JP5730689B2 - 空調運転制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、空調運転制御システムに関するものである。
従来の空調運転制御システムとして、例えば特許文献1に記載のものがある。
特許文献1では、空気調和装置と、外気と室内空気との換気を行う換気装置とを備え、室温が設定温度及び外気温より高く、かつ室温と設定温度の差が所定値以下のときに、空気調和装置の冷房運転を停止して換気装置のみを稼働させる空調運転制御システムが提案されている。
つまり、特許文献1の空調運転制御システムでは、外気の温度が設定温度より低いときに、空気調和装置を動作させず、室内から排出する空気との熱交換をしないで外気を直接取入れて、「外気導入換気」により冷房を行うようにしており、これにより省エネルギー性の向上を図っている。
特開2010−117084号公報
しかしながら、特許文献1の空調運転制御システムでは、外気の温度が設定温度より高いときには、空気調和装置を動作させるしかなく、省エネルギー性の観点から改善の余地があった。
近年の研究では、環境を暑いと感じる際の人の感覚に影響する要因(パラメータ)として、温度、湿度、風速、輻射熱、着衣量、および運動量の影響がとりわけ大きいことが知られている。
しかし、一般には空気調和装置の運転制御(冷房運転のON/OFF)は、殆どの場合、温度のパラメータのみを考慮し、他のパラメータを考慮せずに行われている。そのために、冷房のしすぎ、あるいは冷房の不足が起きているが、概ね冷房のしすぎとなり、省エネルギー性を損ねる場合が多い。
本発明は、上記事情に鑑み為されたものであり、上述のパラメータのうち「風速」に注目し、「風速」により暑いという体感を抑制できること、すなわち、人体に当たる風量が多いほど涼しく感じられる効果を利用し、冷房用冷熱の製造に要する電力・ガス等、一次エネルギーの消費を抑えて省エネルギー化を図り、かつ、既存の設備機器類(ハードウェア部分)を利用しつつ、少ない設備投資(改修工事)で実現可能な空調運転制御システムを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために創案されたものであり、少なくとも、室内に外気を取込んで前記室内を換気する外気取込み手段と、前記室内の空気を循環させ前記室内で人体に当たる風量を増加させる循環送風手段と、前記室内の空気を吸入し冷却して再び前記室内に排出する冷房手段と、前記室内の温度を検出する温度検出手段と、前記外気の温度を検出する外気温度検出手段と、前記温度検出手段で検出した前記室内の温度に基づき、前記外気取込み手段と前記循環送風手段と前記冷房手段とを制御する空調制御処理部を有する制御装置と、を備え、前記空調制御処理部は、前記室内の温度が、所定期間継続して、予め設定した第1設定温度よりも低い温度範囲にあるときは、前記外気取込み手段と前記循環送風手段と前記冷房手段とを停止する第1ステップに切り替え、前記室内の温度が、所定期間継続して、前記第1設定温度以上で、かつ、前記第1設定温度より高く設定された第2設定温度よりも低い温度範囲にあるとき、および、前記外気の温度が、所定期間継続して前記第2設定温度以上でないときは、前記外気取込み手段を動作させ、前記循環送風手段と前記冷房手段とを停止する第2ステップに切り替え、前記室内の温度が、所定期間継続して、前記第2設定温度以上で、かつ、前記第2設定温度より高く設定された第3設定温度よりも低い温度範囲にあるとき、および、前記外気の温度が、所定期間継続して前記第2設定温度以上でないときは、前記外気取込み手段と前記循環送風手段とを動作させ、前記冷房手段を停止する第3ステップに切り替え、前記室内の温度が、所定期間継続して、前記第3設定温度以上の温度範囲にあるとき、および、前記外気の温度が、所定期間継続して前記第2設定温度以上でないときは、前記外気取込み手段と前記循環送風手段と前記冷房手段とを動作させる第4ステップに切り替える空調運転制御システムである。
前記空調制御処理部は、前記第4ステップに切り替えたとき、前記冷房手段の送風空気温度を最も高い温度に設定し、その後、前記室内の温度が、前記第3設定温度より高く設定された第4設定温度以上となったとき、および、前記外気の温度が、所定期間継続して前記第2設定温度以上でないときは、前記冷房手段の送風空気温度を、時間をおきつつ段階的に、または所定の時間をかけつつ連続的に下げる制御を行うとよい。また、これを空調機用に送る冷水の温度を下げていくことで行っても良い。
前記各設定温度は、低いステップから高いステップに切り替える増段を行う際と、高いステップから低いステップに切り替える減段を行う際とで異なる値に設定され、前記減段を行う際の前記各設定温度は、前記増段を行う際の前記各設定温度よりも低い値に設定されてもよい。
前記空調制御処理部は、ステップを切り替えた後、当該切り替えによる効果を反映させるための時間である効果待ち時間を経るまでは、次のステップの切り替えを実行しないとよい。
前記冷房手段は、前記室内の空気と冷媒との間で熱交換を行う冷却コイルと、前記室内の空気を吸入すると共に前記冷却コイルで冷却された空気を前記室内に排出するファンと、を有する空気調和機からなり、前記循環送風手段として、前記空気調和機の前記ファンを用いるようにしてもよい。
記空調制御処理部は、前記外気温度検出手段で検出した外気の温度が、所定期間継続して前記第2設定温度以上となったとき、外気取込み停止条件を満たしたとして、前記外気取込み手段を強制的に停止するとよい。
外気の露点温度を検出する外気露点温度検出手段をさらに備え、前記空調制御処理部は、前記外気露点温度検出手段で検出した外気の露点温度が、所定期間継続して設定露点温度以上となったとき、外気取込み停止条件を満たしたとして、前記外気取込み手段を強制的に停止するとよい。
室内の空気を室外に排出する排気手段をさらに備え、前記空調制御処理部は、前記排気手段を常時、または間歇運転動作させるとよい。
本発明によれば、冷房用冷熱の製造に要する電力・ガス等、一次エネルギーの消費を抑えて省エネルギー化を図り、かつ、既存の設備機器類(ハードウェア部分)を利用しつつ、少ない設備投資(改修工事)で実現可能な空調運転制御システムを提供できる。
本発明の一実施の形態に係る空調運転制御システムの概略構成図である。 図1の空調運転制御システムにおける制御装置の入出力構成を示すブロック図である。 図1の空調運転制御システムにおいて設定したステップを説明する図である。 図1の空調運転制御システムにおける空気調和機の運転モードを説明する図である。 図1の空調運転制御システムにおいて、ステップの切り替えを具体的に説明する図である。 図1の空調運転制御システムの制御フローを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1は、本実施の形態に係る空調運転制御システムの概略構成図である。
図1に示すように、空調運転制御システム1は、室内の空気を室外に排出する排気手段2と、室内に外気を取込んで室内を換気する外気取込み手段3と、室内の空気を循環させ室内で人体に当たる風量を増加させる循環送風手段4と、室内の空気を吸入し冷却して再び室内に排出する冷房手段5と、を備えている。
排気手段2は、室内空気排出型の換気手段であり、室内の空気を室外に排出する排気ファン2aを有している。
外気取込み手段3は、外気取込み型の換気手段であり、室内に外気を取込む外気取込みファン3aを有している。本実施の形態では、外気取込みファン3aとして、既設の外調機(外気処理空気調和機)9のファンを用いた。つまり、本実施の形態では、外気取込み手段3を動作させる際には、外調機9を送風モード(非熱交換モード)で動作させるようにした。ただし、これに限らず、外気取込み手段3としては、室内に外気を取込むことができるものであればどのようなものを用いてもよい。
冷房手段5としては、室内の空気と冷媒との間で熱交換を行う冷却コイル5aと、室内の空気を吸入すると共に冷却コイル5aで冷却された空気を室内に排出するファン5bと、を有する空気調和機(室内の発熱処理用空気調和機)10を用いる。
循環送風手段4は、室内の空気を強制的に循環させ、室内で人体に当たる風量を増加させることで、「人体に当たる風量が多いほど涼しく感じられる効果」(所謂扇風機効果)を得るものである。本実施の形態では、循環送風手段4として、空気調和機10のファン5bを用いるようにした。ただし、これに限らず、天井に設けられたシーリングファンなどを循環送風手段4として用いる(あるいは併用する)ようにしてもよい。
また、空調運転制御システム1では、室内には、室内の温度Tを検出する温度検出手段6が備えられる。また、室外には、外気の温度Toutを検出する外気温度検出手段7と、外気の露点温度Tdpを検出する外気露点温度検出手段8と、が備えられる。外気温度検出手段7と外気露点温度検出手段8とは、外気取込み手段3の外気取込み口の近傍、または外気の温度や露点温度を正しく示しうる場所などに設けられる。
本実施の形態では、温度検出手段6として、空気調和機10に付属した温度センサ11とは別の温度センサを用いるようにしたが、空気調和機10に付属した温度センサ11を温度検出手段6として用いることも勿論可能である。ただし、図1のように、空気調和機10に付属した温度センサ11がダクト内に設けられているような場合には、温度検出手段6として、空気調和機10に付属した温度センサ11とは別の温度センサを用いることが望ましい。これは、ファン5bが動作していないとき(後述する第1ステップや第2ステップのとき)には、温度センサ11では室内の温度を正確に測定できないおそれがあるためである。
空調運転制御システム1は、温度検出手段6で検出した室内の温度Tに基づき、外気取込み手段3と循環送風手段4と冷房手段5とを制御する空調制御処理部13を有する制御装置12をさらに備えている。制御装置12は、制御ライン14を介して、排気手段2、外気取込み手段3(外調機9)、循環送風手段4と冷房手段5(空気調和機10)、温度検出手段6、外気温度検出手段7、および外気露点温度検出手段8にそれぞれ接続されている。
図2に示すように、制御装置12には、温度検出手段6で検出した室内の温度T、外気温度検出手段7で検出した外気の温度Tout、および外気露点温度検出手段8で検出した外気の露点温度Tdpが入力される。また、制御装置12は、排気手段2と外気取込み手段3に対して、運転状態(動作または停止)を切り替える信号を出力する。さらに、制御装置12は、循環送風手段4と冷房手段5を兼ねる空気調和機10に対して、運転状態(動作または停止)を切り替える信号、後述する運転モードを切り替える信号、および後述する送風空気温度を制御する信号を出力する。
本実施の形態では、図3に示す第1〜第4ステップの4つのステップを設定しており、制御装置12の空調制御処理部13は、温度検出手段6で検出した室内の温度Tに基づき、ステップを切り替える制御を行うようになっている。
まず、各ステップの設定内容について説明する。
図3に示すように、第1ステップでは、排気手段2を動作させ、外気取込み手段3と循環送風手段4と冷房手段5とを停止する。第2ステップでは、排気手段2と外気取込み手段3とを動作させ、循環送風手段4と冷房手段5とを停止する。第3ステップでは、排気手段2と外気取込み手段3と循環送風手段4とを動作させ、冷房手段5を停止する。第4ステップでは、排気手段2と外気取込み手段3と循環送風手段4と冷房手段5の全てを動作させる。
このように、本実施の形態では、第1ステップ、第2ステップ、第3ステップ、第4ステップの順に、冷却効果(人体により涼しく感じさせる効果)が順次高くなるよう設定されている。以下、冷却効果が高くなる方向にステップを切り替えること、すなわち低いステップから高いステップに切り替えることを増段、冷却効果が低くなる方向にステップを切り替えること、すなわち高いステップから低いステップに切り替えることを減段、という。
なお、本実施の形態では、第2〜第4ステップであっても、外気取込み停止条件を満たすときには、外気取込み手段3を停止するようになっている。外気取込み停止条件については後述する。
ここで、各ステップにおける空気調和機10の運転モードについて説明しておく。
図4に示すように、第1ステップおよび第2ステップでは、循環送風手段4と冷房手段5の両者を停止するので、空気調和機10を停止する。第3ステップでは、循環送風手段4を動作させ冷房手段5を停止するので、空気調和機10を送風モードで動作させることになる。なお、送風モードでは、ファン5bのみを動作させるようにし、冷房用冷熱の製造は行わないようにする(つまり、冷却コイル5aに付属する冷媒循環ポンプ等は動作させないようにする)。さらに、第4ステップでは、循環送風手段4と冷房手段5の両者を動作させるので、空気調和機10を冷房モードで動作させることになる。
次に、空調制御処理部13について詳述する。
本実施の形態に係る空調運転制御システム1では、空調制御処理部13は、室内の温度Tが、所定期間継続して、予め設定した第1設定温度L1よりも低い温度範囲にあるときは、第1ステップに切り替え、室内の温度Tが、所定期間継続して、第1設定温度L1以上で第2設定温度L2よりも低い温度範囲にあるときは、第2ステップに切り替え、室内の温度Tが、所定期間継続して、第2設定温度L2以上で第3設定温度L3よりも低い温度範囲にあるときは、第3ステップに切り替え、室内の温度Tが、所定期間継続して、第3設定温度L3以上の温度範囲にあるときは、第4ステップに切り替えるようになっている。ただし、L1<L2<L3である。
換言すれば、空調制御処理部13は、T<L1の状態が所定期間継続すれば第1ステップ、L1≦T<L2の状態が所定期間継続すれば第2ステップ、L2≦T<L3の状態が所定期間継続すれば第3ステップ、T≧L3の状態が所定期間継続すれば第4ステップに切り替えるようになっている。第1設定温度L1は例えば23〜25℃、第2設定温度は例えば24〜26℃、第3設定温度L3は例えば25〜27℃である。また、ステップの切り替えを判断する時間(上述の所定期間)は、例えば5分である。
また、空調制御処理部13は、第4ステップに切り替えたとき、冷房手段5の送風空気温度(送風温度)を最も高い温度(例えば13℃)に設定し、その後、室内の温度Tが、第3設定温度L3より高く設定された第4設定温度L4以上となったとき、冷房手段5の送風空気温度を、時間をおきつつ段階的に、または所定の時間をかけつつ連続的に下げる制御(冷却能力後追い増加制御という)を行うようになっている。第4設定温度L4は例えば26〜28℃である。冷却能力後追い増加制御では、例えば、10〜30分おきに0.5〜1℃ずつ送風空気温度を下げる制御を行う。送風空気温度の下限値は、冷却コイル5aの能力にもよるが、例えば9〜10℃程度である。送風空気温度は、例えば、空気調和機10(冷却コイル5a)に送る冷水(冷却媒体)の温度により調整することができる。この場合、冷却能力後追い増加制御では、空気調和機10(冷却コイル5a)に送る冷水の温度を下げていくことで、送風空気温度を下げる制御を行うことになる。
本実施の形態では、各設定温度L1〜L4は、増段を行う際と減段を行う際とで異なる値に設定され、減段を行う際の各設定温度L1b〜L4bは、増段を行う際の各設定温度L1a〜L4aよりも低い値に設定される。増段を行う際の各設定温度L1a〜L4aと減段を行う際の各設定温度L1b〜L4bとの差は、例えば0.5〜1℃程度とすればよい。
また、空調制御処理部13は、以下の2つの外気取込み停止条件のいずれか1つでも成立したとき、外気取込み手段3を強制的に停止するようになっている。
(1)外気温度検出手段7で検出した外気の温度Toutが、所定期間継続して第2設定温度L2以上となったとき。
(2)外気露点温度検出手段8で検出した外気の露点温度Tdpが、所定期間継続して設定露点温度以上となったとき。
外気の温度Toutが第2設定温度L2以上であると、室内の温度Tに対して外気の温度Toutが十分に低くないので十分な冷却効果が得られず、外気取込みファン3a(外調機9)を動作させる電力が無駄になる。また、外気の露点温度Tdpが高いと、湿った外気を取り込むこととなり、上述の「環境を暑いと感じる際の人の感覚に影響する要因」のうち「湿度」が室内で上昇するので、室内にいる人が暑いと感じるようになってしまう。また、湿った外気を取込むと、室内の電気機器等に悪影響を及ぼすおそれもある。よって、本実施の形態では、上記(1),(2)のいずれか1つでも成立したときには、外気取込み手段3を強制的に停止する。
本実施の形態では、外気の温度Toutと露点温度Tdpを常時測定して、外気取込み停止条件を判断する期間(上述の所定期間)分のデータを制御装置12に記憶し、その記憶したデータを基に、外気取込み停止条件を満たすか否かを判断するようにした。外気取込み停止条件を判断する期間は、例えば5分である。
さらに、空調制御処理部13は、ステップを切り替えた後、当該切り替えによる効果を反映させるための時間である効果待ち時間を経るまでは、次のステップの切り替えを実行しないようになっている。効果待ち時間は、室内の広さ等を考慮して適宜設定すればよく、例えば20分である。
さらにまた、図3の各ステップの設定内容を参照すればわかるように、空調制御処理部13は、排気手段2を常時動作させるようになっている。排気手段2を常時、あるいは室内の二酸化炭素濃度センサなどに基づき最少換気量を維持する間歇運転動作させることで、最低限の換気量を維持し、室内の酸素量を確保することができる。
ここで、空調制御処理部13によるステップの切り替え動作を図5を用いて具体的に説明する。
まず、図5に実線矢印で示すように、室内の温度Tが第1設定温度L1(L1a,L1b)よりも低い温度であり、第1ステップが設定されている状態から、室内の温度が徐々に上昇した場合について説明する。なお、外気取込み停止条件は満たしていないものとする。
室内の温度Tが上昇して増段時の第1設定温度L1a以上となり、その状態が所定期間継続すると、空調制御処理部13は、外気取込み手段3を動作させ、第1ステップから第2ステップに切り替える。その後、効果待ち時間が経過するまで待つ。
効果待ち時間が経過した後、室内の温度Tがさらに上昇して増段時の第2設定温度L2a以上となり、その状態が所定期間継続すると、空調制御処理部13は、循環送風手段4を動作させ(空気調和機10を送風モードで動作させ)、第2ステップから第3ステップに切り替える。その後、効果待ち時間が経過するまで待つ。
効果待ち時間が経過した後、室内の温度Tがさらに上昇して増段時の第3設定温度L3a以上となり、その状態が所定期間継続すると、空調制御処理部13は、冷房手段5を動作させ(空気調和機10を冷房モードに切り替え)、第3ステップから第4ステップに切り替える。このとき、空調制御処理部13は、冷房手段5(空気調和機10)の送風空気温度をあらかじめ定めておいた最も高い温度(最も高い冷水(冷却媒体)の温度の場合を含む)に設定する。その後、効果待ち時間が経過するまで待つ。
効果待ち時間が経過した後、室内の温度Tがさらに上昇して増段時の第4設定温度L4a以上となると、空調制御処理部13は、冷却能力後追い増加制御を開始し、冷房手段5の送風空気温度を、時間をおきつつ段階的に、または所定の時間をかけつつ連続的に下げる制御を行う。
次に、図5に破線矢印で示すように、室内の温度Tが第4設定温度L4(L4a,L4b)よりも高い温度であり、第4ステップが設定され冷却能力後追い増加制御を行っている状態から、室内の温度Tが徐々に低下した場合について説明する。
室内の温度Tが低下して減段時の第4設定温度L4bよりも低くなり、その状態が所定期間継続すると、空調制御処理部13は、冷却能力後追い増加制御を終了し、冷房手段5の送風空気温度を、時間をおきつつ段階的に、または所定の時間をかけつつ連続的に上げる制御を行う。この制御は、冷房手段5の送風空気温度があらかじめ定めておいた最も高い温度となるまで行われる。
その後、室内の温度Tがさらに低下して減段時の第3設定温度L3bよりも低くなり、その状態が所定期間継続すると、空調制御処理部13は、冷房手段5を停止させ(空気調和機10を送風モードに切り替え)、第4ステップから第3ステップに切り替える。その後、効果待ち時間が経過するまで待つ。
効果待ち時間が経過した後、室内の温度Tがさらに低下して減段時の第2設定温度L2bよりも低くなり、その状態が所定期間継続すると、空調制御処理部13は、循環送風手段4を停止させ(空気調和機10を停止させ)、第3ステップから第2ステップに切り替える。その後、効果待ち時間が経過するまで待つ。
効果待ち時間が経過した後、室内の温度Tがさらに低下して減段時の第1設定温度L1bよりも低くなり、その状態が所定期間継続すると、空調制御処理部13は、外気取込み手段9を停止させ、第2ステップから第1ステップに切り替える。
なお、ここでは室内の温度Tが徐々に上昇あるいは低下する場合を説明したが、例えば、第1ステップに設定されているときに室内の温度Tが急激に上昇し、L2≦T<L3の状態が所定時間継続したような場合には、第2ステップを飛ばして第1ステップから第3ステップに切り替えることになる。
次に、空調運転制御システム1の制御フローを図6を用いて説明する。
図6に示すように、まず、空調制御処理部13は、電源投入時であるかを判断する(S1)。このとき、空調制御処理部13は、所定時間電源が投入されていないかどうかを判断することで、電源投入時であるかを判断する。つまり、瞬間停電後の復電時は電源投入時に含まれない。S1でNOと判断された場合、S3に進む。S1でYESと判断された場合、空調制御処理部13は、S2にて第1ステップを設定して、S3に進む。S3では、タイマ1をリセットし、スタートしてS4に進む。
S4では、空調制御処理部13が、室内の温度Tが第3設定温度L3以上であるかを判断する。このとき、現在のステップが第1〜第3ステップである場合には、第3設定温度L3として図5における増段時の第3設定温度L3aを用い、現在のステップが第4ステップである場合には、第3設定温度L3として減段時の第3設定温度L3bを用いることになる(一般化すると、現在のステップが第nステップだとすると、第i設定温度(i≧n)については増段時、第j設定温度(j<n)については減段時の設定温度を用いることになる)。S4でYESと判断された場合にはS5に進み、NOと判断された場合にはS9に進む。
S5では、空調制御処理部13が、タイマ1が5分以上であるか判断する。S5でNOと判断された場合にはS4に戻る。S5でYESと判断された場合、すなわち、T≧L3の状態が5分間継続した場合には、S6に進む。
S6では、空調制御処理部13が、外気取込み停止条件を満たすか判断する。S6でNOと判断された場合、S7に進み、第4ステップを設定し外気取込み手段3も動作させる。S6でYESと判断された場合、S8に進み、第4ステップを設定するが、外気取込み停止条件を満たすため、外気取込み手段3は停止させる。S7,S8にて第4ステップを設定した後、S22に進む。
なお、第4ステップでは、T≧L4であるときに冷却能力後追い増加制御を行うが、図6の制御フローでは省略している。
S9では、空調制御処理部13が、室内の温度Tが第2設定温度L2以上第3設定温度L3未満であるかを判断する。S9でYESと判断された場合にはS10に進み、NOと判断された場合にはS14に進む。
S10では、空調制御処理部13が、タイマ1が5分以上であるか判断する。S10でNOと判断された場合にはS9に戻る。S10でYESと判断された場合、すなわち、L2≦T<L3の状態が5分間継続した場合には、S11に進み、外気取込み停止条件を満たすか判断する。S11でNOと判断された場合、S12に進み、第3ステップを設定し外気取込み手段3も動作させる。S11でYESと判断された場合、S13に進み、第3ステップを設定するが、外気取込み手段3は停止させる。S12,S13にて第3ステップを設定した後、S22に進む。
S14では、空調制御処理部13が、室内の温度Tが第1設定温度L1以上第2設定温度L2未満であるかを判断する。S14でYESと判断された場合にはS15に進み、NOと判断された場合にはS19に進む。
S15では、空調制御処理部13が、タイマ1が5分以上であるか判断する。S15でNOと判断された場合にはS14に戻る。S15でYESと判断された場合、すなわち、L1≦T<L2の状態が5分間継続した場合には、S16に進み、外気取込み停止条件を満たすか判断する。S16でNOと判断された場合、S17に進み、第2ステップを設定し外気取込み手段3も動作させる。S16でYESと判断された場合、S18に進み、第1ステップを設定する(第2ステップで外気取込み手段3を停止すると、第1ステップと同じになる)。S17,S18にて第2ステップあるいは第1ステップを設定した後、S22に進む。
S19では、空調制御処理部13が、室内の温度Tが第1設定温度L1未満であるかを判断する。S19でYESと判断された場合にはS20に進み、NOと判断された場合にはリターンする(S1に戻る)。
S20では、空調制御処理部13が、タイマ1が5分以上であるか判断する。S20でNOと判断された場合にはS19に戻る。S20でYESと判断された場合、すなわち、T<L1の状態が5分間継続した場合には、S21に進み、第1ステップを設定した後、S22に進む。
S22では、ステップを切り替えたかを判断し、YESと判断された場合、S23にてタイマ2をリセットし、スタートさせて、S24にてタイマ2が20分となるまで待つことで、効果待ち時間が経過するのを待ち、効果待ち時間が経過した後、リターンする。S22でNOと判断されれば、ステップを切り替えていないので、効果待ち時間が経過するのを待つ必要はなく、そのままリターンする。
本実施の形態の作用を説明する。
本実施の形態に係る空調運転制御システム1では、T<L1の状態が所定期間継続したときに、外気取込み手段3と循環送風手段4と冷房手段5とを停止する第1ステップに切り替え、L1≦T<L2の状態が所定期間継続したときに、外気取込み手段3を動作させ、循環送風手段4と冷房手段5とを停止する第2ステップに切り替え、L2≦T<L3の状態が所定期間継続したときに、外気取込み手段3と循環送風手段4とを動作させ、冷房手段5を停止する第3ステップに切り替え、T≧L3の状態が所定期間継続したときに、外気取込み手段3と循環送風手段4と冷房手段5とを動作させる第4ステップに切り替えるようにしている。
たとえば大空間の事務所や商業施設などでは、室内の温度を昇温させる主な要因が在室者や、パソコンなどの電子機器、照明などの発熱(少量発熱分散設備と呼称する)であり、これら少量発熱分散設備が使用されない夜間に冷却されて早朝に室内の温度が最も低くなり、施設の当日稼働開始後、徐々に室内が昇温され室内の温度が午後から夜にかけて最も高くなるという傾向がある(昼間昇温型施設と呼称する)。また近年では、同等の施設においては、冬季であっても暖房を行わず、少量発熱分散設備で室内の温度が高くなりすぎないように冷房のみを行うようになってきている。
このような昼間昇温型施設においては、多くの場合、温度・湿度の管理は主に在室者の体感が悪くないように行われ、多少の温度・湿度の変動には不都合がない場合が殆どである。このような場合に省エネルギー性をより高めるには、電力の消費が大きい冷房手段5の運転が開始される時間をなるべく遅くし、冷房手段5をなるべく長時間動作させないように制御を行うことが重要になってくる。
本発明の空調運転制御システム1では、室内の温度Tが高くなるほど高いステップに切り替えを行うため、上述のような昼間昇温型施設に適用した場合には、始業時から終業時にかけて、第1ステップ、第2ステップ、第3ステップ、第4ステップの順に切り替えが行われることになる。よって、各設定温度L1〜L3を適宜設定することで、冷房手段5の運転が開始される時間を遅くし、冷房手段5が運転される時間を短くすることができる。その結果、冷房用冷熱の製造に要する電力等、一次エネルギーの消費を抑えて省エネルギー性を向上させることが可能になる。
また、空調運転制御システム1では、冷房手段5を動作させる第4ステップの前に、循環送風手段4を動作させる第3ステップを挿入している。これにより、冷房手段5を動作させる前に、循環送風手段4による「人体に当たる風量が多いほど涼しく感じられる効果」(扇風機効果)を利用して、冷房手段5の運転が開始される時間をより遅くすることができる。その結果、冷房手段5が運転される時間をより短くして冷房用冷熱製造に要する電力・ガス等一次エネルギーの消費を抑え、総合的に省エネルギー化を図ることが可能になる。
先述の特許文献1では、外気の温度Toutが高い場合には空気調和機を動作させるしかなかったが、本発明によれば、外気の温度Toutが高い場合など、外気取込み停止条件が満たされて外気取込み手段3の動作を行わない場合であっても、循環送風手段4による扇風機効果を利用して在室者の体感温度を下げることにより、冷房手段5を動作させる時刻(在室者の要求で冷房手段5を運転せざるを得なくなる時刻)を遅らせることができ、省エネルギー性をより向上できる。
さらに、空調運転制御システム1は、外調機9、空気調和機10が既設であれば、従来から空調の制御に用いている制御装置12に空調制御処理部13を追加で搭載するだけで実現が可能であり、既存の設備機器類(ハードウェア部分)を利用しつつ、少ない設備投資(改修工事)で実現可能である。また、外調機9については、そのファンのみを外気取込みファン3aとして用いることになるので、既設の外調機9で冷媒を循環させるための部材(ポンプや電磁バルブなど)が故障して通常の冷却ができない場合であっても、そのまま利用することが可能である。
また、空調運転制御システム1では、第4ステップに切り替えたときに冷房手段5の送風空気温度をあらかじめ定めておく最も高い温度に設定し、その後、室内の温度Tが、第4設定温度L4以上となったときに、冷房手段5の送風空気温度を、時間をおきつつ段階的に、または所定の時間をかけつつ連続的に下げる制御を行うようになっている。これにより、第4ステップに切り替えて冷房手段5を動作させた後にも、冷房用冷熱の製造に要する電力をできるだけ少なくし、省エネルギー性をさらに向上させることが可能である。
さらに、空調運転制御システム1では、各設定温度L1〜L4は、増段を行う際と減段を行う際とで異なる値に設定され、減段を行う際の各設定温度L1b〜L4bは、増段を行う際の各設定温度L1a〜L4aよりも低い値に設定されている。これにより、ステップの切り替えが繰返し行われる所謂ハンチングを防止することが可能となる。
また、空調運転制御システム1では、ステップを切り替えた後、当該切り替えによる効果を反映させるための時間である効果待ち時間を経るまでは、次のステップの切り替えを実行しないようにしているため、増段あるいは減段の効果が反映される前に次の増段や減段がなされてしまうことを防止できる。
さらに、空調運転制御システム1では、循環送風手段4として、空気調和機10のファン5bを用いているため、循環送風手段4を別途設ける必要がなく、設備投資を少なくできる。
また、空調運転制御システム1では、外気の温度Toutが所定期間継続して第2設定温度L2以上となったとき、あるいは、外気の露点温度Tdpが所定期間継続して設定露点温度以上となったときに、外気取込み停止条件を満たしたとして、外気取込み手段3を強制的に停止するようにしている。これにより、外気の取込みによる冷却効果が得られないときには外気を取り込まないようにし、外気取込み手段3(外気取込みファン3a)での電力消費を抑制することが可能になる。
さらに、空調運転制御システム1では、室内の空気を室外に排出する排気手段2をさらに備え、排気手段2を常時動作させるようにしているため、換気量を維持し、室内の酸素量を確保することが可能になる。また、室内の二酸化炭素濃度を計測監視し最低限必要な新鮮空気量のみを取り込むように、排気手段2を間歇運転動作させ、更に排気手段2の運転時間を短縮しても良い。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
例えば、上記実施の形態では、一例として、本発明の空調運転制御システム1を昼間昇温型施設に適用する場合を説明したが、本発明は昼間昇温型施設以外のあらゆる施設に適用が可能である。
1 空調運転制御システム
2 排気手段
3 外気取込み手段
4 循環送風手段
5 冷房手段
6 温度検出手段
7 外気温度検出手段
8 外気露点温度検出手段
12 制御装置
13 空調制御処理部

Claims (8)

  1. 少なくとも、
    室内に外気を取込んで前記室内を換気する外気取込み手段と、
    前記室内の空気を循環させ前記室内で人体に当たる風量を増加させる循環送風手段と、
    前記室内の空気を吸入し冷却して再び前記室内に排出する冷房手段と、
    前記室内の温度を検出する温度検出手段と、
    前記外気の温度を検出する外気温度検出手段と、
    前記温度検出手段で検出した前記室内の温度に基づき、前記外気取込み手段と前記循環送風手段と前記冷房手段とを制御する空調制御処理部を有する制御装置と、
    を備え、
    前記空調制御処理部は、
    前記室内の温度が、所定期間継続して、予め設定した第1設定温度よりも低い温度範囲にあるときは、前記外気取込み手段と前記循環送風手段と前記冷房手段とを停止する第1ステップに切り替え、
    前記室内の温度が、所定期間継続して、前記第1設定温度以上で、かつ、前記第1設定温度より高く設定された第2設定温度よりも低い温度範囲にあるとき、および、前記外気の温度が、所定期間継続して前記第2設定温度以上でないときは、前記外気取込み手段を動作させ、前記循環送風手段と前記冷房手段とを停止する第2ステップに切り替え、
    前記室内の温度が、所定期間継続して、前記第2設定温度以上で、かつ、前記第2設定温度より高く設定された第3設定温度よりも低い温度範囲にあるとき、および、前記外気の温度が、所定期間継続して前記第2設定温度以上でないときは、前記外気取込み手段と前記循環送風手段とを動作させ、前記冷房手段を停止する第3ステップに切り替え、
    前記室内の温度が、所定期間継続して、前記第3設定温度以上の温度範囲にあるとき、および、前記外気の温度が、所定期間継続して前記第2設定温度以上でないときは、前記外気取込み手段と前記循環送風手段と前記冷房手段とを動作させる第4ステップに切り替える
    ことを特徴とする空調運転制御システム。
  2. 前記空調制御処理部は、
    前記第4ステップに切り替えたとき、前記冷房手段の送風空気温度を最も高い温度に設定し、
    その後、前記室内の温度が、前記第3設定温度より高く設定された第4設定温度以上となったとき、および、前記外気の温度が、所定期間継続して前記第2設定温度以上でないときは、前記冷房手段の送風空気温度を、時間をおきつつ段階的に、または所定の時間をかけつつ連続的に下げる制御を行う
    請求項1記載の空調運転制御システム。
  3. 前記各設定温度は、低いステップから高いステップに切り替える増段を行う際と、高いステップから低いステップに切り替える減段を行う際とで異なる値に設定され、
    前記減段を行う際の前記各設定温度は、前記増段を行う際の前記各設定温度よりも低い値に設定される
    請求項1または2記載の空調運転制御システム。
  4. 前記空調制御処理部は、ステップを切り替えた後、当該切り替えによる効果を反映させるための時間である効果待ち時間を経るまでは、次のステップの切り替えを実行しない
    請求項1〜3いずれかに記載の空調運転制御システム。
  5. 前記冷房手段は、前記室内の空気と冷媒との間で熱交換を行う冷却コイルと、前記室内の空気を吸入すると共に前記冷却コイルで冷却された空気を前記室内に排出するファンと、を有する空気調和機からなり、
    前記循環送風手段として、前記空気調和機の前記ファンを用いるようにした
    請求項1〜4いずれかに記載の空調運転制御システム。
  6. 記空調制御処理部は、前記外気温度検出手段で検出した外気の温度が、所定期間継続して前記第2設定温度以上となったとき、外気取込み停止条件を満たしたとして、前記外気取込み手段を強制的に停止する
    請求項1〜5いずれかに記載の空調運転制御システム。
  7. 外気の露点温度を検出する外気露点温度検出手段をさらに備え、
    前記空調制御処理部は、前記外気露点温度検出手段で検出した外気の露点温度が、所定期間継続して設定露点温度以上となったとき、外気取込み停止条件を満たしたとして、前記外気取込み手段を強制的に停止する
    請求項1〜6いずれかに記載の空調運転制御システム。
  8. 室内の空気を室外に排出する排気手段をさらに備え、
    前記空調制御処理部は、前記排気手段を常時、または間歇運転動作させる
    請求項1〜7いずれかに記載の空調運転制御システム。
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