JP5720840B2 - 接点機構部およびこれを備えた電磁継電器 - Google Patents

接点機構部およびこれを備えた電磁継電器 Download PDF

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Description

本発明は接点機構部、特に、電磁継電器等の開閉装置に組み込まれる接点機構部に関する。
従来、電磁継電器等の開閉装置に組み込まれる接点機構部としては、例えば、特許文献1の図1に示すように、電磁コイル8に対する電圧の印加,停止に基づいてアーマチュア10が回動し、これによってアクチュエータ13が上下にスライド移動する。このため、前記アクチュエータ13が弾性接触片4を回動し、接点ボタン6が第2リレー接点3に接離する。
米国特許第6,661,319号明細書
しかしながら、前述の接点機構部では、アクチュエータ13の下端部に設けたプロジェクション15が略コ字形状となっているので、復帰時の開離力が可動接触片4の巾方向全体にほぼ均一に負荷される。このため、復帰時には、ほぼ垂直方向の引張力だけが可動接触片4に作用するだけであるので、接点が相互に剥がれにくい。この結果、開離させるためにアーマチュア10に大きな駆動力を必要とし、消費電力が多いという問題点がある。
本発明に係る電磁継電器は、前述の問題点に鑑み、接点の開離に大きな駆動力を必要とせず、消費電力の少ない接点機構部およびこれを備えた電磁継電器を提供することを課題とする。
本発明に係る接点機構部は、前記課題を達成すべく、スライド移動するカードの一端に設けた駆動用突部を可動接触片の自由端部に係合し、前記カードをスライド移動させて前記可動接触片を回動し、前記可動接触片に設けた可動接点を固定接点に接離する接点機構部であって、前記可動接触片の片側縁部に可動接点を設けるとともに、前記片側縁部の反対側に位置する片側縁部の自由端部側から前記駆動用突部に当接可能な復帰用弾性舌片を延在し、前記可動接点と前記固定接点とが当接している状態から開離している状態に移行する過程において、前記駆動用突部が前記復帰用弾性舌片に係合することにより、前記可動接触片の固定端部から自由端部に向かう方向に対して垂直な方向に、前記可動接触片に捩りモーメントが作用する構成としてある。
本発明によれば、復帰時にカードの駆動用突部が可動接触片の復帰用弾性舌片に当接し、いわゆる片当たり状態となる。このため、前記可動接触片に捩じりモーメントが作用するので、接点の開離に大きな開離力を必要とせず、消費電力の小さい接点機構部が得られる。
また、本発明によれば、支点間距離が長くなるので、より一層大きな捩じりモーメントを作用させることができ、接点溶着を効果的に解消できる。
本発明の実施形態としては、前記カードの一端側の角部に設けた前記駆動用突部と、前記可動接触片の自由端部の少なく一つの角部から軸心方向に沿って切り出し、かつ、前記駆動用突部に当接可能に配置した前記復帰用弾性舌片と、を設け、前記可動接点と前記固定接点とが当接している状態から開離している状態に移行する過程において、前記駆動用突部が前記復帰用弾性舌片に係合することにより、前記可動接触片に捩じりモーメントが作用する構成としてもよい。
本実施形態によれば、復帰時にカードの駆動用突部が可動接触片の復帰用弾性舌片に当接し、いわゆる片当たり状態となる。このため、前記可動接触片に捩じりモーメントが作用するので、接点の開離に大きな開離力を必要とせず、消費電力の小さい接点機構部が得られる。
本発明の別の実施形態としては、前記カードの一端側の角部に略L字形状の前記駆動用突部を設けて形成したスリットと、前記可動接触片の自由端部の少なく一つの角部から突出し、かつ、前記駆動用突部に当接可能に前記スリット内に配置した前記復帰用弾性舌片と、を設け、前記可動接点と前記固定接点とが当接している状態から開離している状態に移行する過程において、前記スリットに係合した前記復帰用弾性舌片に前記駆動用突部が当接することにより、前記可動接触片に捩じりモーメントが作用する構成としてもよい。
本実施形態によれば、前述の効果に加え、前記スリットに前記復帰用弾性舌片を係合することにより、前記復帰用弾性舌片が外れにくくなり、信頼性の高い接点機構部が得られる。
本発明の他の実施形態としては、前記可動接触片の自由端部に一対の前記可動接点を巾方向に並設するとともに、前記可動接点に接離可能な一対の前記固定接点を並設しておいてもよい。
本実施形態によれば、ダブル接点構造となり、接触信頼性がより一層高い接点機構部が得られる。
本発明に係る電磁継電器は、前記課題を達成すべく、前述の接点機構部のいずれかを備えた構成としてある。
本発明によれば、復帰時にカードの駆動用突部が可動接触片の復帰用弾性舌片に当接し、いわゆる片当たり状態となる。このため、前記可動接触片に捩じりモーメントが作用するので、接点の開離に大きな開離力を必要とせず、消費電力の小さい電磁継電器が得られるという効果がある。
図Aは本発明に係る第1実施形態を適用した電磁継電器の全体斜視図、図Bは異なる角度から視た前記電磁継電器の全体斜視図である。 図1Aで示した第1実施形態の分解斜視図である。 図1Bで示した第1実施形態の分解斜視図である。 図1Aからカバーを外した状態を示す斜視図である。 図Aは図4の平面断面図、図Bは図4の部分拡大斜視図である。 図2で示した箱形ベースの斜視図である。 図A,Bは図2で示したカードの平面図および断面図である。 図2で示した可動接触片の分解斜視図である。 図A,Bは図4で示した電磁継電器の動作前後を示す平面図である。 図A,B,Cは図2で示した接点機構部の動作前の正面図、背面図および底面図である。 図A,B,Cは図2で示した接点機構部の動作後の正面図、背面図および底面図である。 本発明に係る第2実施形態を適用した電磁継電器からカバーを外した状態を示す斜視図である。 図12で示した第2実施形態に係る電磁継電器の分解斜視図である。 図13で示した第2実施形態の異なる角度から視た分解斜視図である。 図A,Bは図12で示した電磁継電器の動作前後を示す平面図である。 図A,B,Cは図13で示した接点機構部の動作前の正面図、背面図および底面図である。 図A,B,Cは図13で示した接点機構部の動作後の正面図、背面図および底面図である。 本発明に係る第3実施形態を適用した電磁継電器からカバーを外した状態を示す斜視図である。 図18で示した第3実施形態に係る電磁継電器の分解斜視図である。 図18で示した第3実施形態の異なる角度から視た分解斜視図である。 図20で示した可動接点端子および可動接触片の分解斜視図である。 図A,Bは図19および図20で示したカードの拡大斜視図である。 図A,Bは図19および図20で示した回動ブロックの拡大斜視図である。 図A,Bは図18で示した接点機構部の動作前の概略正面図および概略底面図である。 図A,Bは図18で示した接点機構部の動作後の概略正面図および概略底面図である。
本発明を適用した実施形態である電磁継電器を、図1ないし図17の添付図面に従って説明する。
第1実施形態に係る電磁継電器は、図1ないし図11に示すように、箱形ベース10と、電磁石ブロック20と、回動ブロック30と、カード40と、接点機構部50と、支持板70と、カバー80とで構成されている。
前記箱形ベース10は、図6に示すように、平面方形の浅底の箱形形状であり、その内部を操作用切り欠き部11aを備えた絶縁壁11で仕切られ、第1凹所12および第2凹所13を形成している。また、前記箱形ベース10は、その外側面に沿って浅溝14aを上下に延在するとともに、前記浅溝14aの底面に係止受け部14bを突設してある。
そして、前記第1凹所12は、その底面に、後述する回動ブロック30の回動軸部34aを支持するための軸受け部16を設けてあるとともに、前記軸受け部16を間にして対向する位置に、後述する電磁石ブロック20を位置決めするための位置決め凹部17a,17bを設けてある。また、前記第1凹所12の開口縁部には、後述する電磁石ブロック20のスプール21を位置決めするための切り欠き段部18が設けられている。
さらに、前記第2凹所13の開口縁部には、後述する接点機構部50の固定接点端子51および可動接点端子54を組付けるための端子溝15a,15bが形成されている。
前記電磁石ブロック20は、図2に示すように、両端に鍔部22a,22bを有するスプール21にコイル23を巻回するとともに、前記スプール21に設けた貫通孔22c(図5)に鉄芯24を挿入し、突出する両端部にヨーク25,27をそれぞれカシメ固定してある。前記ヨーク25,27は、略T字形状にそれぞれ打ち抜いた巾広部26,28を有する板状磁性材を、断面L字形にそれぞれ屈曲したものである。そして、前記スプール21の鍔部22aに設けた複数個の端子孔に、一対のコイル端子29,29を適宜圧入するとともに、コイル端子29,29に前記コイル23の引出線をそれぞれからげ、半田付けしてある。
なお、前記鍔部22aには、計5個の端子孔を並設することにより、顧客のニーズ,仕様に合わせてコイル端子29の本数および圧入位置を適宜選択可能としてある。また、前記コイル端子29は単なる棒状である必要はなく、必要に応じて、例えば、略T字形状としてもよい。
前記回動ブロック30は、図5に示すように、永久磁石30aを一対の板状可動鉄片31,32で挟持し、かつ、インサート成形して回動ブロック本体33を形成してある。前記回動ブロック本体33には、図2に示すように、対向する上下面に回動軸部34a,34bを同一軸心上に突設してあるとともに、前記回動ブロック本体33の側面に駆動用腕部35を一体成形してある。前記駆動用腕部35は、その先端に係合用爪部36を有している。
カード40は、図7に示すように、一端側に駆動孔41を設けてあるとともに、他端側に係合孔42を設けてある。また、前記一端側の角部に駆動用突部43を設け、平面略L字形状としてあるとともに、前記駆動孔41の縁部にフールセーフ用突部45を突設してある。前記駆動用突部43は後述する可動接触片60の片側縁部に片当たりし、捩じりモーメントを作用させることができる形状となっている。
接点機構部50は、図2に示すように、固定接点端子51と可動接点端子54とで構成されている。
前記固定接点端子51には、図3に示すように、その一端側の隅部に固定接点52をカシメ固定してある。一方、前記可動接点端子54は、図2に示すように、その一端側に前記可動接触片60をカシメ固定してあるとともに、その下端側に操作孔55を設けてある。
そして、前記可動接触片60は、図8に示すように、3枚の第1,第2,第3導電性薄板バネ61,65,67を順次、積み重ねた構造を有し、その自由端部の片側縁部に可動接点56をカシメ固定して一体化してある。
前記第1導電性薄板バネ61は、カシメ固定する一端部から自由端部に向かって延在するバネ定数調整用スリット62aを有するとともに、その中間部に回動動作した場合の伸縮を吸収,緩和し、円滑な動作特性を確保するために略U字形の湾曲部63aを設けてある。また、前記第1導電性薄板バネ61は、その自由端部を巾方向に3分割し、その中央に駆動用弾性舌片64aを形成するとともに、その両側に補強用弾性舌片64b,64cを設けてある。
前記第2導電性薄板バネ65は、カシメ固定する一端部から自由端部に向かって延在するバネ定数調整用スリット62bを有するとともに、その中間部に回動動作した場合の伸縮を吸収,緩和し、円滑な動作特性を確保するために略U字形状の湾曲部63bを設けてある。また、前記第2導電性薄板バネ65は、その自由端部の中央に係合用切り欠き部66aを形成するとともに、前記係合用切り欠き部66aの対向する内側縁部を切り起こして位置規制用弾性舌片66b,66cを形成してある。
前記第3導電性薄板バネ67は、その中間部に回動動作した場合の伸縮を吸収,緩和し、円滑な動作特性を確保するための略U字形状の湾曲部63cを設けてある。また、前記第3導電性薄板バネ67は、中央部を切り欠いた自由端部を巾方向に3分割し、かつ、同一方向に曲げ起こすことにより、位置規制用弾性舌片67aおよび復帰用弾性舌片67b,67cを形成してある。
なお、前記第1,第2導電性薄板バネ61,65にそれぞれ設けたバネ定数調整用スリット62a,62bの巾寸法、長さ寸法を適宜調整することにより、バネ定数を変化させることができる。このため、動作時および復帰時のバネ負荷の調整が容易となり、設計の自由度が大きいという利点がある。
前記支持板70は、図4に示すように、その両端部を前記箱形ベース10の開口縁部に係止して架け渡される。そして、前記支持板70は、図2に示すように、その中央に設けた軸受け孔71に前記回動ブロック30の回動軸部34bを嵌合するとともに、前記軸受け孔71の両側に設けた位置決め用方形孔72,72に前記ヨーク25,27の巾広部26,28の他端部26b,28bをそれぞれ嵌合することにより、前記電磁石ブロック20および前記回動ブロック30を高い組立精度で位置決めできる。
前記カバー80は、前記箱形ベース10の開口部を被覆可能な平面方形であり、外周縁部の各辺から下方側に弾性係止部81を延在してある。
前記電磁継電器の組立手順について説明する。
まず、図2,図5に示すように、前記箱形ベース10(図6)の第1凹所12の底面に設けた位置決め凹部17a,17bに、前記ヨーク25,27の巾広部26,28の一端部26a,28aをそれぞれ嵌め込んで位置決めする。さらに、前記箱形ベース10の切り欠き段部18に前記スプール21の前記鍔部22aを嵌合することにより、位置決めする。本実施形態では、前記箱形ベース10に前記電磁石ブロック20を複数個所で位置決めするので、組立精度が高いという利点がある。そして、第2凹所13の端子溝15aに固定接点端子51を圧入して位置決めする。
一方、図5に示すように、可動接点端子54の操作孔55にカード40を挿通し、前記可動接点端子54にカシメ固定した可動接触片60に前記カード40を組付ける。なお、説明の便宜上、図5Bにおいて可動接点端子54は図示していない。
すなわち、図5Bに示すように、前記カード40の駆動孔41に第1導電性薄板バネ61の駆動用弾性舌片64aを挿入するとともに、第2導電性薄板バネ65の位置規制用弾性舌片66b,66cで前記カード40の両側に係合して位置規制(挟持)する。そして、第3導電性薄板バネ67の位置規制用弾性舌片67aを前記カード40の一端部に係止するとともに、復帰用弾性舌片67b,67cを前記カード40の駆動用突部43,44にそれぞれ係合し(図10C)、上下方向の位置規制を行う。さらに、前記カード40の係合孔42に回動ブロック30の係合用爪部36を係合し(図5)、そのままの状態で前記箱形ベース10に挿入する。そして、前記箱形ベース10の絶縁壁11の操作用切り欠き部11aに前記カード40を挿入し、前記端子溝15bに前記可動接点端子54を圧入して位置決めする。ついで、前記箱形ベース10の軸受け部16に前記回動ブロック30の回動軸部34aを嵌合し、前記回動ブロック30を回動可能に支持する。
さらに、前記箱形ベース10の開口縁部に支持板70の両端を係止して架け渡し、その軸受け孔71に回動ブロック30の回動軸部34bを嵌合するとともに、その位置決め用方形孔72,72にヨーク25,27の他端部26b,28bをそれぞれ嵌合して位置決めする。このため、電磁石ブロック20と回動ブロック30とが箱形ベース10に高い位置精度で位置決めされ、動作特性のバラツキが生じないという利点がある。
最後に、前記箱形ベース10の開口部を被覆するようにカバー80を位置決めし、前記箱形ベース10の係止受け部14bに前記カバー80の弾性係止部81を係止することにより、組立作業が完了する。
次に、本実施形態の動作について説明する。
図9Aに示すように、回動ブロック30は、永久磁石(図示せず)の磁力により、板状可動鉄片32の一端部32aがヨーク25の巾広部26に吸着しているとともに、板状可動鉄片31の他端部31bがヨーク27の巾広部28に吸着している。このため、カード40を介し、可動接触片60は、そのバネ力に抗して可動接点端子54の方向に引っ張られている。この結果、可動接点56が固定接点52からそれぞれ開離している。なお、説明の便宜上、図9A,9Bにおいて、支持板70は図示されていない。
そして、前記回動ブロック30の永久磁石の磁力を打ち消す方向の磁力が発生するように、前記コイル23に電圧を印加して励磁する。これにより、前記ヨーク25の巾広部26に前記回動ブロック30の板状可動鉄片31の一端部31aが吸引されるとともに、前記ヨーク27の巾広部28に前記回動ブロック30の板状可動鉄片32の他端部32bが吸引され、前記回動ブロック30が回動する。このため、駆動用腕部35がカード40を押圧し、さらに、前記可動接触片60のバネ力が駆動用弾性舌片64aを介してカード40に作用するので、カード40が固定接点端子51に向かう方向にスライド移動する。この結果、可動接触片60は、そのバネ力によって可動接点端子54から離れる方向に動作し、可動接点56が固定接点52に当接する。ついで、前記回動ブロック30の板状可動鉄片31の一端部31aがヨーク25の巾広部26に吸着するとともに、板状可動鉄片32の他端部32bがヨーク27の巾広部28に吸着する。このため、前記コイル23に対する電圧の印加を停止しても、前記永久磁石の磁力に基づいて前記カード40の位置が固定され、前記可動接点56と前記固定接点52とが当接した状態を保持する。なお、この状態では、駆動用突部43と復帰用弾性舌片67bとは開離している。
ついで、前記コイル23に前述と逆方向の電圧を印加すると、板状可動鉄片32の一端部32aがヨーク25の巾広部26に吸引されるとともに、板状可動鉄片31の他端部31bがヨーク27の巾広部28に吸引される。このため、回動ブロック30が反対方向に回動し、回動ブロック30の係合用爪部36によってカード40が引っ張られ、前記カード40は固定接点端子51から開離する方向にスライド移動する。このとき、駆動用突部43が第3導電性薄板バネ67の復帰用弾性舌片67bに当接する。すなわち、前記可動接点56と前記固定接点52とが当接している状態から、前記可動接点56と前記固定接点52とが開離する状態に移行する過程において、可動接触片60の片側縁部にカード40の駆動用突部43が片当たり状態となる。このため、第3導電性薄板バネ67に引張力だけでなく捩じりモーメントが作用し、可動接点56が固定接点52から開離する。特に、前記駆動用突部43は、前記固定接点52を設けた片側縁部と反対側の片側縁部に片当たりすることになるので、支点間距離が長く、大きな捩じりモーメントを作用させることができるという利点がある。
したがって、仮に、接点溶着が生じたとしても、可動接点56を固定接点52から開離させ易いという利点がある。
第2実施形態は、図12ないし図17に示すように、前述の第1実施形態とほぼ同様である。そして、異なる点は、図13に示すように、前記可動接触片60の自由端部に可動接点56,57を巾方向に並設し、かつ、カシメ固定するとともに、図14に示すように、前記固定接点端子51の一端側に固定接点52,53を巾方向に並設し、かつ、カシメ固定した点である。
したがって、図15ないし図17に示すように、前記可動接点56,57が、前記固定接点52,53に接離可能に対向する。他は前述の第1実施形態と同様であるので、同一部分には同一番号を附して詳細な説明は省略する。
第2実施形態の動作は、第1実施形態とほぼ同様であり、電磁石ブロック20を励磁して回動ブロック30を回動させてカード40をスライド移動させると、第1導電性薄板バネ61を介して可動接点56,57が固定接点52,53に同時に当接する。そして、前記電磁石ブロック20のコイル23に対する電圧の印加を停止しても、前記永久磁石の磁力に基づいて前記カード40の動作状態が保持され、前記可動接点56,57と前記固定接点52,53との閉成状態が保持される。
ついで、前記電磁石ブロック20のコイル23に前述と逆方向の電圧を印加すると、回動ブロック30が逆方向に回動し、前記回動ブロック30の係合用爪部36を介してカード40が反対方向にスライド移動する。このため、前記カード40の駆動用突部43が第3導電性薄板バネ67の復帰用弾性舌片67cに当接し、可動接触片60全体に捩じりモーメントが作用する。このため、第3導電性薄板バネ67に引張力だけでなく捩じりモーメントが作用する。この結果、可動接点57が固定接点53から開離した後、可動接点56が固定接点52から開離する。この結果、接点溶着が生じても、可動接点56,57を固定接点52,53から開離させ易いという利点がある。
第3実施形態は、図18ないし図25に示すように、前述の第1実施形態とほぼ同様であり、箱形ベース10と、電磁石ブロック20と、回動ブロック30と、カード40と、接点機構部50と、支持板70と、カバー80とで構成されている。このため、同一部分については同一番号を付して説明を省略するが、各構成部品の主たる相異点については詳述する。
前記箱形ベース10は、図19に示すように、前述の第1実施形態とほぼ同様であり、大きく異なる点は、第1凹所12の底面に一対の位置決め突部10aを突設した場合であり、前記位置決め突部10aには位置決め孔10bを設けてある。ただし、説明の便宜上、手前側に位置する位置決め突部は図示していない。また、前記箱形ベース10は、対角線上の隅部に取付孔19,19をそれぞれ設けてある。
前記電磁石ブロック20は、両端に鍔部22a,22bを有するスプール21にコイル23を2巻線で巻回してあり、その引出線を鍔部22aに圧入した3本のコイル端子29に絡げて半田付けしてある。そして、前記スプール21に挿入した鉄芯24を挿入し、突出する両端部に略L字形状のヨーク25,27をそれぞれカシメ固定してある。前記ヨーク25,27は、その先端部を磁極部25a,27aとしてある。
前記回動ブロック30は、図23に示すように、永久磁石30a(図示せず)を一対の板状可動鉄片31,32で挟持し、かつ、インサート成形して回動ブロック本体33を形成してある。前記回動ブロック本体33には、対向する上下面に回動軸部34a,34bを同一軸心上に突設してあるとともに、前記回動ブロック本体33の側面に駆動用腕部35を一体成形してある。前記駆動用腕部35は、その先端に係合用爪部36を有している。
前記カード40は、図22に示すように、一端側に係合孔42を設けてあるとともに、他端側の角部に略L字形状の駆動用突部43を設け、スリット46を形成してある。前記駆動用突部43は後述する可動接触片60の片側縁部に片当たりし、捩じりモーメントを作用させることができる形状となっている。また、前記駆動用突部43には一対の位置規制突起47,47を並設してある。
前記接点機構部50は、図19および図20に示すように、固定接点端子51と可動接点端子54とで構成されている。
前記固定接点端子51には、図19に示すように、その一端側の隅部に固定接点52をカシメ固定してある。一方、前記可動接点端子54は、その一端側に前記可動接触片60をカシメ固定してあるとともに、その下端側に操作スリット55aを設けてある。
そして、前記可動接触片60は、図21に示すように、4枚の第1,第2,第3,第4導電性薄板バネ61,65,67,68を順次、積み重ねた構造を有し、その自由端部の片側隅部に可動接点56をカシメ固定し、一体化してある。
前記第1導電性薄板バネ61は、カシメ固定する一端部から自由端部に向かって巾方向に2分割した分割片61a,61bを形成してある。そして、前記分割片61a,61bは、その中間部に、回動動作した場合の伸縮を吸収,緩和し、円滑な動作特性を確保するために略U字形の湾曲部63aを設けてある。また、前記分割片61a,61bは、その自由端部の近傍に、半円形状のスリットをそれぞれ設けることにより、弾性変形可能な折り曲げ片61c,61dを切り出してある。さらに、前記折り曲げ片61cには、前記可動接点56がカシメ固定され、接圧調整できる構造となっている。
前記第2導電性薄板バネ65は、カシメ固定する一端部から自由端部に向かって巾方向に2分割した分割片65a,65bを形成してある。そして、前記分割片65a,65bは、その中間部に、回動動作した場合の伸縮を吸収,緩和し、円滑な動作特性を確保するために略U字形の湾曲部63bを設けてある。さらに、前記分割片65aには、前記可動接点56がカシメ固定される。
前記第3導電性薄板バネ67は、カシメ固定する一端部から自由端部に向かって巾方向に2分割した分割片67d,67eを形成してある。そして、前記分割片67d,67eは、その中間部に、回動動作した場合の伸縮を吸収,緩和し、円滑な動作特性を確保するために略U字形の湾曲部63cを設けてある。さらに、前記分割片67dには、前記可動接点56がカシメ固定される
前記第4導電性薄板バネ68は、その中間部に、回動動作した場合の伸縮を吸収,緩和し、円滑な動作特性を確保するために略U字形の湾曲部63dを設けてある。また、前記第4導電性薄板バネ68は、その自由端縁部の片側の角部から、前記カード40の駆動用突部43に上下から係止できる復帰用弾性舌片68aおよび位置規制用弾性舌片68bを突出させて折り曲げてある。そして、前記復帰用弾性舌片68aは、その両端部を曲げ起こすことにより、巾方向の位置規制を行う位置規制リブ68c,68cを形成してある。さらに、前記第4導電性薄板バネ68には、その自由端部の隅部に可動接点56がカシメ固定される。
なお、前記第1,第2,第3導電性薄板バネ61,65,67は、他の電磁継電器に共用するために巾方向に2分割した形状としてあるが、必ずしも2分割した形状である必要はなく、1枚の導電性薄板バネ形状であってもよい。また、前記第1導電性薄板バネ61の折り曲げ片61c,61dは必ずしも必要でなく、必要に応じて設ければよい。
前記支持板70は、図19および図20に示すように、その中央に軸受け孔71を有するとともに、その両端部の下面から直径の異なる位置決め突起73,74を突設してある。前記位置決め突起73,74の直径が異なるのは、誤挿入を防止するためである。そして、前記支持板70は、その中央に設けた軸受け孔71に前記回動ブロック30の回動軸部34bを嵌合するとともに、前記位置決め突起73,74を前記箱形ベース10の位置決め突部10aに設けた位置決め孔10bに圧入して架け渡すことにより、前記回動ブロック30を高い組立精度で位置決めできる。
前記カバー80は、前記箱形ベース10の開口部を被覆可能な平面方形であり、外周縁部の各辺から下方側に弾性係止部81を延在してあるとともに、その下面隅部に貫通孔82aを備えた取付筒部82を突設してある。
前記電磁継電器の組立手順について説明する。
まず、図19に示すように、前記箱形ベース10の底面に突設した一対の位置決め突部10a(手前側の位置決め突部10aは図示せず)に、前記ヨーク25,27の磁極部25a,27aを係合して位置決めする。本実施形態では、前記箱形ベース10に前記電磁石ブロック20を複数個所で位置決めするので、組立精度が高いという利点がある。そして、第2凹所13に連通する端子溝15aに固定接点端子51を圧入して位置決めする。
一方、前記カード40の係合孔42に回動ブロック30の係合用爪部36を係合し、そのままの状態で前記箱形ベース10に挿入し、位置決めするとともに、前記箱形ベース10の絶縁壁11に設けた操作用切り欠き部11aに前記カード40を挿入する。そして、前記端子溝15bに前記可動接点端子54を圧入して位置決めする。このとき、既に位置決めされた前記カード40のスリット46に可動接触片60が弾性変形しながら挿入される。このため、前記カード40の駆動用突部43に突設した一対の位置規制突起47,47間に位置規制リブ68c,68cが弾性係合する。これと同時に、前記駆動用突部43を復帰用弾性舌片68aおよび位置規制用弾性舌片68bが挟持する。このとき、第1導電性薄板バネ61の自由端部が、前記カード40のスリット46の内側面に圧接し、前記カード40を可動接点端子54側に付勢する。
本実施形態によれば、前記カード40のスリット46を介して前記可動接触片60を前記カード40にワンタッチで組み付けられるので、生産性が高いという利点がある。
さらに、前記箱形ベース10に突設した一対の位置決め突部10aの位置決め孔10bに、支持板70の位置決め突起73,74をそれぞれ圧入して架け渡し、その軸受け孔71に回動ブロック30の回動軸部34bを嵌合する。このため、電磁石ブロック20と回動ブロック30とが箱形ベース10に高い位置精度で位置決めされ、動作特性にバラツキが生じないという利点がある。
最後に、前記箱形ベース10の開口部を被覆するようにカバー80を位置決めし、前記箱形ベース10の取付孔19,19に取付筒部82,82それぞれ嵌合する。さらに、前記箱形ベース10の係止受け部14bに前記カバー80の弾性係止部81を係止することにより、組立作業が完了する。
本実施形態によれば、前記箱形ベース10の上方から全ての構成部品を順次、組付けられるので、組み立てやすく、生産性が高いという利点がある。
次に、前記電磁継電器の動作について説明する。
図24に示すように、回動ブロック30は、永久磁石(図示せず)の磁力により、板状可動鉄片32の一端部32aがヨーク25の磁極部25aに吸着しているとともに、板状可動鉄片31の他端部31bがヨーク27の磁極部27aに吸着している。このため、カード40を介し、可動接触片60は、そのバネ力に抗して可動接点端子54の方向に引っ張られている。この結果、可動接点56が固定接点52からそれぞれ開離している。なお、説明の便宜上、図24,図25において、支持板70は図示されていない。
そして、前記回動ブロック30の永久磁石の磁力を打ち消す方向の磁力が発生するように、前記コイル23に電圧を印加して励磁する。これにより、前記ヨーク25の磁極部25aに前記回動ブロック30の板状可動鉄片31の一端部31aが吸引されるとともに、前記ヨーク27の磁極部27aに前記回動ブロック30の板状可動鉄片32の他端部32bが吸引され、前記回動ブロック30が回動する。このため、駆動用腕部35がカード40を押圧し、前記カード40が固定接点端子51に向かう方向にスライド移動することにより、前記カード40が前記可動接触片60の第1導電性薄板バネ61に作用する。この結果、可動接触片60が可動接点端子54から離れる方向に回動し、可動接点56が固定接点52に当接する。ついで、前記回動ブロック30の板状可動鉄片31の一端部31aがヨーク25の磁極部25aに吸着するとともに、板状可動鉄片32の他端部32bがヨーク27の磁極部27aに吸着する(図25)。このため、前記コイル23に対する電圧の印加を停止しても、前記永久磁石の磁力に基づいて前記カード40の位置が固定され、前記可動接点56と前記固定接点52とが当接した状態を保持する。なお、この状態では、駆動用突部43は第4導電性薄板バネ68の自由端部に圧接していない。
ついで、前記コイル23に前述と逆方向の電圧を印加すると、板状可動鉄片32の一端部32aがヨーク25の磁極部25aに吸引されるとともに、板状可動鉄片31の他端部31bがヨーク27の磁極部27aに吸引される。このため、回動ブロック30が反対方向に回動し、回動ブロック30の係合用爪部36によってカード40が引っ張られ、前記カード40は固定接点端子51から開離する方向にスライド移動する。このとき、駆動用突部43が第4導電性薄板バネ68の復帰用弾性舌片68aの基部に当接する。すなわち、前記可動接点56と前記固定接点52とが当接している状態から、前記可動接点56と前記固定接点52とが開離する状態に移行する過程において、可動接触片60の片側縁部にカード40の駆動用突部43が片当たり状態となる。このため、第4導電性薄板バネ68に引張力だけでなく捩じりモーメントが作用し、可動接点56が固定接点52から開離する。特に、前記駆動用突部43は、前記固定接点52を設けた片側縁部と反対側の片側縁部に片当たりすることになるので、支点間距離が長く、大きな捩じりモーメントを作用させることができるという利点がある。
したがって、仮に、接点溶着が生じたとしても、可動接点56を固定接点52から開離させ易いという利点がある。
本発明に係る可動接触片,接点機構部は前述の電磁継電器に限らず、他の電気開閉器に適用してもよいことは勿論である。
10:箱形ベース
10a:位置決め突部
10b:位置決め孔
11:絶縁壁
11a:操作用切り欠き部
12:第1凹所
13:第2凹所
15a,15b:端子溝
16:軸受け部
17a,17b:位置決め凹部
18:切り欠き段部
19:取付孔
20:電磁石ブロック
21:スプール
22a,22b:鍔部
23:コイル
24:鉄芯
25,27:ヨーク
26,28:巾広部
29:コイル端子
30:回動ブロック
31,32:板状可動鉄片
33:回動ブロック本体
34a,34b:回動軸部
35:駆動用腕部
36:係合用爪部
40:カード
41:駆動孔
42:係合孔
43:駆動用突部
45:フールセーフ用突部
46:スリット
50:接点機構部
51:固定接点端子
52,53:固定接点
54:可動接点端子
55:操作孔
56,57:可動接点
60:可動接触片
61:第1導電性薄板バネ
62a,62b:バネ定数調整用スリット
63a,63b,63c:湾曲部
64a:駆動用弾性舌片
64b,64c:補強用弾性舌片
65:第2導電性薄板バネ
66b,66c:位置規制用弾性舌片
67:第3導電性薄板バネ
67a:位置規制用弾性舌片
67b,67c:復帰用弾性舌片
67d,67e:分割片
68:第4導電性薄板バネ
68a:復帰用弾性舌片
68b:位置規制用弾性舌片
68c:位置規制リブ
70:支持板
71:軸受け孔
72:位置決め用方形孔
73,74:位置決め突起
80:カバー
81:弾性係止部
82:取付筒部

Claims (5)

  1. スライド移動するカードの一端に設けた駆動用突部を可動接触片の自由端部に係合し、前記カードをスライド移動させて前記可動接触片を回動し、前記可動接触片に設けた可動接点を固定接点に接離する接点機構部であって、
    前記可動接触片の片側縁部に可動接点を設けるとともに、前記片側縁部の反対側に位置する片側縁部の自由端部側から前記駆動用突部に当接可能な復帰用弾性舌片を延在し、
    前記可動接点と前記固定接点とが当接している状態から開離している状態に移行する過程において、前記駆動用突部が前記復帰用弾性舌片に係合することにより、前記可動接触片の固定端部から自由端部に向かう方向に対して垂直な方向に、前記可動接触片に捩りモーメントが作用することを特徴とすることを特徴とする接点機構部。
  2. 前記カードの一端側の角部に設けた前記駆動用突部と、前記可動接触片の自由端部の少なく一つの角部から軸心方向に沿って切り出し、かつ、前記駆動用突部に当接可能に配置した前記復帰用弾性舌片と、を設け、前記可動接点と前記固定接点とが当接している状態から開離している状態に移行する過程において、前記駆動用突部が前記復帰用弾性舌片に係合することにより、前記可動接触片に捩じりモーメントが作用することを特徴とする請求項1に記載の接点機構部。
  3. 前記カードの一端側の角部に略L字形状の前記駆動用突部を設けて形成したスリットと、前記可動接触片の自由端部の少なく一つの角部から突出し、かつ、前記駆動用突部に当接可能に前記スリット内に配置した前記復帰用弾性舌片と、を設け、前記可動接点と前記固定接点とが当接している状態から開離している状態に移行する過程において、前記スリットに係合した前記復帰用弾性舌片に前記駆動用突部が当接することにより、前記可動接触片に捩じりモーメントが作用することを特徴とする請求項1に記載の接点機構部。
  4. 前記可動接触片の自由端部に一対の前記可動接点を巾方向に並設するとともに、前記可動接点に接離可能な一対の前記固定接点を並設したことを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項に記載の接点機構部。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の接点機構部を備えたことを特徴とする電磁継電器。
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