JP5707979B2 - コンバインの原動部構造 - Google Patents

コンバインの原動部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5707979B2
JP5707979B2 JP2011018436A JP2011018436A JP5707979B2 JP 5707979 B2 JP5707979 B2 JP 5707979B2 JP 2011018436 A JP2011018436 A JP 2011018436A JP 2011018436 A JP2011018436 A JP 2011018436A JP 5707979 B2 JP5707979 B2 JP 5707979B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan
radiator
dust
raised portion
shield
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011018436A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012158235A (ja
Inventor
北川 智志
智志 北川
和樹 光山
和樹 光山
齋藤 学
学 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2011018436A priority Critical patent/JP5707979B2/ja
Publication of JP2012158235A publication Critical patent/JP2012158235A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5707979B2 publication Critical patent/JP5707979B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Combines (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

この発明は、コンバインの原動部構造に関する。
特許文献1には、ラジエータの前面を覆う防塵カバーの塵埃を除去する正逆転可能な防塵ファンを設け、防塵カバー前面に付着の塵埃を除去する時には、防塵ファンを逆転させて起風を防塵カバー側方向に送り、ラジエータファンによる冷却風がラジエータ及びエンジン側に移動する時には、防塵ファンを正転させてこれによる起風を、それと同方向に送るようにして冷却効率を高めるようにした技術が開示されている。
特開平9−287453号公報
上記従来構成のものでは、防塵ファンの回転方向を正逆転方向に切り替える必要があって構成が複雑であり、除塵効果も十分に発揮し得ない問題がある。
本発明の課題は、防塵ファンの回転方向を切り替えることなく除塵作用が容易に行え、除塵効果も十分に発揮し得るコンバインの原動部構造を提供する。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の発明は、エンジン(E)の外側にラジエータ(11)を設け、該エンジン(E)とラジエータ(11)の間にエンジン(E)で駆動されるエンジン(E)冷却用の第1ファン(12)を設け、前記ラジエータ(11)の外側に防塵網(16)を設け、該ラジエータ(11)と防塵網(16)の間には前記第1ファン(12)と同一方向に送風する第2ファン(13)を設け、前記ラジエータ(11)と第2ファン(13)との間に遮蔽体(20)を設け、該遮蔽体(20)を、前記第2ファン(13)からラジエータ(11)側への送風が通過可能な通風状態と第2ファン(13)からラジエータ(11)側への送風を遮断する遮蔽状態とに切替可能な構成とし、前記防塵網(16)には、前記第2ファン(13)に対応する部分のみに、外側に張出した***部(12a)を設けると共に、この***部(16a)に第2ファン(13)の全部を入り込ませて配置し、前記第2ファン(13)からラジエータ(11)側への送風が、前記遮蔽状態に切り替えられた遮蔽体(20)によって、前記第2ファン(13)の軸心方向に対して垂直な方向に案内され、前記***部(16a)から吹出されてこの***部(16a)の周辺の網面に沿う風によって、前記***部(16a)の周辺の網面に付着した塵埃が除去される構成としたことを特徴とするコンバインの原動部構造とした。
防塵網(16)に付着した塵埃を除去する場合には、遮蔽体(20)を閉じて遮蔽状態に切り替える。第2ファン(13)の回転によって起風される風が防塵網(16)の***部からこの***部の周辺の網面に沿って吹出され、網面に付着する塵埃を吹き飛ばして除去することができる。
通常のエンジン冷却時には、遮蔽体(20)を開いて通風状態に切り替えることで、第1ファン(12)と第2ファン(13)からの送風によってラジエータ(11)を冷却するので、冷却効率を高めることができる。
請求項2記載の発明は、前記遮蔽体(20)の遮蔽状態において、第2ファン(13)からの送風を防塵網(16)の***部(16a)の外側面に沿って案内する導風体(22)を設けたことを特徴とする請求項1記載のコンバインの原動部構造とした。
第2ファン(13)によって送風される風は、導風体(22)により***部(16a)に沿って案内されるので、***部外面に沿って勢いよく吹き出されることになり、除塵効果を高めることができる。
請求項3記載の発明は、前記遮蔽体(20)の遮蔽状態において、第2ファン(13)からの送風を防塵網(16)の***部(16a)の外側面に向けて案内する導風体(22)を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンバインの原動部構造とした。
ラジエータ(11)の外側を迂回させて伝動する構成に比べて伝動構成を簡素化できる。
請求項1記載の発明によれば、防塵網(16)に付着した塵埃除去時には、遮蔽体(20)を遮蔽状態に切り替えることで、遮蔽体(20)によって第2ファン(13)の軸心に対して垂直な方向に案内されて防塵網(16)の***部(16a)から吹出される風によって防塵網(16)に付着する塵埃を除去することができ、第2ファン(13)の回転方向を逆転方向の切替を要しないので、構成を簡単にすることができる。
また、遮蔽体(20)を遮蔽状態に切換えた状態においても、防塵網(16)の***部(16a)以外の部位から第1ファン(12)によって吸い込んだ外気でラジエータ(11)を冷却することができるので、ラジエータ(11)の冷却効率を高めることができる。
請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明による効果に加えて、前記第2ファン(13)によって送風される風が導風体(22)により***部(16a)に向けて案内されるので、風を***部(16a)に沿わせて吹出すことができ、この***部(16a)に付着した塵埃を除去することができる。
請求項3記載の発明によれば、上記請求項1又は請求項2記載の発明による効果に加えて、第1ファン(12)と第2ファン(13)をラジエータ(11)を貫通させたファン駆動軸(14)によって駆動する構成であるため、ラジエータ(11)の外側を迂回させて伝動する構成に比べて伝動構成を簡潔にすることができる。
コンバインの側面図 コンバインの平面図 ラジエータ除塵装置の要部の展開側断面図 同上要部の斜視図 遮蔽体要部の分解斜視図 ラジエータカバーの斜視図 図6のS1−S1断面図 図6のS2−S2断面図 ファン伝動構成の別実施例を示す伝動経路図
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1及び図2は、コンバインを示すもので、下部に走行クローラ2を備えた走行車体1上には、後部に脱穀部(脱穀装置)3を搭載し、その前方部に刈取部4を設置し,刈取部4の横側部には運転席5、ステップフロア6や操作ボックス7等からなる乗用運転部を備え、更に、その乗用運転部の後方には脱穀粒を一時的に貯留するグレンタンク8を装備している。
操作ボックス7上には、前後方向の操作で刈取部4を昇降制御し、左右方向の操作できたいを旋回制御するパワステレバー9が装備されている。また、運転席横側の操作プレート上には、前後方向の操作で機体の前後進制御を司る変速レバー(HSTレバー)10が装備されている。
運転席5下方の機台上にはエンジンEが搭載されている。エンジンEの外側に設置されたラジエータ11の内側にエンジンEにより駆動される第1ファン(冷却ファン)12が設けられ、該ラジエータ11の外側にはエンジンEにより駆動される第2ファン(除塵ファン)13が設けられている。
第1ファン12及び第2ファン13は、エンジンEと直結するファン駆動軸14により回転駆動するようラジエータ11を貫通させて連動連結している。第2ファン13の回転方向は第1ファン12の回転方向と同じで、送風方向も同一方向としている。第2ファン13の外側は防塵網16を備えたラジエータカバー15によってカバーされるようになっている。
ラジエータ11と第2ファン13との間には、開閉可能な遮蔽体20が設けられている。この遮蔽体20は、第1ファン12及び第2ファン13による送風が通過可能な状態と遮蔽する状態とに切り替えができるようになっており、鎧戸式の開閉シーブ19によって揺動開閉自在に構成されている。なお、開閉シーブ19は駆動モータ21等で開閉駆動するように構成しておくとよい。
また、上記の開閉シーブ19は、駆動モータ21の正逆転駆動によって所定時間毎に開閉シーブ「開」の通風状態と開閉シーブ「閉」の遮蔽状態とに繰り返し切り替えができるように構成することができる。
前記防塵網16には、前記第2ファン13に対応する部位において外側に向けて膨出する***部16aが設けられている。そして、この***部16aの内側には防塵網16の***部以外の部位よりも外側に位置して前記第2ファン13を配置する構成としている。また、前記遮蔽体20は、第2ファン13の軸芯方向視で***部16aに対応する部位にのみ配置した構成としている。
遮蔽体20の開閉シーブを閉じてラジエータ側への通風を遮断した状態においては、第2ファン13による送風を防塵網16の***部16aに向けて案内する導風体22(図8参照)が設けられている。これにより、第2ファン13によって送風される風が導風体22の作用を受けて***部22の外面に沿って導入案内されることになり、***部外面に付着する塵埃を確実に取り除くことができる。
刈取作業時において、枕地などでの機体旋回時には、この旋回動作に関連して前記遮蔽体20を遮蔽状態に切り替えできるように連動構成することができる。かかる構成によると、機体を旋回する毎に、例えば、パワステレバー9による左右方向の旋回操作に連動して開閉シーブ19を「閉」の状態に切り替え、外側の防塵網側に送風して除塵することができる。
また、別の構成例として、機体の後進時に、例えば、変速レバー10を後進側に切替操作すると、開閉シーブを閉じて遮蔽状態に切り替える手段をとることもできるし、刈取部4の非作業位置への上昇動作に関連して遮蔽体20を遮蔽状態に切り替える手段、つまり、刈取作業中に、例えば、パワステレバー9の操作で、刈取部を非作業位置まで上昇操作すると、刈取部の非作業位置への上昇検出結果に基づき、開閉シーブ19を自動的に「閉」にし、ラジエータ側への送風を遮断することによって除塵ファンによる送風を防塵網側に切り替えるように構成することもできる。
なお、ファン伝動構成の別実施例として、図9に示すように、エンジンと直結する第1ファン12軸から第1伝動ベルト24、伝動軸25、第2伝動ベルト26を介して第2ファン13を回転駆動する(第1・第2ファン同一回転又は第2ファンの逆転構成をとる場合でも)ようにラジエータ11の側方又は上方或は下方を迂回して動力伝達する構成をとることもできるが、このような動力伝達方式に比べて、上記したようにラジエータを貫通して動力伝達する構成の方が最も合理的で簡素な伝動構成とすることができる。
E エンジン
11 ラジエータ
12 第1ファン(冷却ファン)
13 第2ファン(除塵ファン)
14 ファン駆動軸
15 ラジエータカバー
16 防塵網
16a ***部
19 開閉シーブ
20 遮蔽体
22 導風体

Claims (3)

  1. エンジン(E)の外側にラジエータ(11)を設け、該エンジン(E)とラジエータ(11)の間にエンジン(E)で駆動されるエンジン(E)冷却用の第1ファン(12)を設け、
    前記ラジエータ(11)の外側に防塵網(16)を設け、該ラジエータ(11)と防塵網(16)の間には前記第1ファン(12)と同一方向に送風する第2ファン(13)を設け、
    前記ラジエータ(11)と第2ファン(13)との間に遮蔽体(20)を設け、該遮蔽体(20)を、前記第2ファン(13)からラジエータ(11)側への送風が通過可能な通風状態と第2ファン(13)からラジエータ(11)側への送風を遮断する遮蔽状態とに切替可能な構成とし、前記防塵網(16)には、前記第2ファン(13)に対応する部分のみに、外側に張出した***部(12a)を設けると共に、この***部(16a)に第2ファン(13)の全部を入り込ませて配置し
    前記第2ファン(13)からラジエータ(11)側への送風が、前記遮蔽状態に切り替えられた遮蔽体(20)によって、前記第2ファン(13)の軸心方向に対して垂直な方向に案内され、前記***部(16a)から吹出されてこの***部(16a)の周辺の網面に沿う風によって、前記***部(16a)の周辺の網面に付着した塵埃が除去される構成としたことを特徴とするコンバインの原動部構造。
  2. 前記遮蔽体(20)の遮蔽状態において、第2ファン(13)からの送風を防塵網(16)の***部(16a)の外側面に沿って案内する導風体(22)を設けたことを特徴とする請求項1記載のコンバインの原動部構造。
  3. 前記第1ファン(12)及び第2ファン(13)を、前記ラジエータ(11)を貫通するファン駆動軸(14)により駆動する構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンバインの原動部構造。
JP2011018436A 2011-01-31 2011-01-31 コンバインの原動部構造 Expired - Fee Related JP5707979B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011018436A JP5707979B2 (ja) 2011-01-31 2011-01-31 コンバインの原動部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011018436A JP5707979B2 (ja) 2011-01-31 2011-01-31 コンバインの原動部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012158235A JP2012158235A (ja) 2012-08-23
JP5707979B2 true JP5707979B2 (ja) 2015-04-30

Family

ID=46839132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011018436A Expired - Fee Related JP5707979B2 (ja) 2011-01-31 2011-01-31 コンバインの原動部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5707979B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5991349B2 (ja) * 2014-07-31 2016-09-14 井関農機株式会社 作業車両の原動部構造
GB2564908B (en) * 2017-07-27 2021-07-21 Denso Marston Ltd Heat exchanger core
CN110242398B (zh) * 2019-06-28 2020-06-19 三一重机有限公司 一种散热器自清洁方法及散热器自清洁***

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57133415U (ja) * 1981-02-16 1982-08-19
JPH02130214A (ja) * 1988-11-11 1990-05-18 Kubota Ltd エンジンの冷却風防塵吸風装置
JP2534272Y2 (ja) * 1991-02-06 1997-04-30 株式会社クボタ エンジン冷却装置
JPH05240043A (ja) * 1992-02-27 1993-09-17 Iseki & Co Ltd 車輌のエンジン部構造
JPH09156383A (ja) * 1995-12-07 1997-06-17 Iseki & Co Ltd 作業車のラジエータ防塵装置
JP2008253212A (ja) * 2007-04-06 2008-10-23 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd コンバイン

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012158235A (ja) 2012-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4758854B2 (ja) コンバイン
JP6016341B2 (ja) コンバイン
JP5418792B2 (ja) コンバイン
JP5224190B2 (ja) 作業車輌の原動部構造
JP5829589B2 (ja) コンバイン
JP6983516B2 (ja) 作業車
JP5707979B2 (ja) コンバインの原動部構造
JP2007009825A (ja) 作業車両のエンジン冷却装置
JP2010012998A (ja) 乗用型草刈機
JP5217461B2 (ja) 作業車両の原動部構造
JP2019217811A (ja) 作業車
JP2006325555A (ja) 乗用芝刈機
JP5002048B2 (ja) コンバイン
JP6142946B1 (ja) 作業車両
JP4897455B2 (ja) 草刈機
JP7179590B2 (ja) 作業車両
JP2011019536A5 (ja)
JP5541953B2 (ja) コンバインにおけるエンジンカバーの除塵装置
JP2010077876A (ja) エンジンの吊り上げ具
JP2012115175A (ja) コンバイン
JP7034754B2 (ja) コンバイン
JP2012116230A (ja) コンバイン
JP5616089B2 (ja) コンバインにおけるエンジンカバーの除塵装置
JP4471616B2 (ja) コンバイン
JP6565976B2 (ja) コンバインの原動部構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140808

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140819

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5707979

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees