JP5586048B2 - 情報表示装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、複数種のアプリケーションの個々に対応して、それらのアプリケーション画面を表示する情報表示装置及びプログラムに関する。
近年、携帯電話機などの情報表示装置にあっては、その高機能化に伴って画面サイズの拡大化が進んでいるが、持ち運ぶという特質上、画面サイズが制限されてしまうために、複数の表示部を備えることで大画面化を実現化するようにしている。例えば、二つの筐体を、ヒンジ部を介して折り畳み可能に連結した携帯電話機などの情報表示装置にあっては、各筐体に表示部をそれぞれ配設することにより、例えば、見開き本のように二つの表示部を開くようにすることで大画面化を実現化するようにしている。
このように二つの表示部を備えた見開き型の情報表示装置において、見開き本のように複数頁の情報を割り当て表示する技術としては、従来、各画面に表示される電子書籍のページの表示方向を筺体の開く方向に応じて制御するようにした電子表示装置が開発されている(特許文献1参照)。
特開2005−274691号公報
しかしながら、上述した先行技術にあっては、1つのアプリケーション(アプリ)に基づいて表示処理が行われるものであり、複数の画面に対して各ページを割り当て表示するとしても、例えば、各画面内の情報を縦表示させるか横表示させるかは、そのアプリにおける共通した表示仕様の下で行うのみであった。
一方、携帯電話機などの情報表示装置にあっては、Webブラウザアプリ、電子メールアプリ、テレビ放送受信アプリ、など様々なアプリが搭載されており、それらのアプリを同時に起動させて閲覧可能となってきているが、各アプリは独立した機能として動作し、複数のアプリを起動して別々の画面で表示させた場合、それぞれが独立した画面として、その表示制御が行われることになる。従って、例えば、一方のアプリの画面内に表示される情報の表示方向が横方向であるのに対して、他方のアプリの画面内に表示される情報の表示方向が縦方向となるなど、画面毎に表示方向が異なるようなことがある。このように画面毎に表示方向が異なると、表示内容が見づらくなるほか、誤認混同のおそれもあり、また、表示方向が異なる毎に、ユーザ操作により何れかの表示方向を変更することは、ユーザに大きな負担をかけることになる。
本発明の課題は、複数種のアプリケーションの個々に対応して、それらのアプリケーション画面が表示されている場合に、各画面の情報の表示方向を統一できるようにすることである。
上述した課題を解決するために請求項1記載の発明は、
複数種のアプリケーションの個々に対応して、それらのアプリケーション画面を各々個別に表示する、自装置に実装された二つの表示部を有する情報表示装置であって、
前記アプリケーション画面毎に前記表示部に表示される情報の表示方向を判別する判別手段と、
前記判別手段により画面毎に判別された表示方向が異なる場合に、前記複数種のアプリケーションの中から何れかのアプリケーションを表示制御の基準として選択する選択手段と、
前記選択手段により表示制御の基準として選択されたアプリケーションに関する表示方向に、他のアプリケーションに関する表示方向を一致させる表示制御を行う表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に従属する発明として、
前記選択手段は、前記複数種のアプリケーションのうち、先に起動されたアプリケーションを表示制御の基準として選択する、
ようにしたことを特徴とする、請求項2記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記選択手段は、前記複数種のアプリケーションのうち、後に起動されたアプリケーションを表示制御の基準として選択する、
ようにしたことを特徴とする、請求項3記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記選択手段は、前記複数種のアプリケーションのうち、前記アプリケーション毎に決められている優先順位を比較することにより優先順位の高いアプリケーションを表示制御の基準として選択する、
ようにしたことを特徴とする、請求項4記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記判別手段は、新たなアプリケーションが起動された時点で他のアプリケーションが既に起動されていることを条件に、前記表示方向の判別を行う、
ようにしたことを特徴とする、請求項5記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記複数種のアプリケーションのうち、その何れかのアプリケーションに対してその情報の表示方向を変更する変更手段を更に備え、
前記判別手段は、起動済みである複数種のアプリケーションの個々に対応して、それらのアプリケーション画面が同時に表示されている状態において、前記変更手段により何れかのアプリケーションに関する表示方向が変更された際に、前記表示方向の判別を行う、
ようにしたことを特徴とする、請求項6記載の発明であってもよい。
請求項6に従属する発明として、
前記選択手段は、前記変更手段により何れかのアプリケーションに関する表示方向が変更された際に、その変更後の表示方向と他のアプリケーションに関する表示方向とが異なる場合には、前記アプリケーション毎に決められている優先順位を比較し、前記表示方向が変更されたアプリケーションの優先順位の方が高いことを条件に、前記表示方向が変更されたアプリケーションを表示制御の基準として選択する、
ようにしたことを特徴とする、請求項7記載の発明であってもよい。
請求項6に従属する発明として、
前記変更手段により何れかのアプリケーションに関する表示方向を変更する場合に、ユーザ操作による変更操作に応答して、あるいは当該アプリケーションの実行に伴って発行される表示制御指令に応答して表示方向の変更を行う、
ようにしたことを特徴とする、請求項8記載の発明であってもよい。
請求項6に従属する発明として、
前記複数種のアプリケーションは、予め設計されていて縦横比率の異なる縦長型のアプリケーション画面構成、あるいは横長型のアプリケーション画面構成を有し、
前記変更手段は、何れかのアプリケーションに関する表示方向を変更する場合に、そのアプリケーションの画面構成がその変更される表示方向での縦横比率と異なる場合には、その縦横比率に合うように画面構成を変更する、
ようにしたことを特徴とする、請求項9記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
当該情報表示装置を構成する複数の筐体の各々に表示部を備え、
前記複数の筐体の各々に備えられた表示部は、縦横比の異なる縦長型のアプリケーション画面、あるいは横長型のアプリケーション画面である、
ことを特徴とする、請求項10記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記複数種のアプリケーションの個々に対応するアプリケーション画面は、表示部内に同時に表示されるウインドウ画面である、
ことを特徴とする、請求項11記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項12記載の発明は、
自装置に実装された二つの表示部を有する情報表示装置のコンピュータに対して、
複数種のアプリケーションの個々に対応して、それらのアプリケーション画面を前記二つの表示部の各々に個別に表示する機能と、
前記アプリケーション画面毎に前記表示部に表示される情報の表示方向を判別する機能と、
前記画面毎に判別された表示方向が異なる場合に、前記複数種のアプリケーションの中から何れかのアプリケーションを表示制御の基準として選択する機能と、
前記表示制御の基準として選択されたアプリケーションに関する表示方向に、他のアプリケーションに関する表示方向を一致させる表示制御を行う機能と、
を実現させるためのプログラム、であることを特徴とする。
本発明によれば、複数種のアプリケーションの個々に対応して、それらのアプリケーション画面が表示されている場合に、各画面の情報の表示方向を統一することができ、利便性に富んだものとなる。
(1)〜(3)は、情報表示装置として適用した携帯電話機の外観図。 携帯電話機の基本的な構成要素を示したブロック図。 (1)〜(3)は、記憶部13内のアプリテーブルAT、設定フラグメモリPF、アプリ表示方向メモリADを説明するための図。 アプリケーション(アプリ)起動時における表示制御処理を示したフローチャート。 アプリ画面毎にその情報の表示方向を統一する表示制御(図4のステップA14、図6のステップC7)を詳述するためのフローチャート。 。 1つのアプリに関する表示方向を変更する処理を示したフローチャート。 (1)、(2)は、表示方向の横方向に応じた表示状態を示した図。 (1)〜(3)は、本実施形態の変形例を示し、アプリ画面がソフト画面(ウインドウ画面)の場合を例示した図。 (1)〜(3)は、本実施形態の他の変形例を示し、アプリ画面がソフト画面(ウインドウ画面)の場合を例示した図。
図1〜図7を参照して本発明の実施形態を説明する。
本実施形態は、情報表示装置として携帯電話機に適用した場合を例示したもので、図1は、携帯電話機の外観図である。
携帯電話機は、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)のほか、テレビ放送受信機能、電子ブック閲覧機能などを備えたもので、図1(1)に示すように、各々に表示部を備えた二つの筐体、つまり、表示部筐体1、2を、ヒンジ部3を介して折り畳み自在(開閉自在)に取り付けた折り畳みタイプ(開閉式)の携帯電話機である。なお、電子ブック閲覧機能は、複数頁分のデータを表示部筐体1、2の表示部に頁順にそれぞれ割り当て表示させる機能である。
表示部筐体1は、表示部4を備えた筐体であり、表示部筐体2は、表示部5を備えた筐体で、この表示部筐体1、2は、同形同大の長方体を成している。表示部4、5は、同形同大の長方形で、筐体の正面略全域に配置された液晶表示部や有機EL(エレクトロルミネッセンス)部などである。この表示部4、5の略全領域(物理的な表示画面)は、縦向きであるか横向きであるかに応じて、縦横比(アスペクト比)の異なる縦長型のアプリケーション画面、あるいは横長型のアプリケーション画面を構成するもので、各アプリケーション画面は、表示部4、5の略全領域に相当する物理的な表示画面である。図1(1)は、縦長状態の表示部筐体1、2が横並びとなるように見開いた状態(横開き状態)を示し、この横開き状態では、表示部筐体1が図中、左側に位置し、表示部筐体2が右側に位置するようになる。
ヒンジ部3は、表示部筐体1、2を重ね合わせた状態から見開き状態(略180°見開いた状態)に開閉可能とする連結部であり、この見開き状態では、図1(1)に示すように、表示部筐体1に備えられた表示部4と表示部筐体2に備えられた表示部5とは横並びの近接状態となると共に縦長型のアプリケーション画面となる。そして、図示の例では、二つの表示部4、5に対応して二つの機能(アプリケーション:アプリ)を同時に起動させている場合(ユーザが二つの機能を起動して別々の表示部で見る場合)を示している。すなわち、図中、左側に位置する表示部筐体1に備えられた表示部4に対応して、テレビアプリを起動した場合を示し、また、図中、右側に位置する表示部筐体2に備えられた表示部5に対応して、Webブラウザアプリを起動した場合を示している。なお、表示部4、5内の矢印は、その情報が表示される表示方向を示し、図示の例では、上向きの矢印により表示方向を縦方向(文字の天を上、地を下)とした場合を示している。
図1(2)は、横長状態の表示部筐体1、2が縦並びとなるように見開いた状態(縦開き状態)を示し、この縦開き状態では、表示部筐体1が図中、上側に位置し、表示部筐体2が下側に位置するようになる。そして、図示の例では、二つの表示部4、5に対応して二つの機能(アプリケーション)を同時に起動させている場合(ユーザが二つの機能を起動して別々の表示部で見る場合)を示している。すなわち、上側に位置する表示部筐体1に備えられた表示部4に対応して、アプリBを起動した場合を示し、また、図中、下側に位置する表示部筐体2に備えられた表示部5に対応して、アプリCを起動した場合を示している。
そして、図1(2)に示すように、表示部筐体1に備えられた表示部4と表示部筐体2に備えられた表示部5とは縦並びの近接状態となると共に横長型のアプリケーション画面となる。なお、この場合の情報の表示方向も、図示のように縦方向(文字の天を上、地を下)とした場合を示している。また、各アプリ画面の下側には、操作アイコンが表示され、「メニュー」、「方向」などが設けられている。「メニュー」の操作アイコンは、メニュー表示を指示するメニューアイコン(タッチキー)を示し、「方向」の操作アイコンは、画面内に表示される情報の表示方向を変更する際に使用される表示方向変更アイコン(タッチキー)を示している。
図1(3)は、図1(2)に示した縦開き状態において、表示部4、5を一つの画面とすると共に、一つのアプリ(図示の例ではアプリB)を起動した場合を示し、このアプリB用の画面として表示部4、5の全体を使用する場合を示している。なお、この場合の情報の表示方向も、図示のように縦方向(文字の天を上、地を下)とした場合を示している。また、各アプリ画面の下側には、操作アイコンが表示され、「メニュー」、「方向」などが設けられている。
図2は、携帯電話機の基本的な構成要素を示したブロック図である。
制御部11は、二次電池を備えた電源部12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機の全体動作を制御するもので、この制御部11には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部13は、ROM、RAMなどの内部メモリで、図示しないプログラム領域とデータ領域とを有し、この記憶部13内のプログラム領域には、後述する図4〜図6に示す動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムが格納されている。また、記憶部13内のデータ領域には、各種のフラグ情報、携帯電話機の動作に必要な各種の情報が記憶されている。なお、記憶部13は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、あるいは図示しない所定の外部サーバ上に記憶部13を有する構成であってもよい。
表示部4、5は、タッチスクリーン(タッチ画面)TA、TBを構成するもので、表示部4、5の表面に対応する指の接触を検出する接触操作部(透明なタッチパネル)6、7を積層配設することによってタッチ画面TA、TBを構成するようにしている。ここで、接触操作部6、7は、静電容量方式でも抵抗膜方式でもよく、また、接触の他に操作器具や指の押し込み(押圧)を検出可能とする圧電方式であってもよいが、本実施形態では、操作器具(ペン)や指の押圧を検出可能とする圧電方式を使用している。表示部4、5(タッチ画面TA、TB)は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを入力可能なもので、制御部11は、タッチ画面TA、TBからの操作信号に応じた処理として、例えば、発信処理、電子メール処理など、各種の処理を行う。また、タッチ画面TA、TBは、待受画像、アイコン、日時情報のほか、テキストデータ、メール、Webページなどを表示する。
無線通信部14は、図示しない無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、音声通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能の動作時に最寄りの基地局との間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調して制御部11に与え、制御部11は、電話部15を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを電話部15から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化した後、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナAT1から発信出力させる。テレビ放送受信部16は、地上波デジタルテレビ放送を受信するもので、アンテナAT2から放送信号を抽出する受信部(アナログ回路部)と、受信した放送信号をOFDM(直交周波数分割多重)復調したり、多重化されている放送信号から映像、音声、データ(文字データ)に分離して復号化したり、圧縮データを解凍したりするなどを行うデジタル回路部を有している。
図3は、記憶部13内のアプリテーブルAT、設定フラグメモリPF、アプリ表示方向メモリADを説明するための図である。
アプリテーブルATは、アプリ別にその表示に関する情報を記憶するもので、図3(1)に示すように、「アプリ」、「縦横フォーム有無」、「デフォルト方向」、「優先順位」の各項目を有している。「アプリ」は、アプリを識別するためのアプリ名を示し、この「アプリ」には、携帯電話機に搭載されている“Webブラウザアプリ”、“電子メールアプリ”、“テレビ放送受信アプリ”など様々なアプリ名が記憶されている。
「縦横フォーム有無」は、予め設計されていて縦横比率の異なる縦長型の画面構成(縦フォーム)、あるいは横長型の画面構成(横フォーム)の両方を対応するアプリに有しているか否かを示すもので、図中、○は、そのアプリに対する画面内に表示される情報の表示方向として、縦方向の縦フォームと横方向の横フォームの両方を有していることを示し、×は、縦フォーム、横フォームの何れか一方しか有していないことを示している。この場合、制御部11は、何れかのアプリに関する表示方向を変更する場合に、そのアプリの画面構成がその変更される表示方向での縦横比率と異なる場合には、その縦横比率に合うように画面構成を変更するようにしている。すなわち、例えば、縦フォームのみを有するアプリの場合に、表示方向の変更処理を実行して縦フォームを横フォームに変更するようにしている。「デフォルト方向」は、縦フォーム、横フォームの何れをデフォルトの表示方向とするかを示している。「優先順位」は、表示方向を統一するための表示制御を実行する際に使用される優先順位である。
すなわち、表示方向を統一するための表示制御とは、表示部4、5(アプリ画面)毎に情報の表示方向が異なる場合に、現在起動中である複数種のアプリの中から何れかのアプリを表示制御の基準として選択している状態において、その制御基準のアプリ対応の画面内に表示される情報の表示方向に、他のアプリに対応する画面内に表示される情報の表示方向を一致させる表示制御である。そして、この表示制御の実行時に制御部11は、アプリテーブルATを参照し、アプリ毎に決められている「優先順位」を比較することにより「優先順位」の高いアプリを、上述の制御基準として選択するようにしている。
設定フラグメモリPFは、上述した表示制御の基準を決定する3種類の決定方法の中から何れの方法を使用するかが設定されるメモリである。すなわち、図3(2)に示すように、3種類の決定方法として“優先順位”、“先優先”、“後優先”を有している。ここで、設定フラグの値が“0”のときには“優先順位”を指定し、また、その値が“1”のときには“先優先”を指定し、“2”のときには“後優先”を指定するようにしている。“優先順位”は、アプリテーブルATを参照して「優先順位」を比較することにより「優先順位」の高いアプリを表示制御の基準として選択する方法である。“先優先”は、現在起動中てある複数種のアプリのうち、先に起動したアプリを表示制御の基準として選択する方法である。“後優先”は、現在起動中である複数種のアプリのうち、後に起動したアプリを表示制御の基準として選択する方法である。
また、アプリ表示方向メモリADは、現在起動中の複数種のアプリに対応して、その画面内に表示されている情報の表示方向を一時的に記憶するメモリである。例えば、図3(3)では、アプリ(A)の表示方向として横フォーム、アプリ(C)の表示方向として縦フォームを示しているが、その表示方向の変更に応じてアプリ表示方向メモリADの内容も書き変えられる。
次に、本実施形態における携帯電話機の動作概念を図4〜図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
なお、図4、図6は、携帯電話機の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャートであり、この図4、図6のフローから抜けた際には、全体動作のメインフロー(図示省略)に戻る。
図4は、アプリ起動時における表示制御処理を示したフローチャートである。
先ず、制御部11は、新たなアプリを起動させるユーザ操作が行われた場合や他のアプリから起動指令が発行された場合に、それに応答して、この表示制御処理を実行開始し、他のアプリの起動有無を調べる(ステップA1)。ここで、現在、他のアプリが起動されていなければ(ステップA1でNO)、今回の新たに起動したアプリを表示制御の基準として選択すると共に(ステップA9)、アプリテーブルATを参照して、この制御基準のアプリに関する表示方向としてその「デフォルト方向」を読み出した後(ステップA10)、この読み出した表示方向に基づいて、アプリ画面毎にその情報の表示方向を統一する表示制御を行う(ステップA14)。すなわち、表示制御の基準のアプリに関する表示方向(読み出した表示方向)に、他のアプリに関する表示方向を一致させる表示制御を行う。この場合、現在起動中のアプリは存在していないので、今回新たに起動したアプリに関する表示方向としてその「デフォルト方向」とする表示制御を行う。その後、図4のフローから抜ける。
また、新たなアプリの起動時に他のアプリが起動中であれば(ステップA1でYES)、アプリ表示方向メモリADを参照し(ステップA2)、起動済みのアプリに関する表示方向と、今回の新たに起動したアプリに関するデフォルト方向とを比較して(ステップA3)、両方の表示方向は異なるかを調べる(ステップA4)。ここで、両方の表示方向が一致していれば(ステップA4でNO)、今回の新たに起動したアプリの「デフォルト方向」で、そのアプリ対応の画面内の情報を表示させる(ステップA5)。その後、図4のフローから抜ける。
また、起動済みのアプリに関する表示方向と今回の新たに起動したアプリのデフォルト方向とが異なれば(ステップA4でYES)、設定フラグメモリPFを参照し、設定フラグの値は“0”であるか(ステップA6)、“2”であるか“1”であるかを調べる(ステップA11)。いま、設定フラグの値が“0”のときには(ステップA6でYES)、現在起動中の複数種のアプリに対応付けられている「優先順位」のうち、「優先順位」の高いアプリを表示制御の基準として選択する方法が指定されている場合であるから、ステップA7に移り、アプリテーブルATを参照し、現在起動中の複数種のアプリに対応付けられている「優先順位」を読み出してそれらを比較する。
その結果、今回新たに起動したアプリの「優先順位」よりも起動済みである他のアプリの「優先順位」の方が高いかを調べる(ステップA8)。いま、今回新たに起動したアプリの「優先順位」の方が高ければ(ステップA8でNO)、今回の新たに起動したアプリを表示制御の基準として選択すると共に(ステップA9)、この制御基準のアプリに関する表示方向としてその「デフォルト方向」をアプリテーブルATから読み出した後(ステップA10)、この読み出した表示方向に基づいて、アプリ画面毎にその情報の表示方向を統一する表示制御を行う(ステップA14)。この場合、今回の起動アプリに関する表示方向「デフォルト方向」に、起動済みである他のアプリに関する表示方向を一致させる表示制御を行う。
また、今回新たに起動したアプリの「優先順位」よりも起動済みである他のアプリの「優先順位」の方が高ければ(ステップA8でYES)、起動済みである他のアプリを表示制御の基準として選択すると共に(ステップA12)、この制御基準のアプリに関する表示方向として、アプリ表示方向メモリADを参照し、当該アプリに対する現在の表示方向を読み出し(ステップA13)、この読み出した表示方向に基づいて、アプリ画面毎にその情報の表示方向を統一する表示制御を行う(ステップA14)。この場合、起動済みである他のアプリに関する表示方向に、今回新たに起動したアプリに関する表示方向を一致させる表示制御を行う。
設定フラグの値が“1”のときには(ステップA11でYES)、現在起動中である複数種のアプリのうち、先に起動したアプリを表示制御の基準として選択する方法が指定されている場合であるから、ステップA12に移り、起動済みである他のアプリを表示制御の基準として選択すると共に、この制御基準のアプリに関する表示方向として、アプリ表示方向メモリADを参照し、当該アプリに対する現在の表示方向を読み出し(ステップA13)、この読み出した表示方向に基づいて、アプリ画面毎にその情報の表示方向を統一する表示制御を行う(ステップA14)。この場合、起動済みである他のアプリに関する表示方向に、今回新たに起動したアプリに関する表示方向を一致させる表示制御を行う。
設定フラグの値が“2”のときには(ステップA11でNO)、現在起動中である複数種のアプリのうち、後に起動したアプリを表示制御の基準として選択する方法が指定されている場合であるから、ステップA15に移り、今回の新たに起動したアプリを表示制御の基準として選択すると共に、この制御基準のアプリに関する表示方向としてその「デフォルト方向」をアプリテーブルATから読み出した後(ステップA16)、この読み出した表示方向に基づいて、アプリ画面毎にその情報の表示方向を統一する表示制御を行う(ステップA14)。この場合、今回の起動アプリに関する表示方向「デフォルト方向」に、起動済みである他のアプリに関する表示方向を一致させる表示制御を行う。
図5は、アプリ画面毎にその情報の表示方向を統一する表示制御(図4のステップA14など)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、制御基準のアプリに関する表示方向(読み出した表示方向)に他のアプリに関する表示方向を一致させるために、制御部11は、アプリテーブルATを参照し、当該他のアプリに対応する「縦横フォーム有無」、「デフォルト方向」に基づいて、表示制御の基準の表示方向に該当する画面フォームの有無を調べる(ステップB1)。
いま、例えば、図3(1)のアプリテーブルATに示すようにアプリAには、縦フォームと横フォームの両方を有するが、アプリBにはその「デフォルト方向」である横フォームのみしか有していないため、制御基準の表示方向が“縦フォーム”で、他のアプリがアプリAであれば、該当方向の画面フォームが有ると判別され(ステップB1でYES)、該当方向の画面フォーム(縦フォーム)でアプリAに関する画面を表示させる(ステップB2)。また、他のアプリがアプリBあれば、該当方向の画面フォームが無いと判別し(ステップB1でNO)、そのアプリBの「デフォルト方向」の画面フォームのままその全体を縮小した後、縮小画面を90°回転表示させることにより該当方向に見た目上合わせる(ステップB3)。図8は、画面フォーム全体を縮小して回転させた場合の表示例を示し、横フォームの横幅が縦フォームの縦幅内に収まるように横フォーム全体を縮小した後、90°回転することにより見た目上、横フォームを縦フォームに変更した状態となる。
図6は、1つのアプリに関する表示方向を変更する処理を示したフローチャートである。
この表示方向変更処理は、何れかのアプリに対してその表示方向の変更がユーザ操作により指示された場合に、この変更操作に応答して実行開始されるほか、そのアプリの実行に伴って発行される表示制御指令に応答して実行開始される。
先ず、制御部11は、何れかのアプリに対してその表示方向の変更が指示されると、その指示に応じて表示方向を変更すると共に、変更後の表示方向を当該アプリに対応付けてアプリ表示方向メモリADに記憶しておく(ステップC1)。
すなわち、何れかのアプリに関する表示方向を変更する場合に、そのアプリの画面構成がその変更される表示方向での縦横比率と異なる場合には、その縦横比率に合うように画面構成を変更する。例えば、90°回転の場合には、表示方向を縦から横又は横から縦に変更する。図7(1)は、図1(2)に示した縦見開き状態において、上側の表示部4に表示されているアプリBに対する表示方向を縦方向から横方向に変更した際の表示状態を示し、図中、横方向への矢印は、表示方向が横方向であることを示している。
このようにして何れかのアプリに対してその表示方向を変更すると、他のアプリは起動中かを調べ(ステップC2)、他のアプリの起動中であれば(ステップC2でYES)、この起動中のアプリに関する表示方向は、今回変更した表示方向と同一かを調べる(ステップC3)。いま、他のアプリが起動していない場合(ステップC2でNO)、他のアプリが起動していても両方が同一方向の場合には(ステップC3でYES)、表示方向を統一する表示制御を行う必要はないので、この時点で図6のフローから抜ける。
ここで、今回変更した表示方向と他のアプリに関する表示方向が異なれば(ステップC3でNO)、アプリテーブルATを参照し、現在起動中の各アプリに対応して記憶されている「優先順位」同士を比較し(ステップC4)、「優先順位」は、今回表示方向を変更したアプリの方が高いかを調べる(ステップC5)。ここで、今回表示方向を変更したアプリの方の「優先順位」が低ければ(ステップC3でNO)、表示方向を統一する表示制御を行う必要がないので、この時点で図6のフローから抜ける。
いま、今回、表示方向を変更したアプリの方の「優先順位」が高ければ(ステップC5でYES)、このアプリを表示制御の基準として選択すると共に(ステップC6)、この制御基準のアプリに関する表示方向(今回変更した変更後の表示方向)に、他のアプリに関する表示方向を変更することにより、表示方向を統一する表示制御を行う(ステップC7)。図7(2)は、図7(1)に示したように、上側の表示部4に表示されているアプリBに対する表示方向を縦方向から横方向に変更した場合に、その変更に追従して、下側の表示部5に表示されているアプリCに対する表示方向も縦方向から横方向に変更した場合の表示状態を示している。
なお、この図6のステップC7における表示制御においても図5のフローチャートに従って実行し、アプリテーブルATを参照して、他のアプリに対応する「縦横フォーム有無」、「デフォルト方向」に基づいて、表示制御の基準の表示方向に該当する画面フォームの有無を調べ(ステップB1)、該当方向の画面フォームが有れば(ステップB1でYES)、該当方向の画面フォームでアプリCの画面を表示させる(ステップB2)。また、該当方向の画面フォームが無ければ(ステップB1でNO)、そのアプリCの「デフォルト方向」の画面フォームのままその全体を縮小した後、縮小画面を90°回転表示することにより該当方向に見た目上合わせる(ステップB3)。
以上のように本実施形態において制御部11は、複数種のアプリの個々に対応して、それらのアプリ画面が表示されている状態において、アプリ画面毎に情報の表示方向が異なる場合に、複数種のアプリの中から何れかのアプリを表示制御の基準として選択し、この制御基準のアプリに関する表示方向に、他のアプリに関する表示方向を一致させるようにしたので、各アプリ画面の情報の表示方向を統一することができ、利便性に富んだものとなる。
複数種のアプリのうち、先に起動されたアプリを表示制御の基準として選択するようにしたので、先に起動させたアプリに関する表示方向に、後に起動させたアプリに関する表示方向を一致させることができる。
複数種のアプリのうち、後に起動されたアプリを表示制御の基準として選択するようにしたので、後に起動させたアプリに関する表示方向に、先に起動させたアプリに関する表示方向を一致させることができる。
複数種のアプリのうち、アプリ毎に決められている優先順位を比較することにより優先順位の高いアプリを表示制御の基準として選択するようにしたので、アプリの起動順に関わらず、優先順位の高いアプリに関する表示方向に、他のアプリに関する表示方向を一致させることができる。
新たなアプリが起動された時点で他のアプリが既に起動されていることを条件に、表示方向の判別を行うようにしたので、その判別を適切なタイミングで行うことができ、無駄なタイミングでの判別を防ぐことができる。
何れかのアプリに対してその情報の表示方向を変更した際に、表示方向の判別を行うようにしたので、その判別を適切なタイミングで行うことができ、無駄なタイミングでの判別を防ぐことができる。
何れかのアプリに関する表示方向を変更した際に、その変更後の表示方向と他のアプリに関する表示方向とが異なる場合には、アプリ毎に決められている優先順位を比較し、表示方向が変更されたアプリの優先順位の方が高いことを条件に、表示方向が変更されたアプリを表示制御の基準として選択するようにしたので、表示方向が変更されたアプリに関する表示方向に、他のアプリに関する表示方向を一致させることができる。
何れかのアプリに関する表示方向を変更する場合に、ユーザ操作による変更操作に応答して、あるいは当該アプリの実行に伴って発行される表示制御指令に応答して表示方向の変更を行うようにしたので、ユーザ操作による変更のほかに自動変更が可能となる。
複数種のアプリは、予め設計されていて縦横比率の異なる縦長型のアプリ画面構成、あるいは横長型のアプリ画面構成を有し、何れかのアプリに関する表示方向を変更する場合に、そのアプリの画面構成がその変更される表示方向での縦横比率と異なる場合には、その縦横比率に合うように画面構成を変更するようにしたので、縦長型のアプリ画面、横長型のアプリ画面の何れか一方しか有しなくても、横長型のアプリ画面に変更したり、横長型のアプリ画面を縦長型のアプリ画面に変更したりすることができる。
携帯電話機を構成する複数の筐体1、2の各々に備えられた表示部4、5は、縦横比の異なる縦長型のアプリ画面、あるいは横長型のアプリ画面であるので、表示部4、5が横並びとなるように見開いた状態(横開き状態)としたり、表示部4、5が縦並びとなるように見開いた状態(縦開き状態)としたりすることにより、表示部4、5の略全領域(物理的な表示画面)を縦長型のアプリ画面、あるいは横長型のアプリ画面とすることができる。
なお、上述した実施形態においては、何れかのアプリに関する表示方向を変更する場合に、表示方向を縦から横又は横から縦のように90°回転の場合を例示したが、180°回転、つまり、表示方向を反転させる場合であってもよい。例えば、表示方向が縦方向の場合に、その順方向(文字の天が上、地が下)に対して逆方向(文字の天が下、地が上)に反転させたり、その逆方向から順方向に反転させたりしてもよく、同様に、表示方向が横方向の場合に、その順方向(文字の天が左、地が右)に対して逆方向(文字の天が右、地が左)に反転させたり、その逆方向から順方向に反転させたりしてもよい。
また、上述した実施形態においては、表示部4、5の全領域(物理的な表示画面)を縦長型のアプリ画面、あるいは横長型のアプリ画面とした場合を示したが、アプリ画面は、物理的な表示画面に限らず、図8又は図9に示すようなソフト画面(ウインドウ画面)であってもよい。例えば、複数種のアプリの個々に対応するアプリ画面は、単一の表示部内に同時に表示される複数のウインドウ画面であってもよい。
図8は、アプリ画面がソフト画面(ウインドウ画面)の場合を例示したもので、図8(1)は、アプリA、アプリB、アプリCに対応するアプリ画面が単一の表示部8内に同時に表示されているマルチウインドウ表示の状態を示し、各アプリ画面に関する表示方向が縦方向(順方向)、つまり、文字の天が上、地が下となる表示方向の場合を示している。図8(2)は、図8(1)の状態において、アプリAに対応するアプリ画面における表示方向を横方向(順方向)、つまり、文字の天が左、地が右となる方向に変更した場合を示している。図8(3)は、図8(2)に示したようにアプリAに関する表示方向の変更に追従して他のアプリB、Cに関する表示方向が変更された状態を示している。すなわち、アプリAを最初に起動した場合、又は最後に起動した場合、あるいはアプリA、B、Cの優先順位がA>B>Cの場合には、図8(3)に示すように、アプリAに関する表示方向に、他のアプリB、Cに関する表示方向を一致させる表示制御が行われることにより、アプリB、Cに関する表示方向は、縦方向(順方向)から横方向(順方向)に変更される。
図9は、アプリ画面がソフト画面(ウインドウ画面)の場合における他の例を示したもので、図9(1)は、アプリA、アプリBに対応するアプリ画面が単一の表示部8内に同時に表示されているマルチウインドウ表示の状態を示し、各アプリ画面に関する表示方向が縦方向(順方向)の場合を示している。図9(2)は、図9(1)の状態において、アプリAに対応するアプリ画面における表示方向を縦方向(逆方向)、つまり、文字の天が下、地が上となる方向に変更した場合を示している。図9(3)は、図9(2)に示したようにアプリAに関する表示方向の変更に追従して他のアプリBに関する表示方向が変更された状態を示している。すなわち、アプリAを最初に起動した場合、又は最後に起動した場合、あるいはアプリA、Bの優先順位がA>Bの場合には、図9(3)に示すように、アプリAに関する表示方向に、他のアプリBに関する表示方向を一致させる表示制御を行うことにより、アプリBに関する表示方向は、縦方向(順方向)から縦方向(逆方向)に変更される。
このようにアプリ画面を、ソフト画面(ウインドウ画面)とするようにすれば、更に利便性が増し、実用効果の高いものとなる。
また、上述した実施形態においては、折り畳みタイプの携帯電話機に適用した場合を示したが、2軸ヒンジタイプ、スライドタイプ、スピントップタイプなど任意の筐体構造であってもよい。その他、情報表示装置としては、携帯電話機に限らず、パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤーなどであってもよい。
また、上述した実施形態において示した“装置”や“機”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
1、2 表示部筐体
4、5、8 表示部
11 制御部
13 記憶部
14 無線通信部
16 テレビ放送受信部
AT アプリテーブル
PF 設定フラグメモリ
AD アプリ表示方向メモリ

Claims (12)

  1. 複数種のアプリケーションの個々に対応して、それらのアプリケーション画面を各々個別に表示する、自装置に実装された二つの表示部を有する情報表示装置であって、
    前記アプリケーション画面毎に前記表示部に表示される情報の表示方向を判別する判別手段と、
    前記判別手段により画面毎に判別された表示方向が異なる場合に、前記複数種のアプリケーションの中から何れかのアプリケーションを表示制御の基準として選択する選択手段と、
    前記選択手段により表示制御の基準として選択されたアプリケーションに関する表示方向に、他のアプリケーションに関する表示方向を一致させる表示制御を行う表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記選択手段は、前記複数種のアプリケーションのうち、先に起動されたアプリケーションを表示制御の基準として選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の情報表示装置。
  3. 前記選択手段は、前記複数種のアプリケーションのうち、後に起動されたアプリケーションを表示制御の基準として選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の情報表示装置。
  4. 前記選択手段は、前記複数種のアプリケーションのうち、前記アプリケーション毎に決められている優先順位を比較することにより優先順位の高いアプリケーションを表示制御の基準として選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の情報表示装置。
  5. 前記判別手段は、新たなアプリケーションが起動された時点で他のアプリケーションが既に起動されていることを条件に、前記表示方向の判別を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の情報表示装置。
  6. 前記複数種のアプリケーションのうち、その何れかのアプリケーションに対してその情報の表示方向を変更する変更手段を更に備え、
    前記判別手段は、起動済みである複数種のアプリケーションの個々に対応して、それらのアプリケーション画面が同時に表示されている状態において、前記変更手段により何れかのアプリケーションに関する表示方向が変更された際に、前記表示方向の判別を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の情報表示装置。
  7. 前記選択手段は、前記変更手段により何れかのアプリケーションに関する表示方向が変更された際に、その変更後の表示方向と他のアプリケーションに関する表示方向とが異なる場合には、前記アプリケーション毎に決められている優先順位を比較し、前記表示方向が変更されたアプリケーションの優先順位の方が高いことを条件に、前記表示方向が変更されたアプリケーションを表示制御の基準として選択する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の情報表示装置。
  8. 前記変更手段により何れかのアプリケーションに関する表示方向を変更する場合に、ユーザ操作による変更操作に応答して、あるいは当該アプリケーションの実行に伴って発行される表示制御指令に応答して表示方向の変更を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の情報表示装置。
  9. 前記複数種のアプリケーションは、予め設計されていて縦横比率の異なる縦長型のアプリケーション画面構成、あるいは横長型のアプリケーション画面構成を有し、
    前記変更手段は、何れかのアプリケーションに関する表示方向を変更する場合に、そのアプリケーションの画面構成がその変更される表示方向での縦横比率と異なる場合には、その縦横比率に合うように画面構成を変更する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の情報表示装置。
  10. 当該情報表示装置を構成する複数の筐体の各々に表示部を備え、
    前記複数の筐体の各々に備えられた表示部は、縦横比の異なる縦長型のアプリケーション画面、あるいは横長型のアプリケーション画面である、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報表示装置。
  11. 前記複数種のアプリケーションの個々に対応するアプリケーション画面は、表示部内に同時に表示されるウインドウ画面である、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報表示装置。
  12. 自装置に実装された二つの表示部を有する情報表示装置のコンピュータに対して、
    複数種のアプリケーションの個々に対応して、それらのアプリケーション画面を前記二つの表示部の各々に個別に表示する機能と、
    前記アプリケーション画面毎に前記表示部に表示される情報の表示方向を判別する機能と、
    前記画面毎に判別された表示方向が異なる場合に、前記複数種のアプリケーションの中から何れかのアプリケーションを表示制御の基準として選択する機能と、
    前記表示制御の基準として選択されたアプリケーションに関する表示方向に、他のアプリケーションに関する表示方向を一致させる表示制御を行う機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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