JP2006325555A - 乗用芝刈機 - Google Patents

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Hidekazu Tsuji
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Abstract

【課題】モーアで刈り取った芝草が詰まることがなく、コンパクトなコレクタバックを備え、重量低減効果が有る乗用芝刈機用を提供すること。
【解決手段】車体の進行方向前方下方に配置された芝草刈取用のモーア6で刈り取られた芝草を車両下方中央部から後方へ排出するシュータ27により搬送される芝草を一時的に溜めるコレクタバック14を備え、コレクタバック14の底部を車体の進行方向後方に配置したエンジン12を覆うボンネットと兼用とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、車体に対し昇降自在に備えたモーアとコレクタを備えた乗用芝刈機に関する。
従来芝刈機(モーア)を車体前部に装着した、いわゆるフロントモーア型乗用芝刈機が特開平6−319344号公報などに開示されている。この乗用芝刈機は、モーアで刈り取った芝草を車体下方に配したシュータを介して車体後部のコレクターバックにブロアにより送風搬送して集草する構成を備えている。
特開平6−319344号公報
前記特許文献1記載の乗用芝刈機は、車体前方に装着されるフロントモーアで刈り取った芝草を車体後部のコレクタバックに集草するものであるが、同じく車体後部に配置されるエンジンをボンネットにて覆う構成となっているので、車体が大型化したり、ボンネットの通気孔に芝草が詰まると、メンテナンスがし難いという課題が有った。
そこで、本発明の課題は、モーアで刈り取った芝草が詰まることがなく、コンパクトな乗用芝刈機用を提供することである。
本発明の上記課題は、次の解決手段で解決される。
すなわち、本発明は、車体の後部に配置したエンジン(12)と、該エンジン(12)により駆動される車輪(3,3又は4,4)と、車体に対して昇降自在に連結された芝草刈取用のモーア(6)と、該モーア(6)で刈り取られた芝草を後方へ搬送するシュータ(27)と、該シュータ(27)により搬送される芝草を収納し、且つ車体に対して昇降自在に連結されたコレクタバック(14)とを備えた乗用芝刈機において、コレクタバック(14)の底部をエンジン(12)の上方を覆う天版(14a2,14a3)と兼用した乗用芝刈機である。
本発明によれば、コレクタバック(14)の底部とエンジン(12)を覆うボンネットを別々に設ける場合に比較して、車体とコンパクト且つ部品点数を減らすことができる。また、エンジン(12)の上方に極力大きなスペースを取ることができ、エンジン(12)または周辺機器の空冷効果がよい。
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
本実施例の乗用型芝刈機1の側面図を図1に、乗用型芝刈機の動力伝動構成の平面図を図2に示す。車体フレーム2の前部と後部にそれぞれ前輪3、3と後輪4、4を備え、車体フレーム2の前部の下方には芝草刈り取り用の刈刃5、5を備えたモーア6が設けられ、車体フレーム2の前部上方のフロア7にはステアリングコラム8を立設し、該コラム8の上部にはハンドル10が設けられている。またハンドル10の後方には操縦席11があり、該操縦席11の後方にはエンジン12を搭載しており、該エンジン12の上方及び左右両側方を囲む正面視門型のコレクタバック14が設けられている。
なお、本明細書において乗用型芝刈機1の前進方向を向いて左右方向をそれぞれ左、右といい、前進方向を前、後進方向を後ろということにする。
エンジン12の出力軸12aはユニバーサルジョイントを介してHST13に連結され、該HST13は変速装置ケース15内の変速装置の入力軸(図示せず)に連結される。そしてエンジン12の回転動力はHST13で変速され、該変速された走行動力が変速装置ケース15内の動力伝達機構30を介して伝達され、前輪3,3及び後輪4,4へ伝達される。なお前記エンジン12の前部には空冷するためのファン20を設け、同エンジンの前方には水冷するためのラジエータ25が配置されている。
さらに、変速装置ケース15の前方上側にPTO軸16(図2)が突出しており、前記PTO軸16からの動力によりブロア23が駆動される。ブロア23はブロアケース24に収容されており、該ブロアケース24の上部にはブロアケース24とコレクタバック14を連通する芝草搬送用のダクト26が設けられている。また、ブロア23とモーア6の間にはシュータ27が配置されていて、モーア6により刈り取られた芝草はシュータ27とダクト26を経由してブロア23により後方のコレクタバック14に空気搬送される。コレクタバック14の各面は通気性の素材できているので、該バック14内に送られてくる空気をバック外部に排出することができる。
また、操縦席11の後方に立設された一対のロプス18,18とコレクタバック14の両側面間には一対のコレクタ昇降リンク19,19が昇降シリンダ28で昇降自在に取り付けられている。コレクタ昇降リンク19,19のコレクタバック14の両側面への取付部は安全のためにリンクカバー21で覆われている。
次に図2に示す本実施例のリヤディスチャージタイプのモーア6の動力伝動構成を説明する。
エンジン12の回転動力はポータルタイプの動力伝動機構30のデフ30a、プーリ伝動部30b、自在継手32a及びモーア駆動軸31などを経由して自在継手32bに連結した入力プーリ33aの駆動軸33a1に伝えられる。該駆動軸33a1に固着した入力プーリ33aが回転するとタイミングベルト34により一方の刈刃5の駆動軸35bに固着した入力プーリ33bは入力プーリ33aと同一方向に回転する。
また、前記入力プーリ33aの回転軸33a1と一体的に該軸上にギア36が取り付けられ、該ギア36と噛合するカウンタギア37が該ギア36の左外側に設けられている。該カウンタギア37の回転軸37aは他方の刈刃5の駆動軸でもあるので左右一対の刈刃5,5が互いに矢印r方向に逆向きに回転する。
これにより、モーアデッキ38内に入り込んだ芝草は前記一対の刈刃5,5によって刈り取られ、モーアデッキ38内の2つの排草路39,39を通って左右方向の中央で合流して芝草排出通路40、シュータ27及びダクト26を順次通過して車体フレーム2の後方にあるコレクタバック14に回収される。
上記一対の刈刃5,5が一方をタイミングベルト34で駆動し、他方をギア36,37で駆動するので従来技術に比較して、モーア6の伝動構成がシンプルになり、コスト削減効果がある。
また前記モーア6は車体フレーム2に一端部を回動中心として連結したアーム42と該アーム42のほぼ中央部に連結したモーア昇降シリンダ41のピストンロッド41aにより上下動自在となっている。
また、図3には車体後方から見たコレクタバック14とエンジン12、ラジエータ25及びリアアクスルケース22などの配置関係を示す図である。
両後輪4,4を連結するリアアクスルケース22の上方にある車体フレーム2にはエンジン12やラジエータ25などが搭載されている。車体フレーム2は、左右両側部にアーム部2aを突設しており、該アーム部2aの先端部には台座2bが設けられている。またこの乗用芝刈機ではコレクタバック14は、各面には通気孔を備えており、底板14aを背面視及び正面視中央部を高位置、左右両側部を低位置とする正面視門型に形成し、左右両側部14a1は台座2bに載置されており、底板中央部14a2にてエンジンの上方を覆い、底板内面部14a3にてエンジンの側方で覆ってボンネットと兼用にしている。そのためコレクタバック14内の芝草を外部へ排草するときに、ファン20による送風が直接コレクタバック14で囲まれた空間を前方から後方に吹き抜けるため、冷却効果を促進する。さらに、コレクタバック14内に芝草が収納されていない時には、コレクタバック14の底部14aの通気孔からも空気を吸い込むことができて、冷却効果が良い。
また、コレクタバック14の底板14aとエンジンを覆うボンネットを別々に設ける場合に比較して、コンパクト且つ部品点数を減らすことができるのでコストを低減することができる。また、エンジンの上方に極力大きなスペースを取ることができ、エンジンまたは周辺機器の冷却効果が良い。
車体フレーム2の下方中央部に配置したモーア6で刈り取った芝草をブロア23によりコレクタバック14に送風搬送するが、図4の平面図と図5の斜視図に示すように、ブロアケース24を一対の車体フレーム2,2に掛け渡して固定することでブロアケース24と車体フレーム2を互いに相手側の補強部材として機能させることができる。
さらに、図6の要部側面図に示すようにモーア6とブロワケース24の間のシュータ27を上下2分割し、上側シュータ27aはブロア23側の上端部を回動支点27a1とし、下側シュータ27bはモーア6側の下端部を回動支点27b1とする。
こうしてモーア6の上下動に応じて上側シュータ27aと下側シュータ27bがそれぞれお回動支点27a1,27b1を中心に回動することに、モーア6が上下動してもシュータ27全体としての容積が一定に保たれる。そのため刈り取った芝草の搬送性能が向上する。
また、上側シュータ27aは芝草の刈取作業位置よりも更に上方へ回動可能として、さらにシュータ27の上方部位にあるフロア7が上方に開放できるように、操縦席11のパネル11aをフロア7上に設けた支点11a1を中心に矢印A方向に回動にした。このため車体フレーム2の下方をフロア7上から覗けるようになり、また上側シュータ27aを矢印B方向に回動することでシュータ27の上方を開放することができる。こうしてシュータ27内に芝草が詰まっていても、容易に除去でき、上側シュータ27aに別体の掃除用ハッチを設ける必要が無くなる。
本発明のモーアを備えた乗用芝刈機は、家庭用、産業用の乗用芝刈機として有用性が高い。
本発明の実施例のモーアを備えた乗用芝刈機の側面図である。 図1のモーアの動力伝動構成の概略平面図である。 図1のモーアを備えた乗用芝刈機の後輪とエンジンとコレクタバックの配置関係を示す背面図である。 図1の乗用芝刈機の車体フレームとブロアケースの組付け状態を示す平面図である。 図4の車体フレームとブロアケースの組付け状態を示す斜視図である。 図1のモーアの上下動時のシュータの移動状態を説明する概略側面図である。
符号の説明
1 乗用型芝刈機 2 車体フレーム
2a アーム部 2b 台座
3 前輪 3a 前輪駆動軸
4 後輪 5 刈刃
6 モーア 7 フロア
8 ステアリングコラム 10 ハンドル
11 操縦席 11a シートフロア
12 エンジン 12a エンジン出力軸
13 HST 14 コレクタバック
14a コレクタバック底面 15 変速装置ケース
16 PTO軸 17 シュータ
18 ロプス 19 コレクタ昇降リンク
20 ファン 21 リンクカバー
22 レアアクスルケース 23 ブロア
24 ブロアケース 25 ラジエータ
26 芝草搬送用のダクト 27 シュータ
28 昇降シリンダ 30 ポータルタイプ動力伝動機構
30a デフ 30b プーリ伝動部
30c チェーン 31 モーア駆動軸
32a,32b 自在継手 33a,33b 入力プーリ
33a1 入力プーリ回転軸 34 タイミングベルト
35b 駆動軸 36 ギア
37 ガウンタギア 37a カウンタギア回転軸
38 モーアデッキ 39 排草路
40 芝草排出通路 41 上下シリンダ
41a ピストンロッド 42 アーム

Claims (1)

  1. 車体の後部に配置したエンジン(12)と、該エンジン(12)により駆動される車輪(3,3又は4,4)と、車体に対して昇降自在に連結された芝草刈取用のモーア(6)と、該モーア(6)で刈り取られた芝草を後方へ搬送するシュータ(27)と、該シュータ(27)により搬送される芝草を収納し、且つ車体に対して昇降自在に連結されたコレクタバック(14)とを備えた乗用芝刈機において、
    コレクタバック(14)の底部をエンジン(12)の上方を覆う天版(14a2,14a3)と兼用したことを特徴とする乗用芝刈機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008173043A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Iseki & Co Ltd フロントモワー型乗用芝刈機
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