JP5712282B2 - 撚線案内装置の改善 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、橋の案内塔で使用される撚線案内装置の新しい構成に関する。より詳しくは、本発明は、撚線案内装置内の撚線を腐食から保護する新しい方式に関する。また、本発明は、それに対応するサドル内の撚線を保護する方法に関する。また、本発明は、前記の撚線案内装置を備えた建造物に関する。
本発明は、より詳しくは、土木工事及び建設作業で使用される、多数の撚線から成るケーブルの撚線などの引張部材のための案内装置に適用されるが、それに限定されない。
多くの構造物と著名な橋は、特に、それらの構造物の部材を支持するために用いられるケーブルを備えている。そのようなケーブルは、その対向する端部間に牽引される形で引っ張られているが、多くの場合、案内装置としても知られるサドルが、何としても、それらを延ばさなければならない方向にケーブルの方向を転換させるように、ケーブルを保持するために使用されている。
従って、前述した形式のサドルの機能は、ケーブルを横方向及び/又は縦方向に、並びに局所的に保持するとともに、そのような目的のために配備された橋の案内塔などの支持台に、そのような方向転換によって生じる応力を伝達することを可能とすることである。前記の形式のサドルは、控えケーブル用の案内塔や外部緊張材用の橋桁のダイヤフラム内などの支持台とケーブルの間に挿入することを意図したものである。従来のサドルは、全ての撚線、即ち、一つの共通のパイプ内に配置された撚線の束のために一本の簡単なスチール製パイプを使用していた。幾つかの解決策では、撚線のために、個別のスチール製チューブを配備していた。最近、個々の撚線毎に(グラウチング後に取り去られる所謂ボイド成形型によって得られる)孔又は管路を備えたサドルが開発された。幾つかの解決策では、これらの孔は、挟持効果を改善するためにV字形状を有する。個別のチューブ又は管路を備えたサドルは、ケーブルの各撚線を個別に局所的に支持することが可能であると考えられている。
そのような目的のために、最新のサドルは、ケーブルの撚線を案内するための少なくとも一つの支持領域を有し、好ましくは、方向転換のための複数の支持領域を有し、各支持領域がケーブルの一本の撚線を個別に支持することが可能である。
サドルの周知の解決策では、サドルは、丸い、四角形、或いはそれ以外の形状のスチール製ボックスから構成され、そのボックスには、撚線の設置後、高強度セメントのグラウトが充填される。撚線は、縦方向にサドルを貫通するように、四角形のスチール製ボックス内に配置されている。そのような解決策では、撚線とサドルの幾つかの部分の間の摩擦を増大させるために、撚線を外装しないようにすることができる。撚線にグラウトを充填して固めた場合、セメント製モルタルは、外装されていない撚線を腐食から保護することもできる。しかし、この場合の欠点は、凝固したセメント製モルタル内で撚線の位置が固定されているため、撚線を個別に置換できないことである。本出願の意味において、「腐食」との用語は、撚線の化学的な一貫性、そのため機械的な特性に有害な影響を及ぼす可能性の有る如何なるプロセス、例えば、化学又は電解プロセスを意味するために使用される。
サドル内の撚線の位置を保持するための曲がったチューブ又は管路をサドル内に挿入することも可能である。従来のサドルは、少なくとも、控えケーブルとしても知られる案内ケーブルが備える撚線と同数のチューブを備えている。そして、各撚線は、一本のチューブを縦方向に貫通するように配置されている。この解決策では、その後サドルにセメント製モルタルを充填する必要がない。この解決策の利点は、撚線を個別に置換できることである。しかし、この解決策の欠点は、チューブと撚線が腐食し易いことである。
本発明の課題は、従来技術の欠点を克服できるように改善したサドル形態を提供することである。
本発明の第一の観点では、橋用サドルが規定され、この橋用サドルは、第一の端部と第二の端部を有する本体を備えており、この橋用サドルは、橋用サドル内を第一の端部から第二の端部まで延びる少なくとも一つの管路を備えており、この管路は、ケーブルの撚線が縦方向に貫通するように配置されるとともに、更に、張力が加わった場合に撚線の位置を保持するように配置されており、橋用サドルの本体が、撚線を腐食から保護するために配置され保護材料を備えており、この管路は、撚線を通すことができるとともに、管路と保護材料が橋用サドル内の撚線のその後の取り外しと置き換えを可能とするように配置されており、この保護材料が、硬化しない、固体の、曲げ易く、弾力性があるポリマー材料である。
ここで提案する解決策は、幾つかの利点を提供する。案内装置を貫通する撚線は個別に置換できる。更に、注入された保護材料は、撚線を腐食から保護するとともに、擦過腐食のリスクも低減する。必要な場合、保護充填材料も容易に置換できる。
更に、本体の内部を保護するとともに、保護材料が本体から流出するのを防止するために、本体の両端に密閉手段を配備することもできる。
本発明の第二の観点では、第一の端部と第二の端部を有する本体を備えた橋用サドル内の撚線を腐食から保護する方法が規定され、この橋用サドルは、橋用サドル内を第一の端部から第二の端部まで延びる少なくとも一つの管路を備えており、この管路は、ケーブルの撚線が縦方向に貫通するように配置されるとともに、更に、張力が加わった場合に撚線の位置を保持するように配置されており、この方法は、橋用サドル内の管路に撚線を通した後、撚線を腐食から保護す保護材料を橋用サドルの本体に注入する工程を有し、この管路は、撚線を通すことができるとともに、管路と保護材料が橋用サドル内の撚線のその後の取り外しと置き換えを可能とするように配置されており、この保護材料が、硬化しない、固体の、曲げ易く、弾力性があるポリマー材料である。
本発明の別の観点は、添付された従属請求項に記載されている。
本発明の別の特徴及び利点は、以下における、添付図面と関連した、本発明を制限するものではない実施例の記述から明らかとなる。
橋用サドルを図示した、ケーブル支持橋の簡略化した側面図 サドル本体の斜視図 撚線が配置されたサドルの一部を図示した、縦方向の面に沿った断面による側面の断面図 縦方向の面に沿った断面による密閉手段を含むサドルの側面の断面図 サドルの密閉構成図 図5の密閉構成をサドルに配置した場合の図 図6のX−X線に沿って図5の密閉構成を図示した断面図
以下において、添付図面を参照して、本発明の実施形態を詳しく説明する。
図1は、本発明によるサドルを適用できるケーブル支持橋を図示している。ケーブル支持橋は、一般的に、
・例えば、少なくとも一つの内部空間をも備えた(しかし、デッキの断面を開いた断面とすることもできる)構造部材、例えば、コンクリート又は金属製の構造部材を備えたデッキ101と、
・少なくとも一つの案内塔103であって、案内塔103は、少なくとも一つのほぼ直立した部材を備え、各案内塔103が、即ち、デッキの下に延びる第一の部分と、デッキの上に延びる第二の部分とを備えている案内塔と、
・多数の控えケーブル105と、
を備えている。
各控えケーブル105が、案内塔103の上方部分に配置された(これ以降、橋用サドルと称する)撚線案内装置109を貫通するように、各控えケーブル105は、デッキ101上に配置された二つのデッキアンカレッジ107の間を延びている。
ケーブル支持橋又は吊り橋の建設分野で用いられる控えケーブル部材は、一般的に、グリース又はワックスとするか、或いはゲルベースとすることができる層と、この保護層を取り囲む外装とによって、(長年の)腐食から保護されている。しかし、これらの保護層と外装の存在は、撚線の直径を増大させる。
従来から、撚線は、それぞれ一般的に金属製であるが、それに限定されない多数のワイヤーから構成されている。例えば、幾つかの解決策では、各撚線は、7本のワイヤーのグループで構成されている。多くの場合、撚線の断面は、円に内接する。各ケーブル105は、通常複数の撚線で構成される。
図2は、控えケーブル105の撚線が(本体の縦軸に対応する)縦方向に貫通するように配置されたサドル109の本体201の斜視図を図示している。本体201の縦方向の寸法に沿って延びているが、必ずしもサドル本体201の外寸に関して中央の位置に延びていない曲がった経路は、縦軸によって表される。
この例では、本体201は、第一の開いた端部203と第二の開いた端部205を有する曲がった四角形のスチール製ボックスである。本体201の断面は、勿論撚線の束を包むような丸い形又はそれ以外の形にすることができる。
図3は、縦方向の面内における本体201の一部の側面図を図示している。この特別な例では、サドル本体201の側面図は、7本の撚線301を図示している。この例では、スチール製チューブであるが、アルミニウム又はプラスチック製チューブとすることもできる管路303も図示されており、撚線301毎に一つのチューブ303が配備されており、撚線301は、チューブ303を縦方向に貫通するように配置されている。本体の各チューブ303は、曲がった縦方向の軸と、基本的に縦方向の軸の内輪の側面に配置された、チューブの長さの限界内で撚線301の周囲の一部の表面上で撚線301を支持することが可能な少なくとも一つの第一の部分とを有する。チューブ303は、サドル本体201の湾曲に追従する。
チューブ303を支持するとともに、サドル本体201内のチューブ303の位置を保持するためのチューブ支持部材305も配備されている。支持部材305は、(ボイド成形型を必要とする解決策において)ボイド成形型を支持するとともに、引っ張られて曲がっている撚線の方向転換力によって生じる或る程度の横方向の力に対抗するとの目的も有する。これらの支持部材305は、チューブ303に対して、ほぼ垂直に配置されている。
この特別な例では、チューブ又は管路303を貫通する撚線301の部分は、撚線301とチューブ303の間の摩擦を増大させるために外装されていない(撚線は、最初外装されているが、設置プロセスの一部として、サドルの領域の外装を除去される)。それは、第一の端部203と第二の端部205の間の張力の差が大きい場合でも、撚線301の位置を保持するとの有利な効果を有する。しかし、外装されていない撚線は、腐食し易く、そのため、本発明では、腐食の発生を防止するために、(後で詳しく説明する通り)保護材料がサドル本体201に配備されている。更に、チューブ303内には無い撚線301の部分は、例えば、腐食に対する保護を実現するために外装されている。この保護材料は、ポリマーすることができる。この外装は、例えば、ポロエチレン材料から作ることができる。個々のチューブの間の空間は、有利には、セメント製モルタルなどの硬化材料で満たされる。
異なる形状のチューブ断面は、異なる挟持効果を有し、内輪の側面にV字形状の断面を使用することによって、比較的大きな挟持効果を得ることができる。この場合、チューブ303と撚線301の断面は、相補的な形状ではない。
しかし、従来の解決策では、各チューブ303の断面は、チューブが収容する撚線301の断面に対して、ほぼ相補的な形状をしている。例えば、ケーブル105の撚線301が、それぞれ円と内接する断面を有する場合、チューブ303への撚線301の挿入を容易にするために、各チューブ303の断面は、撚線301の断面が内接する円よりも大きな内径を有する、ほぼ円形の断面である。
前述した解決策では、個々のチューブの間の空間をグラウトで固める。別の(図面に図示されていない)解決策では、ボイド成形型によりサドル本体201内に管路を形成して、そのボイド成形型を周囲の充填物が硬化した後に取り去る。この解決策でも、管路は、挟持効果を向上するためにV字形状とすることができる。この解決策では、撚線301が腐食し易い金属製チューブ303と接触しない、或いは金属との接触が撚線とのフレッティング疲労を起こす可能性が有るという意味でも、金属製チューブ303でないことが有利である。
本発明では、サドル本体の内部は、撚線301及び/又はチューブ303を腐食から保護するための保護材料を有する。前述した通り、注入する保護材料は、ポリマー材料するか、或いはその充填物が酸素と湿気をサドル本体201に入れず、撚線301の取り外しを可能とする限り、それ以外の同様の材料とすることができる。例えば、ポリマー材料は、重合プロセスを起こすことができる二つの形式の液体を混合することによって得られる。この得られたポリマー材料は、撥水性であり(水と混合せず)、気体を透過させない。有利には、液体の混合後で、凝固(重合)プロセスが正常に開始する前に、注入が行なわれる。混合と注入後に、得られた混合物は固体となるが、硬化せず、そのため、曲げ易く、柔らかく、弾力性がある状態のままである。
多くの場合、橋用サドル109は、地表面から上の高い所に配置され、そのため、以下で説明する通り、注入のための特別な構成が必要である。
ここで、図4を参照して、保護材料は、有利には、本体201の底部の両端に配置された注入チューブ401;405の中の一つを通して、サドル本体201に注入される。この例では、二つの注入チューブが有り、注入チューブ401;405の中の一つを通して注入が行なわれるが、両方の注入チューブを同時に使用することも可能である。注入チューブ401;405は、(図示されていない)充填タンクと接続されている。
サドル本体201の両端の上方の部分には、第一のベント403と第二のベント407が図示されており、それらの中の一方が(図示されていない)真空ポンプと接続されている。ベントの目的は、注入時に空気が逃れるようにすることであるため、通常一度に一つのベントだけが使用される。サドル本体201の内部への充填を改善するために、先ずは、真空ポンプを使用することによって、ベント403;407の中の一つを通してサドル本体201から空気を吸い出す。その効果は、サドル本体の内部の全ての空隙に保護材料を充填できることである。サドル本体の内部に注入した場合、保護材料は撚線301と管路壁の間の空間を満たす。注入を下から行なうとともに、空気を上から吸い出すことの利点は、より良好にサドル本体201から空気を除去できることである。通常は、充填を改善するために、注入する端部と逆側の端部から空気を吸い出す。勿論、そのような作業を同じ端部で行なうことも可能である。
(図4に図示されていない)全ての撚線301をサドル本体201内に配置してから、保護材料の注入が行なわれる。保護材料の充填を容易にするために、保護材料は、先ずは注入チューブ401;405の中の一つを通して充填室411に注入される。保護材料は、全ての個々のチューブへの真空の印加によって支援される形で、充填室411からサドル本体201の内部の至る所に拡がった後、注入完了後暫くしてから、凝固し始める。注入した材料が逆側の端部に配置されたベントを通してサドル本体から流出し始めたら、注入を停止する。ポリマー製充填物は、一旦凝固すると、金属製の表面に良く付着する。
図5〜7を参照して、サドル本体201の両端における端部構造又は密閉構成413を詳しく説明する。
密閉構成413は、幾つかの平坦な部材、この例では、5つの部材で構成され、本体201から最も外側の部材は前面押圧板500であり、その次の部材は中間パッド501であり、その次の部材は密閉パッド503であり、その次の部材は押圧パッド505であり、本体201に最も近い部材は背面押圧板507である。押圧パッド505と背面押圧板507は、纏めて背面押圧部材と呼ぶことができる。中間パッド501、密閉パッド503、押圧パッド505及び背面押圧板507には、撚線301を通すための孔が設けられている。これらの孔の形状は、有利には、良好な密閉効果を保証するために、これらの孔を通る撚線301の形状と相補的な形状とする。そのため、密閉構成202は、有利には、撚線301が密閉構成202を貫通する場合の撚線301の周囲からの漏れ止めを形成する。
前面押圧部材500は、堅い部材であり、この例では、スチール製の板である。図面に図示された例では、スチール製撚線とスチール製板の接触を防止するために、前面押圧板500には、撚線を通すための孔は無いが、撚線301用の孔を持つ解決策も可能である。しかし、中間パッド501、密閉パッド503、背面押圧パッド505及び背面押圧板507を前面押圧板500に対して締め付ける締付手段を通すための孔が設けられている。
中間パッド501は変形可能であり、例えば、ポリエチレンから作ることができ、その主要な機能は、撚線の方向転換力に対抗して、撚線301の動きを緩和することであるが、その機能は、密閉し、保護することでもある。これらの部材を通る孔の方向を考慮すると、中間パッド501の幅は、密閉構成413のそれ以外の部材の幅よりも大きい。中間パッド501の幅は、例えば、密閉パッド503の幅の2倍にすることができる。その有利な効果は、比較的大きな方向転換力を阻止するとともに、比較的強い撚線301の動きを緩和することである。
図7に図示されている通り、中間パッド501、密閉パッド503、押圧パッド500及び押圧板507を通る孔は、中間パッド501が前面押圧板500に押圧された場合に面取りされている縁を有する。面取りする角度は、数度、例えば、2度とすることができる。これは、更に、鋭い縁で支えられること無く、撚線301の動きを容易にする。面取りする角度は、撚線301を故意に方向転換する場合にも有用である。例えば、ケーブルへの負荷のために撚線301が動く場合、中間パッド501が弾性変形することができる。この形式の変形は可逆的である。言い換えると、力が最早印加しなくなったら、中間パッド501は元の形状に戻る。従って、それは、密閉構成413を貫通する撚線301に対して滑らかな遷移領域を提供する。
堅くない密閉パッド503の主要な機能は、サドル本体201の内部を外部環境から密閉することである。このパッドは、サドル本体201外の湿気が本体201の内部に侵入できないことを保証するとともに、注入した保護材料が本体201から流出することを防止することも意図している。密閉パッド503は、例えば、エチレンプロピレンジエンモノマーゴムなどのネオプレンから作ることができる。実際の密閉は、中間パッド501と押圧パッド505(両方とも、有利には、ポリエチレンから作られる)の間での密閉パッド503の締め付けによって実現される。
例えば、ポリエチレン又はポリプロピレンから作られる、堅い押圧パッド505は、中間パッド501と密閉パッド503を前面押圧板500に締め付けるために、スチール製の堅い背面押圧板507と一緒に使用される。そのため、十分な締め付けを実現するために、捻子511又はそれに応じた締付手段が配備されている。押圧パッド505と背面押圧板507も、撚線301のためのスペーサーとして機能する。
サドル201と撚線301を設置する場合、次の工程を実行する。先ず、密閉構成413を仮に設置するが締め付けていない状態で、サドル109を橋の案内塔103に設置する。次に、サドル本体201に撚線301を通す。その後、撚線301を引っ張ることができるとともに、前面押圧板500と背面押圧部材の間で中間パッド501と密閉パッド503を締め付ける。次に、サドル本体201に保護材料を注入することができる。
前に説明した通り、本発明の教えを吊り橋又は橋のデッキでの外部緊張材の方向転換器に同様に適用できる。
図面と前の記述で本発明を詳しく図解、説明したが、そのような図解及び説明は、実証又は例示することを目的としており、限定することを目的とするものではなく、本発明は、ここで開示した実施形態に限定されない。請求項による本発明を実施する場合、当業者は、ここでの図面、開示及び添付した請求項の考察に基づき、その他の実施形態及び変化形態を理解して、実現することができる。
請求項において、「有する、備える」との語句は、その他の部材又は工程を排除せず、「a」又は「an」の不定冠詞は、複数であることを排除しない。単一のプロセッサ又はその他のユニットは、請求項に記載された幾つかの事項の機能を実行できる。異なる特徴が互いに異なる従属請求項に記載されているという単なる事実は、それらの特徴の組み合わせが有利に使用できないことを表すものではない。請求項の如何なる参照符号も、本発明の範囲を限定するものと解釈してはならない。

Claims (13)

  1. 第一の端部(203)と第二の端部(205)を有する本体(201)を備えた橋用サドル(109)であって、この橋用サドル(109)は、橋用サドル(109)内を第一の端部(203)から第二の端部(205)まで延びる少なくとも一つの管路(303)を備えており、この管路(303)は、ケーブル(105)の撚線(301)が縦方向に貫通するように配置されるとともに、更に、張力が加わった場合に撚線(301)の位置を保持するように配置されており、橋用サドル(109)の本体(201)が、撚線(301)を腐食から保護するために配置された保護材料を備えている橋用サドルにおいて、 管路(303)は、撚線(301)を通すことができるとともに、管路(303)と保護材料が橋用サドル(109)内の撚線(301)のその後の取り外しと置き換えを可能とするように配置されており、
    そのために、橋用サドル(109)が、取り外し可能なボイド成形型又は個別のチューブ(303)によって形成された多数の管路(303)を備えており、この保護材料が、二つの形式の液体を混合した後の重合により得られる、硬化しない、固体の、曲げ易く、弾力性があるポリマー材料である、
    橋用サドル。
  2. 請求項1に記載の橋用サドル(109)において、
    本体(201)内の隙間又は管路(303)が保護材料で満たされている橋用サドル。
  3. 請求項1又は2に記載の橋用サドル(109)において、
    管路(303)を貫通する撚線(301)の部分が外装されていない橋用サドル。
  4. 請求項1から3までのいずれか一つに記載の橋用サドル(109)において、
    本体(201)が曲がっており、管路(303)が本体(201)の湾曲に追従している橋用サドル。
  5. 請求項1から4までのいずれか一つに記載の橋用サドル(109)において、
    橋用サドル(109)の第一の端部(203)と第二の端部(205)の中の少なくとも一方が密閉構成(413)を備えている橋用サドル。
  6. 請求項1から5までのいずれか一つに記載の橋用サドル(109)において、
    当該の保護材料が、真空により支援されて橋用サドル(109)に注入された形で配置されている橋用サドル。
  7. 請求項1から6までのいずれか一つに記載の橋用サドル(109)において、
    管路(303)の形状がV字形状である橋用サドル。
  8. 請求項1から7までのいずれか一つに記載の橋用サドル(109)において、
    橋用サドル(109)が、更に、保護材料を収容するための充填室(411)を備えており、その充填室から、橋用サドル(109)の内部の隙間又は管路(303)に充填するように、その充填室には、保護材料が配置されている橋用サドル。
  9. 請求項1から8までのいずれか一つに記載の橋用サドル(109)において、
    橋用サドル(109)が、更に、第一の端部(203)又は第二の端部(205)に保護材料を注入するための少なくとも一つの注入チューブ(401;405)を備えるとともに、第一の端部(203)又は第二の端部(205)に真空ポンプと接続して空気を抜くための少なくとも一つのベント(403;407)を備えている橋用サドル。
  10. 請求項9に記載の橋用サドル(109)において、
    個別のチューブ(303)が金属又はプラスチックから作られている橋用サドル。
  11. 請求項1から10までのいずれか一つに記載の橋用サドル(109)において、
    各管路(303)の間の空間が硬化材料で満たされている橋用サドル。
  12. 第一の端部(203)と第二の端部(205)を有する本体(201)を備えた橋用サドル(109)内の撚線(301)を腐食から保護する方法であって、この橋用サドル(109)は、橋用サドル(109)内を第一の端部(203)から第二の端部(205)まで延びる少なくとも一つの管路(303)を備えており、この管路(303)は、ケーブル(105)の撚線(301)が縦方向に貫通するように配置されるとともに、更に、張力が加わった場合に撚線の位置を保持するように配置されている方法において、
    この方法が、橋用サドル(109)内の管路(303)に撚線(301)を通した後、撚線(301)を腐食から保護する保護材料を橋用サドル(109)の本体(201)に注入する工程を有し、
    管路(303)は、撚線(301)を通すことができるとともに、管路(303)と保護材料が橋用サドル(109)内の撚線(301)のその後の取り外しと置き換えを可能とするように配置されており、
    そのために、橋用サドル(109)が、取り外し可能なボイド成形型又は個別のチューブ(303)によって形成された多数の管路(303)を備えており、この保護材料が、二つの形式の液体を混合した後の重合により得られる、硬化しない、固体の、曲げ易く、弾力性があるポリマー材料である、
    方法。
  13. 請求項12に記載の方法において、
    当該の保護材料が、真空により支援されて橋用サドル(109)に注入される方法。
JP2013500344A 2010-03-26 2010-03-26 撚線案内装置の改善 Active JP5712282B2 (ja)

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