JP5737204B2 - 太陽電池及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、半導体基板の表面にパッシベーション膜を有する太陽電池及びその製造方法に関するものである。
現在、高い変換効率を有する両面受光型太陽電池を製造するにあたって、太陽電池の高効率化及び製造コストの低減が重要課題となっている。一般的には、以下のような工程で両面受光型太陽電池を製造することができる。その詳細は例えば次の通りである。
まず、チョクラルスキー(CZ)法により作製した単結晶シリコンインゴットやキャスト法により作製した多結晶シリコンインゴットをマルチワイヤー法でスライスすることにより得られたn型シリコン基板を用意する。次に、アルカリ溶液で基板表面のスライスによるダメージを取り除いた後、最大高さ10μm程度の微細凹凸(テクスチャ)を受光面と裏面との両面に形成する。続いて、種々の方法により基板裏面側にリンガラス(リンシリケートガラス(PSG))層を、受光面側にホウ素ガラス(ボロンシリケートガラス(BSG))層を形成して、ドーパントを熱拡散させてn型拡散層とp型拡散層を形成する。次に、熱酸化を行って、パッシベーション1層目である熱酸化膜を形成し、さらに熱酸化膜の上にSiNx膜を、例えば70nm程度の膜厚で堆積させて、反射防止膜を形成する。次に受光面及び裏面電極は、銀を主成分とする受光面電極用ペーストを、例えば幅100〜200μm程度の櫛形状に印刷、焼成することにより形成する。
一般に、シリコン基板にシリコン窒化膜(窒化ケイ素膜、SiNx膜ともいう。)をCVD(Chemical Vapor Deposition)法で堆積しても、充分低い表面再結合速度は得られない。これは、プラズマ損傷を直接受けることとシリコン窒化膜が持つ膜質の固さに由来していると言われている。
特に、p型基板やp型拡散層のパッシベーション膜として、シリコン窒化膜を直接p型拡散層に堆積させると、シリコン窒化膜の正の電荷の影響を受けて、p型拡散層表面の少数キャリヤの再結合速度が増大してしまう。これを回避する方法としては、p型拡散層とシリコン窒化膜の間にシリコン酸化膜を挟む方法が有用である。
また、このシリコン酸化膜は、CVD法で堆積させる酸化膜よりも、酸素雰囲気で行う熱酸化により形成される酸化膜の方が緻密な膜となり、シリコン表面のダングリングボンドをターミネートすることができ、パッシベーション性が良好となる。パッシベーション効果の高い絶縁膜を有する太陽電池については特開2011−187858号公報(特許文献1)に記載がある。
特開2011−187858号公報
しかしながら、酸化膜を全て高密度の熱酸化膜で形成すると、厚く緻密な酸化膜が基板表面とシリコン窒化膜の間に存在するため、シリコン窒化膜から得られる基板表面への水素パッシベーション効果が低減する。また電極成分であるガラスフリットのファイアスルーが不十分となり、コンタクト抵抗が増大するという問題があった。
本発明は、以上の従来技術における課題に鑑みてなされたものであり、電気特性に優れた太陽電池及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、下記の太陽電池及びその製造方法を提供する。
〔1〕 n型半導体シリコン基板の第一主面に形成されたp型拡散層上に形成され、密度が2.1g/cm3以上、膜厚が1〜5nmである高密度シリコン酸化膜と、前記高密度シリコン酸化膜上に形成され、密度が2.1g/cm3未満、膜厚が5〜15nmである低密度シリコン酸化膜と、前記低密度シリコン酸化膜上に形成されたシリコン窒化膜と、該シリコン窒化膜上に印刷された電極ペーストを焼成して前記シリコン窒化膜、低密度シリコン酸化膜及び高密度シリコン酸化膜をファイアスルーさせて前記p型拡散層と接触してなる電極とを有することを特徴とする太陽電池。
〔2〕 前記高密度シリコン酸化膜は熱酸化又はオゾン酸化により形成されてなることを特徴とする〔1〕に記載の太陽電池。
〔3〕 前記低密度シリコン酸化膜はダイレクトプラズマCVD法により形成されてなることを特徴とする〔1〕又は〔2〕に記載の太陽電池。
n型半導体シリコン基板の第一主面にp型拡散層を形成し、熱酸化又はオゾン酸化により、前記p型拡散層上に密度が2.1g/cm3以上、膜厚が1〜5nmである高密度シリコン酸化膜を形成し、ダイレクトプラズマCVD法により、前記高密度シリコン酸化膜上に密度が2.1g/cm3未満、膜厚が5〜15nmである低密度シリコン酸化膜を形成し、次いで、ダイレクトプラズマCVD法により、前記低密度シリコン酸化膜上にシリコン窒化膜を形成し、更に、該シリコン窒化膜上に電極ペーストを印刷し焼成して前記シリコン窒化膜、低密度シリコン酸化膜及び高密度シリコン酸化膜をファイアスルーさせて前記p型拡散層と接触する電極を形成することを特徴とする太陽電池の製造方法。
本発明によれば、半導体シリコン基板(その表面に拡散層が形成されている場合も含む。)とシリコン窒化膜の間に、膜の厚み方向で密度の異なるシリコン酸化膜を設けるので、該シリコン酸化膜による半導体シリコン基板又は拡散層のパッシベーション効果を低下させることなく、シリコン窒化膜からの水素パッシベーション性を向上させて太陽電池として表面結合速度を低減させることができる。更に、電極焼成時にファイアスルー性が向上するので、コンタクト抵抗を低減させることができ、変換効率の高い太陽電池が得られる。
本発明に係る太陽電池の構成例を示す断面図である。 本発明に係る太陽電池の製造方法を説明するフローチャートである。 本発明に係る太陽電池の製造方法を説明する製造工程を示す概略断面図であり、(a)はn型半導体基板準備工程、(b)は拡散層形成工程、(c)は熱酸化膜形成工程、(d)はCVD法による酸化膜形成工程、(e)はシリコン窒化膜形成工程、(f)は電極形成工程である。 実施例1の膜構成を示す断面図である。 比較例1の膜構成を示す断面図である。 比較例2の膜構成を示す断面図である。 比較例3の膜構成を示す断面図である。 実施例1〜3、比較例1〜12におけるパッシベーション膜と表面再結合速度の関係を示すグラフである。 比較例13の太陽電池の構成を示す断面図である。 比較例14の太陽電池の構成を示す断面図である。
以下に、本発明に係る太陽電池の実施形態について説明する。
〔太陽電池〕
本発明に係る太陽電池は、半導体シリコン基板上に形成され、膜の厚み方向で密度の異なるシリコン酸化膜と、前記シリコン酸化膜上に形成されたシリコン窒化膜と、を有することを特徴とするものである。
図1は、本発明に係る太陽電池の構成例を示す断面図であり、半導体シリコン基板がn型の場合を示している。
図1に示すように、n型半導体シリコン基板(以下、基板という。)1の受光面(第一主面ともいう。)にはp型拡散層(p+層)2、高密度シリコン酸化膜4と低密度シリコン酸化膜5を有するシリコン酸化膜6、シリコン窒化膜(SiNx膜)7がその順番で積層された構造を有している。また、基板1の裏面(第二主面、非受光面ともいう。)にはn型拡散層(n+層)3、高密度シリコン酸化膜4、シリコン窒化膜(SiNx膜)7がその順番で積層された構造を有している。更に、基板1の裏表それぞれの面には、太陽電池の正負の極に対応する電極8,9をそれぞれ有している。
ここで、基板1はチョクラルスキー(CZ)法及びフロートゾーン(FZ)法のいずれの方法によって作製されていても構わない。また、基板1の比抵抗は、例えば0.1〜20Ω・cmが好ましく、特に0.5〜2.0Ω・cmであることが高い性能の太陽電池を作る上で好適である。
また、p型拡散層2はボロン拡散層であり、n型拡散層3はリン拡散層である。
シリコン酸化膜6は、膜の厚み方向で密度が異なっており、基板1の受光面側のp型拡散層2上に形成された高密度シリコン酸化膜4と、高密度シリコン酸化膜4上に形成され、該高密度シリコン酸化膜4よりも密度の低い低密度シリコン酸化膜5と、を有する積層膜である。
高密度シリコン酸化膜4は、低密度シリコン酸化膜5よりも密度の高い薄膜であり、その密度は2.1g/cm3以上が好ましく、特に2.1〜2.3g/cm3であるとよい。高密度シリコン酸化膜4の密度が2.1g/cm3未満では、シリコン表面のダングリングボンドが増加して、パッシベーション性が低下する場合がある。
また、高密度シリコン酸化膜4の膜厚は、1〜5nmであることが好ましい。膜厚1nm未満ではシリコン表面のダングリングボンドが増加して、パッシベーション性が低下する場合があり、5nm超ではその上に積層するシリコン窒化膜7からの水素パッシベーション作用が得られにくくなるおそれがあり、また電極9のファイアスルー性も低下して、太陽電池特性が劣化する場合がある。
低密度シリコン酸化膜5は、高密度シリコン酸化膜4よりも密度の低い薄膜であり、その密度は2.1g/cm3未満が好ましく、特に1.9g/cm3以上2.1g/cm3未満であるとよい。低密度シリコン酸化膜5の密度が2.1g/cm3以上では、実質高密度シリコン酸化膜4となり、積層するシリコン窒化膜7からの水素パッシベーション作用が得られにくくなるおそれがあり、また電極9のファイアスルー性も低下して、太陽電池特性が劣化する場合がある。
なお、高密度シリコン酸化膜4及び低密度シリコン酸化膜5の密度は、XRR(X線反射率)測定により求めることができる。
また、低密度シリコン酸化膜5は高密度シリコン酸化膜4よりも厚いことが好ましく、その膜厚は5〜20nmであることが好ましい。膜厚5nm未満ではシリコン窒化膜7の正のチャージの影響を受けて、基板1表面の表面再結合速度が増大する場合があり、20nm超では積層するシリコン窒化膜7からの水素パッシベーション作用が得られにくくなるおそれがあり、また電極9のファイアスルー性も低下して、太陽電池特性が劣化する場合がある。
シリコン窒化膜7は、パッシベーション膜であるとともに、表面保護膜として機能する。また、受光面側においては反射防止膜も兼ねるため、シリコン窒化膜7の膜厚は70〜100nmであることが好ましい。
以上の構成により、p型拡散層2とシリコン窒化膜7の間に、膜の厚み方向で密度の異なるシリコン酸化膜6を設けるので、該シリコン酸化膜6によるp型拡散層2のパッシベーション効果を低下させることなく、電極9焼成時にシリコン窒化膜7からの水素パッシベーション性を向上させて太陽電池として表面結合速度を低減させることができる。更に、電極9焼成時にファイアスルー性が向上するので、コンタクト抵抗を低減させることができ、変換効率の高い太陽電池を実現できる。
なお、本構成例では基板1の表裏面それぞれにp型拡散層2、n型拡散層3を形成しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、p型拡散層2、n型拡散層3いずれかのみを形成してもよいし、また、基板1をp型半導体シリコン基板としてもよく、この場合も基板1の表裏面のそれぞれにn型拡散層、p型拡散層を形成してもよいし、いずれか一方の面のみにn型拡散層、p型拡散層のいずれかを形成してもよい。
〔太陽電池の製造方法〕
図2は、本発明に係る太陽電池の製造方法を説明するフローチャートであり、図3は、本発明に係る太陽電池の製造方法を説明する製造工程を示す概略断面図である。以下、図2,図3に従って本発明に係る太陽電池の製造方法について説明する。
(S1) まず、基板1としてリンドープn型単結晶シリコン基板を用意する。
次に、用意した基板1を水酸化ナトリウム水溶液に浸し、ダメージ層をエッチングして取り除く。この基板のダメージ除去は、水酸化カリウム等強アルカリ水溶液を用いても構わない。また、フッ酸と硝酸の混酸であるフッ硝酸等の水溶液でも同様の目的を達成することが可能である。
ダメージエッチングを行った基板1にランダムテクスチャを形成する(以上、図3(a))。
太陽電池は通常、表面に凹凸形状を形成するのが好ましい。その理由は,可視光域の反射率を低減させるために、できる限り2回以上の反射を受光面で行わせる必要があるためである。これら一つ一つの山のサイズは1〜10μm程度でよい。代表的な表面凹凸構造としてはV溝,U溝が挙げられる。これらは、研削機を利用して、形成可能である。また、ランダムな凹凸構造を作るには、水酸化ナトリウムにイソプロピルアルコールを加えた水溶液に浸したウェットエッチングを用いる方法や、他には、酸エッチングやリアクティブ・イオン・エッチング等を用いることができる。なお、図1、図3では基板1の両面に形成したテクスチャ構造は微細なため省略している。
(S2) 次に、p型拡散層2及びn型拡散層3を熱拡散により形成する(図3(b))。これらの拡散層形成には、BBr3ガスやPOCl3ガスを使用する気相拡散法やドーパントの供給源となる塗布剤を予め基板1表面に塗布してから熱処理を行う塗布拡散法が有効である。これらの熱拡散時にドーパントを拡散したくない面に酸化膜などのマスク処理を行ってもよい。なお、上記の熱処理におけるプロセスガスは特に限定はされないが、一般的には窒素やアルゴンなどの不活性ガスが用いられる。また、酸素ガスが適宜使用される。
また、この熱処理温度は800〜1050℃で10〜60分間熱処理することが好ましいが、より好ましくは、850〜1000℃の温度で20〜50分間の熱処理時間である。
このp型拡散層2及びn型拡散層3のシート抵抗は、電極8,9とのオーミックコンタクトを得る目的で、シート抵抗が40〜60Ω/□で均一に形成されていることが好ましい。また、電極8,9とのオーミックコンタクトを得るために、p型拡散層2及びn型拡散層3の表面リンドーパント濃度が1.0×1019cm-3以上であることが好ましい。これらの拡散層2,3の表面濃度は一般的に二次イオン質量分析法(SIMS)による測定で測定することが可能である。
(S3) 次に、プラズマエッチング装置を用い、接合分離を行う。このプロセスではプラズマやラジカルが基板1の受光面や裏面に侵入しないよう、サンプルをスタックし、その状態で、端面を数ミクロン削る。これにより、太陽電池にした場合の漏れ電流を防ぐことができる。
(S4) 引き続き、表面に形成されたガラス層(BSG層及びPSG層)を5〜25質量%のフッ酸でエッチングした後、基板1の表面を洗浄する。この洗浄方法はRCA洗浄であることが望ましい。
(S5) 次に、基板1表面に高密度シリコン酸化膜4を形成する(図3(c))。高密度シリコン酸化膜4の形成方法は熱酸化やオゾン酸化などがある。熱酸化の場合は洗浄後の基板1を石英ボート上に並べ、酸素雰囲気下、700〜900℃で、10〜60分間処理する。この処理により、基板1表面に膜厚1〜5nmの薄い熱酸化膜を形成する。また、オゾン酸化の場合はオゾンと酸素の混合ガス中で基板1を処理することによって、熱酸化膜と同等の高密度シリコン酸化膜4を形成することができる。
なお、このとき基板1の裏面側にも高密度シリコン酸化膜4を形成してもよい。
(S6) 次に、基板1表面に低密度シリコン酸化膜5を形成する(図3(d))。低密度シリコン酸化膜5は、例えばダイレクトプラズマCVD装置で形成することができる。
これにより、高密度シリコン酸化膜4と低密度シリコン酸化膜5の積層膜を有するシリコン酸化膜6が形成される。
(S7) 続いて、ダイレクトプラズマCVD装置を用い、低密度シリコン酸化膜5上に表面保護膜であるシリコン窒化膜7を堆積する(図3(e))。なお、反射防止膜として酸化膜、二酸化チタン膜、酸化亜鉛膜、酸化スズ膜等の他の薄膜を更に積層してもよい。また、形成法も上記以外にリモートプラズマCVD法、コーティング法、真空蒸着法等があるが、経済的な観点からシリコン窒化膜7をダイレクトプラズマCVD法によって形成するのが好ましい。なお、このとき基板1の裏面側にもシリコン窒化膜7を形成してもよい。
(S8) 次に、スクリーン印刷装置を用い、銀を主成分とする電極ペーストを櫛形電極パターン印刷版を用いて基板1の裏面側に塗布し、乾燥させる。同様に受光面側も銀を主成分とする電極ペーストを櫛型状に印刷し、乾燥させる。
(S9) その後、700〜800℃で5〜30分焼成を行い、裏面側の電極8及び受光面側の電極9を形成する(図3(f))。この焼成工程により、電極ペースト中のガラスフリットが受光面側ではシリコン窒化膜7及びシリコン酸化膜6を、裏面側ではシリコン窒化膜7及び高密度シリコン酸化膜4をファイアスルーして、電極9とp型拡散層2との間、電極8とn型拡散層3との間の電気的な導通が達成される。また、焼成工程では、シリコン窒化膜7中の水素がシリコン酸化膜6を経て基板1表面に拡散し、水素パッシベーション効果により表面再結合速度を低下させ、その結果として太陽電池特性を向上させることができる。
以上のように、図1に示す太陽電池を簡単な手法で製造することが可能である。
以下、本発明の効果を実施例を挙げて具体的に説明する。
[実施例1]
結晶面方位(100)、15.6cm角200μm厚、アズスライス比抵抗2Ω・cmのテクスチャ表面のボロンドープp型単結晶基板を用意し、以下の手順でシリコン酸化膜及びシリコン窒化膜を形成した。
まず、酸素雰囲気下、800℃で20分間処理して熱酸化を行い、基板表面に高密度シリコン酸化膜を形成した。エリプソメーター測定により、このシリコン酸化膜の膜厚は3nmであった。また、XRR測定により、この高密度シリコン酸化膜の密度は2.2g/cm3であった。
次に、ダイレクトプラズマCVD装置を用いてテトラエトキシシラン(TEOS)と酸素(O2)の混合ガスにより、膜厚10nmのCVD酸化膜(低密度シリコン酸化膜)を受光面側に形成した。また、XRR測定により、この低密度シリコン酸化膜の密度は2.0g/cm3であった。
次に、ダイレクトプラズマCVD装置を用いてモノシラン(SiH4)とアンモニア(NH3)の混合ガスにより、膜厚80nmのシリコン窒化膜を受光面及び裏面に形成し、反射防止膜とした。
最後に、酸素雰囲気下、800℃で10分間の焼成を行い、評価用のウェハーとした(図4)。
[比較例1]
実施例1において、基板上に前記800℃の熱酸化により膜厚13nmの高密度シリコン酸化膜を形成し、ついで低密度シリコン酸化膜を形成せずに該高密度シリコン酸化膜上に前記シリコン窒化膜(膜厚80nm)を形成し、それ以外は実施例1と同じ条件でウェハーを作製した(図5)。
[比較例2]
実施例1において、基板上に高密度シリコン酸化膜を形成せずに、前記ダイレクトプラズマCVD装置を用いて膜厚13nmのCVD酸化膜(低密度シリコン酸化膜)を形成し、ついで該CVD酸化膜上に前記シリコン窒化膜(膜厚80nm)を形成し、それ以外は実施例1と同じ条件でウェハーを作製した(図6)。
[比較例3]
実施例1において、基板上にシリコン酸化膜を形成せずに、前記シリコン窒化膜(膜厚80nm)を形成し、それ以外は実施例1と同じ条件でウェハーを作製した(図7)。
[実施例2]
実施例1において、基板をリンドープn型単結晶基板とし、それ以外は実施例1と同じ条件でウェハーを作製した。
[比較例4〜6]
比較例1〜3において、それぞれ基板をリンドープn型単結晶基板とし、それ以外は比較例1〜3と同じ条件でウェハーを作製した。
[実施例3]
実施例1において、パッシベーション膜形成前(高密度シリコン酸化膜形成前)に基板両面(受光面及び裏面)にボロンを拡散させてp+拡散層を形成し、それ以外は実施例1と同じ条件でウェハーを作製した。なお、ボロン拡散はBBr3ガスを用いて920℃で30分間の熱処理により行った。
[比較例7〜9]
比較例1〜3において、パッシベーション膜形成前(高密度シリコン酸化膜又は低密度シリコン酸化膜形成前)あるいはシリコン窒化膜形成前に基板両面(受光面及び裏面)にボロンを拡散させてp+拡散層を形成し、それ以外は比較例1〜3と同じ条件でウェハーを作製した。なお、ボロン拡散はBBr3ガスを用いて920℃で30分間の熱処理により行った。
[実施例4]
実施例2において、パッシベーション膜形成前(高密度シリコン酸化膜形成前)に基板両面(受光面及び裏面)にリンを拡散させてn+拡散層を形成し、それ以外は実施例2と同じ条件でウェハーを作製した。なお、リン拡散はPOCl3ガスを用いて850℃で30分間の熱処理により行った。
[比較例10〜12]
比較例4〜6において、パッシベーション膜形成前(高密度シリコン酸化膜又は低密度シリコン酸化膜形成前)あるいはシリコン窒化膜形成前に基板両面(受光面及び裏面)にリンを拡散させてn+拡散層を形成し、それ以外は比較例4〜6と同じ条件でウェハーを作製した。なお、リン拡散はPOCl3ガスを用いて850℃で30分間の熱処理により行った。
以上のようにして得られた焼成後ウェハーの実効ライフタイム及び表面拡散層エッチング後のバルクライフタイムを測定して、表面再結合速度を算出した。
実効ライフタイム及びバルクライフタイムの測定にはSEMILAB社のWT−2000の装置を用いて行った。なお、基板の少数キャリアバルクライフタイムの測定方法は、一般的なケミカルパッシベーション法を利用した。具体的には、焼成後の基板を25質量%HF水溶液に浸して表面のパッシベーション膜を全て除去し、さらにKOH溶液などのアルカリエッチング溶液に浸して表面拡散層除去後、ヨウ素−メタノール溶液による表面ケミカルパッシベーション処理を行った後、基板の少数キャリアのバルクライフタイムを測定した。
次に、測定した焼成後の基板の実効ライフタイム及びバルクライフタイムを用いて以下の式(1)から表面再結合速度S(cm/s)を算出した。
1/τe=1/τb+2S/d (1)
なお、τeは基板の実効ライフタイム(μs)、τbは基板のバルクライフタイム(μs)、dは基板厚(cm)である。
以上の結果を表1及び図8に示す。なお、図8の横軸はパッシベーション膜の構成を意味しており、実施例1〜4に関しては熱SiO2、CVD−SiO、CVD−SiNと表記し、比較例1,4,7,10に関しては熱SiO2、CVD−SiNと表記し、比較例2,5,8,11に関してはCVD−SiO、CVD−SiNと表記し、比較例3,6,9,12に関してはCVD−SiNと表記している。
Figure 0005737204
表1及び図8より、拡散層の有無に拘らず、実施例1〜4に示すように、パッシベーション膜として高密度シリコン酸化膜(熱SiO2)、低密度シリコン酸化膜(CVD−SiO)、シリコン窒化膜(CVD−SiN)を積層した構造とすることで、比較例よりも表面再結合速度が低下した。これは、高密度シリコン酸化膜とシリコン窒化膜の間に低密度シリコン酸化膜を挟み、高密度シリコン酸化膜によるパッシベーション効果とシリコン窒化膜の水素パッシベーション効果の相乗効果が表れていると考えられる。
[実施例5]
結晶面方位(100)、15.6cm角200μm厚、アズスライス比抵抗2Ω・cmのテクスチャ表面のリンドープn型単結晶基板を用意し、以下の手順で太陽電池を作製した。
まず、裏面のn型拡散層を形成するために受光面側を十分な膜厚の酸化膜でマスクし、酸化膜同士を向かい合わせて石英ボートに載置し、POCl3ガス雰囲気下、850℃で30分間の熱処理によりリン拡散を行った。
その後、基板表面のPSG層を25質量%のフッ酸水溶液で除去し、洗浄を行った。
次に、受光面のp型拡散層を形成するために裏面側を十分な膜厚の酸化膜でマスクし、酸化膜同士を向かい合わせて石英ボートに載置し、BBr3ガス雰囲気下、920℃で30分間の熱処理によりボロン拡散を行った。
その後、基板表面のBSG層を25質量%のフッ酸水溶液で除去し、洗浄を行った。
次に、一般的なCF4ガス及び酸素ガスを用いたプラズマエッチング装置を用いて端面のリン拡散層をエッチングし、受光面と裏面側とのpn接合分離を行った。
次に、基板両面に高密度シリコン酸化膜を形成するために熱酸化を行った。酸素雰囲気下、850℃で15分間処理した。エリプソメーターによる測定でこの高密度シリコン酸化膜の膜厚は3nmであった。また、XRR測定により高密度シリコン酸化膜の密度は2.2g/cm3であった。
次に、ダイレクトプラズマCVD装置を用いてテトラエトキシシラン(TEOS)と酸素(O2)の混合ガスにより、膜厚10nmのCVD酸化膜(低密度シリコン酸化膜)を受光面側に形成した。XRR測定により低密度シリコン酸化膜の密度は2.0g/cm3であった。
次に、ダイレクトプラズマCVD装置を用いてモノシラン(SiH4)とアンモニア(NH3)の混合ガスにより、膜厚80nmのシリコン窒化膜を受光面及び裏面に形成し、反射防止膜とした。
次に、受光面側に銀ペースト、裏面側に銀ペーストを電極印刷し、酸素雰囲気下、800℃で10分間の焼成を行い、受光面電極及び裏面電極を形成し、太陽電池を作製した。
[比較例13]
実施例5において、受光面及び裏面のシリコン酸化膜形成を熱酸化による高密度シリコン酸化膜のみ(各膜厚13nm)とし、それ以外は実施例5と同じ条件で太陽電池を作製した(図9)。なお、熱酸化条件は酸素雰囲気下、820℃で60分間の熱処理であった。
[比較例14]
実施例5において、裏面にはシリコン酸化膜を形成せず、受光面側のシリコン酸化膜形成をCVD酸化膜(低密度シリコン酸化膜)のみ(膜厚13nm)とし、それ以外は実施例5と同じ条件で太陽電池を作製した(図10)。
以上のようにして得られた太陽電池について、25℃の雰囲気の中、ソーラーシミュレータ(光強度:1kW/m2,スペクトル:AM1.5グローバル)の下で電流電圧特性を測定した。その結果を表2に示す。なお、表中の太陽電池特性の数値は実施例及び比較例で試作したセル10枚の平均値である。
Figure 0005737204
以上の結果、本発明の太陽電池(実施例5)において、比較例13,14と比べて電流電圧特性Voc、Jsc、FFすべてに改善が見られ、変換効率が向上した。本発明による基板の表面、特にp型拡散層のパッシベーション向上の効果がVoc及びJscの向上に表れている。また、高密度シリコン酸化膜とシリコン窒化膜の間にCVD酸化膜(低密度シリコン酸化膜)を挟んだことによるファイアスルー性の向上で、コンタクト抵抗が低減した効果がFFの向上に表れている。
本発明により、パッシベーション膜を改善することで高効率な太陽電池を作製することが可能となった。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態は例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、如何なるものも本発明の技術範囲に包含される。
1,101,201 半導体シリコン基板(基板)
2,102,202 p型拡散層
3,103,203 n型拡散層
4,104 高密度シリコン酸化膜
5,205 低密度シリコン酸化膜
6 シリコン酸化膜
7,107,207 シリコン窒化膜
8,108,208 裏面電極
9,109,209 受光面電極

Claims (4)

  1. n型半導体シリコン基板の第一主面に形成されたp型拡散層上に形成され、密度が2.1g/cm3以上、膜厚が1〜5nmである高密度シリコン酸化膜と、前記高密度シリコン酸化膜上に形成され、密度が2.1g/cm3未満、膜厚が5〜15nmである低密度シリコン酸化膜と、前記低密度シリコン酸化膜上に形成されたシリコン窒化膜と、該シリコン窒化膜上に印刷された電極ペーストを焼成して前記シリコン窒化膜、低密度シリコン酸化膜及び高密度シリコン酸化膜をファイアスルーさせて前記p型拡散層と接触してなる電極とを有することを特徴とする太陽電池。
  2. 前記高密度シリコン酸化膜は熱酸化又はオゾン酸化により形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池。
  3. 前記低密度シリコン酸化膜はダイレクトプラズマCVD法により形成されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽電池。
  4. n型半導体シリコン基板の第一主面にp型拡散層を形成し、熱酸化又はオゾン酸化により、前記p型拡散層上に密度が2.1g/cm3以上、膜厚が1〜5nmである高密度シリコン酸化膜を形成し、ダイレクトプラズマCVD法により、前記高密度シリコン酸化膜上に密度が2.1g/cm3未満、膜厚が5〜15nmである低密度シリコン酸化膜を形成し、次いで、ダイレクトプラズマCVD法により、前記低密度シリコン酸化膜上にシリコン窒化膜を形成し、更に、該シリコン窒化膜上に電極ペーストを印刷し焼成して前記シリコン窒化膜、低密度シリコン酸化膜及び高密度シリコン酸化膜をファイアスルーさせて前記p型拡散層と接触する電極を形成することを特徴とする太陽電池の製造方法。
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