JP6897409B2 - 電磁継電器 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁継電器に関する。
特許文献1に開示されている電磁継電器は、内部に収容部を有する矩形箱形の樹脂製ハウジングと、このハウジングに固定された2つの固定接点側端子および2つの可動接点側端子とを備えている。この電磁継電器の収容部には、各固定接点側端子に設けられた2つの固定接点部と、各可動接点側端子に設けられた2つの可動接触片と、各可動接触片に設けられかつ各固定接点部に対向するように配置された2つの可動接点部と、供給された電流の方向により極性が反転する電磁石部と、電磁石部の極性に応じて異なる方向に回動する1つの回動ブロックと、回動ブロックと各可動接触片とを接続する2つの可動部材とを備えている。
前記電磁継電器では、回動ブロックが回動することで、各可動部材を移動させて各可動接触片を弾性変形させて、可動接点部を対向する固定接点部に対して接触または開離させるようになっている。また、回動ブロックは、内部に永久磁石が収容された直方体状のハウジングと、このハウジングを挟むように配置された2つの矩形板状の鉄片とで構成されている。2つの鉄片の一方には、鉄片の長手方向の先端部から鉄片の長手方向に延びる腕部を有している。
US2009/0033446A1
前記電磁継電器では、各可動部材に、鉄片の腕部を係止する係止孔が設けられており、鉄片の腕部を可動部材の係止孔で係止することで、回動ブロックと各可動部材とが接続されているため、各可動部材は、回動ブロックの鉄片の腕部の延在方向に対して十分に位置規制されていない。このため、回動ブロックの回動に伴う各可動部材の動作が安定せず、例えば、可動接触片を十分に弾性変形させることができなかったり、また、移動中に各可動部材が他の部材と接触して発生した樹脂屑により各可動接点部と対応する固定接点部との間に接触不良が生じたりして、各可動接点部と対応する固定接点部との間の接触信頼性が低下するおそれがある。
そこで、本発明は、固定接点部および可動接点部間の接触信頼性を向上できる電磁継電器を提供することを課題とする。
本発明の一態様の電磁継電器は、
収容部を内部に有する箱形の絶縁性のハウジングと、
前記ハウジングに固定され、前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びていると共に、前記収容部に位置する固定接点部を有する板状の固定接点側端子と、
前記ハウジングに固定され、前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びていると共に、前記固定接点側端子に対して電気的に独立して配置されている板状の可動接点側端子と、
前記収容部に配置されかつ前記可動接点側端子と電気的に接続されていると共に、前記固定接点部に対向する可動接点部を有し、前記可動接点部が前記固定接点部に接触および開離可能に弾性変形する可動接触片と、
前記収容部に配置されかつ異なる方向の電流が供給可能な電磁石部と、
前記可動接点部が前記固定接点部に対して接触または開離する接離方向に交差する方向に延びる回動軸周りに回動可能に前記収容部に配置されて、前記電磁石部に供給された電流の方向に応じて前記ハウジングに対して異なる方向にそれぞれ回動する回動ブロックと、
前記収容部に配置されかつ前記可動接触片と前記回動ブロックに接続されていると共に、前記回動ブロックの回動方向に応じて移動して前記可動接触片を弾性変形させて前記可動接点部を前記固定接点部に対して接触または開離させる可動部材と
を備え、
前記回動ブロックが、
前記接離方向および前記回動軸の延在方向に交差する方向に延びて前記可動部材が接続されている腕部を有し、
前記腕部が、
前記回動軸から遠い方の先端部における前記回動軸の延在方向の一方の端部に開口しかつ前記接離方向に延びる溝部を有し、
前記可動部材が、
前記腕部の前記先端部における前記接離方向の両側にそれぞれ配置されて、前記回動ブロックの回動を前記可動部材に伝達する一対の壁部と、
前記一対の壁部の前記回動軸の延在方向の一方の端部を連結する連結部と、前記一対の壁部の前記回動軸の延在方向の他方の端部にそれぞれ設けられ、相互に対向するように突出する一対の突起部とを有し、前記連結部と前記一対の突起部とが、前記回動軸の延在方向で前記腕部を挟むように配置されて、前記腕部と前記可動部材とを接続する接続部と、
前記一対の壁部における前記腕部の延在方向の先端部側の端部に設けられ、前記溝部に配置されて前記可動部材の前記腕部の延在方向への位置を規制する位置規制部と
を有する。
前記態様の電磁継電器によれば、可動部材が、腕部の先端部における接離方向の両側にそれぞれ配置されて回動ブロックの回動を可動部材に伝達する一対の壁部と、一対の壁部の回動軸の延在方向の一方の端部を連結する連結部と一対の壁部の回動軸の延在方向の他方の端部にそれぞれ設けられ相互に対向するように突出する一対の突起部とを有する接続部と、一対の壁部における腕部の延在方向の先端部側の端部に設けられて溝部に配置されて可動部材の腕部の延在方向への位置を規制する位置規制部とを有している。すなわち、可動部材が、位置規制部により回動ブロックの腕部の延在方向に対して位置規制されているため、回動ブロックの回動に伴う可動部材の動作の安定性を高めることができる。その結果、固定接点部および可動接点部間の接触信頼性を向上できる。
本発明の一実施形態の電磁継電器の斜視図。 図1の電磁継電器のカバーを取り除いた状態の平面図。 図1の電磁継電器の駆動ユニットを説明するための平面図。 図1の電磁継電器の回動ブロックの斜視図。 図1の電磁継電器の第1可動部材周辺の拡大側面図。 図1の電磁継電器の第1可動部材周辺の拡大底面図。
以下、本発明の一実施形態を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向あるいは位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
本発明の一実施形態の電磁継電器1は、図1に示すように、箱形の絶縁性のハウジング10と、このハウジング10にそれぞれ固定された第1固定接点側端子20、第1可動接点側端子30、第2固定接点側端子40、および、第2可動接点側端子50を備えている。
第1固定接点側端子20、第1可動接点側端子30、第2固定接点側端子40、および、第2可動接点側端子50は、それぞれ長手方向の中間部が屈曲した略L字の矩形板状で導電性を有している。また、第1固定接点側端子20および第1可動接点側端子30の間に、第2固定接点側端子40および第2可動接点側端子50が配置されていると共に、第1固定接点側端子20、第1可動接点側端子30、第2固定接点側端子40、および、第2可動接点側端子50のハウジング10の外部側の端部が、略一直線に並んでいる。
ハウジング10は、図1に示すように、略矩形箱状のベース11と略矩形板状のカバー12とで構成され、図2に示すように、その内部に収容部13を有している。すなわち、収容部13は、ベース11とカバー12とで覆われている。
第1固定接点側端子20は、図2に示すように、ベース11の長手方向(すなわち、図2の左右方向)に対向する第1側壁111および第2側壁112のうちの第1側壁111に固定され、ハウジング10の外部から収容部13まで延びている。
詳しくは、第1固定接点側端子20は、ハウジング10の外部をベース11の第1側壁111からハウジング10の外部をベース11の短手方向に沿って第3側壁113から第4側壁114に向かう方向(すなわち、図2の下向き)に延びる外端子201と、外端子201の第1側壁111側の端部に接続され、ハウジング10の内部をベース11の第1側壁111からベース11の長手方向に沿って第2側壁112に向って延びる内端子202とで構成されている。内端子202の第4側壁114に対向する面には、第1固定接点部21が固定されている。第1固定接点部21は、ベース11の第1側壁111近傍に配置されている。
第1可動接点側端子30は、図2に示すように、ベース11の第2側壁112の第1固定接点側端子20よりも第4側壁114側に固定され、第1固定接点側端子20に対して電気的に独立した状態でハウジング10の外部から収容部13まで延びている。
詳しくは、第1可動接点側端子30は、ハウジング10の外部をベース11の第2側壁112からベース11の短手方向に沿って第3側壁113から第4側壁114に向かう方向に延びる外端子301と、外端子301の第2側壁112側の端部に接続され、ハウジング10の内部をベース11の第2側壁112からベース11の長手方向に沿って第1側壁111に向って延びる内端子302とで構成されている。
図2に示すように、第1可動接点側端子30の内端子302の第1側壁111側の端部303には、第1可動接触片31が設けられている。第1可動接触片31は、収容部13に配置され、第1可動接点側端子30の端部303から第1固定接点側端子20に向かって延びている。また、第1可動接触片31は、一例として3枚の導電性を有する弾性変形可能な矩形の板部材をその板厚方向に重ねた板状積層体で構成され、その長手方向の一端部の板面が第1可動接点側端子30の内端子302の端部303の板面に接触した状態で固定されている。第1可動接触片31の長手方向の他端部のベース11の第3側壁113に対向する面には、第1可動接点部32が固定されている。第1可動接点部32は、第1固定接点部21に対して対向するように配置され、第1可動接触片31が弾性変形することにより、第1固定接点部21に対してベース11の短手方向沿いに接触または開離するようになっている。
なお、第1可動接触片31の第1可動接点部32と第1可動接点側端子30の端部303との間には、ベース11の第3側壁113に向かってU字状に突出した湾曲部33が設けられている。この湾曲部33により、第1可動接触片31が弾性変形したときの第1可動接触片31の撓み量を吸収および緩和し、円滑な動作特性を確保することができる。
第2固定接点側端子40は、図2に示すように、ベース11の第2側壁112の第1可動接点側端子30よりも第4側壁114側に固定され、第1固定接点側端子20および第1可動接点側端子30に対して電気的に独立した状態でハウジング10の外部から収容部13まで延びている。
詳しくは、第2固定接点側端子40は、ハウジング10の外部をベース11の第2側壁112からベース11の短手方向に沿って第3側壁113から第4側壁114に向かう方向に延びる外端子401と、外端子401の第2側壁112側の端部に接続され、ハウジング10の内部をベース11の第2側壁112からベース11の長手方向に沿って第1側壁111に向かって延びる内端子402とで構成されている。内端子402の第3側壁113に対向する面には、第2固定接点部41が固定されている。第2固定接点部41は、ベース11の第2側壁112近傍に配置されている。
第2可動接点側端子50は、図2に示すように、ベース11の第4側壁114の第1側壁111側の端部に固定され、第1固定接点側端子20、第1可動接点側端子30、および、第2固定接点側端子40に対して電気的に独立した状態でハウジング10の外部から収容部13まで延びている。
詳しくは、第1可動接点側端子30は、ハウジング10の外部をベース11の第4側壁114からベース11の短手方向に沿って第3側壁113から離れる方向に延びる外端子501と、外端子501の第4側壁112側の端部に接続され、ハウジング10の内部を第4側壁114からベース11の長手方向に沿って第1側壁111から第2側壁112に向かう方向に延びる内端子502とで構成されている。
図2に示すように、第2可動接点側端子50の内端子502の第2側壁111側の端部503には、第2可動接触片51が設けられている。第2可動接触片51は、第1可動接触片31の板厚方向(すなわち、ベース11の短手方向)で第1可動接触片31と隣接して収容部13に配置され、第2可動接点側端子50の端部503から第2固定接点側端子40に向かって延びている。また、第2可動接触片51は、一例として、第1可動接触片31と同様に、3枚の導電性を有する弾性変形可能な矩形の板部材をその板厚方向に重ねた板状積層体で構成され、その長手方向の一端部の板面が第2可動接点側端子50の内端子502の端部503の板面に接触した状態で固定されている。第2可動接触片51の長手方向の他端部のベース11の第4側壁114に対向する面には、第2可動接点部52が固定されている。第2可動接点部52は、第2固定接点部41に対して対向するように配置され、第2可動接触片51が弾性変形することにより、第2固定接点部41に対してベース11の短手方向沿いに接触または開離するようになっている。
なお、第2可動接触片51の第2可動接点部52と第2可動接点側端子50の端部503との間には、ベース11の第4側壁114に向かってU字状に突出した湾曲部53が設けられている。この湾曲部53により、第2可動接触片51が弾性変形したときの第2可動接触片51の撓み量を吸収および緩和し、円滑な動作特性を確保することができる。
また、電磁継電器1は、図2に示すように、電磁石部60、回動ブロック70、絶縁性の第1可動部材90、および、絶縁性の第2可動部材100を有する駆動ユニット2を備えている。この駆動ユニット2は、ハウジング10の収容部13に収容されている。
電磁石部60は、図2に示すように、収容部13の第2側壁112に隣接する位置に配置されている。この電磁石部60は、ベース11の長手方向に延びる巻回中心軸CLを中心に巻回されたコイル61と、巻回中心軸CLが延びる電磁石部60の軸方向の両端からコイル61の外面に沿ってそれぞれ延びている板状の第1ヨーク62および板状の第2ヨーク63とを有している。第1ヨーク62および第2ヨーク63は、第1可動接触片31および第2可動接触片51と電磁石部60との間に配置されている。なお、図示していないが、電磁石部60にはコイル端子が設けられており、このコイル端子を介して、電磁石部60に2つの異なる方向の電流が供給可能になっている。
第1ヨーク62は、図3に示すように、電磁石部60の軸方向における第1側壁111側の端部からベース11の第1側壁111に沿って第3側壁113から第4側壁114に向かう方向(すなわち、図3の下向き)に延びる接続部621と、この接続部621の電磁石部60から遠い方の先端部から巻回中心軸CLの延在方向に沿って第1側壁111から第2側壁112に向かう方向(すなわち、図3の右向き)に延びる吸着部622とで構成されている。
第2ヨーク63は、図3に示すように、電磁石部60の軸方向における第2側壁112側の端部からベース11の第2側壁112に沿って第3側壁113から第4側壁114に向かう方向に延びる接続部631と、この接続部631の電磁石部60から遠い方の先端部から巻回中心軸CLの延在方向に沿って第2側壁112から第1側壁111に向かう方向(すなわち、図3の左向き)に延びる吸着部632とで構成されている。
第1ヨーク62の吸着部622と第2ヨーク63の吸着部632とは、ベース11の高さ方向(すなわち、図3の紙面貫通方向)に沿った平面視において、巻回中心軸CLの延在方向に沿って延びる中心線が相互に一致するように配置されている。すなわち、第1ヨーク62の吸着部622の先端面と第2ヨーク63の吸着部632の先端面とは、相互に対向しており、その間に回動ブロック70を配置可能な回動ブロック配置空間64が設けられている。
詳しくは、第1ヨーク62は、図3に示すように、第1対向面623を有し、第2ヨーク63は、第2対向面633を有している。第1対向面623および第2対向面633の間に回動ブロック配置空間64が設けられている。
また、図2に示すように、第1ヨーク62の吸着部622および第2ヨーク63の吸着部632には、ベース11の高さ方向に突出する突起部625、635がそれぞれ設けられている。各突起部625、635は、後述する固定板66の貫通孔661、662に嵌合可能になっている。
回動ブロック70は、図3に示すように、ハウジング10のベース11に対して、ベース11の高さ方向に延びる回動軸71周りに回動可能に収容部13の回動ブロック配置空間64に配置されて、電磁石部60に供給された電流の方向に応じてハウジング10のベース11に対して異なる方向に回動する。詳しくは、回動ブロック70は、ブロックハウジング72(図2に示す)と、ブロックハウジング72の内部に設けられた永久磁石73と、この永久磁石73を挟んで対向するようにブロックハウジング72にそれぞれ固定された板状の第1鉄片74および板状の第2鉄片75とを有している。また、ブロックハウジング72の第4側壁114側かつ第1側壁111側の端部には、ベース11の第1側壁111に向かって延びる第1腕部721が設けられ、ブロックハウジング72の第4側壁114側かつ第2側壁112側の端部には、ベース11の第2側壁112に向かって延びる第2腕部722が設けられている。
ている。
ブロックハウジング72は、一例として樹脂で構成され、図4に示すように、永久磁石73、第1鉄片74の一部、および、第2鉄片75の一部を覆う本体部723と、この本体部723のベース11の高さ方向(すなわち、図4の上下方向)の両端部からそれぞれ突出する回動軸部76を有している。回動軸部76は、ベース11の高さ方向に沿って延びており、その延在方向の中心線が回動ブロック70の回動軸71を構成している。回動軸部76の延在方向における回動軸部76の一方の端部は、ハウジング10のベース11に回動可能に支持されている。また、回動軸部76の延在方向における回動軸部76の他方の端部は、後述する固定板66の軸孔部663に回動可能に支持されている。
図4に示すように、第1腕部721および第2腕部722には、回動軸71から遠い方の先端部における回動軸71の延在方向の一方の端部(すなわち、図4の上端部)に開口しかつ接離方向(すなわち、図4のX方向)に延びる溝部77が設けられている。また、各腕部721、722の先端部における溝部77よりも回動軸71の近くで、かつ、回動軸71の延在方向の他方の端部(すなわち、図4の下端部)に、後述する第1可動部材90および第2可動部材100の接続部92の一対の突起部922を着脱可能に係止する凹部が設けられている。さらに、各腕部721、722の先端部におけるX方向の両側面には、後述する各可動部材90、100の一対の壁部91に向かって突出する一対の湾曲面79が設けられている。一対の湾曲面79の各々は、対向する一対の壁部91の各々に接触して、各腕部721、722の各々を揺動可能に配置されている。
第1鉄片74は、永久磁石73から第1ヨーク63に向かって突出する第1端部741と、永久磁石73から第2ヨーク63に向かって突出する第2端部742とを有しており、第1ヨーク62の吸着部622および第2ヨーク63の吸着部632に対して第3側壁113側に配置されている。
第2鉄片75は、永久磁石73から第1ヨーク63に向かって突出する第1端部751と、永久磁石73から第2ヨーク63に向かって突出する第2端部752とを有しており、第1ヨーク62の吸着部622および第2ヨーク63の吸着部632に対して第4側壁114側に配置されている。
第1鉄片74および第2鉄片75の第1端部741、751間には、第1ヨーク62が配置されて、第1鉄片74および第2鉄片75のいずれかの第1端部741、751が、回動ブロック70の回動方向で第1ヨーク62に接触するように構成されている。また、第1鉄片74および第2鉄片75の第2端部742、752間には、第2ヨーク63が配置されて、第1鉄片74および第2鉄片75のいずれかの第2端部742、752が、回動ブロック70の回動方向で第2ヨーク63に接触するように構成されている。
固定板66は、略矩形の板状で、長手方向の両端部にそれぞれ板厚方向に貫通する貫通孔661、662を有している。各貫通孔661、662は、それぞれ第1ヨーク62の突起部625および第2ヨーク63の突起部635に嵌合されている。また、固定板66の中央には、回動ブロック70の回動軸71を構成するブロックハウジング72の回動軸部76を挿入可能な軸孔部663が設けられている。
第1可動部材90は、図2に示すように、ベース11の第1側壁111に沿って延びる略直方体状を有し、その長手方向の第3側壁113側の端部(すなわち、図2の上端部)で回動ブロック70の第1腕部721に接続され、その長手方向の第4側壁114側(すなわち、図2の下端部)で第1可動接触片31に接続されている。この第1可動部材90は、回動ブロック70の回動方向に応じて移動して第1可動接触片31を弾性変形させて第1可動接点部32を第1固定接点部21に対して接触または開離させる。
詳しくは、第1可動部材90は、回動ブロック70の回動を第1可動接点部32が第1固定接点部21に対して接触または開離する接離方向(すなわち、ベース11の短手方向(図2の上下方向))の直線運動に変換可能であり、かつ、回動ブロック70の第1腕部721の先端部に回動ブロック70の回動を許容しつつ接続されていると共に、第1可動接触片31の延在方向における第1側壁111側の端部(すなわち、図2の左側の端部)に接続されている。すなわち、第1可動部材90は、回動ブロック70の回動により接離方向に移動して、第1可動接触片31の延在方向における第1側壁111側の端部を第1可動接点部32が第1固定接点部21に対して接触または開離する接離方向に移動させる。
より詳しくは、図5および図6に示すように、第1可動部材90は、一対の壁部91と、接続部92と、位置規制部93とを有している。
一対の壁部91は、第1腕部721の先端部における接離方向(すなわち、図5および図6の左右方向)の両側にそれぞれ配置され、第1可動部材90を接離方向に対して位置規制しつつ、回動ブロック70の回動を第1可動部材90に伝達する。
接続部92は、一対の壁部91の回動軸71の延在方向の一方の端部(すなわち、図5の上端部)を連結する連結部921と、一対の壁部91の回動軸71の延在方向の他方の端部(すなわち、図5の下端部)にそれぞれ設けられ、相互に対向するように突出する一対の突起部922とを有している。連結部921は、第1腕部721の回動軸71の延在方向の一方側に配置され、一対の突起部922は、第1腕部721の回動軸71の延在方向の他方側に設けられた凹部78に配置されている。すなわち、連結部921および一対の突起部922は、回動軸71の延在方向で第1腕部721を挟むように配置され、第1可動部材90を回動軸71の延在方向に対して位置規制しつつ、第1腕部721と第1可動部材90とを接続している。
位置規制部93は、板状を有し、一対の壁部91における第1腕部721の延在方向の先端部側の端部(すなわち、図6の上端部)に設けられ、第1腕部721の溝部77に配置されて、第1可動部材90の第1腕部721の延在方向(図6の上下方向)への位置を規制する。位置規制部93は、回動軸71の延在方向において、接続部92の連結部921から一対の突起部922に向かって延びており、その先端部931が、連結部921と一対の突起部922との間に位置している。
なお、第1可動部材90の一対の壁部91、接続部92、および、位置規制部93は一体に形成されており、一対の壁部91における位置規制部93の先端部931から一対の突起部922までの部分911が、相互に離れる方向に弾性変形可能になっている。これにより、第1可動部材90を第1腕部721に対して着脱可能に接続できるようになっている。
第2可動部材100は、図2に示すように、ベース11の第2側壁112に沿って延びる略直方体状を有し、その長手方向の第3側壁113側の端部(すなわち、図2の上端部)で回動ブロック70の第2腕部722に接続され、その長手方向の第4側壁114側(すなわち、図2の下端部)で第2可動接触片51に接続されている。この第2可動部材100は、回動ブロック70の回動方向に応じて移動して第2可動接触片51を弾性変形させて第2可動接点部52を第2固定接点部41に対して接触または開離させる。
詳しくは、第2可動部材100は、回動ブロック70の回動を第2可動接点部52が第2固定接点部41に対して接触または開離する接離方向(すなわち、図2の上下方向)の直線運動に変換可能であり、かつ、回動ブロック70の第2腕部722の先端部に回動ブロック70の回動を許容しつつ接続されていると共に、第2可動接触片51の延在方向における第2側壁112側の端部(すなわち、図2の右側の端部)に接続されている。すなわち、第2可動部材100は、回動ブロック70の回動により接離方向に移動して、第2可動接触片51の延在方向における第2側壁112側の端部を第2可動接点部52が第2固定接点部41に対して接触または開離する接離方向に移動させる。
なお、第2可動部材100は、第1可動部材90と同じ構成を有している。このため、第2可動部材100についての説明は、第1可動部材90の説明を援用して、省略する。
前記電磁継電器1では、図2に示す動作状態(すなわち、回動ブロック70の第2鉄片75の第1端部751が、第1ヨーク62の吸着部622に接触し、回動ブロック70の第1鉄片74の第2端部742が、第2ヨーク63の吸着部632に接触して、第1可動接点部32と第1固定接点部21とが接触し、第2可動接点部52と第2固定接点部41とが接触した状態)の電磁継電器1の電磁石部60に所定方向(例えば、図2のA方向)の電流を供給して、回動ブロック70を回動ブロック70の回動軸71の延在方向から見て時計回りに回転させる。すると、回動ブロック70の回転に伴って、各腕部721、722も時計回りに回転し、第1可動部材90をベース11の第4側壁114に向かって移動させて、第1可動接点部32を第1固定接点部21から開離させると共に、第2可動部材100をベース11の第3側壁113に向かって移動させて、第2可動接点部52を第2固定接点部41から開離させる。これにより、電磁継電器1は、動作状態から復帰状態(すなわち、回動ブロック70の第1鉄片74の第1端部741が、第1ヨーク62の吸着部622に接触し、回動ブロック70の第2鉄片75の第2端部752が、第2ヨーク63の吸着部632に接触して、第1可動接点部32が第1固定接点部21から開離し、第2可動接点部52が第2固定接点部41から開離接触した状態)になる。
動作状態の電磁継電器1では、第1可動接触片31に対して、接離方向に交差する第1可動接触片31の延在方向の一方側(例えば、図2の左側)に配置されている第1固定接点側端子20または第1可動接点側端子30(ここでは、第1固定接点側端子20)が、電流が供給される端子である。また、第2可動接触片51に対して、第1可動接触片31の延在方向の他方側(例えば、図2の右側)に配置されている第2固定接点側端子40または第2可動接点側端子50(ここでは、第2固定接点側端子40)が、電流が供給される端子である。すなわち、前記電磁継電器1では、通電時において、第1固定接点側端子20、第1可動接点側端子30、および、第1可動接触片31で構成される導通経路と、第2固定接点側端子40、第2可動接点側端子50、および、第2可動接触片51で構成される導通経路とに、相互に反対方向の電流が流れる。
また、復帰状態の電磁継電器1の電磁石部60に所定方向とは異なる方向(例えば、図2のB方向)の電流を供給して、回動ブロック70を回動ブロック70の回動軸71の延在方向から見て反時計回りに回転させる。すると、回動ブロック70の回転に伴って、各腕部721、722も反時計回りに回転し、第1可動部材90をベース11の第3側壁113に向かって移動させて、第1可動接点部32を第1固定接点部21に対して接触させると共に、第2可動部材100をベース11の第4側壁114に向かって移動させて、第2可動接点部52を第2固定接点部41に対して接触させる。
前記電磁継電器1では、第1可動部材90が、位置規制部93により回動ブロック70の第1腕部721の延在方向に対して位置規制され、第2可動部材100が、位置規制部93により回動ブロック70の第2腕部722の延在方向に対して位置規制されているため、回動ブロック70の回動に伴う第1可動部材90および第2可動部材100の動作の安定性を高めることができる。その結果、例えば、各可動接触片31、51を十分に弾性変形させることができなかったり、また、移動中に各可動部材90、100が他の部材と接触して発生した樹脂屑により各可動接点部32、52と対応する固定接点部21、41との間に接触不良が生じたりすることを防止して、第1固定接点部21および第1可動接点部32間の接触信頼性、および、第2固定接点部41および第2可動接点部52間の接触信頼性を向上できる。
また、一対の壁部91が、相互に離れる方向に弾性変形可能であり、第1腕部721および第2腕部722の先端部の溝部77よりも回動軸71の近くでかつ回動軸71の延在方向の他方の端部に、一対の突起部922を着脱可能に係止する凹部78が設けられている。これにより、第1可動部材90を第1腕部721に対して着脱可能に接続でき、第2可動部材100を第2腕部722に対して着脱可能に接続できるので、電磁継電器1の組み立てが容易になり、生産性の高い電磁継電器1を実現できる。
また、第1腕部721および第2腕部722が、先端部の接離方向の両側にそれぞれ設けられ、一対の壁部91に向かって突出する一対の湾曲面79を有し、一対の湾曲面79の各々が、対向する一対の壁部91の各々に接触して第1腕部721および第2腕部722を揺動可能に配置されている。これにより、回動ブロック70の回動を接離方向の直線運動に円滑に変換することができる。
なお、前記電磁継電器1では、第1固定接点側端子20、第1可動接点側端子30、および、第1可動接触片31で構成された回路と、第2固定接点側端子40、第2可動接点側端子50、および、第2可動接触片51で構成された回路とが設けられているが、これに限らない。回路数は、少なくとも1つあればよい。すなわち、固定接点側端子、可動接点側端子、および、第1可動接触片の組を少なくとも1組備えていればよい。
また、各腕部721、722の凹部78は、省略することができる。すなわち、各腕部721、722は、対応する可動部材90、100に対して着脱可能でなくても構わない。
また、各腕部721、722に湾曲面79を設けているが、これに限らない。回動ブロック70の回動を接離方向の直線運動に変換することができれば、湾曲面79は省略してもよいし、他の構成を採用してもよい。
以上、図面を参照して本発明における種々の実施形態を詳細に説明したが、最後に、本発明の種々の態様について説明する。
本発明の第1態様の電磁継電器は、
収容部を内部に有する箱形の絶縁性のハウジングと、
前記ハウジングに固定され、前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びていると共に、前記収容部に位置する固定接点部を有する板状の固定接点側端子と、
前記ハウジングに固定され、前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びていると共に、前記固定接点側端子に対して電気的に独立して配置されている板状の可動接点側端子と、
前記収容部に配置されかつ前記可動接点側端子と電気的に接続されていると共に、前記固定接点部に対向する可動接点部を有し、前記可動接点部が前記固定接点部に接触および開離可能に弾性変形する可動接触片と、
前記収容部に配置されかつ異なる方向の電流が供給可能な電磁石部と、
前記可動接点部が前記固定接点部に対して接触または開離する接離方向に交差する方向に延びる回動軸周りに回動可能に前記収容部に配置されて、前記電磁石部に供給された電流の方向に応じて前記ハウジングに対して異なる方向にそれぞれ回動する回動ブロックと、
前記収容部に配置されかつ前記可動接触片と前記回動ブロックに接続されていると共に、前記回動ブロックの回動方向に応じて移動して前記可動接触片を弾性変形させて前記可動接点部を前記固定接点部に対して接触または開離させる可動部材と
を備え、
前記回動ブロックが、
前記接離方向および前記回動軸の延在方向に交差する方向に延びて前記可動部材が接続されている腕部を有し、
前記腕部が、
前記回動軸から遠い方の先端部における前記回動軸の延在方向の一方の端部に開口しかつ前記接離方向に延びる溝部を有し、
前記可動部材が、
前記腕部の前記先端部における前記接離方向の両側にそれぞれ配置されて、前記回動ブロックの回動を前記可動部材に伝達する一対の壁部と、
前記一対の壁部の前記回動軸の延在方向の一方の端部を連結する連結部と、前記一対の壁部の前記回動軸の延在方向の他方の端部にそれぞれ設けられ、相互に対向するように突出する一対の突起部とを有し、前記連結部と前記一対の突起部とが、前記回動軸の延在方向で前記腕部を挟むように配置されて、前記腕部と前記可動部材とを接続する接続部と、
前記一対の壁部における前記腕部の延在方向の先端部側の端部に設けられ、前記溝部に配置されて前記可動部材の前記腕部の延在方向への位置を規制する位置規制部と
を有する。
第1態様の電磁継電器によれば、可動部材が、位置規制部により回動ブロックの腕部の延在方向に対して位置規制されているため、回動ブロックの回動に伴う可動部材の動作の安定性を高めることができる。その結果、固定接点部および可動接点部間の接触信頼性を向上できる。
本発明の第2態様の電磁継電器は、
前記一対の壁部が、相互に離れる方向に弾性変形可能であり、
前記腕部の前記先端部の前記溝部よりも前記回動軸の近くでかつ前記回動軸の延在方向の他方の端部に、前記一対の突起部を着脱可能に係止する凹部が設けられている。
第2態様の電磁継電器によれば、可動部材を腕部に対して着脱可能に接続できるので、電磁継電器の組み立てが容易になり、生産性の高い電磁継電器を実現できる。
本発明の第3態様の電磁継電器は、
前記腕部が、前記先端部の前記接離方向の両側にそれぞれ設けられ、前記一対の壁部に向かって突出する一対の湾曲面を有し、
前記一対の湾曲面の各々が、対向する前記一対の壁部の各々に接触して前記腕部を揺動可能に配置されている。
第3態様の電磁継電器によれば、回動ブロックの回動を接離方向の直線運動に円滑に変換することができる。
なお、前記様々な実施形態または変形例のうちの任意の実施形態または変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせまたは実施例同士の組み合わせまたは実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態または実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本発明の電磁継電器は、例えば、スマートメータに適用できる。
1 電磁継電器
2 駆動ユニット
10 ハウジング
11 ベース
111 第1側壁
112 第2側壁
113 第3側壁
114 第4側壁
12 カバー
13 収容部
20 第1固定接点側端子
201 外端子
202 内端子
21 第1固定接点部
30 第1可動接点側端子
301 外端子
302 内端子
303 端部
31 第1可動接触片
32 第1可動接点部
33 湾曲部
40 第2固定接点側端子
401 外端子
402 内端子
41 第2固定接点部
50 第2可動接点側端子
501 外端子
502 内端子
503 端部
51 第2可動接触片
52 第2可動接点部
53 湾曲部
60 電磁石部
61 コイル
62 第1ヨーク
621 接続部
622 吸着部
623 第1対向面
63 第2ヨーク
631 接続部
632 吸着部
633 第2対向面
64 回動ブロック配置空間
66 固定板
661、662 貫通孔
663 軸孔部
70 回動ブロック
71 回動軸
72 ブロックハウジング
721 第1腕部
722 第2腕部
723 本体部
73 永久磁石
74 第1鉄片
741 第1端部
742 第2端部
75 第2鉄片
751 第1端部
752 第2端部
76 回動軸部
77 溝部
78 凹部
79 湾曲面
90 第1可動部材
91 壁部
92 接続部
921 連結部
922 突起部
93 位置規制部
931 先端部
100 第2可動部材
CL 巻回中心軸

Claims (2)

  1. 収容部を内部に有する箱形の絶縁性のハウジングと、
    前記ハウジングに固定され、前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びていると共に、前記収容部に位置する固定接点部を有する板状の固定接点側端子と、
    前記ハウジングに固定され、前記ハウジングの外部から前記収容部まで延びていると共に、前記固定接点側端子に対して電気的に独立して配置されている板状の可動接点側端子と、
    前記収容部に配置されかつ前記可動接点側端子と電気的に接続されていると共に、前記固定接点部に対向する可動接点部を有し、前記可動接点部が前記固定接点部に接触および開離可能に弾性変形する可動接触片と、
    前記収容部に配置されかつ異なる方向の電流が供給可能な電磁石部と、
    前記可動接点部が前記固定接点部に対して接触または開離する接離方向に交差する方向に延びる回動軸周りに回動可能に前記収容部に配置されて、前記電磁石部に供給された電流の方向に応じて前記ハウジングに対して異なる方向にそれぞれ回動する回動ブロックと、
    前記収容部に配置されかつ前記可動接触片と前記回動ブロックに接続されていると共に、前記回動ブロックの回動方向に応じて移動して前記可動接触片を弾性変形させて前記可動接点部を前記固定接点部に対して接触または開離させる可動部材と
    を備え、
    前記回動ブロックが、
    前記接離方向および前記回動軸の延在方向に交差する方向に延びて前記可動部材が接続されている腕部を有し、
    前記腕部が、
    前記回動軸から遠い方の先端部における前記回動軸の延在方向の一方の端部に開口しかつ前記接離方向に延びる溝部を有し、
    前記可動部材が、
    前記腕部の前記先端部における前記接離方向の両側にそれぞれ配置されて、前記回動ブロックの回動を前記可動部材に伝達する一対の壁部と、
    前記一対の壁部の前記回動軸の延在方向の一方の端部を連結する連結部と、前記一対の壁部の前記回動軸の延在方向の他方の端部にそれぞれ設けられ、相互に対向するように突出する一対の突起部とを有し、前記連結部と前記一対の突起部とが、前記回動軸の延在方向で前記腕部を挟むように配置されて、前記腕部と前記可動部材とを接続する接続部と、
    前記一対の壁部における前記腕部の延在方向の先端部側の端部に設けられ、前記溝部に配置されて前記可動部材の前記腕部の延在方向への位置を規制する位置規制部と
    を有し、
    前記一対の壁部が、相互に離れる方向に弾性変形可能であり、
    前記腕部の前記先端部の前記溝部よりも前記回動軸の近くでかつ前記回動軸の延在方向の他方の端部に、前記一対の突起部を着脱可能に係止する凹部が設けられている、電磁継電器。
  2. 前記腕部が、前記先端部の前記接離方向の両側にそれぞれ設けられ、前記一対の壁部に向かって突出する一対の湾曲面を有し、
    前記一対の湾曲面の各々が、対向する前記一対の壁部の各々に接触して前記腕部を揺動可能に配置されている、請求項1の電磁継電器。
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