JP5708646B2 - ブレーキディスク - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車用として好適に利用可能なブレーキディスクに関する。
一般に、自動二輪車のブレーキディスクとして、ホイールへの取付部と、ブレーキパッドとの摺動部とを有し、1枚物の金属板をプレス成形してなるブレーキディスクや、ブレーキパッドが圧接される摺動部を有する環状の摺動ディスクと、摺動ディスクの内側に装着されるハブディスクと、両ディスクをフローティング状態に連結する複数の連結手段とを有する、所謂フローティングブレーキディスクが広く実用化されている。
また、ブレーキディスクとして、全体的な重量軽減と、摺動部における放熱性の向上と、ブレーキパッドのクリーニングなどを目的として、摺動部に複数の軽減孔を所定の配置で形成したものも広く採用されている(例えば、特許文献1、2参照。)。
更に、制動時におけるノイズの発生を防止するため、ブレーキパッドとの摺動部に1乃至複数の溝部を形成したブレーキディスクも提案され、実用化されている(例えば、特許文献3〜5参照。)。
特開2003−301874号公報 特開2003−74604号公報 特開2002−295549号公報 実開昭63−196843号公報 実開昭63−49031号公報
前記特許文献1、2記載の発明のように軽減孔を形成すると、ブレーキディスクの重量を軽減できるとともに、摺動部における放熱性を向上でき、しかも軽減孔の開口縁でブレーキパッドの表面をクリーニングできるので、ブレーキパッドとの摺動面に異物が付着することを防止して制動性能の低下を防止できる。しかし、軽減孔が隣接して接近配置される孔間部分では、他の部分よりもの熱容量が小さくなることから、該孔間部分における温度変動が他の部分よりも大きくなり、温度下降時に他の部分よりも先に冷えて収縮しようとする、所謂熱引けにより、該孔間部分が破損するという問題がある。特に、レース用の自動二輪車に搭載されるブレーキディスクでは軽量化に対する要求から、摺動部を幅狭に構成して、軽減孔間の距離が小さくなる傾向にあることから、熱引けによる問題の発生が重要な課題の1つになっている。
本発明の目的は、ブレーキパッドの消耗を抑え、制動性能を高め、軽減孔間における熱引けの発生を防止可能なブレーキディスクを提供することである。
本発明に係るブレーキディスクは、ブレーキパッドとの摺動部に重量軽減用の複数の軽減孔を形成した自動二輪車用のブレーキディスクであって、前記摺動部の少なくとも一方の摺動面に、隣接する複数の軽減孔を通過するように複数の溝部を周方向に設定間隔おきに形成したものである。
このブレーキディスクでは、摺動部に複数の軽減孔を形成しているので、ブレーキディスクの重量を軽減できるとともに、摺動部における放熱性を向上でき、しかも軽減孔の開口縁でブレーキパッドの表面をクリーニングできるので、ブレーキパッドとの摺動面に異物が付着することによる制動性能の低下を防止できる。また、摺動部を横断するように溝部を形成しているので、溝部によっても、ブレーキディスクの軽量化と、摺動部における放熱性の向上と、ブレーキパッド表面のクリーニング効果を向上できる。加えて、軽減孔が隣接して接近配置される孔間部分では、他の部分よりもの熱容量が小さくなることから、該孔間部分における温度変動が他の部分よりも大きくなろうとするが、本発明では、該孔間部分に溝部が形成され、該孔間部分がブレーキパッドに直接的に接触することによる、ブレーキパッドとの摩擦熱が発生しないので、孔間部分におけるヒートスポットの発生を抑えて、孔間部分における熱引けを防止して、熱引けにより孔間部分が破損するという問題を効果的に防止することができる。
前記溝部を、隣接する軽減孔間のうちの熱引けの発生し易い部位とその両側に配置される軽減孔を通過するように形成することが好ましい実施の形態である。このように構成すると、熱引けの発生を防止しつつ、溝部の面積を極力少なくして、ブレーキパッドとブレーキディスクの接触面積が小さくなることによる制動性能の低下を極力抑制することができる。
前記溝部は、軽減孔の配置に応じて、例えば、前記摺動部の内周部と外周部とにわたって直線状又は湾曲状に形成したり、摺動部の半径方向や、摺動部の半径方向に対して一方向に角度を付けて傾斜状に形成したりすることができる。
また、前記溝部の内周側が外周側よりもブレーキディスクの回転方向の前側に位置するように、前記溝部を傾斜状に形成することが好ましい実施の形態である。前記溝部の内周側が外周側よりもブレーキディスクの回転方向の後側に位置するように、前記溝部を傾斜状に形成することも可能であるが、本発明のように形成することで、溝部に侵入した異物がブレーキパッドとの接触によりブレーキディスクの外周側へ案内されて、外部へ効率的に排出できるので好ましい。
前記溝部の少なくとも外周側端部を開放することも好ましい実施の形態である。このように構成すると、溝部に溜まった異物部をブレーキディスクの遠心力により外周側端部から効率的に外部へ排出することができる。
前記溝部を角溝状に形成することも好ましい実施の形態である。このように構成すると、摺動部が磨耗しても、溝部の開口幅が変化しないので、摺動部の磨耗によりブレーキの操作感が微妙に変動することを防止でき、安定した操作感が得られるので好ましい。
前記溝部の幅を軽減孔の直径と同じ寸法或いはそれ以上の寸法に設定し、前記軽減孔を含むように溝部を形成することも好ましい実施の形態である。溝部の幅を軽減孔の直径よりも小さい寸法に設定することもできるが、このように構成すると、溝部と軽減孔の交差部に軽減孔に臨む角部が形成され、該角部が欠け易くなるという問題があるので、本発明のように構成することで、該角部をなくして、ブレーキディスクの耐久性を向上できるので好ましい。
本発明に係るブレーキディスクによれば、摺動部に複数の軽減孔を形成しているので、ブレーキディスクの重量を軽減できるとともに、摺動部における放熱性を向上でき、しかも軽減孔の開口縁でブレーキパッドの表面をクリーニングできるので、ブレーキパッドとの摺動面に異物が付着することによる制動性能の低下を防止できる。また、摺動部を横断するように溝部を形成しているので、溝部によっても、ブレーキディスクの軽量化と、摺動部における放熱性の向上と、ブレーキパッド表面のクリーニング効果を向上できる。加えて、軽減孔が隣接して接近配置される孔間部分では、他の部分よりもの熱容量が小さくなることから、該孔間部分における温度変動が他の部分よりも大きくなろうとするが、本発明では、該孔間部分に溝部が形成され、該孔間部分がブレーキパッドに直接的に接触することによる、ブレーキパッドとの摩擦熱が発生しないので、孔間部分におけるヒートスポットの発生を抑えて、孔間部分における熱引けを防止して、熱引けにより孔間部分が破損するという問題を効果的に防止することができる。
ブレーキディスクの正面図 摺動ディスクの斜視図 摺動ディスクの正面図 図1のIV-IV線断面図 図1のV-V線断面図 図1のVI-VI線断面図 実施例2のブレーキディスクの正面図 比較例のブレーキディスクの正面図 台上試験機の概略説明図 磨耗量のグラフ 摩擦係数のグラフ
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1〜図6に示すように、フローティングブレーキディスク1は、自動二輪車用のブレーキディスクであり、平板環状の摺動ディスク10と、摺動ディスク10の内側に所定の隙間をあけて内嵌装着したハブディスク20と、摺動ディスク10とハブディスク20とをフローティング状態に連結する複数の連結手段30とを備えている。ただし、本発明は、自動二輪車以外のブレーキディスクに対しても適用できるし、一枚物の金属板からなるブレーキディスクに対しても適用できる。
摺動ディスク10は、耐熱性に優れたステンレス鋼や炭素鋼からなる平坦な金属板を環状の摺動ディスク10の形状に加工した後、ブレーキパッド2が摺接される環状の摺動部11を熱処理して製作されている。摺動ディスク10の寸法は、例えば外径200mm、厚さ5mmに設定したものを採用できる。
ハブディスク20は、例えば軽量化を図るために、アルミニウム合金等の軽金属材料で構成されている。ハブディスク20は、平坦な円板状に形成され、ハブディスク20の中央部にはホイールハブ(図示略)の端部が挿通する取付孔21が形成されるとともに、取付孔21を取り囲むようにホイールハブへの取付用の複数のボルト挿通孔22が形成されている。
図1〜図6に示すブレーキディスク1では、摺動ディスク10とハブディスク20とを同一平面内に配置したが、車体側の構成に応じて、摺動ディスク10とハブディスク20とを、ブレーキディスク1の厚さ方向(軸心方向)に一定間隔をあけた平行な平面内に配置することも可能である。また、両ディスク10、20の厚さは、同じに設定することもできるし、異なる厚さに設定することもできる。尚、本発明は、摺動ディスク10に特徴を有するものであり、ハブディスク20の構成に関しては、既存の任意の構成のものを採用することができる。
連結手段30は、摺動ディスク10とハブディスク20間に円周方向に一定間隔おきに設けられている。図1では、8個の連結手段30で摺動ディスク10とハブディスク20とをフローティング状態に連結したが、8個以外の個数の連結手段30で両ディスク10、20をフローティング状態に連結することも可能である。
連結手段30について説明すると、図1〜図4に示すように、連結手段30の配設位置において、摺動ディスク10の内周部には半円形の制動側連結凹部15が形成され、ハブディスク20の外周部には半円形のハブ側連結凹部25が制動側連結凹部15と対向状に形成され、両ディスク10、20を組み合わせた状態で、両ディスク10、20間には連結凹部15、25により略円形の連結穴31が形成される。連結穴31には連結ピン32が装着され、この連結ピン32より両ディスク10、20の相対回転及び軸方向への相対移動が規制される。連結ピン32には皿バネからなるバネ部材33と該バネ部材33を受け止める座金34とが外装され、両ディスク10、20はバネ部材33により同一平面内に位置するように常時付勢されて、フローティング状態に支持されている。なお、連結手段30としては、図示した以外の構成のものを採用することも可能である。
摺動部11には、ブレーキディスク1の放熱性を向上するとともに重量を軽減し、しかもブレーキパッド2の摺動面11aを清掃することを目的として、複数の軽減孔12が所定の配置で形成されている。軽減孔12の配置は、放熱性及び重量軽減の効果が、ブレーキディスク1の全周にわたって一様に得られるように、摺動部11に対して一様に分散配置することが好ましい。また、制動時に、ブレーキパッド2がブレーキディスク1の摺動面11a上を一定角度回転することで、軽減孔12の口縁でブレーキパッド2の摺動面11aの全面を清掃できるように、周方向及び半径方向に間隔をあけて配置することが好ましい。具体的には、周方向に設定間隔おきの半径方向の線分上に、半径方向に間隔をあけて複数の軽減孔12を形成したり、周方向に設定間隔おきの、半径方向に対して角度を付けた直線上に、半径方向に間隔をあけて複数の軽減孔12を形成したり、周方向に設定間隔おきの、半径方向に対して角度を付けた曲線上に、半径方向に間隔をあけて複数の軽減孔12を形成したりすることができる。例えば、図1に示すブレーキディスク1では、周方向に7.5°おきの、半径方向に対して25°の角度を付けた48本の直線L上に、半径方向に間隔をあけて配置した、3個、2個、3個、2個、2個、2個の計14個を1組とし、周方向に8組、計112個の軽減孔12を形成している。軽減孔12の直径は、ブレーキディスク1の機械的強度及び制動性能を十分に確保するため、4〜10mmに設定することが好ましく、図1に示すブレーキディスク1では直径5mmに設定している。ただし、軽減孔12としては、図1〜図3に示すような丸孔以外に細長いスリット状の長孔を形成することも可能で、軽減孔12の形状や寸法や個数や配置は、ブレーキディスク1の機械的強度や制動性能、意匠性や放熱性などを考慮して適宜に設定することができる。
前記摺動部11には、複数の溝部13が、隣接する複数の軽減孔12を通過するように、周方向に設定間隔おきに形成され、これら複数の溝部13は、摺動部11の内周部と外周部とにわたって、摺動部11を横断するように、直線状又は湾曲状に形成されている。より具体的には、これら複数の溝部13は、軽減孔12を通過する、前記周方向に設定間隔おきに配置される半径方向の線分上や、周方向に設定間隔おきに配置される半径方向に対して角度を付けた直線上や、周方向に設定間隔おきに配置される半径方向に対して角度を付けた曲線上に、摺動部11を横断するように形成されている。全ての軽減孔12を通過するように溝部13を形成することも可能であるが、このように構成すると、ブレーキディスク1とブレーキパッド2との接触面積が少なくなって、制動性能が低下するので、隣接する軽減孔12間のうちの熱引けの発生し易い部位とその両側に配置される軽減孔12を通過するように形成することが好ましい。つまり、隣接する軽減孔12間の距離が、隣接する他の軽減孔12間の距離よりも小さくなる孔間部分においては、熱引けが発生し易いので、該孔間部分とその両側の軽減孔12を通過するように溝部13を形成して、該孔間部分がブレーキパッド2に直接的に接触することによる温度上昇を抑制することで、熱引けを防止することが好ましい。例えば、図1に示すように、溝部13は、半径方向に対して25°の角度を付けた直線L上に3つの軽減孔12が連接される部分にのみ、該軽減孔12を通過するように、摺動部11の片面に対して16本、両面に計32本だけ形成することになる。
また、溝部13は、摺動部11の両面における制動性能を一様に設定するため、摺動部11の両面に形成することが好ましいが、片面にのみ形成することも可能である。摺動部11の両面に形成する場合には、摺動部11の両面の同じ位置に形成することが好ましいが、異なる位置に形成することも可能である。また、溝部13の本数は、摺動部11の両面に同じ本数だけ形成することが好ましいが、異なる本数だけ形成することも可能である。例えば、図1において、隣接配置される8組の2本の溝部13のうちの一方を摺動部11の一方の面に形成し、他方を他方の面に形成し、摺動部11の両面に8本の溝部13をそれぞれ形成することができる。
溝部13の外周端部には外側へ向けて開口する開口部13aが形成され、溝部13内に侵入した異物は、ブレーキディスク1の回転による遠心力で、溝部13の外周部側へ移動して、開口部13aから外部へ排出されるように構成されている。また、溝部13を半径方向に対して角度を付けた直線状や、曲線状に形成する場合には、図1に示すように、溝部13の内周側が外周側よりもブレーキディスク1の回転方向(図1に矢印Aで図示)の前側に位置するように、溝部13を半径方向に対して傾斜状に形成することが好ましい。このように構成すると、制動時におけるブレーキパッド2との接触により、溝部13内に侵入した異物をブレーキディスク1の外周側へ案内して、より一層効率的に異物を外部へ排出できる。
溝部13の長さ方向と直交方向の断面形状は、任意に設定可能であるが、長方形や正方形などの角溝状に形成して、溝部13の内側面を摺動部11の厚さ方向に形成すると、ブレーキディスク1が磨耗しても、溝部13の開口幅が変化しないので、摺動部11の磨耗によりブレーキの操作感が微妙に変動することを防止でき、安定した操作感が得られるので好ましい。
溝部13の深さはブレーキディスク1の必要な機械的強度を確保可能な任意の深さに設定することができ、摺動部11の厚さ方向に占める溝部13の割合は、70%以下、好ましくは5%〜60%に設定することになる。摺動部11の同じ位置に溝部13を形成する場合には、表裏2本の溝部13の深さの和を摺動部11の厚さの70%以下、好ましくは5%〜60%に設定することになり、摺動部11の異なる位置に溝部13を形成する場合には、1本の溝部13の深さを摺動部11の厚さの70%以下、好ましくは5%〜60%に設定することになる。図1に示すブレーキディスク1では、溝部13の深さを摺動部11の厚さの10%(0.5mm)に設定した。
溝部13の幅は、軽減孔12の直径よりも小さい寸法に設定することも可能であるが、このように構成すると、溝部13と軽減孔12の交差部に軽減孔12に臨む角部が形成され、該角部が欠け易くなるので、軽減孔12の直径と同じ寸法或いはそれ以上の寸法に設定し、軽減孔12を含むように溝部13を形成することが好ましい。また、溝部13として、異なる幅や異なる深さの溝部を混在させることも可能であるし、長さ方向の途中部において幅や深さを変更した溝部13を形成することも可能である。
次に、溝部を形成したブレーキディスクの評価試験について説明する。
実施例1として、図1に示すように、摺動ディスクとして、厚さ5mm、直径200mmのステンレス鋼板からなり、摺動部11に直径5mmの丸孔からなる軽減孔12を図1に示す配置で114個形成し、軽減孔12と通るように周方向に設定間隔おきに配置した半径方向に対して25°の角度を付けた48本の直線Lのうちの、3つの軽減孔12を通るように配置した16本の直線L上に、幅5mmの溝部13を両面に形成した摺動ディスク10を用いたブレーキディスク1を製作した。また、実施例2として、図7に示すように、溝部13を逆向きに傾斜状に形成した以外は実施例1と同じ構成の摺動ディスク10Aを用いたブレーキディス1Aを製作した。また、比較例として、図8に示すように、溝部13を省略した以外は実施例1と同じ構成の摺動ディスク10Bを用いたブレーキディスク1Cを製作した。
(効力試験)
試験機として、図9に示すような台上試験機40を用いた。この台上試験機40は、ベルト41及びイナーシャ42を介してブレーキディスク1を回転駆動する交流モータ43と、交流モータ43の回転数を制御する図示外のインバータと、試験ディスク1に対して制動力を付与するためのキャリパ44と、キャリパ44へのブレーキ液圧を供給するマスターシリンダ45と、キャリパ44と同軸で取り付けたアーム46を介して制動時に発生するブレーキトルクを測定するロードセル47と、交流モータ43とマスターシリンダ45を制御する制御手段48とを備えている。そして、インバータにより交流モータ43を制御してブレーキディスク1の回転数を制御するとともに、マスターシリンダ45によりキャリパ44へのブレーキ液圧を制御して、キャリパ44の1対の焼結パッドからなるブレーキパッド2でブレーキディスク1を挟持しながら、そのときのブレーキトルクをロードセル47により測定できるように構成した。
実施例1,2及び比較例のブレーキディスク1,1A,1Bを台上試験機40にセットして、表1に示す試験条件で、10回の摺り合せを行った後、制動開始時点でのブレーキパッドの温度を100℃に設定した場合と、200℃に設定した場合の2種類の本試験をブレーキディスク1,1A,1Bに対してそれぞれ3回行った。そして、試験前後におけるブレーキパッドの厚さを測定して、ブレーキパッドの磨耗量を測定し、表2及び図10に示す結果を得た。また、次式で制動部の摩擦係数を演算して、表2及び図11に示す結果を得た。
摩擦係数=(T/P)×(1/(R×S))×(1/2)×(1/100)
T:アーム46の長さと、ロードセル47の測定値の積から求めたトルク[Nm]
P:キャリパ44への液圧[MPa]
R:ブレーキ有効半径[m]
S:キャリパ44のピストン径から求めたシリンダ面積[cm2]
Figure 0005708646
Figure 0005708646
表2及び図10から、溝部13を形成した実施例1、2は、溝部13を有さない比較例よりもブレーキパッドの磨耗量が少なく、ブレーキパッドの耐用年数を長くできることが判る。また、表2及び図11から、溝部13を形成した実施例1、2は、溝部13を有さない比較例よりも摩擦係数が大きく、制動性能が高くなっていることが判る。また、実施例1は実施例2よりもブレーキパッドの磨耗量が多くなるが、摩擦係数が大きくなって制動性能が高くなるのでより好ましいことが判る。
(熱引け確認試験)
実施例1,2及び比較例のブレーキディスク1,1A,1Bを台上試験機40にセットして、摺動ディスク10の温度を測定しながら、摺動ディスク10の素材の耐熱温度以下の設定温度、例えばJFEスチール株式会社製のステンレス鋼、JFE410DBSR*AN−U(耐熱温度650℃)からなる摺動ディスクでは、600℃±20℃の設定温度に収束するように、0.2Gの減速度で制動力を作用させた制動状態と、制動力を作用させない冷却状態とを繰り返し、例えば制動状態と冷却状態を10回繰り返して行っても、摺動ディスク10の最高温度が設定温度の範囲内に略一定に維持されるまで、制動状態と冷却状態を繰り返し行った後、ブレーキディスクを台上試験機40から取外して、摺動ディスク10における熱引けの発生を目視にて確認した。
その結果、溝部13を有さない比較例では、軽減孔12間に熱引けが発生し、溝部13を形成した実施例1、2では熱引けが発生しておらず、溝部13を形成したことにより、軽減孔12における熱引けを防止できることが判った。
1 ブレーキディスク 2 ブレーキパッド
10 摺動ディスク 11 摺動部
11a 摺動面 12 軽減孔
13 溝部 13a 開口部
15 制動側連結凹部
20 ハブディスク 21 取付孔
22 ボルト挿通孔 25 ハブ側連結凹部
30 連結手段 31 連結穴
32 連結ピン 33 バネ部材
34 座金
40 台上試験機 41 ベルト
42 イナーシャ 43 交流モータ
44 キャリパ 45 マスターシリンダ
46 アーム 47 ロードセル
48 制御手段
1A ブレーキディスク 10A 摺動ディスク
1B ブレーキディスク 10B 摺動ディスク

Claims (7)

  1. ブレーキパッドとの摺動部に重量軽減用の複数の軽減孔を形成した自動二輪車用のブレーキディスクであって、
    前記摺動部の少なくとも一方の摺動面に、隣接する軽減孔間のうちの熱引けの発生し易い部位とその両側に配置される軽減孔を通過するように複数の溝部を周方向に設定間隔おきに形成した、
    ことを特徴とするブレーキディスク。
  2. 前記溝部を、前記摺動部の内周部と外周部とにわたって直線状又は湾曲状に形成した請求項1記載のブレーキディスク。
  3. 前記溝部を、前記摺動部の半径方向に対して一方向に角度を付けて傾斜状に形成した請求項1又は2記載のブレーキディスク。
  4. 前記溝部の内周側が外周側よりもブレーキディスクの回転方向の前側に位置するように、前記溝部を傾斜状に形成した請求項1〜のいずれか1項記載のブレーキディスク。
  5. 前記溝部の少なくとも外周側端部を開放した請求項1〜のいずれか1項記載のブレーキディスク。
  6. 前記溝部を角溝状に形成した請求項1〜のいずれか1項記載のブレーキディスク。
  7. 前記溝部の幅を軽減孔の直径と同じ寸法或いはそれ以上の寸法に設定し、前記軽減孔を含むように溝部を形成した請求項1〜のいずれか1項記載のブレーキディスク。
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