JP5712950B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源装置に関し、詳しくは、蓄電池と、蓄電池から電力消費機器に接続される直流電力ラインに取り付けられ平滑コンデンサと、直流電力ラインの蓄電池と平滑コンデンサとの間に接続されたシステムメインリレーと、を備える電源装置に関する。
従来、この種の電源装置としては、モータに電力供給する電源の正極側および負極側に取り付けられた第1リレーおよび第2リレーと、第1リレーに並列に接続されたスイッチと、スイッチに直列に接続された制限抵抗と、第1リレーおよび第2リレーよりモータ側に取り付けられたコンデンサと、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、第1リレーおよび第2リレーをオンとする前に、第1リレーをオフとした状態で第2リレーとスイッチとをオンとすることによってコンデンサをプリチャージする。このとき、制限抵抗の温度が基準値以上に上昇したときには、スイッチをオフとして制限抵抗への通電を遮断する。これにより、制限抵抗の過熱を防止している。
特開2005−312156号公報
充電可能なハイブリッド自動車や電気自動車に搭載される電源装置では、蓄電池と走行用モータのインバータ回路とを接続する駆動用電力ラインには、蓄電池を切り離すためのシステムメインリレーと、駆動用電力ラインの電圧を平滑する駆動用平滑コンデンサと、システムメインリレーをオンとする前に駆動用平滑コンデンサをプリチャージする駆動用プリチャージ回路と、が設けられ、外部電源を用いて蓄電池を充電する充電用電力ラインには、蓄電池を切り離すための充電用リレーと、充電用電力ラインの電圧を平滑する充電用平滑コンデンサと、充電用リレーをオンとする前に充電用平滑コンデンサをプリチャージする充電用プリチャージ回路と、が設けらているものがある。駆動用プリチャージ回路と充電用プリチャージ回路は、共に、直列に接続された抵抗とリレーとにより構成されている。このため、駆動用プリチャージ回路と充電用プリチャージ回路とで抵抗を共用すれば、部品点数を少なくすることができる。
このように、駆動用プリチャージ回路と充電用プリチャージ回路とで抵抗を共用する電源装置では、駆動用平滑コンデンサや充電用平滑コンデンサを充電している最中に抵抗の温度が基準温度以上に上昇したときには、抵抗の破損を防止するために、抵抗への通電を禁止するのが好ましい。この場合、充電用平滑コンデンサを充電しているときに抵抗の温度が基準値以上に至ったときにも抵抗への通電を禁止するから、この抵抗への通電を禁止した状態のときにシステム起動指示がなされると、駆動用平滑コンデンサの充電を行なうことができず、システム起動することができない場合が生じる。
本発明の電源装置は、2つの平滑コンデンサを各々充電する2つのプリチャージ回路でプリチャージ用の抵抗を共用する装置において、抵抗を過熱から保護すると共にシステム起動状態を確保することを主目的とする。
本発明の電源装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の第1の電源装置は、
蓄電池と、前記蓄電池と電力消費機器とを接続する第1電力ラインに取り付けられた第1平滑コンデンサと、前記第1電力ラインの前記蓄電池と前記第1平滑コンデンサとの間の正極側および負極側に取り付けられた第1正極側リレーおよび第1負極側リレーと、前記第1正極側リレーおよび前記負極側リレーの一方をバイパスするようにプリチャージ用抵抗と第1プリチャージ用リレーとを直列に接続してなる第1プリチャージ回路と、を備える電源装置であって、
外部電源からの電力を用いて前記蓄電池を充電するために該蓄電池に接続された第2電力ラインに取り付けられた第2平滑コンデンサと、
前記第2電力ラインの前記蓄電池と前記第2平滑コンデンサとの間の正極側および負極側に取り付けられた第2正極側リレーおよび第2負極側リレーと、
前記プリチャージ用抵抗と直列に且つ前記第1プリチャージ用リレーと並列に接続された第2プリチャージ用リレーと前記プリチャージ用抵抗とからなる第2プリチャージ回路と、
前記プリチャージ用抵抗の温度または推定温度が第1閾値以上のときには前記第1プリチャージ用リレーをオンすることによる前記第1平滑コンデンサのプリチャージを禁止し、前記プリチャージ用抵抗の温度または推定温度が前記第1閾値より小さい第2閾値以上のときには前記第2プリチャージ用リレーをオンとすることによる前記第2平滑コンデンサのプリチャージを禁止するプリチャージ制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の第1の電源装置では、電力消費機器に接続される第1電力ラインの第1平滑コンデンサをプリチャージする第1プリチャージ回路と充電用の第2電力ラインの第2平滑コンデンサをプリチャージする第2プリチャージ回路とでプリチャージ用抵抗を共用する。そして、このプリチャージ用抵抗の温度や推定温度が第1閾値以上のときには第1プリチャージ用リレーをオンすることによる第1平滑コンデンサのプリチャージを禁止し、プリチャージ用抵抗の温度や推定温度が第1閾値より小さい第2閾値以上のときには第2プリチャージ用リレーをオンとすることによる第2平滑コンデンサのプリチャージを禁止する。したがって、第2平滑コンデンサをプリチャージによりプリチャージ用抵抗の温度や推定温度が第2閾値以上に至って第2平滑コンデンサのプリチャージが禁止されても、プリチャージ用抵抗の温度や推定温度が第1閾値以下であるから、第1平滑コンデンサのプリチャージは禁止されない。したがって、第2平滑コンデンサのプリチャージが禁止されても、蓄電池と電力消費機器との接続を行なってシステム起動状態とする際に行なわれる第1平滑コンデンサのプリチャージを行なうことができる。もとより、第1平滑コンデンサのプリチャージを行なうことによりプリチャージ用抵抗の温度や推定温度が第1閾値以上に至ったときには第1平滑コンデンサのプリチャージも禁止されるから、プリチャージ用抵抗の過熱を防止することができる。これらにより、プリチャージ用抵抗を過熱から保護することができると共にシステム起動状態を確保することができる。ここで、プリチャージ用抵抗の「推定温度」は、例えば、プリチャージ用抵抗に通電しているときにはカウントアップすると共に通電していないときにはカウントダウンするカウンタ値に基づくものとしてもよい。この場合、第1平滑コンデンサをプリチャージするときにプリチャージ用抵抗に流れる電流と第2平滑コンデンサをプリチャージするときにプリチャージ用抵抗に流れる電流とが異なるときには両プリチャージによるカウントアップ量を異なるものとするのが好ましい。また、「リレー」は、接続と接続の解除が可能なものを意味しており、同様に機能するコンタクタやスイッチも含まれる概念として用いられている。
こうした本発明の第1の電源装置において、前記第2閾値は、前記第1閾値から前記第1平滑コンデンサをプリチャージするときに前記プリチャージ用抵抗の温度上昇分に相当する値を減じた値以下に設定されてなる、ものとすることもできる。こうすれば、第2平滑コンデンサのプリチャージが禁止されても、第1平滑コンデンサのプリチャージを完了することができる。
また、本発明の第1の電源装置において、前記プリチャージ制御手段は、前記第1平滑コンデンサのプリチャージを禁止するときには前記第1正極側リレーおよび前記第1負極側リレーが共にオンとなる状態とし、前記第2平滑コンデンサのプリチャージを禁止するときには前記第2正極側リレーおよび前記第2負極側リレーが共にオンとなる状態とする手段である、ものとすることもできる。こうすれば、第1平滑コンデンサのプリチャージの途中で第1平滑コンデンサのプリチャージが禁止されても、第1正極側リレーと第1負極側リレーとが共にオンとなる状態とされるから、電力消費機器を駆動することができ、第2平滑コンデンサのプリチャージの途中で第2平滑コンデンサのプリチャージが禁止されても、第2正極側リレーと第2負極側リレーとが共にオンとなる状態とされるから、外部電源による蓄電池の充電を行なうことができる。
本発明の第2の電源装置は、
蓄電池と、前記蓄電池と電力消費機器とを接続する第1電力ラインに取り付けられた第1平滑コンデンサと、前記第1電力ラインの前記蓄電池と前記第1平滑コンデンサとの間の正極側および負極側に取り付けられた第1正極側リレーおよび第1負極側リレーと、前記第1正極側リレーおよび前記負極側リレーの一方をバイパスするようにプリチャージ用抵抗と第1プリチャージ用リレーとを直列に接続してなる第1プリチャージ回路と、を備える電源装置であって、
外部電源からの電力を用いて前記蓄電池を充電するために該蓄電池に接続された第2電力ラインに取り付けられた第2平滑コンデンサと、
前記第2電力ラインの前記蓄電池と前記第2平滑コンデンサとの間の正極側および負極側に取り付けられた第2正極側リレーおよび第2負極側リレーと、
前記プリチャージ用抵抗と直列に且つ前記第1プリチャージ用リレーと並列に接続された第2プリチャージ用リレーと前記プリチャージ用抵抗とからなる第2プリチャージ回路と、
前記第1プリチャージ用リレーをオンとして前記第1平滑コンデンサをプリチャージするときに前記プリチャージ用抵抗の温度または推定温度が所定閾値以上に至ったときには前記第1プリチャージ用リレーをオフとすると共に前記第1正極側リレーおよび前記第1負極側リレーが共にオンとなる状態とし、前記第2プリチャージ用リレーをオンとして前記第2平滑コンデンサをプリチャージするときに前記プリチャージ用抵抗の温度または推定温度が前記所定閾値以上に至ったときには前記第2プリチャージ用リレーをオフとすると共に前記第2正極側リレーおよび前記第2負極側リレーが共にオンとなる状態とし、更に前記第1正極側リレーおよび前記第1負極側リレーが共にオンとなる状態とするプリチャージ制御手段と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の第2の電源装置では、電力消費機器に接続される第1電力ラインの第1平滑コンデンサをプリチャージする第1プリチャージ回路と充電用の第2電力ラインの第2平滑コンデンサをプリチャージする第2プリチャージ回路とでプリチャージ用抵抗を共用する。そして、第1プリチャージ用リレーをオンとして第1平滑コンデンサをプリチャージするときにプリチャージ用抵抗の温度や推定温度が所定閾値以上に至ったときには、第1プリチャージ用リレーをオフとすると共に第1正極側リレーおよび第1負極側リレーが共にオンとなる状態とする。これにより、プリチャージ用抵抗の過熱を防止することができると共に電力消費機器を駆動することができる。また、第2プリチャージ用リレーをオンとして第2平滑コンデンサをプリチャージするときにプリチャージ用抵抗の温度や推定温度が所定閾値以上に至ったときには、第2プリチャージ用リレーをオフとすると共に第2正極側リレーおよび第2負極側リレーが共にオンとなる状態とし、更に第1正極側リレーおよび第1負極側リレーが共にオンとなる状態とする。これにより、プリチャージ用抵抗の過熱を防止することができると共に蓄電池の充電を行なうことができ、更に電力消費機器を駆動することができる。これらにより、プリチャージ用抵抗を過熱から保護することができると共にシステム起動状態を確保することができる。ここで、プリチャージ用抵抗の「推定温度」は、例えば、プリチャージ用抵抗に通電しているときにはカウントアップすると共に通電していないときにはカウントダウンするカウンタ値に基づくものとしてもよい。この場合、第1平滑コンデンサをプリチャージするときにプリチャージ用抵抗に流れる電流と第2平滑コンデンサをプリチャージするときにプリチャージ用抵抗に流れる電流とがことなるときには両プリチャージによるカウントアップ量を異なるものとするのが好ましい。また、「リレー」は、接続と接続の解除が可能なものを意味しており、同様に機能するコンタクタやスイッチも含まれる概念として用いられている。
本発明の一実施例としての電源装置20の構成の概略を示す構成図である。 駆動装置用リレー接続処理(SMR接続処理)の一例を示すフローチャートである。 充電器用リレー接続処理(CHR接続処理)の一例を示すフローチャートである。 変形例の充電器用リレー接続処理(CHR接続処理)の一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての電源装置20の構成の概略を示す構成図である。実施例の電源装置20は、リチウムイオン二次電池などの充放電可能なバッテリ22を備え、各リレーのオンオフにより、バッテリ22からの電力を駆動用電力ライン24を介してモータなどの駆動装置12に供給したり、充電用電力ライン26を介して接続された充電器14からの電力によりバッテリ22を充電したりすることができる装置として構成されており、各リレーは、電源用電子制御ユニット(以下、「電源ECU」という。)30により駆動制御されている。なお、充電器14は、充電器側コネクタ15と外部電源側コネクタ17とを介して外部電源16に接続することができるようになっている。
実施例の電源装置20の駆動用電力ライン24には、駆動用電力ライン24の電圧を平滑する駆動用平滑コンデンサC1が取り付けられている。また、駆動用電力ライン24の正極側ラインには駆動用正極側リレーSMRBが取り付けられており、負極側ラインには駆動用負極側リレーSMRGが取り付けられている。また、この負極側ラインには、駆動用負極側リレーSMRGをバイパスするように、プリチャージ用抵抗Rと駆動用プリチャージ用リレーSMRPとが直列接続された駆動用プリチャージ回路25(図1中、破線部分)が取り付けられている。この駆動用プリチャージ回路25は、バッテリ22から駆動装置12に電力供給する際に駆動用正極側リレーSMRBと駆動用負極側リレーSMRGとをオンとする前に予め駆動用平滑コンデンサC1を充電するための回路である。駆動用平滑コンデンサC1のプリチャージ(充電)は、駆動用正極側リレーSMRBと駆動用プリチャージ用リレーSMRPとをオンとして、バッテリ22の正極,駆動用正極側リレーSMRB,駆動用平滑コンデンサC1,駆動用プリチャージ用リレーSMRP,プリチャージ用抵抗R,バッテリ22の負極からなる閉回路を形成することによって行なわれる。
実施例の電源装置20の充電用電力ライン26には、充電用電力ライン26の電圧を平滑する充電用平滑コンデンサC2が取り付けられている。また、充電用電力ライン26の正極側ラインには充電用正極側リレーCHRBが取り付けられており、負極側ラインには充電用負極側リレーCHRGが取り付けられている。また、この負極側ラインには、充電用負極側リレーCHRGをバイパスするように、プリチャージ用抵抗Rと充電用プリチャージ用リレーCHRPとが直列接続された充電用プリチャージ回路27(図1中、一点鎖線部分)が取り付けられている。この充電用プリチャージ回路27は、充電器14により外部電源15からの電力によってバッテリ22を充電する際に充電用正極側リレーCHRBと充電用負極側リレーCHRGとをオンとする前に予め充電用平滑コンデンサC2を充電するための回路である。図示するように、プリチャージ用抵抗Rは、駆動用プリチャージ回路25と充電用プリチャージ回路27とによって共用されている。充電用平滑コンデンサC2のプリチャージ(充電)は、充電用正極側リレーCHRBと充電用プリチャージ用リレーCHRPとをオンとして、バッテリ22の正極,充電用正極側リレーCHRB,充電用平滑コンデンサC2,充電用プリチャージ用リレーCHRP,プリチャージ用抵抗R,バッテリ22の負極からなる閉回路を形成することによって行なわれる。
電源ECU30は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロコンピュータとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムなどを記憶しているROMや、データを一時的に記憶するRAM、入力ポート、出力ポートなどを備える。電源ECU30からは、必要に応じて、駆動用正極側リレーSMRBや駆動用負極側リレーSMRG,駆動用プリチャージ用リレーSMRP,充電用正極側リレーCHRB,充電用負極側リレーCHRG,充電用プリチャージ用リレーCHRPに駆動信号が出力される。
次に、こうして構成された実施例の電源装置20におけるリレーの接続処理について説明する。図2は、バッテリ22と駆動装置12とを接続する際の駆動装置用リレー接続処理(以下、「SMR接続処理」という。)の一例を示すフローチャートであり、図3は、バッテリエンジン22と充電器14とを接続する際の充電器用リレー接続処理(以下、「CHR接続処理」という。)の一例を示すフローチャートである。以下、SMR接続処理,CHR接続処理の順に説明し、その後、両処理の関係について説明する。
SMR接続処理が実行されると、まず、カウンタCTを入力し(ステップS100)、このカウンタCTが予め定めた所定値Cset未満であるか否かを判定する(ステップS110)。カウンタCTは、プリチャージ用抵抗Rの温度や推定温度を反映するものであり、図2のSMR接続処理により駆動用平滑コンデンサC1のプリチャージが行なわれたときや図3のCHR接続処理により充電用平滑コンデンサC2のプリチャージが行なわれたときにカウントアップされ、時間の経過に伴ってカウントダウンされる。即ち、プリチャージ用抵抗Rの通電によりカウントアップされ、外気による自然冷却によりカウントダウンされるのである。プリチャージ用抵抗Rの通電によるカウントアップ量については後述する。外気による自然冷却によるカウントダウン量は、実験などにより予め定めたものを用いた。所定値Csetは、プリチャージ用抵抗Rの通常使用における許容最高温度やそれより若干低い温度に対応するカウント値として定められている。カウンタCTが所定値Cset以上のときには、プリチャージ用抵抗Rを過熱から保護する必要から、駆動用平滑コンデンサC1のプリチャージや駆動用正極側リレーSMRBと駆動用負極側リレーSMRGとによるバッテリ22と駆動装置12との接続は行なわず、SMR接続処理を終了する。
カウンタCTが所定値Cset未満のときには、駆動用正極側リレーSMRBと駆動用プリチャージ用リレーSMRPをオンとして駆動用平滑コンデンサC1のプリチャージを開始し(ステップS120)、カウンタCTをカウントアップ量Csmrだけアップして(ステップS130)、駆動用平滑コンデンサC1の充電完了を待って(ステップS140)、駆動用プリチャージ用リレーSMRPをオフとすると共に駆動用負極側リレーSMRGをオンとしてバッテリ22と駆動装置12とを接続する(ステップS150)。ここで、カウントアップ量Csmrは、駆動用平滑コンデンサC1をプリチャージすることによってプリチャージ用抵抗Rが温度上昇する際の上昇分に相当するよう調整されている。また、駆動用平滑コンデンサC1の充電完了は、例えば、バッテリ22の端子間電圧と駆動用平滑コンデンサC1の端子間電圧が同一と見なせる程度に一致したときに判定したり、実験などにより予め求めた充電完了に必要な時間が経過したときに判定したりすることができる。
続いて、カウンタCTが所定値Cset以上であるか否かを判定し(ステップS160)、カウンタCTが所定値Cset未満のときには、正常にバッテリ22と駆動装置12との接続を完了したと判断し、SMR接続処理を終了する。
一方、カウンタCTが所定値Cset以上のときには、駆動用正極側リレーSMRBと駆動用負極側リレーSMRGとをオンとした状態を保持するSMR保持制御を開始し(ステップS170)、カウンタCTが所定値Csetよりカウントアップ量Csmr以上小さくなるのに必要な時間T1だけ待って(ステップS180)、SMR保持制御を解除し(ステップS190)、SMR接続処理を終了する。ここで、SMR保持制御を実行する目的は、カウンタCTが所定値Csetよりカウントアップ量Csmr以上小さくなるまで、駆動用プリチャージ用リレーSMRPをオンとすることによる駆動用平滑コンデンサC1のプリチャージを禁止すると共に駆動装置12の駆動を確保することである。カウンタCTが所定値Cset以上のときに単に駆動用プリチャージ用リレーSMRPをオンとすることによる駆動用平滑コンデンサC1のプリチャージを禁止するだけでは、システム停止指示により駆動用正極側リレーSMRBと駆動用負極側リレーSMRGとがオフとされ、その直後にシステム起動指示がなされたときに、駆動用平滑コンデンサC1のプリチャージができないためにシステム起動することができなくなる。実施例では、SMR保持制御を実行することにより、システム停止指示がなされても、駆動用正極側リレーSMRBと駆動用負極側リレーSMRGとをオンとした状態を保持することにより、その直後にシステム起動指示がなされたときに直ちにシステム起動状態とするのである。したがって、SMR保持制御の実行は、駆動用プリチャージ用リレーSMRPをオンとすることによる駆動用平滑コンデンサC1のプリチャージを禁止することも意味している。
図3のCHR接続処理が実行されると、まず、カウンタCTを入力し(ステップS200)、このカウンタCTが予め定めた所定値Csetから所定値αだけ減じた値未満であるか否かを判定し(ステップS210)、カウンタCTが所定値Csetから所定値αを減じた値以上のときには、プリチャージ用抵抗Rを過熱から保護する必要から、充電用平滑コンデンサC2のプリチャージや充電用正極側リレーCHRBと充電用負極側リレーCHRGとによるバッテリ22と充電器14との接続は行なわず、CHR接続処理を終了する。ここで、所定値αは、駆動用平滑コンデンサC1をプリチャージする際のカウントアップ量Csmr以上の値が用いられる。この理由については後述する。
カウンタCTが所定値Csetから所定値αを減じた値未満のときには、充電用正極側リレーCHRBと充電用プリチャージ用リレーCHRPをオンとして充電用平滑コンデンサC2のプリチャージを開始し(ステップS220)、カウンタCTをカウントアップ量Cchrだけアップして(ステップS230)、充電用平滑コンデンサC2の充電完了を待って(ステップS240)、充電用プリチャージ用リレーCHRPをオフとすると共に充電用負極側リレーCHRGをオンとしてバッテリ22と充電器14とを接続する(ステップS250)。ここで、カウントアップ量Cchrは、充電用平滑コンデンサC2をプリチャージすることによってプリチャージ用抵抗Rが温度上昇する際の上昇分に相当するよう調整されており、実施例では、駆動用平滑コンデンサC1をプリチャージすることによってプリチャージ用抵抗Rの温度上昇分に相当するカウントアップ量Csmrより小さな値として設定されている。また、充電用平滑コンデンサC2の充電完了は、例えば、バッテリ22の端子間電圧と充電用平滑コンデンサC2の端子間電圧が同一と見なせる程度に一致したときに判定したり、実験などにより予め求めた充電完了に必要な時間が経過したときに判定したりすることができる。
続いて、カウンタCTが所定値Csetから所定値αを減じた値以上であるか否かを判定し(ステップS260)、カウンタCTが所定値Csetから所定値αを減じた値未満のときには、正常にバッテリ22と充電器14との接続を完了したと判断し、CHR接続処理を終了する。一方、カウンタCTが所定値Csetから所定値αを減じた値以上のときには、充電用正極側リレーCHRBと充電用負極側リレーCHRGとをオンとした状態を保持するCHR保持制御を開始し(ステップS270)、カウンタCTが所定値Csetから所定値αを減じた値よりカウントアップ量Cchr以上小さくなるのに必要な時間T2だけ待って(ステップS280)、CHR保持制御を解除し(ステップS290)、CHR接続処理を終了する。ここで、CHR保持制御を実行する目的は、カウンタCTが所定値Csetから所定値αを減じた値よりカウントアップ量Cchr以上小さくなるまで、充電用プリチャージ用リレーCHRPをオンとすることによる充電用平滑コンデンサC2のプリチャージを禁止すると共に充電器14の接続を確保することである。カウンタCTが所定値Csetから所定値αを減じた値以上のときに単に充電用プリチャージ用リレーCHRPをオンとすることによる充電用平滑コンデンサC2のプリチャージを禁止するだけでは、充電停止指示により充電用正極側リレーCHRBと充電用負極側リレーCHRGとがオフとされ、その直後に充電指示がなされたときに、充電用平滑コンデンサC2のプリチャージができないために充電器14によるバッテリ22の充電を行なうことができなくなる。実施例では、CHR保持制御を実行することにより、充電停止指示がなされても、充電用正極側リレーCHRBと充電用負極側リレーCHRGとをオンとした状態を保持することにより、その直後に充電指示がなされたときに直ちに充電器14によるバッテリ22の充電ができるようにするのである。したがって、CHR保持制御の実行は、充電用プリチャージ用リレーCHRPをオンとすることによる充電用平滑コンデンサC2のプリチャージを禁止することも意味している。
いま、図3のCHR接続処理によりCHR保持制御が実行されているときにシステム起動指示がなされて図2のSMR接続処理が実行されたときを考える。このとき、所定値αがカウントアップ量Csmr以上であることとカウントアップ量Cchrがカウントアップ量Csmrより小さいことを考慮すると、カウンタCTは、所定値Csetから所定値αを減じた値より大きいが所定値Cset未満となる。このため、図2のステップS110ではカウンタCTは所定値Cset未満と判定され、駆動用平滑コンデンサC1のプリチャージを行なって駆動用正極側リレーSMRBと駆動用負極側リレーSMRGとをオンとしてバッテリ22と駆動装置12とを接続することができる。このように、CHR保持制御が実行されていても、システム起動することができるようにするために、所定値αを駆動用平滑コンデンサC1をプリチャージする際のカウントアップ量Csmr以上の値としているのである。
以上説明した実施例の電源装置20によれば、バッテリ22と駆動装置12とを接続するときに行なわれる駆動用平滑コンデンサC1のプリチャージの際にプリチャージ用抵抗Rの温度を反映するカウンタCTが所定値Cset以上に至ったときに駆動用正極側リレーSMRBと駆動用負極側リレーSMRGとをオンとした状態を保持するSMR保持制御を実行し、バッテリ22と充電器14とを接続するときに行なわれる充電用平滑コンデンサC2のプリチャージの際にカウンタCTが所定値Csetから所定値αだけ減じた値以上に至ったときに充電用正極側リレーCHRBと充電用負極側リレーCHRGとをオンとした状態を保持するCHR保持制御を実行することにより、CHR保持制御を実行しているときでも、駆動用平滑コンデンサC2のプリチャージを行なって駆動用正極側リレーSMRBと駆動用負極側リレーSMRGとをオンとしてバッテリ22と駆動装置12とを接続することができる。これにより、CHR保持制御を実行しているときに、プリチャージ用抵抗Rの過熱防止のために駆動用平滑コンデンサC2のプリチャージを行なうことができないためにバッテリ22と駆動装置12とを接続してシステム起動状態とすることができないという不都合を回避することができる。
実施例の電源装置20では、バッテリ22と充電器14とを接続するときに行なわれる充電用平滑コンデンサC2のプリチャージの際にプリチャージ用抵抗Rの温度を反映するカウンタCTが所定値Csetから所定値αだけ減じた値以上に至ったときに充電用正極側リレーCHRBと充電用負極側リレーCHRGとをオンとした状態を保持するCHR保持制御を実行するものとしたが、バッテリ22と充電器14とを接続するときに行なわれる充電用平滑コンデンサC2のプリチャージの際にカウンタCTが所定値Cset以上に至ったときに充電用正極側リレーCHRBと充電用負極側リレーCHRGとをオンとした状態を保持するCHR保持制御を実行すると共に駆動用正極側リレーSMRBと駆動用負極側リレーSMRGとをオンとした状態を保持するSMR保持制御を実行するものとしてもよい。この場合のCHR接続処理を図4に示す。図4のCHR接続処理は、ステップS210,S260の処理をカウンタCTが所定値Cset以上であるか否かを判定する処理(ステップS210B,S260B)に変更されている点、ステップS270とステップS280の間に駆動用正極側リレーSMRBと駆動用負極側リレーSMRGとをオンとしてSMR保持制御を開始する処理(ステップS272,S274)が追加されている点、ステップS280の処理をカウンタCTが所定値Csetよりカウントアップ量Csmr以上小さくなるのに必要な時間T1だけ待つ処理(ステップS280B)に変更している点、ステップS290の処理をSMR保持制御とCHR保持制御を解除する処理(ステップS290B)に変更している点、を除いて図3のCHR接続処理と同一である。即ち、図4のCHR接続処理では、カウンタCTが所定値Cset未満のときに(ステップS210B)、充電用正極側リレーCHRBと充電用プリチャージ用リレーCHRPをオンとして充電用平滑コンデンサC2のプリチャージを開始し(ステップS220)、カウンタCTをカウントアップ量Cchrだけアップして(ステップS230)、充電用平滑コンデンサC2の充電完了を待って(ステップS240)、充電用プリチャージ用リレーCHRPをオフとすると共に充電用負極側リレーCHRGをオンとしてバッテリ22と充電器14とを接続する(ステップS250)。そして、カウンタCTが所定値Cset以上に至ると(ステップS260B)、充電用正極側リレーCHRBと充電用負極側リレーCHRGとをオンとした状態を保持するCHR保持制御を開始すると共に(ステップS270)、駆動用正極側リレーSMRBと駆動用負極側リレーSMRGとをオンとして(ステップS272)、SMR保持制御を開始し(ステップS274)、カウンタCTが所定値Csetよりカウントアップ量Csmr以上小さくなるのに必要な時間T1だけ待って(ステップS280B)、SMR保持制御とCHR保持制御とを解除して(ステップS290B)、CHR接続処理を終了する。この処理では、CHR保持制御を実行するときには、必ず、駆動用正極側リレーSMRBと駆動用負極側リレーSMRGとをオンとしてSMR保持制御を実行するから、CHR保持制御を実行することによってシステム起動状態とすることができないといった不都合は回避することができる。
実施例の電源装置20では、駆動用正極側リレーSMRB,駆動用負極側リレーSMRG,駆動用プリチャージ用リレーSMRP,充電用正極側リレーCHRB,充電用負極側リレーCHRG,充電用プリチャージ用リレーCHRPの全てにリレーを用いたが、接続と接続の解除とを行なうことができればよいので、リレーに限定されるものではなく、コンタクタやスイッチを用いてもよい。この場合、上記リレーの全てをコンタクタやスイッチとする必要はなく、一部にコンタクタやスイッチを用いるものとしてもよい。
実施例の電源装置20では、バッテリ22と駆動装置12とを接続するときに行なわれる駆動用平滑コンデンサC1のプリチャージの際にプリチャージ用抵抗Rの温度を反映するカウンタCTが所定値Cset以上に至ったときに駆動用正極側リレーSMRBと駆動用負極側リレーSMRGとをオンとした状態を保持するSMR保持制御を実行するものとしたが、駆動用平滑コンデンサC1のプリチャージによるプリチャージ用抵抗Rの通電を禁止すればよいから、SMR保護制御を実行しないものとしてもよい。
実施例の電源装置20では、バッテリ22と充電器14とを接続するときに行なわれる充電用平滑コンデンサC2のプリチャージの際にプリチャージ用抵抗Rの温度を反映するカウンタCTが所定値Csetから所定値αだけ減じた値以上に至ったときに充電用正極側リレーCHRBと充電用負極側リレーCHRGとをオンとした状態を保持するCHR保持制御を実行するものとしたが、充電用平滑コンデンサC2のプリチャージによるプリチャージ用抵抗Rの通電を禁止すればよいから、CHR保護制御を実行しないものとしてもよい。
実施例の電源装置20では、プリチャージ用抵抗Rの温度を反映するカウンタCTを用いてSMR保護制御やCHR保護制御を実行するものとしたが、プリチャージ用抵抗Rの温度を検出する温度センサを取り付け、この温度センサからの温度がプリチャージ用抵抗Rの通常使用における許容最高温度やそれより若干低い温度として予め設定された第1閾値以上に至ったときにSMR保護制御を実行し、温度センサからの温度が第1閾値より小さい第2閾値に至ったときにCHR保護制御を実行するものとしてもよい。また、プリチャージ用抵抗Rに流れる電流によりプリチャージ用抵抗Rの温度を推定し、推定した温度が前述の第1閾値以上に至ったときにSMR保護制御を実行し、温度センサからの温度が第1閾値より小さい第2閾値に至ったときにCHR保護制御を実行するものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、バッテリ22が「蓄電池」に相当し、駆動装置12が「電力消費機器」に相当し、駆動用電力ライン24が「第1電力ライン」に相当し、駆動用平滑コンデンサC1が「第1平滑コンデンサ」に相当し、駆動用正極側リレーSMRBが「第1正極側リレー」に相当し、駆動用負極側リレーSMRGが「第1負極側リレー」に相当し、プリチャージ用抵抗Rが「プリチャージ用抵抗」に相当し、駆動用プリチャージ用リレーSMRPが「第1プリチャージ用リレー」に相当し、駆動用プリチャージ回路25が「第1プリチャージ回路」に相当し、電源装置20が「電源装置」に相当し、充電用電力ライン26が「第2電力ライン」に相当し、充電用平滑コンデンサC2が「第2平滑コンデンサ」に相当し、充電用正極側リレーCHRBが「第2正極側リレー」に相当し、充電用負極側リレーCHRGが「第2負極側リレー」に相当し、充電用プリチャージ用リレーCHRPが「第2プリチャージ用リレー」に相当し、充電用プリチャージ回路27が「第2プリチャージ回路」に相当し、図2のSMR接続処理および図3のCHR接続処理を実行する電源ECU30が「プリチャージ制御手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電源装置の製造産業などに利用可能である。
12 駆動装置、14 充電器、15 充電器側コネクタ、16 外部電源、17 外部電源側コネクタ、20 電源装置、22 バッテリ、24 駆動用電力ライン、25 駆動用プリチャージ回路、26 充電用電力ライン、27 充電用プリチャージ回路、30 電源用電子ユニット(電源ECU)、C1、駆動用平滑コンデンサ、C2 充電用平滑コンデンサ、R プリチャージ用抵抗、CHRB 充電用正極側リレー、CHRG 充電用負極側リレー、CHRP 充電用プリチャージ用リレー、SMRB、駆動用正極側リレー、SMRG 駆動用負極側リレー、SMRP 駆動用プリチャージ用リレー。

Claims (3)

  1. 蓄電池と、前記蓄電池と電力消費機器とを接続する第1電力ラインに取り付けられた第1平滑コンデンサと、前記第1電力ラインの前記蓄電池と前記第1平滑コンデンサとの間の正極側および負極側に取り付けられた第1正極側リレーおよび第1負極側リレーと、前記第1正極側リレーおよび前記負極側リレーの一方をバイパスするようにプリチャージ用抵抗と第1プリチャージ用リレーとを直列に接続してなる第1プリチャージ回路と、を備える電源装置であって、
    外部電源からの電力を用いて前記蓄電池を充電するために該蓄電池に接続された第2電力ラインに取り付けられた第2平滑コンデンサと、
    前記第2電力ラインの前記蓄電池と前記第2平滑コンデンサとの間の正極側および負極側に取り付けられた第2正極側リレーおよび第2負極側リレーと、
    前記プリチャージ用抵抗と直列に且つ前記第1プリチャージ用リレーと並列に接続された第2プリチャージ用リレーと前記プリチャージ用抵抗とからなる第2プリチャージ回路と、
    前記プリチャージ用抵抗の温度または推定温度が第1閾値以上のときには前記第1プリチャージ用リレーをオンすることによる前記第1平滑コンデンサのプリチャージを禁止し、前記プリチャージ用抵抗の温度または推定温度が前記第1閾値より小さい第2閾値以上のときには前記第2プリチャージ用リレーをオンとすることによる前記第2平滑コンデンサのプリチャージを禁止するプリチャージ制御手段と、
    を備える電源装置。
  2. 請求項1記載の電源装置であって、
    前記第2閾値は、前記第1閾値から前記第1平滑コンデンサをプリチャージするときに前記プリチャージ用抵抗の温度上昇分に相当する値を減じた値以下に設定されてなる、
    電源装置。
  3. 請求項1または2記載の電源装置であって、
    前記プリチャージ制御手段は、前記第1平滑コンデンサのプリチャージを禁止するときには前記第1正極側リレーおよび前記第1負極側リレーが共にオンとなる状態とし、前記第2平滑コンデンサのプリチャージを禁止するときには前記第2正極側リレーおよび前記第2負極側リレーが共にオンとなる状態とする手段である、
    電源装置。
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