JP5731582B2 - 端末装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、表示情報を表示部に3D表示させる端末装置及びプログラムに関する。
従来、平面状の表示部に画像(静止画、動画)、テキスト、メニューなどの表示情報を3D(三次元)表示する技術としては、各種の技術があり、例えば、2D(二次元)表示情報の中のオブジェクトに立体に見えるような視覚効果を施して、オブジェクトを立体に見せる技術がある。なお、ポリゴンを利用した技術はこの技術の一例である。また、ユーザの右目と左目の視差を利用した技術もある。すなわち、互いに少しずらした右目用の表示情報と左目用の表示情報を用意し、それら2つの表示情報を同時に表示させるが、その際、右目用の表示情報は右目で見えて左目では見えないように、左目用の表示情報は左目で見えて右目では見えないようにするために光の経路を遮断する視差バリアを適切な位置に配置することによって表示情報を立体に見せるようにした技術である。
上述したいずれの3D表示技術においても、3Dの奥行きや飛び出しの程度を示す3D深度というパラメータがあり、この3D深度が大きいほど、ユーザには表示情報がより深く、あるいはより飛び出して見えることになる。反対に3D深度が小さいほど、表示情報が浅く見える、あるいはあまり飛び出して見えないことになり、3D深度がゼロでは、2Dに見える(すなわち2D表示する)ということになる。
ところで、表示部に所定の3D深度の表示情報を3D表示させる場合(3D深度ゼロの2D表示を含んでもよい)には、同じ内容の表示情報について、様々な3D深度の複数の表示情報を用意し、それら複数の表示情報の中から所定の3D深度の表示情報を選択して3D表示する方法や、2D表示情報を所定の3D深度の表示情報に変換して、変換された表示情報を3D表示する方法などがあるが、3D表示は一般的に小さい表示サイズでは見にくいという欠点があり、また変換する方法では、変換処理に電力を消費してしまうという欠点もある。
そこで、従来では、ユーザ操作で3Dの深度を切り替えることを可能とした技術として、例えば、ユーザ操作で立体視の奥行きを変化させたり、立体視と平面視を切り換えたりする技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2007−037619号公報
しかしながら、上述した先行技術にあっては、ユーザが状況に応じて、その度ごとにユーザ操作で適切な3D深度を切り替えるようにしているが、ユーザ操作による切り替えは煩雑である。
この発明の課題は、表示情報を表示部に表示させる際に、そのときの状況に応じて適切な3D深度での表示制御を実現できるようにすることである。
本発明の端末装置は、表示情報を表示部に3D表示させる端末装置であって、電池部の使用状況が複数のレベルのうち、どのレベルであるかを検出する使用状況検出手段と、記表示部に表示される表示情報の3D深度を、前記使用状況検出手段によって検出された前記電池部の使用状況のレベルに応じた3D深度に決定する決定手段と、この決定手段によって決定された3D深度に基づいて前記表示情報を表示部に表示させる表示制御手段と、を具備したことを特徴とする端末装置である。
本発明のプログラムは、コンピュータに対して、電池部の使用状況が複数のレベルのうち、どのレベルであるかを検出する機能と、示部に表示される表示情報の3D深度を、前記検出された前記電池部の使用状況のレベルに応じた3D深度に決定する機能と、前記決定された3D深度に基づいて前記表示情報を表示部に表示する機能と、を実現させるためのプログラムである。
この発明によれば、表示情報を表示部に表示させる際に、そのときの状況に応じて適切な3D深度での表示制御を実現することができ、実用効果の高いものとなる。
端末装置として適用した携帯電話機が利用可能な通信ネットワークシステムを示したブロック図である。 携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図。 携帯電話機1の外観図で、(1)は、操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとの折り畳みを開いた状態のオープンスタイルを示し、(2)は、オープンスタイルにおいて表示部筐体1Bを180度反転させてから折り畳んだ状態のビュースタイルを示した図。 本実施形態における省電力モード記憶部M3を説明するための図。 本実施形態における条件記憶部M4を説明するための図。 本実施形態の変形例としての条件記憶部M4を説明するための図。 本実施形態における表示情報記憶部M5を説明するための図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話機1側の全体動作の概要を示したフローチャート。 表示情報決定処理(図8のステップA6)を詳述するためのフローチャート。 3D深度決定処理A(図8のステップA7)を詳述するためのフローチャート。 表示制御処理(図8のステップA8)を詳述するためのフローチャート。 表示情報決定処理B(図8のステップA10)を詳述するためのフローチャート。 3D深度決定処理B(図8のステップA11)を詳述するためのフローチャート。 3D深度決定処理C(図8のステップA16)を詳述するためのフローチャート。 3D深度決定処理D(図8のステップA18)を詳述するためのフローチャート。
以下、図1〜図15を参照して本発明の実施形態を説明する。
本実施形態は、端末装置として携帯電話機に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話機が利用可能な通信ネットワークシステムを示したブロック図である。
携帯電話機1には、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)のほか、デジタルテレビ放送(例えば、ワンセグ地上デジタルテレビ放送)を受信可能なテレビ放送受信機能、3D表示機能などが備えられている。この3D表示機能は、左右の目の視差を利用した視差バリア方式によって、動画、静止画、テキスト、メニューなどの表示情報を3Dの奥行きあるいは飛び出しの程度を示す3D深度で表示させる機能である。
携帯電話機1は、最寄りの基地局2A、交換機2Bから無線通信網(移動体通信網)2に接続されると、この無線通信網2を介して他の携帯電話機(図示省略)との間で通話可能な状態となる。また、携帯電話機1は、無線通信網2を介してインターネット3に接続されると、Webサイトをアクセスして閲覧可能となり、また、情報配信装置4から動画、静止画、音楽、ニュースなどの情報をインターネット3、無線通信網2を介してダウンロード可能となる。また、携帯電話機1は、テレビ局5から送信アンテナ6を介して発信された地上波デジタル放送を受信するようにしているが、インターネットラジオのように無線通信網2、インターネット3を介して情報配信装置4からデジタル放送をダウンロード受信することもできる。
図2は、携帯電話機1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
中央制御部11は、二次電池(図示省略)を備えた電池部12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機1の全体動作を制御する中央演算処理装置やメモリ(図示省略)などを有している。この電池部12は、二次電池の残量を検出する検出部(図示省略)を含んでいる。記憶部13には、プログラム記憶部M1、各種情報一時記憶部M2、省電力モード記憶部M3、条件記憶部M4、表示情報記憶部M5などが設けられている。プログラム記憶部M1は、図8〜図15に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているほか、それに必要とする情報などが記憶されている。各種情報一時記憶部M2は、フラグ情報、タイマ情報、画面情報など、携帯電話機1が動作するために必要な各種の情報を一時的に記憶するワーク領域である。なお、省電力モード記憶部M3、条件記憶部M4、表示情報記憶部M5については後で詳述するものとする。
無線通信部14は、図示しない無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能などの動作時に、最寄りの基地局2Aとの間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのち、音声信号処理部15を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを音声信号処理部15から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのち、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナから発信出力させる。
テレビ放送受信部16は、端末装置向けのワンセグ地上波デジタルテレビ放送のほか、電子番組表(EPG)などの番組情報も含めて受信可能となっている。このテレビ放送受信部16は、放送信号を抽出する受信部(アナログ回路部)と、受信した放送信号をOFDM(直交周波数分割多重)復調したり、多重化されている放送信号から映像、音声、データ(文字データ)に分離して復号化したり、圧縮データの解凍などを行うデジタル回路部を有している。表示部17は、高精細液晶を使用し、例えば、文字情報、待受画像、テレビ映像などの表示情報を表示させるもので、この表示部17の表示画面(表示領域)は、矩形(長方形)を成し、その表示画面の表面には、視差バリアを生成するための液晶の層が設けられている。
3D変換処理部18は、3D表示時に3D深度に応じた右目用の表示情報と左目用の表示情報を生成するもので、視差バリア制御部19は、3D表示時に3D変換処理部18によって生成された右目用の表示情報と左目用の表示情報が表示部17に同時に表示されている状態において、正しく3D表示が見えるように視差バリアを表示部17の表層に生成する。操作部20は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを入力するもので、中央制御部11は、この操作部20からの入力操作信号に応じた処理を実行する。RTC(リアルタイムクロックモジュール)21は、時計部を構成するもので、中央制御部11は、RTC21から現在日時を取得する。報知部22は、サウンドスピーカ23、LED(発光ダイオード)24、振動モータ25を備え、着信時に駆動されて着信報知を行うほか、アラーム報知時などでも駆動される。
表示部方向検出部26は、例えば、3軸タイプの加速度センサで、例えば、所定のサンプリング周期毎に、加速度(振動)の大きさとして、互いに直交する3軸方向の加速度成分を検出するようにしているが、この3軸方向の加速度成分の中から重力方向の加速度成分を携帯電話機(加速度センサ)の向きに応じて選択し、この加速度成分に応じて表示部17の方向を検出するようにしている。すなわち、表示部方向検出部26は、表示部17を構成する表示領域の水平方向(重力方向)に対する方向を検出するもので、例えば、表示領域の長辺方向が重力方向に向くような状態を縦長の向き、その短辺方向が重力方向に向くような状態を横長向きと称すると、この縦長の向き/横長の向きを表示部17の方向として検出するようにしている。
図3は、携帯電話機1の外観図である。
携帯電話機1は、その機器本体(装置本体)を構成する複数の筐体の連結状態に応じて複数のスタイルに変更可能な2軸ヒンジタイプで、操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとは、折り畳み開閉自在及び回動自在にヒンジ部1Cを介して連結されている。ヒンジ部1Cには操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとを折り畳み開閉するための開閉用ヒンジ軸が設けられているほか、この開閉用ヒンジ軸と略直交して、一方の筐体を他方の筐体に対して回動するための回動用ヒンジ軸とが設けられている。
このような2軸ヒンジタイプの携帯電話機1は、操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとが、どのように連結されているかに応じて携帯電話機1の形態を複数のスタイル(クローズスタイル、オープンスタイル、ビュースタイルなど)に変更可能なもので、図3(1)は、操作部筐体1Aと表示部筐体1Bとの折り畳みを開いた状態のオープンスタイルを示している。なお、操作部筐体1Aの内面には、操作部20が配置され、また、表示部筐体1Bの内面には、表示部17が配置されている。なお、操作部筐体1Aの内面側には、通話用マイクMCが配置され、表示部筐体1Bの内面には、通話用スピーカSPが配置されている。図3(2)は、オープンスタイルにおいて表示部筐体1Bを180度反転させてから折り畳んだ状態のビュースタイルを示し、オープンスタイルで内側となっていた表示部17は、ビュースタイルでは外側に向くようになる。
図4は、省電力モード記憶部M3を説明するための図である。
省電力モード記憶部M3は、消費電力を抑制する動作モード(省電力モード)に設定されているか否かを示す情報を記憶するもので、その「項目」の“オン”、“オフ”に対応付けられている「設定フラグ」は、現在、省電力モードオン、省電力モードオフのいずれが有効であるかを示し、“1”は有効、“0”は無効を示している。なお、その「設定フラグ」の内容は、ユーザ操作によって任意に設定されたものである。なお、省電力モードは、例えば、特定の機能の動作を制限したり、表示部17の輝度(例えば、液晶表示部であれば、バックライトの明るさ)を下げたり、サウンドスピーカ23の出力音量を下げたりすることによって、消費電力を抑制する動作モードである。
図5は、条件記憶部M4を説明するための図である。
条件記憶部M4は、表示情報を表示部17に表示させる際に、この表示情報の3D深度を決定するための条件を記憶するもので、「項目」、「設定フラグ」、「内容」、「3D深度」を有し、中央制御部11は、表示情報を表示部17に表示させる際に、現在、どのような状況であるかに応じて当該表示情報の3D深度を決定し、この3D深度で当該表示情報を表示部17に表示させるようにしている。「項目」は、3D深度を決定するための条件(状況)の種類を示すもので、この「項目」には“表示サイズ”、“電池残量”、“省電力モード”が3D深度を決定する条件として記憶されている。
“表示サイズ”は、表示情報を表示部17に表示させる際の表示サイズを条件とするもので、中央制御部11は、その表示情報の表示サイズ(表示情報の状況)に基づいて当該条件(表示サイズ)を参照することによって、表示情報の3D深度を決定し、この3D深度で当該表示情報を3D表示させるようにしている。“電池残量”は、表示情報を表示部17に表示させる際に電池部12によって検出された現在の電池残量(動作用電力の使用状況)を条件とするもので、中央制御部11は、この現在の電池残量に基づいて当該条件(電池残量)を参照することによって、表示部17に表示される表示情報の3D深度を決定し、この3D深度で表示情報を表示部17に表示させるようにしている。“省電力モード”は、表示情報を表示部17に表示させる際に省電力モードのオン/オフ(動作用電力の使用状況)を条件とするもので、中央制御部11は、省電力モードのオン/オフに基づいて当該条件(省電力モード)を参照することによって、表示部17に表示される表示情報の3D深度を決定し、この3D深度で表示情報を表示部17に表示させるようにしている。
「設定フラグ」は、現在有効な条件を示すフラグで、“1”は有効、“0”は無効を示している。「設定フラグ」はユーザ操作によって任意に設定可能なもので、現在有効な条件は、いずれか一つでもよいし、複数の条件の組み合わせであってもよい。なお、図示の例は、“表示サイズ”の条件が有効で、“電池残量”及び“省電力モード”の条件が無効の場合を示している。「内容」は対応する条件の内容を具体的に示したもので、後述する複数の内容が記憶されている。「3D深度」は、表示情報の3Dの奥行きあるいは飛び出しの程度を示すもので、各「内容」に対応付けられており、現在の状況がどの「内容」の条件に該当するかに応じて決定される3D深度を示している。なお、図示の例では、条件の「項目」が“表示サイズ”の場合、その「内容」には“50000(ピクセル×ピクセル)以上”、“30000〜49999”、“10000〜29999”、“10000未満”が設定されている。また、この条件の各「内容」に対応する「3D深度」には、“レベル3”、“レベル2”、“レベル1”、“レベル0(2D)”が設定されている。
ここで、表示情報の表示サイズが大きいほど3Dの深度が深くなるようにしている。例えば、表示情報の表示サイズが“30000〜49999”で、所定の表示サイズ(10000〜29999)よりも大きい場合には、所定の3D深度(レベル1)よりも大きい3D深度(レベル2)で表示情報を3D表示させるようにしている。同様に、表示情報の表示サイズが“50000以上”で、所定の表示サイズ(“30000〜49999”)よりも大きい場合に、所定の3D深度(レベル2)よりも大きい3D深度(レベル3)で表示情報を3D表示させるようにしている。また、表示情報の表示サイズが小さい場合には、3D深度をゼロにしている。例えば、表示情報の表示サイズが所定の表示サイズ(10000)よりも小さい場合には、3D深度をレベル0で2D表示させるようにしている。
なお、図示の例では、“表示サイズ”の「内容」として、表示情報の表示サイズを面積サイズ(ピクセル×ピクセル)で表現するようにしたが、これに限らず、例えば、縦サイズ(ピクセル)のみ、横サイズ(ピクセル)のみで表示サイズを表現するようにしてもよい。また、「3D深度」の“レベル0(2D)”は、3D深度が“レベル0(ゼロ)”で、2D(平面)であることを示している。また、図示の例では、「3D深度」をレベルで表現するようにしたが、これに限らず、例えば、ミリメートルなど別の単位で表現するようにしてもよい。
また、条件の「項目」が“電池残量”の場合、その「内容」には“残量レベル3”、“
残量レベル2”、“ 残量レベル0〜1”が設定されている。また、この条件の各「内容」に対応する「3D深度」には、“レベル3”、“レベル2”、“レベル1”、“レベル0(2D)”
が設定されている。ここで、残量レベル3> 残量レベル2> 残量レベル0〜1の関係にあり、電池残量が少ないほど3Dの深度が浅くなるようにしている。
例えば、電池残量が所定の残量(残量レベル3)より少ない場合には、所定の3D深度(レベル3)よりも小さい3D深度(レベル2)で表示情報を3D表示させるようにしている。同様に、電池残量が所定の残量(残量レベル2)より少ない場合には、所定の3D深度(レベル1)よりも小さい3D深度(レベル0)で表示情報を2D表示させるようにしている。また、条件の「項目」が“省電力モード”の場合、その「内容」には“省電力モードオフ”、“省電力モードオン”が設定されている。また、この条件の各「内容」に対応する「3D深度」には、“レベル3”、“レベル0(2D)”
が設定されている。ここで、省電力モードがオンされていれば、2D表示を行い、省電力モードがオフされていれば、3D表示を行うようにしている。すなわち、省電力モードがオンされている場合には、所定の3D深度(レベル3)よりも小さい3D深度(レベル0)で表示情報を2D表示させるようにしている。
なお、図6は、条件記憶部M4の変形例を説明するための図で、上述した実施形態では、“表示サイズ”、“電池残量”、“省電力モード”の条件毎に、それぞれ複数の「内容」を記憶するようにしたが、図6に示すように、“表示サイズ”、“電池残量”、“省電力モード”の条件に、一つの「内容」を記憶するようにしてもよい。この条件記憶部M4は、「項目」、「内容」、「設定フラグ」を有する構成で、図5で示した「3D深度」は「内容」に含めるようにしたものである。例えば、図6の例において、条件が“表示サイズ”の「内容」には、“256×256ピクセル以上で3D”が設定され、表示サイズが256×256ピクセル以上であれば、表示情報を3Dで表示させることを示している。また、条件が“電池残量”の「内容」には、“残量レベル1以下で2D”
が設定され、現在の電池残量がレベル1以下であれば、表示情報を2D表示させることを示している。また、条件が“省電力モード”の「内容」には、“省電力モードオンで2D”が設定され、省電力モードがオンされていれば、表示情報を2D表示させることを示している。
図7は、表示情報記憶部M5を説明するための図である。
表示情報記憶部M5は、表示部17に表示するための表示情報を記憶するもので、例えば、情報配信装置4から動画、静止画、音楽、ニュースなどの情報をインターネット3、無線通信網2を介してダウンロードしたり、テレビ放送受信部16によって受信した放送番組を録画記録したりした情報を表示情報として記憶するようにしている。この表示情報記憶部M5は、表示情報を識別する「情報ID」に対応して「タイトル」、「種別」、「3D深度」、「表示情報サイズ」、「実データ」などを記憶する構成で、「種別」は、表示情報の種別(動画、静止画、テキスト、メニューなど)を識別するための情報である。
「表示情報サイズ」は、表示情報の実サイズ(面積サイズ)を示し、サイズ縦ピクセル×横ピクセルによって表現されている。「実データ」は、表示情報の実データで、その「3D深度」が“レベル0(2D表示用)”の実データのみを持つ表示情報もあれば、各3D深度の実データを持つ表示情報もある。つまり、同じ内容であっても3D深度毎に実データ(2D表示を含む)をそれぞれ持つ表示情報があり、また、3D深度がレベル0(2D表示)の実データのみを持つ表示情報がある。
次に、本実施形態における携帯電話機1の動作概念を図8〜図15に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、ネットワークなどの伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図8は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話機1側の全体動作の概要を示したフローチャートである。
先ず、携帯電話機1においてその中央制御部11は、電源を投入する電源オン操作が行われると(ステップA1でYES)、電源供給を開始させて所定のメモリなどを初期化する電源オン処理を実行したのち、所定の待受画像を読み出して表示させたり、基地局2Aとの間で通信を行って位置登録をしたりする待受処理を行う(ステップA2)。
ここで、任意の情報を設定する設定操作が行われた場合には(ステップA3でYES)、その操作に対応する設定処理として、例えば、条件記憶部M4、表示情報記憶部M5に対する設定が行われる(ステップA4)。すなわち、条件記憶部M4に対して各条件の「内容」などを設定する。また、情報配信装置4から動画、静止画、音楽、ニュースなどの情報をダウンロードしたり、テレビ放送受信部16によって受信した放送番組を録画記録したりして、表示情報記憶部M5に記憶する処理などを行う。このような設定処理が終わると、上述のステップA3に戻る。
表示情報表示操作が行われると、つまり、ユーザ操作によって画像、テキスト、メニューなどの表示情報を表示部17に表示させることを指示する表示操作を検出すると(ステップA5でYES)、この表示情報の表示方向と表示サイズを決定する表示情報決定処理Aを実行すると共に(ステップA6)、この表示情報の3D深度を決定する3D深度決定処理Aを実行したのち(ステップA7)、この決定した表示方向、表示サイズ、3D深度に基づいて当該表示情報を表示する表示処理に移る(ステップA8)。
図9は、表示情報決定処理A(図8のステップA6)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、表示部方向検出部26を動作させて表示部17の方向(縦長の向き/横長の向き)を検出したのち(ステップB1)、この表示部17の方向に対する表示情報の表示方向を決定する(ステップB2)。すなわち、表示部17の方向が縦長であるか横長であるかに関わらず、表示情報が正しい方向(表示情報の天地方向が重力方向に向くように)になるように、表示部方向検出部26によって検出された表示部17の方向に基づいて、表示部17の方向に対する表示情報の表示方向を決定する。
そして、表示情報記憶部M5をアクセスし、ユーザ操作で表示指示された表示情報に対応付けられている「表示情報サイズ」を読み出したのち(ステップB3)、表示情報の表示サイズを決定する(ステップB4)。この場合、上述のように決定した表示情報の表示方向で、縦横比を変えずに表示領域一杯に表示されるように、この決定された表示情報の表示方向と、読み出された「表示情報サイズ」と、表示領域のサイズに基づいて、表示情報の表示サイズを決定(算出)する。このようにして決定した表示情報の表示方向及び表示サイズを各種情報一時記憶部M2に一時記憶しておく(ステップB5)。
図10は、3D深度決定処理A(図8のステップA7)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、条件記憶部M4をアクセスし、「設定フラグ」が“1”の条件を読み出し(ステップC1)、その条件は「表示サイズ」であるか(ステップC2)、「電池残量」であるかを調べ(ステップC6)、「表示サイズ」であれば(ステップC2でYES)、上述の表示情報決定処理A(図8のステップA6)で決定された表示サイズは、この条件(表示サイズ)のどの「内容」に該当するかを調べるために、当該条件の各「内容」と、決定された表示サイズとを比較する(ステップC3)。
ここで、表示サイズの比較において、条件の「内容」は面積サイズであるのに対し、決定された表示サイズが縦サイズあるいは横サイズであれば、その縦サイズあるいは横サイズとの比較を行う。その結果、“10000未満”、…“50000以上の各「内容」のうち、いずれの「内容」に該当するかに応じて、該当する「内容」に対応する「3D深度」を表示情報の3D深度として決定する(ステップC4)。この場合、表示情報の表示サイズが大きいほど、大きい3D深度を決定し、また、表示サイズが所定の表示サイズが所定のサイズよりも小さければ、3D深度をゼロとして決定する。そして、決定した3D深度を各種情報一時記憶部M2に一時記憶しておく(ステップC5)。
また、「設定フラグ」が“1”の条件が「電池残量」であれば(ステップC6でYES)、その条件の「内容」と、電池部12によって検出された二次電池の残量とを比較することによって(ステップC7)、該当する条件の「内容」(電池残量レベル)に対応する「3D深度」を表示情報の3D深度として決定し(ステップC8)、各種情報一時記憶部M2に一時記憶しておく(ステップC5)。また、「設定フラグ」が“1”の条件が「省電力モード」であれば(ステップC6でNO)、その条件の「内容」と、現在の省電力モードのオン/オフとを比較することによって(ステップC9)、該当する条件の「内容」(省電力モードのオン/オフ)に対応する「3D深度」を表示情報の3D深度として決定し(ステップC10)、各種情報一時記憶部M2に一時記憶しておく(ステップC5)。
図11は、表示処理(図8のステップA8)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、表示情報記憶部M5を参照し、上述した3D深度決定処理A(図8のステップA7)において決定された「3D深度」は、“レベル0”であるかを調べ(ステップD1)、“レベル0”で2D(平面)であれば(ステップD1でYES)、この表示情報を2D表示させるが、その際、表示部17の表面に視差バリアが生成されていれば、この視差バリアを消去したのち(ステップD2)、表示情報決定処理A(図8のステップA6)で決定された表示方向及び表示サイズで表示部17に2D表示させる(ステップD3)。このように表示情報の表示サイズに基づいて、その表示情報の3D深度をゼロにするか否かを決定し、それをゼロにする場合には、表示情報を表示部17に2D表示させる。
また、上述の表示情報決定処理Aで決定された「3D深度」が“レベル0”でなければ(ステップD1でNO)、その表示情報の「3D深度」に基づいて表示情報記憶部M5を検索し、該当する「実データ」の有無を調べる(ステップD4)。すなわち、「実データ」は、「3D深度」が“レベル0”の実データのみを持つ表示情報もあれば、各3D深度の実データを持つ表示情報もあるため、該当する「3D深度」の「実データ」の有無を調べる。その結果、該当する「実データ」が有れば(ステップD4でYES)、表示情報決定処理Aで決定された「3D深度」に対応付けられている「実データ」を選択して読み出す(ステップD5)。そして、表示情報を3D表示させるが、その際、視差バリアを表示部17の表層に生成させたのち(ステップD6)、表示情報決定処理A(図8のステップA6)で決定された表示方向及び表示サイズで表示部17に3D表示させる(ステップD7)。
また、該当する「3D深度」の「実データ」が無ければ(ステップD4でNO)、つまり、決定された3D深度とは別の3D深度(例えば、深度レベル“0”)の「実データ」しか記憶されていなければ、この別の3D深度の「実データ」を、決定された3D深度の3D表示情報に変換するために、決定された3D深度に応じた右目用の表示情報と左目用の表示情報を生成する(ステップD8)。そして、視差バリアを表示部17の表層に生成させたのち(ステップD6)、表示情報を決定された表示方向及び表示サイズで表示部17に3D表示させる(ステップD7)。このように該当する「3D深度」の「実データ」が記憶されていなければ、決定された3D深度とは別の3D深度の「実データ」を、決定された3D深度の3D表示情報に変換して3D表示させる。
一方、表示部17に表示されている表示情報の表示サイズを変更する変更操作を検出した場合には(図8のステップA9でYES)、この表示サイズ変更操作によって新たな表示サイズを決定する表示情報決定処理Bを実行すると共に(ステップA10)、この新たに決定された表示サイズに基づいて表示情報の3D深度を決定する3D深度決定処理Bを実行したのち(ステップA11)、この決定した表示サイズおよび3D深度に基づいて表示情報を表示する表示処理に移る(ステップA8)。すなわち、表示部17に表示されている表示情報の表示サイズが変更された場合には、変更後の表示サイズに基づいて表示情報の3D深度を新たに決定し、この新たな3D深度で当該表示情報を切り替えて表示させるようにしている。
図12は、表示情報決定処理B(図8のステップA10)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、表示サイズ変更操作によって指示された表示サイズを表示情報の表示サイズとして決定したのち(ステップE1)、この変更後の表示サイズを、表示情報の表示方向(上述の表示情報決定処理Aで決定された元の表示方向、つまり、表示サイズが変更される前の表示方向)と共に、各種情報一時記憶部M2に一時記憶しておく(ステップE2)。
図13は、3D深度決定処理B(図8のステップA11)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、条件記憶部M4をアクセスし、「設定フラグ」が“1”の条件を読み出し(ステップF1)、その条件は「表示サイズ」であるかを調べ(ステップF2)、「表示サイズ」でなければ(ステップF2でNO)、図8のステップA3に戻るが、「表示サイズ」であれば(ステップF2でYES)、上述の表示情報決定処理Bによって決定された表示サイズは、この条件(表示サイズ)のどの「内容」に該当するかを調べるために、この条件の各「内容」と決定された表示サイズとを比較する(ステップF3)。その結果、“10000未満”、…“50000以上”の各「内容」のうち、そのいずれの「内容」に該当するかに応じて、該当する「内容」に対応する「3D深度」を表示情報の3D深度として決定し(ステップF4)、各種情報一時記憶部M2に一時記憶しておく(ステップF5)。
このように表示情報の表示サイズが変更されると、変更後の表示サイズに基づいて3D深度が変更されるため、この変更後の表示サイズ及び3D深度と既に一時記憶されている元の表示方向に基づいて表示情報を表示する表示処理を行う(図8ステップA8)。この場合、変更後の3D深度のレベルに応じて2D表示あるいは3D表示が行われる(図11のステップD1〜D8)。
また、表示部17の方向が変更されたことを検出すると(図8のステップA12でYES)、その変更に応じて表示情報の表示方向と表示サイズを新たに決定するために上述の表示情報決定処理Aを実行すると共に(ステップA13)、この新たに決定された表示方向と表示サイズに基づいて表示情報の新たに3D深度を決定する3D深度決定処理Bを実行したのち(ステップA14)、この決定した表示方向、表示サイズ、3D深度に基づいて表示情報を表示する表示処理に移る(ステップA8)。この場合、表示情報決定処理Aにおいて、変更された表示部17の方向を検出し(図9のステップB1)、この新たな方向に基づいて表示情報の表示方向を決定する(ステップB2)。そして、表示されている表示情報に対応付けられている「表示情報サイズ」を読み出したのち(ステップB3)、表示情報の表示サイズを決定する(ステップB4)。この場合、新たな表示方向で、縦横比を変えずに表示領域一杯に表示されるように、この決定された表示情報の表示方向と、読み出された「表示情報サイズ」と、表示領域のサイズに基づいて、表示情報の表示サイズを決定(算出)する。このようにして決定した表示情報の表示方向及び表示サイズを各種情報一時記憶部M2に一時記憶しておく(ステップB5)。
また、電池部12での電池残量の変化を検出すると(図8のステップA15でYES)、この電池残量の変化に基づいて表示情報の新たに3D深度を決定する3D深度決定処理Cを実行したのち(ステップA16)、この決定した3D深度に基づいて表示情報を表示する表示処理に移る(ステップA8)。すなわち、電池残量(動作用電力の使用状況)に基づいて、表示部17に表示される表示情報の3D深度を決定し、この3D深度で表示情報を表示部17に表示させる。
図14は、3D深度決定処理C(図8のステップA16)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、条件記憶部M4をアクセスし、「設定フラグ」が“1”の条件を読み出し(ステップG1)、その条件は「電池残量」であるかを調べ(ステップG2)、「電池残量」でなければ(ステップG2でNO)、図8のステップA3に戻るが、「電池残量」であれば(ステップG2でYES)、現在の電池残量は、この条件(電池残量)のどの「内容」に該当するかを調べるために、この条件の各「内容」と現在の電池残量とを比較する(ステップG3)。その結果、“残量レベル0〜1”、“残量レベル2”、“残量レベル3”の各「内容」のうち、そのいずれの「内容」に該当するかに応じて、該当する「内容」に対応する「3D深度」を表示情報の3D深度として決定する(ステップG4)。この場合、電池残量が少ないほど、小さな3D深度を決定する。そして、決定した「3D深度」を各種情報一時記憶部M2に一時記憶しておく(ステップG5)。
このように電池残量が変化されると、この変化に基づいて3D深度が変更されるため、この変更後3D深度と既に一時記憶されている元の表示サイズ及び表示方向、つまり、電池残量が変化する前の表示サイズ及び表示方向に基づいて表示情報を表示する表示処理を行う(図8ステップA8)。この場合、電池残量変化後の3D深度のレベルに応じて2D表示あるいは3D表示が行われる(図11のステップD1〜D8)。
また、省電力モードの変更を指示する操作を検出すると(図8のステップA17でYES)、この変更操作に基づいて表示情報の新たに3D深度を決定するために3D深度決定処理Dを実行したのち(ステップA18)、この決定した3D深度に基づいて表示情報を表示する表示処理に移る(ステップA8)。すなわち、省電力モード(動作用電力の使用状況)に基づいて、表示部17に表示される表示情報の3D深度を決定し、この3D深度で表示情報を表示部17に表示させる。
図15は、3D深度決定処理D(図8のステップA18)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、中央制御部11は、ステップA17の省電力モード変更操作に従って、省電力モード記憶部M3の設定フラグを変更する(ステップH1)。省電力モード変更操作によって省電力モードがオンに設定された場合には、“オン”の「設定フラグ」を“1”に、“オフ”の「設定フラグ」を“0”にする。省電力モードがオフに設定された場合には、“オン”の「設定フラグ」を“0”に、“オフ”の「設定フラグ」を“1”にする。ここで、省電力モードをオンに設定すると、その時点から省電力動作が開始される。
次に、中央制御部11は、条件記憶部M4をアクセスし、「設定フラグ」が“1”の条件を読み出し(ステップH2)、その条件は「省電力モード」であるかを調べ(ステップH3)、「省電力モード」でなければ(ステップH3でNO)、図8のステップA3に戻るが、「省電力モード」であれば(ステップH3でYES)、新たに指定された省電力モードは、この条件(省電力モード)のどの「内容」に該当するかを調べるために、この条件の各「内容」と新たな省電力モードとを比較する(ステップH4)。
その結果、“省電力モードオン”、“省電力モードオフ”の各「内容」のうち、そのいずれかの「内容」に該当するかに応じて、該当する「内容」に対応する「3D深度」を、その表示情報の3D深度として決定する(ステップH5)。この場合、省電力モードが“オン”されていれば、3D深度として“レベル0”を決定し、省電力モードが“オフ”されていれば、3D深度として“レベル3”を決定する。そして、決定した「3D深度」を各種情報一時記憶部M2に一時記憶しておく(ステップH6)。
このように省電力モードが変更されると、この変更に基づいて3D深度が変更されるため、この変更後3D深度と既に一時記憶されている元の表示サイズ及び表示方向、つまり、省電力モードが変更される前の表示サイズ及び表示方向に基づいて表示情報を表示する表示処理を行う(図8ステップA8)。この場合、省電力モード変更後の3D深度のレベルに応じて2D表示あるいは3D表示が行われる(図11のステップD1〜D8)。
他方、電話着信を検出すると(図8のステップA19でYES)、通話可能状態とすると共に、通話履歴を記憶したり、通話に関する情報を表示したりする通話処理を実行したのち(ステップA20)、上述のステップA3に戻る。また、電源オフ操作が行われたときには(ステップA21でYES)、電源オフ処理を実行して(ステップA22)、この図8のフローの終了となるが、その他の操作が行われたときには(ステップA23でYES)、その操作に応じた処理として、例えば、表示部17の内容を消去する表示消去処理、通話発信処理、メール発信処理などを実行したのち(ステップA24)、上述のステップA3に戻る。
以上のように、本実施形態において中央制御部11は、表示情報を表示部17に3D表示させる際に、その表示サイズに基づいて、表示部17に表示される表示情報の3D深度を決定し、この3D深度で表示情報を3D表示させるようにしたので、この表示情報の表示サイズに応じて適切な3D深度で当該表示情報を表示させることができる。
表示部17に表示される表示情報の表示サイズが所定の表示サイズよりも大きい場合に、3D深度を所定の3D深度よりも大きい3D深度に決定するようにしたので、大きい表示サイズのときには3D深度の大きい表示情報を表示させることによって、ユーザに迫力や臨場感のある3D表示を提供することができる。
表示部17に表示される表示情報の表示サイズに基づいて、その表示情報の3D深度をゼロにするか否かを決定し、それをゼロにする場合には、表示情報を表示部17に2D表示させるようにしたので、表示情報の表示サイズに基づいて適切に3D表示か2D表示かを決定して表示制御することができる。
表示部17に表示される表示情報の表示サイズが所定の表示サイズよりも小さい場合に、3D深度をゼロに決定するようにしたので、ユーザが表示情報を3D表示で見にくい場合には2D表示にすることができる。また、3D深度がゼロの「実データ」を3D変換する方式の場合、2D表示させることによって、3D変換する処理を省略することができる。表示サイズが小さくて3D表示が見にくい場合に、2D表示でより見やすくすることは極めて有効であり、3D変換の処理を省略することも、不要な処理や消費電力の軽減の観点から極めて有効である。
表示部17に表示される表示情報のサイズ及び表示部17の表示領域のサイズに基づいて、表示情報の表示サイズを検出するようにしたので、表示情報の表示サイズに基づいて適切に3D表示か2D表示かを決定して表示制御することができる。
表示情報の表示サイズが変更された場合に、変更後の表示サイズに基づいて表示情報の3D深度を決定し、この3D深度で当該表示情報を切り替えて表示させるようにしたので、表示サイズが変更された場合に、その変更された表示サイズに応じて適切な3D深度で表示情報を表示させることができる。
決定された3D深度とは別の3D深度の「実データ」を決定された3D深度の3D表示情報に変換して3D表示させるようにしたので、3D深度が異なる複数の表示情報を予め用意しておく必要が無く、多数の情報を作成して記憶させる手間を削減できるほか、記憶容量の点でも有利なものとなる。
3D深度が異なる複数の表示情報の中から、決定された3D深度の表示情報を選択して3D表示させるようにしたので、3D変換の処理を省略することができる。
動作用電力の使用状況に基づいて、表示部17に表示される表示情報の3D深度を決定し、この3D深度で表示情報を表示部17に表示させるようにしたので、動作用電力の使用状況に応じて適切な3D深度で表示情報を表示させることができる。
表示部17に表示される表示情報の3D深度を電池残量(動作用電力の使用状況)に基づいて決定するようにしたので、電池残量に応じて適切な3D深度で表示情報を表示させることができる。
動作用電力の残量が所定の残量より少ない場合には、所定の3D深度よりも小さい3D深度に決定するようにしたので、電池残量が少ないとき、すなわち、消費電力を抑制すべきときに3D深度の小さい表示情報を表示させることによって、消費電力を軽減することができる。
電池残量が所定の残量より少ない場合に、3D深度をゼロに決定して表示情報を2D表示させるようにしたので、電池残量が少ないとき、すなわち、消費電力を抑制すべきときに表示情報を2D表示させることによって、消費電力を軽減することができる。また、3D変換する方式の場合には、2D表示させることによって、3D変換する処理を省略することができる。3D変換の処理を省略することは、不要な処理や消費電力の軽減の観点から極めて有効である。
表示部17に表示される表示情報の3D深度を省電力モードに設定されているか否かに基づいて決定するようにしたので、省電力モードに設定されているか否かに応じて適切な3D深度で表示情報を表示させることができる。
省電力モードに設定されている場合には所定の3D深度よりも小さい3D深度に決定するようにしたので、消費電力を抑制すべきときには3D深度の小さい表示情報を表示させることによって、消費電力を軽減することができ、そのときの状態に合せて消費電力の軽減が可能となる。
省電力モードに設定されている場合には3D深度をゼロに決定して2D表示させるようにしたので、消費電力を抑制すべきときには2D表示させることによって、消費電力を軽減することができ、そのときの状態に合せて消費電力の軽減が可能となる。
なお、上述した実施形態においては、表示部17に表示させる表示情報の種別として、情報配信装置4から配信される表示情報、テレビ局5から送信される表示情報(テレビ番組)、テキスト、メニューなどとしたが、これに限らず、例えば、撮影手段を備えた携帯電話機1にあっては、その撮影手段で撮影された表示情報(画像)、又は各種設定用画面、動画再生時の音量設定用画面など、表示部17に表示させる任意の種別の表示情報であってもよい。
また、上述した実施形態においては、表示部17に表示させる表示情報として記憶部13に記憶されている表示情報としたが、これに限らず、情報配信装置4から配信される表示情報を受信しながら逐次表示したり(ストリーミング再生)、テレビ局5から送信される表示情報(テレビ番組)を受信しながら逐次表示したりするなど、表示部17に表示させる任意の表示情報であってもよい。
また、上述した実施形態においては、3Dの表示情報は、その3D深度に応じた右目用の表示情報と左目用の表示情報を同時に表示して、それらが正しく3Dに見えるように3D深度に応じた視差バリアを表示部17の表層に生成して3D表示を行う方法を例示したが、例えば、表示情報の中のオブジェクトが3Dに見えるような視覚効果を施して3D表示を行う方法など、任意の3D表示方法であってもよい。
また、表示部17での表示情報の表示方法(表示部17に対する表示情報の表示方向と表示情報の表示サイズ)については、任意の表示方法であってもよい。上述した実施形態において、「表示部17に対する表示情報の表示方向」は、表示部17の方向を検出して、その検出結果に基づいて、表示部17に対する表示情報の表示方向を決定するようにしたが、例えば、(1)縦長の表示情報であれば、表示部17を縦長にしたときに正しく見えるような表示方向にし、横長の表示情報であれば、表示部を横長にしたときに正しく見えるような表示方向にする、(2)オープンスタイルであれば表示部17を縦長にしたときに正しく見えるような表示方向にし、ビュースタイルであれば表示部17を横長にしたときに正しく見えるような表示方向にする、(3)表示情報で指定されている表示方向にする、(4)ユーザ操作によって指定された表示方向にする、など任意の表示方向の決定方法であってもよい。上述した実施形態において、「表示情報の表示サイズ」は、決定された表示方向で、縦横比を変えずに表示領域一杯に表示されるように表示サイズを決定したが、(1)縦横比を変えて表示領域一杯に表示されるような表示サイズにする、(2)表示情報で指定されている表示サイズにする、(3)ユーザ操作によって指定された表示サイズにする、など任意の表示サイズの決定方法であってもよい。
上述した実施形態において、決定された3D深度の実データが記憶されていない場合には、別の3D深度の実データを決定された3D深度の実データに変換するようにしたが、決定された3D深度の実データを情報配信装置に要求して受信するようにしてもよい。
その他、記憶部13はメモリカードや外付けハードディスクなど、任意の外部記憶装置であってもよい。また、表示部17は、外部モニタなど、任意の外部表示装置であってもよい。また、端末装置は携帯電話機に限らず、パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤーなど、任意の端末装置であってもよい。更に、折り畳みタイプの端末装置に限らず、ストレートタイプ、スライドタイプ、スピントップタイプなど任意の筐体構造であってもよい。
以下、本発明の特徴を付記する。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
付記1記載の発明は、
表示情報を表示部に3D表示させる端末装置であって、
動作用電力の使用状況を検出する電力状況検出手段と、
前記電力状況検出手段によって検出された動作用電力の使用状況に基づいて、前記表示部に表示される表示情報の3D深度を決定する決定手段と、
この決定手段によって決定された3D深度で前記表示情報を表示部に表示させる表示制御手段と、
を具備したことを特徴とする端末装置である。
(付記2)
前記電力状況検出手段は、動作用電力の残量を検出し、前記決定手段は、前記電力状況検出手段によって検出された動作用電力の残量に基づいて、前記表示部に表示される表示情報の3D深度を決定する、ようにしたことを特徴とする付記1記載の端末装置である。
(付記3)
前記決定手段は、前記電力状況検出手段によって検出された動作用電力の残量が所定の残量より少ない場合には、3D深度を所定の3D深度よりも小さい3D深度に決定する、
ようにしたことを特徴とする付記2記載の端末装置である。
(付記4)
前記決定手段は、前記電力状況検出手段によって検出された動作用電力の残量が所定の残量より少ない場合に、3D深度をゼロに決定し、前記表示制御手段は、前記決定手段によって3D深度をゼロにすると決定された場合に、3D深度ゼロで表示情報を表示部に2D表示させる、ようにしたことを特徴とする付記2記載の端末装置である。
(付記5)
前記電力状況検出手段は、消費電力を抑制する動作モードに設定されているか否かを検出し、前記決定手段は、前記電力状況検出手段の検出結果に基づいて、前記表示部に表示される表示情報の3D深度を決定する、ようにしたことを特徴とする付記1記載の端末装置である。
(付記6)
前記決定手段は、前記電力状況検出手段によって消費電力を抑制する動作モードに設定されていることが検出された場合に、3D深度を所定の3D深度よりも小さい3D深度に決定する、ようにしたことを特徴とする付記5記載の端末装置である。
(付記7)
前記決定手段は、前記電力状況検出手段によって消費電力を抑制する動作モードに設定されている場合に、3D深度をゼロに決定し、前記表示制御手段は、前記決定手段によって3D深度をゼロにすると決定された場合に、3D深度ゼロで表示情報を表示部に2D表示させる、ようにしたことを特徴とする付記5記載の端末装置である。
(付記8)
コンピュータに対して、動作用電力の使用状況を検出する機能と、前記検出された動作用電力の使用状況に基づいて、表示部に表示される表示情報の3D深度を決定する機能と、前記決定された3D深度で前記表示情報を表示部に表示する機能と、を実現させるためのプログラムである。
1 携帯電話機
2 無線通信網
3 インターネット
4 情報配信装置
5 テレビ局
11 中央制御部
12 電池部
13 記憶部
14 無線通信部
16 テレビ放送受信部
17 表示部
18 3D変換処理部
19 視差バリア制御部
20 操作部
M1 プログラム記憶部
M2 各種情報一時記憶部
M3 省電力モード記憶部
M4 3D深度情報記憶部
M5 表示情報記憶部

Claims (6)

  1. 表示情報を表示部に3D表示させる端末装置であって、
    電池部の使用状況が複数のレベルのうち、どのレベルであるかを検出する使用状況検出手段と、
    記表示部に表示される表示情報の3D深度を、前記使用状況検出手段によって検出された前記電池部の使用状況のレベルに応じた3D深度に決定する決定手段と、
    この決定手段によって決定された3D深度に基づいて前記表示情報を前記表示部に表示させる表示制御手段と、
    を具備したことを特徴とする端末装置。
  2. 前記使用状況検出手段は、前記電池部の残量が複数の残量レベルのうち、どの残量レベルであるかを検出し、
    前記決定手段は、記表示部に表示される表示情報の3D深度を、前記使用状況検出手段によって検出された残量レベルに応じた3D深度に決定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 前記決定手段は、前記使用状況検出手段によって検出された前記電池部の残量レベルが所定の残量レベルより少ない場合に、3D深度をゼロに決定し、
    前記表示制御手段は、前記決定手段によって3D深度をゼロにすると決定された場合に、3D深度ゼロで表示情報を前記表示部に2D表示させる、
    ようにしたことを特徴とする請求項2記載の端末装置。
  4. 前記使用状況検出手段は、前記電池部に対する当該端末装置の消費電力を抑制する動作モードに設定されているか否かを検出し、
    前記決定手段は、前記使用状況検出手段の検出結果に基づいて、前記表示部に表示される表示情報の3D深度を決定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  5. 前記決定手段は、前記使用状況検出手段によって前記電池部に対する当該端末装置の消費電力を抑制する動作モードに設定されている場合に、3D深度をゼロに決定し、
    前記表示制御手段は、前記決定手段によって3D深度をゼロにすると決定された場合に、3D深度ゼロで表示情報を前記表示部に2D表示させる、
    ようにしたことを特徴とする請求項4記載の端末装置。
  6. コンピュータに対して、
    電池部の使用状況が複数のレベルのうち、どのレベルであるかを検出する機能と、
    示部に表示される表示情報の3D深度を、前記検出された前記電池部の使用状況のレベルに応じた3D深度に決定する機能と、
    前記決定された3D深度に基づいて前記表示情報を表示部に表示する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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