグループに分けられて異なるスリット19eに挿入されたタブ部12は、中間部より先端側の部分が、互いに重なる状態で挟持面19c上に配置され、かつ突起部18eに押圧された状態で第1部材17及び第2部材18により挟持される。そして、抵抗溶接によりタブ部12が第1部材17及び第2部材18に接合される。
したがって、この実施形態の集電端子接続構造においては、第1の実施形態の(1)及び(3)と基本的に同様の効果を得ることができる他に、次の効果を得ることができる。
(7)スリット19eは複数(2個)設けられており、複数のタブ部12は二つのグループに分けられて異なるスリット19eに中間部(直進部)が挿入された後、中間部より先端側の部分が挟持面19cに沿って折り曲げられている。各タブ部12はスリット19eを通って第1部材17及び第2部材18に対する接合箇所に案内されており、各タブ部12の基端(根元)と、スリット19eとの距離によってタブ部12の曲げ角度、即ちタブ部12のうちの基端とスリット19eとの間の部分が集電体15の面と成す角度が異なり、距離が遠いタブ部12ほど曲げ角度が大きくなる。曲げ角度が大きくなると、二次電池30の充放電の際に集電体15の膨張・収縮によってタブ部12に加わる曲げ力が大きくなり、タブ部12が劣化し易くなる。この実施形態では、スリット19eは複数設けられているため、タブ部12の基端とスリット19eとの距離が最大になる値は、スリット19eが1個設けられた構成と比べて小さくなり、タブ部12の最大の曲げ角度もスリット19eが1個設けられた構成と比べて小さくなる。したがって、スリット19eが1個の場合に比べて、タブ部12が劣化し難くなる。
(8)スリット19eに挿入されたタブ部12は、中間部(直進部)より先端側の部分が挟持面19cに沿って折り曲げられただけであっても、タブ部12の先端が第1部材17の挟持部19aより突出することがない。そのため、第2部材18に屈曲部18fを形成する必要がなく、第2部材18の構造が簡単になる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ タブ部12を第1部材17及び第2部材18に抵抗溶接で溶接する場合、抵抗溶接はプロジェクション溶接に限らず、突起部19d,18eを設けずに行う抵抗溶接であってもよい。また、抵抗溶接に限らず他の溶接方法、例えば、超音波溶接でタブ部12を第1部材17及び第2部材18に溶接してもよい。
○ タブ部12、第1部材17及び第2部材18を溶接ではなく、他の方法で接合してもよい。例えば、タブ部12、第1部材17及び第2部材18は、第1部材17及び第2部材18のいずれか一方が他方に対してかしめて固定された状態で互いに接合されている構成としてもよい。具体的には、図6(a)に示すように、第1部材17の屈曲部19bの先端を内側に折り曲げて、第2部材18の挟持部18cを第1部材17の挟持部19a側に押圧するようにかしめて、第2部材18を第1部材17に固定してもよい。また、図6(b)に示すように、第2部材18の屈曲部18fの先端を内側に折り曲げて、第1部材17の挟持部19aを第2部材18の挟持部18c側に押圧するようにかしめて、第2部材18を第1部材17に固定してもよい。これらの場合、タブ部12は互いに圧着された状態で挟持面19c,18dに挟持されて、複数のタブ部12のうち最も第1部材17側に配置されたタブ部は、第1部材の挟持面19cに接合され、複数のタブ部12のうち最も第2部材18側に配置されたタブ部12は、第2部材18の挟持面18dに接合される。したがって、タブ部12、第1部材17及び第2部材18の接合作業に溶接作業が不要になる。
○ タブ部12、第1部材17及び第2部材18の接合に、かしめによる圧着と溶接とを併用してもよい。
○ スリット19eを複数設ける構成においても、各スリット19eに挿入されたタブ部12の直進部(中間部)より先端側の部分を二つに分けて、挟持面19cに沿って折り曲げた状態で第1部材17及び第2部材18に接合してもよい。
○ 第1の実施形態のように第2部材18にスリット18aを設ける構成においても、スリット18aを複数設けてもよい。
○ スリット18aあるいはスリット19eが1個設けられる構成において、スリット18a,19eを挟持部18c,19aの中央ではなく、挟持部18c,19aの幅方向の一方に片寄った位置に形成してもよい。この場合、スリット18a,19eに挿入されたタブ部12の直進部(中間部)より先端側の部分は二つに分けずに、挟持面18d,19cに沿って曲げられた状態で、第1部材17及び第2部材18に接合される。
○ 積層型の電極体10に限らず、巻回型の電極体10に適用してもよい。その場合、図7に示すように、正極用のタブ部12pと負極用のタブ部12nとが電極体10の異なる側に突出する構成とし、二次電池30の電極端子、即ち正極端子35及び負極端子36の電池ケース31からの突出方向と、タブ部12の電極体10からの突出方向とが異なる方向となるようにしてもよい。この場合、集電端子13の本体部19の形状は、前記各実施形態の場合と異なる形状となる。
○ 積層型の電極体10においても、正極用のタブ部12pと負極用のタブ部12nとが電極体10の異なる側に突出する構成としてもよい。
○ 集電端子13は二次電池30の電極端子となる部分が一体に形成された構成に限らず、本体部19が柱部20を有さない構成であってもよい。この場合、本体部19は、二次電池側に設けられた支持部(固定部)に支持された状態で電池ケースに固定されるとともに、電極端子に電気的に接続されたり、電極端子に直接支持、固定されたりする構成に形成される。
○ 集電端子13の電極端子(正極端子あるいは負極端子)に対する固定方法は、ねじ部の螺合を用いる構成に限らない。
○ 第1部材17及び第2部材18は、タブ部12を挟持する板状の挟持部19a,18cの挟持面19c,18dが電極11の表面の仮想延長面と交差する方向に延びる状態でタブ部12を挟持すればよく、前記仮想延長面と直交する方向に延びる必要はない。しかし、組み付け誤差や部品の製造誤差の範囲で直交に近い方が好ましい。
○ 電極11(正極11p,負極11n)は、集電体15の両面に活物質層16を有する構成に限らず、集電体15の片面に活物質層16を有する構成であってもよい。
○ タブ部12,12p,12nは、集電体15とは別に形成されたものを集電体15の活物質非塗布部15aに溶接で接合した構成に限らず、集電体15の活物質非塗布部15aに連続して一体形成された構成でもよい。しかし、タブ部12等を活物質非塗布部15aに連続して一体形成された構成とする場合は、タブ部12等にならない部分を活物質非塗布部15aから除去するために無駄になる部分が生じる。
○ 第1部材17のスリット19eあるいは第2部材18のスリット18aに挿入されたタブ部12の直進部(中間部)より先端側を挟持面19c,18dに沿って曲げた場合、電極体10を電池ケース31に収容した状態においてタブ部12の先端が電池ケース31に接触するのを防止(回避)するため、タブ部12によってその長さを調整してもよい。この場合、第1部材17の屈曲部19bや第2部材18の屈曲部18fを省略しても支障がない。
○ 電極体10は二次電池30に用いられる電極体に限定されず、電気二重層キャパシタやリチウムイオンキャパシタ等のキャパシタに用いられる電極体であっても良い。
11…電極、11p…電極としての正極、11n…電極としての負極、12,12n,12p…タブ部、13…集電端子、14…セパレータ、17…第1部材、18…第2部材、18a,19e…スリット、18c,19a…挟持部、18d,19c…挟持面、30…蓄電装置としての二次電池。

Claims (5)

  1. 電極に突出形成されたタブ部を複数重ねた状態で集電端子と電気的に接続する蓄電装置であって、
    前記タブ部は、前記タブ部の根元から前記タブ部が重なるまでの間の部分である集合部と、前記集合部より先端側で前記タブ部の突出する方向に延びる直進部と、前記直進部より先端側で前記直進部から折り曲げられて形成された折り曲げ部とを有しており、
    前記集電端子は、第1部材と、前記第1部材と協同して前記タブ部を挟持する第2部材とを備え、
    前記第1部材及び前記第2部材は、前記折り曲げ部における前記タブ部の重ね方向において、前記折り曲げ部の両側に設けられるとともに、前記折り曲げ部を挟む挟持面をそれぞれ有し、
    前記第1部材及び前記第2部材の前記電極に近い方には前記直進部が挿入されるスリットが形成され、
    複数の前記タブ部のうち最も前記第1部材側に配置された前記タブ部は、前記第1部材の前記挟持面に接合されているとともに、複数の前記タブ部のうち最も前記第2部材側に配置された前記タブ部は、前記第2部材の前記挟持面に接合されており、
    前記スリットとして、前記直進部における前記タブ部の積層方向に離間した2つのスリットを有し、複数の前記タブ部は各前記スリットを通る2つのグループを少なくとも有し、前記2つのグループは前記直進部における前記タブ部の積層方向において互いに近づく方向に折り曲げられるとともに、前記2つのグループの各前記折り曲げ部の重なった部分が前記第1部材の前記挟持面と前記第2部材の前記挟持面に接合されていることを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記タブ部は、溶接により前記第1部材及び前記第2部材に接合されている請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記タブ部、前記第1部材及び前記第2部材は、前記第1部材及び前記第2部材のいずれか一方が他方に対してかしめて固定された状態で互いに接合されている請求項1に記載の蓄電装置。
  4. 請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の蓄電装置において、前記電極は正極及び負極を含むとともに、前記正極と前記負極とを絶縁するセパレータを有する二次電池。
  5. 請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の蓄電装置を搭載した車両。
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