JP5055217B2 - 電磁継電器 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁継電器に関し、特に、可動接点を支持した可動接点板をアーマチュアに連動したカードで押圧するようにした電磁継電器に関する。
従来の電磁継電器(電磁式リレー)は、信号入力により電磁石部が励磁されることにより、常開位置にある可動接点が固定接点に接触するようになっている。具体的には、片持ち状態で設けた可動接点板に可動接点を設けて、可動接点を固定接点に対して間隔をあけて対向配置し、アーマチュアを介して電磁石部により駆動されるカードによって可動接点板を押圧することにより、可動接点を固定接点に押し付けるようになっている。
このとき、可動接点板を押圧するカードの押圧部となる先端部に挿入部(突出部)を設けて、その挿入部を可動接点板に形成したガイド孔(貫通穴)に摺動自在に挿通してある(例えば、特許文献1参照)。このカードは、例えば樹脂で形成されている。
このような従来の電磁継電器は、カードの先端部に設けた挿入部を可動接点板のガイド孔に挿通することにより、カードの押圧位置がずれることなく安定的に可動接点板を押圧することができる。
実開平2−1377386号公報
しかしながら、このような従来の電磁継電器では、ガイド孔が可動接点板において可動接点と同一平面上に配置されているため、可動接点と固定接点とが離間した状態で可動接点が通電されて可動接点からアーク放電が発生した場合、アーク熱やアーク蒸気が可動接点とガイド孔との間の空間を介してガイド孔に到達しやすく、ガイド孔の周面が加熱されやすい。このため、ガイド孔を摺動するカードの挿入部の表面が溶融してカードの摺動抵抗が大きくなり、その摺動抵抗に抗してカードを駆動させるためにカードの駆動エネルギーを大きくする必要があるという問題がある。
そこで、本発明は、カードの溶融を抑制して、カードの駆動エネルギーの増大化を抑制することができる電磁継電器を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、電磁石部と、前記電磁石部に駆動されて往復動するアーマチュアと、固定接点と、前記固定接点に間隔をあけて対向配置される可動接点と、片持ち状態で設けられ、前記可動接点を支持する可動接点板と、往復動可能に設けられ、前記アーマチュアによって駆動されて前記可動接点板を押圧して撓ませて前記可動接点を前記固定接点に接触させるカードと、を備える電磁継電器において、前記可動接点板における前記固定接点側とは反対側に突起部を突設するとともに、前記カードの先端部に上記突起部を当該カードの作動方向に相対移動自在に係合する係合部を設け、前記係合部は、前記突起部を挿入する穴状に形成し、前記突起部は、金属で形成されており、前記可動接点板の一部を折曲形成してなり、前記可動接点板の前記可動接点を配置した略中央部から片側角部側に片寄った上端部に設けることを特徴とする。
本発明の第の態様は、前記第1の態様の電磁継電器において、前記突起部は、基端部を前記可動接点板の幅方向に拡幅した幅広部と、先端部を前記幅広部から段差状に突出させた幅狭部と、を備え、前記係合部は、前記幅広部に係合し前記可動接点板の先端方向に開放した棚部と、該棚部に連続して設けられ前記幅狭部を挿入して前記可動接点板の先端方向に開放した有底溝部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第の態様は、前記第1の態様の電磁継電器において、前記突起部は、先端部を二股形状とする凹部を備え、前記係合部は、前記突起部を係合し前記可動接点板の先端方向に開放した棚部と、該棚部に連続して設けられ、前記凹部に嵌合する嵌合部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第の態様は、前記第1の態様の電磁継電器において、前記突起部は、先端部を前記可動接点板の基部方向に折曲した基部方向折曲部を備え、前記係合部は、前記基部方向折曲部を相対移動可能に嵌合する長穴部を備えたことを特徴とする。
本発明の第の態様は、前記第1の態様の電磁継電器において、前記突起部は、基端部に設けられ、前記可動接点板の幅方向に拡幅した幅広部と、先端部に設けられ、前記幅広部から段差状に突出して前記可動接点板の基部方向に折曲した幅狭折曲部とを備え、前記係合部は、前記幅広部に係合し前記可動接点板の先端方向に開放した棚部と、当該棚部に設けられ、前記幅狭折曲部を相対移動可能に嵌合する溝部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第の態様は、前記第1の態様の電磁継電器において、前記突起部は、前記係合部の下部に対応した下段位置に設けられ、先端部が前記可動接点板の先端方向に折曲した先端方向折曲部を設けた下段突出部と、前記係合部の上部に対応した上段位置に設けられ、前記下段突出部の幅方向両側に一対配置した下段突出部と、を備え、前記係合部は、前記下段突出部に係合し前記可動接点板の先端方向に開放した棚部と、当該棚部に設けられ、前記下段突出部の先端方向折曲部を相対移動可能に嵌合する溝部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第の態様は、前記第1の態様の電磁継電器において、前記突起部は、前記係合部の片側に対応した位置で突出するとともに、突出した先端部の内側に前記可動接点板の基部方向に折曲した内側折曲片を備え、前記係合部は、前記突起部に係合し前記可動接点板の先端方向に開放した棚部と、当該棚部に設けられ、前記内側折曲片を相対移動可能に嵌合する溝部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第の態様は、前記第1の態様の電磁継電器において、前記突起部は、前記係合部の他側に対応した位置で突出するとともに、突出した先端部の外側に前記可動接点板の基部方向に折曲した外側折曲片を備え、前記係合部は、前記突起部に係合し前記可動接点板の先端方向に開放した棚部と、当該棚部に設けられ、前記内側折曲片を相対移動可能に嵌合する溝部と、を備えたことを特徴とする。
本発明の第の態様は、前記第1の態様の電磁継電器において、前記突起部は、前記係合部の中央部に対応した位置で、前記可動接点板の長手方向に沿った面として突出するとともに、突出した先端部の上側に前記可動接点板の幅方向に折曲した上側折曲片を備え、前記係合部は、前記突起部を相対移動可能に嵌合する溝部と、前記上側折曲片に係合し前記可動接点板の先端方向に開放した棚部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、突起部は、可動接点板における固定接点側とは反対側、つまり、可動接点板に対して可動接点によるアーク放電が発生する側とは反対側に位置する。これにより、可動接点によるアーク放電が発生しても、アーク熱やアーク蒸気が突起部に到達するのを抑制できるので、カードが溶融するのを抑制して、カードの駆動エネルギーが増大化するのを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1〜図11は、本発明の第1実施形態を示し、図1は、電磁継電器を(a)の電磁石部とボディとを分解した状態と、(b)の電磁石部をボディに組み付けた状態と、で示す要部斜視図、図2は、電磁継電器を(a)の正面断面図と、(b)の平面図と、(c)の(a)中II−II線に沿った断面図と、(d)の底面図と、で示す説明図、図3は、電磁継電器の背面断面図、図4は、図2(a)中IV−IV線に沿った断面図、図5は、電磁継電器を(a)の常閉接点板の取付部分と、(b)の常開接点板の取付部分と、で示す要部断面図、図6は、電磁継電器の内部を示す分解斜視図、図7は、電磁継電器をカバーを取り外した状態で示す斜視図、図8は、電磁継電器の外観斜視図、図9は、電磁継電器の接点部を示す背面図、図10は、可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を示す斜視図、図11は、可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図である。
図1〜図8に示すように、第1実施形態の電磁継電器Rは、電磁石部1と、この電磁石部1により作動するアーマチュア16と、後述する接点部3と、アーマチュア16に連動し、そのアーマチュア16の作動で可動接点板31を押圧して撓ませ、可動接点31aを固定接点としての常開接点30aに接触させる合成樹脂製のカード2と、を備えて概ね構成してある。
接点部3は、図9にも示すように、固定接点としての常開接点30aと、この常開接点30aに対向配置され常時は所定間隔をもって開状態となる可動接点31aと、この可動接点31aを挟んで常開接点30aの反対側に配置され、常時は可動接点31aと閉状態となる常閉接点32aと、を備えて構成してある。
常開接点30aは、導電材料から形成された常開接点板30の一端側に固定的に設けてあり、また、可動接点31aは、片持ち状態で設けらればね力をもって撓み変形可能な可動接点板31に設けてあり、更に、常閉接点32aは、導電材料から形成された常閉接点板32の一端側に設けてある。
上述した電磁石部1、アーマチュア16、接点部3およびカード2などの内部構造部は、それぞれ合成樹脂で形成したボディ4とカバー5で形成した外郭内部に収納される。
ボディ4は、長手方向の一端側に各接点板30〜32が夫々配置される短幅方向の一面側に開口した収納溝49a〜49cを設けてあるとともに、長手方向の他端側に電磁石部1が配置される短幅方向の他面側に開口した収納凹所42を設けてある。カバー5は、ボディ4側の一面開口した略箱状であって、電磁石部1や接点部3などを覆うようにしてボディ4に被着してある。
電磁石部1は、長手方向の一端部に磁極となる鍔部10aを形成した鉄心10と、長手方向の両端に鍔部11a,11bを有し鉄心10を装着するコイルボビン11と、コイルボビン11の鍔部11a,11b間に巻回したコイル12と、からなるコイルブロック13を備えている。
また、電磁石部1は、鍔部10a側のコイルボビン11の鍔部11aと一体に成形したコイル端子13aを支持する支持部材14と、磁性材料から略L字状に形成されて一側辺が鉄心10の鍔部10aと反対側の端部に磁気的に結合し、コイルブロック13の一端面および側面を覆うヨーク15と、を備える。
アーマチュア16は、略平板状であって一端部をヨーク15の他側辺の先端部にヒンジばね17によって枢支し、他端部を鉄心10の鍔部10aと離接するようになっている。
コイル12の端部はコイル端子13aに接続してあり、また、ヒンジばね17はヨーク15の他側辺の先端部に加締め若しくは溶接によって固着してあり、アーマチュア16の他端部を鉄心10の鍔部10aから離れる向きに付勢してある。また、支持部材14には、支持部材14と対向するボディ4の端面に突設する突起4bと噛合する溝14aを形成してあり、コイル端子13aの先端部を支持部材14の下面から突出してある。
ボディ4に設けた収納溝49a〜49cの内、両側の収納溝49a,49cには、常開接点板30を外側にして常開接点30aおよび常閉接点32aを互いに対向させた状態で、常開接点板30および常閉接点板32をそれぞれ圧入してある。常開接点板30および常閉接点板32の他端側には端子片30b,32bを連続一体に設けてあり、端子片30b,32bの先端はボディ4の下面側から突出する。
また、可動接点板31の他端側には端子片31bを結合してあり、端子片31bを中央の収納溝49bに圧入して可動接点板31を収納溝49b内に固定してある。この時、可動接点板31の両面に夫々形成された可動接点31a,31aは、常開接点30aおよび常閉接点32aに夫々対向しており、端子片31bの先端はボディ4の下面側から突出する。
ボディ4に設けた収納凹所42の内側面にはリブ42aを設けてあり、リブ42aによって仕切られた収納凹所42の2つの空間にそれぞれコイル12とヨーク15を納めることにより、電磁石部1をアーマチュア16の接点部3とは反対側に向けて収納凹所42内に配置してある。また、ボディ4の下部周面には、ボディ4および支持部材14の下面にシール剤を塗布して、電磁継電器Rを封止する際にシール剤のはい上がりを防止するための溝4aを形成してある。
カード2は、図2(c)および図5(a)に示すように、一端側にアーマチュア16の先端部の両側縁に形成された凹部16aにそれぞれ係止する係止爪21,21を設けるとともに、他端側には可動接点板31を押圧するための押圧部22を設けてある。
また、カード2は、収納凹所42の天井を構成する壁部41と対向させて、アーマチュア16と可動接点板31との間に橋架し、電磁継電器Rの小型化、薄型化が図られている。
このとき、カード2は壁部41を支持部として、その壁部41の上面に沿って往復動される。
尚、押圧部22の幅寸法はカード2の他の部位の幅寸法よりも狭くなっており、押圧部22は収納凹所42の開口側と反対側に寄せて配置してある。
これにより、カバー5内面に突設した後述のリブ5a,5bとの干渉を避けることができ、しかも押圧部22を収納凹所42の開口側から遠ざけることによって、電磁石部1と接点部3との間のカード2表面に沿った沿面距離を長くすることができる。
更に、コイルボビン11の鍔部11aに対応するカード2の部位には、鍔部11aに突設した係止突起11cを挿入する長孔24を設けてあり、係止突起11cによりカード2の移動方向が規制される。また、カバー5の天井面には、内側に突出する突起5cを突設してあり、カード2の上面が突起5cと摺接することによって、カード2をガタ付き無く移動させることができる。
この電磁継電器Rでは、ボディ4の短幅方向における一面側に接点板30〜32を配置するとともに、他面側に電磁石部1を配置してあるので、接点部3と電磁石部1との間の絶縁距離を長くとることができ、絶縁性能が向上する。また、収納凹所42の接点部3側の絶縁壁43と、絶縁壁43と常閉接点板32との間のボディ4の部位とには、収納凹所42の開口側に開放された溝44,45をそれぞれ設けてある。一方、カバー5内面の溝44,45に対応する部位には溝44,45内にそれぞれ入り込むリブ5a,5bを形成してある。これにより、ボディ4にカバー5を被着すると、リブ5a,5bがそれぞれ溝44,45に入り込み、絶縁壁43とリブ5a,5bとで電磁石部1と接点部3との間を2重に絶縁するようになっている。
また、収納凹所42の天井を構成する壁部41に、電磁石部1と接点部3との間の部位に表面の平らな突台50を設けることにより、壁部41が平面に形成されている場合に比べて、電磁石部1と接点部3との間の壁部41表面に沿った沿面距離を突台50の高さ分だけ長くできる。これにより、電磁石部1と接点部3との間の絶縁距離が長くなり絶縁性が向上する。
ところで、突台50は収納凹所42の天井を構成する壁部41から突出しているので、突台50の端面50aがカード2と当接することにより、カード2の移動範囲が規制され、コイルボビン11の鍔部11aに設けた係止突起11cとともにカード2の移動範囲を規制するストッパとしての機能も備えている。
従って、電磁継電器Rでは、コイル12に通電すると電磁石部1が励磁されて、アーマチュア16は鉄心10の鍔部10aに吸引され、ヨーク15の一側辺と対向する端部を中心として図2(a)中時計回りに回転する。アーマチュア16の回転によりカード2は図2(a)中右方向に移動し、押圧部22が可動接点板31を常開接点板30側に押圧して、可動接点31aが常閉接点32aと開離するとともに、常開接点30aと接触する。
一方、コイルへの通電を停止すると、アーマチュア16を吸引する力がなくなり、可動接点板31およびヒンジばね17のばね復帰力によってアーマチュア16が図2(a)中反時計回りに回転する。アーマチュア16の回転によりカード2は図2(a)中左方向に移動し、押圧部22が可動接点板31を常開接点板30側に押圧する力がなくなるので、可動接点板31のばね復帰力によって可動接点板31が常閉接点板32側に移動し、可動接点31aが常開接点30aと開離し、常閉接点32aと接触する。
ここで、第1実施形態では、図9〜図11に示すように、可動接点板31の常開接点30a側とは反対側、つまり、図9中、可動接点板31の右側面側に突起部100を突設するとともに、カード2の先端部(押圧部22)に突起部100をそのカード2の作動方向(図9中左右方向)に相対移動自在に係合する係合部200を設けてある。
突起部100は、図11に示すように、可動接点板31の可動接点31aを配置した略中央部から片側角部C1側に片寄った上端部に設けてあり、当該突起部100は、可動接点板31の一部を折曲形成してある。つまり、可動接点板31は、図9に示すように、上下方向を長手方向として延在しており、それの下方部分がボディ4に固定する基部31cとなり、上方部分が先端31dとなっており、その先端31d部分を部分的に常開接点30a側とは反対側に切り起こして突起部100としてある。この突起部100は可動接点板31の一般面31Gに対して略垂直に突出している。
また、突起部100は金属で形成してある。つまり、本実施形態では、可動接点板31は、ばね鋼などのばね力をもった金属材料によって板状に形成されており、その金属材料で形成した可動接点板31の一部を折曲形成したことにより、突起部100が可動接点板31と同じ金属材料で形成されることになる。
係合部200は、図11に示すように、突起部100を挿入する穴状に形成してある。つまり、係合部200は、カード2の押圧部22の先端面の略中央部にカード2の移動方向に沿った穴部によって形成され、その穴部は突起部100の突出長さLよりも若干深くなり、かつ、断面形状が突起部100の断面形状に沿った矩形状となっている。
そして、カード2を組み付ける際には、図10に示すように、穴状の係合部200を突起部100に挿入し、それら突起部100と係合部200とによって、カード2の押圧部22を可動接点板31の所定部位を押圧するように案内する。このとき、図9に示すように、通常時(電磁石部1の非励磁時)は、カード2の押圧部22と可動接点板31との間に所定の隙間xが設けられており、電磁石部1の励磁時には、カード2の移動に伴って係合部200が突起部100に沿って移動して隙間xを埋めた後、押圧部22が可動接点板31を押圧することになる。
以上の構成により第1実施形態にかかる電磁継電器Rによれば、可動接点板31に突起部100を設けるとともに、その突起部100をカード2に設けた係合部200で相対移動自在に受け止めるようになっている。このとき、突起部100は、可動接点板31における常開接点30a側とは反対側に突出してある。これにより、可動接点31aによるアーク放電が発生しても、アーク熱やアーク蒸気が突起部100に到達するのを抑制できるので、カード2が溶融するのを抑制して、カード2の駆動エネルギーが増大化するのを抑制することができる。また、このようにカード2が溶融するのを抑制することができるので、カード2の円滑な作動を維持することができ、電磁継電器Rの長寿命化を図ることができる。
また、このようにアーク熱による影響が突起部100に及ぶのを抑制できるにも関わらす、可動接点板31側に突起部100を設け、かつ、カード2側に係合部200を設けるという簡素な構成とすることができる。
また、係合部200は、突起部100を挿入する穴状に形成したので、カード2の射出成形時に係合部200を形成するための型構造を簡素化することができる。
更に、突起部100を金属で形成したことにより、耐熱性に優れる突起部100とすることができるため、アーク熱やアーク蒸気が作用した場合にも突起部100が係合部200に溶着するのを抑制することができる。
更にまた、突起部100は、可動接点板31の一部を折曲形成したことにより、可動接点板31と一体に突起部100を設けることができるため、部品点数を削減して組付性を向上できる。また、金属で形成した可動接点板31を折曲形成して突起部100を形出することにより、突起部100を簡単に金属で形成することができる。
(第2実施形態)
図12、図13は、本発明の第2実施形態を示し、図12は可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図、図13は可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を示す斜視図である。第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
第2実施形態の電磁継電器Rは、図12、図13に示すように、基本的に第1実施形態と同様に、突起部100を可動接点板31の常開接点30a(図9参照)側とは反対側に突設するとともに、その突起部100をカード2の係合部200に相対移動自在に係合する。
ここで、第2実施形態の電磁継電器Rが第1実施形態と主に異なる点は、図12に示すように、突起部100は、基端部を可動接点板31の幅W方向に拡幅する幅広部101と、先端部を幅広部101から段差状に突出させた幅狭部102と、を設けたことにある。また、係合部200は、上記幅広部101に係合し可動接点板31の先端31d方向(図中上方)に開放した棚部201と、この棚部201に連続して設けられ上記幅狭部102を挿入して可動接点板31の先端31d方向(図中上方)に開放した有底溝部202と、を設けたことにある。
そして、カード2を組み付ける際には、図13に示すように、係合部200が上方に開放されているため、カード2の押圧部22を可動接点板31の突起部100の下方に位置させて、係合部200の棚部201を突起部100の幅広部101に位置させるとともに、カード2を持ち上げて係合部200の有底溝部202内に突起部100の幅狭部102を嵌合する。
従って、第2実施形態の電磁継電器Rによれば、第1実施形態と同様に、突起部100を、可動接点板31における常開接点30a側とは反対側に突設したので、構成を簡素化しつつ、可動接点31aによるアーク放電による影響が突起部100に及ぶのを効率良く抑制できる。
特に、第2実施形態では、係合部200の棚部201および有底溝部202の上方を開放してあるため、突起部100の幅広部101および幅狭部102に下方から簡単に組み付けることができる。これにより、突起部100と係合部200との組付性を向上できるとともに、係合部200は片面(上方)が開放されるため、係合部200を形成するための型構造を簡素化することができる。
(第3実施形態)
図14、図15は、本発明の第3実施形態を示し、図14は、可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図、図15は、可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を示す斜視図である。第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
第3実施形態の電磁継電器Rは、図14、図15に示すように、基本的に第1実施形態と同様に、突起部100を可動接点板31における常開接点30a(図9参照)側とは反対側に突設するとともに、その突起部100をカード2の係合部200に相対移動自在に係合する。
ここで、第3実施形態の電磁継電器Rが第1実施形態と主に異なる点は、図14に示すように、突起部100は、先端部を二股形状とする凹部103を設けるとともに、係合部200は、突起部100を係合して可動接点板31の先端31d方向(図中上方)に開放した棚部203と、この棚部203に連続して設けられ上記凹部103に嵌合する凸部204と、を設けたことにある。
そして、カード2を組み付ける際には、図15に示すように、第2実施形態と同様に、係合部200が上方に開放されているため、係合部200の棚部203および凸部204を突起部100の下方から持ち上げて、凸部204を上記凹部103に嵌合する。
従って、第3実施形態の電磁継電器Rによれば、第1実施形態と同様に、突起部100を、可動接点板31における常開接点30a側とは反対側に突設したので、構成を簡素化しつつ、可動接点31aによるアーク放電による影響が突起部100に及ぶのを効率良く抑制できる。
特に、第3実施形態では、第2実施形態と同様に係合部200の上方を開放してあるため、その係合部200を突起部100の下方から簡単に組み付けることができ、突起部100と係合部200との組付性を向上できるとともに、係合部200は片面(上方)が開放されるため、係合部200を形成するための型構造を簡素化することができる。
(第4実施形態)
図16、図17は、本発明の第4実施形態を示し、図16は、可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図、図17は、可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を示す斜視図である。第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
第4実施形態の電磁継電器Rは、図16、図17に示すように、基本的に第1実施形態と同様に、突起部100を可動接点板31の常開接点30a(図9参照)側とは反対側に突設するとともに、その突起部100をカード2の係合部200に相対移動自在に係合する。
ここで、第4実施形態の電磁継電器Rが第1実施形態と主に異なる点は、図16に示すように、突起部100は、先端部に可動接点板31の基部31c方向(図中下方)に折曲した基部方向折曲部104を設けたことにある。また、係合部200は、上記基部方向折曲部104を相対移動可能に嵌合する長穴部205を設けたことにある。尚、本実施形態では、カード2の押圧部22の上半部を切除して棚部206を形成し、その棚部206の中央部に上記長穴部205を形成してある。
そして、カード2を組み付ける際には、図17に示すように、係合部200を突起部100の下方から持ち上げて、長穴部205を基部方向折曲部104に嵌合する。
従って、第4実施形態の電磁継電器Rによれば、第1実施形態と同様に、突起部100を、可動接点板31における常開接点30a側とは反対側に突設したので、構成を簡素化しつつ、可動接点31aによるアーク放電による影響が突起部100に及ぶのを効率良く抑制できる。
特に、第4実施形態では、第2実施形態と同様に係合部200の上方を開放してあるため、その係合部200を突起部100の下方から簡単に組み付けることができ、突起部100と係合部200との組付性を向上できるとともに、係合部200は片面(上方)が開放されるため、係合部200を形成するための型構造を簡素化することができる。
(第5実施形態)
図18、図19は、本発明の第5実施形態を示し、図18は、可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図、図19は、可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を示す斜視図である。第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
第5実施形態の電磁継電器Rは、図18、図19に示すように、基本的に第1実施形態と同様に、突起部100を可動接点板31における常開接点30a(図9参照)側とは反対側に突設するとともに、その突起部100をカード2の係合部200に相対移動自在に係合する。
ここで、第5実施形態の電磁継電器Rが第1実施形態と主に異なる点は、図18に示すように、突起部100は、基端部を前記可動接点板の幅方向に拡幅した幅広部105と、先端部を幅広部105から段差状に突出して可動接点板31の基部31c方向(図中下方)に折曲した幅狭折曲部106と、を設けたことにある。また、係合部200は、幅広部105に係合し可動接点板31の先端31d方向(図中上方)に開放した棚部207と、その棚部207に位置して上記幅狭折曲部106を相対移動可能に嵌合する溝部208と、を設けたことにある。
そして、カード2を組み付ける際には、図19に示すように、係合部200を突起部100の下方から持ち上げて、溝部208を幅狭折曲部106に嵌合する。
従って、第5実施形態の電磁継電器Rによれば、第1実施形態と同様に、突起部100を、可動接点板31における常開接点30a側とは反対側に突設したので、構成を簡素化しつつ、可動接点31aによるアーク放電による影響が突起部100に及ぶのを効率良く抑制できる。
特に、第5実施形態では、第2実施形態と同様に係合部200の上方を開放してあるため、その係合部200を突起部100の下方から簡単に組み付けることができ、突起部100と係合部200との組付性を向上できるとともに、係合部200は片面(上方)が開放されるため、係合部200を形成するための型構造を簡素化することができる。
(第6実施形態)
図20、図21は、本発明の第6実施形態を示し、図20は、可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図、図21は、可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を示す斜視図である。第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
第6実施形態の電磁継電器Rは、図20、図21に示すように、基本的に第1実施形態と同様に、突起部100を可動接点板31の常開接点30a(図9参照)側とは反対側に突設するとともに、その突起部100をカード2の係合部200に相対移動自在に係合する。
ここで、第6実施形態の電磁継電器Rが第1実施形態と主に異なる点は、図20に示すように、突起部100は、係合部200の下部に対応した下段位置に設けられ、それの先端部に可動接点板31の先端31d方向(図中上方)に折曲した先端方向折曲部107を設けた下段突出部108と、係合部200の上部に対応した上段位置に設けられ、下段突出部108の幅方向両側に一対配置した上段突出部109と、を設けたことにある。また、係合部200は、上段突出部109に係合し可動接点板31の先端31d方向(図中上方)に開放した棚部209と、その棚部209に位置して下段突出部108の先端方向折曲部107を相対移動可能に嵌合する溝部210と、を設けたことにある。
そして、カード2を組み付ける際には、図21に示すように、係合部200を突起部100の下方から持ち上げて、棚部209の先端部を上段突出部109の下面に突き当てるとともに、溝部210内に下段突出部108を嵌合する。
従って、第6実施形態の電磁継電器Rによれば、第1実施形態と同様に、突起部100を、可動接点板31における常開接点30a側とは反対側に突設したので、構成を簡素化しつつ、可動接点31aによるアーク放電による影響が突起部100に及ぶのを効率良く抑制できる。
特に、第6実施形態では、第2実施形態と同様に係合部200の上方を開放してあるため、その係合部200を突起部100の下方から簡単に組み付けることができ、突起部100と係合部200との組付性を向上できるとともに、係合部200は片面(上方)が開放されるため、係合部200を形成するための型構造を簡素化することができる。
(第7実施形態)
図22、図23は、本発明の第7実施形態を示し、図22は、可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図、図23は、可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を示す斜視図である。第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
第7実施形態の電磁継電器Rは、図22、図23に示すように、基本的に第1実施形態と同様に、突起部100を可動接点板31における常開接点30a(図9参照)側とは反対側に突設するとともに、その突起部100をカード2の係合部200に相対移動自在に係合する。
ここで、第7実施形態の電磁継電器Rが第1実施形態と主に異なる点は、図22に示すように、突起部100は、係合部200の片側(図中手前側)に対応した位置で突出するとともに、突出した先端部の内側(図中向こう側)に可動接点板31の基部31c方向(図中下方)に折曲した内側折曲片110を設けるとともに、係合部200は、突起部100に係合し可動接点板31の先端31d方向(図中上方)に開放した棚部211と、この棚部211に位置して内側折曲片110を相対移動可能に嵌合する溝部212と、を設けたことにある。
そして、カード2を組み付ける際には、図23に示すように、係合部200を突起部100の下方から持ち上げて、棚部211を突起部100の下面に突き当てるとともに、溝部212内に内側折曲片110を嵌合する。
従って、第7実施形態の電磁継電器Rによれば、第1実施形態と同様に、突起部100を、可動接点板31における常開接点30a側とは反対側に突設したので、構成を簡素化しつつ、可動接点31aによるアーク放電による影響が突起部100に及ぶのを効率良く抑制できる。
特に、第7実施形態では、第2実施形態と同様に係合部200の上方を開放してあるため、その係合部200を突起部100の下方から簡単に組み付けることができ、突起部100と係合部200との組付性を向上できるとともに、係合部200は片面(上方)が開放されるため、係合部200を形成するための型構造を簡素化することができる。
(第8実施形態)
図24、図25は、本発明の第8実施形態を示し、図24は、可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図、図25は、可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を示す斜視図である。第1実施形態と同一構成部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
第8実施形態の電磁継電器Rは、図24、図25に示すように、基本的に第1実施形態と同様に、突起部100を可動接点板31の常開接点30a(図9参照)側とは反対側に突設するとともに、その突起部100をカード2の係合部200に相対移動自在に係合する。
ここで、第8実施形態の電磁継電器Rが第1実施形態と主に異なる点は、図24に示すように、突起部100は、係合部200の他側(図中向こう側)に対応した位置で突出するとともに、突出した先端部の外側(図中手前側)に可動接点板31の基部31d方向(図中上方)に折曲した外側折曲片111を設けるとともに、係合部200は、突起部100に係合し可動接点板31の先端31d方向(図中上方)に開放した棚部213と、その棚部213に位置して外側折曲片111を相対移動可能に嵌合する溝部214と、を設けたことにある。
そして、カード2を組み付ける際には、図25に示すように、係合部200を突起部100の下方から持ち上げて、棚部213を突起部100の下面に突き当てるとともに、溝部214内に外側折曲片111を嵌合する。
従って、第8実施形態の電磁継電器Rによれば、第1実施形態と同様に、突起部100を、可動接点板31における常開接点30a側とは反対側に突設したので、構成を簡素化しつつ、可動接点31aによるアーク放電による影響が突起部100に及ぶのを効率良く抑制できる。
特に、第8実施形態では、第2実施形態と同様に係合部200の上方を開放してあるため、その係合部200を突起部100の下方から簡単に組み付けることができ、突起部100と係合部200との組付性を向上できるとともに、係合部200は片面(上方)が開放されるため、係合部200を形成するための型構造を簡素化することができる。
(第9実施形態)
図26、図27は本発明の第9実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図26は可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図、図27は可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を
示す斜視図である。
第9実施形態の電磁継電器Rは、図26、図27に示すように、基本的に第1実施形態と同様に、突起部100を可動接点板31における常開接点30a(図9参照)側とは反対側に突設するとともに、その突起部100をカード2の係合部200に相対移動自在に係合する。
ここで、第9実施形態の電磁継電器Rが第1実施形態と主に異なる点は、図26に示すように、突起部100は、係合部200の幅方向中央部に対応した位置で、可動接点板31の長手方向(図中上下方向)に沿った面となるように切り起こして突出するとともに、突出した先端部の上側に可動接点板31の幅W方向に折曲した上側折曲片112を設けるとともに、係合部200は、突起部100を相対移動可能に嵌合する溝部215と、上側折曲片112に係合し可動接点板31の先端31d方向(図中上方)に開放した棚部216と、を設けたことにある。
そして、カード2を組み付ける際には、図27に示すように、係合部200を突起部100の下方から持ち上げて、溝部215を突起部100に嵌合するとともに、棚部216を上側折曲片112の下面に配置する。
従って、第9実施形態の電磁継電器Rによれば、第1実施形態と同様に、突起部100を、可動接点板31における常開接点30a側とは反対側に突設したので、構成を簡素化しつつ、可動接点31aによるアーク放電による影響が突起部100に及ぶのを効率良く抑制できる。
特に、第9実施形態では、第2実施形態と同様に係合部200の上方を開放してあるため、その係合部200を突起部100の下方から簡単に組み付けることができ、突起部100と係合部200との組付性を向上できるとともに、係合部200は片面(上方)が開放されるため、係合部200を形成するための型構造を簡素化することができる。
ところで、第1実施形態では突起部100を、可動接点板31の一部を折曲形成することにより金属で形成したが、第2〜第9実施形態にあっても同様に、突起部100を可動接点板31の一部を折曲形成したことにより、突起部100が金属製となってアーク熱による溶着を抑制することができる。
なお、本発明は、上記各実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができる。
本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器を(a)の電磁石部とボディとを分解した状態と、(b)の電磁石部をボディに組み付けた状態と、で示す要部斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器を(a)の正面断面図と、(b)の平面図と、(c)の(a)中II−II線に沿った断面図と、(d)の底面図と、で示す説明図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器の背面断面図である。 図2(a)中IV−IV線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器を(a)の常閉接点板の取付部分と、(b)の常開接点板の取付部分と、で示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器の内部を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器をカバーを取り外した状態で示す斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器の外観斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器の接点部を示す背面図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を示す斜視図である。 本発明の第5実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図である。 本発明の第5実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を示す斜視図である。 本発明の第6実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図である。 本発明の第6実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を示す斜視図である。 本発明の第7実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図である。 本発明の第7実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を示す斜視図である。 本発明の第8実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図である。 本発明の第8実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を示す斜視図である。 本発明の第9実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが分離した状態を示す斜視図である。 本発明の第9実施形態にかかる電磁継電器の可動接点板の突起部とカードの係合部とが係合した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 電磁石部
2 カード
16 アーマチュア
22 押圧部
30a 常開接点(固定接点)
31 可動接点板
31a 可動接点
31c 可動接点板の基部
31d 可動接点板の先端
100 突起部
101 幅広部
102 幅狭部
103 凹部
104 基部方向折曲部
105 幅広部
106 幅狭折曲部
107 先端方向折曲部
108 先端方向折曲部
109 上段突出部
110 内側折曲片
111 外側折曲片
112 上側折曲片
200 係合部
201、203、206、207、209、211、213、216 棚部
202 有底溝部
204 凸部
205 長穴部
208、210、212、214、215 溝部
R 電磁継電器

Claims (9)

  1. 電磁石部と、
    前記電磁石部に駆動されて往復動するアーマチュアと、
    固定接点と、
    前記固定接点に間隔をあけて対向配置される可動接点と、
    片持ち状態で設けられ、前記可動接点を支持する可動接点板と、
    往復動可能に設けられ、前記アーマチュアによって駆動されて前記可動接点板を押圧して撓ませて前記可動接点を前記固定接点に接触させるカードと、を備える電磁継電器において、
    前記可動接点板における前記固定接点側とは反対側に突起部を突設するとともに、前記カードの先端部に上記突起部を当該カードの作動方向に相対移動自在に係合する係合部を設け
    前記係合部は、前記突起部を挿入する穴状に形成し、
    前記突起部は、金属で形成されており、前記可動接点板の一部を折曲形成してなり、前記可動接点板の前記可動接点を配置した略中央部から片側角部側に片寄った上端部に設けることを特徴とする電磁継電器。
  2. 請求項1に記載の電磁継電器において、
    前記突起部は、基端部を前記可動接点板の幅方向に拡幅した幅広部と、先端部を前記幅広部から段差状に突出させた幅狭部と、を備え、
    前記係合部は、前記幅広部に係合し前記可動接点板の先端方向に開放した棚部と、該棚部に連続して設けられ前記幅狭部を挿入して前記可動接点板の先端方向に開放した有底溝部と、を備えたことを特徴とする電磁継電器。
  3. 請求項1に記載の電磁継電器において、
    前記突起部は、先端部を二股形状とする凹部を備え、
    前記係合部は、前記突起部を係合して前記可動接点板の先端方向に開放した棚部と、該棚部に連続して設けられ前記凹部に嵌合する凸部と、を備えたことを特徴とする電磁継電器。
  4. 請求項1に記載の電磁継電器において、
    前記突起部は、先端部に前記可動接点板の基部方向に折曲した基部方向折曲部を備え、
    前記係合部は、前記基部方向折曲部を相対移動可能に嵌合する長穴部を備えたことを特徴とする電磁継電器。
  5. 請求項1に記載の電磁継電器において、
    前記突起部は、基端部を前記可動接点板の幅方向に拡幅した幅広部と、先端部を前記幅広部から段差状に突出して前記可動接点板の基部方向に折曲した幅狭折曲部と、を備え、
    前記係合部は、前記幅広部に係合し前記可動接点板の先端方向に開放した棚部と、当該棚部に位置して前記幅狭折曲部を相対移動可能に嵌合する溝部と、を備えたことを特徴とする電磁継電器。
  6. 請求項1に記載の電磁継電器において、
    前記突起部は、前記係合部の下部に対応した下段位置に設けられ、それの先端部に前記可動接点板の先端方向に折曲した先端方向折曲部を設けた下段突出部と、前記係合部の上部に対応した上段位置に設けられ、前記下段突出部の幅方向両側に一対配置した上段突出部と、を備え、
    前記係合部は、前記上段突出部に係合し前記可動接点板の先端方向に開放した棚部と、当該棚部に位置して前記下段突出部の先端方向折曲部を相対移動可能に嵌合する溝部と、を備えたことを特徴とする電磁継電器。
  7. 請求項1に記載の電磁継電器において、
    前記突起部は、前記係合部の片側に対応した位置で突出するとともに、突出した先端部の内側に前記可動接点板の基部方向に折曲した内側折曲片を備え、
    前記係合部は、前記突起部に係合し前記可動接点板の先端方向に開放した棚部と、当該棚部に位置して前記内側折曲片を相対移動可能に嵌合する溝部と、を備えたことを特徴とする電磁継電器。
  8. 請求項1に記載の電磁継電器において、
    前記突起部は、前記係合部の他側に対応した位置で突出するとともに、突出した先端部の外側に前記可動接点板の基部方向に折曲した外側折曲片を備え、
    前記係合部は、前記突起部に係合し前記可動接点板の先端方向に開放した棚部と、当該棚部に位置して前記外側折曲片を相対移動可能に嵌合する溝部と、を備えたことを特徴とする電磁継電器。
  9. 請求項1に記載の電磁継電器において、
    前記突起部は、前記係合部の幅方向中央部に対応した位置で、前記可動接点板の長手方向に沿った面として突出するとともに、突出した先端部の上側に前記可動接点板の幅方向に折曲した上側折曲片を備え、
    前記係合部は、前記突起部を相対移動可能に嵌合する溝部と、前記上側折曲片に係合し前記可動接点板の先端方向に開放した棚部と、を備えたことを特徴とする電磁継電器。
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