JP5707965B2 - 画像記録装置 - Google Patents
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Description
図1に示されるように、複合機10は、薄型の直方体に概ね形成されており、下部にインクジェット記録方式のプリンタ部11が設けられている。複合機10は、ファクシミリ機能及びプリント機能などの各種の機能を有している。なお、プリント機能以外の機能の有無は任意である。したがって、本実施形態では、プリント機能以外の機能及びその機能を実現する構成要素についての説明を省略する。
図2に示されるように、プリンタ部11は、主として、各種サイズの記録用紙(本発明のシートの一例)を保持可能なトレイ20と、トレイ20から記録用紙をピックアップして給送する給送部15と、インクを用いて画像記録を行うインクジェット記録方式の記録部24(本発明の記録部の一例)と、を備えている。なお、記録部24はインクジェット方式に限られず、電子写真方式などの種々の記録方式のものが適用可能である。
図2に示されるように、給送部15は、トレイ20の上方であって記録部24の下方に設けられている。給送部15は、給紙ローラ25、給紙アーム26、及び複数のギヤが噛み合わされてなる駆動伝達機構27とを備えている。給紙ローラ25は、給紙アーム26の先端部で軸支されている。給紙アーム26は、その基端部に設けられた支軸28を中心として、矢印29の方向に回動する。これにより、給紙ローラ25はトレイ20に載置された記録用紙に当接することができ、また、トレイ20から離間することができる。給紙ローラ25は、駆動伝達機構27によって給紙用モータ(不図示)の駆動力が伝達されて回転する。給紙ローラ25は、トレイ20上に積載された記録用紙のうち、一番上側の記録用紙に当接された状態で回転することによって、当該記録用紙をその下側にある他の記録用紙から分離して後述の湾曲路65Aに給送する。
図2に示されるように、プリンタ部11の内部には、トレイ20の先端(後方側の端部)から記録部24を経て排紙保持部79に至る搬送路65(本発明の第1搬送路の一例)が形成されている。搬送路65は、トレイ20の先端から記録部24に至る間に形成された湾曲路65A(本発明の湾曲路に相当)と、記録部24から排紙保持部79に至る間に形成された直線路65B(本発明の直線路に相当)とに区分される。
記録部24は、トレイ20から給送された記録用紙に対して画像記録を行うものである。この記録部24は、トレイ20の上方に配置されている。記録部24は、左右方向9(図2において紙面と垂直な方向)に往復移動する。記録部24の下方には記録用紙を水平に保持するためのプラテン42が設けられている。記録部24は、左右方向9への往復移動過程において、図示しないインクカートリッジから供給されたインクをノズル39からプラテン42上を搬送される記録用紙に吐出する。これにより、搬送路65において記録用紙に画像が記録される。
図2に示されるように、外側ガイド部材18及び内側ガイド部材19の第1搬送向きの下流端と記録部24との間には、第1搬送ローラ60及びピンチローラ61が設けられている。ピンチローラ61は、第1搬送ローラ60の下方に配置されており、図示しないバネなどの弾性部材によって第1搬送ローラ60のローラ面に圧接されている。第1搬送ローラ60及びピンチローラ61は、湾曲路65Aを搬送してきた記録用紙を狭持してプラテン42上へ送る。
図2に示されるように、記録部24とトレイ20との間に反転搬送路67が形成されている。反転搬送路67は、分岐口36で直線路65Bから分岐され、記録部24の下側且つ給紙アーム27の上側を通って、記録部24よりも第1搬送向きの上流側の合流口37(本発明の合流口の一例)で湾曲路65Aと合流する。記録用紙は、反転搬送路67を第2搬送向きに搬送される。ここで、第2搬送向きとは、反転搬送路67を分岐口36から合流向き37に向かう向きで、図2における矢印付きの二点鎖線で示される向きを指す。
図2に示されるように、反転搬送路67には、第4搬送ローラ68及び従動ローラ69よりなる搬送ローラ対70が設けられている。従動ローラ69は、記録部24よりも下方であって第4搬送ローラ68よりも上方に配置されている。第4搬送ローラ68は、コイルバネ(不図示)によって従動ローラ69のローラ面に圧接されている。第4搬送ローラ68は、搬送用モータから正逆回転方向の駆動力が伝達されて、正回転方向又は逆回転方向に回転駆動される。本実施形態においては、搬送ローラ対70は、搬送用モータが逆転の向きに回転された場合に、第4搬送ローラ68と従動ローラ69との間に記録用紙を挟持することによって、反転搬送路67に搬送されてきた記録用紙を第2搬送向きに搬送する。
図2に示されるように、経路切換部41は、第2搬送ローラ62よりも第1搬送向きの下流側、かつ第3搬送ローラ45よりも第1搬送向きの上流側に配置されている。経路切換部41は、後方補助ローラ47、前方補助ローラ48(本発明の第1補助ローラの一例)、フラップ49、及び支軸87で構成されている。
図4に示されるように、ホルダー92に支軸87が設けられている。ホルダー92には、2つの支軸87が設けられている。図5に示されるように、フラップ49は、支軸87から概ね第1搬送向きの下流側へ延出されており、支軸87に回動自在に軸支されている。
図5に示されるように、フラップ49は、合成樹脂部材の成形品であるフラップ本体122を有する。フラップ本体122は、直線路65Bの左右方向9の幅に対応して、左右方向9に細長い薄板状に形成されている。図6(B)に示されるように、フラップ本体122の下面122Bにはガイドリブ125(125A,125B)が設けられている。ガイドリブ125は、フラップ本体122の長手方向に沿って複数設けられている。フラップ本体122の一方の長辺から2本のアーム123が延びている。アーム123の先端には、支軸87に嵌め入れられる軸受け124が形成されている。図5に示されるように、軸受け124が支軸87に取り付けられることにより、フラップ49が支軸87を中心として直線路65B内で回動可能となる。
図5及び図6に示されるように、フラップ49には、後方補助ローラ47及び前方補助ローラ48が軸支されている。補助ローラ47,48のローラ面は、記録用紙の記録面に当接されるので、拍車63及び拍車46と同様に拍車状に形成されている。
このようにフラップ49が構成されてるため、フラップ49は、支軸87を中心にして直線路65B内で姿勢変化可能である。本実施形態では、直線ガイド部材83や分岐口36よりも上方に位置する排出姿勢(図2に破線で示される姿勢、本発明の第1姿勢に相当)と、前方補助ローラ48が分岐口36よりも下方へ進入する反転姿勢(図2に実線で示される姿勢、本発明の第2姿勢に相当)との間で回動する。フラップ49は、外力が加えられていない状態では、自重によってフラップ本体122が垂れ下がる。そのため、フラップ49は、常時において、反転姿勢を維持する。フラップ49が反転姿勢にあるときは、後方補助ローラ47は凹部84に進入している。つまり、トレイ20から搬送された記録用紙がフラップ49に到達していない状態では、フラップ49は、反転姿勢となっており、後方補助ローラ47は凹部84に進入している。
上述したように、本実施形態では、フラップ本体122に金属リブ101が設けられているため、仮に、経年変化により歪みなどの変形がフラップ本体122に生じたとしても、金属リブ101がその変形を抑制する。この金属リブ101は、経年変化したときに変形が顕著に現れるフラップ本体122の前方端(延出端)に設けられている。そのため、フラップ本体122の変形を効果的に抑えることができる。これにより、フラップ本体122は、その長手方向(左右方向9)に真っ直ぐな形状に維持される。その結果、フラップ49によって反転搬送路67へ向けられた記録用紙の後端は、常に左右方向9に真っ直ぐに揃えられるから、記録用紙の搬送が安定し、スイッチバック搬送時の搬送不良が防止される。また、金属リブ101が錘の役割を担うため、分岐口36を大きくすることなく、記録用紙の後端が確実に押し下げられる。また、フラップ49の荷重を金属リブ101の重量で調整できるので、フラップ49の荷重設計が容易になる。
なお、上述の実施形態では、断面L字形状の金属リブ101をフラップ本体122に設けることとしたが、例えば、図7に示されるように、フラップ本体122の上面122Aの前方端に、断面コの字形状の金属リブ106が設けられた構成であっても、本発明は適用可能である。このような金属リブ106を用いた場合は、L字形状の金属リブ101に比べて更に先端に配置することができるので、図7に示されるように、フラップ49が排出姿勢となったときに金属リブ106全体をフレーム81の屈曲部81Aに入り込ませることができる。したがって、金属リブ106を採用した場合は、L字形状の金属リブ101に比べて、取付面103の厚み分だけフラップ49の回動範囲を大きくすることができる。
20:トレイ
24:記録部
49:フラップ
61:ピンチローラ
62:第2搬送ローラ
65:搬送路
67:反転搬送路
81:フレーム
83:直線ガイド部材
87:支軸
101,106:金属リブ
122:フラップ本体
Claims (4)
- シートが収容されるトレイからシートを第1搬送向きへ案内する湾曲状の湾曲路及び上記湾曲路から上記第1搬送向き下流側のシート排出口に至る水平な直線路を有する第1搬送路と、
上記直線路においてシートに画像を記録する記録部と、
上記記録部より上記第1搬送向き下流側に設けられた分岐口で上記直線路から分岐され、上記記録部より上記第1搬送向き上流側に設けられた合流口で上記湾曲路と合流するように延びており、シートを上記分岐口から上記記録部の下側を通って上記合流口に向かう第2搬送向きへ案内する第2搬送路と、
上記分岐口よりも上記第1搬送向き上流側に設けられた支軸から上記第1搬送向き下流側へ延出され、上記分岐口よりも上方に位置する第1姿勢と少なくとも延出端が上記分岐口から上記第2搬送路に進入する第2姿勢との間で上記支軸を中心に回動自在に支持された合成樹脂からなる薄板状のフラップと、
上記フラップの下面における延出端に設けられ、上記第1搬送向きに直交し且つ水平方向に沿う第1方向へ複数配置された拍車状の第1補助ローラと、
上記フラップの上面における延出端に設けられ、上記第1方向へ延びる金属からなる鈑金部材と、
上記直線路において上記フラップが設けられた区間の下側ガイド面を形成する下側ガイド部材と、を備え、
上記フラップは、上記支軸と上記第1補助ローラとの間に設けられ、上記第1方向へ複数配置された拍車状の第2補助ローラを有し、
上記第2補助ローラは、上記フラップが上記第2姿勢にあるときに上記下側ガイド部材の上面に形成されたスリットに進入可能であり、
上記直線路を搬送可能な最大幅のシートよりも短い幅の短幅シートが上記直線路を搬送されたときに上記短幅シートが接触する上記第2補助ローラは、上記短幅シートに接触しない他の上記第2補助ローラよりも鋭利な拍車状に形成されている画像記録装置。 - 上記短幅シートが接触する上記第2補助ローラは金属部材によって拍車状に形成されており、上記短幅シートに接触しない他の上記第2補助ローラは樹脂部材によって拍車状に形成されている請求項1に記載の画像記録装置。
- 上記直線路に沿うように設けられた水平面を有するフレームを更に備え、
上記支軸は上記フレームの下面に設けられており、上記フレームは、上記フラップが上記第1姿勢にあるときに上記鈑金部材と干渉しないように上側へ屈曲する屈曲部を有する請求項1又は2に記載の画像記録装置。 - シートが収容されるトレイからシートを第1搬送向きへ案内する第1搬送路と、
上記第1搬送路においてシートに画像を記録する記録部と、
上記第1搬送路に設けられた分岐口から分岐され、上記記録部より上記第1搬送向き上流側に設けられた合流口で上記第1搬送路と合流するように延びており、シートを上記分岐口から上記合流口に向かう第2搬送向きへ案内する第2搬送路と、
上記分岐口よりも上方に位置する第1姿勢と少なくとも延出端が上記分岐口から上記第2搬送路に進入する第2姿勢との間で支軸を中心に回動自在に支持された合成樹脂からなる薄板状のフラップと、
上記フラップの下面における延出端に設けられ、上記第1搬送向きに直交し且つ水平方向に沿う第1方向へ複数配置された拍車状の第1補助ローラと、
上記フラップの上面における延出端に設けられ、上記第1方向へ延びる金属からなる鈑金部材と、
上記第1搬送路において上記フラップが設けられた区間の下側ガイド面を形成する下側ガイド部材と、を備え、
上記フラップは、上記支軸と上記第1補助ローラとの間に設けられ、上記第1方向へ複数配置された拍車状の第2補助ローラを有し、
上記第2補助ローラは、上記フラップが上記第2姿勢にあるときに上記下側ガイド部材の上面に形成されたスリットに進入可能であり、
上記第1搬送路を搬送可能な最大幅のシートよりも短い幅の短幅シートが上記第1搬送路を搬送されたときに上記短幅シートが接触する上記第2補助ローラは、上記短幅シートに接触しない他の上記第2補助ローラよりも鋭利な拍車状に形成されている画像記録装置。
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