JP5735461B2 - スライディング用薄型ジャッキ、このジャッキを用いた重量物の移動装置及びその方法 - Google Patents

スライディング用薄型ジャッキ、このジャッキを用いた重量物の移動装置及びその方法 Download PDF

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Description

本発明は、橋桁等の重量物を製作ヤードから据付け台に横移動するために用いられるスライディング用薄型ジャッキ、このジャッキを用いた重量物の移動装置及びその方法に関するものである。
橋桁等の重量物は、製作ヤードで組み立て、この製作ヤードの仮設レールで連続した据付け台まで横移動して設置する。
従来、このような重量物は、この重量物を仮設レールの上の昇降ジャッキで持ち上げつつ、横移送ジャッキで横移動する方法が知られている(特許文献1)。
この特許文献1に記載の発明を図11ないし図13に基づき説明する。
これらの図において、重量物10の製作ヤードには、据付け台11の据え付け面21より十分低い位置の下段面22に連続する仮設レール12が設けられ、この仮設レール12の上に複数台の昇降ジャッキ14を載せ、これらの昇降ジャッキ14の上に、組み立てられた重量物10がスライドベース13を介在して載せられる。
重量物10は、一端を仮設レール12に、他端をスライドベース13に固定した横移送ジャッキ15の押し又は引きで横移動する。横移送ジャッキ15のストロークの限界に達すると、横移送ジャッキ15の仮設レール12における固定位置を順次変えて移動する。
このような横移動に使用される昇降ジャッキ14は、図12に示すように、シリンダ16の内部に嵌合したピストン17を油圧で上昇してスライドベース13を介して重量物10の荷重を受ける。昇降ジャッキ14の下面には、テフロン(登録商標)等の摺動部材19が取り付けられ、この摺動部材19が仮設レール12の上面を摺動しつつ移動する。
この従来の昇降ジャッキ14による横移動では、図13に示すように、仮設レール12と昇降ジャッキ14とスライドベース13を加えた全体の高さが高いために、据付け台11のゴム沓20の据え付け面21よりも十分下に下段面22を形成してこの下段面22の上に仮設レール12と昇降ジャッキ14とスライドベース13を載せて重量物10を受けて横移動する。重量物10の下面が据付け台11の据え付け面21に達すると、昇降ジャッキ14を下降してゴム沓20を据え付け面21に盛り替えて固定する。仮設レール12に若干の凹凸や傾斜があるときは、昇降ジャッキ14の弧状受け面18で追従する。
以上のような重量物10と仮設レール12との間に、昇降ジャッキ14とスライドベース13と横移送ジャッキ15を配置して横移動する方法では、仮設レール12は、ゴム沓20の据え付け面21とは異なる位置に横移動のためだけの下段面22を設けなければならないだけでなく、仮設レール12と昇降ジャッキ14とスライドベース13を配置するための十分な空間を必要とし、また、重量物10の横移動後に仮設レール12と昇降ジャッキ14とスライドベース13と横移送ジャッキ15の解体と撤去という面倒な作業が必要となる。
また、1台の昇降ジャッキ14は、1個のシリンダ16とピストン17で構成されているため、受圧面積が広くなり、弧状受け面18があるとはいえ、重量物10の傾きや仮設レール12の凹凸などでピストン17に軸方向以外の力がかかると円滑に昇降しなくなる恐れがある。
最近では、据え付け面と同一高さの仮設レール面にステンレススチール板などを敷設し、その上に、下面にテフロン(登録商標)等の摺動部材が貼り付けられたゴム沓を直接載せて重量物に取り付けた横移送ジャッキなどで横移動する方法が採用されている。
特開平5−59705号公報。
摺動部材を貼り付けたゴム沓で摺動移動する方法は、特許文献1に記載の昇降ジャッキ14を用いた横移動方法に比較して仮設レール12と昇降ジャッキ14の据え付け用の下段面22が不要で、又、重量物10の昇降ジャッキ14への盛り替え等がなくなり、作業効率が向上する。
しかし、ゴム沓20は、材質がゴム製であるからゴム沓20の下面に取り付けた摺動部材19と摺動面23との間に大きな接触抵抗が発生し、横移動中にゴム沓20が変形して破損するという問題があった。ゴム沓20の移動方向の先端面にせん断防止ブラケットを取り付けることも考えられるが、十分に機能しない場合が多い。
図1に示すように、重量物10がその横移動方向と重量物10の長手の軸線方向が90度以外の角度θを有する平行四辺形をなしているようなときには、摺動部材19が重量物10の長手の軸線と一致するように取り付けられる場合が多いので、このような摺動部材19の取り付け状態での横移動のときは、特に、摺動部材19の角部分が破損し易いという問題があった。
本発明は、重量物の下面に取り付けるゴム沓の厚さより機高の低いスライディング用薄型ジャッキを用いることにより作業の効率がよく、かつ、ゴム沓に損傷を与えることなく確実に横移動のできる装置及び方法を提供することを目的とするものである。
本発明のスライディング用薄型ジャッキは、仮設レールの上をスライドしながら横移動する平板状のシリンダ本体の略中心位置に上端部を開口し、下端部を密閉した1個の中心シリンダを形成し、この中心シリンダの外周に略中心位置から等間隔で、かつ、略60度の放射角度で前記中心シリンダと直径が略同一の6個の外周シリンダを形成し、これらの7個のシリンダを油道で連通し、これら7個のシリンダに、略同一受圧面積の中心ピストンと外周ピストンをそれぞれ昇降自在に嵌合し、これら7個のピストンの弧状押圧面に1枚の押圧板を配置し、前記シリンダ本体における前記仮設レールとの摺動面に摺動部材を設けたことを特徴とする。
本発明によるスライディング用薄型ジャッキを用いた重量物の移動装置は、重量物を仮設レールから据付け台に横移動して前記重量物の下面のゴム沓を前記据付け台に設置するための横移動装置において、前記仮設レール上における重量物の下面に、ピストンの降下時に前記ゴム沓の高さより機高が低いスライディング用薄型ジャッキを設置し、このスライディング用薄型ジャッキは、平板状のシリンダ本体の略中心位置に上端部を開口し、下端部を密閉した1個の中心シリンダを形成し、この中心シリンダの外周に略中心位置から等間隔で、かつ、略60度の放射角度で前記中心シリンダと直径が略同一の6個の外周シリンダを形成し、これらの7個のシリンダを油道で連通し、これら7個のシリンダに、略同一受圧面積のピストンをそれぞれ昇降自在に嵌合し、これら7個のピストンに形成した弧状押圧面に1枚の押圧板を配置し、前記シリンダ本体における前記仮設レールとの摺動面に摺動部材を設けたものからなることを特徴とする。
本発明によるスライディング用薄型ジャッキを用いた重量物の移動方法は、
仮設レール上で下面の数箇所にゴム沓を有する重量物を製作する工程と、
前記仮設レールの上面と重量物の下面との間に、下面に摺動部材を有し、ピストンの降下時に前記ゴム沓の高さより機高が低いスライディング用薄型ジャッキを設置する工程と、
前記スライディング用薄型ジャッキにより前記仮設レールの上面と前記ゴム沓の下面との間に隙間が生じるように前記重量物を上昇させる工程と、
上昇させた前記重量物と前記スライディング用薄型ジャッキを、前記摺動部材と前記仮設レールの接触面で摺動して移動用ジャッキにより据付け台の所定位置まで横移動する工程と、
前記重量物を据付け台の所定位置で降下し、重量物のゴム沓を据付け台に設置する工程と、
前記重量物の設置後に前記ピストンを降下してスライディング用薄型ジャッキを重量物の下面から除去する工程とからなり、
前記スライディング用薄型ジャッキは、平板状のシリンダ本体の略中心位置に一端部を開口し、他端部を密閉した中心シリンダを形成し、この中心シリンダの外周に略等間隔で前記中心シリンダと直径が略同一の複数個の外周シリンダを形成し、これらのすべてのシリンダを油道で連通し、これらのすべてのシリンダに、略同一受圧面積のピストンを昇降自在に嵌合し、これらピストンの弧状押圧面に押圧板を配置し、前記シリンダ本体又は前記押圧板における前記仮設レールとの摺動面に摺動部材を設けたものからなることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、スライディング用薄型ジャッキは、上述のように構成したので、横移動しようとする重量物の下面と仮設レールとの間にゴム沓程度の厚さの隙間があれば、その隙間に設置して重量物の横移動を円滑に行うことができる。また、仮設レールは、据付け台の高さと同一とすることができ、構築や撤去の作業効率が高くなる。
請求項2記載の発明によれば、スライディング用薄型ジャッキは、中心シリンダの外周に略中心位置から等間隔で、かつ、略60度の放射角度で前記中心シリンダと直径が略同一の6個のシリンダを形成したので、個々のピストンは、分散して略均等に荷重を受けることができ、スライディング用薄型ジャッキの昇降が円滑になるとともに、機高を十分低くすることができる。
請求項3記載の発明によれば、シリンダ本体の側面に横ずれ防止ガイドを形成したので、横移動中に仮設レールから外れることを防止できる。
請求項4、5又は6記載の発明によれば、重量物を仮設レールから据付け台に横移動して前記重量物の下面のゴム沓を前記据付け台に設置するための横移動装置において、前記仮設レール上における重量物の下面に、ピストンの降下時に前記ゴム沓の高さより機高が低いスライディング用薄型ジャッキを設置したので、ゴム沓に損傷を与えることなく重量のある重量物を移動できる。また、スライディング用薄型ジャッキは、押圧板を上向きにした通常の使用方法の他に、押圧板を下向きにした逆さ使いをすることもできる。この場合、下向きにした押圧板に摺動部材を取り付ける。
請求項7又は8記載の発明によれば、重量物の製作ヤードでの組み立てから仮設レールから据付け台への移送の一連の作業を円滑に、かつ、短時間で行うことができる。特に、重量物の横移動後に仮設レールとスライディング用薄型ジャッキとスライドベースと横移送ジャッキの解体と撤去が極めて簡単になる。
本発明によるスライディング用薄型ジャッキ、このジャッキを用いた重量物の移動装置及びその方法の一実施例を示すもので、重量物を横移動している状態を示す平面図である。 図1におけるA部分の拡大平面図である。 図2における正面図である。 本発明によるスライディング用薄型ジャッキ24の一部切り欠いた平面図である。 図4におけるX−X線断面図である。 図5の拡大断面図である。 (a)は、図4におけるY−Y線の左端の断面図、(b)は、図4におけるY−Y線の右端の断面図である。 (a)は、推進用油圧ジャッキの引き作用で重量物を横移動する例を示す正面図、(b)は、クレビスジャッキの押し作用で重量物を横移動する例を示す正面図である。 本発明の他の実施例を示すスライディング用薄型ジャッキの平面図である。 図9の側面図である。 昇降ジャッキによる従来の横移動装置の一部切り欠いた正面図である。 図11における昇降ジャッキ14の拡大断面図である。 図11の側面図である。
本発明のスライディング用薄型ジャッキは、仮設レールの上をスライドしながら横移動する平板状のシリンダ本体の略中心位置に上端部を開口し、下端部を密閉した中心シリンダを形成し、この中心シリンダの外周に等間隔で前記中心シリンダと直径が略同一の複数個の外周シリンダを形成し、これらのすべてのシリンダを油道で連通し、これらのすべてのシリンダに、略同一受圧面積の中心ピストンと外周ピストンを昇降自在に嵌合し、これらピストンの弧状押圧面に押圧板を配置し、前記シリンダ本体における前記仮設レールとの摺動面に摺動部材を設けたものである。
又、必要に応じて、シリンダ本体の側面に横ずれ防止ガイドを形成する。
本発明のスライディング用薄型ジャッキを用いた重量物の移動装置は、重量物を仮設レールから据付け台に横移動して前記重量物の下面のゴム沓を前記据付け台に設置するための横移動装置において、前記仮設レール上における重量物の下面に、ピストンの降下時に前記ゴム沓の高さより機高が低いスライディング用薄型ジャッキを設置し、このスライディング用薄型ジャッキは、平板状のシリンダ本体の略中心位置に上端部を開口し、下端部を密閉した中心シリンダを形成し、この中心シリンダの外周に等間隔で前記中心シリンダと直径が略同一の複数個の外周シリンダを形成し、これらのすべてのシリンダを油道で連通し、これらのすべてのシリンダに、略同一受圧面積の中心ピストンと外周ピストンを昇降自在に嵌合し、これらピストンの弧状押圧面に押圧板を配置し、前記シリンダ本体における前記仮設レールとの摺動面に摺動部材を設けたものからなる。
本発明によるスライディング用薄型ジャッキを用いた重量物の移動方法は、
仮設レール上で下面の数箇所にゴム沓を有する重量物を製作する工程と、
前記仮設レールの上面と重量物の下面との間に、下面に摺動部材を有し、ピストンの降下時に前記ゴム沓の高さより機高が低いスライディング用薄型ジャッキを設置する工程と、
前記スライディング用薄型ジャッキにより前記仮設レールの上面と前記ゴム沓の下面との間に隙間が生じるように前記重量物を上昇させる工程と、
上昇させた前記重量物と前記スライディング用薄型ジャッキを、前記摺動部材と前記仮設レールの接触面で摺動して移動用ジャッキにより据付け台の所定位置まで横移動する工程と、
前記重量物を据付け台の所定位置で降下し、重量物のゴム沓を据付け台に設置する工程と、
前記重量物の設置後に前記ピストンを降下してスライディング用薄型ジャッキを重量物の下面から除去する工程と
からなり、前記スライディング用薄型ジャッキは、平板状のシリンダ本体の略中心位置に上端部を開口し、下端部を密閉した中心シリンダを形成し、この中心シリンダの外周に等間隔で前記中心シリンダと直径が略同一の複数個の外周シリンダを形成し、これらのすべてのシリンダを油道で連通し、これらのすべてのシリンダに、略同一受圧面積のピストンを昇降自在に嵌合し、これらのピストンに形成した弧状押圧面に前記重量物の荷重を受ける押圧板を配置し、前記シリンダ本体における前記仮設レールとの摺動面に摺動部材を設けたものが用いられる。
本発明によるスライディング用薄型ジャッキ、このジャッキを用いた重量物の移動装置及びその方法の一実施例を図面に基づき説明する。
図1において、道路、鉄道、河川など(以下、道路等という)25aと道路、鉄道など(以下、鉄道等という)25bが立体的に交差している場合において、橋台等の据付け台11は、道路25の両側に設けられており、この据付け台11に、製作ヤードで組み立てられた橋桁等の重量物10を横移動して2点鎖線の状態に設置するものとする。この図1では、据付け台11に対して90度以外の角度θで平行四辺形の重量物10が架設される例を示している。
前記製作ヤードには、据付け台11に連続する仮設レール12がそれぞれ同一高さに連結されている。この仮設レール12のある製作ヤードでは、前記重量物10が下面の四隅のゴム沓20をもって載置された状態で予め組み立てられる。そのため、前記重量物10の下面と仮設レール12の上面との間には、前記四隅のゴム沓20の厚さ分だけ隙間55が形成される。
前記ゴム沓20の内側には、機高が前記ゴム沓20の高さより低い本発明のスライディング用薄型ジャッキ24がそれぞれ2台ずつ設置されて、これらのスライディング用薄型ジャッキ24で重量物10をゴム沓20よりわずかに高い位置までジャッキアップして仮設レール12の上をスライドしながら横移動する。
前記据付け台11の先端部には、移動用ジャッキ29が取り付けられ、この移動用ジャッキ29と重量物10との間にワイヤ51で連結される。仮設レール12の基端部には、移動用ジャッキ29で必要以上に引き出されたときに元に戻すための引き戻し用ジャッキ30が取り付けられている。
前記据付け台11と仮設レール12との連結部分における仮設レール12側の下面に仮設レール12の上面から据付け台11に円滑に乗り移らせるための高さ調整用ジャッキ31が取り付けられている。
前記ゴム沓20は、図2に示すように、重量物10の軸線方向Vに対して直角に取り付けられるために、この軸線方向Vと移動方向Xとは、前記角度θをもって取り付けられている。
前記仮設レール12は、コンクリート梁28の上にスライドを円滑にするためのステンレススチールなどの設置摺動板27を貼り付けたものからなり、この設置摺動板27の上面が仮設摺動面26となっている。
前記スライディング用薄型ジャッキ24は、図3に示すように、重量物10がゴム沓20を介在して仮設レール12に載置された状態でゴム沓20の内側の重量物10と仮設レール12との隙間に2台のスライディング用薄型ジャッキ24が支圧板45を介して設置される。
このスライディング用薄型ジャッキ24の詳細を図4ないし図7に基づき説明する。
スライディング用薄型ジャッキ24のシリンダ本体32は、平板状又は円盤状で機高をできるだけ低く形成し、略中心部分に上面を開口した円形の中心シリンダ33aが形成され、この中心シリンダ33aの外周に、略中心からの距離と中心角度(例えば60度)が略同じで、中心部のシリンダ33aと直径が略同一の6個の外周シリンダ33bが形成され、合計7個のシリンダ33が設けられる。
これら7個のシリンダ33は、略中心から放射状に油道38を形成して互いに連通し、シリンダ本体32の外周に開口した1個の油道38だけが油管連結部39で外部の圧油源と連結され、その他の油道38の外周端部は耐圧プラグ47で封鎖される。
前記中心シリンダ33a及び6個の外周シリンダ33bには、それぞれ中心ピストン34a及び外周ピストン34bがOリング37とバックアップリング68により液密に昇降するように嵌合されている。前記すべてのピストン33の下面のシリンダ34との接触面には、図6に示すように、隙間67が形成され、この隙間67は、前記油道38に連通して圧油を全てのシリンダ34に円滑に誘導するようになっている。
前記全てのピストン34の上面は、外方に突出した弧状押圧面35となっている。これらの弧状押圧面35の上には、前記シリンダ本体32と略同形の押圧板36がその凹部69に嵌合して載せられ、この押圧板36の中心部がずれ防止のため中央のピストン34に螺合した支圧板支持ボルト40に嵌合されている。
前記シリンダ本体32の下面には、このシリンダ本体32と略同形の摺動部材19が図4及び図7(b)のように略120度間隔の3箇所の固定ボルト41によって固定的に取り付けられている。また、これらの固定ボルト41の略中間位置には、図4及び図7(a)のように3個のピン42がシリンダ本体32に設けた貫通孔58の下面の段部59に嵌合され、これら3個のピン42の突起部42aが摺動部材19の小孔43に係合し、かつ、前記3箇所の固定ボルト41と併せて6箇所で摺動部材19の剪断を防止している。
前記ピン42は、前記押圧板36をコイルばね44で常時下方に引き戻すためのもので、前記押圧板36に、段付き孔60が穿設され、この段付き孔60にガイド軸61が嵌め込まれ、このガイド軸61の下方部は、貫通孔58に隙間をもって嵌合され、前記ガイド軸61の下側からばね係止軸64が6角孔付きボルト63で支持され、このばね係止軸64と前記ピン42のばね係止孔65との間に引き戻し用コイルばね44が設けられている。このような構成により、前記押圧板36を常時下方に付勢している。
取手46は、スライディング用薄型ジャッキ24の運搬や設置時に利用される。
以上のように構成された本発明のスライディング用薄型ジャッキ24は、上面の支圧板45と下面の摺動部材19を加えたときの機高がピストン34を下降したときに、前記ゴム沓20の高さより低くなるように構成される。前記ピストン34が上昇したときには、前記ゴム沓20の高さより高くなることが必要であるが、前記上面の支圧板45の厚さを適宜選択することによって前記ピストン34のわずかな上昇で前記ゴム沓20の高さより高くなるという条件を満たすことができる。
具体的には、本発明のスライディング用薄型ジャッキ24の能力2000kN、ストローク25mmとし、また、前記ゴム沓20の高さを120mmとしたとき、機高がピストン34を下降したときに、前記ゴム沓20の高さより低い115mmとし、ピストン34を上昇したときに、前記ゴム沓20の高さより高い135mmとなるように構成される。
以上のように構成されたスライディング用薄型ジャッキ24は、油管連結部39からの圧油を開放すると、ピストン34の自重と、コイルばね44の引き下げ力と引き戻されて全てのピストン34を降下させる。この状態で、図1、図2、図3に示すように、重量物10と仮設レール12との間のゴム沓20の内側に本発明のスライディング用薄型ジャッキ24を2台ずつ8台を設置する。この台数は、重量物の重量や形状により決定される。取り付けに際し、押圧板36と重量物10の下面との間には、支圧板45が介在され、このスライディング用薄型ジャッキ24の下面の摺動部材19は、仮設レール12の仮設摺動面26の上に載置される。
前記左右の重量物10の先端の移動用ジャッキ29は、据付け台11の上に反力ブラケット52を固定的に取り付け、重量物10側と反対側にダブルツイン(登録商標)ジャッキからなる引き込み用ジャッキ54を取り付け、この引き込み用ジャッキ54と重量物10との間にジョイント金具53を介在してPC鋼より線等のワイヤ51で連結する。
前記重量物10と仮設レール12の隙間に設置されたスライディング用薄型ジャッキ24の油管連結部39から油道38を通して全てのシリンダ33に圧油を送る。スライディング用薄型ジャッキ24における7個のピストン34は同時に上昇し、略同一受圧面積であるから、重量物10の荷重を略均等に受ける。そのため、重量物10の下面や仮設レール12の上面に若干の傾斜があったとしても7個のピストン34は、弧状押圧面35でそれぞれ追随して7個のピストン34の昇降に支障をきたすことはない。特に、個々のシリンダ33とピストン34の径が小さく、数が多いので、重量物10の下面にわずかな傾斜があっても円滑に上昇する。
重量物10の四隅に取り付けた8台のスライディング用薄型ジャッキ24は、すべてのピストン34が略均一に荷重を受けるので、重量物10は、浮き上がってゴム沓20の下面と仮設レール12との間に隙間55が生じる。
重量物10をわずかに浮き上がらせて、左右の移動用ジャッキ29を同期して駆動することにより、重量物10は横移動を開始する。
重量物10の横移動中に、仮設レール12に凹凸が生じ、前記ゴム沓20の下面が仮設レール12に接したり、8台のスライディング用薄型ジャッキ24の荷重バランスが不均衡になったようなときには、前記スライディング用薄型ジャッキ24は、2台一組毎に異なる油圧ポンプで制御することで、ゴム沓20の下面の隙間を調整したり、荷重の不均衡を調整したりすることができる。スライディング用薄型ジャッキ24は、1台毎に異なる油圧ポンプで制御するようにしてもよい。
重量物10が横移動して仮設レール12から据付け台11に乗り移る際に、仮設レール12と据付け台11との間に段差が生じたような場合には、仮設レール12の下面の高さ調整用ジャッキ31で仮設レール12を据付け台11と同一高さに調整する。重量物10が据付け台11に乗り移ってからも左右の移動用ジャッキ29でさらに引き込んで重量物10を据付け台11の所定位置まで横移動する。もし、重量物10が所定位置を過ぎてしまったり、左右の移動用ジャッキ29による引き込み量が違ったりした場合には、仮設レール12の基端部の引き戻し用ジャッキ30で所定位置に引き戻したり、重量物10の向きを調整したりする。
重量物10が据付け台11の所定位置に達したら、全てのスライディング用薄型ジャッキ24の圧油を開放してピストン34の自重とコイルばね44により降下し、ゴム沓20を据付け台11に固定的に設置する。
重量物10を設置すると、スライディング用薄型ジャッキ24は、重量物10の下面との間に隙間が生じて容易に取り外すことができる。
前記実施例では、移動用ジャッキ29は、図8(a)に示すようにワイヤ51と反力ブラケット52とジョイント金具53と引き込み用ジャッキ54からなる引き込み型としたが、これに限られるものではなく、図8(b)に示すように、移動用ジャッキ29は、仮設レール12に固着したクランプジャッキ57と重量物10の後方から押し出すクレビスジャッキ56とで構成してもよい。ただし、クレビスジャッキ56のストロークに限度があるので、クランプジャッキ57の固定位置を順次変えながら横移動することか必要である。また、クレビスジャッキ56とクランプジャッキ57からなる移動用ジャッキ29は、重量物10の前方に設置して引き込むようにしてもよい。
前記実施例では、シリンダ本体32は、円盤状としたが、これに限られるものではなく、図9に示すように、多角形としてもよい。また、シリンダ本体32には、円盤状か多角形かに拘わらず、左右に一体に横ずれ防止ガイド49を形成し、仮設レール12の両側に係合することにより横移動中のスライディング用薄型ジャッキ24の位置ずれを防止することができる。
スライディング用薄型ジャッキ24が中心ピストン34aを1個と外周ピストン34bを6個を形成した場合において、仮設レール12がトリプルウエブ鋼である場合、図9及び図10に示すように、スライディング用薄型ジャッキ24の中心線L1を通る3個のピストン34a、34bを仮設レール12の中央の脚部50の軸線L1に一致させ、L1に平行な左右のL2とL3を通るそれぞれのピストン34bを左右の脚部50の軸線L2とL3に一致させるように配置することで、重量物10の荷重をバランスよく受けることができる。
前記実施例では、中心ピストン34aの外周に略同一距離と略同一中心角で6個の外周ピストン34bを配置したが、これに限られるものではなく、外周ピストン34bは、複数個、例えば4個、5個、7個以上であってもよい。また、外周のピストン34bは、1重目の複数個の外周の2重目にさらに複数個を形成してもよい。
前記実施例では、スライディング用薄型ジャッキ24は、図5に示すように、押圧板36を上面にして配置したが、押圧板36を下面にして逆さにして使用することもできる。この場合、下側にした押圧板36に摺動部材19を取り付けて仮設摺動面26を摺動させる。
重量物10の移動距離が短い場合等には、スライディング用薄型ジャッキ24は押圧板36が上になるような通常の使用方法とし、スライディング用薄型ジャッキ24を仮設レール12の上に固定的に設置し、押圧板36上面に取り付けた摺動部材19の上を重量物10のみ摺動させるようにしてもよい。
前記実施例では、スライディング用薄型ジャッキ24は、橋桁等の重量物10の移送に利用した例を示したが、この橋桁等の重量物の移送装置専用とするものではなく、建築物、鋼橋、コンクリート橋その他の重量物の移送やジャッキアップ、隙間の拡幅などに利用することができる。
10…橋桁、11…橋台、12…仮設レール、13…スライドベース、14…昇降ジャッキ、15…横移送ジャッキ、16…シリンダ、17…ピストン、18…弧状受け面、19…摺動部材、20…ゴム沓、21…据え付け面、22…下段面、23…摺動面、24…スライディング用薄型ジャッキ、25…道路、26…仮設摺動面、27…設置摺動板、28…コンクリート梁、29…移動用ジャッキ、30…引き戻し用ジャッキ、31…高さ調整用ジャッキ、32…シリンダ本体、33…シリンダ、33a…中心シリンダ、33b…外周シリンダ、34…ピストン、34a…中心ピストン、34b…外周ピストン、35…弧状押圧面、36…押圧板、37…Oリング、38…油道、39…油管連結部、40…支圧板支持ボルト、41…固定ボルト、42…ピン、43…小孔、44…コイルばね、45…支圧板、46…取っ手、47…耐圧プラグ、48…不陸処理材、49…横ずれ防止ガイド、50…脚部、51…ワイヤ、52…反力ブラケット、53…ジョイント金具、54…引き込み用ジャッキ、55…隙間、56…クレビスジャッキ、57…クランプジャッキ、58…貫通孔、59…段部59、 60…段付き孔60、 61…ガイド軸、62…段付きねじ差し込み孔、63…6角孔付きボルト、64…ばね係止軸、65…ばね係止孔、67…隙間、68…バックアップリング、69…凹部。

Claims (8)

  1. 仮設レールの上をスライドしながら横移動する平板状のシリンダ本体の略中心位置に上端部を開口し、下端部を密閉した中心シリンダを形成し、この中心シリンダの外周に等間隔で前記中心シリンダと直径が略同一の複数個の外周シリンダを形成し、これらのすべてのシリンダを油道で連通し、これらのすべてのシリンダに、略同一受圧面積の中心ピストンと外周ピストンを昇降自在に嵌合し、これらピストンの弧状押圧面に押圧板を配置し、前記シリンダ本体における前記仮設レールとの摺動面に摺動部材を設けたことを特徴とするスライディング用薄型ジャッキ。
  2. 仮設レールの上をスライドしながら横移動する平板状のシリンダ本体の略中心位置に上端部を開口し、下端部を密閉した1個の中心シリンダを形成し、この中心シリンダの外周に略中心位置から略等間隔で、かつ、略60度の放射角度で前記中心シリンダと直径が略同一の6個の外周シリンダを形成し、これらの7個のシリンダを油道で連通し、これら7個のシリンダに、略同一受圧面積の中心ピストンと外周ピストンをそれぞれ昇降自在に嵌合し、これら7個のピストンの弧状押圧面に1枚の押圧板を配置し、前記シリンダ本体における前記仮設レールとの摺動面に摺動部材を設けたことを特徴とするスライディング用薄型ジャッキ。
  3. シリンダ本体の側面に横ずれ防止ガイドを形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のスライディング用薄型ジャッキ。
  4. 重量物を仮設レールから据付け台に横移動して前記重量物の下面のゴム沓を前記据付け台に設置するための横移動装置において、前記仮設レール上における重量物の下面に、ピストンの降下時に前記ゴム沓の高さより機高が低いスライディング用薄型ジャッキを設置し、このスライディング用薄型ジャッキは、平板状のシリンダ本体の略中心位置に上端部を開口し、下端部を密閉した中心シリンダを形成し、この中心シリンダの外周に略等間隔で前記中心シリンダと直径が略同一の複数個の外周シリンダを形成し、これらのすべてのシリンダを油道で連通し、これらのすべてのシリンダに、略同一受圧面積の中心ピストンと外周ピストンを昇降自在に嵌合し、これらピストンの弧状押圧面に押圧板を配置し、前記シリンダ本体における前記仮設レールとの摺動面に摺動部材を設けたものからなることを特徴とするスライディング用薄型ジャッキを用いた重量物の移動装置。
  5. 重量物を仮設レールから据付け台に横移動して前記重量物の下面のゴム沓を前記据付け台に設置するための横移動装置において、前記仮設レール上における重量物の下面に、ピストンの降下時に前記ゴム沓の高さより機高が低いスライディング用薄型ジャッキを逆さにして設置し、このスライディング用薄型ジャッキは、平板状のシリンダ本体の略中心位置に一端部を開口し、他端部を密閉した中心シリンダを形成し、この中心シリンダの外周に略等間隔で前記中心シリンダと直径が略同一の複数個の外周シリンダを形成し、これらのすべてのシリンダを油道で連通し、これらのすべてのシリンダに、略同一受圧面積のピストンを昇降自在に嵌合し、これらのピストンに形成した弧状押圧面に押圧板を配置し、この押圧板における前記仮設レールとの摺動面に摺動部材を設けたものからなることを特徴とするスライディング用薄型ジャッキを用いた重量物の移動装置。
  6. 重量物を仮設レールから据付け台に横移動して前記重量物の下面のゴム沓を前記据付け台に設置するための横移動装置において、前記仮設レール上における重量物の下面に、ピストンの降下時に前記ゴム沓の高さより機高が低いスライディング用薄型ジャッキを設置し、このスライディング用薄型ジャッキは、平板状のシリンダ本体の略中心位置に上端部を開口し、下端部を密閉した1個の中心シリンダを形成し、この中心シリンダの外周に略中心位置から略等間隔で、かつ、略60度の放射角度で前記中心シリンダと直径が略同一の6個の外周シリンダを形成し、これらの7個のシリンダを油道で連通し、これら7個のシリンダに、略同一受圧面積のピストンをそれぞれ昇降自在に嵌合し、これら7個のピストンに形成した弧状押圧面に1枚の押圧板を配置し、前記シリンダ本体における前記仮設レールとの摺動面に摺動部材を設けたものからなることを特徴とするスライディング用薄型ジャッキを用いた重量物の移動装置。
  7. 仮設レール上で下面の数箇所にゴム沓を有する重量物を製作する工程と、
    前記仮設レールの上面と重量物の下面との間に、下面に摺動部材を有し、ピストンの降下時に前記ゴム沓の高さより機高が低いスライディング用薄型ジャッキを設置する工程と、
    前記スライディング用薄型ジャッキにより前記仮設レールの上面と前記ゴム沓の下面との間に隙間が生じるように前記重量物を上昇させる工程と、
    上昇させた前記重量物と前記スライディング用薄型ジャッキを、前記摺動部材と前記仮設レールの接触面で摺動して移動用ジャッキにより据付け台の所定位置まで横移動する工程と、
    前記重量物を据付け台の所定位置で降下し、重量物のゴム沓を据付け台に設置する工程と、
    前記重量物の設置後に前記ピストンを降下してスライディング用薄型ジャッキを重量物の下面から除去する工程とからなり、
    前記スライディング用薄型ジャッキは、平板状のシリンダ本体の略中心位置に一端部を開口し、他端部を密閉した中心シリンダを形成し、この中心シリンダの外周に略等間隔で前記中心シリンダと直径が略同一の複数個の外周シリンダを形成し、これらのすべてのシリンダを油道で連通し、これらのすべてのシリンダに、略同一受圧面積のピストンを昇降自在に嵌合し、これらピストンの弧状押圧面に押圧板を配置し、前記シリンダ本体又は前記押圧板における前記仮設レールとの摺動面に摺動部材を設けたものからなることを特徴とするスライディング用薄型ジャッキを用いた重量物の移動方法。
  8. スライディング用薄型ジャッキは、平板状のシリンダ本体の略中心位置に上端部を開口し、下端部を密閉した中心シリンダを形成し、この中心シリンダの外周に略等間隔で前記中心シリンダと直径が略同一の複数個の外周シリンダを形成し、これらのすべてのシリンダを油道で連通し、これらのすべてのシリンダに、略同一受圧面積のピストンを昇降自在に嵌合し、これらのピストンに形成した弧状押圧面に前記重量物の荷重を受ける押圧板を配置し、前記シリンダ本体における前記仮設レールとの摺動面に摺動部材を設けたものを用いたことを特徴とする請求項7記載のスライディング用薄型ジャッキを用いた重量物の移動方法。
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