JP5727726B2 - セパレータ剥離方法、セパレータ剥離装置、テープ貼付け方法、及び、テープ貼付け装置 - Google Patents

セパレータ剥離方法、セパレータ剥離装置、テープ貼付け方法、及び、テープ貼付け装置 Download PDF

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Description

本発明は、テープに貼り付けられたテープを容易に剥離可能なテセパレータ剥離方法、及び、テープを容易に製品に貼付け可能なテープ貼付け方法に関する。
テープ貼付け方法として、両面テープの接着面に接着したセパレータを真空吸着により剥離してから、両面テープを半導体装置等の製品(対象物)に貼り付ける方法がある。この方法では、図6(a)に示されるように、両面テープ200の接着面にはセパレータ240、260が貼り付けられており、真空吸着部400によりセパレータ240の端部を吸着する。続いて、図6(b)に示されるように、真空吸着部400を上方へ移動させ、セパレータ240を両面テープ200から剥離する。
また、両面テープのセパレータを爪部で機械的に挟持しながら、セパレータを両面テープから剥離する方法がある。この方法では、図6(c)に示されるように、爪部500を用いてセパレータ240の端部を挟持する。セパレータ240は、爪部500により挟持された状態で剥離される。
また、特許文献1には、半導体チップを回路基板上に接着して実装する際に、接着剤層と剥離フィルムにより構成されたフィルム状封止接着剤を回路基板上に接着した後、接着剤層から剥離フィルムを剥離する方法が開示されている。この剥離方法では、フィルム状封止接着剤の上方に配置された剥離用接着フィルムを加圧ローラが押圧することにより、剥離用接着フィルムが剥離フィルムに効率的に接着する。そして、加圧ローラが水平方向に移動することにより、剥離フィルムがその一端側から剥離される。
特許文献2には、複写機のトナー漏れの防止などに利用する片面テープの使用時に、粘着層の保護のために密着されている剥離紙を粘着テープから自動分離させる剥離紙分離装置が開示されている。この剥離紙分離装置では、片面テープを支持する移送台に分離位置としての凹所が設けられており、片面テープとスクレーパとを相対的に移動させながらスクレーパを粘着テープの先端に当接させて付着させる。そして、スクレーパを凹所の外へ移動させることで、粘着を剥離紙から分離する。
特許文献3には、記録テープに文字や記号等の記録を行うテーププリンタが開示されている。このテーププリンタは、押圧子と受台とからなる押圧部を備え、押圧子と受台が当接することにより両者の間に配置された記録テープの一部分を筋状に押圧し、記録テープを構成するベース材と剥離紙とを剥離させる。
特開2006−160376号公報 特開2002−284127号公報 特開平5−169749号公報
しかしながら、セパレータを真空吸着により剥離する方法では、セパレータの表面状態や剥離する際の力などの外乱によって、真空吸着による保持が外れるおそれがある。
一方、爪部を用いてセパレータを機械的に挟持しながら剥離する方法では、両面テープの厚さに相当する薄い領域に爪部を挿入する必要がある。このため、爪部の大きさ(厚さ)を小さくしなければならない。また、セパレータは薄いシート又はフィルムで構成されているため、平面状ではなくカールしていることが多い。図6(d)に示されるように、両面テープ200において、両面に貼り付けられたセパレータ240、260が互いに内側にカールしてカール部280を形成している場合、爪部を更に小さく設計する必要があり、爪部の製作が困難になる。
また、特許文献1〜3では、装置の構成が複雑であり、テープのセパレータを容易に剥離できるように構成されていない。
そこで本発明は、テープに貼り付けられたセパレータを容易に剥離可能なセパレータ剥離方法及びセパレータ剥離装置を提供する。また、テープのセパレータを容易に剥離してテープを製品に貼付け可能なテープ貼付け方法及びテープ貼付け装置を提供する。
本発明の一側面としてのセパレータ剥離方法は、テープに貼り付けられたセパレータを剥離するセパレータ剥離方法であって、前記セパレータが貼り付けられた前記テープの第1の面とは反対側の第2の面において該テープを真空吸着する工程と、第1の爪部を用いて、前記第1の面側から前記セパレータが貼り付けられた前記テープの端部近傍を押圧して、該テープの外側にはみ出した該セパレータのはみ出し部を立ち上げる工程と、第2の爪部を用いて、前記セパレータの前記はみ出し部を前記第1の爪部との間で機械的に挟持しながら該セパレータを前記テープから剥離する工程とを有する。
本発明の他の側面としてのテープ貼付け方法は、テープを対象物に貼り付けるテープ貼付け方法であって、セパレータが貼り付けられた前記テープの第1の面とは反対側の第2の面において該テープを真空吸着する工程と、第1の爪部を用いて、前記第1の面側から前記セパレータが貼り付けられた前記テープの端部近傍を押圧して、該テープの外側にはみ出した該セパレータのはみ出し部を立ち上げる工程と、第2の爪部を用いて、前記セパレータの前記はみ出し部を前記第1の爪部との間で機械的に挟持しながら該セパレータを前記テープから剥離する工程と、前記セパレータが剥離された前記第1の面において前記テープを前記対象物に貼付ける工程とを有する。
本発明の他の側面としてのセパレータ剥離装置は、テープに貼り付けられたセパレータを剥離するセパレータ剥離装置であって、前記セパレータが貼り付けられた前記テープの第1の面とは反対側の第2の面において該テープを真空吸着する吸着手段と、前記第1の面側から前記セパレータが貼り付けられた前記テープの端部近傍を押圧して、該テープの外側にはみ出した該セパレータのはみ出し部を立ち上げるように構成された第1の爪部と、前記セパレータの前記はみ出し部を前記第1の爪部との間で機械的に挟持しながら該セパレータを前記テープから剥離するように構成された第2の爪部とを有する。
本発明の他の側面としてのテープ貼付け装置は、テープを対象物に貼り付けるテープ貼付け装置であって、セパレータが貼り付けられたテープの第1の面とは反対側の第2の面においてテープを真空吸着する吸着手段と、前記第1の面側から前記セパレータが貼り付けられた前記テープの端部近傍を押圧して、該テープの外側にはみ出した該セパレータのはみ出し部を立ち上げるように構成された第1の爪部と、前記セパレータの前記はみ出し部を前記第1の爪部との間で機械的に挟持しながら該セパレータを前記テープから剥離するように構成された第2の爪部と、前記セパレータが剥離された前記第1の面において前記テープを前記対象物に貼り付ける貼付け手段とを有する。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、テープに貼り付けられたセパレータを容易に剥離可能なセパレータ剥離方法及びセパレータ剥離装置を提供することができる。また、テープのセパレータを容易に剥離してテープを製品に貼付け可能なテープ貼付け方法及びテープ貼付け装置を提供することができる。
本実施例におけるテープ貼付け装置(セパレータ剥離装置)の構成図である。 本実施例における製品と両面テープの概略図である。 本実施例において、セパレータを両面テープから剥離する際のテープ貼付け部の構成図である。 本実施例におけるセパレータ剥離方法の説明図である。 本実施例における両面テープの貼付け方法の説明図である。 従来技術の説明図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図の説明において、重複する説明は省略する。
まず、図1を参照して、本実施例におけるテープ貼付け装置(セパレータ剥離装置)について説明する。図1は、テープ貼付け装置100(セパレータ剥離装置)の構成図であり、図1(a)はテープ貼付け装置100の正面図、図1(b)はテープ貼付け装置100を上から見た場合の平面図を示す。本実施例において、テープ貼付け装置100は、テープを対象物(製品)に貼り付けるための装置である。本実施例では、製品としてのRFID(Radio Frequency Identification)に両面テープを貼り付ける装置について説明するが、これに限定されるものではなく、RFID以外の半導体装置やその他の製品に両面テープを貼り付けることもできる。また、両面テープに限定されるものではなく、片面テープを貼り付けるためにも適用可能である。
図1において、120は製品供給部である。製品供給部120は、テープ貼付け装置100にて両面テープが貼り付けられる対象となるRFID等の製品を、テープ貼付け装置100の内部へ供給する。130は搬送装置である。搬送装置130は、製品供給部120から供給された製品を吸着して両面テープ供給部140へ搬送する。両面テープ供給部140は、製品に貼り付けるための両面テープをテープ貼付け装置100の内部へ供給する。両面テープ供給部140から供給された両面テープは、例えばウレタンフォームで形成され、その両面(接着面)にセパレータ(剥離紙)が貼り付けられている。
150はテープ貼付け部(貼付け手段)である。テープ貼付け部150では、後述のような方法で、両面テープの一方の面(製品との接着面)に付されているセパレータを接着部材から剥離する。そして、セパレータが剥離された面と搬送装置130にて搬送された製品とを押圧することにより、両面テープを製品に貼り付ける。両面テープが貼り付けられた製品は、搬送装置130により吸着され、製品収納部160へ搬送される。このような工程を経て、製品収納部160には両面テープが接着された製品が収納される。なお、製品に接着している両面テープの他の面(製品との接着面とは反対側の面)にはセパレータが接着されており、他の製品と接着するなどの問題はない。
次に、図2を参照して、本実施例における製品と両面テープの構成について説明する。図2は、製品と両面テープの概略図であり、図2(a)は製品の平面図及び正面図、図2(b)は両面テープの平面図及び正面図、図2(c)は両面テープが貼り付けられた製品の平面図及び正面図、図2(d)は図2(b)中の点線dで囲まれた部分の拡大図である。
図2(a)に示されるように、本実施例の製品10は例えばRFIDであり、平面図において略正方形の形状を有する。RFIDは、その内部に半導体チップ及びアンテナが実装されており、樹脂パッケージで覆われている。図2(b)に示されるように、本実施例の両面テープ20は、ウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム、発泡ポリマーなどのクッション性のある材料で構成されている。両面テープ20は正面図で見て例えば1mm前後の厚さを有するが、これに限定されるものではない。また両面テープ20は、平面図で見て、製品10よりもやや小さい、例えば縦5cm、横5cmの正方形の形状を有する。また、図2(d)に示されるように、両面テープ20の両面(接着面)には、セパレータ24、26が貼り付けられている。セパレータ24、26は、両面テープ20の接着面に接着されていない領域(ベロ25、27)が設けられている。セパレータ24、26は、例えば0.1mm程度の厚さを有する。
図2(c)に示されるように、両面テープ20は、平面図で見て、製品10の四辺の端部がわずかに露出するように製品10の一方の面に貼り付けられる。ただし、セパレータ24にベロ25が存在することにより、製品10の一辺の端部(右端)はベロ25により覆われている。
次に、図3及び図4を参照して、セパレータを両面テープから剥離する剥離方法について説明する。図3は、本実施例のテープ貼付け装置において、セパレータを両面テープから剥離する際のテープ貼付け部の構成図である。図3に示されるように、金属ベース30の上にはゴムシートパッキン36(吸着板)が設けられており、ゴムシートパッキン36は、固定部38により金属ベース30に固定されている。また、金属ベース30には複数の吸着孔34が形成されており、不図示の真空ポンプにより吸着孔34から空気が吸引されるように構成されている。ゴムシートパッキン36にも吸着孔が形成されており、ゴムシートパッキン36の吸着孔と金属ベース30の吸着孔は連通している。なお、ゴムシートパッキン36はポーラス状の材質であっても良い。また、金属ベース30は上面中央凸形状の緩やかな曲面を形成している。このため、両面にセパレータが貼り付けられた状態で両面テープ20をゴムシートパッキン36の上に配置すると、吸着孔34から空気を吸引することにより、両面テープ20がゴムシートパッキン36上に上面中央凸形状に沿って固定される。このように、ゴムシートパッキン36、吸着孔34、及び、真空ポンプは、セパレータ24が貼り付けられた第1の面(図中の上面)とは反対側の第2の面(図中の下面)において両面テープを真空吸着する吸着手段を構成する。両面テープ20の一部(右端部)は、ゴムシートパッキン36からはみ出して分割金属部32の上に配置される。
本実施例において、両面テープ20からセパレータ24を剥離する際には、まず、不図示の駆動源により固定部全体を下降させて固定部42を両面テープ20に押し付ける。固定部42の下面は、金属ベース30の上面中央凸形状に合わせて下面中央凹形状に形成されている。このとき、爪部44(第1の爪部)も下降し、セパレータ24及び両面テープ20を局所的に押圧する。爪部44は、両面テープ20の端部の近傍(分割金属部32の上部)にてセパレータ24を介して両面テープ20を押圧する。このように両面テープ20が爪部44で押圧されることにより、セパレータ24のベロ25(はみ出し部)が角度θだけ上向く。このように、爪部44は、第1の面側からセパレータ24が貼り付けられた両面テープ20の端部近傍を押圧して、両面テープ20の外側にはみ出したセパレータ24のベロ25(はみ出し部)を立ち上げるように構成される。
この状態で、エアシリンダ46の軸47に接続された爪部48(第2の爪部)を図3の左方向に移動させることにより、爪部48はセパレータ24のベロ25を容易に引っ掛けることができる。爪部48が移動して滑り止めゴム45(ゴム部)に当接することにより、爪部48と滑り止めゴム45との間にベロ25を安定して挟むことが可能となる。このように、爪部48は、セパレータ24のベロ25を機械的に挟持しながらセパレータ24を両面テープ20から剥離するように構成される。具体的には、爪部48は、爪部44に設けられた滑り止めゴム45との間でセパレータ24を挟持し、爪部44と一体となって少し上昇(不図示の別上下駆動源)した後、左端方向へ移動することによりセパレータ24を両面テープ20から剥離する。
以下、本実施例におけるセパレータ剥離方法について、図4を参照して具体的に説明する。図4は、セパレータ剥離方法の説明図である。まず、爪部44をセパレータ24を介して両面テープ20に押圧する。これにより、セパレータ24のベロ25が角度θだけ上向く(図4(a))。
このとき、爪部44の押圧位置(両面テープ20の右端からの距離)は、両面テープ20の厚さの2〜3倍程度の長さの位置に設定することが好ましい。例えば、両面テープ20の厚さが1mmである場合、爪部44は、両面テープ20の右端から2〜3mmの位置で押圧するように設定される。また、爪部44が両面テープの下方向へ押し込む量は、両面テープ20の厚さの1/2〜2/3程度に設定することが好ましい。両面テープ20の厚さが1mmである場合、爪部44は、両面テープ20を0.5〜0.7mmだけ押し込むように設定される。このように、両面テープ20の厚さやクッション性及びセパレータ24の材質に応じて、爪部44の押圧位置や押圧量を適宜調整することにより、セパレータ24のベロ25をより効果的に浮き上がらせることができる。
また爪部44は、セパレータ24に接触する最先端部を有し、好ましくは、その最先端部の図中の左右方向における長さは、0.5〜1mm程度に設定される。また、その最先端部を含む先端部はR形状を有しており(先端部が丸まっており)、セパレータ24(両面テープ20)が切れるのを防止している。先端部も、前記と同様に、両面テープ20の厚さやクッション性及びセパレータ24の材質に応じて、その形状を適宜変える必要がある。
次に、爪部48を矢印方向(左方向)に移動させ、爪部48をセパレータ24のベロ25の下側に潜り込ませて引っ掛ける(図4(b))。このとき、爪部44が両面テープ20を押圧することによりベロ25を上向かせているため、爪部48は容易にベロ25を引っ掛けることができる。
続いて、爪部48を矢印方向に更に移動させると、セパレータ24のベロ25は角度θから更に上向き(図4(c))、爪部48を更に移動させると、ベロ25は爪部48と滑り止めゴム45の間に挟まれる(図4(d))。最後に、滑り止めゴム45に対して爪部48を押圧する(図4(e))。これにより、セパレータ24のベロ25を爪部48と滑り止めゴム45の間に確実に固定することができる。このように、セパレータ24のベロ25を爪部48を滑り止めゴム45との間に挟んで固定した状態で、爪部44がセパレータ24(両面テープ20)から離れる程度に少し爪部44を上昇(不図示の別上下駆動源)させる。そして、爪部44と爪部48とを一体的に図中の左端方向に移動させることにより、セパレータ24を両面テープ20から容易に剥離させることができる。
次に、図5を参照して、両面テープを製品に貼り付ける方法について説明する。図5は、両面テープの貼付け方法の説明図である。図5(a)に示されるように、まず、吸着孔34が形成された上面中央凸形状に形成されたゴムシートパッキン36の上に両面テープ20を配置し、両面テープ20を真空引きすることにより確実に上面中央凸形状に固定する。このとき、両面テープ20の両方の接着面にはそれぞれセパレータ24、26が貼り付けられている。また、セパレータ24、26はそれぞれ、両面テープ20から左側にはみ出たベロ25、27を有する。この状態で、図5(b)に示されるように爪部44でセパレータ24(両面テープ20)を押圧すると、セパレータ24のベロ25が上向く。なお、本実施例では、セパレータ26は両面テープ20の外側にはみ出したベロ27を必ずしも備えていなくてもよい。
続いて、図4を参照して説明した剥離方法を用いて、セパレータ24を両面テープ20から剥離する。次に、図5(c)に示されるように、製品10をセパレータ24が剥離された上面中央凸形状となっている両面テープ20の上に配置する。製品は両面テープ20の上面中央凸形状より張り付き、不図示の真空ポンプを切り、吸引をオフにし、製品を凸形状に沿って接触させることで両面テープ20が空気の混入無く製品側に接着される。このように、テープ貼付け部150は、セパレータ24が剥離された第1の面において両面テープ20を製品に貼り付けるように構成される。
このとき、ゴムシートパッキン36の上面は曲面形状(円弧状)になっているため、この上に固定されている両面テープ20もその形状が反映した曲面形状となっている。具体的には、図中の左右方向において曲面であるが、図中の奥行き方向においては平面である、かまぼこ型の形状を有する。このように、製品10は、曲面形状を有するゴムシートパッキン36の上に両面テープ20を配置した状態で両面テープ20に貼り付けられる。従って、製品10を両面テープ20に貼り付ける際に、製品10と両面テープ20との間に空気が入ることなく、確実な貼付けが可能となる。ただし本実施例はこれに限定されるものではなく、ゴムシートパッキン36の上面は、図中の奥行き方向においても曲面である、球状に構成してもよい。この場合の製品は、球面に沿って移動することにより両面テープ20を接着することができる。
以上のように、本実施例によれば、テープに貼り付けられたセパレータを容易に剥離可能なセパレータ剥離方法及びセパレータ剥離装置を提供することができる。また、テープのセパレータを容易に剥離してテープを製品に貼付け可能なテープ貼付け方法及びテープ貼付け装置を提供することができる。
以上、本発明の実施例について具体的に説明した。ただし、本発明は上記実施例として記載された事項に限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内で適宜変更が可能である。
10 製品
20 両面テープ
24、26 セパレータ
25、27 ベロ
34 吸着孔
36 ゴムシートパッキン
44、48 爪部
45 滑り止めゴム
100 テープ貼付け装置
120 製品供給部
130 搬送装置
140 両面テープ供給部
150 テープ貼付け部
160 製品収納部

Claims (9)

  1. テープに貼り付けられたセパレータを剥離するセパレータ剥離方法であって、
    前記セパレータが貼り付けられた前記テープの第1の面とは反対側の第2の面において該テープを真空吸着する工程と、
    第1の爪部を用いて、前記第1の面側から前記セパレータが貼り付けられた前記テープの端部近傍を押圧して、該テープの外側にはみ出した該セパレータのはみ出し部を立ち上げる工程と、
    第2の爪部を用いて、前記セパレータの前記はみ出し部を前記第1の爪部との間で機械的に挟持しながら該セパレータを前記テープから剥離する工程と、を有することを特徴とするセパレータ剥離方法。
  2. 前記セパレータは、前記第1の爪部に設けられたゴム部と前記第2の爪部との間に挟持され、該第1の爪部と該第2の爪部とが一体となって移動することにより前記テープから剥離されることを特徴とする請求項1に記載のセパレータ剥離方法。
  3. テープを対象物に貼り付けるテープ貼付け方法であって、
    セパレータが貼り付けられた前記テープの第1の面とは反対側の第2の面において該テープを真空吸着する工程と、
    第1の爪部を用いて、前記第1の面側から前記セパレータが貼り付けられた前記テープの端部近傍を押圧して、該テープの外側にはみ出した該セパレータのはみ出し部を立ち上げる工程と、
    第2の爪部を用いて、前記セパレータの前記はみ出し部を前記第1の爪部との間で機械的に挟持しながら該セパレータを前記テープから剥離する工程と、
    前記セパレータが剥離された前記第1の面において前記テープを前記対象物に貼付ける工程と、を有することを特徴とするテープ貼付け方法。
  4. 前記対象物は、曲面形状を有する吸着板の上に前記テープを配置した状態で該テープに貼り付けられることを特徴とする請求項3に記載のテープ貼付け方法。
  5. テープに貼り付けられたセパレータを剥離するセパレータ剥離装置であって、
    前記セパレータが貼り付けられた前記テープの第1の面とは反対側の第2の面において該テープを真空吸着する吸着手段と、
    前記第1の面側から前記セパレータが貼り付けられた前記テープの端部近傍を押圧して、該テープの外側にはみ出した該セパレータのはみ出し部を立ち上げるように構成された第1の爪部と、
    前記セパレータの前記はみ出し部を前記第1の爪部との間で機械的に挟持しながら該セパレータを前記テープから剥離するように構成された第2の爪部と、を有することを特徴とするセパレータ剥離装置。
  6. 前記第1の爪部にはゴム部が設けられており、
    前記第2の爪部は、前記第1の爪部に設けられた前記ゴム部との間で前記セパレータを挟持し、該第1の爪部と一体となって移動することにより該セパレータを前記テープから剥離することを特徴とする請求項5に記載のセパレータ剥離装置。
  7. テープを対象物に貼り付けるテープ貼付け装置であって、
    セパレータが貼り付けられたテープの第1の面とは反対側の第2の面においてテープを真空吸着する吸着手段と、
    前記第1の面側から前記セパレータが貼り付けられた前記テープの端部近傍を押圧して、該テープの外側にはみ出した該セパレータのはみ出し部を立ち上げるように構成された第1の爪部と、
    前記セパレータの前記はみ出し部を前記第1の爪部との間で機械的に挟持しながら該セパレータを前記テープから剥離するように構成された第2の爪部と、
    前記セパレータが剥離された前記第1の面において前記テープを前記対象物に貼り付ける貼付け手段と、を有することを特徴とするテープ貼付け装置。
  8. 前記吸着手段は、曲面形状を有する吸着板を有し、
    前記貼付け手段は、前記吸着板の上に前記テープを配置した状態で前記対象物を該テープに貼り付けることを特徴とする請求項7に記載のテープ貼付け装置。
  9. テープに貼り付けられたセパレータを剥離するセパレータ剥離方法であって、
    前記セパレータが貼り付けられた前記テープの第1の面とは反対側の第2の面を吸着板上に載置し、複数の吸着孔を介して空気を吸引することにより該テープを真空吸着する工程と、
    前記テープの前記第1の面側から固定部を該テープに押し付けるとともに、ゴム部を備えた第1の爪部を用いて、前記第1の面側から前記セパレータが貼り付けられた該テープの端部近傍を局所的に押圧して、該テープの外側にはみ出した該セパレータのはみ出し部を立ち上げる工程と、
    エアシリンダを用いて第2の爪部を所定の方向に移動させて、前記第1の爪部の前記ゴム部と該第2の爪部との間で前記セパレータの前記はみ出し部を機械的に挟持しながら該セパレータを前記テープから剥離する工程と、を有することを特徴とするセパレータ剥離方法。
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