JP5721592B2 - 吊り金具落下防止装置 - Google Patents

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本発明は、天井材等を吊設するのに使用される吊り金具の落下防止装置に関するものである。
図8の(a) は天井下地を示すもので、この図において、1Aは水平屋根枠を形成するH形鋼、2AはH形鋼1Aの下部フランジ11に掛止して取り付けられる吊り金具である。吊り金具2Aは、上部片12と下部片13と上下両部片12,13をつなぐ連結片14とで略C字状に形成され、下部片13には吊りボルト3をねじ込むネジ孔8が設けてある。この吊り金具2Aを使用して天井材Sを吊設するときは、図8の(b) に示すように、水平屋根枠としてのH形鋼1Aの下部フランジ11に吊り金具2Aを掛止して、その下部片13のネジ孔8にねじ込んだ吊りボルト3の上端を下部フランジ11の下面に押し付け、その反力で吊り金具2Aの上部片12を下部フランジ11の上面に圧接し、これによって吊り金具2AをH形鋼1Aに固定すると共に、吊りボルト3を垂直に保持し、しかして吊りボルト3にハンガー15を介して野縁受け16を保持し、この野縁受け16にクリップ17を介して野縁18を吊支、この野縁18に天井材Sを取り付けている。
上記のような天井下地において、水平屋根枠としての例えばH形鋼1Aの下部フランジ11に取り付けられる吊り金具2Aは、図8の(b) から分かるように、上部片12側を下部フランジ11上面側に係止させた状態で、下部片13のネジ孔8にねじ込んだ吊りボルト3の上端を下部フランジ11下面に押し付けることにより固定するようにしているから、地震発生時等に天井下地に作用する振動によって吊りボルト3が少しでも緩むようなことがあると、吊り金具2AがH形鋼1Aの下部フランジ11から外れて落下するという危険性があった。
本発明は、上記の事情に鑑み、吊りボルトが多少緩んでも、吊り金具が水平屋根枠の取付箇所から外れて落下することのないように防止し得る吊り金具落下防止装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明は、H形鋼1A等からなる水平屋根枠の下部側に、12片と下部片13と連結片14とで略C字状を成す吊り金具2A,2Bを掛止して、その下部片13のネジ孔8にねじ込んだ吊りボルト3の上端を水平屋根枠の下面に押し付けるようにして取り付けられる吊り金具2A,2Bの落下を防止する装置であって、
板材M上面の中央部側を陥没させて、吊りボルト3の上端部に螺合されるナット9が回転不能に嵌合するナット嵌合部5をナット9の高さhより僅かに深くなるように形成し、その底板部5oに吊りボルト挿通孔6を設けると共に、ナット嵌合部5の両側に取付板部7,7を形成してなる固定金具4を備え、吊り金具2A,2Bの取付時に、その下部片13より上方に突出する吊りボルト3上端部に固定金具4の吊りボルト挿通孔6を挿通させると共に、固定金具4の上側でナット9を吊りボルト3上端部に螺合しておいて、吊りボルト3上端を水平屋根枠の下面に押し付け、ナット9を回して水平屋根枠下面に当接させた状態で、固定金具4のナット嵌合部5をナット9に嵌合させて、両側の取付板部7,7を水平屋根枠下面にビス19止めするようにしてなることを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の吊り金具落下防止装置において、両取付板部7の間にはその下部側に、吊りボルト3の上端部に螺合されるナット9が回転不能に嵌合するナット嵌合部5を形成し、その底板部5oに吊りボルト挿通孔6を設けると共に、ナット嵌合部5の上部側にナット9が回転可能に遊嵌するナット遊嵌部25を形成し、ナット嵌合部5の深さとナット遊嵌部25の深さとを合わせた深さdがナット9の高さhより僅かに深くなっている固定金具24を備えてなることを特徴とする
請求項1又は2に記載の吊り金具落下防止装置において、固定金具4,24の各取付板部7にはビス挿通孔10が設けられていることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明によれば、水平屋根枠の下面に押し付けられる吊りボルト3の上端部に螺合しているナット9をフランジ11下面に当接させた状態で、そのナット9に固定金具4のナット嵌合部5を嵌合させて、その両側の取付板部7,7を水平屋根枠下面にビス19止めすることにより、吊りボルト3の上端部がナット9及び固定金具4を介して水平屋根枠下面の定位置に固定されると共に、吊り金具2A,2Bの上部片12と、固定金具4及びナット9とが、フランジ11を掴持した状態となるから、地震発生時等に天井下地に作用する振動によって、上端をフランジ11下面に押し付けている吊りボルト3が緩んだり、この吊りボルト3自体が振動するようなことがあっても、吊り金具2A,2Bは、フランジ11に対し回転や滑りを生じることがなく、このフランジ11に一体的に取り付けられた状態を維持し、従ってフランジ11から外れて落下するのを確実に防止できる。また、固定金具4は、フランジ11下面にビス19止めされた状態で、ナット9を回転不能に嵌合保持するから、吊りボルト3の緩みを有効に阻止することができる。また固定金具4は、構造が簡単であるから、製作コストを安くできる利点がある。
請求項2に係る発明によると、略C字状吊り金具2A,2Bを掛止させる水平屋根枠の下部(例えばH形鋼1Aのフランジ11)が厚いためにフランジ11下面と吊り金具2A,2Bの下部片13との間隔が狭くなるような時には、請求項1に記載の固定金具4ではナット9が固定金具4のナット嵌合部5に嵌まり込んで、ナット9をフランジ下面側へ当接するように回すことができなくなるが、下部側にナット嵌合部5を形成し、上部側にナット遊嵌部25を形成した固定金具24を使用すれば、上部側のナット遊嵌部25でナット9を回転させることができるので、この上部側のナット遊嵌部25にナット9を位置させることによって、フランジ11下面と吊り金具2A,2Bの下部片13との隙間が狭くなるような時でも、ナット9を手で容易に回せてフランジ11下面に当接させることができる。
請求項3に係る発明によれば、固定金具4,24の各取付板部7にビス挿通孔10を設けることによって、水平屋根枠の下面に対する固定金具4,24のビス19止め作業が容易となる。
(a) は本発明に係る吊り金具落下防止装置の固定金具の一例を示す斜視図、(b) は同固定金具の正面図、(c) は同固定金具の平面図である。 (a) は吊り金具落下防止装置に用いる固定金具の他の例を示す斜視図、(b) は同固定金具の正面図、(c) は同固定金具の平面図である。 H形鋼での吊り金具落下防止装置の取付状態を説明する説明斜視図、(b) は同取付状態の側面図、(c) は(b) のX−X線断面図である。 (a) 〜(c) は吊り金具落下防止装置の取付施工順序を示す説明図、(a-1) は(a) の矢印Yから見た図面である。 (a) は図2に示す固定金具を使用する場合の吊り金具落下防止装置の取付の取付要領を示す説明図、(b) は(a) のV−V線断面図である。 (a) は図2に示す固定金具を使用する場合の吊り金具落下防止装置の最終的な取付状態を示す説明図、(b) は(a) のW−W線断面図である。 (a) は水平屋根枠としてリップ溝形材を使用した吊り金具落下防止装置の取付状態を示す説明図であり、(b) はリップ溝形材を用いた吊り金具落下防止装置の取付状態ではあるが、他のタイプの吊り金具を使用した場合の取付状態を示す説明図である。 (a) は従来の天井下地を示す斜視図、(b) は同天井下地の吊り金具の取付状態を示す側面図である。
以下に本発明の好適な一実施形態を図面に基づいて説明すると、図1は本発明に係る吊り金具落下防止装置に使用される固定金具4を示しており、この固定金具4は、所定の長さ、幅及び厚みを有する長方形の金属板材Mをプレス加工することにより、板材M上面の長手方向中央部側を凹段状に陥没させて、図3に示すように吊りボルト3の上端部に螺合されるナット9が回転不能に嵌合する凹溝状のナット嵌合部5を、図1の(b) に示すように深さdがナット9の高さhよりも僅かに深くなるように形成し、且つナット嵌合部5の底板部5oに吊りボルト挿通孔6を穿設すると共に、ナット嵌合部5を挟んでその両側に取付板部7,7を形成したもので、各取付板部7にはビス挿通孔10が2つずつ穿設されている。
図2は本発明に係る吊り金具落下防止装置に使用される他のタイプの固定金具24を示したもので、この固定金具24も、固定金具4と同様に帯状金属板材Mをプレス加工することにより、その長手方向中央部側を陥没させるようにするが、この固定金具24の場合は、帯状金属板材Mの中央部側を2段凹状に陥没させて、両取付板部7,7の間にはその下部側に、吊りボルト3の上端部に螺合されるナット9が回転不能に嵌合するナット嵌合部5を形成し、このナット嵌合部5の上部側には前記ナット9が回転可能に遊嵌するナット遊嵌部25を形成し、そしてナット嵌合部5の深さとナット遊嵌部25の深さを合わせた深さdがナット9の高さhよりも僅かに深くなるように形成したものである。
尚、図2の(b) の正面図にはナット9が下部側のナット嵌合部5に回転不能に嵌合した状態を仮想線で示し、また同図(c) の平面図には、ナット9が下部側のナット嵌合部5に回転不能に嵌合した状態と、ナット9が上部側のナット遊嵌部25に回転可能に嵌合した状態を夫々仮想線で併記している。また、固定金具24の各取付板部7には、固定金具4と同じくビス挿通孔10が2つずつ設けられている。
図3は、図1に示すタイプの固定金具4を使用する場合の吊り金具落下防止装置の取付状態を示し、図4にはその施工順序を示している。ここに示す吊り金具2Aは、図8に示す吊り金具2Aと同様のもので、上部片12と下部片13と上下両部片12,13をつなぐ連結片14とで略C字状に形成され、下部片13には吊りボルト3をねじ込むネジ孔8が設けてある。しかして、この吊り金具2Aと固定金具4とを使用して吊り金具落下防止装置を、水平屋根枠としてのH形鋼1Aに装設するにあたり、先ず、図4の(a) に示すように、吊り金具2Aの下部片13のネジ孔8にねじ込んで上方へ突出する吊りボルト3の上端部に、固定金具4の吊りボルト挿通孔6を挿通させると共に、この固定金具4の上側でナット9を吊りボルト3の上端部に螺合して、図4の(a-1) に示すような状態にしておくとよい。
それから、吊りボルト3を持って、吊り金具2Aの上部片12をH形鋼1Aのフランジ11上面に掛止させると共に連結片14をフランジ11の先端面に当接させた状態とし、この状態から、図4の(b) に示すように、吊りボルト3の上端をフランジ11の下面に押し付け、ナット9を手で回してフランジ11の下面に当接させた状態し、それから固定金具4を持ち上げて、そのナット嵌合部5をナット9に嵌合させると共に、両側の取付板部7,7をフランジ11下面に当接させ、この状態でビス19を、図3の(a) に示すように各取付板部7のビス挿通孔10からフランジ11下面に対しビス打ち込み機でねじ込むことによって吊り金具2AをH形鋼1Aのフランジ11に固定すれば、図3の(b) ,(c) 及び図4の(c) に示すような状態となり、吊り金具落下防止装置の取付施工を終了する。
上記のように取付け施工される吊り金具落下防止装置によれば、H形鋼1A(水平屋根枠)のフランジ11下面に押し付けられる吊りボルト3の上端部に螺合しているナット9をフランジ11下面に当接させた状態で、固定金具4のナット嵌合部5をナット9にその下方から嵌合させて、両側の取付板部7,7をフランジ11下面にビス19止めすることにより、吊りボルト3の上端部がナット9及び固定金具4を介してフランジ11下面の定位置に固定されると共に、吊り金具2Aの上部片12と、固定金具4及びナット9とが、フランジ11を一体的に掴持した状態となるから、地震発生時等に天井下地に作用する振動によって、上端をフランジ11下面に押し付けている吊りボルト3が緩んだり、この吊りボルト3自体が振動するようなことがあっても、吊り金具2Aは、フランジ11に対し回転や滑りを生じることがなく、このフランジ11に一体的に取り付けられた状態を維持することになり、従ってフランジ11から外れて落下するのを確実に防止できる。また、固定金具4は、フランジ11下面にビス19止めされた状態で、ナット9を回転不能に嵌合保持するから、吊りボルト3の緩みを有効に阻止することができる。
図5及び図6は、図2に示すタイプの固定金具24を使用する場合の吊り金具落下防止装置の取付状態とその作用を説明する説明図である。この固定金具24は、水平屋根枠として特にH形鋼1Aを使用する場合で、そのフランジ11の厚さが相当に厚くて、吊り金具2Aの上部片12をフランジ11に掛止した時にフランジ11の下面と吊り金具2Aの下部片13との隙間が狭くなるような場合に使用するものである。
即ち、固定金具24の使用について説明すれば、この固定金具24の取付け方は固定金具4の場合と同様であって、図5に示すように、吊り金具2Aの下部片13のネジ孔8にねじ込んで上方へ突出する吊りボルト3の上端部に、固定金具24の吊りボルト挿通孔6を挿通させると共に、この固定金具24の上側でナット9を吊りボルト3の上端部に螺合して、図示のような状態とした時に、H形鋼1Aのフランジ11が厚いためにフランジ11の下面と固定金具4の上面との間隔が狭くなっていると、前記固定金具4の場合にはナット9が固定金具4のナット嵌合部5に嵌まり込んでナット9をフランジ11下面側へ締め回すことができなくなるが、下部側にナット嵌合部5を形成し、上部側にナット遊嵌部25を形成した固定金具24では、図5の(b) から分かるように、上部側のナット遊嵌部25でナット9を回転させることができるため、この上部側のナット遊嵌部25にナット9を位置させることにより、フランジ11下面と固定金具24上面との隙間が狭くても、ナット9を手で回してフランジ11下面に当接させることができる。
図6は、上記のようにナット9を締め回してフランジ11の下面に当接させると共に、固定金具24を持ち上げて、下部側のナット嵌合部5をナット9に回転不能に嵌合させ、この状態で両側の取付板部7,7をフランジ1の下面にビス19によって固定した状態を示している。尚、ナット9を図5の(a) ,(b) に示すように上部側のナット遊嵌部25に位置させて締め回す時に、ナット9は固定金具24の上面からナット高さの半分程度しか突出していないが、図2及び図5の(a) から分かるように、ナット嵌合部5及びナット遊嵌部25は凹溝状に形成されて、この凹溝の両端側が開口しているため、その開口端部を利用すれば、容易にナット9を回転操作することができる。
図7の(a) ,(b) は、水平屋根枠としてリップ溝形材(C形チャンネル材)1Bを使用した吊り金具落下防止装置の取付構造を示す。(a) の場合には、図3〜図6に示すものと同じタイプの吊り金具2Aをリップ溝形材1Bの下部片11に掛止して、その下部片13のネジ孔8にねじ込んだ吊りボルト3の上端をリップ溝形材1Bの下面に押し付けるようにして取り付ける吊り金具2Aの取付け時に、その下部片13より上方に突出する吊りボルト3の上端部に固定金具4の吊りボルト挿通孔6を挿通させると共に、固定金具4の上側でナット9を吊りボルト3の上端部に螺合しておき、しかして吊りボルト3の上端をリップ溝形材1Bの下面に押し付け、ナット9を回してリップ溝形材1B下面に当接させた状態で、固定金具4のナット嵌合部5をナット9に嵌合させて、取付板部7,7をリップ溝形材1Bの下面にビス19で固定している。
図7の(b) は、図3〜図6に示す実施形態とは多少異なったタイプの吊り金具2Bを使用した吊り金具落下防止装置の取付構造を示す。この吊り金具2Bは、略下向き略U字状に折曲された上部片12と、水平状の下部片13と、上両下部片12,13をつなぐ連結片14とで略C字状に形成され、下部片13に吊りボルト3をねじ込むネジ孔8が設けられたもので、略下向き略U字状の上部片12がリップ溝形材1Bの下部片11のリップ11aに係嵌されるようになっている。固定金具4の構造及びその作用については、先の実施形態と同様である。
1A H形鋼(水平屋根枠)
1B リップ溝形材(水平屋根枠)
2A 吊り金具
2B 吊り金具
3 吊りボルト
M 板金
4 固定金具
5 ナット嵌合部
5o 底板部
6 吊りボルト挿通孔
7 取付板部
8 ネジ孔
9 ナット
10 ビス挿通孔
11 H形鋼のフランジ(水平屋根枠の下部)
12 吊り金具の上部片
13 吊り金具の下部片
14 吊り金具の連結片
19 ビス
24 固定金具
25 ナット遊嵌部

Claims (3)

  1. H形鋼等からなる水平屋根枠の下部側に、上部片と下部片と連結片とで略C字状を成す吊り金具を掛止して、その下部片のネジ孔にねじ込んだ吊りボルトの上端を水平屋根枠の下面に押し付けるようにして取り付けられる吊り金具の落下を防止する装置であって、
    板材上面の中央部側を陥没させて、吊りボルトの上端部に螺合されるナットが回転不能に嵌合するナット嵌合部をナットの高さより僅かに深くなるように形成し、その底板部に吊りボルト挿通孔を設けると共に、ナット嵌合部の両側に取付板部を形成してなる固定金具を備え、吊り金具の取付時に、その下部片より上方に突出する吊りボルト上端部に固定金具の吊りボルト挿通孔を挿通させると共に、固定金具の上側でナットを吊りボルト上端部に螺合しておいて、吊りボルト上端を水平屋根枠の下面に押し付け、ナットを回して水平屋根枠下面に当接させた状態で、固定金具のナット嵌合部をナットに嵌合させて、両側の取付板部を水平屋根枠下面にビス止めするようにしてなる吊り金具落下防止装置。
  2. 両取付板部の間にはその下部側に、吊りボルトの上端部に螺合されるナットが回転不能に嵌合するナット嵌合部を形成し、その底板部に吊りボルト挿通孔を設けると共に、ナット嵌合部5の上部側にナットが回転可能に遊嵌するナット遊嵌部を形成し、ナット嵌合部の深さとナット遊嵌部の深さとを合わせた深さがナットの高さより僅かに深くなっている固定金具を備えてなる請求項1に記載の吊り金具落下防止装置。
  3. 固定金具の各取付板部にはビス挿通孔が設けられている請求項1又は2に記載の吊り金具落下防止装置。
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