JP5717637B2 - 持続性減衰方式のコンパクトなテンショナ - Google Patents

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Description

本発明は、概略的には、無端動力伝達要素に張力を加えるために用いられるテンショナに関する。
機械式テンショナは、無端動力伝達要素、例えばベルト又はチェーンの張力を自動的に調整するために用いられる。典型的には、機械式テンショナは、ベースを中心に回動するアーム及びアームを所定の回転方向に付勢する捩じりばねを用いている。
捩じり減衰は、無端動力伝達要素又は無端動力伝達要素によって駆動されるコンポーネントに過剰な応力が加わらないようにするために必要な場合がある。幾つかの公知の減衰テンショナは、製造コストが高い場合があり且つ/或いはテンショナの寿命全体を通じて一貫した減衰性能を提供することがなく且つ/或いはアームとベースとの間に設けられたピボットブッシュに比較的大きな力を及ぼす場合があり、その結果、ピボットブッシュが摩耗すると、プーリの位置合わせ不良が生じる場合がある。したがって、当該技術分野において、改良型減衰テンショナが要望されている。
この発明の概要の項は、本発明の開示内容の幾つかの観点の全体的概要を提供し、本発明の範囲全体か、本明細書において説明する特徴の全てかのいずれかの包括的な列挙又は詳細に関するものではない。
一形態では、本発明は、ベース、ステム、アーム部材、ブレーキドラム、ばね反動部材、螺旋コイルばね、ピボットブッシュ、ホイール及び減衰機構体を有するテンショナ組立体を提供する。ステムは、第1の軸線を中心にベースに回動可能に結合される。アーム部材は、ステムに固定される。ブレーキドラムは、ベース及びアーム部材の一方に結合される。ばね反動部材は、ベース及びアーム部材の他方に結合される。螺旋コイルばねは、ステムの周りに配置され、螺旋コイルばねは、第1の端部と第2の端部との間に設けられている複数個のコイルを有する。第1の端部は、ブレーキドラムに係合し、第2の端部は、ばね反動部材に係合する。螺旋コイルばねは、アーム部材をベースに対して第1の回転方向に付勢する。第1の回転方向とは逆の第2の回転方向におけるアーム部材の回転により、複数個のコイルの少なくとも一部分が半径方向に拡張するようにするトルクが螺旋コイルばねに加えられる。ピボットブッシュは、ステムとベースとの間に設けられる。ホイールは、第1の軸線に平行であり且つこれから半径方向にオフセットした第2の軸線を中心に回転可能にアーム部材に取り付けられる。減衰機構体は、ブレーキドラムに摩擦係合する減衰要素を含む。減衰要素は、螺旋コイルばねとブレーキドラムとの間に受け入れられる。減衰要素は、ピボットブッシュとホイールとの間で第1の軸線に沿って配置されると共に複数個のコイルの少なくとも1つによって半径方向外方に付勢されてブレーキドラムの表面に接触する。
別の形態では、本発明は、ベース、ステム、アーム部材、ブレーキドラム、ばね反動部材、螺旋コイルばね、ピボットブッシュ及び減衰機構体を有するテンショナ組立体を提供する。ステムは、第1の軸線を中心にベースに回動可能に結合される。アーム部材は、ステムに固定される。ブレーキドラムは、ベース及びアーム部材の一方に結合される。ばね反動部材は、ベース及びアーム部材の他方に結合される。螺旋コイルばねは、ステムの周りに配置され、螺旋コイルばねは、第1の端部と第2の端部との間に設けられている複数個のコイルを有する。第1の端部は、ブレーキドラムに係合し、第2の端部は、ばね反動部材に係合する。螺旋コイルばねは、アーム部材をベースに対して第1の回転方向に付勢する。第1の回転方向とは逆の第2の回転方向におけるアーム部材の回転により、複数個のコイルの少なくとも一部分が半径方向に拡張するようにするトルクが螺旋コイルばねに加えられる。ピボットブッシュは、ステムとベースとの間に設けられる。減衰機構体は、螺旋コイルばねとブレーキドラムとの間に受け入れられ、減衰機構体は、可撓性減衰要素を含む。アームは、動作位置の所定の範囲内でベースに対して位置決め可能である。動作位置の1つの動作位置では、ばね反動部材によって螺旋コイルばねに及ぼされた荷重が螺旋コイルばねを減衰機構体に押し付けて減衰要素がブレーキドラムに摩擦係合するようになっており、ブレーキドラムにより減衰機構体に及ぼされた反力が螺旋コイルばねに及ぼされた荷重と反対の方向に差し向けられると共に第1の軸線に垂直に向く。
さらに別の形態では、本発明は、ベース、ステム、アーム部材、ブレーキドラム、ばね反動部材、螺旋コイルばね、ピボットブッシュ及びホイールを有するテンショナ組立体を提供する。ステムは、第1の軸線を中心にベースに回動可能に結合される。アーム部材は、ステムに固定される。ブレーキドラムは、ベース及びアーム部材の一方に結合される。ばね反動部材は、ベース及びアーム部材の他方に結合される。螺旋コイルばねは、ステムの周りに配置され、螺旋コイルばねは、第1の端部と第2の端部との間に設けられている複数個のコイルを有する。第1の端部は、ブレーキドラムに係合し、第2の端部は、ばね反動部材に係合する。螺旋コイルばねは、アーム部材をベースに対して第1の回転方向に付勢する。第1の回転方向とは逆の第2の回転方向におけるアーム部材の回転により、複数個のコイルの少なくとも一部分が半径方向に拡張するようにするトルクが螺旋コイルばねに加えられる。ピボットブッシュは、ステムとベースとの間に設けられる。アームは、動作位置の所定の範囲内でベースに対して位置決め可能である。動作位置の1つの動作位置では、螺旋コイルばねによりばね反動部材に及ぼされた荷重は、動作位置の1つの動作位置においてアームを位置決めするようアームに加えられたハブ荷重及びピボットブッシュに加えられたブッシュ荷重と反対の方向に差し向けられ、その結果、ハブ荷重及びブッシュ荷重が螺旋コイルばねによって及ぼされた荷重を打ち消すようになっている。
さらに別の形態では、本発明は、ベース、アーム、ばね、ベースに結合された第1の係合特徴部及び第2の結合特徴部を有するテンショナ組立体を提供する。アームは、ベースに対して第1の回転位置と第2の回転位置との間で回動する。ばねは、アームを第1の回転位置に向かって付勢する。第2の係合特徴部は、アームに結合され、第2の係合特徴部は、アームが第1の回転位置にあるとき、第1の係合特徴部と軸方向に一線をなして配置されてベースからのアームの軸方向分離に抵抗する。第2の係合特徴部は、アームが第2の回転位置に位置決めされているとき、第1の係合特徴部と軸方向に一線をなして配置されることがない。
本発明の別の利用可能分野は、本明細書において提供される説明から明らかになる。この発明の概要の項における説明及び特定の例は、説明の目的のために過ぎず、本発明の範囲、その用途及び/又は使用を何ら制限するものではない。
本明細書において説明する図面は、例示目的に過ぎず、本発明の範囲をなんら限定するものではない。図面は、本発明の選択された教示の例示であり、考えられる全ての具体化例を示すものではない。種々の図全体を通じて類似又は同一の要素には一貫した参照符号が与えられている。
本発明の教示に従って構成されたテンショナ組立体の平面図である。 図1のテンショナ組立体の分解組立て斜視図である。 図1のテンショナ組立体の分解組立て斜視図である。 図1のテンショナ組立体の一部分の斜視図であり、アームを詳細に示す図である。 図1のテンショナ組立体の一部分の斜視図であり、アームを詳細に示す図である。 図1のテンショナ組立体の一部分の斜視図であり、アーム及びばねを詳細に示す図である。 図1のテンショナ組立体の断面図である。 図1のテンショナに類似しているテンショナの断面図であるが、サイズが異なる減衰要素を含むテンショナ組立体を示す図である。 図1のテンショナに類似しているテンショナの断面図であるが、サイズが異なる減衰要素を含むテンショナ組立体を示す図である。 図1のテンショナ組立体の断面図であり、減衰要素が新品の場合におけるブレーキドラムに対する減衰要素及びばねを示す図である。 図1のテンショナ組立体の断面図であり、減衰要素が摩耗した場合におけるブレーキドラムに対する減衰要素及びばねを示す図である。 図1のテンショナ組立体の一部分の図であり、テンショナ組立体に加えられるばね荷重及びグラウンド力(grounding force )を概略的に示す図である。 図1のテンショナ組立体の断面図であり、ハブ荷重がテンショナ組立体を介してベースに伝えられる場合に辿る経路を概略的に示す図である。 先行技術のテンショナ組立体の断面図であり、ハブ荷重が先行技術のテンショナ組立体を通ってその取り付けベースに伝達される場合に辿る経路を概略的に示す図である。 図1のテンショナ組立体の一部分の切断釣合図であり、テンショナ組立体の図示の部分に加えられるハブ荷重、ばね反力及びブッシュ荷重を概略的に示す図である。 図1のテンショナ組立体の一部分の切断釣合図であり、テンショナ組立体の図示の部分に加えられるハブ荷重、ばね反力及びブッシュ荷重を概略的に示す図である。 本発明の教示に従って構成された別のテンショナ組立体の分解組立て斜視図である。 図17のテンショナ組立体の一部分の斜視図であり、アーム及びばねを詳細に示す図である。 図1のテンショナの一部分の図であり、種々の荷重条件下における減衰中の力の分布状態を概略的に示す図である。 図1のテンショナの一部分の図であり、種々の荷重条件下における減衰中の力の分布状態を概略的に示す図である。 系列をなすテンショナ組立体の1つのテンショナ組立体のアームの平面図であり、アームが共通の1組のツーリング及び/又は組み立てステップをテンショナ組立体の組み立ての際に用いることができるようにする特徴部を備えている状態を示す図である。 系列をなすテンショナ組立体の別のテンショナ組立体のアームの平面図であり、アームが共通の1組のツーリング及び/又は組み立てステップをテンショナ組立体の組み立ての際に用いることができるようにする特徴部を備えている状態を示す図である。 系列をなすテンショナ組立体の1つのテンショナ組立体のベースの斜視図であり、ベースが共通の1組のツーリング及び/又は組み立てステップをテンショナ組立体の組み立ての際に用いることができるようにする特徴部を備えている状態を示す図である。 系列をなすテンショナ組立体の別のテンショナ組立体のベースの斜視図であり、ベースが共通の1組のツーリング及び/又は組み立てステップをテンショナ組立体の組み立ての際に用いることができるようにする特徴部を備えている状態を示す図である。 テンショナ組立体のベース及びアーム上に形成される特徴部を互いに係合させて組み立てプロセスの部分中、テンショナ組立体のアームをベースに対して所定の軸方向位置に維持する組み立てプロセスを示す斜視図である。 テンショナ組立体のベース及びアーム上に形成される特徴部を互いに係合させて組み立てプロセスの部分中、テンショナ組立体のアームをベースに対して所定の軸方向位置に維持する組み立てプロセスを示す斜視図である。 テンショナ組立体のベース及びアーム上に形成される特徴部を互いに係合させて組み立てプロセスの部分中、テンショナ組立体のアームをベースに対して所定の軸方向位置に維持する組み立てプロセスを示す斜視図である。 本発明の教示に従って構成された別のテンショナ組立体の断面図である。 図24のテンショナ組立体の分解組立て斜視図である。
図面の図1〜図3を参照すると、本発明の教示に従って構成されたテンショナ組立体が全体を参照符号10で示されている。テンショナ組立体10は、締結具12、ダストシールド14、ホイール16、軸受18、アーム20、ピボットブッシュ22、減衰機構体23(これは、スリーブ24及び減衰要素26を含むのが良い)、ばね28、ブラケット又はベース30、スラストワッシャ32及びスラストプレート34を有するのが良い。締結具12、ダストシールド14、軸受18及びスラストワッシャ32は、これらの構成が全体として従来のものであるのが良く、従って、これらについては本明細書において詳細には説明する必要がない。
図2〜図5を参照すると、アーム20は、適当な方法、例えばダイカストで一体に形成されるのが良く、このようなアームは、アーム部材又は部分40とステム部材又は部分42とを備えるのが良い。アーム部分40は、軸受マウント50、引き上げ部材52、ばね反動部材54及びばね支持体56を有するのが良く、ステム部分42は、ステム60を含むのが良い。軸受マウント50は、アーム部分40の第1の側部上に形成されるのが良く、このような軸受マウントは、ホイール16を第1の軸線66を中心に回転可能に支持するよう軸受18の軸受内レース18‐1内に受け入れられるよう構成されているのが良い。締結具12は、軸受マウント50に螺合されるのが良く、この締結具は、ダストシールド14及び軸受18と協働してホイール16をアーム部分40に回転可能に取り付けることができる。引き上げ部材52は、アーム部分40の第1の側部上に形成されるのが良く、この引き上げ部材は、アーム部分40を、ステム部分42を貫通した第2の軸線68を中心に回動させるよう工具(図示せず)に係合するよう構成されているのが良い。ホイール16を特定の例では全体として円筒形のローラとして示されているが、ホイールは、歯、溝及び/又は他の特徴部を有しても良い。したがって、ホイール16は、変形例ではスプロケット又はプーリであっても良い。
図4及び図6を参照すると、ばね反動部材54は、第2の軸線68からオフセットしているのが良く、このばね反動部材は、ばね28がアーム部分40を第2の軸線68を中心に回転させる傾向のある力をアーム部分40に加えることができるようばね28に係合するよう構成されているのが良い。提供される特定の例では、ばね反動部材54は、ばね28の第1の螺旋コイル78の端面76に当接するよう構成された端面74を備えるブロック状ナブである。しかしながら、ばね反動部材54及びばね28は、以下に詳細に説明するように幾分異なって構成されても良い。ばね支持体56は、螺旋の形をしているのが良く、このばね支持体は、ばね28の第1の螺旋コイル78を支持するよう構成されているのが良い。
図3、図4及び図7を参照すると、ステム60は、アーム部分40の側、例えば軸受マウント50と反対の側に設けられるのが良く、このステムは、ピボットブッシュ22及びばね28を受け入れるよう構成されているのが良い。提供される特定の例では、ステム60は、これがアーム部分40から距離が増すにつれて先細になるようテーパしている(即ち、ステム60は、切頭円錐形の形をしている)。
図3及び図7を参照すると、ピボットブッシュ22は、ステム60に嵌められると共にベース30に形成されたブッシュ孔84内に嵌合関係をなして受け入れられるよう形作られたテーパ付き形態のものであるのが良い。提供される特定の例では、ブッシュ孔84も又、テーパした(即ち、切頭円錐形の)形状を採用している。本明細書の開示内容から解るように、ピボットブッシュ22は、アーム20を第2の軸線68を中心に回転可能にベース30に対して支持することができる。
図2及び図7を参照すると、スリーブ24は、適当な材料、例えばスチールで作られるのが良く、このスリーブは、ばね28に係合してばね28により減衰要素26に及ぼされる力を分散又は分布させるよう構成されているのが良い。提供される例では、スリーブ24は、スリーブ24をアーム20に対して非回転的に結合するようばね反動部材54を受け入れることができる窓90を有する。スリーブ24は、荷重をばね28と減衰要素26との間に所望の仕方で分散させるよう形作られるのが良い。
減衰要素26は、ベース30に結合可能なブレーキドラム101に形成されている円筒形のブレーキドラム孔100の内面に可撓的にぴったりと密着するよう弾性材料、例えば無充填(非強化)ナイロンで作られるのが良い。減衰要素26は、スリーブ24に非回転的に係合すると共にブレーキドラム孔100内に受け入れられるのが良い。減衰要素26は、ブレーキドラム孔100の周面102に接触して第2の軸線68を中心に伝達されるトルクを減衰させることができる。本明細書の開示内容から解るように、ブレーキドラム孔100の周面102に接触する減衰要素26の表面104は、減衰要素26の表面104に沿う所与の箇所への力の分布を制御するよう所望の仕方で構成されるのが良い。図8及び図9を参照すると、テンショナ組立体10‐1は、テンショナ組立体10‐2の減衰要素26‐2よりも比較的背の高い減衰要素26‐1を有するものとして示されている。当業者であれば解るように、面積の比較的小さな接触は、テンショナ組立体のコスト減少(減衰要素を形成する材料の節約による)を容易にすることができるが、減衰要素に加わる荷重を増大させる場合がある。テンショナ組立体をこのように構成することにより、スリーブ及び/又は減衰要素の表面積を所与の状況に合わせて容易に設定することができる。
図19及び図20を参照すると、ばね28の曲率は、ばね28により伝達されるトルクの関数として変化することができる。テンショナの荷重が増減すると、ばね28と減衰機構体23との間の接触円弧Xは、荷重を減衰機構体23とベース30との間で伝達する面積がそれに対応してそれぞれ増減することができるよう変化することができる(即ち、それぞれ増減することができる)。したがって、減衰要素26に加わる圧力の所望の範囲を維持することができる。
複数個のコイルの少なくとも1つと減衰機構体との接触は、アーム部材が動作位置の所定範囲内に配置されると、60°以上の内角を有する扇形によって定められる円弧にわたって生じるのが好ましい
図2及び図7に戻ってこれらを参照すると、ばね28は、ステム60と同心のベース30に形成されたばねポケット110内に嵌め込まれるのが良い。ばね反動部材54(図4)と反対側のばね28の端部112(図6)は、ベース30に所望な仕方で係合することができる。例えば、ばねポケット110は、ばね28の最後のコイル116を受け入れることができる溝114を有するのが良く、溝114は、最後のコイル116を形成するワイヤの軸線に垂直な端面(特に示されていない)で終端するのが良く、その結果、最後のコイル116の端面112(図6)を溝114の端面に当接させることができるようになっている。溝114は、最後のコイル116をその長さ(螺旋長さ)に沿う1つ又は2つ以上の場所で所望の仕方で支持することができるよう構成されているのが良い。
ベース30は、ベース30が例えばエンジンブロック(図示せず)のような構造体にしっかりと結合されたときにねじ山付き締結具132を受け入れるよう構成された複数個の取り付けボス130を有するのが良い。ベース30は、適当な方法、例えばダイカストにより所望な材料、例えばアルミニウムで作られるのが良い。
図3及び図7では、スラストプレート34は、ベース30を貫通して延びるステム60の端部にしっかりと結合されるのが良く、その結果、アーム20は、ベース30に対して軸方向に固定されるが、これに対して回転可能であるようになっている。スラストプレート34とベース30との間に受け入れ可能なスラストワッシャ32は、ベース30とスラストプレート34との間の摩擦を制御すると共にばね28に作用する圧縮力を制御するよう用いられるのが良い。
動作原理を説明すると、アーム20を図10に示されているように第2の軸線68を中心に回転させて張力を無端動力伝達要素、例えばチェーン又はベルト200に加えるのが良い。矢印Aの方向におけるアーム20の回転により、ばね28は、第2の軸線68を中心に開き又は拡張して外向きの力がスリーブ24を介して減衰要素26に加えられるようになる。減衰要素26は、可撓性なので、減衰要素は、減衰要素26が図11に示されているようにたとえ相当な摩耗を生じた場合であっても、ベース30のブレーキドラム孔100に形状が合うことができるようになっている。減衰要素26は、図10の場合よりも比較的薄いものとして図11に示されており、ばね28は、ばね28が減衰要素26の受けた摩耗を補償できることを示すために図10の記載に対して図11では半径方向外方にずらされている。その結果、テンショナ組立体10は、テンショナ組立体10の寿命全体を通じて一貫した減衰作用及びトルク(及び従ってベルト張力)を提供することができる。さらに、ばね28により生じた力が図6に示されているように最後のコイル116に接する方向でアーム20に加えられる。
図7及び図12を参照すると、ベルト200の張力により生じたばね荷重S′の結果としてグラウンド力(grounding force )Gが減衰要素26に作用する。ブレーキドラム孔100の周面102に加えられる減衰力は、グラウンド力Gと比例関係をなす。したがって、減衰力は、半径方向予荷重に依存せず、減衰要素26がかなり摩耗した場合であっても実質的に変化しない。ばね荷重S′をばね28のコイルに対して接線方向に差し向けることができ、又、グラウンド力Gをばね荷重S′に平行に且つ第2の軸線68に垂直に差し向けることができる(即ち、グラウンド力Gは、第2の軸線68と交差する方向に伝達される)。
図13を参照すると、テンショナ組立体10の種々のコンポーネントを介するハブ荷重Hの伝達のための荷重経路210が概略的に示されている。提供されたこの例におけるテンショナ組立体10の構成により荷重伝達経路210は、ハブ荷重Hがベース30を別の構造体、例えばエンジン220に固定的に取り付けた箇所に直接又は密接範囲内でグラウンドされるよう構成されている。図14に示されている先行技術の具体例とは対照的に、テンショナ組立体10をこのように構成することにより、テンショナ組立体10の角度的偏向が減少すると共にステム60の遠位端部222を介して伝達される荷重が小さくなる。当業者であれば解るように、テンショナの撓みにより、無端動力伝達要素(例えばベルト)の角度的位置合わせ不良が生じる場合がある。
図7、図15及び図16を参照すると、ばね反力Sは、ピボットブッシュ22に加わる荷重Bが比較的小さいようにハブ荷重Hを直接均衡化させる。好ましくは、荷重Bは、ピボットブッシュ22の長さに沿うその中央に加えられる。この点に関し、ハブ荷重H及びばね反力Sは、アーム部分40上で直接部分的に打ち消され、その結果、ピボットブッシュ22は、これらの合計ではなく、荷重の差だけを受けるようになる。換言すると、ハブ荷重H及びピボットブッシュ22に加わる荷重B(即ち、ブッシュ荷重)は、ばね反力Sを打ち消し又はこれとは反対の方向に働く。荷重の均衡化の結果として、ブッシュ表面をステム部分42(図4)がアーム部分40(図4)と交差する領域に設ける必要はない。その結果、アーム20は、ステム部分42(図4)がアーム部分40(図4)と交差する箇所に拡大部分230(図4)を備えることができ、それによりアーム20のこの部分が強化される。
図17及び図18のテンショナ組立体10′は、全体として、上述の例とほぼ同じであり、従って、類似の特徴部を示すために類似の参照符号が用いられる。図1のテンショナ組立体10とは対照的に、テンショナ組立体10′のアーム20′は、数個の別々のコンポーネントで形成されるのが良く、このようなコンポーネントとしては、プレート部材300、マット302及びアクスル304が挙げられる。プレート部材300は、漸進的型打ち作業でスチールから作られるのが良く、マット302は、軸受18をアーム20′にしっかりと結合するために締結具12と共に用いられるのが良い。ばね28′は、第1のコイル78′に対して接線方向に位置するのが良い細長いタング(突起部)310を有するのが良い。タング310の端面76′をリップ312に当接させることができ、このリップは、プレート部材300に形成されている。リップ312は、ばね反動部材54′をなす。アクスル304は、ワッシャ状ヘッド部分330及びステム60′を有するのが良く、このようなアクスルは、1本の円筒形棒材又は管材で一体に形成されるのが良い。ステム60′は、アーム20′をベース30にしっかりと結合するようプレート部材300にステーキングされるのが良い。
図21A及び図21Bを参照すると、一系列をなす種々のテンショナ組立体用の1対のアーム20a,20bが示されている。アーム20a,20bは、テンショナ組立体を組み立てるためにツーリング及び/又は資本設備の効率的な使用を容易にするよう構成されているのが良い。例えば、アーム20a,20bは、アーム20a,20bをテンショナ組立体のベース(図示せず)に対してこれらのそれぞれの軸線68を中心に回動させるために使用可能なつがい関係をなす形状のツーリング(図示せず)と係合可能な特徴部を有するのが良い。提供される特定の例では、このような特徴部は、キー溝又はスロット401bと交差する全体として円筒形の部分401aを備えた孔又は凹部から成るが、当業者であれば、このような特徴部をこれとは異なる形状にしても良く、或いは1つ又は2つ以上の雄型特徴部、例えば非円形断面形状の雄型特徴部を有しても良い。
図22A及び図22Bを参照すると、一系列をなす種々のテンショナは、他のコンポーネントに設けられていて、共通の方法及び/又は共通のツーリング要素により組み立てを容易にする特徴部を用いても良い。例えば、特徴部は、互いに異なるテンショナ組立体のベース30a,30bに形成可能なスロット又は凹部402から成っていても良い。スロット402は、ベース30a,30bをアーム(図示せず)に対して静止状態に保持するツーリング(図示せず)と係合可能である。
図23A〜図23Cを参照すると、1組の組み立て特徴部500がスラストワッシャ32及びスラストプレート34の取り付けに先立ってベース30cをアーム20cに軸方向に保持するようテンショナ組立体10cに組み込まれるのが良い。上述の開示内容から解るように、ばね28(図3)は、或る特定の組み立てステップの実施前にベース30cとアーム20cとの間に軸方向に圧縮される必要のある場合があり、又、ばね28(図3)の圧縮により、ばね28(図3)は、アーム20cをベース30cから遠ざける力をアーム20cに及ぼす。例えば、ばね28(図3)をステム60cがスラストワッシャ32及びスラストプレート34を取り付けるのに十分な量だけベース30cを貫通するよう圧縮することが望ましい場合がある。提供される特定の例では、1組の組み立て特徴部500は、アーム20上に形成されるのが良い第1の軸方向保持特徴部403及びベース30c上に形成されるのが良い第2の軸方向保持特徴部404を含む。力405を用いてばね28(図3)を軸方向に圧縮するのが良く、それと同時に、アーム20cにモーメントを作用させてばね28(図3)を軸方向に圧縮する一方でアーム20cを回転させて(ベース30cに対して)、無端動力伝達要素(例えばベルト)に張力を加える傾向のある所定の回転方向にアーム20cを付勢するトルクをばね28(図3)中に蓄えるのが良い。特徴部403,404は、アーム20cをベース30cに対して上述の所定の回転方向に回転させたときにこれら特徴部が互いに当接し、それによりアーム20cを所定の回転方向に回転させることができる量を制限するよう構成されている。この点に関し、アーム20cに設けられている第1の回転停止部410がベース30cに設けられている第2の回転停止部412に当接するのが良い。特徴部403,404は又、矢印405の方向と逆の方向にばね28(図3)によって及ぼされる軸方向力が特徴部403,404の抵抗を受けるように互いに軸方向にオーバーラップしているのが良く、その結果、ベース30cに対するアーム20cの軸方向運動が所定量に制限されるようになっている。この点に関し、アーム20cに設けられている第1の軸方向停止部414がベース30cに設けられている第2の軸方向停止部416に当接するのが良い。提供されている特定の例では、特徴部403,404は、インターロック式L字形ラグ(突出部)を有するが、当業者であれば解るように、これら特徴部は、異なる形状又は構成のものであっても良く、これら特徴部は、アーム20c及びベース30cの回転停止部410,412と関連する必要はない。
図24及び図25を参照すると、本発明の教示に従って構成された別のテンショナ組立体が全体を参照符号10dで示されている。テンショナ組立体10dは、ばね反動部材54d及びブレーキドラム101dがベース30d及びアーム部材40dにそれぞれ結合可能である点を除き(上述したようにこれらとは逆の関係ではなく)テンショナ10(図1)と全体として同一であるのが良い。テンショナ組立体10dは、締結具12d、ダストシールド14d、ホイール16d、軸受18d、アーム20d、ピボットブッシュ22d、減衰機構体23d(これは、スリーブ24d及び減衰要素26dを含むのが良い)、ばね28d、ベース30d、スラストワッシャ32d及びスラストプレート34dを有するのが良い。締結具12d、ダストシールド14d、軸受18d及びスラストワッシャ32dは、これらの構成が全体として従来のものであるのが良く、従って、これらについては本明細書において詳細には説明する必要がない。
アーム20dは、アーム部材又は部分40d、ステム部材又は部分42d及びブレーキドラム101dを有するのが良く、ブレーキドラム101dは、ブレーキドラム孔100dを備えるのが良い。アーム部分40dは、軸受マウント50dを有するのが良く、ステム部分42dは、ステム60dを有するのが良い。軸受マウント50dは、アーム部分40dの第1の側部上に形成されるのが良く、このような軸受マウントは、ホイール16dを第1の軸線66dを中心に回転可能に支持するよう軸受18dの軸受内レース18d内に受け入れられるよう構成されているのが良い。締結具12dは、軸受マウント50dに螺合されるのが良く、この締結具は、ダストシールド14d及び軸受18dと協働してホイール16dをアーム部分40dに回転可能に取り付けることができる。上述したように、ホイール16dは、例えばローラ、スプロケット又はプーリであるのが良い。
ブレーキドラム101dは、ばね28及び減衰機構体23を受け入れるよう構成されるのが良く、このようなブレーキドラムは、アーム部材40dに結合され又はこれと一体に形成されるのが良い。ブレーキドラム101dは、減衰要素26dを摩擦係合させることができるブレーキドラム孔100dを有するのが良い。
ベース30dは、ばね反動部材50d、ばね支持体56d及びポスト500を有するのが良く、ポスト500は、アーム20d及びブレーキドラム101dがポスト500を長手方向に貫通した第2の軸線68dを中心に回転可能であるようにピボットブッシュ22dとステム60dとの間に受け入れられるのが良い。ばね反動部材50dは、第2の軸線68dからオフセットしているのが良く、このようなばね反動部材は、ばね28dがアーム部分40を第2の軸線68dを中心に回転させる傾向のある力をベース30dに加えることができるようばね28dに係合するよう構成されているのが良い。提供されている特定の例では、ばね反動部材54dは、ばね28dの第1の螺旋コイル78dの端面76dに当接するよう構成された端面74dを備えるブロック状ナブである。ばね支持体56dは、螺旋の形をしているのが良く、このばね支持体は、ばね28dの第1の螺旋コイル78dを支持するよう構成されているのが良い。
スリーブ24dは、適当な材料、例えばスチールで作られるのが良く、このスリーブは、ばね28dに係合してばね28dにより減衰要素26dに及ぼされる力を分散又は分布させるよう構成されているのが良い。提供される例では、スリーブ24dは、スリーブ24dをアーム20dに対して非回転的に結合するようばね反動部材54dを受け入れることができる窓90dを有する。スリーブ24dは、荷重をばね28dと減衰要素26dとの間に所望の仕方で分散させるよう形作られるのが良い。
減衰要素26dは、ブレーキドラム101dに形成されている円筒形のブレーキドラム孔100dの内面に可撓的にぴったりと密着するよう弾性材料、例えば無充填(非強化)ナイロンで作られるのが良い。減衰要素26dは、スリーブ24dに非回転的に係合すると共にブレーキドラム孔100d内に受け入れられるのが良い。減衰要素26dは、ブレーキドラム孔100dの周面102dに接触して第2の軸線68dを中心に伝達されるトルクを減衰させることができる。本明細書の開示内容から解るように、ブレーキドラム孔100dの周面102dに接触する減衰要素26dの表面104dは、減衰要素26dの表面104dに沿う所与の箇所への力の分布を制御するよう所望の仕方で構成されるのが良い。
ばね28dは、ステム60dと同心のアーム20dに形成されたばねポケット110d内に嵌め込まれるのが良い。ばね反動部材54dと反対側のばね28dの端部112dは、アーム20dに所望な仕方で係合することができる。例えば、ばねポケット110dは、ばね28dの最後のコイル116dの軸方向端面112dがアーム20dに形成された特徴部(例えば、垂直壁)に当接するよう形成されているのが良い。ばねポケット110dの端部は、最後のコイル116dをその長さ(螺旋長さ)に沿う1つ又は2つ以上の場所で所望の仕方で支持することができるよう構成されているのが良い。
スラストワッシャ32dは、アーム20dとスラストプレート34dとの間に受け入れられるのが良く、スラストプレート34dは、ベース30dのポスト500にしっかりと結合されるのが良い。スラストワッシャ32dは、ベース30dとアーム20dとの間の軸方向遊びの量を制御すると共にアーム20dとスラストプレート34dとの間の摩擦を制御することができる。スラストプレート34dは、テンショナ組立体10dを所望な仕方で差し向けるよう使用可能な係合特徴部510を有するのが良い。取り付け締結具512がポスト500を貫通して受け入れられるのが良く、この取り付け締結具は、テンショナ組立体10dを別の構造体、例えばエンジン(図示せず)にしっかりと結合するために使用できる。
ばね反動部材50dは、上記において詳細に説明した加重(即ち、ばね反動部材に加えられたばね反力、ばね28のコイルに対して接線方向に差し向け可能なばね荷重及びばね荷重に平行であり且つ第2の軸線68dと交差するよう第2の軸線68dに垂直に差し向け可能なグラウンド力を打ち消すブッシュ及びハブ荷重)を達成するようベース30dを中心に差し向けられるのが良いことが解る。
上述の説明は、性質上例示に過ぎず、本発明の開示内容、その用途又は使用を制限するものではないことが解る。特定の実施例を明細書において説明すると共に図面に記載したが、当業者であれば解るように、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲から逸脱することなく種々の変更を実施することができると共にこれら実施例の要素に代えて均等例を用いることができる。さらに、種々の実施例相互間の特徴、要素及び/又は機能の組み合わせ及び整合は、たとえ具体的に示されておらず又は記載されていない場合であっても明白に想定され、従って、当業者であれば、この開示内容から1つの実施例の特徴、要素及び/又は機能を別段の記載がなければ適宜別の実施例に組み込むことができる。さらに、本発明の本質的な範囲から逸脱することなく、本発明の教示に特定の状況又は材料を適合させる多くの改造例を想到できる。したがって、本発明の内容は、本発明の教示を実施するために現時点において計画された最適実施態様として図面に示されると共に本明細書において説明した特定の実施例には限定されず、本発明の範囲は、上述の説明及び添付の特許請求の範囲の記載に含まれる実施形態であればどのような実施形態をも含む。

Claims (14)

  1. テンショナ組立体であって、
    ベースと、
    第1の鉛直軸線を中心に前記ベースに回動可能に結合されたステムと、
    前記ステムに固定されたアーム部材と、
    前記ベース及び前記アーム部材の一方に結合されたブレーキドラムと、
    前記ベース及び前記アーム部材の他方に結合されたばね反動部材と、
    前記ステムの周りに配置された螺旋コイルばねであって、第1の端部と第2の端部との間に設けられた複数個のコイルを有し、前記第1の端部は前記ブレーキドラムに係合し、前記第2の端部は前記ばね反動部材に係合し、前記螺旋コイルばねは前記アーム部材を前記ベースに対して第1の回転方向に付勢し、前記第1の回転方向と反対の第2の回転方向への前記アーム部材の回転により、前記複数個のコイルの少なくとも一部分が半径方向に拡張するようにするトルクが前記螺旋コイルばねに加えられる螺旋コイルばねと、
    前記ステムと前記ベースとの間に設けられたピボットブッシュと、
    前記第1の鉛直軸線に平行であり且つこれから半径方向にオフセットした第2の鉛直軸線を中心に回転可能に前記アーム部材に取り付けられたホイールであって、前記アーム部材が、鉛直向において、前記ホイールと前記ステムとの間に配置されるように前記ステムとは反対側の前記アーム部材の側に配置されたホイールと、
    前記ブレーキドラムに摩擦係合する減衰要素を含む減衰機構体であって、前記減衰要素が前記螺旋コイルばねと前記ブレーキドラムとの間に受け入れられ、且つ前記減衰要素が前記ピボットブッシュと前記ホイールとの間で前記第1の鉛直軸線に沿って配置されると共に前記複数個のコイルの少なくとも1つによって半径方向外方に付勢されて前記ブレーキドラムの表面に接触する減衰機構体とを備え、
    前記減衰要素が、前記螺旋コイルスプリングによって前記ばね反動部材に及ぼされるバネ反力が、鉛直方向において、ハブ荷重(H)と前記ピボットブッシュにかかる荷重(B)と間に配置されるように、前記ピボットブッシュから軸線方向にオフセットしている、
    ことを特徴とするテンショナ組立体。
  2. 前記複数個のコイルの少なくとも1つと前記減衰機構体との接触は、前記アーム部材が動作位置の所定範囲内に配置されると、60°以上の内角を有する扇形によって定められる円弧にわたって生じる、
    請求項1記載のテンショナ組立体。
  3. 前記減衰機構体は、前記減衰要素と前記螺旋コイルばねとの間に受け入れられたスリーブを更に含む、
    請求項1記載のテンショナ組立体。
  4. 前記減衰要素は、前記スリーブに非回転的に結合されている、
    請求項3記載のテンショナ組立体。
  5. 前記スリーブは、前記ベース及び前記アーム部材の他方に非回転的に結合されている、 請求項3記載のテンショナ組立体。
  6. 前記ステムは第1の切頭円錐形支承面を有し、前記ベースは第2の切頭円錐形支承面を有し、
    前記ピボットブッシュは、前記第1及び前記第2の切頭円錐形支承面相互間に受け入れられると共にこれら支承面に係合する、
    請求項1記載のテンショナ組立体。
  7. 前記螺旋コイルばねの第2の端部及び前記ばね反動部材は、前記複数個のコイルの前記少なくとも1つに接する方向にばね反力を差し向けるよう構成されている、
    請求項1記載のテンショナ組立体。
  8. テンショナ組立体であって、
    ベースと、
    第1の鉛直軸線を中心に前記ベースに回動可能に結合されたステムと、
    前記ステムに固定されたアーム部材と、
    前記ベース及び前記アーム部材の一方に結合されたブレーキドラムと、
    前記ベース及び前記アーム部材の他方に結合されたばね反動部材と、
    前記ステムの周りに配置された螺旋コイルばねであって、第1の端部と第2の端部との間に設けられた複数個のコイルを有し、前記第1の端部は前記ブレーキドラムに係合し、前記第2の端部は前記ばね反動部材に係合し、前記螺旋コイルばねは前記アーム部材を前記ベースに対して第1の回転方向に付勢し、前記第1の回転方向と反対の第2の回転方向への前記アーム部材の回転により、前記複数個のコイルの少なくとも一部分が半径方向に拡張するようにするトルクが前記螺旋コイルばねに加えられる螺旋コイルばねと、
    前記ステムと前記ベースとの間に設けられたピボットブッシュと、
    前記螺旋コイルばねと前記ブレーキドラムとの間に受け入れられ、可撓性減衰要素を含む減衰機構体と、を備え
    前記アームは、動作位置の所定の範囲内で前記ベースに対して位置決め可能であり、
    前記動作位置の1つの動作位置では、前記ばね反動部材によって前記螺旋コイルばねに及ぼされた荷重が前記螺旋コイルばねを前記減衰機構体に押し付け前記減衰要素を前記ブレーキドラムに摩擦係合させ、
    前記ブレーキドラムにより前記減衰機構体に及ぼされた反力が前記螺旋コイルばねに及ぼされた前記荷重と反対方向に差し向けられると共に前記第1の鉛直軸線に直交し、
    前記減衰要素が、前記螺旋コイルスプリングによって前記ばね反動部材に及ぼされるバネ反力が、鉛直方向において、ハブ荷重(H)と前記ピボットブッシュにかかる荷重(B)との間に配置されるように、前記ピボットブッシュから軸線方向にオフセットしている、
    ことを特徴とするテンショナ組立体。
  9. 前記複数個のコイルの少なくとも1つと前記減衰機構体の接触は、前記アーム部材が動作位置の所定範囲内に配置されると、60°以上の内角を有する扇形によって定められる円弧にわたって生じる、
    請求項8記載のテンショナ組立体。
  10. 前記減衰機構体は、前記減衰要素と前記螺旋コイルばねとの間に受け入れられたスリーブを更に含む、
    請求項8記載のテンショナ組立体。
  11. 前記減衰要素は、前記スリーブに非回転的に結合されている、
    請求項10記載のテンショナ組立体。
  12. 前記スリーブは、前記ベース及び前記アーム部材の他方に非回転的に結合されている、 請求項10記載のテンショナ組立体。
  13. 前記ステムは、第1の切頭円錐形支承面を有し、前記ベースは、第2の切頭円錐形支承面を有し、前記ピボットブッシュは、前記第1及び前記第2の切頭円錐形支承面相互間に受け入れられると共にこれら支承面に係合する、
    請求項8記載のテンショナ組立体。
  14. 前記螺旋コイルばねの第2の端部及び前記ばね反動部材は、前記複数個のコイルの前記少なくとも1つに接する方向にばね反力を差し向けるよう構成されている、
    請求項8記載のテンショナ組立体。
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